JPH04199122A - 駆動回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、文字や映像の表示に利用する液晶表示装置の
駆動回路に関するものである。

従来の技術 近年、産業機器の小型化にともない従来からの表示装置
に代わる薄型平面表示装置が要望されている。種々ある
平面表示装置の中で液晶を用いた表示装置は、消費電力
が少なく、フルカラー表示が容品である点などから注目
されている。また、最近では液晶表示装置の表示品質を
高めるために、数十万画素もの表示画素を持った高密度
な液晶表示装置の開発も進められている。

第２図は従来の液晶表示装置の走査信号線用駆動回路の
構成の一例を示すブロック図である。第２図において、
５１はシフトレジスタ回路、５２はシフトレジスタ回路
５１の出力電圧を液晶バフルのスイッチング素子を動作
させるのに十分な電圧に変換するレベルシフト回路、５
３は液晶パネルのスイッチング素子を動作させるのに十
分な電流を供給するための出力ドライバ回路、ｘ１〜Ｘ
ｎは出力端子である。

第２図に示したような従来の液晶表示装置の走査信号線
用駆動回路では、シフトレジスタ回路５１は人力データ
端子から入力されるデータをクロック端子からクロック
信号が入力されるごとに１ビツトずつずらしていく。そ
して、データはクロック信号によってシフトレジスタ回
路５１の所定ピント数をシフトしたあと出力データ端子
より出力される。シフトレジスタ回路５１からの信号の
電圧はレベルシフト回路５２によって液晶パネルのスイ
ッチング素子をオン状態にしたり、オフ状態にしたりす
るのに十分な電圧に変換され、出力ドライバ回路５３に
よって液晶パネルのスイッチング素子ヲ駆動するのに十
分な電流を供給して出力端子Ｘ１〜Ｘｎに出力される。

このような走査信号線用駆動回路を用いて液晶表示装置
を駆動する場合、シフトレジスタ回路５１の入力データ
端子に液晶パネルのスイッチング素子をオン状態にする
データを１ビツト分だけ入力し、あとはスイッチング素
子をオフ状態とするデータを入力する。このようにする
ことによって駆動回路の出力は、まずＸｌに液晶パネル
のスイッチング素子をオン状態にする電圧が出力され、
あとの出力端子にはスイッチング素子をオフ状態にする
電圧が出力される。以下、ソフトレジスタ回路５１のク
ロック端子にクロックが入力されることによって、順に
ｘ２、Ｘ３、・旧・・、χｎの出力端子にスイッチング
素子をオン状態とする電圧が出力される。このようにし
て液晶表示装置の走査信号線の駆動を行う。

近年、液晶パネルの表示画素数を増やして液晶表示装置
を高密度化する試みがなされているが、従来の構成の液
晶表示装置では走査信号線用駆動回路は液晶パネルの片
側だけに接続されているため、液晶表示装置を高密度化
するためには、走査信号線用駆動回路を液晶パネルの両
側に接続して実装密度を高める必要がある。

発明が解決しようする課題 しかしながら、従来のような液晶表示装置の走査信号線
用駆動回路では、必ずどこかの出力端子に液晶パネルの
スイッチング素子をオン状態にする電圧が出力されてい
るため、走査信号線用駆動回路を液晶パネルの両側に接
続した場合、両側の走査信号線用駆動回路から液晶パネ
ルのスイッチング素子をオン状態にする電圧が出力され
てしまい、映像が正常に表示されないといった問題点が
あった。

本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、液晶表示装
置が高密度化して、駆動回路を液晶パネルの両側に接続
しても正常な映像を表示することができる液晶表示装置
の駆動回路を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段 本発明は上記した課題を解決するために、液晶表示装置
の駆動回路を、全出力信号を同一電圧状態にすることが
できるスイッチ回路と、前記スイッチ回路を制御するた
めの制御信号入力端子を具備するように構成したもので
ある。

作用 本発明は上記した構成により、走査信号線用駆動回路で
ある走査信号線用駆動回路を液晶パネルの両側に接続し
ても正常な映像を表示することが可能となり、液晶表示
装置を高密度化することができる。

