JPH04199693A

JPH04199693A - プリント配線基板の洗浄用治具

Info

Publication number: JPH04199693A
Application number: JP33165990A
Authority: JP
Inventors: Akira Sugase; 菅瀬　明
Original assignee: Ibiden Co Ltd
Current assignee: Ibiden Co Ltd
Priority date: 1990-11-29
Filing date: 1990-11-29
Publication date: 1992-07-20
Anticipated expiration: 2013-12-16
Also published as: JP2839706B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、洗浄工程においてプリント配線基板を把持す
るために用いられるプリント配線基板の洗浄用治具に関
する。

〔従来技術〕

プリント配線基板の洗浄工程においては、プリン］・配
線基板を洗浄用治具に把持させた状態で。

所定の洗浄、乾燥などの作業を行う。

ところで、プリント配線基板は１品種によりそのサイズ
が異なる。そのため８品種換えの際には。

プリン］・配線基板のサイズに合わせて洗浄用治具の把
持位置を設定し直す必要がある。

従来のプリント配線基板の洗浄用治具は、第８図に示す
ごとく、パレット９１と、該パレット９１に設けたガイ
ド溝９１０に沿って移動する一対の基板ｉ！２置台９２
とからなる。該基板載置台９２は、プリント配線基板８
のサイズに応して、固定ねじ９３によりパレット９１に
固定している。また、該基板載置台９２は、相対向する
面に基板把持部９２０を有し、該基板把持部９２０によ
りプリント配線基板８を把持するようにしている。

そして、プリント配線基板８の品種換えに当たっては、
まず手作業により固定ねじ９３を弛める。

その後９新しいプリント配線基板８１のサイズに合わせ
て９基板載置台９２をガイド溝９１０に沿って移動させ
る。この作業は、プリント配線基板８１と同一のサイズ
の基準プレートを使用することにより行う、その後、固
定ねじ９３を締めて。

゛基板載置台９２をパレット９１に固定する。

（解決しようとする課題）しかしながら、従来のプリント配線基板の洗浄用治具に
おいては、プリント配線基板の品種換え毎に、固定ねじ
を螺回させて洗浄用治具の把持位置を調整する必要があ
る。この調整作業は、多数（例えば１５個）の洗浄用治
具について行う必要がある。そのため１品種換えのため
の段取り換え時間がかかる。

また、上記調整作業は１人手による手作業である。その
ため、調整ミスを起こす場合がある。この場合には、プ
リント配線基板が洗浄用治具から脱落したり、該プリン
ト配ａ基板に疵が付くおそれがある。

本発明は、かかる従来の問題点に鑑み１簡単かつ確実に
把持位置の調整を行うことができる。プリント配線基板
の洗浄用治具を提供しようとするものである。

（課題の解決手段）本発明は、バレントと、該パレットに設けたガイド溝に
沿って移動すると共に相対向する面に基板把持部を有す
る一対の基板載置台とからなり。

上記ガイド溝内には上面に凹凸面を設けたラックプレー
トを敷設し１また上記基板載置台には上記う、クプレー
トの凹凸面に向けて付勢された押しピンを進退可能に配
設したことを特徴とするプリント配線基板の洗浄用治具
にある。

本発明において最も注目すべきことは、パレットのガイ
ド溝内に敷設したラックプレートの凹凸面に対して５基
板載置台に進退可能に配設した押しピンを咬合させるよ
うに構成したことにある。

本発明において、上記凹凸面としては、ランクプレート
の上面に位置決め用の多数の溝を刻設したもの（実施例
参照）、ラックプレー１・の上面に位１決め用の多数の
突起部を突設したもの等がある。これらの溝又は突起部
は、基板載置台の移動方向に一定間隔毎に配設する。ま
た、上記位置決め用の溝には、ランクプレートの幅方向
に延在させた横長状の溝の外に１円形溝を含む。

また、上記押しピンは、先端部が尖塔形のものだけでな
く、先端部がランクプレートの幅方向に広がった形状の
ものを含む、該押しピンは、少なくとも１個あれば良く
、複数配設することも可能である。

