JP3195849B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

Info

Publication number
JP3195849B2
JP3195849B2 JP08641793A JP8641793A JP3195849B2 JP 3195849 B2 JP3195849 B2 JP 3195849B2 JP 08641793 A JP08641793 A JP 08641793A JP 8641793 A JP8641793 A JP 8641793A JP 3195849 B2 JP3195849 B2 JP 3195849B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
signal
magnetic tape
magnetic
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08641793A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06302060A (ja
Inventor
弘哉 安部
耕治 鹿庭
晃史 三辺
英男 西島
芳雄 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP08641793A priority Critical patent/JP3195849B2/ja
Publication of JPH06302060A publication Critical patent/JPH06302060A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3195849B2 publication Critical patent/JP3195849B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘリカル走査型の磁気
記録再生装置に係り、特に、ATF(AutoTrack Fin
ding)トラッキング方式のトラッキング制御装置を備え
た磁気記録再生装置のつなぎ撮り制御に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘリカル走査型の磁気記録再生装置(例
えば、ビデオテープレコーダ)において、磁気テープの
記録済み部分に連続して新たな記録を行なう(つなぎ撮
り)際には、このつなぎの部分で、再生画面が乱れない
ように、トラックパターンを連続させる処理が必要にな
る。そのために、記録が終了すると、次のつなぎ撮りの
ために、一旦一定量磁気テープを巻き戻し、しかる後、
磁気テープのたるみを取るために正転側(記録時と同方
向)へ磁気テープを若干進めて記録済みの部分で磁気テ
ープを停止させて待機し(スタンバイ状態とし)、次の
記録を再開してつなぎ撮りを行なうときには、記録済み
の残りの部分を再生状態としてトラッキング制御で位相
を合わせ、しかる後、記録を開始する。このため、操作
者が記録を再開しようとした時点から実際に記録が再開
するまでの間にトラッキングの引込みに要する分の時間
遅れがあり、操作者が必要とする場面の冒頭の部分が記
録されずに欠落するという問題があった。
【0003】この記録が欠落期間を短縮するためには、
トラッキングの引込み時間を短縮すればよいが、例えば
「テレビ技術」1990年9月号 p.79に記載の装
置では、スタンバイへの移行直前の上記磁気テープの正
転期間にトラッキング制御を行ない、ヘッド切替信号に
同期した所定のタイミングで磁気テープを停止させてス
タンバイ状態とし、次のつなぎ撮りでは、ヘッド切替信
号に同期した所定のタイミングで磁気テープの起動を行
なうようにし、停止時及び起動後の磁気テープの位相を
管理することによって、トラッキングに要する時間を短
縮している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、上記従
来技術により、スタンバイ状態から記録開始までの時間
は短縮できるが、そのためには、記録終了後のスタンバ
イ状態へ移行する過程でトラッキングをとるために充分
な時間が必要となる。この期間が長くなると、磁気テー
プの巻戻し量もこれに応じて長くしなければならず、記
録終了からスタンバイまでの移行時間が長くなる。カメ
ラ一体型VTRの使用状況の中には、記録を一時停止し
ようとしたものの、直ぐに記録を再開したいという場合
もあるが、上記のような一連のつなぎ撮り処理が終了す
るまでは記録を再開できない。従って、記録終了からス
タンバイまでの時間が長い場合も、記録不能の期間が長
くなり、撮影チャンスを失うこともあるという問題があ
った。
【0005】本発明の目的は、かかる問題を解消し、記
録終了からスタンバイ状態までの移行時間を短縮し、つ
なぎ撮りに際しての記録不能な期間を削減することがで
きるようにした磁気記録再生装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、つなぎ撮りを可能とする動作中のテープ
巻戻し時でもトラッキング制御をかけて、磁気テープと
磁気ヘッドとの間の相対位置を管理するとともに、記録
終了から次の記録再開までの一連のつなぎ撮り制御にお
いて、磁気テープの全ての停止及び起動のタイミングを
ヘッド切替信号に同期した所定のタイミングで行なう手
