JPH0419856A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0419856A
JPH0419856A JP2124969A JP12496990A JPH0419856A JP H0419856 A JPH0419856 A JP H0419856A JP 2124969 A JP2124969 A JP 2124969A JP 12496990 A JP12496990 A JP 12496990A JP H0419856 A JPH0419856 A JP H0419856A
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signal
recording
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capstan
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JP2124969A
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Tatsuo Yamazaki
辰雄 山崎
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁気記録再生装置(以下VTRと記す)に
関し、特にそのつなぎ撮りの改良に関するものである。
[従来の技術〕 従来よりVTRの走行制御方式として、テープ位置情報
であるコントロール信号を用いる方式があり、磁気テー
プ上に映像信号トラックとは別にコントロールトラック
を設け、このコントロールトラックを使ってコントロー
ル信号の記録再生をすることによりテープの走行を制御
していた。かかるVTRに、おいて、記録中での記録−
時停止モード(以後、記録ポーズと記す)からポーズ解
除して再び記録モードへ切り換えて、テープ上に続けて
記録するという、いわゆるつなぎ撮りを行う場合、つな
ぎ撮りの前後でのコントロール信号の連続性を保たなけ
ればならない。このために、記録ポーズの操作が行われ
るとテープを走行させるキャプスタン軸が逆転し、テー
プを一定時間巻戻してから停止し、来たるポーズ解除ま
で待機する。
そして、ポーズ解除の操作が行われると、キャプスタン
軸の正転により磁気テープが駆動されて−H再生モード
になり、この再生状態の間に次に記録する映像信号に対
応したコントロール信号と、再生しているコントロール
信号の位相が合うようにキャプスタン軸の駆動調整を行
った後、記録を再開する方法がとられている。
第6図はこのつなぎ撮り方式を示すタイミングチャート
である。同図(a)において、時刻t0で記録ポーズの
操作がなされると、同図(b)、 (C)に示すように
、t0以前のキャプスタン軸の正転および記録状態を中
止した後、キャプスタン軸を時刻tまで逆転させてテー
プを巻き戻してから停止し、その後時刻t2にポーズ解
除操作がなされると、時刻t、までの間は再生モードと
してコントロール信号を再生し、その後記録を再生する
ものである。以後、ポーズ解除後の再生モードのことを
予備再生モードと呼ぶことにする。
以上のような、つなぎ撮りの前後でのコントロール信号
の連続性を保つためにポーズ解除後に行う具体的な動作
を、従来装置を示す第7図を用いて説明する。同図にお
いて、1は基準発生器、2は記録コントロール信号発生
器、11は分周器、3は位相検出器、4は速度検出器、
5は偏差増幅器である。
次に、ポーズ解除後の動作について第7図を用いて説明
する。基準発生器1には次に記録する映像信号と同期関
係にある、例えば垂直同期信号■Sが入力しており、こ
こでは図示していないドラム回転制御のための基準信号
とも同期関係にある基準信号REFを出力する。すなわ
ちポーズ解除後にまず行われる予備再生モードにて使用
するキャプスクン位相制御系の基準信号は、その後再開
される記録モードと同一の基準信号REFを使用してい
る。
第8図は第7図の動作を説明するためのポーズ解除以降
のタイミングチャートであり、第8図(a)はポーズ解
除以降の基準信号REFである。基準信号REFは記録
コントロール信号発生器2に入力されて記録時のコント
ロール信号が出力されるが、第6図(a)の時刻t2以
鋒の記録再開まではスイッチS1が開状態となっており
、コントロールヘッド(図示せず)には記録コントロー
ル信号は供給されない。
基準信号REFはまた位相検出器3に入力されるが、位
相検出器3の他方の入力として、第6図の時刻t!から
