JPH0419883A - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
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- JPH0419883A JPH0419883A JP12116890A JP12116890A JPH0419883A JP H0419883 A JPH0419883 A JP H0419883A JP 12116890 A JP12116890 A JP 12116890A JP 12116890 A JP12116890 A JP 12116890A JP H0419883 A JPH0419883 A JP H0419883A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、記録及び/又は再生装置において使用される
テープカセット、特に8mmビデオ用テープカセットや
HDTV用テープカセットのようにケース本体部の厚さ
方向に動作して前蓋の閉蓋ロックを行うロック部材を具
備したテープカセットに関するものである。
テープカセット、特に8mmビデオ用テープカセットや
HDTV用テープカセットのようにケース本体部の厚さ
方向に動作して前蓋の閉蓋ロックを行うロック部材を具
備したテープカセットに関するものである。
従来より、ビデオテープレコーダ等の記録及び/又は再
生装W(以下、単に記録再生装置)にあってはテープカ
セットが使用されていること周知の通りである。 尚、このようなテープカセットを概説すると、−船釣に
は、ブラスチンク製の上ハーフと下ハーフとが合体され
てなるケース本体部内に供給側リールと巻取側リールと
が配設され、そしてこの供給側リールと巻取側リールと
の間の所定の径路には磁気テープが張設されてなり、さ
らにケース本体部の外に位置する磁気テープを保護する
為の前蓋を備えている。 そして、この前蓋の閉蓋状態を維持する為のロック手段
が設けられていることも良く知られている。 例えば、実公昭63−12’455号公報で捉案される
如く、テープカセットの前面に架張されるテープを保護
すべくその前面を覆う回動蓋と、相互に隔てられた二つ
の側壁と、前記側壁間及び前記側壁の一方の延長部と前
記テープカセットの前面に架張される前記テープの長手
方向に対し、垂直方向にある前記回動蓋の側板の内面と
を相互に隔てて配することにより形成される溝部と、前
記テープカセットの前面より前記溝部内へのロック解除
部材の進入を許すべく、前記溝部位置に対応して前記回
動蓋の前面下部に設けられる切欠部と前記側壁に軸支さ
れ前記溝部内においてテープカセットの厚さ方向面内に
回動し、前記回動蓋との係合端及び前記切欠部を経由し
て前記テープカセットの前面に臨んだ解除端を有して、
通常は前記回動蓋と前記保合端において係合してその回
動を阻止し、前記切欠部及び前記溝部を通過し、前記テ
ープカセットの前面より進入する前記ロック解除部材が
前記解除端を当接移動させることにより回動し、前記回
動蓋との係合を解除し、その回動を許す蓋ロックと、前
記蓋ロックを前記回動蓋と保合するよう付勢する付勢バ
ネを有するテープカセットが提案されている。 ところで、このテープカセットは、蓋ロックと蓋ロック
を回動蓋に係合するよう付勢する付勢バネとが別部材で
構成されており、部品点数が多く、部品管理に手間がか
かり、さらには組立も面倒である。
生装W(以下、単に記録再生装置)にあってはテープカ
セットが使用されていること周知の通りである。 尚、このようなテープカセットを概説すると、−船釣に
は、ブラスチンク製の上ハーフと下ハーフとが合体され
てなるケース本体部内に供給側リールと巻取側リールと
が配設され、そしてこの供給側リールと巻取側リールと
の間の所定の径路には磁気テープが張設されてなり、さ
らにケース本体部の外に位置する磁気テープを保護する
為の前蓋を備えている。 そして、この前蓋の閉蓋状態を維持する為のロック手段
が設けられていることも良く知られている。 例えば、実公昭63−12’455号公報で捉案される
如く、テープカセットの前面に架張されるテープを保護
すべくその前面を覆う回動蓋と、相互に隔てられた二つ
の側壁と、前記側壁間及び前記側壁の一方の延長部と前
記テープカセットの前面に架張される前記テープの長手
方向に対し、垂直方向にある前記回動蓋の側板の内面と
を相互に隔てて配することにより形成される溝部と、前
記テープカセットの前面より前記溝部内へのロック解除