段を設ける。
【0007】また、本発明は、トラッキング制御をAT
Fトラッキング方式で行なう場合には、上記テープ巻戻
し期間のATFゲインを通常の変速再生時より大きくす
る手段と、ATFエラー信号を抽出するバンドパスフィ
ルタの周波数特性と平衡変調器に供給するローカルパイ
ロット信号の周波数とを磁気テープの走行速度に応じて
可変とする手段とを設ける。
【0008】
【作用】つなぎ撮り制御の全てのモードでトラッキング
をかけることにより、常に、記録トラックと磁気ヘッド
との間の相対位置関係を管理している状態で磁気テープ
を停止させることができ、ヘッド切替信号に同期した所
定のタイミングで磁気テープを停止させることにより、
テープ停止時の記録トラックと磁気ヘッドとの間の早退
位置関係が管理できる。従って、再記録のためのテープ
起動のタイミングを適切に設定することにより、起動し
た時点でほぼトラッキングが合っている状態にすること
ができ、トラッキングの引込み時間を短縮することがで
きる。その結果、次の記録のためのスタンバイの前後の
正転量が減るとともに、テープ巻戻し量も減らすことが
でき、従って、スタンバイから記録開始までの時間は勿
論のこと、記録停止からスタンバイまでの時間も短縮す
ることが可能となり、つなぎ撮り制御にともなう記録不
能期間を大幅に短縮することができる。
【0009】また、つなぎ撮り制御期間中では、回転シ
リンダの回転位相を記録する映像信号に同期させる必要
があるため、磁気テープの走行速度に応じて磁気ヘッド
と磁気テープとの相対速度を一定にするための補正はか
けられない。このため、テープ巻戻し時には、再生信号
の周波数がシフトするので、トラッキング方式をパイロ
ット信号を用いたATF方式にした場合、パイロット信
号も周波数シフトしてトラッキングが劣化する。しか
し、本発明では、磁気テープの走行速度に応じてATF
エラー信号のゲイン、あるいはATFエラー信号の検出
器の周波数特性を可変としており、上記の周波数シフト
の影響を排除することができ、常に最適なレベルでパイ
ロット信号を検出できるので、トラッキング性能を劣化
させることはない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を
示すブロック図であって、1はキャプスタンモータ、2
はモータドライバ、3は周波数発生器、4はキャプスタ
ン速度制御回路、5はキャプスタン位相制御回路、6は
切替スイッチ、7はキャプスタン、8はピンチローラ、
9は磁気テープ、10は回転シリンダ、11a,11b
は磁気ヘッド、12は周波数発生器、13はシリンダ速
度制御回路、14はシリンダ位相制御回路、15は加算
器、16はスイッチ、17はパルス発生器、18はモー
タドライバ、19はタイミング発生器、20はシステム
コントローラ、21は操作パネル、22は入力端子、2
3は加算器、24は記録増幅器、25は前値増幅器、2
6,27はスイッチ、28はパイロット信号発生器、2
9は出力端子、30はLPF(ローパスフィルタ)、3
1はAGC(自動利得制御回路)、32は平衡変調器、
33はfH−BPF(fH(=映像信号の水平走査周波
数)の周波数成分を抽出するバンドパスフィルタ)、3
4は3fH−BPF(3fHの周波数成分を抽出するバン
ドパスフィルタ)、35,36はエンベロープ検波回
路、37はレベル比較回路、38はサンプルホールド回
路、39は可変利得増幅器、40は加算器である。
【0011】同図において、回転シリンダ10には、1
80度の角間隔で2つの磁気ヘッド11a,11bが搭
載されており、この回転シリンダ10の外周180度以
上にわたって、磁気テープ9が螺旋状に捲回されてい
る。回転シリンダ10は、図示しないシリンダモータに
より、映像信号の1フレーム周期で回転し、その1/2
回転毎に磁気ヘッド11a,11bが交互に磁気テープ
9を操作する。また、この磁気テープ9はキャプスタン
7とピンチローラ8とによって挟持され、キャプスタン
モータ1がキャプスタン7を回転駆動することにより、
磁気テープ9を図面上下方に(即ち、正転側に)走行さ
せる。
【0012】記録時には、スイッチ6,16,26はR
側に閉じる。周波数発生器3はキャプスタンモータ1の
回転を検出し、その回転周波数に比例した周波数の信号
(以下、CFG信号という)を発生する。このCFG信
号はキャプスタン速度制御回路4に供給され、その周期
と目標周期との差分から速度制御信号が生成される。ま
た、このCFG信号はキャプスタン位相制御回路5にも
供給され、目標位相信号(図示せず)との位相差から位
相制御信号が生成される。この位相制御信号はスイッチ
6を介して加算器40に供給され、キャプスタン速度制
御回路4からの速度制御信号と加算されてモータドライ
バ2に供給される。モータドライバ2は加算器40から
の制御信号に応じてキャプスタンモータ1を制御し、磁
気テープ9が一定位相、一定速度で走行するようにす
る。
【0013】一方、周波数発生器12は回転シリンダ1
0の回転を検出してその回転周波数に比例した周波数の
信号(以下、DFG信号という)を発生し、パルス発生
器17は回転シリンダ10の回転を検出してその位相を
示すパルス信号(以下、PG信号という)を発生する。
このDFG信号はシリンダ速度制御回路13に供給さ
れ、その周期と目標周期との差分から速度制御信号が生
成される。また、このPG信号はシリンダ位相制御回路
14に供給され、スイッチ16を介して供給される垂直
