JPH0420064Y2 - - Google Patents

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JPH0420064Y2
JPH0420064Y2 JP1985096749U JP9674985U JPH0420064Y2 JP H0420064 Y2 JPH0420064 Y2 JP H0420064Y2 JP 1985096749 U JP1985096749 U JP 1985096749U JP 9674985 U JP9674985 U JP 9674985U JP H0420064 Y2 JPH0420064 Y2 JP H0420064Y2
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JP
Japan
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ink ribbon
cartridge
ribbon cartridge
locking
holding table
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JP1985096749U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はプリンタへの装填を容易ならしめたシ
リアルプリンタのインクリボンカートリツジの構
造に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のインクリボンカートリツジに関
しては、例えば、実開昭55−107358号公報に開示
されているような考案が存在する。前記の考案
は、第5図の斜視図に示すように、インクリボン
カートリツジ1はインクリボン2を収納したケー
ス3の上面をカバー4が覆い、このカバー4と一
体に設けられた先端鉤状の弾性を有する係止脚5
とによつて構成され、該係止脚5の先端を図示し
ない印字ヘツドを搭載したキヤリツジに設けられ
た保持用テーブル6に挿入し係止する構造のもの
である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構成のインクリボンカート
リツジでは、カバー4と一体に形成された先端鉤
状の弾性を有する複数個の係止脚の先端をカート
リツジ保持用テーブルに係止することによつて、
インクリボンカートリツジの位置決めが行なわれ
るという長所はあるが、一方、プリンタ本機の小
型化に伴なうインクリボンカートリツジの小型
化、取扱い性の向上化などによつて、該インクリ
ボンカートリツジ前部には印字用紙の汚損防止の
ためのリボンプロテクタ(第1図参照)が配設さ
れ、前部案内板が設けられる他、プリンタの小型
化によりプラテンの前面上方には印字文字位置を
表示するインジケータ(第3図参照)等が配置さ
れるようになつていると共に、高速印字を達成す
るために、印字ヘツドから打ち出す印字ワイヤの
移動距離をできるだけ小さくしたいという要求が
あるので、印字ヘツド(あるいはタイプホイー
ル)とプラテン間の間〓(プラテンギヤツプとい
う)は極めて狭小である他、インクリボンカート
リツジを装填する際、正確な位置を決めることは
困難で、上記のリボンプロテクタあるいは案内板
をインジケータや印字ヘツド(あるいはタイプホ
イール)に引つ掛けて、これらを曲げたり、破損
するなどの問題があり、そして、そのままプリン
タを動作させれば印字用紙の汚損やジヤム発生の
原因を作ることにより、現在のシリアルプリンタ
に対しては実装上不向きであるなどの問題点があ
つた。
そこで、本考案は、前記従来技術が持つている
問題点を除くために、プリンタに装填し易いイン
クリボンカートリツジを提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本考案の構成を実
施例に対応する第1図〜第4図を用いて説明する
と、シリアルプリンタにおいて、印字ヘツド16
を搭載したキヤリツジ17に設けたカートリツジ
保持用テーブル15と係合して回動可能になる枢
支手段をインクリボンカートリツジ11の後端部
に設けると共に、本体と一体に複数個の先端鉤状
の弾性を有する係止脚11dを形成したものであ
る。
(作用) そして本考案によれば、第3図に示すように、
インクリボンカートリツジ11を後部が下になる
ように傾けてその後部両側端に設けた凹部11c
をカートリツジ保持テーブル15に設けた突起1
5aと係合すれば前記カートリツジ保持テーブル
15にインクリボンカートリツジ11が枢支され
て回動可能となり、位置決めされる。そこで、前
部をA方向に押し下げればインクリボンカートリ
ツジ11に設けられた係止脚11bは矢印B方向
に移動し、カートリツジ保持テーブル15の係止
孔15bに嵌合され、第4図に示すようにカート
リツジ保持テーブル15を介してキヤリツジ17
に正確に保持される。したがつて、前記問題点を
除去出来るのである。
(実施例) 以下図面について本考案の好適な一実施例を説
明する。
第1図は本考案に係るインクリボンカートリツ
ジの一実施例を示し、aはその全体を示す斜視図
であり、bはその前部の上面図である。図中、1
1はインクリボンカートリツジでインクリボン1
2を収納したケース11aとカバー11bから成
り、その後端両側部には枢支点となる凹部11c
が設けられ、中央部両側部には先端鉤状の弾性を
有する係止脚11dが一体に設けられている。な
お、11eは印字ヘツド等のための挿入窓であ
る。そして、13はインクリボン12の前面に配
設された印字用紙の汚損防止用のリボンプロテク
タ、14はインクリボン12の図示しないフイー
ド用ローラの軸と一体のカートリツジ外方に突出
したマニアルインクリボンフイード用ノブであ
る。
第2図は上述した本考案のインクリボンカート
リツジを保持するためにキヤリツジに設けられた
カートリツジ保持用テーブルを示す斜視図で、1
5はテーブル本体、15aは突起でインクリボン
カートリツジ11に設けた凹部11cと嵌合して
枢支部を形成する。又、15bは係止孔でインク
リボンカートリツジ11に設けた係止脚11dと
係合してインクリボンカートリツジ11をカート
リツジ保持用テーブル本体15に係止する。更
に、15cはキヤリツジにテーブル本体15を係
止するための係止脚で、15dはインクリボン1
2をフイードする動力軸で前記マニアルインクリ
ボンフイード用ノブ14と係合する。
次に、上記構成のインクリボンカートリツジ1
1をその保持用テーブル15に装填する方法につ
いて説明する。
まず、第3図に示す如く、本考案に係るインク