む、までのポーズ解除後の予備再生モードでは再生コン
トロール信号PCTLがスイッチS2で選択供給される
。従って、位相検出器3からは、例えば基準信号REF
の立上りエツジと比較信号たるPCTLの立上りエツジ
との位相差に相当する予備再生モード状態での位相検出
データDPが出力されている。
この間、分周器11にクロックとして入力されているキ
ャプスタン軸の回転数を検出したキャプスタンFC信号
CFGを、あわせて入力している予備再生モードでの再
生コントロール信号PCTL毎にリセットして分周する
ことにより、再生コントロール信号PCTLに同期した
位置検出信号CPGが出力されている。そして、第6図
の時刻t、にそれまでの予備再生モードから記録の再開
に移行することになると、第7図のスイッチS2が上述
の位置検出信号CPGを選択して位相検出器3に供給す
るようになる。基準信号REFとの位相の比較の対象が
予備再生モード時の再生コントロール信号PCTLから
記録モードでの位置検出信号CPGに切り換わっても、
PCTLとCPCとにおける立上りエツジの位相は、キ
ャプスタンFG信号CFGの最大1周期分ずれるだけな
ので、位相検出器3が出力する位相検出データDPは大
きくずれることはない。以上の動作を第8図(b)、 
(C)、 (d)に示す。
第8図(b)は再生コントロール信号PCTL、同図(
C)はキャプスタンFG信号CFG、同図(d)は記録
モードで使用する位置検出信号CPGであり、予備再生
モードにおけるこれら3つの信号の関係を拡大して同図
(e)、 (f)、 (g)に示している。PCTL信
号とCFG信号とは非同期の関係なので、両信号の立上
りエツジ間には最大CFG信号の1周期分子0の位相差
があり(一般にPCTL周波数<CFG周波数)、その
結果、分周器11の出力である位置検出信号CPGとP
CTL信号との位相のずれT、も例えば立上りエツジで
みて最大T0となる。
なお、第7図のブロックにてキャプスタンFC信号CF
Gは、さらに速度検出器4に入力されて速度検出データ
DFを出力し、上述の位相検出データDPとともに偏差
増幅器5に入力されて、キャプスタン軸の駆動系への制
御信号を出力している。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の磁気記録再生装置は以上のように構成されており
、つなぎ撮りでは、予備再生モードから記録を再開する
際に、位相検出器3の比較信号入力となる位置信号CP
Gと予備再生モードでの再生コントロール信号PCTL
との位相のずれ量がキャプスタンFG信号CFGの周波
数に依存している。キャプスタン軸の回転数は一般に低
く、CFG信号の高周波数化には限界があるので、結果
としてCFG信号の1周期分子0は実際にはかなり大き
な値となる。従って、予備再生モードから記録モードへ
の移行の前後における位相検出器3から位相検出データ
DPの誤差は大きくなる。しかも、後段にある偏差増幅
器5のアンプゲインも勘案すると、キャプスタン軸の駆
動系への制御出力における誤差はさらに大きくなる。従
って、記録再開後に記録したコントロール信号とそれ以
前に記録済のコントロール信号との連続性が不良になり
、通常の再生時にトラッキングが外れて画像の乱れやS
/Nの劣化が顕著になるという問題点があった。
また、1フイールドの映像信号を複数のトラックに分割
して記録するセグメン)VTRにおいては、記録時に分
割した画像を再生時には元の分割前の信号に復元する必
要がある。従って、つなぎ逼りの前後でのテープ位置信
号であるコントロール信号の不連続性に起因して通常の
再生時でのトラッキング外れが発生すると、再生時での
画面復元動作が失敗する可能性が高くなり、再生画像は
大きく乱れてしまうという問題点がある。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、キャプスタン軸の回転数検出信号であるキ
ャプスタンFC信号CFGに関係なく、常に安定したつ
なぎ撮りが実現できる磁気記録再生装置を得ることを目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る磁気記録再生装置においては、つなぎ逼
りにおいて、予備再生モードでは再生コントロール信号
を基準信号と位相比較して得た位相検出データを速度検
出データとともに用いてキャプスタン軸の駆動系を制御
し、予備再生モードから記録への移行後はテープが所定
のフォーマット速度で走行できるように、上記予備再生