同期信号Syncとの位相差から位相制御信号が生成され
る。この垂直同期信号Syncは、記録時、入力端子22
から入力される記録のための映像信号から分離されたも
のである。これら速度制御信号と位相制御信号とは加算
器15で加算されてモータドライバ18に供給される。
モータドライバ18は加算器15からの制御信号に応じ
て図示しないシリンダモータを制御し、これにより、回
転シリンダ10が映像信号の1フレーム周期で、かつ映
像信号の垂直同期信号に位相同期して回転する。
【0014】入力端子22から映像信号と音声信号との
時分割多重信号(オーバラップ記録の場合)または周波
数多重信号(オーバラップ記録でない場合)が入力さ
れ、加算器23でパイロット信号発生器28からのトラ
ッキング用のパイロット信号が加算され、記録増幅器2
4で増幅された後、スイッチ26を介してスイッチ27
に供給される。このスイッチ27はタイミング発生器1
9からのヘッド切替信号によって切替制御され、磁気ヘ
ッド11aが磁気テープ9を走査する回転シリンダ10
の1/2回転期間この磁気ヘッド11a側に閉じ、磁気
ヘッド11bが磁気テープ9を走査する回転シリンダ1
0の1/2回転期間この磁気ヘッド11b側に閉じる。
タイミング発生器19は、周波数発生器12からのDF
G信号とパルス発生器17からのPG信号とによってヘ
ッド切替信号を生成する。従って、記録増幅器24から
の記録信号が、回転シリンダ10の1/2回転毎に、磁
気ヘッド11a,11bによって交互に1フィールド分
ずつ記録される。
【0015】ここで、4周波パイロット信号によるAT
Fトラッキング方式が採用されており、従って、パイロ
ット信号発生器28から発生されるパイロット信号の周
波数は、記録される映像信号の1フィールド毎に、図5
に示すように、f1(=6.5fH),f2(=7.5
H),f3(=10.5fH),f4(=9.5fH)と
順次切り替えられる。但し、fHは映像信号の水平走査
周波数であり、 |f1−f2|=|f3−f4|=fH |f2−f3|=|f4−f1|=3fH である。
【0016】再生時では、スイッチ6,16,26はP
側に閉じている。このとき、キャプスタン制御系におけ
る加算器40には、キャプスタン位相制御回路5からの
位相制御信号の代りに、可変利得増幅器39からの後述
する位相制御信号が供給される。また、シリンダ位相制
御回路14では、スイツチ16を介して、垂直同期信号
Syncの代りに、フィールド周波数の基準信号Refが供
給され、これとパルス発生器17からのPG信号との位
相差から位相制御信号が生成される。
【0017】磁気テープ9から磁気ヘッド11a,11
bによって交互に1フィールドずつ上記の多重信号が再
生され、これらがスイッチ27によって選択されて連続
した多重信号となる。この多重信号は、スイツチ26を
通って前値増幅器25で増幅された後、出力端子29が
図示しない映像信号処理回路と音声信号処理回路に供給
されるとともに、LPF30に供給されて4周波のパイ
ロット信号が抽出される。抽出されたこの再生パイロッ
ト信号は、AGC回路31でレベル制御された後、平衡
変調器32に供給される。また、平衡変調器32には、
パイロット信号発生器28からローカルパイロット信号
の供給される。
【0018】ここで、パイロット信号発生器28は、磁
気ヘッド11a,11bが信号再生のために走査してい
る磁気テープ9上の記録トラック(以下、これを再生対
象トラックという)に記録されているパイロット信号と
同じ周波数のローカルパイロット信号を平衡変調器32
に供給する。また、磁気ヘッド11a,11bのトラッ
ク幅は磁気テープ9上の記録トラックの幅よりも広く、
このため、これら磁気ヘッド11a,11bは、再生対
象トラックばかりでなく、この再生対象トラックの隣接
トラックの両方または一方の一部をも同時に走査する。
従って、磁気ヘッド11a,11bの再生信号には、再
生対象トラックからの再生パイロット信号ばかりでな
く、少なくとも一方の隣接トラックに記録されているパ
イロット信号もクロストーク成分として含んでいる。
【0019】平衡変調器32では、AGC回路31から
の再生パイロット信号とパイロット信号発生器21から
のロ−カルパイロット信号とが乗算処理され、4周波の
パイロット信号の上記周波数関係から、隣接トラックか
らのパイロット信号のクロストーク成分により、周波数
Hの信号(以下、fH信号という)と周波数3fHの信
号(以下、3fH信号という)とが生成される。
【0020】平衡変調器32の出力信号はfH−BPF
33と3fH−BPF34とに供給され、夫々によって
H信号と3fH信号とが分離される。fH信号はエンベ
ロ−プ検波回路35に、3fH信号はエンベロ−プ検波
回路36に夫々供給されてエンベロ−プレベルが検出さ
れ、これら検出信号のレベル差が減算回路30でとられ
てATFエラー信号が生成される。即ち、磁気ヘッド1
1a,11bの再生対象トラックからのずれ方向に応じ
てfH信号のエンベロープレベルと3fH信号のエンベロ
ープレベルとに差が生じ、ATFエラー信号はこの差と
磁気ヘッド11a,11bの再生対象トラックからのず
れ方向を表わしている。
【0021】ここで、磁気テープ9上の順次の記録トラ
ックには、記録トラック順にf1,f2,f3,f4の順序
でパイロット信号の周波数が切り換えられている。この
ため、再生対象トラックが変わる毎に、平衡変調器32
