JPH04196091A - 非常灯 - Google Patents
非常灯Info
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- JPH04196091A JPH04196091A JP2326850A JP32685090A JPH04196091A JP H04196091 A JPH04196091 A JP H04196091A JP 2326850 A JP2326850 A JP 2326850A JP 32685090 A JP32685090 A JP 32685090A JP H04196091 A JPH04196091 A JP H04196091A
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- circuit
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- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 2
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Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、商用電源の通電時には商用電源を電力供給源
とし、停電時には内蔵した電池を電力供給源として、商
用電源の通電時と停電時とにかかわらずランプを常時点
灯させるようにした非常灯に関するものである。
とし、停電時には内蔵した電池を電力供給源として、商
用電源の通電時と停電時とにかかわらずランプを常時点
灯させるようにした非常灯に関するものである。
非常灯は、商用電源の通電時には商用電源を電力供給源
とし、商用電源の停電時には内蔵した電池を電力供給源
として蛍光灯などのランプを常時点灯させるように構成
されている。オフィスや公共施設においては、商用電源
の停電に伴って照明器具が消灯した場合の安全を確保す
るために、この種の非常灯の設置が義務づけられている
。 従来より提供されている非常灯としては、第3図に示す
ような構成のものがある。すなわち、商用電源ACの通
電時には、商用電源ACを整流平滑化する直流電源回路
lより出力される直流を電源として、第1のインバータ
回路8を動作させ、第1のインバータ回路8の出力高周
波により蛍光灯のような放電灯からなるランプLを点灯
させるようにしている。直流電源回路1は、ダイオード
ブリッジなどからなる整流器Reと、整流器Reの出力
を平滑化するコンデンサC3とからなる。 また、商用電源ACの停電時には、商用電源ACの通電
時に商用電源ACを降圧整流する充電回路9の出力によ
り充電された二次電池である電池Bを電源として、第2
のインバータ回路10を動作させ、第2のインバータ回
路10の出力高周波によりランプLを点灯させるように
している。商用電源ACの通電状態はリレーRyにより
監視され、通電時と停電時とてリレーRyの接点r、〜
r4が切り換えられるようになっている。すなわち、リ
レーRyのコイルは商用電源ACの両端間に接続され、
接点r、は電池Bを充電回路9と第2のインバータ回路
lOとのいずれか一方に選択的に接続し、接点r2〜r
4はランプLを第1のインバータ回路8と第2のインバ
ータ回路10とのいずれか一方に選択的に接続するよう
になっているのである。
とし、商用電源の停電時には内蔵した電池を電力供給源
として蛍光灯などのランプを常時点灯させるように構成
されている。オフィスや公共施設においては、商用電源
の停電に伴って照明器具が消灯した場合の安全を確保す
るために、この種の非常灯の設置が義務づけられている
。 従来より提供されている非常灯としては、第3図に示す
ような構成のものがある。すなわち、商用電源ACの通
電時には、商用電源ACを整流平滑化する直流電源回路
lより出力される直流を電源として、第1のインバータ
回路8を動作させ、第1のインバータ回路8の出力高周
波により蛍光灯のような放電灯からなるランプLを点灯
させるようにしている。直流電源回路1は、ダイオード
ブリッジなどからなる整流器Reと、整流器Reの出力
を平滑化するコンデンサC3とからなる。 また、商用電源ACの停電時には、商用電源ACの通電
時に商用電源ACを降圧整流する充電回路9の出力によ
り充電された二次電池である電池Bを電源として、第2