モードの位相検出データに近い値を有する設定位相デー
タを上記速度検出データとともに用いてキャプスタン軸
の駆動制御を行うようにしたものである。
また、この発明に係る磁気記録再生装置においては、つ
なぎ撮りにおいて、予備再生モードでは再生コントロー
ル信号を基準信号と位相比較して得た位相検出データを
位相データとし、速度検出データとともに用いてキャプ
スタン軸の駆動制御を行う、そして、予備再生モードか
ら記録への移行後は、それ以前の予備再生モードにおけ
る位相ロックに達した状態での上記位相検出データの平
均値を保持したもの、あるいは記録への移行の直前近傍
における上述の位相ロックに達した状態での位相検出デ
ータのいずれか一つを位相データとして上記速度検出デ
ータとともに用いてキャプスタン軸の駆動制御を行うよ
うにしたものである。
〔作用〕
この発明においては、記録モード移行後の設定位相デー
タを用いてキャプスタン軸を駆動制御する信号は、予備
再生モードにおけるそれとほとんど同じ制御信号となる
ので、予備再生モードから記録への移行においてもテー
プの走行が発生せず、つなぎ操りの前後でのコントロー
ル信号の連続性を高精度に保つことができる。
また、この発明においては、予備再生での位相データと
、その後再開される記録で使用する位相データとは極め
て近似したものであるから、予備再生から記録への移行
においてもテープの走行変動がほとんどなく、つなぎ撮
りの前後でのコントロール信号の連続性を高精度に保つ
ことができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による磁気記録再生装置のつ
なぎ撮りにおける、主としてキャプスタン系の制御に関
するブロック図であり、同図において、1はキャプスタ
ン用の基準発生器、21はドラム基準発生器、2はテー
プ位置信号である例えばコントロール信号を発生する記
録コントロール信号発生器(テープ位置信号発生器)、
3は位相検出器、16はデータ発生器、5は偏差増幅器
、4は速度検出器である。
本発明のつなぎ撮りにおける基本動作は、第6図に示す
ものと同様であり、従来例の説明に際して、前述した通
りであるので、ここでは詳述しないことにする。
さて、第1図において、基準発生器1およびドラム基準
発生器21には、予備再生後に記録する映像信号と同期
関係にある例えば垂直同期信号■Sが入力しており、基
準発生器1およびドラム基準発生器21からはそれぞれ
予備再生モードと記録モードとで使用するキャプスタン
およびドラム用の各基準信号が同期関係を有して出力さ
れる。
ドラム基準発生器21出力の基準信号DRは回転ドラム
(図示せず)の回転位相を制御するために用いられる。
一方、キャプスタン用の基準発生器1が出力する基準信
号REFは記録コントロール信号発生器2に入力されて
記録コントロール信号RCTLを発生する。すなわちド
ラム基準発生器21が出力する基準信号DRに準じて、
回転位相制御される回転ドラムの位相と、上記の記録コ
ントロール信号RCTLはまた同期関係にある。従って
、記録モードにおいては、テープ走行速度が所定フォー
マットを満足していれば、テープ上にはフォーマットを
満足した映像、音声トラックとコントロール信号が記録
形成される。
本実施例の記録モードにおいて、テープを所定速度で走
行させるのに用いる位相データは、データ発注器16で
予め設定していた位相データSDであるが、詳細は後述
する。
さて、キャプスタン用の基準発生器1の出力基準信号R
EFはまた位相検出器3に基準用として入力される。予
備再生モードにおいては、再生コントロール信号PCT
Lが位相検出器3に比較用として入力され、位相検出器
3からは基準信号REFの例えば立上りエツジと再生コ
ントロール信号PCTLの例えば立上りエツジとの位相
差に相当する位相検出データDPが、予備再生モードに
おいては出力される。そして、予備再生モードではスイ
ッチS2はかかる位相検出データDPを選択する。一方
、キャプスタン軸の回転数を検出したキャプスタンFC
信号CFGを速度検出器4に入力し、速度検出データD
Fを出力した後、予備再生モードにおいては、上述の位
相検出データDPとともに例えばローパスフィルタと加
算増幅器などからなる偏差増幅器5に入力することによ
り、キャプスタン軸を駆動制御している。
なお、予備再生モードにおいてはスイッチS1はオーブ
ン状態であり、記録コントロール信号RCTLはコント
ロールヘッド(図示せず)に供給されないようになって
いる。
第2図は本実施例の動作を説明するためのタイミングチ
