JPH0420152Y2 - - Google Patents

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JPH0420152Y2
JPH0420152Y2 JP1985188891U JP18889185U JPH0420152Y2 JP H0420152 Y2 JPH0420152 Y2 JP H0420152Y2 JP 1985188891 U JP1985188891 U JP 1985188891U JP 18889185 U JP18889185 U JP 18889185U JP H0420152 Y2 JPH0420152 Y2 JP H0420152Y2
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JP
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storage
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shutter
window
storage compartment
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JP1985188891U
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、収納庫つき窓、詳しくは通風や乾燥
を必要とする物を収納するようにした収納庫およ
びこれに付設された雨戸を備える窓で、特に集合
住宅の窓として採用するに好適な収納庫つき窓に
関する。
〔従来の技術〕 一般家庭で通風を良くして保存もしくは乾燥し
なければならないものとして、例えば野菜類等の
食料品、濡れた傘、レインコート、靴といつたよ
うな身回品、衣類があるが、これらの保存・乾燥
の仕方は一戸建て住宅と集合住宅とでは多少異に
する。一戸建て住宅では、床下に収納庫を設け野
菜類を保存しているが、床下のない集合住宅で
は、一般的に野菜類を冷蔵庫に入れて保存する
外、保存のきくものあるいはそうでないものまで
ベランダに出して放置している。
また、濡れた、傘、靴等にあつては、一戸建て
住宅ではそれらを水切りした後玄関で乾燥させて
いるが、集合住宅では狭い玄関しかなく、しかも
水が滴つては困るので外で水切りし、それらを風
呂場に置くかベランダに出して放置している。
上述したように一戸建て住宅ではさほど問題に
はならないが、集合住宅では、冷蔵庫からはみ出
した野菜類の保存場所や、濡れたものの乾燥場所
を必要とし、そのようなスペースが望まれてい
る。
一方、特開昭56−59988号公報では、雨戸の厚
みを大きくしてその室内側を収納空間とすること
を開示している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この場合には、雨戸の引き込み幅とし
て複数枚の雨戸長さ部分が必要となり、当該開口
部の側方に充分な長さの外壁部分を有しない、た
とえば集合住宅では、適用できない。また、当該
雨戸を夜間において閉じた場合、屋外に出たいと
きには、複数の当該雨戸を外壁方向に引き込むこ
とが必要となり、かつその引き込みに当たり、雨
戸の重量が大きいので、きわめて不便である。
そこで、本考案は、雨戸兼用の収納庫とすると
ともに、その幅サイズが開口部全体を覆う幅であ
る必要がなく、集合住宅のように狭い住宅であつ
ても、充分に収納庫の格納幅を取ることができ、
さらに夜間において、簡易に出入りすることがで
きるようにすることを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、窓開口部の屋外部分に、窓開口部
とその側方部との間で移動自在に収納庫を配設
し、該収納庫内へ通風可能とすると共に室内側に
開口部を設け、さらに前記収納庫の窓開口部がわ
側壁に折り畳まれる雨戸を設け、この収納庫を窓
開口部に移動させたとき、前記雨戸を窓開口部が
わ側壁から開いて、収納庫と雨戸とで窓開口部全
体を覆うようにしたことで解決できる。
〔作用〕
窓を開けて、屋外窓開口部の側方に位置する収
納庫を窓開口部に引き出せば、室内側に面した収
納庫の開口部より、野菜もしくは濡れたものを入
れることができ、また、必要に応じて野菜をある
いは乾燥したものを取り出すことができる。
これらのものを保存もしくは乾燥させるとき
は、収納庫を側方部に移しておく。保存場所を窓
開口部の側方としたことにより、従来通り窓から
採光が図られ、集合住宅にあつては窓からベラン
ダへの出入に不自由を来すことがなくなる。
一般に野菜類を冷蔵庫に保存すると、低温乾燥
で早く痛むが、本考案の収納庫は通風構成なつて
いるため、長期保存がきく。
また、雨に濡れたようなものを、暗く湿気の多
い場所、例えば風呂場や玄関におくと、ガビが生
えたりすることがあるが、本考案ではそのような
ことがない。
しかも、本考案では、特に収納庫の窓開口部が
わ側壁に折り畳まれる雨戸を設け、この収納庫を
窓開口部に移動させたとき、前記雨戸を窓開口部
がわ側壁から開いて、収納庫と雨戸とで窓開口部
全体を覆うようにしたので、風雨が強いときは、
その雨戸を開いて使用し、この使用中において、
屋外に出入りする場合には、重量的に軽い雨戸の
みを開けて容易に出入りすることができる。風雨
が弱いまたは屋外の景色を眺めたい場合には、雨
戸を開けないでおけばよい。
さらに、従来の公報例に対して、雨戸の引き込
み長さを半減できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。一例として、集合住宅に採用した例を第1〜
第3図に示す。住宅1にはベランダ2に出入り自
由となる窓開口部1aが設けられており、その窓
開口部1aの屋外部すなわちベランダ2に面した
部分には、収納庫3が窓開口部1aとその側方部
1bとの間で移動自在に配設されている。移動自
在とする手段は、物を収容したときの収納庫3の
荷重や傾きに耐え得れば、どのような手段であつ
てもよい。一例を示すならば、第3図および第4
図に示すように、窓開口部1aの屋外部上下に、
窓開口部1aからその側方部1bに亘つてレール