部材の進入を許すべく、前記溝部位置に対応して前記回
動蓋の前面下部に設けられる切欠部と前記側壁に軸支さ
れ前記溝部内においてテープカセットの厚さ方向面内に
回動し、前記回動蓋との係合端及び前記切欠部を経由し
て前記テープカセットの前面に臨んだ解除端を有して、
通常は前記回動蓋と前記保合端において係合してその回
動を阻止し、前記切欠部及び前記溝部を通過し、前記テ
ープカセットの前面より進入する前記ロック解除部材が
前記解除端を当接移動させることにより回動し、前記回
動蓋との係合を解除し、その回動を許す蓋ロックと、前
記蓋ロックを前記回動蓋と保合するよう付勢する付勢バ
ネを有するテープカセットが提案されている。 ところで、このテープカセットは、蓋ロックと蓋ロック
を回動蓋に係合するよう付勢する付勢バネとが別部材で
構成されており、部品点数が多く、部品管理に手間がか
かり、さらには組立も面倒である。
本発明の第1の目的は、部品点数が少なく、部品管理が
簡単であり、さらには組立も容易なテープカセットを提
供することにある。 本発明の第2の目的は、前蓋ロック手段が損傷しにくく
、耐久性に富んだテープカセットを提供することにある
。 この本発明の目的は、ケース本体部と、このケース本体
部に対して取り付けられた回動開閉式の前蓋と、前記ケ
ース本体部に固定される補強アーム部を具備する支持部
と、この支持部に支持され、かつ、前記補強アーム部で
その姿勢が補強され、前記ケース本体部の厚さ方向に動
作して前蓋の閉蓋ロックを行う為のロック部材とを備え
てなることを特徴とするテープカセットによって達成さ
れる。
簡単であり、さらには組立も容易なテープカセットを提
供することにある。 本発明の第2の目的は、前蓋ロック手段が損傷しにくく
、耐久性に富んだテープカセットを提供することにある
。 この本発明の目的は、ケース本体部と、このケース本体
部に対して取り付けられた回動開閉式の前蓋と、前記ケ
ース本体部に固定される補強アーム部を具備する支持部
と、この支持部に支持され、かつ、前記補強アーム部で
その姿勢が補強され、前記ケース本体部の厚さ方向に動
作して前蓋の閉蓋ロックを行う為のロック部材とを備え
てなることを特徴とするテープカセットによって達成さ
れる。
第1図〜第3図は本発明に係るテープカセットの1実施
例を示すもので、第1図は全体の斜視図、第2図は前蓋
のロック部材の概略斜視図、第3図はこのロック部材が
配されるケース本体部の一部を示す斜視図である。 テープカセットAを構成するケース本体部1は例えばポ
リプロピレン、ABS、、PS等の合成樹脂で形成され
た方形の上ハーフ1aと下ハーフ1bとで構成され、こ
れら上ハーフ1aと下ハーフ1bは上下から相互に嵌合
され、止ネジにてネジ止めされて一体の筐体状に形成さ
れている。 ケース本体部1内には一対のテープリール、すなわち供
給側リール2aと巻取側リール2bとが回転自在に収納
され、磁気テープ(以下単にテープ)3がこれら供給側
リール2aと巻取側リール2bとの間に巻装張設されて
いる。尚、両テープリール2a、2bは下ハーフ1bの
底面板上に載置され、更にその下端は底面板に設けられ
たリール嵌合札に嵌合されて位置決めされている。 4は、一対のテープリール2a、2bの押えバネである
。 ケース本体部1の前面には、第1図に示す如く、テープ
カセットの略全幅に亘って前面間口5が設けられ、又、
下ハーフ1bの底面板にはこの前面間口5と連続した底
面開口(この前面間口5と底面開口とで形成されるポケ
ットに記録再生装置側のテープローディング部材が進入
してテープ3をテープカセットAより引き出すことにな
る)が設けられている。この底面間口の縁部に沿って下
ハーフ1bの底面板上に前面壁が一体形成して設けられ
、この前面壁によってケース本体部l内が底面開口側と
両テープリール2a、2bとの間で区画されている。そ
して、前面壁の左右両端部には一対のテープガイド6a
6bが下ハーフlbの底面板上に一体形成して設け
られ、上記テープ3がこれら両テープガイド6a、6b
にて案内され、前面開口に沿って掛は渡されている。 前面開口5は、略コ字状に形成された前蓋7によって覆
われている。すなわち、この前M7は、ケース本体部1
の前面を閉合する前面板7aと、該前面板7aの左右両
端から後向きに連出した連結片7bと、両連結片7bの
内面に対向状に突設した回動軸7cとを有するポリプロ
ピレン、ABs、ps等の合成樹脂からなる成形品であ
って、左右連結片7bがケース本体部1の左右側壁の前
端凹設部8a、8bに外嵌して前記回動軸7Cが該凹設
