JPH04197239A - Ｍｒｉ装置における画像生成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、ＭＲＩ装置における画像生成方法に関し、
さらに詳しくは、１撮像時間より短い時間分解能を得ら
れるようにしたＭＲＩ装置における画像生成方法に関す
る。

［従来の技術］ 従来のＭＲＩ装置では、第３図に示すように、繰り返し
時間ＴＲのスキャンを、例えば位相エンコード番号１か
ら開始して位相エンコード番号Ｎまで行い、収集した位
相エンコード数（Ｎ個）のサンプルデータから１画像を
生成することを繰り返して画像１１画像２．・・・を順
に生成している。

１撮像時間は、例えば繰り返し時間ＴＲが２秒。

位相エンコード数（Ｎ）が２５６．データ加算平均回数
が１回とすると、２秒ｘ２５６ｘｌ＝８分３２秒である
。

［発明が解決しようとする課題］ 上記従来のＭＲＩ装置では、１撮像時間に１画像しか得
られず、しかも１撮像時間が長いため、比較的短い時間
内に複数の画像を得ることが要求されるダイナミックス
キャン（増影剤を注入した部分を短い間隔で連続的に撮
像し、増影剤によるエンハンス効果をみるためのスキャ
ン）に対して十分対応できない問題点がある。

１撮像時間を短縮するために、高速法、超高速法等か提
案されているが、特殊なハードウェア。

ソフトウェアが必要となる問題点がある。

そこで、この発明の目的は、特殊なノ＼−トウエア、ソ
フトウェアを用いることなく、１撮像時間より短い時間
で１画像を得ることが出来るようにしたＭＲＩ装置にお
ける画像生成方法を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ この発明のＭＲＩ装置における画像生成方法は、１撮像
時間に位相エンコード数分のサンプルデータを収集しそ
れらサンプルデータから画像を生成することを繰り返し
て複数の画像を得るＭＲＩ装置において、連続する２撮
像時間に収集したサンプルデータにまたがって位相エン
コード数分のサンプルデータを切り出し、それらサンプ
ルデータから画像を生成することを構成上の特徴とする
ものである。

［作用］ この発明のＭＲＩ装置における画像生成方法では、連続
する２撮像時間に収集したサンプルデータにまたがって
位相エンコード数分のサンプルデータを切り出し、それ
らサンプルデータから画像を生成する。

従って、（前の１撮像時間十後の１撮像時間十両者の間
の時間）中に、最大では位相エンコード数分の画像を得
ることが出来るようになり、時間分解能が飛躍的に向上
する。

［実施例］ 以下、図に示す実施例によりこの発明を更に詳しく説明
する。なお、これによりこの発明が限定されるものでは
ない。

第２図は、この発明の画像生成方法を実施するＭＲＩ装
置１を示すブロック図である。

計算機２は、操作卓１３からの指示に基づき、全体の作
動を制御する。

シーケンスコントローラ３は、記憶しているシーケンス
に基づいて、勾配磁場駆動回路４を作動させ、マグネッ
トアセンブリ５内の勾配磁場コイルで勾配磁場を発生さ
せる。また、ゲート変調回路７を制御し、ＲＦ発振回路
６で発生した特定周波数のＲＦ倍信号変調して、ＲＦ電
力増幅器８からマグネットアセンブリ５の送信コイルに
加える。

マグネットアセンブリ５には、静磁場コイルがあり、予
め一定強度の静磁場か発生している。

マグネットアセンブリ５の受信コイルで得られたＮＭＲ
信号は、前置増幅器９を介して位相検波器１０に人力さ
れ、さらに、ＡＤ変換器１１を介して計算機２に入力さ
れる。

計算機２は、ＡＤ変換器１１から得たＮＭＲ信号のデー
タに基づき、画像データを算出し、表示装置１２に画像
を表示する。

次に、本発明の画像生成方法に係る動作について説明す
る。

このＭＲＩ装置１では、第１図に示すように、繰り返し
時間ＴＲのスキャンを、位相エンコード番号１から開始
して位相エンコード番号Ｎまで行い、それに連続して（
あるいは休憩時間をはさんで）同様のスキャンを繰り返
し行う。

最初の画像１は、１回目の位相エンコード番号１〜２５
６のスキャンで収集したサンプルデータから生成する。

次の画像２は、１回目の位相エンコード番号２〜２回目
の位相エンコード番号１のスキャンで収集したサンプル
データから生成する。

画像３以降の画像も、同様にして、連続する２撮像時間
に収集したサンプルデータにまたかつて位相エンコード
数分のサンプルデータを切り出し、それらサンプルデー
タから生成する。

結局のところ、画像は、スキャンの繰り返し時間ＴＲご
とに生成されることになる。

従って、比較的短い時間内に複数の画像を得ることが要
求されるダイナミックスキャンに対して有効となる。

この発明の他の実施例としては、位相エンコード番号を
上記のように１番号ずつずらせるのではなく、数番号ず
つずらせるようにしたものが挙げられる。

なお、シーケンスは、特定されるものではなく、各画像
は、画像群として、マルチスライス、マルチエコー法に
も応用可能である。

［発明の効果］ この発明のＭＲＩ装置における画像生成方法によれば、
特殊なハードウェアやソフトウェアを要さず、１撮像時
間より短い時間分解能を得られるようになる。このため
、ダイナミックスキャンに特に有用となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のＭＲＩ装置における画像生成方法の
一実施例の説明図、第２図はこの発明の方法を実施する
ＭＲＩ装置のブロック図、第３図は従来のＭＲＩ装置に
おける画像生成方法の説明図である。 （符号の説明） １・・・ＭＲＩ装置 ２・・・計算機 ３・・・シーケンスコントローラ １２・・・表示装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、１撮像時間に位相エンコード数分のサンプルデータ
   を収集しそれらサンプルデータから画像を生成すること
   を繰り返して複数の画像を得るＭＲＩ装置において、 連続する２撮像時間に収集したサンプルデータにまたが
   って位相エンコード数分のサンプルデータを切り出し、
   それらサンプルデータから画像を生成することを特徴と
   するＭＲＩ装置における画像生成方法。