JPH0419661Y2 - - Google Patents

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JPH0419661Y2
JPH0419661Y2 JP1483186U JP1483186U JPH0419661Y2 JP H0419661 Y2 JPH0419661 Y2 JP H0419661Y2 JP 1483186 U JP1483186 U JP 1483186U JP 1483186 U JP1483186 U JP 1483186U JP H0419661 Y2 JPH0419661 Y2 JP H0419661Y2
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case
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cleaning
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、デイスクカートリツジのデイスク
の汚れを取り除く専用機的性格をもつたデイスク
クリーナーに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の専用機的性格をもつたデイスク
クリーナーなるものは存在しない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
デイスクカートリツジは、記録媒体であるデイ
スクをカートリツジケースに回転自在に内蔵し、
カートリツジケースの内面にはり付けてある不織
布等からなるライナでデイスクに付着している塵
埃等の汚れを落とすようになつている。
しかるに、カートリツジケースはヘツド挿入窓
を有し、この窓からデイスクの記録面の一部が露
出しているため、取扱い時に手がヘツド挿入窓を
介してデイスクに触れ、指紋や手垢がデイスクの
記録面に強く付着して汚れやすい。かかる汚れ付
着は、3インチ、3.5インチのデイスクカートリ
ツジのごとくヘツド挿入窓にこれを開閉する専用
シヤツターが備えられている場合は、該シヤツタ
ーで防止されるが、シヤツターが備えられず簡素
化されたデイスクカートリツジ、例えばコンピユ
ーターゲーム用等のものにあつては不使用時に手
垢等の汚れが強く付着しやすい。
このようにデイスクの記録面に強く付着した汚
れは、デイスクカートリツジをデイスクドライブ
に装填し、ドライブ側のモータでデイスクを回転
させてカートリツジケース内の前記ライナに摺接
させることによつて、その幾分かを落とすことは
できるが、十分に取り除くことは難しく、ドロツ
プアウト等の原因になる。また、デイスクの汚れ
はドライブ側のヘツドに転移付着して該ヘツドを
汚すことにもなり、これ又ドロツプアウト等の原
因になる。
この考案はかかる問題点を解決するためになさ
れたもので、デイスクカートリツジをデイスクド
ライブに装填する前後において、そのデイスクの
汚れを簡易迅速に取り除くことのできるデイスク
クリーナーを提供することを第1の目的とする。
また、この考案は、デイスククリーナーに備え
るクリーニングテープの交換が簡易迅速に行える
ようにして使い勝手を良好にすることを第2の目
的とする。
さらに、この考案は、クリーニングテープのク
リーニングカートリツジケース内での走行の円滑
化を図るとともに、クリーニングテープのデイス
クへの接触を良好にしてクリーニング効果を上げ
ることを第3の目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記の目的を達成するために次のよ
うな手段をとつた。すなわち、第1の目的を達成
するために、この考案は、カートリツジケース1
にデイスク3を回転自在に内蔵したデイスクカー
トリツジDをクリーニング対象とし、このデイス
クカートリツジDが載置装着される載置面9を有
する本体ケース8に、デイスクカートリツジDの
駆動軸挿入窓4に臨みデイスク3の中央のハブ2
に着脱可能に結合されて該デイスク3を回転させ
る回転軸42と、ヘツド挿入窓5に臨みデイスク
3の記録面に接触するクリーニングテープ30と
を備える。回転軸42の駆動手段は手動式あるい
は電動式を問うものではない。
第2の目的を達成するために、この考案は、ク
リーニングテープ30として、本体ケース8の載
置面9より下方に取り出し可能に装填されるクリ