のインバータ回路10を動作させ、第2のインバータ回
路10の出力高周波によりランプLを点灯させるように
している。商用電源ACの通電状態はリレーRyにより
監視され、通電時と停電時とてリレーRyの接点r、〜
r4が切り換えられるようになっている。すなわち、リ
レーRyのコイルは商用電源ACの両端間に接続され、
接点r、は電池Bを充電回路9と第2のインバータ回路
lOとのいずれか一方に選択的に接続し、接点r2〜r
4はランプLを第1のインバータ回路8と第2のインバ
ータ回路10とのいずれか一方に選択的に接続するよう
になっているのである。
上記構成では、商用電源ACか停電したときに、リレー
Ryの接点r1〜r4は瞬時に切り換わるか、直流電源
回路lのコンデンサC1の残留電荷によって第1のイン
バータ回路8は動作を継続しているから、接点r2〜r
4にアークか発生し、場合によっては接点r2〜r4か
溶着するという不都合か生じる。しかも、このようなア
ークか発生すると、接点r2〜r4の常開接点と常閉接
点との間か短絡して、いわゆる橋絡現象を引起し、第1
のインバータ回路8と第2のインバータ回路lOとの双
方が動作状態であるときに電気的に接続されることにな
って、構成部品にストレスを与えることになり、破壊に
つながるというおそれかある。また、通電時用の第1の
インバータ回路8と停電時用の第2のインバータ回路1
0とを設けているものであるから、回路構成か複雑であ
り、とくに、第1のインバータ回路8、充電回路9、第
2のインバータ回路10のそれぞれにトランスT3〜T
5が必要であることから、大型であり高価になるという
問題かある。 本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、商
用電源の通電時と停電時との間で移行する際に、構成部
品か劣化したり破壊されたりする危険がなく、しかも構
成が簡単で小型になり、比較的安価である非常灯を提供
しようとするものである。
Ryの接点r1〜r4は瞬時に切り換わるか、直流電源
回路lのコンデンサC1の残留電荷によって第1のイン
バータ回路8は動作を継続しているから、接点r2〜r
4にアークか発生し、場合によっては接点r2〜r4か
溶着するという不都合か生じる。しかも、このようなア
ークか発生すると、接点r2〜r4の常開接点と常閉接
点との間か短絡して、いわゆる橋絡現象を引起し、第1
のインバータ回路8と第2のインバータ回路lOとの双
方が動作状態であるときに電気的に接続されることにな
って、構成部品にストレスを与えることになり、破壊に
つながるというおそれかある。また、通電時用の第1の
インバータ回路8と停電時用の第2のインバータ回路1
0とを設けているものであるから、回路構成か複雑であ
り、とくに、第1のインバータ回路8、充電回路9、第
2のインバータ回路10のそれぞれにトランスT3〜T
5が必要であることから、大型であり高価になるという
問題かある。 本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、商
用電源の通電時と停電時との間で移行する際に、構成部
品か劣化したり破壊されたりする危険がなく、しかも構
成が簡単で小型になり、比較的安価である非常灯を提供
しようとするものである。
本発明では、上記目的を達成するために、直流を電源と
して駆動され高周波出力によりランプを点灯させるイン
バータ回路と、商用電源を整流して直流を出力する直流
電源回路と、内蔵した電池の出力電圧を直流電源回路の
出力電圧に近い所定電圧まで昇圧した直流を出力する昇
圧回路と、商用電源の通電状態を監視し通電時には昇圧
回路の動作を停止させて直流電源回路の出力をインバー
タ回路の電源とし、停電時には昇圧回路を動作させて昇
圧回路の出力をインバータ回路の電源とする電源切換回
路とを具備しているのである。
して駆動され高周波出力によりランプを点灯させるイン
バータ回路と、商用電源を整流して直流を出力する直流
電源回路と、内蔵した電池の出力電圧を直流電源回路の
出力電圧に近い所定電圧まで昇圧した直流を出力する昇
圧回路と、商用電源の通電状態を監視し通電時には昇圧
回路の動作を停止させて直流電源回路の出力をインバー
タ回路の電源とし、停電時には昇圧回路を動作させて昇
圧回路の出力をインバータ回路の電源とする電源切換回
路とを具備しているのである。
上記構成によれば、商用電源の通電時と停電時とて一つ