また５上記ラツクプレートは、パレットに対して着脱可
能に取り付けることが望ましい。これにより、上記凹凸
面のピッチを変えることが容易となる。

また、上記基板載置台には、洗浄用治具の基板把持部に
対してプリント配線基板を着脱するだめのフィンガーが
入る凹部を刻設しておくことが望ましい。

そして、上記洗浄用治具の把持位置の調整を自動的にか
つ連続的に行うための装置としては、上記基板載置台を
完全に開いた状態にする工程と。

基準プレートにより調整したい把持位置に閉じる工程と
を行わせる機構の装置がある（実施例参照）。

〔作　用〕

本発明においては、プリント配線基板のサイズに応して
、パレットのガイド溝に沿って基板戴置台を移動させる
。このとき、押しピンが進退して基板載置台のスムーズ
な移動を可能とする。

そして、調整後は、ラックプレートの上面に設けた凹凸
面に対して、基板載置台側の押しピンが咬合する。その
ため、基板載置台の位置ずれを生しない。

〔効　果〕

それ故１本発明によれば、簡単かつ確実に把持位置の調
整を行うことができる。プリント配線基板の洗浄用治具
を提供することができる。

〔実施例］本発明の実施例にかかるプリント配線基板の洗浄用治具
につき、第１図〜第７Ｅ図を用いて説明する。

本例の洗浄用治具５は、第１図、第２図、第４図に示す
ごとく、パレ７）１と、該パレット１に設けたガイド溝
ｌＯに沿って移動すると共に相対向する面に基板把持部
２１を有する一対の基板載置台２とからなる。該ガイド
溝１０内には上面に凹凸面３０を設けたラックプレート
３を敷設し。

また基板載置台２にはラックプレート３の凹凸面３０に
向けて付勢された押しピン４を進退可能に配設する。

また、本例においては、上記基板載置台２の位置調整を
行うためのパレット段取り換え装置６（第６図）も示す
。

上記ラックプレート３は、第１図、第４図１第５図に示
すごとく、上記ガイド溝１０と同一の幅寸法を有して長
帯状に形成しである。そして、該ラックプレート３はガ
イド溝１０の底面に沿って配設してあり、固定ボルト３
２（第４図）により着脱可能となっている。そして、該
ラックプレート３の上面には１位置決め用の凹凸面３０
を形成している。

該凹凸面３０は、ラックプレート３の幅方向に延在する
位置決め溝３１により形成されている。

該位置決め溝３１は、第３図に示すごとく、一定の拡開
角度を有してｖ字溝状に形成しである。また、該位置決
め満３１は、一定のピッチでランクプレート３の長手方
向に配列しである。本例においては、該位置決め溝３１
は、拡開角度９０度。

ピッチ１閣に設定している。

また、前記押しピン４は、同図に示ずごと（。

基板載置台２の下部に穿設したピン孔２４内に。

上下方向に進退可能に嵌挿しである。該押しピン４の先
端部には、上記位置決めｆｔ４３１の形状と対応さ−Ｈ
て、拡開角度９０度の尖塔形の突起部４１を形成してい
る。

一方、基板載置台２の上部には、上記ピン孔２４と対応
さセで螺子孔２３を刻設する。そして。

該螺子孔２３内には、ｔＡ整中キャップ４３上下方向に
進退可能に螺合させる。該調整キャップ４３の下端部と
上記押しピン４との間には５スプリング４２を介装して
あり５該スプリング４２により押しピン４を上記凹凸面
３０に向けて付勢するようにしている。

また、前記基板載置台２は３合成樹脂により作成してあ
り、その」二部には、前記基板把持部２１と、基板取り
出し用フィンガー５を入れるための四部２２を設けてい
る（第１図、第２図）。

なお、第１図及び第４図において、１１は他工程におけ
る位置決め用孔を示す。

次に、パレット段取り換え装置６について説明する。該
装置６は上記洗浄用治具５の把持位置調整を自動的に行
うためのものである。

即ち、該装置６は、第６図に示すごとく、フレーム６１
と、該フレーム６１に装着した２対のフィンガー６２．
６３と１両フィンガー６２．６３を開閉作動させるため
のシリンダー６５．６６と。

フレーム６１を昇降さゼるための昇降装置（図示略）と
を有する。

該フィンガー６２の先端部には、外側面に樹脂部６２０
を配設している。該樹脂部６２０は、基板把持部２１に
疵を付けないためのものである。

また、フレーム６１には、フィンガー６３の間に位置し
て１吸着プレート６４を装着し、該吸着プレート６４に
より基準プレート８９を吸着するようにしている。該基
準プレートとは２把持すべきプリント配線基板の大きさ
（例えば５０Ｘ５０ｍｍ。