ーニングカートリツジケース28に順次繰出し自
在に内蔵したクリーニングカートリツジ14を使
用する。
第3の目的を達成するために、この考案は、ク
リーニングカートリツジケース28内にクリーニ
ングテープ30の走行路31を形成したケース上
下壁28a,28bのうち、ケース上壁28aに
クリーニングテープ30の一部がデイスクカート
リツジDのヘツド挿入窓5に向けて押し出される
押出口32を開口し、ケース上壁28aの内面に
リブ22aをテープ走行方向と直交する方向に、
ケース下壁28bの内面にリブ22bをテープ走
行方向と平行にそれぞれ設ける。
〔作用〕
しかるときは、本体ケース8の載置面9にデイ
スクカートリツジDを載置装着し、回転軸42で
デイスク3を回転させると、クリーニングカート
リツジケース28の押出口32から押し出されて
デイスク3の記録面に接触したクリーニングテー
プ30により該デイスク3の記録面の汚れが落と
される。
また、押出口32から押し出されたクリーニン
グテープ30の一部が汚れると、該テープ30を
汚れた分の長さだけ繰り出して押出口32に新し
いクリーニング面を押し出すことになるが、この
ときクリーニングテープ30はケース上下壁28
a,28bの内面のリブ22a,22b間を走行
するため、ケース上下壁28a,28bの各内面
との摺擦抵抗少なくして走行する。とくに、上下
のリブ22a,22bは互いに直交する方向に設
けられており、その直交点の間をクリーニングテ
ープ30が通ることになるため、クリーニングテ
ープ30はリブ22a,22bとの摺接抵抗も少
なくてすみ、テープ30が傷つくこともなくな
る。
さらに、カートリツジケース28が量産化、軽
量化の目的でプラスチツク製のケース上下壁28
a,28bで走行路31部分をテープ30が通る
程度に薄形に形成されていても、該走行路31部
分が上下のリブ22a,22bの存在でもつて曲
げ変形したり、押出口32の開口形状が変形する
のを防止することできる。とくに押出口32の変
形防止が図られることによつてここから押し出さ
れるテープ30に変形損傷が加えられるのを防止
できてデイスク3への接触に悪影響を及ぼすこと
がない。また、クリーニングテープ30が押し出
される側、つまりケース上壁28aのリブ22a
はテープ30の幅方向に走る形になつているの
で、テープ30が押出口32から押し出されると
きもテープ30のケース上壁28aの内面との接
触回避が効果的に行える。一方、ケース下壁28
bの内面にテープ走行方向と平行に設けられたリ
ブ22bでもつて、カートリツジケース28の走
行路31部分の上下方向の反り変形を効果的に防
止できる。
さらに又、クリーニングテープ30の全長を使
い切つたときはそのカートリツジケース28ごと
本体ケース8から取り出して新規なものと交換す
ることができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係るデイスクカートリツジの一
実施例を図面に基づき説明する。
(クリーニング対象のデイスクカートリツジ) まず、クリーニングの対象とされるデイスクカ
ートリツジDに関し、第11図に示すように、こ
れのプラスチツク製の固いカートリツジケースの
内部1にはハブ2を中央に有するデイスク3が回
転自在に収容されている。カートリツジケース1
はこの上下端面の略中央部に前記ハブ2が露出す
る駆動軸挿入窓4を、中央より偏した箇所にデイ
スク3の記録面の一部を露出するヘツド挿入窓5
をそれぞれ開口してある。ハブ2はこの端面中央
にドライブ側の回転軸が入る軸あな6を、偏心位
置にドライブ側の駆動ピンが入る駆動あな7をそ
れぞれ上下貫通状に形成している。
(デイスククリーナー) 次に、本考案デイスククリーナーについては、
第11図に示すようにこれの本体ケース8の上面
に、デイスクカートリツジDが水平に一定向きで
位置決め装着される載置面9を形成するととも
に、この載置面9の上方を開閉する開閉蓋10を
回動軸11まわりに回動自在に載置面9の後端部
に枢着している。
(デイスククリーナーの本体ケース) 第11図において、本体ケース8の載置面9上
にはデイスクカートリツジDの前後左右方向の移
動を規制するL形状の位置決めリブ12がデイス
クカートリツジDの四隅角部のそれぞれに合致す
るように設けられている。載置面9の略中央部に
はデイスクカートリツジDのハブ2の下端面側を
受け止め支持するハブ受体13が配備されるとと