のインバータ回路を共用しているのであり、ランプに対
しては一つのインバータ回路が常時接続された状態にな
るから、従来のようにランプへの給電経路を2系統とし
てリレーの接点で切り換えるという構成か不要になり、
接点に生じるアークによる接点の溶着や、構成部品の劣
化、破壊か生じないのである。しかも、電源切換回路で
は通電時と停電時とで昇圧回路を非動作状懇にするか動
作状態にするかを選択するだけであるから、機械的な接
点を用いることな(、通電時と停電時との動作を切り換
えることかできるのである。 その結果、機械的接点を用いることによって発生してい
たアークが生じないのであり、アークによる構成部品の
劣化や破壊を確実に防止できるのである。また、昇圧回
路はインバータ回路に比較すれば構成か簡単であり、ト
ランスも不要であるから、2個のインバータ回路を用い
ていた従来構成に比較すれば、構成が簡単になるととも
に小型化され、かつ比較的安価に提供できるのである。
のインバータ回路を共用しているのであり、ランプに対
しては一つのインバータ回路が常時接続された状態にな
るから、従来のようにランプへの給電経路を2系統とし
てリレーの接点で切り換えるという構成か不要になり、
接点に生じるアークによる接点の溶着や、構成部品の劣
化、破壊か生じないのである。しかも、電源切換回路で
は通電時と停電時とで昇圧回路を非動作状懇にするか動
作状態にするかを選択するだけであるから、機械的な接
点を用いることな(、通電時と停電時との動作を切り換
えることかできるのである。 その結果、機械的接点を用いることによって発生してい
たアークが生じないのであり、アークによる構成部品の
劣化や破壊を確実に防止できるのである。また、昇圧回
路はインバータ回路に比較すれば構成か簡単であり、ト
ランスも不要であるから、2個のインバータ回路を用い
ていた従来構成に比較すれば、構成が簡単になるととも
に小型化され、かつ比較的安価に提供できるのである。
【実施例]
(実施例1)
第1図に示すように、商用電源ACは、直流電源回路1
により整流平滑化され、直流電源回路1から直流が出力
される。直流電源回路1は、ダイオードブリッジなどか
らなる余波整流用の整流器Reと、整流器Reの出力を
平滑化するコンデンサC3とからなる。商用電源ACの
通電時には、・直流電源回路1より出力される直流を電
源としてインバータ回路2か作動する。 インバータ回路2は、一対のトランジスタQ。 、Q2や磁気漏洩型のトランスTを備えてブシュプル型
に構成されている。すなわち、インバータ回路2に直流
電源回路lから給電されると、起動用の抵抗R1を介し
てトランジスタQ、にベース電流か流れ、トランジスタ
Q1がオンになる。トランジスタQ、がオンになれば、
直流電源回路1の出力端間に、チョークコイルCH,−
1−ランスTの1次巻線n1−トランジスタQ1という
回路が形成されてトランスTの1次巻線n1に電流が流
れ、2次巻線n2に誘起された電圧によってランプLが
点灯するのである。その後、トランスTの1次巻線n1
への電流か飽和するとトランジスタQ、がオフになり、
帰還巻線n3に誘起された電流によりトランジスタQ2
が順バイアスされてオンになり、2次巻線n、には逆向
きの電圧が誘起されることになる。以後は同様にして、
帰還巻線n3に誘起される電流の向きが交互に反転する
から、トランジスタQ、、Q2が交互にオン、オフし、
2次巻線n2に高周波出力か得られるように発振動作を
行うのである。インバータ回路2が発振動作を行うと、
2次巻線n2に接続されたランプLに予熱電流が流れ、
ランプLが点灯する。 また、発振動作中には、出力巻線n4に誘起された出力
をダイオードD1て整流するとともにコンデンサC2に
より平滑化し、抵抗R2,R2を介してトランジスタQ
、、Q2にバイアス電流を流すようになっている。さら
に、出力巻線n4に誘起された出力を整流平滑化した直
流は、限流用の抵抗R4を介して二次電池である電池B
に供給され、商用電源ACの通電時には電池Bが充電さ
れるようにしである。 電池Bの出力は、昇圧回路3を介してインバータ回路2
に電源として供給されるようになっている。すなわち、
直流電源回路1と昇圧回路3とは出力が共通接続されて
、インバータ回路2に電力を供給するようになっている
のである。昇圧回路3は、昇圧型のスイッチングレギュ
レータ(いわゆる、昇圧型チョッパ回路)であって、電
池BとチョークコイルCH,とダイオードD2とか直列
