JPH04194659A - 湿度センサー - Google Patents
湿度センサーInfo
- Publication number
- JPH04194659A JPH04194659A JP32625590A JP32625590A JPH04194659A JP H04194659 A JPH04194659 A JP H04194659A JP 32625590 A JP32625590 A JP 32625590A JP 32625590 A JP32625590 A JP 32625590A JP H04194659 A JPH04194659 A JP H04194659A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- humidity
- resistor element
- sensitive resistor
- water vapor
- humidity sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 claims abstract description 24
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 29
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 25
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- QVQLCTNNEUAWMS-UHFFFAOYSA-N barium oxide Chemical compound [Ba]=O QVQLCTNNEUAWMS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N platinum Chemical compound [Pt] BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000420 cerium oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229910000510 noble metal Inorganic materials 0.000 description 1
- BMMGVYCKOGBVEV-UHFFFAOYSA-N oxo(oxoceriooxy)cerium Chemical compound [Ce]=O.O=[Ce]=O BMMGVYCKOGBVEV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052697 platinum Inorganic materials 0.000 description 1
- XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N tin dioxide Chemical compound O=[Sn]=O XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001887 tin oxide Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、電子レンジやオーブン等の各種ガスを含んだ
雰囲気中で用いることのできる湿度センサーに関する。
雰囲気中で用いることのできる湿度センサーに関する。
[背景技術]
湿度センサーとしては、現在、セラミック型湿度センサ
ーやバルク型湿度センサー等の抵抗変化型湿度センサー
が最もよく使用されている。
ーやバルク型湿度センサー等の抵抗変化型湿度センサー
が最もよく使用されている。
セラミック型湿度センサーは、表面に貴金属の電極を形
成されたアルミナ等の絶縁基板の表面に感湿膜を形成し
たものであり、感湿膜の材料としては、例えばFear
s−List、 AQP04等の感湿材料が用いられて
いる。また、バルク型湿度センサーは、バルク型の感湿
性セラミック基板の両端に電極を形成したものであり、
感湿性セラミック基板の材料としては、MgCraO4
−TiOs、 ZnO’LigO−ViOa等が用いら
れている。
成されたアルミナ等の絶縁基板の表面に感湿膜を形成し
たものであり、感湿膜の材料としては、例えばFear