もに、載置面9の後部下方にクリーニングカート
リツジ14が着脱可能に収容される凹所15が形
成される。凹所15の左右方向の略中央部にはク
リーニングカートリツジ14内のクリーニングテ
ープ30を押出す押出パツド16を配設する。デ
イスクカートリツジDが載置面9上に位置決め装
着されたとき、その下面側の中央の駆動軸挿入窓
4がハブ受体13に、ヘツド挿入窓5が押出パツ
ド16にそれぞれ合致する。載置面9の前端部に
は該載置面9上に載置されるデイスクカートリツ
ジDの前端部をつかみ出しやすくするための凹部
17が形成されている。
(ハブ受体) 第1図において、ハブ受体13は、断面ハツト
形の円盤状に形成され、本体ケース8の上壁8a
の略中央に設けた開口部18内に所定ストローク
だけ上下動自在に嵌合されるとともに、本体ケー
ス8の内底面上のボス19から突設した支軸20
の上端に上下動自在に挿通支持され、ボス19の
回りに装着したコイルばねによる弾性体21で常
に押し上げ付勢されている。ハブ受体13の下端
外周にはフランジ13aを張り出してなり、この
フランジ13aを上壁8aの下面の開口部18周
辺に接当規制させることにより、ハブ受体13が
開口部18から上方へ抜け出ないようにしてい
る。したがつて、このハブ受体13は載置面9の
開口部18で弾性体21を介して出没自在な状態
にある。なお、ハブ受体13の上端面にはハブ2
の中央の軸あな6に入る突部13bを設けてい
る。
(押出パツド) 第1図および第2図において、押出パツド16
は、断面山形の厚板状に形成され、凹所15の内
底壁23の略中央部に設けた開口部24内に所定
スロトークだけ上下動自在に嵌合されるととも
に、本体ケース8の内底面上のボス25に上下動
自在に支持された突上げピン26で支持され、突
上げピン26を常に押し上げ付勢するコイルばね
による弾性体27で常に押し上げ付勢されてい
る。したがつて、この押出パツド16は、弾性体
27を介して凹所15内に、前記ハブ受体13と
同様に出没自在な状態とされ、開口部24からの
上方への抜け止めは、押出パツド16から張り出
したフランジ16aを開口部24のボス24aの
下端面に接当規制させることにより講じられてい
る。
(クリーニングカートリツジ) 第6図において、クリーニングカートリツジ1
4はカートリツジケース28にクリーニングテー
プ30を収容している。そのクリーニングカート
リツジケース28は、プラスチツク製のケース上
下壁28a,28bを突き合わせて断面メガネ形
状に形成されてなり、その内部左右に断面円形の
繰出室29aおよび巻取室29bを有するととも
に、両室29a,29b間を走行路31で連通さ
せている。カートリツジケース28の走行路31
を形成するケース上下壁28a,28bにはそれ
ぞれの左右方向の略中央部にクリーニングテープ
30の押出口32と押出パツド16のパツド入口
33を上下対向状に開口している。そして、繰出
室29a内に収容されている巻回状のクリーニン
グテープ30は走行路31内に通されて巻取室2
9b内の巻取軸34に巻きつけられている。
クリーニングテープ30としては、例えば、や
や厚手の多孔質ウレタンフイルムないしシート
(厚み1mm前後)からなる、フジボウ愛媛株式会
社製の商品名PALPASが、そのクリーニング面
側に強靱で、磨滅、脱毛等によく耐える立毛部を
有していて微細物の吸着効果をよく発揮する点
で、とくに推奨される。
第6図に示すように、上記パツド入口33のテ
ープ走行方向の開口幅は、押出パツド16がテー
プ走行方向にぐらつくことのないように押出パツ
ド16の厚みより僅かに大きく設定し、一方押出
口32の開口幅は、押出パツド16で山形状に押
し出されるクリーニングテープ30がその開口縁
に触れない程度に前記パツド入33の開口幅より
も少し大きい寸法に設定している。
また、上記繰出室29a内において、クリーニ
ングテープ30は巻芯無しで単に巻かれた状態の
まま収容することによつて、巻き癖をできる限り
なくしてデイスク3との接触を均一良好にする。
走行路31内において、ケース上壁28aの内
面には第7図に示すようにテープ走行方向と直交
するリブ22aをテープ走行方向に所定間隔を置
いて列設し、一方、ケース下壁28bの内面には
第8図に示すようにテープ走行方向と平行なリブ
22bをテープ幅方向に所定間隔を置いて列設し
ている。これら上下のリブ22a,22bは押出
口32よりテープ走行方向の上手側、および下手
側の双方にそれぞれ設けている。