でfH信号を生じさせるようなパイロット信号のクロス
トーク成分を生ずるトラックと3fH信号を生じさせる
ようなパイロット信号のクロストーク成分を生ずるトラ
ックとの再生対象トラックに対する位置関係が逆転す
る。例えば、いま、周波数f2のパイロット信号が記録
されているトラックを再生対象トラックとすると、これ
より先行する側の隣接トラックには周波数f1のパイロ
ット信号が記録されており、後行する側の隣接トラック
には周波数f3のパイロット信号が記録されているか
ら、先行する側の隣接トラックからの周波数f1のパイ
ロット信号のクロストーク成分と周波数f2のローカル
パイロット信号とによってfH信号が生成され、また、
後行する側の隣接トラックからの周波数f3のパイロッ
ト信号のクロストーク成分と周波数f2のローカルパイ
ロット信号とによって3fH信号が生成されるが、次
に、再生対象トラックが周波数f3のパイロット信号が
記録されているトラックを再生対象トラックとすると、
これより先行する側の隣接トラックには周波数f2のパ
イロット信号が記録されており、後行する側の隣接トラ
ックには周波数f4のパイロット信号が記録されている
から、先行する側の隣接トラックからの周波数f2のパ
イロット信号のクロストーク成分と周波数f3のローカ
ルパイロット信号とによって3fH信号が生成され、ま
た、後行する側の隣接トラックからの周波数f4のパイ
ロット信号のクロストーク成分と周波数f3のローカル
パイロット信号とによってfH信号が生成されることに
なる。
【0022】このことから、減算回路30では、磁気テ
ープ9上の1つおきの記録トラックの再生時、エンベロ
−プ検波回路35の出力信号からエンベロ−プ検波回路
36の出力信号の減算処理が行なわれ、他の1つおきの
記録トラックの再生時、エンベロ−プ検波回路36の出
力信号からエンベロ−プ検波回路35の出力信号の減算
処理が行なわれる。
【0023】減算器37から出力されるATFエラー信
号はサンプルホールド回路38でサンプルホールドさ
れ、可変利得増幅器39で増幅された後、キャプスタン
位相制御信号として加算器40に供給される。これによ
り、キャプスタンモータ1は、ATFエラー信号が0に
なるように、即ち、両隣接トラックからのクロストーク
成分が等しくなるように、位相制御されてトラッキング
制御が行なわれる。
【0024】以上がこの実施例での記録再生動作であ
る。次に、この実施例でのつなぎ撮りのための動作につ
いて説明する。なお、各種動作モードの指示はユーザが
操作パネル21を操作することによってなされ、この制
御モードの切替え及び上記の各種スイツチの切替えは、
この操作パネル21からの指令に応じて、マイクロコン
ピュータを使用したシステムコントローラ20が指示さ
れた動作に応じた制御モードの切替えや上記の各種スイ
ッチの切替えを行なう。
【0025】図2はつなぎ撮り動作のシーケンスを示す
図である。同図において、記録停止指令があって記録が
停止すると(A点)、キャプスタンモータ1を停止して
磁気テープ9を止める(B点)。次に、キャプスタンモ
ータ1を逆転させて所定量磁気テープ9を巻き戻し(B
´−C)、しかる後再度キャプスタンモータ1を正転さ
せて磁気テープ9を進め(C´−D)、D点でスタンバ
イ状態にする。その後、記録命令があると、キャプスタ
ンモータ1を起動して(D´点)磁気テープ9を進め、
前回の記録終了点Aに等しいE点から記録を開始させ
る。なお、B´点からE点までの全ての期間でトラッキ
ング制御を行なう。
【0026】以上の動作において、キャプスタンモータ
1の起動と制動は、ヘッド切替信号を基準に、所定のタ
イミングで行なう。これら制動と起動のタイミングの一
例として、図2におけるC点,C´点での巻戻し状態か
ら磁気テープ9を停止させ、次に、正転側へ起動する場
合のタイミングを図3で説明する。
【0027】同図において、制動時には、回転方向制御
信号を反転するとともに、キャプスタン制御信号に所定
の電圧を印可することにより、反対方向へのトルクを発
生させて制動する(逆転ブレーキ)。起動時には、所定
期間キャプスタン制御信号に所定の電圧を印可して加速
し、しかる後、上記の速度制御モードに切り替える。
【0028】ここで、制動時及び起動時の過渡状態での
キャプスタンモータ1の応答特性(速度の変化)はその
モータ1の特性や磁気テープ9の走行負荷、逆転ブレー
キの制御電圧、加速時の印可電圧により決まる。この応
答特性がわかれば、速度を積分することによって磁気テ
ープ9の移動距離を求めることができる。この実施例で
は、磁気テープ9の巻戻し期間もトラッキング制御を行
なうので、磁気ヘッド11a,11bと記録トラックの
相対位置を把握でき、ヘッド切替信号の立上りエッジか
ら時間t1後の制動開始時刻tS1と過渡時の磁気テープ
9の移動量が決まれば、磁気テープ9の停止状態での磁
気ヘッド11a,11bの位置も決まる。起動時のトラ
ッキングの引込み時間を短縮するためには、磁気テープ
9が所定の速度に達した時点で磁気ヘッド11a,11
bがトラック上にあるようにすればよいが、起動時の過
渡状態での磁気テープ9の移動量と起動動作時間がわか
っているので、これから逆算して、ヘッド切替信号の立
上りエッジから時間t2後となる起動開始時刻tS2を求
めることができる。
【0029】なお、磁気テープ9の走行負荷は、一般
に、その走行方向で異なるので、起動時及び制動時の応