リボンカートリツジ11(第2図参照)を後部が
下方になるように傾けてカートリツジ保持テーブ
ル15に挿入する。この場合、インクリボンカー
トリツジ11のケース11aの後端部に設けた凹
部11cをカートリツジ保持テーブル15に形成
した突起15aにおいて押し下げて係止せしめ
る。これにより、インクリボンカートリツジ11
は凹部11cにおいてカートリツジ保持テーブル
15に枢支され、矢印A方向に回動が可能となり
カートリツジ保持テーブル15へのインクリボン
カートリツジ11の位置決めが行なわれる。
次にインクリボンカートリツジ11を前部にお
いて矢印A方向に押し下げるとインクリボンカー
トリツジ11は容易に回動してその係止脚11b
は矢印B方向に移動してカートリツジ保持テーブ
ル15の係止孔15b内に挿入され係止される。
このようにして、インクリボンカートリツジ11
は印字ヘツド16、プラテン19、インジケータ
20等と干渉することなく、又、リボンプロテク
タ13を損傷せずにカートリツジ保持テーブル1
5を介してキヤリツジ17に確実に係止される。
ここで、21はプレツシヤ・ローラである。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように本考案によれば、イ
ンクリボンカートリツジはカートリツジ保持体
(カートリツジ保持テーブルあるいはキヤリツジ
本体)にその後端が枢支される構造にしたので、
この点で回動可能になされ、かつ、この後端の枢
支部がインクリボンカートリツジの後方向及び上
方向への移動を規制するような凹部として構成さ
れているので正確な位置決めが行なわれ、前端を
押し下げるとインクリボンカートリツジの係止脚
はカートリツジ保持体の係止孔に嵌合して係止さ
れ、その途中工程でインクリボンカートリツジの
前部にあるインクリボンやリボンプロテクタある
いはインクリボン案内板等が常に正確で安定した
軌道を通るので、極めて狭い間〓つまりプラテ
ン・ギヤツプ部においても、インクリボンやリボ
ンプロテクタ等が折り曲げられたり、破損するこ
とがなく、装填が可能となる。したがつて、操作
者の取り扱いが非常にし易いインクリボンカート
リツジを提供できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るインクリボンカートリツ
ジの一実施例を示す斜視図及びその前部上面図、
第2図は本考案に係る第1図実施例のインクリボ
ンカートリツジを保持するためキヤリツジに設け
られたテーブルの斜視図、第3図は本考案に係る
インクリボンカートリツジを保持用テーブルに装
填する初期状態図、第4図はその装填完了状態
図、第5図は従来のインクリボンカートリツジの
一構成例を示す斜視図である。 11……インクリボンカートリツジ、11a…
…ケース、11b……カバー、11c……枢支用
凹部、11d……係止脚、12……インクリボ
ン、13……リボンプロテクタ、14……ノブ、
15……カートリツジ保持テーブル、15a……
枢支用突起、15b……係止孔、15c……係止
脚、15d……動力軸、16……印字ヘツド、1
7……キヤリツジ本体、18……キヤリツジシヤ
フト、19……プラテン、20……インジケー
タ、21……プレツシヤローラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カートリツジ保持体に係合して装填されるイン
    クリボンカートリツジにおいて、 前記インクリボンカートリツジの後端両側面に
    設けられ、前記カートリツジ保持体の両側壁に設
    けられた突起と当接することにより、該インクリ
    ボンカートリツジの該カートリツジ保持体への装
    填時の回動中心となると共に該インクリボンカー
    トリツジ後端の後方向及び上方向への移動を規制
    する凹部を有する本体と、 該本体両側面の略中央部にそれぞれ設けられ、
    前記カートリツジ保持体の係止孔に弾性的に嵌め
    合わせられる係止脚とを有し、 前記一対の凹部による前記カートリツジ保持体
    との係合と、前記一対の係止脚による該カートリ
    ツジ保持体との係合とにより前記カートリツジ保
    持体に装填・固定されることを特徴とするインク
    リボンカートリツジ。
JP1985096749U 1985-06-27 1985-06-27 Expired JPH0420064Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985096749U JPH0420064Y2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985096749U JPH0420064Y2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27

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Publication Number Publication Date
JPS625953U JPS625953U (ja) 1987-01-14
JPH0420064Y2 true JPH0420064Y2 (ja) 1992-05-07

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ID=30962855

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722952B2 (ja) * 1979-06-25 1982-05-15

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931419Y2 (ja) * 1979-12-27 1984-09-05 東芝テック株式会社 印字機のインクリボンカセツト保持装置
JPS5722952U (ja) * 1980-07-14 1982-02-05
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Patent Citations (1)

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JPS5722952B2 (ja) * 1979-06-25 1982-05-15

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JPS625953U (ja) 1987-01-14

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