JPH0419837Y2 - - Google Patents

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JPH0419837Y2
JPH0419837Y2 JP20207586U JP20207586U JPH0419837Y2 JP H0419837 Y2 JPH0419837 Y2 JP H0419837Y2 JP 20207586 U JP20207586 U JP 20207586U JP 20207586 U JP20207586 U JP 20207586U JP H0419837 Y2 JPH0419837 Y2 JP H0419837Y2
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heat
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antenna jack
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、発熱電気部品で発生する熱をホルダ
を介して筐体外に放熱させる電子機器の放熱構造
に関する。
従来の技術 電子機器に用いられる発熱電気部品、例えば大
容量の集積回路等では、金属製のホルダ(放熱
板)該発熱部品を取付け、このホルダ及び発熱部
品を筐体に当接することによつて、発熱部品で発
生する熱を効果的に筐体外部に逃がすようにして
いる。
考案が解決しようとする問題点 しかし、放熱効果を増やそうとすれば、放熱面
積を大きくしなければならず、従つて、大きなホ
ルダを必要とし、小型の電子機器、とくに放熱が
重要視される車載要機器では効果的な放熱が行え
ず、機器の内部回路が誤動作するという問題があ
つた。
また、従来より、ラジオ、無線機等の送信又は
受信機能を有する電子機器では、機器にアンテナ
ジヤツクが取付られているものがある。これは、
該機器内に設けられた金属製ホルダにアンテナジ
ヤツクを取付け、該ホルダをネジ止め等により機
器の筐体に接続することによつて、電気的に接地
し、さらにアンテナジヤツクの入力端子をラジオ
の高周波増幅部に接続するようにしている。
以上述べたように、個々の部品の取付けにホル
ダを用いており、ホルダの専有面積が大きくなる
という欠点もあつた。
本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、
複数のホルダを一体化して、ホルダの点数を削減
し、ホルダの専有面積を少なくすると共にコスト
の低減を計ることを目的とするものであり、具体
的には発熱電気部品を取付ける放熱用ホルダと、
アンテナジヤツクのホルダとを一体成形すること
により部品点数の増加、及び機器の大型化を生じ
ることなく放熱効果を高めようとするものであ
る。
問題点を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するために、発熱電気
部品を取付ける第1の取付部と、アンテナジヤツ
クを固定する第2の取付部とを金属板で一体成形
したホルダを備え、該ホルダを前記第1及び第2
の取付部が筐体の一部に当接するように該筐体内
に収納することを特徴とする電子機器の放熱構造
である。
作 用 本考案によれば、発熱電気部品から発生する熱
が発熱電気部品を取付ける第1の取付部及びアン
テナジヤツクを固定する第2の取付部に伝達され
るため、広範囲に渡つて放熱を行うことができ、
また第1及び第2の取付部が筐体の一部に当接し
ているため、電子機器内部の熱を効率良く筐体外
に逃すことができる。
従つて、部品点数の増加及び機器の大型化を生
じることなく放熱効果を向上させることができ
る。
考案の実施例 以下、図面を用いて本考案の一実施例を説明す
る。
第1図は本考案に係る一実施例のホルダ部の分
解斜視図である。
図に示すように、1はホルダ部、2は金属製の
ホルダであり、発熱電気部品6を取付ける第1の
取付部3と、アンテナジヤツク12を固定する第
2の取付部4と、第1及び第2の取付部3,4を
連結する連結部5とで一体成形されている。10
は第1の取付部3に成形された折曲部であり、後
述するように筐体の側板15に当接する。11は
第2の取付部4に設けた突起部であり、アンテナ
ジヤツク12の外筒が挿入される孔13が形成さ
れている。
そして、ねじ孔9と孔8とを位置合わせしてね
じ7で放熱電気部品6を第1の取付部3に固定
し、また孔13にアンテナジヤツク12の外筒を
挿入し、鍔部を突起部11にスポツト溶接してア
ンテナジヤツク12を第2の取付部4に固定する
ことによつてホルダ部1が構成される。
第2図は第1図のホルダ部1を電子機器内に取
付けた構成を示す分解斜視図である。
図において、15は側板、24は蓋、32はシ
ヤーシであり、これらにより電子機器21の筐体
を構成する。30は受信機の高周波増幅部31を
構成する電気部品が搭載されたプリント基板であ