答特性も磁気テープ9の走行方向によって異なる。従っ
て、起動及び制動のタイミングは、夫々の過渡特性(制
御が安定するまでの時間、その間の磁気テープ9の移動
距離)を考慮して設計する。また、磁気テープ9の走行
方向の制御は正転から逆転,逆転から正転,正転から正
転と複数のモードがあるが、回転方向に拘らず、停止時
には、常に同じ位置に停止するようにタイミングを決め
ることにより、夫々のモード毎のタイミングデータを持
たなくてもよく、制御回路を簡略できる。
【0030】次に、逆転時のトラッキング制御を図4を
用いて説明する。但し、図4は磁気デープ上9でのトラ
ックパターンと磁気ヘッド11a,11bのトレースパ
ターンを模式的に示すものであり、横軸に磁気テープ9
の長手方向を、縦軸に時間を夫々とっている。また、各
桝目に記入している数字はパイロット信号の周波数を表
わしており、1,2,3,4は夫々f1,f2,f3,f4
を示している。また、左欄には、ローカルパイロット信
号の周波数を示している。
【0031】図4において、まず、通常再生時には、垂
直方向に下から上へローカルパイロット信号と同じ周波
数のパイロット信号が記録されている記録トラックを再
生走査する。逆転方向に磁気テープ9を走行させる場合
には、図示するように、斜め方向に再生走査する。この
ときのヘッド切替信号HSWとATFエラー信号を右欄
に示す。このとき、図中黒丸で示すタイミングでATF
エラー信号をサンプリングし、これが0になるようにト
ラッキング制御をかけることにより、図示する走査パタ
ーンになる。勿論、再生速度は1倍に限られるものでは
なく、さらに高速にしても、同様に制御をかけることに
よってトラッキング制御ができる。
【0032】このようにトラッキング制御を行なうこと
により、逆転時でも磁気ヘッド11a,11bと磁気テ
ープ9の相対位置を管理することができ、ヘッド切替信
号HSWに対して所定のタイミングで制動をかけること
により、所定の位置で磁気テープ9を止めることができ
る。この停止位置が管理できていれば、次に正転させる
とき、同様に、ヘッド切替信号HSWに対して所定のタ
イミングで起動することにより、速やかにトラッキング
を合わすことができるので、図2の正転Iの期間を短縮
することができる。巻戻し時の速度を1倍速とした場合
には、記録停止からスタンバイまでの時間は正転時間
(C´−D)と巻戻し時間を足したものになるから、正
転時間を減らすことにより、スタンバイまでの時間は正
転時間の短縮量の2倍減らすことができる。
【0033】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図1に示すヘリカル走査型磁気記録再生装置にお
いて、磁気テープ9の走行方向や走行速度を変えて早送
り再生や巻戻し再生等の変速再生を行なうと、磁気テー
プ9と磁気ヘッド11a,11bとの相対速度が変化す
る。そこで、変速再生モードでは、相対速度が変化しな
いように、磁気テープ9の走行速度に応じて回転シリン
ダ10の回転速度を補正する(これを、以下、fH補正
という)。この実施例では、つなぎ撮り制御の巻戻し期
間でもトラッキング制御を行なうので、キャプスタンモ
ータ1の制御は再生モードである。
【0034】しかし、シリンダ制御も、同様に、再生モ
ードとして上記のfH補正を行なうと、回転シリンダ1
の回転速度が正規の速度からずれるために、この回転シ
リンダ1の目標位相が映像信号の同期信号の位相からず
れる。回転シリンダ1の位相制御の制御帯域は高々数H
zであるので、位相がアンロックした状態から引き込む
までには数秒かかる。このとき、図2において、巻戻し
後の正転期間とスタンバイ期間とスタンバイ解除後の正
転期間との総和が位相引込み時間を充分確保できれば問
題ないが、この実施例では、これらの期間を短縮するこ
とが目的であり、シリンダ制御を一定にすることが望ま
しいので、つなぎ撮り制御中では、シリンダ制御は常に
記録モードとし、逆転期間中もfH 補正はかけない。
【0035】しかし、変速再生時にfH補正を行わない
と、先述のように、磁気テープ9と磁気ヘッド11a,
11bとの相対速度が変化して再生信号の周波数が本来
の周波数からずれるため、トラッキング制御用の上記再
生パイロット信号の周波数も変化する。例えば、記録時
に磁気テープ9の走行方向と同じ方向に回転シリンダ1
0が回転する8ミリビデオでは、fH補正をかけずに巻
戻し再生を行なうと、磁気テープ9と磁気ヘッド11
a,11bとの間の相対速度は大きくなり、再生信号の
周波数は高域へシフトする。このため、再生パイロット
信号を平衡変調器32(図1)で平衡変調して得られる
H信号,3fH信号の周波数は、夫々fH,3fHからず
れる。但し、そのずれ方向は、再生パイロット信号とロ
ーカルパイロット信号の組合せにより、本来の周波数よ
り高くなる場合と低くなる場合とがある。例えば、周波
数が正しくf1のローカルパイロット信号で周波数f2
4から夫々高域へシフトした再生パイロット信号を平
衡変調すると、得られるfH信号、3fH信号の周波数は
いずれも高域へシフトするが、周波数が正しくf3のロ
ーカルパイロット信号で周波数f2、f4から夫々高域へ
シフトした再生パイロット信号を平衡変調すると、得ら
れるfH信号、3fH信号の周波数はいずれも低域へシフ
トする。そこで、平衡変調器32から出力されるfH
号と3fH信号とをfH−BPF33、3fH−BPF3
