JPS62217950A - Nmrイメ−ジング装置 - Google Patents
Nmrイメ−ジング装置Info
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- JPS62217950A JPS62217950A JP61060385A JP6038586A JPS62217950A JP S62217950 A JPS62217950 A JP S62217950A JP 61060385 A JP61060385 A JP 61060385A JP 6038586 A JP6038586 A JP 6038586A JP S62217950 A JPS62217950 A JP S62217950A
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 title claims description 11
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 28
- 238000005481 NMR spectroscopy Methods 0.000 claims description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000001208 nuclear magnetic resonance pulse sequence Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/44—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
- G01R33/48—NMR imaging systems
- G01R33/4818—MR characterised by data acquisition along a specific k-space trajectory or by the temporal order of k-space coverage, e.g. centric or segmented coverage of k-space
- G01R33/482—MR characterised by data acquisition along a specific k-space trajectory or by the temporal order of k-space coverage, e.g. centric or segmented coverage of k-space using a Cartesian trajectory
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、被検体中の対象原子核の密度分布等を核磁気
共鳴現象によって把握するNMRイメージング装置(核
磁気共鳴画像表示装置)に関し、更に詳しくは、縦・横
の長さが異なる複数の非正方スキャンマトリックスの中
から視野の縦・横の長さに応じて適正なものを選択し、
該マトリックスの長い方をプロジェクション方向に、又
、短い方をワープ方向に設定してスキャンデータを収集
すると共に、プロジェクション幅Aに対応する長さを一
方に、又、A−M/N(但し、M・・・ビュー数、N・
・・プロジェクションのサンプル数、M<N)に対応す
る長さを他方にもつ非正方イメージマトリックスで画像
表示するNMRイメージング装置に関する。
共鳴現象によって把握するNMRイメージング装置(核
磁気共鳴画像表示装置)に関し、更に詳しくは、縦・横
の長さが異なる複数の非正方スキャンマトリックスの中
から視野の縦・横の長さに応じて適正なものを選択し、
該マトリックスの長い方をプロジェクション方向に、又
、短い方をワープ方向に設定してスキャンデータを収集
すると共に、プロジェクション幅Aに対応する長さを一
方に、又、A−M/N(但し、M・・・ビュー数、N・
・・プロジェクションのサンプル数、M<N)に対応す
る長さを他方にもつ非正方イメージマトリックスで画像
表示するNMRイメージング装置に関する。
(従来の技術)
NMRイメージング装置は、一様な静磁場H8を作る静
磁場コイル及び静磁場H6と同一方向磁場でx、y、z
の各方向に夫々直線勾配をもつ磁場を作る勾配磁場コイ
ルから成る磁石部、該磁石部で形成される磁場内に設置
する被検体に高周波パルス(高周波電磁波)を加え、被
検体からのNMR信号を検出する送・受信部、談込・受
信部及び前記磁石部の動作を制御したり、検出データの
処理をして画像表示する制御・画像処理部等を有してい
る。
磁場コイル及び静磁場H6と同一方向磁場でx、y、z
の各方向に夫々直線勾配をもつ磁場を作る勾配磁場コイ