部8a、8bに設けた回動用の穴にそれぞれ嵌合枢支さ
れている。そして、前蓋7は、この回動輪7Cの回りに
ケース本体部1の前面を閉じる姿勢と上開きの姿勢とに
回動自在であり、前蓋7には、例えば右側の回動軸7C
に装着のトーションスプリング9(図示せず)等の弾溌
手段で通常閉じ姿勢に回動付勢されている。 尚、前蓋7の閉蓋付勢機構は如何なるものでも良い。 前記ポケットの存在箇所においては前蓋7の内側にダス
トカバーを軸を介して揺動自在に枢支連結し、このダス
トカバーでテープカセットAの不使用時にテープ3の下
側方を含む内側方及びポケットの関口上面を密閉して、
ポケットの上下開口面から塵埃が進入してテープ3に付
着するのを防止している。このダストカバーはポケット
に面する左右の側面(この側面はテープガイド6a、6
bに連なっている)に設けたカム溝に連結されており、
前蓋7の開放にともなってダストカバーもテープ3に一
切干渉することなく前M7と共に上方に移動する。すな
わち、前蓋7の前面板7aの左右両端寄り箇所には前面
板7aの上端側からダストカバー取付片を一体に垂設し
てあり、この取付片にダストカバーの上下中間部の左右
両端に突設した軸を揺動自在に枢支する。ダストカバー
の下端近くの左右側からはビン状のカムフォロアを突設
し、このカムフォロアを前記カム溝にそれぞれ係入連結
している。 10はロック部材であり、第2図に示す如く、このロッ
ク部材10は、腕部11と、この腕部11に連なり、ロ
ック爪12及び解除3fi13が構成された前部脚部1
4と、前記腕部11に連なり、ケース本体部に係止する
係止爪15が構成された後部脚部16(尚、腕部11と
、この腕部11に連なる前部脚部14及び後部脚部16
とは、例えば略コ字形状に形成)とを有するものである
。 17は、下ハーフ1bの立設壁18a、18bに形成し
た角形状の凹部19a、19bに嵌合させることにより
固定される支持部であり、この支持部17には補助アー
ム20が一体的に構成されている。この補助アーム20
は、前部脚部14の背面(IIJI斜下面)に摺接(弾
接)し、この前部脚部14の垂れを防止する役割を発揮
するものである。 尚、上記ロック部材10及び支持部17は、弾性を有す
る適宜なプラスチック材料を用いて成型手段により構成
されたものである。 そして、これらロック部材10及び支持部17が成型さ
れた後、両者を適宜な手段、例えば接着剤あるいは凹凸
の嵌着手段で連結する。 又、ロック部材10と支持部17との連結時において、
補助アーム20の先端部が前部脚部14から外れにくい
よう、例えば補助アーム20の先端部が嵌合する凹溝が
前部脚部14の摺接面に形成されていると好都合である
。 尚、このロック部材の取付構造から理解できようが、ロ
ック部材10は、これまでのテープカセットのロック部
材のように回動するものではない。 上記のように構成させたテープカセットAは、その不使
用時に前蓋7は閉しられていて、テープ3の前面外側を
カバーして保護しているのであるが、テープカセットA
を記録再生装置に装填すると、前蓋7が開いてケース本
体部1の前縁の左右中央部に大きく入り込み状に凹設形
成したポケットに記録再生装置側のテープローディング
部材(図示せず)が突入してテープ3をテープガイド前
方に引き出す。 すなわち、テープカセットAを記録再生装置に装填する
と、記録再生装置側のロック解除部材(図示せず)が進
入し、ロック部材10の前部脚部14の有する弾懲カに
抗してロック解除部材がロック部材lOの解除端13を
第1V中反時計方向に変位させるので、これによってロ
ック部材lOの前部脚部14も変移し、ロック爪12は
前蓋7の被係止部から外れ、前蓋7は開蓋可能な状態に
置かれるので、記録再生装置側の開蓋部材(図示せず)
の作動によって前蓋7が第1図中時計方向に回動して開
き、又、ケース本体部1の前縁の左右中央部に大きく入
り込み状に凹設形成したポケットに記録再生装置側のテ
ープローディング部材(図示せず)が突入してテープ3
をテープカセット前方に引き出すようになる。 このように上記構成のテープカセットAにあっては、ロ
ック部材10の腕部11に連結した支持部17を下ハー
フ1bの立設壁18a、18bに形成した角形状の凹部
19a、19bに落とし込み、上ハーフ1aを合体させ
るのみで、前蓋7のロック機構の組立作業は終了し、そ
の作業性は著しく高い。 そして、ロック部材10は、前蓋7の開閉に伴って繰り
返して変形作用を受けるものの、前部脚部14の姿勢を