s−List、 AQP04等の感湿材料が用いられて
いる。また、バルク型湿度センサーは、バルク型の感湿
性セラミック基板の両端に電極を形成したものであり、
感湿性セラミック基板の材料としては、MgCraO4
−TiOs、 ZnO’LigO−ViOa等が用いら
れている。
そして、これらの抵抗変化型湿度センサーにおいては、
感湿材料が空気中の水分子を吸着すると、それによって
感湿材料の抵抗値が変化するので、この抵抗値変化を計
測することによって湿度を検知するものである。
感湿材料が空気中の水分子を吸着すると、それによって
感湿材料の抵抗値が変化するので、この抵抗値変化を計
測することによって湿度を検知するものである。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、従来より用いられている多くの湿度セン
サーでは、100℃以下の低温域では良好な感度を得る
ことかでざるが、それ以上の高温域では充分な感度を得
ることができなかった。そのため、このような湿度セン
サー大1例えば電子しンジやオーブン等の高温環境下で
湿度を検知することを要求される機器に使用する場合、
その要求を満たすことができなかった。
サーでは、100℃以下の低温域では良好な感度を得る
ことかでざるが、それ以上の高温域では充分な感度を得
ることができなかった。そのため、このような湿度セン
サー大1例えば電子しンジやオーブン等の高温環境下で
湿度を検知することを要求される機器に使用する場合、
その要求を満たすことができなかった。
一方、高温域で使用できる湿度センサーについては、水
蒸気以外の有機系ガスにも感度を持つため、水蒸気選択
性(他のガスの影響を受けることなく水蒸気のみに反応
する性質)を要求される電子レンジやオーブン等には使
用することができなかった。
蒸気以外の有機系ガスにも感度を持つため、水蒸気選択
性(他のガスの影響を受けることなく水蒸気のみに反応
する性質)を要求される電子レンジやオーブン等には使
用することができなかった。
本発明は、叙上の従来例の欠点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、高温域でも良好な感度
を得ることができ、かつ水蒸気選択性に優れた湿度セン
サーを提供することにある。
あり、その目的とするところは、高温域でも良好な感度
を得ることができ、かつ水蒸気選択性に優れた湿度セン
サーを提供することにある。
[課題を解決するための手段コ
このため、本発明の湿度センサーは、水蒸気及び有機系
ガスの双方に対して感知機能を有する感湿抵抗体素子と
、水蒸気に感知しないが有機系ガスに感知機能を有する
非感湿抵抗体素子とを備え、上記非感湿抵抗体素子と感
湿抵抗体素子の有機系ガスに対する感度が互いに打ち消
されるようにして、水蒸気のみを感知するようにしたこ
とを特徴としている。
ガスの双方に対して感知機能を有する感湿抵抗体素子と
、水蒸気に感知しないが有機系ガスに感知機能を有する
非感湿抵抗体素子とを備え、上記非感湿抵抗体素子と感
湿抵抗体素子の有機系ガスに対する感度が互いに打ち消
されるようにして、水蒸気のみを感知するようにしたこ
とを特徴としている。
[作用]
本発明の湿度センサーにあっては、有機系ガスに対して
は感湿抵抗体素子及び非感湿抵抗体素子の双方が感度を
有し、感湿抵抗体素子の感度と非感湿抵抗体素子の感度
が打ち消し合うようになっているので、湿度センサーの
全体としては、有機系ガスを感知しない。一方、水蒸気
に対しては、感湿抵抗体素子のみが感度を有し、感湿抵
抗体素子の感度が非感湿抵抗体素子によって打ち消され
ることはないので、湿度センサーの全体としては、良好
な感度を持つ。従って、水蒸気選択性に優れた湿度セン
サーを製作することができる。
は感湿抵抗体素子及び非感湿抵抗体素子の双方が感度を
有し、感湿抵抗体素子の感度と非感湿抵抗体素子の感度
が打ち消し合うようになっているので、湿度センサーの
全体としては、有機系ガスを感知しない。一方、水蒸気
に対しては、感湿抵抗体素子のみが感度を有し、感湿抵
抗体素子の感度が非感湿抵抗体素子によって打ち消され
ることはないので、湿度センサーの全体としては、良好
な感度を持つ。従って、水蒸気選択性に優れた湿度セン
サーを製作することができる。
しかも、高温で感度の得られない水蒸気のみに感知する
湿度センサーを使用することなく、水蒸気及び有機系ガ