ルから成る磁石部、該磁石部で形成される磁場内に設置
する被検体に高周波パルス(高周波電磁波)を加え、被
検体からのNMR信号を検出する送・受信部、談込・受
信部及び前記磁石部の動作を制御したり、検出データの
処理をして画像表示する制御・画像処理部等を有してい
る。
上記構成のNMRイメージング装置は、第4図に示す2
次元フーリエ法のパルスシーケンスで駆動され、所望の
部位からのデータ収集を行う。即ち、スライス勾配磁場
G2を印加すると共に、90°パルス(励起RF倍信号
を印加する(第4図(b)及び(a))。これにより、
被検体の特定のスライス面内のスピンだけが選択的に励
起される。
次元フーリエ法のパルスシーケンスで駆動され、所望の
部位からのデータ収集を行う。即ち、スライス勾配磁場
G2を印加すると共に、90°パルス(励起RF倍信号
を印加する(第4図(b)及び(a))。これにより、
被検体の特定のスライス面内のスピンだけが選択的に励
起される。
次のステップでは、リフェーズ勾配磁場を印加してスラ
イス時に生じたスピンの位相ズレを回復すると共に、デ
ィフェーズ勾配磁場を印加して、スピン・エコー信号を
発生させるための位相差をスピンにもたせる(第4図(
b)及び(d))。又、信号読出し勾配磁場G と直交
する方向の位置情報× を得るためのワープ勾配G、を印加する(第4図(C)
)。次に、全ての勾配を切って180°パルスを印加す
る(第4図(a))。これにより、スピンの位相が反転
する。その侵、読出し勾配Gxを印加するとく第4図(
d))、ディフェーズ勾配磁場で位相が分散していたス
ピンは再び位相が揃うようになり、いわゆるエコー信号
が観測される(第4図(C))。この信号は、被検体の
スピン分布を2次元フーリエ変換したものの1ライン(
1ビユー)に相当する。ラインの選択はワープ勾配磁場
G、の大きさと印加時間との積によって決まるので、勾
配磁場の大きさを変えながら第4図のシーケンスを繰返
すことにより、画像構成に必要なデータを収集すること
ができる。
イス時に生じたスピンの位相ズレを回復すると共に、デ
ィフェーズ勾配磁場を印加して、スピン・エコー信号を
発生させるための位相差をスピンにもたせる(第4図(
b)及び(d))。又、信号読出し勾配磁場G と直交
する方向の位置情報× を得るためのワープ勾配G、を印加する(第4図(C)
)。次に、全ての勾配を切って180°パルスを印加す
る(第4図(a))。これにより、スピンの位相が反転
する。その侵、読出し勾配Gxを印加するとく第4図(
d))、ディフェーズ勾配磁場で位相が分散していたス
ピンは再び位相が揃うようになり、いわゆるエコー信号
が観測される(第4図(C))。この信号は、被検体の
スピン分布を2次元フーリエ変換したものの1ライン(
1ビユー)に相当する。ラインの選択はワープ勾配磁場
G、の大きさと印加時間との積によって決まるので、勾
配磁場の大きさを変えながら第4図のシーケンスを繰返
すことにより、画像構成に必要なデータを収集すること
ができる。
ところで、上記の2次元フーリエ法のパルスシーケンス
で所望の視野(FOV)をスキャンするときのスキャン
マトリックスは、一般に、64 chx64 view
、 128 ch x 128 view 、
256 ch x256 view、又は、512 c
hx 512 viewの正方マトリックス(縦と横の
長さが等しいマトリックス)となっている。又、これら
のデータを用いて画像再構成するときのイメージマトリ
ックスも、512×512.256X 256等の正方
マトリックス、又は、それの丸形に切出したものとなっ
ている・このようなマトリックスによれば、視野が楕円
形の場合、広い空気領域をもスキャンすることになるの
で(画像に関係のないデータ収集が行われる)スキャン
時間が必要以上にかかることになるが、画像の縦・横の
分解能は等方性をもつことになるので自然な画像が得ら
れる。
で所望の視野(FOV)をスキャンするときのスキャン
マトリックスは、一般に、64 chx64 view
、 128 ch x 128 view 、
256 ch x256 view、又は、512 c
hx 512 viewの正方マトリックス(縦と横の
長さが等しいマトリックス)となっている。又、これら
のデータを用いて画像再構成するときのイメージマトリ
ックスも、512×512.256X 256等の正方
マトリックス、又は、それの丸形に切出したものとなっ
ている・このようなマトリックスによれば、視野が楕円
形の場合、広い空気領域をもスキャンすることになるの
で(画像に関係のないデータ収集が行われる)スキャン
時間が必要以上にかかることになるが、画像の縦・横の
分解能は等方性をもつことになるので自然な画像が得ら
れる。
一方、フーリエ変換法におけるスキャン時間は、ワープ