補強する為に支持部17には補助アーム20が一体的に
構成されているから、プラスチックで構成されていても
、その耐久性に冨んでいて、損傷しにくいものであり、
テープカセットの耐久性に冨むものである。 又、ロック部材10及び支持部17は簡単に得られるも
のであり、その製作コストは高いものでもない。 さらには、ロック部材10は、支持部17と下ケー、1
.1bの凹部19a、19bとで、かつ、係止爪15と
ケース本体部1(下ケースlb)の被係止部21とで規
制されており、前蓋7の開閉時にロック部材lOの前部
脚部14が撓むような変形をしてもしっかりと保持され
ており、揺らぐようなことはなく、ロック部材10のロ
ック動作の信軌性は高い。
例を示すもので、第1図は全体の斜視図、第2図は前蓋
のロック部材の概略斜視図、第3図はこのロック部材が
配されるケース本体部の一部を示す斜視図である。 テープカセットAを構成するケース本体部1は例えばポ
リプロピレン、ABS、、PS等の合成樹脂で形成され
た方形の上ハーフ1aと下ハーフ1bとで構成され、こ
れら上ハーフ1aと下ハーフ1bは上下から相互に嵌合
され、止ネジにてネジ止めされて一体の筐体状に形成さ
れている。 ケース本体部1内には一対のテープリール、すなわち供
給側リール2aと巻取側リール2bとが回転自在に収納
され、磁気テープ(以下単にテープ)3がこれら供給側
リール2aと巻取側リール2bとの間に巻装張設されて
いる。尚、両テープリール2a、2bは下ハーフ1bの
底面板上に載置され、更にその下端は底面板に設けられ
たリール嵌合札に嵌合されて位置決めされている。 4は、一対のテープリール2a、2bの押えバネである
。 ケース本体部1の前面には、第1図に示す如く、テープ
カセットの略全幅に亘って前面間口5が設けられ、又、
下ハーフ1bの底面板にはこの前面間口5と連続した底
面開口(この前面間口5と底面開口とで形成されるポケ
ットに記録再生装置側のテープローディング部材が進入
してテープ3をテープカセットAより引き出すことにな
る)が設けられている。この底面間口の縁部に沿って下
ハーフ1bの底面板上に前面壁が一体形成して設けられ
、この前面壁によってケース本体部l内が底面開口側と
両テープリール2a、2bとの間で区画されている。そ
して、前面壁の左右両端部には一対のテープガイド6a
6bが下ハーフlbの底面板上に一体形成して設け
られ、上記テープ3がこれら両テープガイド6a、6b
にて案内され、前面開口に沿って掛は渡されている。 前面開口5は、略コ字状に形成された前蓋7によって覆
われている。すなわち、この前M7は、ケース本体部1
の前面を閉合する前面板7aと、該前面板7aの左右両
端から後向きに連出した連結片7bと、両連結片7bの
内面に対向状に突設した回動軸7cとを有するポリプロ
ピレン、ABs、ps等の合成樹脂からなる成形品であ
って、左右連結片7bがケース本体部1の左右側壁の前
端凹設部8a、8bに外嵌して前記回動軸7Cが該凹設
部8a、8bに設けた回動用の穴にそれぞれ嵌合枢支さ
れている。そして、前蓋7は、この回動輪7Cの回りに
ケース本体部1の前面を閉じる姿勢と上開きの姿勢とに
回動自在であり、前蓋7には、例えば右側の回動軸7C
に装着のトーションスプリング9(図示せず)等の弾溌
手段で通常閉じ姿勢に回動付勢されている。 尚、前蓋7の閉蓋付勢機構は如何なるものでも良い。 前記ポケットの存在箇所においては前蓋7の内側にダス
トカバーを軸を介して揺動自在に枢支連結し、このダス
トカバーでテープカセットAの不使用時にテープ3の下
側方を含む内側方及びポケットの関口上面を密閉して、
ポケットの上下開口面から塵埃が進入してテープ3に付
着するのを防止している。このダストカバーはポケット
に面する左右の側面(この側面はテープガイド6a、6
bに連なっている)に設けたカム溝に連結されており、
前蓋7の開放にともなってダストカバーもテープ3に一
切干渉することなく前M7と共に上方に移動する。すな
わち、前蓋7の前面板7aの左右両端寄り箇所には前面
板7aの上端側からダストカバー取付片を一体に垂設し
てあり、この取付片にダストカバーの上下中間部の左右
両端に突設した軸を揺動自在に枢支する。ダストカバー
の下端近くの左右側からはビン状のカムフォロアを突設
し、このカムフォロアを前記カム溝にそれぞれ係入連結
している。 10はロック部材であり、第2図に示す如く、このロッ
ク部材10は、腕部11と、この腕部11に連なり、ロ
ック爪12及び解除3fi13が構成された前部脚部1