4で抜き取るのであるが、図6に示すように、これらB
PF33,34の中心周波数とfH信号、3fH信号の周
波数がずれるため、これらBPF33,34の出力レベ
ルが低下する。この結果、ATFエラー信号のレベルが
低下して制御利得,制御帯域が減少し、巻戻し時のトラ
ッキングの応答が劣化することになる。
【0036】そこで、この実施例では、つなぎ撮り制御
における巻戻し期間のATFエラー信号の増幅利得を通
常の巻戻し再生の利得よりも大きくすることにより、上
記の問題を解決している。このために、図1における可
変利得増幅器39の利得を制御モードによって切り替え
るようにしている。従って、巻戻し再生時にfH補正を
行わなくても、ATFゲインが劣化することがなく、高
速のトラッキング引込みが可能となる。可変利得増幅器
39自体の構成は公知であり、その詳細は省略する。
【0037】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
先の第2の実施例では、磁気テープの巻戻し速度が1倍
のように比較的遅い場合には、周波数のシフト量は小さ
くて問題ないが、テープ巻戻し時間を短縮するためにテ
ープ巻戻し速度を速くした場合には、再生信号の周波数
シフト量が大きくなり、図1の可変利得増幅器39の利
得制御だけでは、ATFエラー信号のレベルが確保され
ても、S/Nが劣化するという問題がある。そこで、こ
の第3の実施例では、周波数特性が可変のバンドパスフ
ィルタを設け、テープ巻戻し時ではそのフィルタ特性を
切り替えるようにした。
【0038】図1の平衡変調器32から出力されるfH
信号,3fH信号の周波数のシフト方向は、上記のよう
に、平衡変調器32に供給されるローカルパイロット信
号の周波数に応じて高域側,低域側と切り替わるので、
平衡変調器32に供給されるローカルパイロット信号の
周波数に応じて、 fH−BPF33,3fH−BPF3
4の通過帯域の偏移方向を切り替えるようにする。
【0039】図7はかかるBPFの一具体例を示す回路
図であって、71はコイル、72〜74はコンデンサ、
75はスイッチ、76は抵抗器である。
【0040】同図において、コンデンサ72〜74とコ
イル71,抵抗器76によってBPFが構成され、スイ
ッチ75でコンデンサ72〜74を切り替えることによ
り、このBPFの周波数特性が切り替えられる。ここ
で、スイッチ75がコンデンサ73を選択したときに
は、このBPFの中心周波数がfH信号または3fH信号
の周波数に一致し、スイッチ75がコンデンサ72を選
択したときには、このBPFの中心周波数が高域側に周
波数シフトしたfH信号または3fH信号の周波数に一致
し、スイッチ75がコンデンサ74を選択したときに
は、このBPFの中心周波数が低域側に周波数シフトし
たfH信号または3fH信号の周波数に一致するものとす
る。
【0041】あるいは、かかるBPFをディジタルフィ
ルタで構成することもでき、この場合には、フィルタ係
数を切り替えれば容易に実現できる。これにより、常に
抽出すべき信号の周波数とバンドパスフィルタの中心周
波数が一致するので、S/Nの劣化がなく、最適なレベ
ルでATFエラー信号が得られる。
【0042】次に、本発明の第4の実施例を説明する。
上記の第3の実施例では、図1において、平衡変調器3
2の出力周波数のシフトが、ローカルパイロット信号と
再生パイロット信号の組合せによって異なるので、複数
の特性のフィルタを必要とした。
【0043】これに対し、この第4の実施例では、平衡
変調器32の基準信号(ローカルパイロット信号)の周
波数を制御モードに応じて可変とするものである。基準
信号の周波数の変更は、例えば、パイロット信号発生器
28における基準発振器(図示せず)の回路定数を切り
替えることにより、実現できる。ここで、fH補正を行
なっている場合には、記録時と同じ周波数f1〜f4のロ
ーカルパイロット信号を用い、fH補正を行わない場合
には、磁気テープ9と磁気ヘッド11a,11bとの間
の相対速度の変化率に合わせて、ローカルパイロット信
号の周波数を上記のように可変とする。これにより、平
衡変調器32から出力されるfH信号,3fH信号の周波
数は、夫々周波数fH,3fHから周波数シフトしたもの
に上記の変化率を乗じたものになり、ローカルパイロッ
ト信号と再生パイロット信号との組合せに拘らず、例え
ば周波数fH,3fHと一定であって、バンドパスフィル
タの特性の種類を減らすことができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
つなぎ撮り制御でのテープ巻戻し期間にトラッキング制
御をかけて磁気ヘッドと磁気テープの位相関係を管理し
た状態で制動し、次に、正転への起動を行なうことによ
り、正転時のトラッキングの引込み時間を短縮できる。
従って、つなぎ撮り制御に必要なテープ巻戻し及び正転
量が減少して、記録停止からスタンバイまでの時間が短
縮し、記録不能期間を大幅に削減できる。
【0045】さらに、テープ巻戻し時のATFエラー信
号のレベル低下を防止でき、テープ巻戻し期間のトラッ
キング性能の劣化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示
す構成図である。
【図2】本発明におけるつなぎ撮りの制御シーケンス図
である。
【図3】図3に示した制御シーケンスにおけるキャプス
タンモータの制動時、起動時での制御タイミング図であ