方向のサンプル数(ビュー数)にほぼ比例することが知
られている(リードアウト方向のサンプル数の増減は、
ビュー間の持ち時間等に吸収されスキャン@間にほぼ無
関係となる〉。従って、スキャン時間を短くするには、
ワープ方向のサンプル数を少なくすること、即ち、非正
方マトリックスでスキャンすればよいことが分る。実際
、例えばサンプル数×ビュー数が512X 256.2
56×128等のスキャン方法でデータ収集を行ってい
るものもあるが、この場合、画像の縦・横の分解能の等
方性(自然な画像)が得られないので、それを補間等で
補い、イメージマトリックスは正方マトリックスをして
いる。このため、スキャン[IImの件は解決されるが
空気のデータを含んでいることには変りはない。
方向のサンプル数(ビュー数)にほぼ比例することが知
られている(リードアウト方向のサンプル数の増減は、
ビュー間の持ち時間等に吸収されスキャン@間にほぼ無
関係となる〉。従って、スキャン時間を短くするには、
ワープ方向のサンプル数を少なくすること、即ち、非正
方マトリックスでスキャンすればよいことが分る。実際
、例えばサンプル数×ビュー数が512X 256.2
56×128等のスキャン方法でデータ収集を行ってい
るものもあるが、この場合、画像の縦・横の分解能の等
方性(自然な画像)が得られないので、それを補間等で
補い、イメージマトリックスは正方マトリックスをして
いる。このため、スキャン[IImの件は解決されるが
空気のデータを含んでいることには変りはない。
(発明が解決しようとする問題点)
上述のように、視野が楕円形の場合、従来のNMRイメ
ージング装置にあっては、データ収集に無駄な時間を費
すことになり、結果的にスキャン時間が長くなることに
なって被検体への負担増や体動によるアーティファクト
の発生を招くという問題がある。
ージング装置にあっては、データ収集に無駄な時間を費
すことになり、結果的にスキャン時間が長くなることに
なって被検体への負担増や体動によるアーティファクト
の発生を招くという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、視野に応じてスキャン時間を最小にしてスキャ
ンすると共に、自然な画像が得られるNMRイメージン
グ装置を提供することにある。
目的は、視野に応じてスキャン時間を最小にしてスキャ
ンすると共に、自然な画像が得られるNMRイメージン
グ装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成する本発明のNMRイメージング装置は
、縦・横の長さが異なる複数の非正方スキャンマトリッ
クスの中から視野の縦・横の長さに応じて適正なものを
選択し、該マトリックスの長い方をプロジェクション方
向に、又、短い方をワープ方向に設定してスキャンデー
タを収集すると共に、プロジェクション幅Aに対応する
長さを一方に、又、A−M/N(但し、M・・・ビュー
数、N・・・プロジェクション方向のサンプル数、MA
N)に対応する長さを他方にもつ非正方イメージマトリ
ックスで画像表示するようになっている。
、縦・横の長さが異なる複数の非正方スキャンマトリッ
クスの中から視野の縦・横の長さに応じて適正なものを
選択し、該マトリックスの長い方をプロジェクション方
向に、又、短い方をワープ方向に設定してスキャンデー
タを収集すると共に、プロジェクション幅Aに対応する
長さを一方に、又、A−M/N(但し、M・・・ビュー
数、N・・・プロジェクション方向のサンプル数、MA
N)に対応する長さを他方にもつ非正方イメージマトリ
ックスで画像表示するようになっている。
(実施例)
以下、図面を参照し本発明について詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す構成図である。マグ
ネットアセンブリ1は、内部に被検体を挿入するための
空間部分(孔)を有し、この空間部分を取巻くようにし
て、被検体に一定の静磁場)」。を印加する静磁場コイ
ルと、勾配磁場を発生するための勾配磁場コイル(勾配
磁場コイルは、x、y、zの各軸のコイルを備えている
)と、被検体内の原子核のスピンを励起するための高周
波パルスを与えるRF送信コイルと、被検体からのNM
R信号を検出する受信コイル等が配置されている。静磁
場コイル、勾配磁場コイル、RF送信コイル、及びNM
R信号受信コイルは、夫々主磁場電源2、勾配磁場駆動
回路3、RF電力増幅器4及び前置増幅器5に接続され
ている。シーケンス記憶回路6は、計算機7からの指令
に従って2次元フーリエ法のパルスシーケンスを発生す
る手段と、検出されるNMR信号(アナログ信号)をデ
ィジタル信号に変換するときのタイミングを制御する手
段とを有し、勾配磁場駆動回路3、ゲート変調回路8及