接続され、この直列回路がコンデンサC1の両端間に接
続され、また、電池BとチョークコイルCH2との直列
回路にスイッチング用のトランジスタQ3が並列接続さ
れた構成を有している。トランジスタQ3は、制御回路
5の端子■の出力によりパルス幅制御される。すなわち
、l・ランジスタQ3がオンである期間にチョークコイ
ルCH2に蓄積されたエネルギーが、トランジスタQ3
がオフになるとダイオードD2を介して出力側に供給さ
れることにより、電池Bの出力電圧よりも高い電圧か出
力に得られるのである。昇圧回路3の出力電圧は、直流
電源回路lの出力電圧に近い所定電圧に設定される。ま
た、昇圧回路3の出力電圧は、抵抗Rs、Re とによ
り分圧されて制御回路5の端子■に入力され、昇圧回路
3の出力電圧か所定電圧に保たれるようにフィードバッ
ク制御される。 ところで、制御回路5は、ダイオードD3、抵抗R7,
R8、コンデンサC3とともに電源切換回路4を構成す
る。すなわち、電源切換回路4は、商用電源ACをダイ
オードD3で整流し、抵抗R’+、Rsにより分圧して
制御回路5の端子■に入力しているのであって、商用電
源ACが停電゛すると、端子■への入力電圧がなくなる
ことを利用してトランジスタQ3を制御しているのであ
る。 ここに、商用電源ACの通電時にはトランジスタQ3が
オフに保たれるように制御する。これにより、商用電源
ACの通電時には昇圧回路3は非動作状態となり、停電
時には動作状態になるのである。 以上の構成によれば、商用電源ACの通電時には、昇圧
回路3が非動作状態であって、直流電源回路1の出力に
よりインバータ回路2に給電されることになり、停電時
には、昇圧回路3か動作状態になって、昇圧回路3の出
力によりインバータ回路2に給電されることになるので
ある。すなわち、商用電源ACの通電時と停電時とで一
つのインバータ回路2によりランプLを点灯させること
かできて回路構成か簡単になるのである。また、通電時
と停電時とで昇圧回路3を非動作状態から動作状態に切
り換えるだけであるから、切換用の接点が不要になるの
である。 (実施例2) 実施例1ては、昇圧回路3をスイッチングレギュレータ
によって構成していたが、本実施例では、昇圧回路3と
してDC−DCコンバータを用いている。また、インバ
ータ回路2はトランジスタQ4を1個用いた構成として
いる。 インバータ回路2は、直流電源回路lの出力端間にトラ
ンスT1の1次巻線n1とトランジスタQ4との直列回
路を接続し、トランスT、の1次巻線n、にコンデンサ
C4を並列接続し、トランジスタQ4にダイオードD4
を逆並列に接続した構成を存している。トランジスタQ
4は駆動回路6によりオン、オフ制御される。 昇圧回路3もインバータ回路2と同様の構成を有してお
り、電池Bの両端間にトランスT2の1次巻線n、とト
ランジスタQ5との直列回路を接続し、トランスT2の
1次巻線n1にコンデンサC5を並列に接続し、)・ラ
ンジスタQ5にダイオードD5を逆並列に接続した構成
を有している。 また、トランジスタQ5は駆動回路7によりオン、オフ
制御される。トランスT2の2次巻線n2の出力はダイ
オードブリッジなどからなる整流器Re+により整流さ
れ、整流器Re、の出力端は直流電源回路1の出力端に
共通接続される。 電池Bは、トランスT1の2次巻線n2の出力を整流す
るダイオードブリッジなどからなる整流器Re 2の出
力から、限流用の抵抗R8を介して常時充電される。 電源切換回路4は、実施例1と同様に、商用電源ACを
整流するダイオードD5、分圧用の抵抗R7,R1、コ
ンデンサC3を備え、抵抗R8にはフォトカプラPCの
発光素子PEか直列接続さ= 11− れる。また、フォトカプラP、Cの受光素子PDは昇圧
回路3のトランジスタQ5のベース、エミッタ間に接続
される。したがって、商用電源ACの通電時には、フォ
トカプラPCの発光素子PEが点灯していて受光素子P
Dがオンになり、トランジスタQ5のベース、エミッタ
間が導通して、昇圧回路3が非動作状態になるのであり
、停電時には、フォトカプラPCの発光素子PEか消灯
していて受光素子PDがオフになり、昇圧回路3が動作
状態になるのである。この動作により、商用電源ACの
通電時と停電時とで、昇圧回路3を非動作状態と動作状
態とに切り換えることができるのである。 以上の構成によれば、実施例1と同様に、商用電源AC
の通電時と停電時とで一つのインバータ回路2によりラ
ンプLを点灯させることができて回路構成が簡単になる