ャートであり、同図(a)は基準発生器1が出力する基
準信号REFであり、同図(b)は再生コントロール信
号PCTL、同図(C)は偏差増幅器5に入力する位相
データであり、上述のように予備再生期間では位相検出
データDPを用いることを示している。同図(d)はコ
ントロールヘッド(図示せず)に供給される記録コント
ロール信号であり、予備再生期間ではコントロールヘッ
ドへの供給は停止されている。
そして、予備再生モードから記録の再開へ移行する場合
には、データ発生器16において予め設定していた位相
データSDをスイッチS2で選択することにより、偏差
増幅器5に入力するものである。ここで、位相データS
Dは記録モードにおいて、所定フォーマットのテープ走
行速度を満足するような値に設定されたものであり、結
果として予備再生モードにおける位相検出データDPに
ほぼ等しい値に設定されている。かかる設定位相データ
SDを予備再生モード時と同様に速度検出データDFと
ともに偏差増幅器5に入力し、記録モードの所定フォー
マットに準じるようにキャプスタン軸を駆動制御する。
従って予備再生モードから記録への移行の前後において
偏差増幅器5に出力する制御信号には大きな相違がない
ので、テープ走行にほとんど変動がなく、つなぎ撮りの
前後でのコントロール信号の連続性を高精度に保つこと
ができる。
なお、上記実施例ではテープ走行制御のためのテープ情
報信号としてコントロール信号を用いる場合について示
したが、トラッキングに関するこのようなコントロール
信号用の専用トラックを用いず、回転ヘッドによりトラ
ッキングのためのパイロット信号を例えばビデオ信号に
重畳して記録するようなパイロットトラッキング方式の
VTRについても上記実施例と同様の効果を奏する。
また、第3図は本発明の他の実施例による磁気記録再生
装置のつなぎ撮りにおける主としてキャプスタン系の制
御に関するブロック図であり、同図において、1はキャ
プスタン用の基準発生器、21はドラム基準発生器、2
は記録コントロール信号発生器、3は位相検出器、26
は平均算出器、5は偏差増幅器、4は速度検出器である
本実施例のつなぎ撮りにおける基本動作は、第6図に示
すものであり、従来例の説明に際して、前述した通りで
あるので、ここでは詳述しないことにする。
さて、第3図において、基準発生器1及びドラム基準発
生器21には、予備再生後に記録する映像信号と同期関
係にある、例えば垂直同期信号■Sが入力しており、基
準発生器lおよび21からはそれぞれ予備再生モードと
記録モードとで使用するキャプスタンおよびドラム用の
各基準信号が同期関係を有して出力される。ドラム基準
発生器21出力の基準信号DRは回転ドラム(図示せず
)の回転位相を制御するために用いられる。
一方、キャプスタン用の基準発生器1が出力する基準信
号REFは記録コントロール信号発生器2に入力されて
記録コントロール(K号RCTL、l)<発生する。即
ち、ドラム基準発生器21が出力する基準信号DRに準
じて、回転位相制御される回転ドラムの位相と上記の記
録コントロール信号RCTLとはまた同期関係にある。
従って、記録モードにおいては、テープ走行速度が所定
フォーマットを満足していれば、テープ上にはフォーマ
ットを満足した映像、音声トラックとコントロール信号
が記録形成される。
本実施例の記録モードにおいて、テープを所定速度で走
行させるのに用いる位相データは、平均算出器26が出
力する予備再生モード時の位相検出データDPに関する
平均位相データADであるが、詳細は後述する。
さて、キャプスタン用の基準発生器lの出力基準信号R
EFはまた位相検出器3に基準用として入力される。予
備再生モードにおいては、再生コントロール信号PCT
Lが位相検出器3に比較用として入力され、位相検出器
3からは基準信号REFの例えば立上りエツジと再生コ
ントロール信号PCTLの例えば立上りエツジとの位相
差に相当する位相検出データDPが、予備再生モードに
おいて出力される。そして、予備再生モードではスイッ
チS2はかかる位相検出データDPを選択する。一方、
キャプスタン軸の回転数を検出したキャプスタン基準信
号CFCを速度検出器4に入力し、速度検出データDF
を出力した後、予備再生モードにおいては、上述の位相
検出データDPとともに例えばローパスフィルタと加算
増幅器などからなる偏差増幅器5に入力することにより
、キャプスタン軸を駆動制御している。
なお、予備再生モードにおいてはスイッチS1はオープ
ン状態であり、記録コントロール信号RCTLはコント