びA/D変換器9を操作する。ゲート変調回路8は、シ
ーケンス記憶回路6からのタイミング信号によってRF
発振回路10の出力信号(高周波信号)を変調し、RF
電力増幅器4に与える。位相検波2S11は、RF発振
回路10からの信号を参照信号とし、受信コイルで検出
され前置増幅器5を介して送られてくるNMR信号を位
相検波してA/D変換器9に与える。A/D変換器9は
、位相検波器11を介して得られるNMR信号をディジ
タル変換して計算機7に与える。
ネットアセンブリ1は、内部に被検体を挿入するための
空間部分(孔)を有し、この空間部分を取巻くようにし
て、被検体に一定の静磁場)」。を印加する静磁場コイ
ルと、勾配磁場を発生するための勾配磁場コイル(勾配
磁場コイルは、x、y、zの各軸のコイルを備えている
)と、被検体内の原子核のスピンを励起するための高周
波パルスを与えるRF送信コイルと、被検体からのNM
R信号を検出する受信コイル等が配置されている。静磁
場コイル、勾配磁場コイル、RF送信コイル、及びNM
R信号受信コイルは、夫々主磁場電源2、勾配磁場駆動
回路3、RF電力増幅器4及び前置増幅器5に接続され
ている。シーケンス記憶回路6は、計算機7からの指令
に従って2次元フーリエ法のパルスシーケンスを発生す
る手段と、検出されるNMR信号(アナログ信号)をデ
ィジタル信号に変換するときのタイミングを制御する手
段とを有し、勾配磁場駆動回路3、ゲート変調回路8及
びA/D変換器9を操作する。ゲート変調回路8は、シ
ーケンス記憶回路6からのタイミング信号によってRF
発振回路10の出力信号(高周波信号)を変調し、RF
電力増幅器4に与える。位相検波2S11は、RF発振
回路10からの信号を参照信号とし、受信コイルで検出
され前置増幅器5を介して送られてくるNMR信号を位
相検波してA/D変換器9に与える。A/D変換器9は
、位相検波器11を介して得られるNMR信号をディジ
タル変換して計算機7に与える。
計算機7は、縦・横の長さが異なる複数の非正方スキャ
ンマトリックスと、視野縦・横の長さに応じて操作コン
ソール12にて選択され、プロジェクション方向及びワ
ープ方向が設定されるスキャンマトリックスに従ってシ
ーケンス記憶回路6を操作する手段と、スキャンした視
野のプロジェクション幅Aに対応する長さを一方に、又
、A−M/N(但し、M・・・ビュー数、N・・・プロ
ジェクション方向のサンプル数、M<N )に対応する
長さを他方にもつ非正方イメージマトリックスに従って
画像再構成演算をし、その結果を表示装置13に出力す
る手段とを備えている。
ンマトリックスと、視野縦・横の長さに応じて操作コン
ソール12にて選択され、プロジェクション方向及びワ
ープ方向が設定されるスキャンマトリックスに従ってシ
ーケンス記憶回路6を操作する手段と、スキャンした視
野のプロジェクション幅Aに対応する長さを一方に、又
、A−M/N(但し、M・・・ビュー数、N・・・プロ
ジェクション方向のサンプル数、M<N )に対応する
長さを他方にもつ非正方イメージマトリックスに従って
画像再構成演算をし、その結果を表示装置13に出力す
る手段とを備えている。
次に、上記構成の動作について説明する。
今、被検体21が第2図に示すように略楕円形で視野2
2の縦・横の長さが異なる非正方の形状となっていると
きく視野の長い方を△とする〉、視野22の縦・横の長
さに合せて操作コンソール12にてM XN1 (
Ml及びN1は正の整数でM<N、)のスキャンマトリ
ックスを選択する。
2の縦・横の長さが異なる非正方の形状となっていると
きく視野の長い方を△とする〉、視野22の縦・横の長
さに合せて操作コンソール12にてM XN1 (
Ml及びN1は正の整数でM<N、)のスキャンマトリ
ックスを選択する。
選択されたマトリックスの長い方N1を視野の長い方に
一致させてプロジェクション方向にし、一方、短い方M
1を視野の短い方に一致させてワープ方向に夫々設定す
る。これにより、分解能がA/N1に設定される。スキ
ャンマトリックスの選択設定操作後、スキャンシーケン
スをスタートさせると、主磁場電源2による均一な静磁
場H8の下で、第4図に示すような励起RFパルス及び
勾配磁場からなるシーケンスが発生される(シーケンス
動作そのものは従来例と同じである)。このシーケンス
によって、被検体21の所定の箇所にNMR信号が作成
されると共に、そのNMR信号(スキャンデータ)が収
集される。上記シーケンスは、MlXNlのスキャンマ
トリックスによって定められた回数繰返される。従って
、プロジェクション方向のサンプル数及びワープ方向の
サンプル数(ビュー数)は夫々N 及びMlとなる。
一致させてプロジェクション方向にし、一方、短い方M
1を視野の短い方に一致させてワープ方向に夫々設定す