２５Ｘ２５門）に応じてｆＪＡ＠された。基準サイズの
板である。

そして、上記装置の下方には、ベルトコンベア６日を配
設する。また、該ベルトコンベア６８の側方には、シリ
ンダー（図示略）を配設し、そのロンド先端部にはスト
ッパー６９を装着する。

本例の洗浄用治具５は、上記のように構成されているの
で１次の作用効果を呈する。

即ち、パレット段取り換え装置６を用いて、洗浄用治具
５の把持位Ｗ１ｉｌＩ整を行うに当たっては。

第６図に示すごとく、ヘルドコンヘア６８によって洗浄
用治具５を搬送する。該洗浄用治具５は。

第７Ａ図に示すごとく、基板載置台２が閉した状態にし
ておく。

ベルトコンベア６８によって洗浄用治具５がパレット段
取り換え装置６と対応する位置まで搬送されてきた時点
で、ストッパー６９のシリンダーを作動させて、該スト
ッパー６９を洗浄用治具５のス）・ツバ−係合凹部１２
に差し込む。これにより、洗浄用治具５が上記位置で停
止する。

次に、第６図及び第７Ｂ図に示すごとく、パレット段取
り換え装置６を下降させて、フィンガー６２を開き、基
板載置台２を最大限に拡開させる。

この場合、第２図及び第３図に示すごとく、スプリング
４２によって弾性的に支持されている押しピン４が上下
方向に進退し、基板載置台２のスムーズな移動を可能と
している。

また１次工程では、第６図及び第７Ｃ図に示すごとく、
吸着プレート６４により吸着していた基準プレート８９
を基板載置台２の基板把持部２１上に載置する。

そして、第６図及び第７Ｄ図に示すごとく、フィンガー
６３を閉じる。この場合、第２図及び第３図に示すごと
く、押しピン４が上下動して、基板載置台２が閉し方向
に移動する。そして、基板把持部２１が基準プレート８
９の端面に当接した時点で、基板載置台２の移動が停止
する。このとき、押しピン４の突起部４１が位置決め溝
３１に咬合して、基板載置台２の位置決めを行う。その
ため、基板載置台２の位置ずれを生しない。

その後１第６図及び第７Ｅ図に示すごとく、吸着プレー
ト６４により基準プレート８９を吸着すると共に、パレ
ット段取り換え装置６を上昇さセる。

このようにして位置合わせされた洗浄用治具５を用いて
プリント配線基板８の洗浄を行う。

このように本例によれば、簡単かつ６育実に洗浄用治具
５の把持位置調整を行うことができる。

なお９手動にて洗浄用治具５の把持位置調整を行うこと
も可能である。この場合も、上記押しピン４と位置決め
溝３１との咬合により、自動的にスライド、固定させる
ことができる。また、ｉ整キャップ４３を螺回すること
により、スプリング４２による押しピン４の付勢圧を調
整することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第７Ｅ図は実施例にかかるプリント配線基板の
洗浄用治具を示し、第１図はその平面図。第２図はその正面図、第３図は要部拡大断面図。第４図は側面図、第５図は要部斜視図、第６図はパレッ
ト段取り換え装置の正面図、第７Ａ図〜第７Ｅ図はその
作用説明図、第８図は従来の洗浄用治具の平面図である
。１１．、パレット。１０、、、　　ガイド溝。２１２．基板載置台。２１、、、基板把持部。３１９．ラックプレート。３０、、、凹凸面。４１１．押しピン。５１０．洗浄用治具。６８０．パレット段取り換え装置。８．８１．、、プリント配線基板。

Claims

【特許請求の範囲】パレットと，該パレットに設けたガイド溝に沿って移動
すると共に相対向する面に基板把持部を有する一対の基
板載置台とからなり，上記ガイド溝内には上面に凹凸面を設けたラックプレー
トを敷設し，また上記基板載置台には上記ラックプレー
トの凹凸面に向けて付勢された押しピンを進退可能に配
設したことを特徴とするプリント配線基板の洗浄用治具
。