第4図および第5図に示すように、巻取軸34
の一端には受動円板35が一体に取付けられ、該
円板35はケース28の一側壁に支持され、円板
35の外端面に爪37を放射状に設けている。
第2図および第11図において、クリーニング
カートリツジ14が収容される凹所15内の内底
壁23は、カートリツジケース28の下面側の外
形の形状に合致する凹凸形状に形成される。すな
わち、その内底壁23はカートリツジケース28
の左右の繰出室29aおよび巻取室29bをそれ
ぞれ形成する円形筒部が落ち込み嵌合する凹部2
3a,23bと、走行路31を形成する扁平角筒
部を受け止める凸部23cとを有してなる。その
凸部23cの上面の開口部24から前記押出パツ
ド16が突出している。
また、第4図および第5図に示すように、凹部
23b内の内底面の一部からラチエツト爪36を
突設し、このラチエツト爪36を前記巻取軸34
上の爪37に係合させて、巻取軸34がテープ巻
取り方向の一方向のみに回転するようにしてい
る。さらに、第3図および第4図に示すように、
凹部23b内の後側壁側には巻取ローラ38がこ
の円周一部を露出するよう回転自在に軸支される
とともに、該巻取ローラ38と一体の円板39が
前記凹部23b内に臨み、該円板39の偏心位置
に、前記巻取軸34上の爪37に係合するピン4
0を設けている。
かくして、第2図に示すように、クリーニング
カートリツジ14を凹所15内に落とし込み装填
すると、本体ケース8側の押出パツド16の先端
部がカートリツジ14側のパツド入口33内に弾
性体27の弾性復帰力で突入してクリーニングテ
ープ30を押出口32から上方へ押出し、また第
3図に示すように本体ケース8側の巻取ローラ3
8のピン40にカートリツジ14側の巻取軸34
の爪37が係合して巻取ローラ38の回転操作に
よりクリーニングテープ30を巻取り可能とする
状態が得られる。
なお、凹所15の凹部23aの側壁には切欠部
41を設け、この切欠部41でクリーニングカー
トリツジ14の一端部のつまり部14aをつかみ
易くしてこれを凹所15から簡易に出し入れでき
るようにしている。また凹部23b内に透孔53
を設け、この透孔53の孔縁53aの下側にクリ
ーニングカートリツジ14の他側部に突設した係
止部52を係合させるようにしている。
(回転軸) 第1図および第11図において、開閉蓋10の
略中央部、すなわち開閉蓋10を閉じたとき本体
ケース8側のハブ受体13と対向する箇所に、回
転軸42が貫通状に支持される。そして、開閉蓋
10の内面側に露出する回転軸42の下端面の中
央には、デイスク3のハブ2の軸あな6に嵌合す
る中心軸43と、その偏心位置にハブ2の駆動あ
な7に嵌合する偏心軸44とをそれぞれ突設して
いる。偏心軸44はこの先端が常に回転軸42の
下端面から突出するようにばねによる弾性体45
で押し下げ付勢されている。また開閉蓋10の外
面側に露出する回転軸41の上端部は、開閉蓋1
0の外面リブ45上に重ねられる円盤形のハンド
ル47の中央部にねじ52等で一体的に結合され
る。ハンドル47の上面の偏心箇所には指掛け用
の凹部48を形成している。
(受けパツド) 第1図および第11図に示すように開閉蓋10
の内面上の所定位置、すなわち開閉蓋10を閉じ
たとき本体ケース8側の押出パツド15と対向す
る箇所に、受けパツド49を固着している。
(押えピン) 第11図および第2図に示すように、開閉蓋1
0の内面には、本体ケース8の載置面9上に載置
されるデイスクカートリツジDの上面側の四隅に
設けてある位置決め基準用の凹部50に嵌合して
該カートリツジDを載置面9上に押さえる押えピ
ン51を突設している。
(クリーニング要領) 次に、デイスクカートリツジDのデイスク3を
クリーニングする要領について説明する。開閉蓋
10を開け、本体ケース8の凹所15にクリーニ
ングカートリツジ14を収容すると、第2図に示
すように押出パツド16によりクリーニングテー
プ30の一部がカートリツジケース28の押出口
32から上方へ押し出される。次に、デイスクカ
ートリツジDを載置面9上に位置決め装着する
と、第1図に示すようにその下面側の駆動軸挿入
窓4内にハブ受体13が入つてデイスク3のハブ
2の下端面側を受け止め支持し、またヘツド挿入
窓5内にクリーニングテープ30の押し出された
部分が入つてデイスク3の記録面の径方向に押圧
接触する。しかるのち開閉蓋10を閉じると、第