る。これにより、分解能がA/N1に設定される。スキ
ャンマトリックスの選択設定操作後、スキャンシーケン
スをスタートさせると、主磁場電源2による均一な静磁
場H8の下で、第4図に示すような励起RFパルス及び
勾配磁場からなるシーケンスが発生される(シーケンス
動作そのものは従来例と同じである)。このシーケンス
によって、被検体21の所定の箇所にNMR信号が作成
されると共に、そのNMR信号(スキャンデータ)が収
集される。上記シーケンスは、MlXNlのスキャンマ
トリックスによって定められた回数繰返される。従って
、プロジェクション方向のサンプル数及びワープ方向の
サンプル数(ビュー数)は夫々N 及びMlとなる。
収集されたスキャンデータは、ディジタル信号に変換さ
れ計算機7に取込まれる。計算!17は、スキャンした
視野のプロジェクションの幅Aに対応する長さを一方に
、又、A−M1/N1に対応する長さを他方にもつ非正
方イメージマトリックスに従って画像再構成の演算処理
をし、その結果を表示装置13に出力する。従って、第
3図に示すように、縦方向がA−M /N1に対応し
、横方向がAに対応する画面サイズ23(画面サイズの
縦・横の長さはスキャンマトリックスの縦°横の長さに
対応している)で前記演算結果に基づく画像24が表示
される。このときの画面の縦・横の分解能はいずれもA
/N1となって等方性をもっているので自然な画像が表
示される。
れ計算機7に取込まれる。計算!17は、スキャンした
視野のプロジェクションの幅Aに対応する長さを一方に
、又、A−M1/N1に対応する長さを他方にもつ非正
方イメージマトリックスに従って画像再構成の演算処理
をし、その結果を表示装置13に出力する。従って、第
3図に示すように、縦方向がA−M /N1に対応し
、横方向がAに対応する画面サイズ23(画面サイズの
縦・横の長さはスキャンマトリックスの縦°横の長さに
対応している)で前記演算結果に基づく画像24が表示
される。このときの画面の縦・横の分解能はいずれもA
/N1となって等方性をもっているので自然な画像が表
示される。
ところで、ワープ勾配G、及び読出し勾配Gxは、夫々
(1)式及び(2)式の関係にある。
(1)式及び(2)式の関係にある。
G =1/(7−FOV−T ) (1)S
W G =1/(γ・FOV−T > (2)x
sa
mp但し、γ・・・磁気回転比 T ・・・ワープ時間 W ” samp・・・読出し時間 従って、第3図の場合には上記各式は夫々(3)式及び
(4)式で表される。
W G =1/(γ・FOV−T > (2)x
sa
mp但し、γ・・・磁気回転比 T ・・・ワープ時間 W ” samp・・・読出し時間 従って、第3図の場合には上記各式は夫々(3)式及び
(4)式で表される。
Gy =N1 / (γ・A −TSW−Ml )
(3)G =1/(γ ・A−T >
(4)X
samp(3)式から明らかなように、上記実施
例においては、ビュー数がM /N1倍になるためス
キャン時間がM /N 倍、即ち、M −TR時
間(TRはrepition time )と短縮され
る。
(3)G =1/(γ ・A−T >
(4)X
samp(3)式から明らかなように、上記実施
例においては、ビュー数がM /N1倍になるためス
キャン時間がM /N 倍、即ち、M −TR時
間(TRはrepition time )と短縮され
る。
尚、上記実施例は、フーリエ法の中で、一般にSE法と
言われるシーケンスについて説明したが、それ以外の方
式のものについても同様に行えることは言うまでもない
。又、被検体の縦・横が第2図を90°回転させたよう
になっている場合、縦・横の長さがM xN2 (M2
及びN2は正の整数で、M>N2)のスキャンマトリッ
クスを選択する。選択されたマトリックスの長い方M2
を視野の長い方に一致させてプロジェクション方向にし
、一方、短い方N2を視野の短い方に一致させてワープ
方向に夫々設定してスキャンすればよい。このように、
被検体の縦・横の長さに応じてスキャンマトリックスを
選択し、そのプロジェクション方向及びワープ方向を設
定するようにすれば、画像と視野(スキャンエリア)の
対応の認識が容易に行える。
言われるシーケンスについて説明したが、それ以外の方
式のものについても同様に行えることは言うまでもない
。又、被検体の縦・横が第2図を90°回転させたよう
になっている場合、縦・横の長さがM xN2 (M2
及びN2は正の整数で、M>N2)のスキャンマトリッ
クスを選択する。選択されたマトリックスの長い方M2
を視野の長い方に一致させてプロジェクション方向にし
、一方、短い方N2を視野の短い方に一致させてワープ
方向に夫々設定してスキャンすればよい。このように、
被検体の縦・横の長さに応じてスキャンマトリックスを