のである。また、通電時と停電時とで昇圧回路3を非動
作状態から動作状態に切り換えるだけであるから、切換
用の接点が不要になるのである。さらに、フォトカプラ
PCおよびトランスT1により、商用電源ACから電池
Bが絶縁されるので、電池交換などの際に感電を防止で
きるのである。 【発明の効果】 上述のように、商用電源の通電時と停電時とて一つのイ
ンバータ回路を共用しているのであり、ランプに対して
は一つのインバータ回路が常時接続された状態になるか
ら、従来のようにランプへの給電経路を2系統としてリ
レーの接点で切り換えるという構成が不要になり、接点
に生じるアークによる接点の溶着や、構成部品の劣化、
破壊か生じないという利点を有する。しかも、電源切換
回路では通電時と停電時とで昇圧回路を非動作状態にす
るか動作状態にするかを選択するだけであるから、機械
的な接点を用いることなく、通電時と停電時との動作を
切り換えることができるのである。その結果、機械的接
点を用いることによって発生していたアークが生じない
のであり、アークによる構成部品の劣化や破壊を確実に
防止できるのである。また、昇圧回路はインバータ回路
に比較すれば構成が簡単であり、トランスも不要である
から、2個のインバータ回路を用いていた従来構成に比
較すれば、構成が簡単になるとともに小型化され、かつ
比較的安価に提供できるという効果ある。
により整流平滑化され、直流電源回路1から直流が出力
される。直流電源回路1は、ダイオードブリッジなどか
らなる余波整流用の整流器Reと、整流器Reの出力を
平滑化するコンデンサC3とからなる。商用電源ACの
通電時には、・直流電源回路1より出力される直流を電
源としてインバータ回路2か作動する。 インバータ回路2は、一対のトランジスタQ。 、Q2や磁気漏洩型のトランスTを備えてブシュプル型
に構成されている。すなわち、インバータ回路2に直流
電源回路lから給電されると、起動用の抵抗R1を介し
てトランジスタQ、にベース電流か流れ、トランジスタ
Q1がオンになる。トランジスタQ、がオンになれば、
直流電源回路1の出力端間に、チョークコイルCH,−
1−ランスTの1次巻線n1−トランジスタQ1という
回路が形成されてトランスTの1次巻線n1に電流が流
れ、2次巻線n2に誘起された電圧によってランプLが
点灯するのである。その後、トランスTの1次巻線n1
への電流か飽和するとトランジスタQ、がオフになり、
帰還巻線n3に誘起された電流によりトランジスタQ2
が順バイアスされてオンになり、2次巻線n、には逆向
きの電圧が誘起されることになる。以後は同様にして、
帰還巻線n3に誘起される電流の向きが交互に反転する
から、トランジスタQ、、Q2が交互にオン、オフし、
2次巻線n2に高周波出力か得られるように発振動作を
行うのである。インバータ回路2が発振動作を行うと、
2次巻線n2に接続されたランプLに予熱電流が流れ、
ランプLが点灯する。 また、発振動作中には、出力巻線n4に誘起された出力
をダイオードD1て整流するとともにコンデンサC2に
より平滑化し、抵抗R2,R2を介してトランジスタQ
、、Q2にバイアス電流を流すようになっている。さら
に、出力巻線n4に誘起された出力を整流平滑化した直
流は、限流用の抵抗R4を介して二次電池である電池B
に供給され、商用電源ACの通電時には電池Bが充電さ
れるようにしである。 電池Bの出力は、昇圧回路3を介してインバータ回路2
に電源として供給されるようになっている。すなわち、
直流電源回路1と昇圧回路3とは出力が共通接続されて
、インバータ回路2に電力を供給するようになっている
のである。昇圧回路3は、昇圧型のスイッチングレギュ
レータ(いわゆる、昇圧型チョッパ回路)であって、電
池BとチョークコイルCH,とダイオードD2とか直列
接続され、この直列回路がコンデンサC1の両端間に接
続され、また、電池BとチョークコイルCH2との直列
回路にスイッチング用のトランジスタQ3が並列接続さ
れた構成を有している。トランジスタQ3は、制御回路
5の端子■の出力によりパルス幅制御される。すなわち
、l・ランジスタQ3がオンである期間にチョークコイ
ルCH2に蓄積されたエネルギーが、トランジスタQ3
がオフになるとダイオードD2を介して出力側に供給さ
れることにより、電池Bの出力電圧よりも高い電圧か出
力に得られるのである。昇圧回路3の出力電圧は、直流
電源回路lの出力電圧に近い所定電圧に設定される。ま