実施例 以下、本発明の一実施例の駆動回路について図面を参照
しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例における液晶表示装置の走査
信号線用駆動回路の構成を示したプロンクロである。第
１において、■はシフトレジスタ回路、２はシフトレジ
スタ回路１の出力電圧をスイッチングするスイッチ回路
、３はスイッチ回路２の出力電圧を液晶パネルのスイッ
チング素子を動作させるのに十分な電圧に変換するレベ
ルシフト回路、４は液晶パネルのスイッチング素子を動
作させるのに十分な電流を供給するための出力ドライバ
回路、Ｘ１〜χｎは出力端子である。

第１図に示した液晶表示装置の走査信号線用駆動回路で
は、シフトレジスタ回路１は入力データ端子から入力さ
れるデータをクロック端子がらクロ・ンク信号が入力さ
れるごとに１ビツトずつずらしていく。そして、データ
はクロック信号によってシフトレジスタ回ｌＩｒ１０所
定ビット数をシフトしたあと出力データ端子より出力さ
れる。シフトレジスタ回路１からの信号の電圧はレベル
シフト回路３によって液晶パネルのスイッチング素子を
オン状態にしたり、オフ状態にしたりするのに十分な電
圧に変換され、出力ドライバ回路４によって液晶パネル
のスイッチング素子を駆動するのに十分な電流を供給し
て出力端子Ｘ１〜Ｘｎに出力される。上記した駆動回路
の基本的動作は従来と同一である。

スイッチ回路２は、制御入力端子より入力される制御信
号によって制御され、シフトレジスタ回路１からの全出
力信号を強制的に同一電圧状態にする。第１図に示した
実施例では、スイッチ回路２はＡＮＤ回路で構成してお
り、制御信号がＨ”レベルの時は、シフトレジスタ回路
１の出力信号をそのままレベルシフト回路３に伝達する
が、制御信号が“Ｌ゛レベル時はシフトレジスタ回路１
の出力信号を全て°°Ｌ”レベルとしてレベルシフト回
路３に伝達するので、駆動回路の出力端子Ｘ１〜Ｘｎに
は液晶パネルのスイッチング素子をオフ状態とする電圧
が出力される。

このようにスイッチ回路２の制御信号を操作することに
よって駆動回路の全出力端子から液晶パネルのスイッチ
ング素子をオフ状態とする電圧を出力することが可能と
なり、走査信号線用駆動回路である走査信号線用駆動回
路を液晶パネルの両側に接続しても同時に２本の走査信
号線に液晶パネルのスイッチング素子をオン状態とする
電圧が出力されることがなく、正常な映像を表示するこ
とが可能となる。

なお、以上の実施例は液晶表示装置の走査信号線用駆動
回路として説明したが、映像信号線用駆動回路に用いて
も良いことは明らかである。

発明の効果 以上の説明のように本発明は、表示画素中に少なくとも
１つ以上のスイッチング素子を有する液晶表示装置の駆
動回路において、全出力信号を同一電圧状態にすること
ができるスイッチ回路と、前記スイッチ回路を制御する
ための制御信号入力端子を具備することにより、駆動回
路を液晶パネルの両側に接続することが可能となり、表
示画素数を増やした高密度な液晶表示装置であっても駆
動することが可能であることにより、液晶表示装置の高
画質化を推進することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における駆動回路の構成を示
すブロック図、第２図は従来の駆動回路の一例の構成を
示すブロック図である。 １・・・・・・シフトレジスタ回路、２・・・・・・ス
イッチ回路、３・・・・・・レベルシフト回路、４・・
・・・・出力ドライハ回路、Ｘ１〜Ｘｎ・・・・・・出
力端子。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 表示画素中に少なくとも１つ以上のスイッチング素子を
   有する液晶表示装置の駆動回路であって、全出力信号を
   同一電圧状態にすることができるスイッチ回路と、 前記スイッチ回路を制御するための制御信号入力端子を
   具備したことを特徴とする駆動回路。