選択し、そのプロジェクション方向及びワープ方向を設
定するようにすれば、画像と視野(スキャンエリア)の
対応の認識が容易に行える。
(発明の効果)
以上、説明の通り、本発明のNMRイメージング装置に
よれば、縦・横の長さが異なる複数の非正方スキャンマ
トリックスの中から視野の縦・横の長さに応じて適正な
ものを選択し、該マトリックスの長い方をプロジェクシ
ョン方向に、又、短い方をワープ方向に設定してスキャ
ンデータを収集すると共に、プロジェクション幅Aに対
応する長さを一方に、又、A−M/Nに対応する長さを
他方にもつ非正方イメージマトリックスで画像0表示す
るようにしているため、視野に応じてスキャン時間を最
小にしてスキャンすると共に、画像の縦・横の分解能に
等方性をもたせることができる。
よれば、縦・横の長さが異なる複数の非正方スキャンマ
トリックスの中から視野の縦・横の長さに応じて適正な
ものを選択し、該マトリックスの長い方をプロジェクシ
ョン方向に、又、短い方をワープ方向に設定してスキャ
ンデータを収集すると共に、プロジェクション幅Aに対
応する長さを一方に、又、A−M/Nに対応する長さを
他方にもつ非正方イメージマトリックスで画像0表示す
るようにしているため、視野に応じてスキャン時間を最
小にしてスキャンすると共に、画像の縦・横の分解能に
等方性をもたせることができる。
従って、被検体への負担の軽減及び体動によるアーティ
ファクト発生の可能性を小さくすると共に、スキャンマ
トリックスとは無関係に縦・横に等方性の分解能をもっ
た自然な画像を得ることができる。
ファクト発生の可能性を小さくすると共に、スキャンマ
トリックスとは無関係に縦・横に等方性の分解能をもっ
た自然な画像を得ることができる。
第1図は、本発明の一実施例を示す構成図、第2図及び
第3図は、本発明の一実施例における動作の説明図、第
4図は、2次元フーリエ変換法のパルスシーケンス図で
ある。 1・・・マグネットアセンブリ、2・・・主磁場電源、
3・・・勾配磁場駆動回路、4・・・RFF力増幅器、
5・・・前置増幅器、6・・・シーケンス記憶回路、7
・・・計算機、8・・・ゲート変調回路、9・・・A/
D変換器、10・・・RF発発註回路11・・・位相検
波回路、12・・・操作コンソール、13・・・表示装
置、21・・・被検体、22・・・視野、23・・・画
面サイズ、24・・・画像。
第3図は、本発明の一実施例における動作の説明図、第
4図は、2次元フーリエ変換法のパルスシーケンス図で
ある。 1・・・マグネットアセンブリ、2・・・主磁場電源、
3・・・勾配磁場駆動回路、4・・・RFF力増幅器、
5・・・前置増幅器、6・・・シーケンス記憶回路、7
・・・計算機、8・・・ゲート変調回路、9・・・A/
D変換器、10・・・RF発発註回路11・・・位相検
波回路、12・・・操作コンソール、13・・・表示装
置、21・・・被検体、22・・・視野、23・・・画
面サイズ、24・・・画像。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 静磁場内に設置される被検体にフーリエ変換法に基づく
シーケンスに従って勾配磁場及び高周波電磁波を印加し
、核磁気共鳴現象に基づく被検体のスキャンデータを収
集して画像を再構成するNMRイメージング装置におい
て、 縦・横の長さが異なる複数の非正方スキャンマトリック
スの中から視野の縦・横の長さに応じて適正なものを選
択し、該マトリックスの長い方をプロジェクション方向
に、又、短い方をワープ方向にしてスキャンする手段と
、縦・横の分解能を等方性にすると共に、該縦・横を前
記スキャンマトリックスの縦・横に対応させた非正方イ
メージマトリックスで画像表示する手段とを備えること
を特徴とするNMRイメージング装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61060385A JPS62217950A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | Nmrイメ−ジング装置 |
DE3750579T DE3750579T2 (de) | 1986-03-18 | 1987-03-17 | Nmr-bildformungsverfahren. |
EP87901689A EP0299070B1 (en) | 1986-03-18 | 1987-03-17 | Nmr imaging method |
PCT/JP1987/000167 WO1987005482A1 (en) | 1986-03-18 | 1987-03-17 | Nmr imaging method |