た、昇圧回路3の出力電圧は、抵抗Rs、Re とによ
り分圧されて制御回路5の端子■に入力され、昇圧回路
3の出力電圧か所定電圧に保たれるようにフィードバッ
ク制御される。 ところで、制御回路5は、ダイオードD3、抵抗R7,
R8、コンデンサC3とともに電源切換回路4を構成す
る。すなわち、電源切換回路4は、商用電源ACをダイ
オードD3で整流し、抵抗R’+、Rsにより分圧して
制御回路5の端子■に入力しているのであって、商用電
源ACが停電゛すると、端子■への入力電圧がなくなる
ことを利用してトランジスタQ3を制御しているのであ
る。 ここに、商用電源ACの通電時にはトランジスタQ3が
オフに保たれるように制御する。これにより、商用電源
ACの通電時には昇圧回路3は非動作状態となり、停電
時には動作状態になるのである。 以上の構成によれば、商用電源ACの通電時には、昇圧
回路3が非動作状態であって、直流電源回路1の出力に
よりインバータ回路2に給電されることになり、停電時
には、昇圧回路3か動作状態になって、昇圧回路3の出
力によりインバータ回路2に給電されることになるので
ある。すなわち、商用電源ACの通電時と停電時とで一
つのインバータ回路2によりランプLを点灯させること
かできて回路構成か簡単になるのである。また、通電時
と停電時とで昇圧回路3を非動作状態から動作状態に切
り換えるだけであるから、切換用の接点が不要になるの
である。 (実施例2) 実施例1ては、昇圧回路3をスイッチングレギュレータ
によって構成していたが、本実施例では、昇圧回路3と
してDC−DCコンバータを用いている。また、インバ
ータ回路2はトランジスタQ4を1個用いた構成として
いる。 インバータ回路2は、直流電源回路lの出力端間にトラ
ンスT1の1次巻線n1とトランジスタQ4との直列回
路を接続し、トランスT、の1次巻線n、にコンデンサ
C4を並列接続し、トランジスタQ4にダイオードD4
を逆並列に接続した構成を存している。トランジスタQ
4は駆動回路6によりオン、オフ制御される。 昇圧回路3もインバータ回路2と同様の構成を有してお
り、電池Bの両端間にトランスT2の1次巻線n、とト
ランジスタQ5との直列回路を接続し、トランスT2の
1次巻線n1にコンデンサC5を並列に接続し、)・ラ
ンジスタQ5にダイオードD5を逆並列に接続した構成
を有している。 また、トランジスタQ5は駆動回路7によりオン、オフ
制御される。トランスT2の2次巻線n2の出力はダイ
オードブリッジなどからなる整流器Re+により整流さ
れ、整流器Re、の出力端は直流電源回路1の出力端に
共通接続される。 電池Bは、トランスT1の2次巻線n2の出力を整流す
るダイオードブリッジなどからなる整流器Re 2の出
力から、限流用の抵抗R8を介して常時充電される。 電源切換回路4は、実施例1と同様に、商用電源ACを
整流するダイオードD5、分圧用の抵抗R7,R1、コ
ンデンサC3を備え、抵抗R8にはフォトカプラPCの
発光素子PEか直列接続さ= 11− れる。また、フォトカプラP、Cの受光素子PDは昇圧
回路3のトランジスタQ5のベース、エミッタ間に接続
される。したがって、商用電源ACの通電時には、フォ
トカプラPCの発光素子PEが点灯していて受光素子P
Dがオンになり、トランジスタQ5のベース、エミッタ
間が導通して、昇圧回路3が非動作状態になるのであり
、停電時には、フォトカプラPCの発光素子PEか消灯
していて受光素子PDがオフになり、昇圧回路3が動作
状態になるのである。この動作により、商用電源ACの
通電時と停電時とで、昇圧回路3を非動作状態と動作状
態とに切り換えることができるのである。 以上の構成によれば、実施例1と同様に、商用電源AC
の通電時と停電時とで一つのインバータ回路2によりラ
ンプLを点灯させることができて回路構成が簡単になる
のである。また、通電時と停電時とで昇圧回路3を非動
作状態から動作状態に切り換えるだけであるから、切換
用の接点が不要になるのである。さらに、フォトカプラ
PCおよびトランスT1により、商用電源ACから電池
Bが絶縁されるので、電池交換などの際に感電を防止で
きるのである。 【発明の効果】 上述のように、商用電源の通電時と停電時とて一つのイ
ンバータ回路を共用しているのであり、ランプに対して
は一つのインバータ回路が常時接続された状態になるか
ら、従来のようにランプへの給電経路を2系統としてリ