る。
【図4】図1における磁気テープ上の記録トラックと磁
気ヘッドの走査軌跡との関係を示すパターン図である。
【図5】図1における磁気テープ上の記録トラックに記
録される4周波パイロット信号の周波数関係を示す図で
ある。
【図6】図1におけるfH−BPF,3fH−BPFの特
性図である。
【図7】図1でのfH−BPF,3fH−BPFの他の具
体例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 キャプスタンモータ 4 キャプスタン速度制御回路 5 キャプスタン位相制御回路 9 磁気テープ 10 回転シリンダ 11a,11b 磁気ヘッド 13 シリンダ速度制御回路 14 シリンダ位相制御回路 19 タイミング発生器 28 パイロット信号発生器 32 平衡変調器 33,34 バンドパスフィルタ 38 サンプルホールド回路 39 可変利得増幅器
フロントページの続き (72)発明者 三辺 晃史 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 映像メディア研 究所内 (72)発明者 西島 英男 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 映像メディア研 究所内 (72)発明者 成田 芳雄 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会 社 日立製作所 AV機器事業部内 (56)参考文献 特開 昭62−103864(JP,A) 特開 昭63−179450(JP,A) 特開 昭63−209052(JP,A) 特開 平4−121856(JP,A) 特開 平5−2799(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/467 G11B 5/027

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘリカル走査型の磁気記録再生装置であ
    って、 磁気テープを移送するキャプスタンモータの停止及び起
    動を回転シリンダの回転位相に同期した所定のタイミン
    グで行なうタイミング設定手段と、 該磁気テープ上の記録トラックと再生走査する磁気ヘッ
    ドとの間の相対位置を制御するトラッキング手段とを備
    え、記録動作終了後該磁気テープを記録時とは反対方向
    へ巻き戻して停止させ、次いで記録時と同一方向に走行
    させて停止状態とし、次の記録指令とともに該磁気テー
    プを起動させるようにしたつなぎ撮りを可能とする動作
    をなし、該つなぎ撮りを可能とする動作時、該トラッキ
    ング制御手段によって記録トラックと再生走査する該磁
    気ヘッドとの間の相対位置を所定の位置に制御し、かつ
    該タイミング設定手段によって該回転シリンダの回転位
    相に同期した所定のタイミングで該磁気テープを停止さ
    せることを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記トラッキング制御手段は、 磁気ヘッドが前記磁気テープを記録走査する毎に周波数
    が異なる4周波のパイロット信号を発生し、該磁気ヘッ
    ドに供給する手段と、 前記磁気テープの再生時に、信号再生のために走査され
    る前記磁気テープ上の記録トラックからの再生パイロッ
    ト信号と等しい周波数のローカルパイロット信号を発生
    する手段と、 該再生パイロット信号と該ローカルパイロット信号とを
    掛け算する平衡変調器と、 該平衡変調器の出力信号から、信号再生すべき該記録ト
    ラックの両隣接トラックからのパイロット信号と該ロー
    カルパイロット信号との掛け算信号を抽出するバンドパ
    スフィルタと、 両掛け算信号のレベルを比較してトラッキングエラー信
    号を生成する手段とからなることを特徴とする磁気記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 つなぎ撮りを可能とする動作期間における前記テープ巻
    戻し期間に得られるト前記ラッキングエラー信号のゲイ
    ンを磁気テープの走行速度に応じて可変とする手段を設
    けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記バンドパスフィルタの周波数特性を磁気テープの走
    行速度に応じて可変としたことを特徴とする磁気記録再
    生装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 前記パイロット信号を検出する前記バンドパスフィルタ
    の周波数特性及び前記ローカルパイロット信号の周波数
    を前記磁気テープの走行速度に応じて可変としたことを
    特徴とする磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】 ヘリカル走査型の磁気記録再生装置であ
    って、 磁気テープに信号を記録または磁気テープから信号を再
    生する磁気ヘッドを搭載した回転シリンダと、 該磁気テープを移送する移送手段と、 該移送手段による該磁気テープの移送動作の停止を該回
    転シリンダの回転位相に同期した所定のタイミングで行