US07/274,999 US5245281A (en) | 1986-03-18 | 1987-03-17 | Nmr imaging method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61060385A JPS62217950A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | Nmrイメ−ジング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62217950A true JPS62217950A (ja) | 1987-09-25 |
JPH0337407B2 JPH0337407B2 (ja) | 1991-06-05 |
Family
ID=13140628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61060385A Granted JPS62217950A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | Nmrイメ−ジング装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0299070B1 (ja) |
JP (1) | JPS62217950A (ja) |
DE (1) | DE3750579T2 (ja) |
WO (1) | WO1987005482A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH02224737A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-06 | Shimadzu Corp | Mr撮像装置 |
JPH02224738A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-06 | Shimadzu Corp | Mr撮像装置 |
JP2014213207A (ja) * | 2013-04-24 | 2014-11-17 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft | 磁気共鳴制御シーケンスの決定 |
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JPS5841340A (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-10 | Hitachi Ltd | 核磁気共鳴を用いた検査装置 |
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1986
- 1986-03-18 JP JP61060385A patent/JPS62217950A/ja active Granted
-
1987
- 1987-03-17 WO PCT/JP1987/000167 patent/WO1987005482A1/ja active IP Right Grant
- 1987-03-17 US US07/274,999 patent/US5245281A/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-03-17 DE DE3750579T patent/DE3750579T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-03-17 EP EP87901689A patent/EP0299070B1/en not_active Expired - Lifetime
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JPH0572815B2 (ja) * | 1989-02-28 | 1993-10-13 | Shimadzu Corp | |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5245281A (en) | 1993-09-14 |
JPH0337407B2 (ja) | 1991-06-05 |
DE3750579T2 (de) | 1995-02-09 |
WO1987005482A1 (en) | 1987-09-24 |
EP0299070B1 (en) | 1994-09-21 |
DE3750579D1 (de) | 1994-10-27 |
EP0299070A1 (en) | 1989-01-18 |
EP0299070A4 (en) | 1990-11-28 |
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