4と、前記腕部11に連なり、ケース本体部に係止する
係止爪15が構成された後部脚部16(尚、腕部11と
、この腕部11に連なる前部脚部14及び後部脚部16
とは、例えば略コ字形状に形成)とを有するものである
。 17は、下ハーフ1bの立設壁18a、18bに形成し
た角形状の凹部19a、19bに嵌合させることにより
固定される支持部であり、この支持部17には補助アー
ム20が一体的に構成されている。この補助アーム20
は、前部脚部14の背面(IIJI斜下面)に摺接(弾
接)し、この前部脚部14の垂れを防止する役割を発揮
するものである。 尚、上記ロック部材10及び支持部17は、弾性を有す
る適宜なプラスチック材料を用いて成型手段により構成
されたものである。 そして、これらロック部材10及び支持部17が成型さ
れた後、両者を適宜な手段、例えば接着剤あるいは凹凸
の嵌着手段で連結する。 又、ロック部材10と支持部17との連結時において、
補助アーム20の先端部が前部脚部14から外れにくい
よう、例えば補助アーム20の先端部が嵌合する凹溝が
前部脚部14の摺接面に形成されていると好都合である
。 尚、このロック部材の取付構造から理解できようが、ロ
ック部材10は、これまでのテープカセットのロック部
材のように回動するものではない。 上記のように構成させたテープカセットAは、その不使
用時に前蓋7は閉しられていて、テープ3の前面外側を
カバーして保護しているのであるが、テープカセットA
を記録再生装置に装填すると、前蓋7が開いてケース本
体部1の前縁の左右中央部に大きく入り込み状に凹設形
成したポケットに記録再生装置側のテープローディング
部材(図示せず)が突入してテープ3をテープガイド前
方に引き出す。 すなわち、テープカセットAを記録再生装置に装填する
と、記録再生装置側のロック解除部材(図示せず)が進
入し、ロック部材10の前部脚部14の有する弾懲カに
抗してロック解除部材がロック部材lOの解除端13を
第1V中反時計方向に変位させるので、これによってロ
ック部材lOの前部脚部14も変移し、ロック爪12は
前蓋7の被係止部から外れ、前蓋7は開蓋可能な状態に
置かれるので、記録再生装置側の開蓋部材(図示せず)
の作動によって前蓋7が第1図中時計方向に回動して開
き、又、ケース本体部1の前縁の左右中央部に大きく入
り込み状に凹設形成したポケットに記録再生装置側のテ
ープローディング部材(図示せず)が突入してテープ3
をテープカセット前方に引き出すようになる。 このように上記構成のテープカセットAにあっては、ロ
ック部材10の腕部11に連結した支持部17を下ハー
フ1bの立設壁18a、18bに形成した角形状の凹部
19a、19bに落とし込み、上ハーフ1aを合体させ
るのみで、前蓋7のロック機構の組立作業は終了し、そ
の作業性は著しく高い。 そして、ロック部材10は、前蓋7の開閉に伴って繰り
返して変形作用を受けるものの、前部脚部14の姿勢を
補強する為に支持部17には補助アーム20が一体的に
構成されているから、プラスチックで構成されていても
、その耐久性に冨んでいて、損傷しにくいものであり、
テープカセットの耐久性に冨むものである。 又、ロック部材10及び支持部17は簡単に得られるも
のであり、その製作コストは高いものでもない。 さらには、ロック部材10は、支持部17と下ケー、1
.1bの凹部19a、19bとで、かつ、係止爪15と
ケース本体部1(下ケースlb)の被係止部21とで規
制されており、前蓋7の開閉時にロック部材lOの前部
脚部14が撓むような変形をしてもしっかりと保持され
ており、揺らぐようなことはなく、ロック部材10のロ
ック動作の信軌性は高い。
本発明に係るテープカセットは、ケース本体部と、この
ケース本体部に対して取り付けられた回動開閉式〇前蓋
と、前記ケース本体部に固定される補強アーム部を具備
する支持部と、この支持部に支持され、かつ、前記補強
アーム部でその姿勢が補強され、前記ケース本体部の厚
さ方向に動作して前蓋の閉蓋ロックを行う為のロック部
材とを備えてなるから、前蓋のロック機構の組立作業作
業性が著しく高く、そしてロック部材は前蓋の開閉に伴
って繰り返して変形作用を受けるものの、かつ、金属材
料に比べて塑性変形を受は易いプラスチック材料で構成
されていても、その耐久性に富んでいて、損傷しにくい
ものであり、テープカセットの耐久性に富むものであり
、さらにはロック部材は簡単に得られるものであり、そ
の製作コストは低度なものであり、さらにはロック部材
のロック動作の信軌性は高い等の特長を有する。