レーの接点で切り換えるという構成が不要になり、接点
に生じるアークによる接点の溶着や、構成部品の劣化、
破壊か生じないという利点を有する。しかも、電源切換
回路では通電時と停電時とで昇圧回路を非動作状態にす
るか動作状態にするかを選択するだけであるから、機械
的な接点を用いることなく、通電時と停電時との動作を
切り換えることができるのである。その結果、機械的接
点を用いることによって発生していたアークが生じない
のであり、アークによる構成部品の劣化や破壊を確実に
防止できるのである。また、昇圧回路はインバータ回路
に比較すれば構成が簡単であり、トランスも不要である
から、2個のインバータ回路を用いていた従来構成に比
較すれば、構成が簡単になるとともに小型化され、かつ
比較的安価に提供できるという効果ある。
第1図は本発明の実施例1を示す回路図、第2図は本発
明の実施例2を示す回路図、第3図は従来例を示す回路
図である。 l・・・直流電源回路、2・・・インバータ回路、3・
・昇圧回路、4・・・電源切換回路、AC・・・商用電
源、B・・・電池、L・・・ランプ。 代理人 弁理士 石 1)長 七 冒 宏 記回 詰 回へ 巨艦 @1宏鄭− W゛′(回ミ旺 °1 烟7\田罷也制へ 慨′V昧−:−1さ ::::○:: 一への寸く画=
明の実施例2を示す回路図、第3図は従来例を示す回路
図である。 l・・・直流電源回路、2・・・インバータ回路、3・
・昇圧回路、4・・・電源切換回路、AC・・・商用電
源、B・・・電池、L・・・ランプ。 代理人 弁理士 石 1)長 七 冒 宏 記回 詰 回へ 巨艦 @1宏鄭− W゛′(回ミ旺 °1 烟7\田罷也制へ 慨′V昧−:−1さ ::::○:: 一への寸く画=
Claims (1)
- (1)直流を電源として駆動され高周波出力によりラン
プを点灯させるインバータ回路と、商用電源を整流して
直流を出力する直流電源回路と、内蔵した電池の出力電
圧を直流電源回路の出力電圧に近い所定電圧まで昇圧し
た直流を出力する昇圧回路と、商用電源の通電状態を監
視し通電時には昇圧回路の動作を停止させて直流電源回
路の出力をインバータ回路の電源とし、停電時には昇圧
回路を動作させて昇圧回路の出力をインバータ回路の電
源とする電源切換回路とを具備して成ることを特徴とす
る非常灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2326850A JPH04196091A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 非常灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2326850A JPH04196091A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 非常灯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04196091A true JPH04196091A (ja) | 1992-07-15 |
Family
ID=18192417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2326850A Pending JPH04196091A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 非常灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04196091A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104302080A (zh) * | 2014-11-04 | 2015-01-21 | 陈国亮 | 一种汽车氙气灯变频解码器 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP2326850A patent/JPH04196091A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104302080A (zh) * | 2014-11-04 | 2015-01-21 | 陈国亮 | 一种汽车氙气灯变频解码器 |
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