スに感知する感湿抵抗体素子と、水蒸気に感知しないが
有機系ガスに感知する非感湿抵抗体素子を用いているの
で、低温はもちろん高温においても水蒸気に対する良好
な感度を得ることができる。
湿度センサーを使用することなく、水蒸気及び有機系ガ
スに感知する感湿抵抗体素子と、水蒸気に感知しないが
有機系ガスに感知する非感湿抵抗体素子を用いているの
で、低温はもちろん高温においても水蒸気に対する良好
な感度を得ることができる。
[実施例コ
以下、本発明の一実施例を添付図に基づいて詳述する。
第1図に示すように、湿度センサーAは、水蒸気及び有
機系ガスの双方に感知して抵抗値が変化する感湿抵抗体
素子1と、有機系ガスに感知して抵抗・値が変化するが
水蒸気に反応しない非感湿抵抗体素子2とを有している
。この感湿抵抗体素子1及び非感湿抵抗体素子2は、バ
ルク型の感応性基板の両端に電極を設けたバルク型のも
のでもよく、セラミック絶縁基板の表面に電極を設け、
その上に感応性膜を形成したセラミック型のもの等でも
よい。なお、感湿・非感湿抵抗体素子1゜2は、100
℃以上の高温域でも良好な感度を有するものである。ま
た、湿度センサーAの内部には、両抵抗体素子1,2を
加熱するためのヒーター3が内蔵されている。第1図で
は、各抵抗体素子1゜2にそれぞれヒーター3が内蔵さ
れているが、1つのヒーター3によって両抵抗体素子1
,2を加熱するようになっていても差し支えない。この
感湿抵抗体素子1、非感湿抵抗体素子2及びヒーター3
は、1部品として一体に構成されているが、端子電極の
引き出しパターンは、第1図に示したパターンに限るも
のではない。
機系ガスの双方に感知して抵抗値が変化する感湿抵抗体
素子1と、有機系ガスに感知して抵抗・値が変化するが
水蒸気に反応しない非感湿抵抗体素子2とを有している
。この感湿抵抗体素子1及び非感湿抵抗体素子2は、バ
ルク型の感応性基板の両端に電極を設けたバルク型のも
のでもよく、セラミック絶縁基板の表面に電極を設け、
その上に感応性膜を形成したセラミック型のもの等でも
よい。なお、感湿・非感湿抵抗体素子1゜2は、100
℃以上の高温域でも良好な感度を有するものである。ま
た、湿度センサーAの内部には、両抵抗体素子1,2を
加熱するためのヒーター3が内蔵されている。第1図で
は、各抵抗体素子1゜2にそれぞれヒーター3が内蔵さ
れているが、1つのヒーター3によって両抵抗体素子1
,2を加熱するようになっていても差し支えない。この
感湿抵抗体素子1、非感湿抵抗体素子2及びヒーター3
は、1部品として一体に構成されているが、端子電極の
引き出しパターンは、第1図に示したパターンに限るも
のではない。
次に、上記湿度センサーAの使用方法を説明する。湿度
センサーAの感湿抵抗体素子1及び非感湿抵抗体素子2
は、第2図の回路図に示すように、抵抗Rs 、 R4
と組み合わせてホイートストンブリッジを構成されてお
り、ホイートストンブリッジの両端PQ間に交流電圧5
が印加され、両抵抗体素子1,2の中点Mと抵抗Rs、
R4の中点Nの間に挿入された電流計4によって中点M
N間の電位差を検出することによって水蒸気等を感知す
る。
センサーAの感湿抵抗体素子1及び非感湿抵抗体素子2
は、第2図の回路図に示すように、抵抗Rs 、 R4
と組み合わせてホイートストンブリッジを構成されてお
り、ホイートストンブリッジの両端PQ間に交流電圧5
が印加され、両抵抗体素子1,2の中点Mと抵抗Rs、
R4の中点Nの間に挿入された電流計4によって中点M
N間の電位差を検出することによって水蒸気等を感知す
る。
ここで抵抗R,,R4の値は、感湿抵抗体素子1の有機
系ガスに対する感度と、非感湿抵抗体素子2の有機系ガ
スに対する感度とがバランスしてMN間に電位差が生じ
ないように調整されている。すなわち、感湿抵抗体素子
1及び非感湿抵抗体素子2が有機系ガスを検知した時の
抵抗値をそれぞれR1,R2とすると、 R1/R2=R3/R4(Rs、R−は抵抗値)となる
ように抵抗Ra、R4の値を調整しである。
系ガスに対する感度と、非感湿抵抗体素子2の有機系ガ
スに対する感度とがバランスしてMN間に電位差が生じ
ないように調整されている。すなわち、感湿抵抗体素子
1及び非感湿抵抗体素子2が有機系ガスを検知した時の
抵抗値をそれぞれR1,R2とすると、 R1/R2=R3/R4(Rs、R−は抵抗値)となる
ように抵抗Ra、R4の値を調整しである。
従って、湿度センサーAが有機系ガスの雰囲気中にあり