り、他の電気部品32と共にメインプリント基板
22に搭載される。また、16は側板15に形成
された折曲げ部、29は蓋24の端部に設けられ
た凹部である。
第1図のホルダ部1は第2の取付部4で高周波
増幅部31を被覆するようにメインプリント基板
22上に取付けられる。これは、高周波増幅部3
1を電気的にシールドすることによつて、高周波
増幅部31から発生する輻射ノイズを除去するた
めであり、さらにメインプリント基板22はシヤ
ーシ32に固定される。
そして、蓋24に設けた孔28にアンテナジヤ
ツク12の外筒を挿入し、孔26とねじ孔14と
を位置合わせしてねじ27で蓋24をホルダ2の
第2の取付部4に固定する。この時、蓋24に設
けた凹部25により、蓋24は第2の取付部4に
確実に当接される。さらに、側板15に設けた爪
20をシヤーシ32のガイド孔34に嵌め込むと
共に、折曲げ部16を第1の取付部3に設けた折
曲げ部10及び蓋24に設けた凹部29に当接す
るようにこれら折曲げ部10と凹部29との間に
嵌め込み、孔17とねじ孔33とを位置合わせし
てねじ18により側板15をシヤーシ32に固定
する。この時、側板15に設けた凸部19によ
り、側板15は発熱部品6に確実に当接される。
次に、放熱作用について述べる。
発熱電気部品6で発生した熱は、まず第1の取
付部3から連結部5を介して第2の取付部4に伝
わり、ホルダ2全体に伝導されるが、その一部は
発熱電気部品6から凸部19を介して直接側板1
5に伝導され電子機器21の外部に放熱される。
そして、第1の取付部3に伝わつた熱は折曲げ部
10、折曲げ部16、凹部29を介して側板15
及び蓋24に伝導され、電子機器21の外部に放
熱される。更に、第2の取付部4に伝わつた熱は
凹部25を介して蓋24に伝導され電子機器21
の外部に放熱される。
上述のように、本実施例においては発熱電気部
品を取付けるホルダとアンテナジヤツクを固定す
るホルダとを一体成形しているため、部品点数の
増加及び機器の大型化を生じることなく発熱電気
部品で発生する熱を広範囲に伝導でき、電子機器
内部が極部的に高温となつて回路が誤動作すると
いつた不都合を防止できる。また、第1及び第2
の取付部が共に筐体の一部に当接しているため、
ホルダ全体に伝わつた熱を筐体を介して効果的に
外部へ放熱することができる。更に、本実施例で
はホルダの第2の取付部で受信機の高周波増幅部
を被覆して高周波増幅部を電気的にシールドして
いるため高周波増幅部から発生する輻射ノイズを
除去できる。
考案の効果 以上、詳細に説明したように、本考案によれば
発熱電気部品を取付ける放熱用ホルダとアンテナ
ジヤツクのホルダとを一体成形することにより部
品点数の増加及び機器の大型化を生じることなく
放熱効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のホルダ部の分解斜
視図、第2図は第1図のホルダ部を電子機器内に
取付けた分解斜視図である。 図において、1はホルダ部、2はホルダ、3は
第1の取付部、4は第2の取付部、5は連結部、
6は発熱電気部品、12はアンテナジヤツク、1
5は側板、21は電子機器、22はメインプリン
ト基板、24は蓋、31は高周波増幅部、32は
シヤーシである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発熱電気部品を取付ける第1の取付部と、アン
    テナジヤツクを固定する第2の取付部とを金属板
    で一体成形したホルダを備え、該ホルダを前記第
    1及び第2の取付部が筐体の一部に当接するよう
    に該筐体内に収納することを特徴とする電子機器
    の放熱構造。
JP20207586U 1986-12-24 1986-12-24 Expired JPH0419837Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20207586U JPH0419837Y2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20207586U JPH0419837Y2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63105394U JPS63105394U (ja) 1988-07-08
JPH0419837Y2 true JPH0419837Y2 (ja) 1992-05-06

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ID=31166125

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JPS63105394U (ja) 1988-07-08

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