ケース本体部に対して取り付けられた回動開閉式〇前蓋
と、前記ケース本体部に固定される補強アーム部を具備
する支持部と、この支持部に支持され、かつ、前記補強
アーム部でその姿勢が補強され、前記ケース本体部の厚
さ方向に動作して前蓋の閉蓋ロックを行う為のロック部
材とを備えてなるから、前蓋のロック機構の組立作業作
業性が著しく高く、そしてロック部材は前蓋の開閉に伴
って繰り返して変形作用を受けるものの、かつ、金属材
料に比べて塑性変形を受は易いプラスチック材料で構成
されていても、その耐久性に富んでいて、損傷しにくい
ものであり、テープカセットの耐久性に富むものであり
、さらにはロック部材は簡単に得られるものであり、そ
の製作コストは低度なものであり、さらにはロック部材
のロック動作の信軌性は高い等の特長を有する。
第1図〜第3図は本発明に係るテープカセットの1実施
例を示すもので、第1図は全体の斜視図、第2図は前蓋
のロック部材の概略斜視図、第3図はこのロック部材が
配されるケース本体部の一部を示す斜視図である。 A・・・テープカセット、1・・・ケース本体部、la
・・・上ハーフ、1b・・・下ハーフ、2a・・・供給
側リール、2b・・・巻取側リール、3・・・磁気テー
プ、4・・・押えバネ、5・・・前面開口、6a、6b
・・・テープガイド、7・・・前蓋、7a・・・前面板
、7b・・・連結片、7c・・・回動軸、8a、8b・
・・凹設部、10・・・ロック部材、11・・・腕部、
12・・・ロック爪、13・・・解除端、14・・・前
部脚部、15・・・係止爪、16・・・後部脚部、17
・・・支持部、18a、18b−・・立設壁、 19a 19b・・・凹部、20・・・補助アーム、
21・・・被係止部。
例を示すもので、第1図は全体の斜視図、第2図は前蓋
のロック部材の概略斜視図、第3図はこのロック部材が
配されるケース本体部の一部を示す斜視図である。 A・・・テープカセット、1・・・ケース本体部、la
・・・上ハーフ、1b・・・下ハーフ、2a・・・供給
側リール、2b・・・巻取側リール、3・・・磁気テー
プ、4・・・押えバネ、5・・・前面開口、6a、6b
・・・テープガイド、7・・・前蓋、7a・・・前面板
、7b・・・連結片、7c・・・回動軸、8a、8b・
・・凹設部、10・・・ロック部材、11・・・腕部、
12・・・ロック爪、13・・・解除端、14・・・前
部脚部、15・・・係止爪、16・・・後部脚部、17
・・・支持部、18a、18b−・・立設壁、 19a 19b・・・凹部、20・・・補助アーム、
21・・・被係止部。
Claims (1)
- ケース本体部と、このケース本体部に対して取り付けら
れた回動開閉式の前蓋と、前記ケース本体部に固定され
る補強アーム部を具備する支持部と、この支持部に支持
され、かつ、前記補強アーム部でその姿勢が補強され、
前記ケース本体部の厚さ方向に動作して前蓋の閉蓋ロッ
クを行う為のロック部材とを備えてなることを特徴とす
るテープカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12116890A JPH0419883A (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12116890A JPH0419883A (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | テープカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0419883A true JPH0419883A (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=14804530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12116890A Pending JPH0419883A (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | テープカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0419883A (ja) |
-
1990
- 1990-05-14 JP JP12116890A patent/JPH0419883A/ja active Pending
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