、両抵抗体素子1,2が有機系ガスのみを感知している
時には、ホイートストンブリッジのMN間には電位差が
生じず、電流計4によって検知されない。これに対し、
湿度センサーAが水蒸気雰囲気中にある時には、感湿抵
抗体素子1のみが水蒸気を感知するので、ホイートスト
ンブリッジのMN間に電位差が発生し、電流計4によっ
て検知される。したがって、上記のように、湿度センサ
ーAを用いてホイートストンブリッジを組むことにより
、低温域から100°C以上の高温域にわたって良好な
感度を有し、しかも水蒸気以外のガスに対しては極めて
感度が小さく、水蒸気選択性に優れた検出回路を構成す
ることができる。なお、上記抵抗Ra、R4を湿度セン
サーA内に組み込んでも差し支えない。
、両抵抗体素子1,2が有機系ガスのみを感知している
時には、ホイートストンブリッジのMN間には電位差が
生じず、電流計4によって検知されない。これに対し、
湿度センサーAが水蒸気雰囲気中にある時には、感湿抵
抗体素子1のみが水蒸気を感知するので、ホイートスト
ンブリッジのMN間に電位差が発生し、電流計4によっ
て検知される。したがって、上記のように、湿度センサ
ーAを用いてホイートストンブリッジを組むことにより
、低温域から100°C以上の高温域にわたって良好な
感度を有し、しかも水蒸気以外のガスに対しては極めて
感度が小さく、水蒸気選択性に優れた検出回路を構成す
ることができる。なお、上記抵抗Ra、R4を湿度セン
サーA内に組み込んでも差し支えない。
一方、上記両ヒーター3は、第3図に示すように、並列
に接続され、直流電圧6を印加されている。これにより
、各抵抗体素子1,2はヒーター3によって加熱されて
一定温度(高温)に保たれており、常温から100℃以
上の高温までの幅広い温度域の雰囲気中でも良好な感度
で湿度を検知できるようになっている。なお、一対のヒ
ーター3は、直列に接続しても良いが、並列に接続して
あれば一方のヒーター3が断線しても、他方のヒーター
3により引続き両抵抗体素子1,2を加熱することがで
きる。なお、1つのヒーター3で感湿抵抗体素子1のみ
を加熱するようにしても差し支えない。また、温度を一
定に保つためには、第3図のように単に一定電圧を印加
するだけでもよいが、温度センサーによってヒーター温
度を検知し、ヒーターの発熱温度が一定となるように制
御してもよく、あるいはヒーターとして自己温度調整能
力を有するPTCサーミスタ等のヒーターを用いてもよ
い。
に接続され、直流電圧6を印加されている。これにより
、各抵抗体素子1,2はヒーター3によって加熱されて
一定温度(高温)に保たれており、常温から100℃以
上の高温までの幅広い温度域の雰囲気中でも良好な感度
で湿度を検知できるようになっている。なお、一対のヒ
ーター3は、直列に接続しても良いが、並列に接続して
あれば一方のヒーター3が断線しても、他方のヒーター
3により引続き両抵抗体素子1,2を加熱することがで
きる。なお、1つのヒーター3で感湿抵抗体素子1のみ
を加熱するようにしても差し支えない。また、温度を一
定に保つためには、第3図のように単に一定電圧を印加
するだけでもよいが、温度センサーによってヒーター温
度を検知し、ヒーターの発熱温度が一定となるように制
御してもよく、あるいはヒーターとして自己温度調整能
力を有するPTCサーミスタ等のヒーターを用いてもよ
い。
次に、上記湿度センサーの一製造方法と、製造された湿
度センサーの水蒸気感度の測定結果を説明する。
度センサーの水蒸気感度の測定結果を説明する。
まず、酸化バリウムと酸化セリウムを1:1に調合し、
1200℃で仮焼してペロブスカイト構造の粉末を得た
。こうして得た粉末に、有機系バインダーを10重量%
添加した後、厚さ約1001.ffl1の感湿抵抗体素
子のグリーンシートを形成し、このグリーンシートの両
端に電極を設けた。
1200℃で仮焼してペロブスカイト構造の粉末を得た
。こうして得た粉末に、有機系バインダーを10重量%
添加した後、厚さ約1001.ffl1の感湿抵抗体素
子のグリーンシートを形成し、このグリーンシートの両
端に電極を設けた。
同様に、酸化スズに有機系バインダーを10重量%加え
た後、厚さ約100側の非感湿抵抗体素子のグリーンシ
ートを形成し、そのグリーンシートの両端に電極を設け
た。
た後、厚さ約100側の非感湿抵抗体素子のグリーンシ
ートを形成し、そのグリーンシートの両端に電極を設け