    なうタイミング設定手段と、 該磁気テープ上の記録トラックと該磁気ヘッドとの間の
    相対位置を制御するトラッキング手段と、 記録動作終了後に、該磁気テープを記録時とは反対方向
    に走行させて停止させ、次に記録時と同一方向に走行さ
    せて停止させ、次の記録指令により、該磁気テープに信
    号を記録できるように制御する制御手段と を備え、 該制御手段は、該トラッキング手段により該磁気テープ
    の走行動作を制御し、該タイミング設定手段により、該
    磁気テープの停止動作を制御する ことを特徴とする磁気
    記録再生装置。
  7. 【請求項7】 ヘリカル走査型の磁気記録再生装置であ
    って、 磁気テープに信号を記録または磁気テープから信号を再
    生する磁気ヘッドを搭載した回転シリンダと、 該磁気テープを移送する移送手段と、 該磁気テープ上の記録トラックと該磁気ヘッドとの間の
    相対位置を制御するトラッキング手段と、 記録動作終了後に、該磁気テープを記録時とは反対方向
    に走行させて停止させ、次に記録時と同一方向に走行さ
    せて停止させ、次の記録指令により、該磁気テープに信
    号を記録できるように制御する制御手段と を備え、 該制御手段は、該磁気テープを記録時とは反対方向に走
    行させる場合に、前記トラッキング手段により、該磁気
    テープの走行動作を制御する ことを特徴とする磁気記録
    再生装置。
JP08641793A 1993-04-13 1993-04-13 磁気記録再生装置 Expired - Fee Related JP3195849B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08641793A JP3195849B2 (ja) 1993-04-13 1993-04-13 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08641793A JP3195849B2 (ja) 1993-04-13 1993-04-13 磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06302060A JPH06302060A (ja) 1994-10-28
JP3195849B2 true JP3195849B2 (ja) 2001-08-06

Family

ID=13886309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08641793A Expired - Fee Related JP3195849B2 (ja) 1993-04-13 1993-04-13 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3195849B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06302060A (ja) 1994-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3195849B2 (ja) 磁気記録再生装置
US5235479A (en) Digital video tape recorder with tracking central circuit for causing positions of existing recorded track and newly recorded track to coincide during editing
JPH04195844A (ja) 記録装置
JP3433609B2 (ja) ディジタルビデオ記録装置および記録方法
US5285329A (en) Rotary head type recording apparatus
JPH0132706B2 (ja)
JPS5958649A (ja) 磁気記録再生装置
JP3368596B2 (ja) 再生装置
JP2951494B2 (ja) 磁気記録装置およびそのトラッキング制御方法
JPH0373930B2 (ja)
JP3361672B2 (ja) 再生装置
JP3624846B2 (ja) 記録再生装置
JPH03116572A (ja) 記録装置
JP2799093B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2719449B2 (ja) テープ走行制御装置
JP3045334B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH06131756A (ja) データ記録再生装置
JPH0127497B2 (ja)
JPH01113946A (ja) リールサーボ装置
JPH03116571A (ja) 回転ヘッド型記録装置
JP2900568B2 (ja) 映像記録再生装置
JPH03116573A (ja) 回転ヘッド型記録装置
JPS6315790B2 (ja)
JPH02203456A (ja) 滋気記録再生装置
JPS60103504A (ja) 磁気記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080601

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees