JPH06327648A - Mri装置 - Google Patents

Mri装置

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Publication number
JPH06327648A
JPH06327648A JP5116000A JP11600093A JPH06327648A JP H06327648 A JPH06327648 A JP H06327648A JP 5116000 A JP5116000 A JP 5116000A JP 11600093 A JP11600093 A JP 11600093A JP H06327648 A JPH06327648 A JP H06327648A
Authority
JP
Japan
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data
slice
substance
gradient
predetermined position
Prior art date
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Pending
Application number
JP5116000A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Arai
宣行 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
Yokogawa Medical Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Yokogawa Medical Systems Ltd filed Critical Yokogawa Medical Systems Ltd
Priority to JP5116000A priority Critical patent/JPH06327648A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 共鳴周波数の異なる複数の物質のスライス間の位
置ずれを防止する。 【構成】 物質wの共鳴周波数Fwに合せた中心周波数
をもつ励起パルスRF1で且つスライス勾配G1で所定
位置のスライスを励起しデータD1を収集する。次に、
物質fの共鳴周波数Ffに合せた中心周波数をもつ励起
パルスRF2で且つ前記スライス勾配G1の傾斜を逆に
したスライス勾配G2で所定位置のスライスを励起しデ
ータD2を収集する。データD1とD2に共通しない周
波数領域のデータD1a,D2bを切り捨てた後、それ
らを加算し、データD3を得る。そして、データD3か
ら画像を再構成する。 【効果】 化学シフトによる位置ズレなしに目的スライ
スの画像を得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MRI装置に関し、
さらに詳しくは、共鳴周波数の異なる複数の物質を含む
被検体で、化学シフトによる位置ズレなしに目的のスラ
イスの画像を得ることが出来るMRI装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各スピンの磁気共鳴周波数は、物質によ
り異なっている。図12に、水と脂肪を含む被検体のプ
ロトンスペクトルを例示するが、水の共鳴周波数Fwと
脂肪の共鳴周波数Ffとに、約3.5ppmの周波数差
ΔFがある。このため、図13の(a)に示すように、
水の共鳴周波数Fwに合せた中心周波数をもつ励起パル
スRF1で且つスライス勾配G1で所定位置のスライス
を励起しデータD1を収集する場合、図13の(b)に
示すように、水に対しては所定位置のスライスSwから
データを収集することが出来るが、脂肪に対しては前記
所定位置から前記周波数差ΔFに相当する距離ΔLだけ
位置ずれしたスライスSfからデータを収集することに
なってしまう。
【0003】なお、物質による共鳴周波数の違いを利用
して、物質毎の画像を分離して取得する化学シフトイメ
ージングの技術が知られているが、それはこの発明の目
的とは相違する技術である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のMRI装置で
は、共鳴周波数の異なる複数の物質を含む被検体の場
合、上記のように物質によってスライスの位置がずれて
しまう問題点がある。そこで、この発明の目的は、共鳴
周波数の異なる複数の物質を含む被検体の場合に物質に
よってスライスの位置がずれてしまうことを防止できる
MRI装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、この発
明は、物質wの共鳴周波数Fwに合せた中心周波数をも
つ励起パルスRF1で且つスライス勾配G1で所定位置
のスライスを励起しデータD1を収集する第1のスキャ
ン手段と、物質fの共鳴周波数Ffに合せた中心周波数
をもつ励起パルスRF2で且つ前記スライス勾配G1の
傾斜を逆にしたスライス勾配G2で所定位置のスライス
を励起しデータD2を収集する第2のスキャン手段と、
前記データD1およびD2からそれらに共通しない周波
数領域のデータを切り捨てるデータ切捨手段と、前記切
り捨て後のデータD1およびD2を加算してデータD3
を算出するデータ加算手段と、前記データから画像を再
構成する再構成手段とを具備したことを特徴とするMR
I装置を提供する。
【0006】第2の観点では、この発明は、物質wの共
鳴周波数Fwに合せた中心周波数をもつ励起パルスRF
1で且つスライス勾配G1で所定位置のスライスを励起
しデータD1を収集する第1のスキャン手段と、物質w
の共鳴周波数Fwに合せた中心周波数をもつ励起パルス
RF1で且つ前記スライス勾配G1の傾斜を逆にすると
共に物質wと物質fの化学シフトに相当するオフセット
を加えたスライス勾配G2’で前記所定位置から前記化
学シフトに相当する距離だけ位置をずらしたスライスを
励起しデータD2を収集する第2のスキャン手段と、前
記データD1およびD2を加算してデータD3を算出す
るデータ加算手段と、前記データから画像を再構成する
再構成手段とを具備したことを特徴とするMRI装置を
提供する。
【0007】第3の観点では、この発明は、上記構成の
MRI装置において、前記データ加算手段および前記再
構成手段の代りに、前記データD1およびD2からそれ
ぞれ画像I1およびI2を再構成する再構成手段と、前
記画像I1およびI2を加算して加算画像I3を算出す
る画像加算手段とを具備したことを特徴とするMRI装
置を提供する。
【0008】なお、データを収集したい物質が3種類以
上ある場合は、それらのスペクトルの両端の物質を、上
記構成における物質w,fとする。
【0009】
【作用】第1の観点によるこの発明のMRI装置では、
第1のスキャン手段により、物質wの共鳴周波数Fwに
合せた中心周波数をもつ励起パルスRF1で、且つ、ス
ライス勾配G1で、所定位置のスライスを励起し、デー
タD1を収集する。このデータD1は、物質wのスライ
スは所定位置だが、物質fのスライスは位置ずれしてい
る。次に、第2のスキャン手段により、物質fの共鳴周
波数Ffに合せた中心周波数をもつ励起パルスRF2
で、且つ、前記スライス勾配G1の傾斜を逆にしたスラ
イス勾配G2で、所定位置のスライスを励起し、データ
D2を収集する。このデータD2は、物質fのスライス
は所定位置だが、物質wのスライスは位置ずれしてい
る。ただし、スライス勾配G1とG2の傾斜が逆である
から、位置ずれ方向は第1のスキャンの時と同方向であ
る。つまり、第1のスキャンの時の物質fのスライスと
一致している。従って、データD1とD2を合せれば、
所定位置のスライスと位置ずれしたスライスとを合せた
スライス(目的のスライス)から物質wと物質fのデー
タが不足なく得られたことになる。ただし、励起パルス
RF1,RF2の中心周波数が異なるから、データD1
とD2に共通しない周波数領域のデータをデータ切捨手
段で切り捨てた後、それらを加算する。そして、再構成
手段で画像を再構成すれば、化学シフトによる位置ズレ
なしに目的のスライスの画像を得ることが出来る。
【0010】第2の観点によるこの発明のMRI装置で
は、第1のスキャン手段により、物質wの共鳴周波数F
wに合せた中心周波数をもつ励起パルスRF1で、且
つ、スライス勾配G1で、所定位置のスライスを励起
し、データD1を収集する。このデータD1は、物質w
のスライスは所定位置だが、物質fのスライスは位置ず
れしている。次に、第2のスキャン手段により、物質w
の共鳴周波数Fwに合せた中心周波数をもつ励起パルス
RF1で、且つ、前記スライス勾配G1の傾斜を逆にす
ると共に物質wと物質fの化学シフトに相当するオフセ
ットを加えたスライス勾配G2’で前記所定位置から前
記化学シフトに相当する距離だけ位置をずらしたスライ
スを励起しデータD2を収集する。このデータD2は、
物質wのスライスは位置ずれし、第1のスキャンの時の
物質fのスライスと一致している。一方、物質fのスラ
イスは、スライス勾配G1とG2の傾斜が逆であるか
ら、位置ずれ方向が第1のスキャンの時と逆方向にな
る。つまり、第1のスキャンの時の所定位置のスライス
と一致している。従って、データD1とD2を合せれ
ば、所定位置のスライスと位置ずれしたスライスとを合
せたスライス(目的のスライス)から物質wと物質fの
データが不足なく得られたことになる。この場合、第1
のスキャンと第2のスキャンの励起パルスRF1の中心
周波数が同じだから、データD1とD2をそのままデー
タ加算手段で加算すればよい。そして、再構成手段で画
像を再構成すれば、化学シフトによる位置ズレなしに目
的のスライスの画像を得ることが出来る。
【0011】第3の観点によるこの発明のMRI装置で
は、データD1とD2を加算してから再構成する代り
に、データD1とD2でそれぞれ再構成してから画像を
加算するものである。この場合も、上記第1の観点およ
び第2の観点と同じように、化学シフトによる位置ズレ
なしに目的のスライスの画像を得ることが出来る。
【0012】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいてこの発明を
さらに詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限
定されるものではない。
【0013】−第1実施例− 図1は、この発明のMRI装置の第1実施例のブロック
図である。このMRI装置1において、計算機2は、操
作卓13からの指示に基づき、全体の作動を制御する。
シーケンスコントローラ3は、記憶しているシーケンス
に基づいて、勾配磁場駆動回路4を作動させ、マグネッ
トアセンブリ5の勾配磁場コイルで勾配磁場を発生させ
る。また、ゲート変調回路7を制御し、RF発振回路6
で発生したRFパルスを所定の波形に変調して、RF電
力増幅器8からマグネットアセンブリ5の送信コイルに
加える。
【0014】マグネットアセンブリ5の受信コイルで得
られたNMR信号は、前置増幅器9を介して位相検波器
10に入力され、さらにAD変換器11を介して計算機
2に入力される。計算機2は、AD変換器11から得た
NMR信号のデータに基づき、イメージを再構成し、表
示装置12で表示する。
【0015】図2は、上記MRI装置1において、化学
シフトによる位置ズレなしに目的のスライスの画像を得
る動作のフロー図である。なお、物質wとして水を想定
し、物質fとして脂肪を想定する。ステップP1では、
図3の(a)に示すように、水の共鳴周波数Fwに合せ
た中心周波数をもつ励起パルスRF1で、且つ、スライ
ス勾配G1で、所定位置のスライスを励起し、データD
1を収集する。このデータD1は、図3の(b)に示す
ように、水に対しては所定位置のスライスSwからのデ
ータであるが、脂肪に対しては前記所定位置から距離Δ
Lだけ位置ずれしたスライスSfからのデータである。
このステップP1が、第1のスキャン手段に相当する。
【0016】ステップP2では、図4の(a)に示すよ
うに、脂肪の共鳴周波数Ffに合せた中心周波数をもつ
励起パルスRF2で、且つ、前記スライス勾配G1の傾
斜を逆にしたスライス勾配G2で、所定位置のスライス
を励起し、データD2を収集する。このデータD2は、
図4の(b)に示すように、脂肪に対しては所定位置の
スライスSfからのデータであるが、水に対しては前記
所定位置から距離ΔLだけ位置ずれしたスライスSwか
らのデータである。なお、スライス勾配G1とG2の傾
斜が逆であるから、スライスSwの位置ずれ方向は、ス
テップP1におけるスライスSfの位置ずれ方向と同方
向である。つまり、ステップP1におけるスライスSw
とステップP2におけるスライスSfは一致している。
また、ステップP1におけるスライスSfとステップP
2におけるスライスSwは一致している。このステップ
P2が、第2のスキャン手段に相当する。
【0017】ステップP3では、励起パルスRF1,R
F2の中心周波数が異なるから、図5に示すように、デ
ータD1とD2に共通しない周波数領域のデータD1a
とD2bとを切り捨てる。このステップP3が、データ
切捨手段に相当する。
【0018】ステップP4では、データD1とD2を加
算し、データD3を得る。このデータD3は、図6に示
すように、所定位置のスライスSfと位置ずれしたスラ
イスSwとを合せたスライスS3(目的のスライス)か
ら得たデータに相当し、物質wと物質fのデータを不足
なく含んでいる。このステップP4が、データ加算手段
に相当する。ステップP5では、データD3から画像を
再構成する。このステップP5が、再構成手段に相当す
る。以上により、化学シフトによる位置ズレなしに目的
のスライスの画像を得ることが出来る。
【0019】−第2実施例− 図7は、第2実施例のMRI装置において、化学シフト
による位置ズレなしに目的のスライスの画像を得る動作
のフロー図である。なお、MRI装置のブロック図は図
1と同じである。また、物質wとして水を想定し、物質
fとして脂肪を想定する。ステップP1では、図3の
(a)に示すように、水の共鳴周波数Fwに合せた中心
周波数をもつ励起パルスRF1で、且つ、スライス勾配
G1で、所定位置のスライスを励起し、データD1を収
集する。このデータD1は、図3の(b)に示すよう
に、水に対しては所定位置のスライスSwからのデータ
であるが、脂肪に対しては前記所定位置から距離ΔLだ
け位置ずれしたスライスSfからのデータである。この
ステップP1が、第1のスキャン手段に相当する。
【0020】ステップP2’では、図8の(a)に示す
ように、水の共鳴周波数Fwに合せた中心周波数をもつ
励起パルスRF1で、且つ、前記スライス勾配G1の傾
斜を逆にすると共に物質wと物質fの化学シフトに相当
するオフセットを加えたスライス勾配G2’で、前記所
定位置から前記化学シフトに相当する距離ΔLだけ位置
をずらしたスライスSwを励起し、データD2を収集す
る。このデータD2は、図8の(b)に示すように、水
に対しては、前記所定位置から距離ΔLだけ位置ずれし
たスライスSwからのデータである。一方、脂肪に対し
ては、スライス勾配G1,G2’の傾斜が逆であるか
ら、前記スライスSwから逆方向に距離ΔLだけ位置ず
れし、元の所定位置のスライスSfからのデータであ
る。つまり、ステップP1におけるスライスSwとステ
ップP2’におけるスライスSfは一致している。ま
た、ステップP1におけるスライスSfとステップP
2’におけるスライスSwは一致している。このステッ
プP2’が、第2のスキャン手段に相当する。
【0021】ステップP4では、前記ステップP1,P
2’での励起パルスRF1が同じ中心周波数であるか
ら、図9に示すように、データD1とD2とをそのまま
加算し、データD3を得る。このデータD3は、図6に
示すように、所定位置のスライスSfと位置ずれしたス
ライスSwとを合せたスライスS3(目的のスライス)
から得たデータに相当し、物質wと物質fのデータを不
足なく含んでいる。このステップP4が、データ加算手
段に相当する。ステップP5では、データD3から画像
を再構成する。このステップP5が、再構成手段に相当
する。以上により、化学シフトによる位置ズレなしに目
的のスライスの画像を得ることが出来る。
【0022】−実施例3− 図10は、第3実施例のMRI装置において、化学シフ
トによる位置ズレなしに目的のスライスの画像を得る動
作のフロー図である。なお、MRI装置のブロック図は
図1と同じである。また、物質wとして水を想定し、物
質fとして脂肪を想定する。ステップP1〜P3は、図
2のフロー図の処理と同一である。すなわち、第1実施
例の処理と同じである。ステップQ3では、データD1
とD2に共通しない周波数領域のデータD1a(図5参
照)を切り捨てた後のデータD1から画像I1を再構成
する。このステップQ3が、再構成手段に相当する。ス
テップQ4では、データD1とD2に共通しない周波数
領域のデータD2b(図5参照)を切り捨てた後のデー
タD2から画像I2を再構成する。このステップQ4
が、再構成手段に相当する。ステップQ5では、画像I
1とI2を加算する。このステップQ5が、画像加算手
段に相当する。以上により、化学シフトによる位置ズレ
なしに目的のスライスの画像を得ることが出来る。
【0023】−実施例4− 図11は、第4実施例のMRI装置において、化学シフ
トによる位置ズレなしに目的のスライスの画像を得る動
作のフロー図である。なお、MRI装置のブロック図は
図1と同じである。また、物質wとして水を想定し、物
質fとして脂肪を想定する。ステップP1,P2’は、
図7のフロー図の処理と同一である。すなわち、第2実
施例の処理と同じである。ステップQ3では、データD
1から画像I1を再構成する。このステップQ3が、再
構成手段に相当する。ステップQ4では、データD2か
ら画像I2を再構成する。このステップQ4が、再構成
手段に相当する。ステップQ5では、画像I1とI2を
加算する。このステップQ5が、画像加算手段に相当す