ロールヘッド(図示せず)に供給されないようになって
いる。
第4図は第3図の実施例の動作を説明するためのタイミ
ングチャートであり、同図(a)は基準発生器1が出力
するテープ走行用のキャプスタン基準信号REFであり
、同図(′b)は再生コントロール信号PCTL、同図
(C)は偏差増幅器5に選択入力する位相データであり
、上述のように予備再生期間では位相ロック状態での各
基準信号REFと再生コントロール信号PCTLとの位
相比較毎の位相検出データREFが互いに近似した値の
データDPI、DP2.DP3として順次用いられてい
ることを示している。同図(d)はコントロールヘッド
(図示せず)に供給される記録コントロール信号であり
、予備再生期間ではコントロールヘッドへの供給は停止
されている。
ところで、予備再生期間では位相検出器3が出力するD
PI、DP2.DP3などの位相検出データDPはまた
平均算出器6に入力している。この平均算出器6では、
予備再生から記録への移行までの予備再生期間における
位相ロック状態での複数の位相検出データ(DPI、D
P2.DP3などからなり、互いに近似した値をとる)
の平均値を算出し、平均位相データADを出力する。そ
して、予備再生モードから記録への移行後においてはこ
の平均位相データADをスイッチS2で選択して偏差増
幅器5に入力するものである。
すなわち、記録開始後に使用する位相データとする平均
位相データADは予備再生モードにおける位相検出デー
タDPに近似したものであることから、予備再生時と同
様に速度検出データDFをも入力している偏差増幅器5
が出力する制御信号には予備再生モードから記録への移
行の前後においてほとんど相違がない。従って、テープ
走行にほとんど変動な(、つなぎ逼りの前後でのコント
ロール信号の連続性を高精度に保つことができる。
なお、予備再生モードで位相ロック状態が続いていても
、仮にテープ位置情報信号であるコントロール信号の再
生が十分に行われない場合が瞬間発生すると、位相検出
データDPが以前のそれとは大きくずれてしまうことに
なるので、平均算出器26においてはかかるデータは平
均値算出の対象から除外するか、あるいは再生コントロ
ール信号による正常な位相検出データに相当するもので
置き換えるなどして平均位相データADを求めるように
してもよい。
なお、上記実施例では平均算出器26を設けてその平均
位相データAD出力を記録モード移行後の位相データと
していたが、平均算出器26に代えて第5図に示すよう
な順次データ発生器31を設けるようにしてもよい。
第5図の順次データ発生器31では、予備再生時におい
て位相ロック状態での位相検出データDPの内の何れか
一つのデータを少な(とも次の新しい位相検出データが
検出されるまでは更新せず、保持して順次データBDと
して出力している。
すなわち、第4図(C)を例にとれば、予備再生モード
から記録への移行後は例えば予備再生時の位相検出デー
タDPの内で最後にあるDP3に該当する順次データB
Dを続けて用いるようにする。
また、位相ロック状態の予備再生モードで位相検出デー
タDPに何らかの原因による所定以上のずれが存在する
場合は、このデータによる順次データBDの更新は行わ
ないようにして以前のままにしておくとよい。従って予
備再生から記録への移行の前後における位相データはほ
とんど同一であるので、つなぎ操りの前後でのテープ走
行にはほとんど変動がなく、上記実施例と同様の効果を
奏する。
ところで、以上の実施例ではテープ走行制御のためのテ
ープ位置情報信号としてコントロール信号を用いる場合
について示したが、トラッキングに関するこのようなコ
ントロール信号用の専用トラックを用いず、回転ヘッド
によりトラッキングのためのパイロット信号を例えばビ
デオ信号に重畳して記録するようなパイロットトラッキ
ング方式のVTRであってもよく、上記実施例と同様の
効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明にかかる磁気記録再生装置によ
れば、キャプスタン軸の位相制御用として、予備再生時
には再生コントロール信号と基準信号とから得た位相検
出データを用い、次の記録への移行後は予め設定した位
相データを用いるように構成したので、予備再生を記録
の両モードでの変化増幅器出力にほとんど変化がなくテ
ープの走行変動をほとんどなくすことができ、つなぎ操
りの前後でのコントロール信号の連続性を高精度に実現
することができる。従って通常の再生時にはつなぎ目で