4a,4bを敷き、上レール4aは、傾きに抵抗
するように断面コの字に形成し、下レール4bは
荷重を支えるように普通のレールとすることがで
きる。そして、上レール4aには収納庫3の上部
に配設された横向きの車輪3aを遊嵌させ、下レ
ール4bには、収納庫3の下部に配設された戸車
3bを乗せ、移動自在とすることができる。その
ほか、モノレールの如く懸垂方式とし、収納庫3
の下部が室内側に傾かないようにガイドで支える
こともできる。
上述した収納庫3は、その内部へ通風可能な構
成とされており、実施例では、天井3cを除く周
囲の側壁3eがよろい壁で構成されている。天井
3cは雨が侵入しないように普通の平板で構成さ
れ、床3dは下からの通風を良くするため、通風
孔3fが設けられている。上記通風構成は一例に
過ぎないものであつて、例えば、側壁3eや床3
dを校倉造りとすることもできるし、床3dにす
のこを敷いて通風性を良くすることもできる。収
納庫3の中は、第2図に示す如く、物を収容する
のに便利なように、通風性のある棚3gで仕切ら
れている。一方、物を出し入れする出入口3h
は、一々ベランダ2に出ずとも室内側からの物の
出入れができるように室内側に設けられている。
出入口3hには扉を付けてもよく、付けなくても
よい。付けなくとも、収納庫3が側方部1bにあ
るとき、住宅1の壁が扉がわりになる。また、扉
を付けるときは、その扉は開き戸あるいは引き戸
とすることができる。引き戸の場合は収納庫3用
と別のレールに沿つて側方部1bから窓開口部1
aに移動できるようにしておくと、引き戸を雨戸
がわりに利用することができる。特にそのように
しなくても、第1図に示す如く、収納庫3の窓開
口部1a側に側壁3eと同じよろい戸方式の折り
戸5を付け、雨戸とすることができる。この場
合、第5図に示す如く、収納庫3を窓開口部1a
側に引き寄せ、折り戸5を開いて窓開口部1aが
覆われる。なお、収納庫3は第1図に示す如く3
aが付けられ、移動に便利なようにされている。
〔考案の効果〕 以上説明したように、本考案によれば、次のよ
うな効果を有する。
簡易な構造で、しかも邪魔にならずに、通風
や乾燥を必要とする物の収納スペースを確保す
ることができる。
外に出ずとも室内側からの物の出し入れがで
きるため、物の収容に便宜である。
集合住宅に採用されるときは、ベランダが整
理され、見栄えがよくなる。
雨戸としての利用も可能となる。
雨戸の開閉が容易となるとともに、この雨戸
を収納庫の側壁部分に折り畳むようにしたの
で、引き込みスペースを半減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示した斜視図、
第2図は第1図の縦断面図、第3図は収納庫の上
部移動構造を示した拡大断面図、第4図は収納庫
の下部移動構造を示した拡大断面図、第5図は雨
戸として利用したところを示す正面図である。 1……住宅、1a……窓開口部、2……ベラン
ダ、3……収納庫、3a……移動手段としての車
輪、3b……移動手段としての戸車、3e……よ
ろい壁の側癖、4a,4b……移動手段としての
レール、5……折り戸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 窓開口部の屋外部分に、窓開口部とその側方部
    との間で移動自在に収納庫を配設し、該収納庫内
    へ通風可能とすると共に室内側に開口部を設け、
    さらに前記収納庫の窓開口部がわ側壁に折り畳ま
    れる雨戸を設け、この収納庫を窓開口部に移動さ
    せたとき、前記雨戸を窓開口部がわ側壁から開い
    て、収納庫と雨戸とで窓開口部全体を覆うように
    したことを特徴とする収納庫つき窓。
JP1985188891U 1985-12-07 1985-12-07 Expired JPH0420152Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985188891U JPH0420152Y2 (ja) 1985-12-07 1985-12-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985188891U JPH0420152Y2 (ja) 1985-12-07 1985-12-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6296490U JPS6296490U (ja) 1987-06-19
JPH0420152Y2 true JPH0420152Y2 (ja) 1992-05-08

Family

ID=31140680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985188891U Expired JPH0420152Y2 (ja) 1985-12-07 1985-12-07

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JP (1) JPH0420152Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5659988A (en) * 1979-10-15 1981-05-23 Nat Jutaku Kenzai Louvre

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58110186U (ja) * 1982-01-22 1983-07-27 ナショナル住宅産業株式会社 建具

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5659988A (en) * 1979-10-15 1981-05-23 Nat Jutaku Kenzai Louvre

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Publication number Publication date
JPS6296490U (ja) 1987-06-19

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