2図に示すようにこの蓋10の押えピン51によ
りデイスクカートリツジDが載置面9上に押しつ
けられる。これと同時に、第1図に示すように蓋
10側の回転軸42が、デイスクカートリツジD
の上面側の駆動軸挿入窓4内に入るとともに、中
央軸43をハブ2の軸あな6に嵌入してハブ2を
ハブ受体13に対し押しつけることによつて、ハ
ブ2と結合される。また第1図に示すように受け
パツド49が、デイスクカートリツジDの上面側
のヘツド挿入窓5内に入り、デイスク3の記録面
を押圧してクリーニングテープ30に押圧接触さ
せる。
かくして、第10図に示すようにハンドル47
の凹部48に指先を入れてハンドル47を開閉蓋
10上で水平回転させると、回転軸42が回転
し、その偏心軸44がハブ2の駆動あな7のとこ
ろまで来ると該駆動あな7に弾性体45の力で入
つてデイスク3を回転させる。このデイスク3の
回転に伴いその記録面に付着している汚れがクリ
ーニングテープ30によつて摺り落とされる。
このさい、第9図に示すように、デイスク3の
回転方向Aはクリーニングテープ30の巻取り方
向Bと逆向きにするとともに、前述したように巻
取軸34がラチエツト爪36を介して巻取り方向
Bの一方向のみに回転するものとすることによつ
て、クリーニング時にクリーニングテープ30が
デイスク3との摺接力を受けて巻き戻されること
のないようにしている。また、このときデイスク
3の回転に伴いクリーニングテープ30が押出パ
ツド16と巻取軸34間で矢印C方向に引つ張り
上げられ、この引つ張り上げられるテープ30と
接触する押出口32の開口縁が上反り変形を受け
て押出口32の開口形状が変形しようとするが、
この変形はリブ22a,22bによつてできるだ
け仰止されることになり、したがつて押し出され
たテープ30が押出口32の開口形状の変形に伴
うしわ等の変形損傷が加えられるような危惧がな
くなる。また、前述のようにデイスク3の回転に
伴いクリーニングテープ30が押出パツド16と
巻取軸34間で矢印C方向に引つ張り上げられる
ことにより、カートリツジケース28の巻取室側
が回転モーメントを受けて凹部23bから上方へ
浮き上がろうとするが、この浮き上がりは係止部
52が孔縁53aに係合することにより防止され
る。
クリーニングカートリツジ14の押出口32か
ら押出されているクリーニングテープ30が汚れ
ると、その都度、巻取ローラ38を回転させてク
リーニングテープ30を汚れた長さ分(3mm程
度)だけ巻取軸34に巻き取つてクリーニングテ
ープ30の新規なクリーニング面を押出口32に
出す。そしてクリーニングテープ30の全部を使
い切つた場合は、このカートリツジ14を凹所1
5から取り出して新しいカートリツジ14と入れ
替える。
〔別実施例〕
第12図はクリーニングカートリツジの別実施
例を示しており、これでは、クリーニングテープ
30が無くなりかけるのを容易に確認できるよう
に、クリーニングテープ30の終端に「終り」等
の警告表示54を設ける一方、カートリツジケー
ス28側においてケース上壁28aの押出口32
よりテープ送り方向下手側に、クリーニングテー
プ30の終端を視認することのできる透孔55を
開口している。
第13図はクリーニングカートリツジの更に別
実施例を示しており、これでは、第12図に示す
透孔55に代えて、クリーニングテープ30の終
端30aを視認できるようにカートリツジケース
28のケース上壁28aの少なくとも一部を透明
体で構成することにより透明窓56を設けてあ
る。これによれば、クリーニングテープ30は一
回の巻取り長さを例えば3mm程度とするが、この
巻取りにさいし透明窓56をとおしてテープ30
が徐々に終わりに近づくのをその終端30aの視
認によつて判るため、テープ30の終端30aの
近傍位置に殊更警告表示などを印刷しておかなく
てもよいことになる。すなわち、テープ30の終
端30aに警告表示を印刷した場合は印刷インキ
がデイスク3に転移付着する危惧があるが、この
実施例によれば前記印刷を省略することができて
印刷インキのデイスク3への付着を防止できると
いうものである。
〔考案の効果〕
以上説明したうに、本発明によれば、本体ケー
ス8の載置面9上に載置したデイスクカートリツ
ジDのデイスク3を回転軸42で回転させてクリ
ーニング材30でそれに付着の汚れを取り除くよ
うにしたものであるから、デイスクカートリツジ
Dをデイスクドライブに装填するに先立ち、ある
いは使用後においても、そのデイスク3のクリー