のトラッキングがほとんど変動せず良好な再生画像を得
ることができる。
また、この発明にかかる磁気記録再生装置によれば、テ
ープ走行のためのキャプスタン軸の位相制御用として、
予備再生時には再生コントロール信号と基準信号とから
得た位相検出データを用いるとともに、位相ロック状態
でのこの位相検出データの平均値を算出して求めた平均
位相データあるいは位相検出データそのものを移行後の
記録モードにおける位相データとして用いるように構成
している。従って、予備再生と記録のモードでの変化増
幅器の出力にほとんど変化がなく、テープの走行変動を
ほとんどなくすことができ、つなぎ操りの前後でのコン
トロール信号の連続性を高精度に実現することができる
。その結果、通常の再生時にはつなぎ目でのトラッキン
グにほとんど変動がなく、良好な再生画像を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置に
おけるつなぎ操りでのキャプスタン軸駆動制御系を示す
ブロック図、第2図は第1図の動作を説明するためのタ
イミングチャート図、第3図はこの発明の他の実施例に
よる磁気記録再生装置のつなぎ操りでのキャプスタン軸
駆動制御系を示すブロック図、第4図は第3図の動作を
説明するタイミングチャート図、第5図はこの発明の他
の実施例を示すブロック図、第6図はつなぎ撮りの基本
動作を示すタイミングチャート図、第7図は従来のつな
ぎ撮りを示すブロック図、第8図は第7図の動作を説明
するタイミングチャート図である。 図において、1は基準発生器、2は記録コントロール信
号発生器、3は位相検出器、4は速度検出器、5は偏差
増幅器、16はデータ発生器、26は平均算出器、21
はドラム基準発生器、31は順次データ発生器である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくともつなぎ撮りの予備再生モード以降では
    、回転ドラムの位相制御用基準信号と同期関係にあるテ
    ープ走行用のキャプスタン基準信号を発生する基準発生
    器と、 前記予備再生モードでは前記キャプスタン基準信号とテ
    ープ位置信号を再生検出したテープ位置検出信号との位
    相を比較して位相差に相当する位相検出データを順次出
    力する位相検出器と、記録時の記録フォーマットを満足
    するテープ走行速度を実現する予め設定した位相データ
    を出力するデータ発生器と、 キャプスタンの回転数検出信号から速度検出データを出
    力する速度検出器と、 前記予備再生モード状態では前記位相検出データを、ま
    た記録への移行後においては前記設定した位相データを
    択一入力とし、あわせて入力している前記速度検出デー
    タとからキャプスタン軸を駆動制御する信号を出力する
    偏差増幅器と、記録への移行後に供給する前記回転ドラ
    ムの位相制御用基準信号と同期関係にあるテープ位置信
    号を出力するテープ位置信号発生器とを備えたことを特
    徴とする磁気記録再生装置。
  2. (2)少なくともつなぎ撮りの予備再生モード以降では
    、回転ドラムの位相制御用基準信号と同期関係にあるテ
    ープ走行制御用のキャプスタン基準信号を発生する基準
    発生器と、前記予備再生モードでは前記キャプスタン基
    準信号とテープ位置信号を再生検出したテープ位置検出
    信号との位相を順次比較して、位相差に相当する位相検
    出データを順次出力する位相検出器と、位相ロック状態
    にある前記予備再生モードにおける前記位相検出データ
    から導出した演算データを出力する手段と、 キャプスタンの回転数検出信号から速度検出データを出
    力する速度検出器と、 前記予備再生モード状態では前記位相検出データを、ま
    た記録への移行後においては前記演算データを択一入力
    とし、あわせて入力している前記速度検出データとから
    キャプスタン軸を駆動制御する信号を出力する偏差増幅
    器と、 記録への移行後に供給する回転ドラムの位相制御用基準
    信号と同期関係にあるテープ位置信号を出力するテープ
    位置信号発生器とを備えたことを特徴とする磁気記録再
    生装置。
JP2124969A 1990-05-14 1990-05-14 磁気記録再生装置 Pending JPH0419856A (ja)

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