る。以上により、化学シフトによる位置ズレなしに目的
のスライスの画像を得ることが出来る。
【0024】
【発明の効果】この発明のMRI装置によれば、共鳴周
波数の異なる複数の物質のスライス間の位置ずれを防止
できる。すなわち、化学シフトによる位置ズレなしに目
的のスライスの画像を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のMRI装置のブロック図
である。
【図2】第1実施例の動作のフロー図である。
【図3】第1のスキャンの説明図である。
【図4】第2のスキャンの説明図である。
【図5】データの切捨処理および加算処理の説明図であ
る。
【図6】実効スライスの説明図である。
【図7】第2実施例の動作のフロー図である。
【図8】第2実施例における第2のスキャンの説明図で
ある。
【図9】データの加算処理の説明図である。
【図10】第3実施例の動作のフロー図である。
【図11】第4実施例の動作のフロー図である。
【図12】共鳴周波数の違いの説明図である。
【図13】従来のスキャンの説明図である。
【符号の説明】
1 MRI装置 2 計算機 3 シーケンスコントローラ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9219−2J G01N 24/02 M

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物質wの共鳴周波数Fwに合せた中心周
    波数をもつ励起パルスRF1で且つスライス勾配G1で
    所定位置のスライスを励起しデータD1を収集する第1
    のスキャン手段と、物質fの共鳴周波数Ffに合せた中
    心周波数をもつ励起パルスRF2で且つ前記スライス勾
    配G1の傾斜を逆にしたスライス勾配G2で所定位置の
    スライスを励起しデータD2を収集する第2のスキャン
    手段と、前記データD1およびD2からそれらに共通し
    ない周波数領域のデータを切り捨てるデータ切捨手段
    と、前記切り捨て後のデータD1およびD2を加算して
    データD3を算出するデータ加算手段と、前記データか
    ら画像を再構成する再構成手段とを具備したことを特徴
    とするMRI装置。
  2. 【請求項2】 物質wの共鳴周波数Fwに合せた中心周
    波数をもつ励起パルスRF1で且つスライス勾配G1で
    所定位置のスライスを励起しデータD1を収集する第1
    のスキャン手段と、物質wの共鳴周波数Fwに合せた中
    心周波数をもつ励起パルスRF1で且つ前記スライス勾
    配G1の傾斜を逆にすると共に物質wと物質fの化学シ
    フトに相当するオフセットを加えたスライス勾配G2’
    で前記所定位置から前記化学シフトに相当する距離だけ
    位置をずらしたスライスを励起しデータD2を収集する
    第2のスキャン手段と、前記データD1およびD2を加
    算してデータD3を算出するデータ加算手段と、前記デ
    ータから画像を再構成する再構成手段とを具備したこと
    を特徴とするMRI装置。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2に記載のMRI
    装置において、前記データ加算手段および前記再構成手
    段の代りに、前記データD1およびD2からそれぞれ画
    像I1およびI2を再構成する再構成手段と、前記画像
    I1およびI2を加算して加算画像I3を算出する画像
    加算手段とを具備したことを特徴とするMRI装置。
JP5116000A 1993-05-18 1993-05-18 Mri装置 Pending JPH06327648A (ja)

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JP5116000A JPH06327648A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 Mri装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009532163A (ja) * 2006-04-06 2009-09-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 磁気共鳴装置及び方法

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