ニングを簡易迅速に行え、またドライブ側のヘツ
ドの汚れを未然に防止することもできる。また、
クリーニングテープ30は本体ケース8に対し出
し入れ可能なカートリツジケース28に内蔵して
あるので、その取り替えに際してはカートリツジ
ケース28ごと本体ケース8に対し出し入れする
という簡単な操作で、手を汚すことなく、その交
換がだれでも、特に子供でも簡易迅速に行える。
特に、この考案では、クリーニングカートリツ
ジケース28の走行路31を形成するケース上下
壁28a,28bにおいて、押出口32を有する
ケース上壁28aの内面にリブ22aをテープ走
行方向と直交する方向に形成するとともに、ケー
ス下壁28bの内面に前記リブ22aと直交する
リブ22bを形成したものであるから、クリーニ
ングテープ30は押し出し、巻取りに際し走行路
31内を走行抵抗少なく、きわめて円滑に走行で
きるとともに、ケース上下壁28a,28b、と
くに押出口32の変形を防止でき、クリーニング
テープ30をデイスク3に均一良好に接触するよ
うに押し出すことでき、延いてはクリーニング効
果を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るデイスククリーナーの一実
施例を示しており、第1図は要部の断面図、第2
図はクリーニングテープの収容部分の断面図、第
3図は開閉蓋を外して本体ケースの載置面を見た
平面図、第4図は第3図における−線断面
図、第5図は第4図における−線断面図、第
6図はクリーニングカートリツジの断面図、第7
図はクリーニングカートリツジのケース上壁の内
面をみた平面図、第8図はクリーニングカートリ
ツジのケース下壁の内面をみた平面図、第9図は
クリーニングテープの押し出し状態を示す断面
図、第10図は使用状態の外観斜視図、第11図
はデイスククリーナー、デイスクカートリツジ、
およびクリーニングカートリツジの斜視図であ
る。第12図は本考案に係るデイスククリーナー
の別実施例を示すクリーニングカートリツジの外
観斜視図である。第13図は本考案に係るデイス
ククリーナーの更に別実施例を示すクリーニング
カートリツジの外観斜視図である。 D……デイスクカートリツジ、1……カートリ
ツジケース、2……ハブ、3……デイスク、4…
…駆動軸挿入窓、5……ヘツド挿入窓、8……本
体ケース、9……載置面、10……開閉蓋、13
……ハブ受体、14……クリーニングカートリツ
ジ、16……押出パツド、22a,22b……リ
ブ、28……クリーニングカートリツジケース、
28a,28b……ケース上下壁、30……クリ
ーニングテープ、32……押出口、33……パツ
ド入口、42……回転軸、49……受けパツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動軸挿入窓4およびヘツド挿入窓5を有する
    カートリツジケース1内にデイスク3を回転自在
    に内蔵したデイスクカートリツジDの前記デイス
    ク3をクリーニングするデイスククリーナーであ
    つて、デイスクカートリツジDが載置装着される
    載置面9を有する本体ケース8と、駆動軸挿入窓
    4に臨みデイスク3の中央のハブ2に着脱可能に
    結合されて該デイスク3を回転させる回転軸42
    と、ヘツド挿入窓5に臨みデイスク3の記録面に
    押圧接触するクリーニングテープ30とからな
    り、クリーニングテープ30が本体ケース8の載
    置面9より下方に出し入れ可能に装填されたクリ
    ーニングカートリツジケース28に内蔵され、ク
    リーニングカートリツジケース28がクリーニン
    グテープ30を繰出し走行自在とする走行路31
    をケース上下壁28a,28b間に形成し、ケー
    ス上壁28aにクリーニングテープ30の一部が
    デイスク3に向けて押し出される押出口32が開
    口され、ケース上壁28aの内面にリブ22aが
    テープ走行方向と直交する方向に、ケース下壁2
    8bの内面にリブ22bがテープ走行方向と平行
    にそれぞれ設けられてなることを特徴とするデイ
    スククリーナー。
JP1483186U 1986-02-04 1986-02-04 Expired JPH0419661Y2 (ja)

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