た。
また、グリーンシートの表面に白金製電極を設けて一対
のヒーターを形成した。
のヒーターを形成した。
この後、感湿抵抗体素子、非感湿抵抗体素子、ヒーター
及び保護用などのグリーンシートを積層し、約2t/c
m”の圧力で圧着させ、所定の大きさにカットした後、
1400℃で焼成し、適宜外部電極等を設けて湿度セン
サーを得た。
及び保護用などのグリーンシートを積層し、約2t/c
m”の圧力で圧着させ、所定の大きさにカットした後、
1400℃で焼成し、適宜外部電極等を設けて湿度セン
サーを得た。
上記のようにして得た湿度センサーを用いて第2図のよ
うなホイートストンブリッジを組み、有機系ガスを含ま
ない雰囲気中で湿度をO%RH,50%RH,90%R
Hと変化させ、さらに、エタノールガスを0.05mQ
/Qを含む雰囲気中で湿度を90%R)lからO%RH
に変化させた。そして、電流計の電流値を測定した。こ
の結果を第4図に示す。
うなホイートストンブリッジを組み、有機系ガスを含ま
ない雰囲気中で湿度をO%RH,50%RH,90%R
Hと変化させ、さらに、エタノールガスを0.05mQ
/Qを含む雰囲気中で湿度を90%R)lからO%RH
に変化させた。そして、電流計の電流値を測定した。こ
の結果を第4図に示す。
第4図から明らかなように、本発明の湿度センサーを用
いれば、有機系ガスな含んでいる場合と含んでいない場
合とで、はぼ等しい感度を得ることができ、従って有機
系ガスに対する感度が極めて小さく、水蒸気選択性に優
れた湿度センサーを得ることができた。
いれば、有機系ガスな含んでいる場合と含んでいない場
合とで、はぼ等しい感度を得ることができ、従って有機
系ガスに対する感度が極めて小さく、水蒸気選択性に優
れた湿度センサーを得ることができた。
[発明の効果]
本発明によれば、低温から高温までの広い温度領域にわ
たって水蒸気に対する感度が良好で、優れた水蒸気選択
性を備えた湿度センサーを得ることができる。
たって水蒸気に対する感度が良好で、優れた水蒸気選択
性を備えた湿度センサーを得ることができる。
従って、電子レンジやオーブン等の高温で、かつ各種ガ
スを含むような環境下においても用いることができる。
スを含むような環境下においても用いることができる。
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
同上の湿度センサーの一使用方法を示す検出回路図、第
3図は同上の湿度センサー内に内蔵されているヒーター
を発熱させるための回路図、第4図は実験例の測定結果
を示すグラフである。 1・・・感湿抵抗体素子 2・・・非感湿抵抗体素子 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 中 野 雅 房 第4図
同上の湿度センサーの一使用方法を示す検出回路図、第
3図は同上の湿度センサー内に内蔵されているヒーター
を発熱させるための回路図、第4図は実験例の測定結果
を示すグラフである。 1・・・感湿抵抗体素子 2・・・非感湿抵抗体素子 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 中 野 雅 房 第4図
Claims (1)
- (1)水蒸気及び有機系ガスの双方に対して感知機能を
有する感湿抵抗体素子と、水蒸気に感知しないが有機系
ガスに感知機能を有する非感湿抵抗体素子とを備え、上
記非感湿抵抗体素子と感湿抵抗体素子の有機系ガスに対
する感度が互いに打ち消されるようにして、水蒸気のみ
を感知するようにしたことを特徴とする湿度センサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32625590A JPH04194659A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 湿度センサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32625590A JPH04194659A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 湿度センサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04194659A true JPH04194659A (ja) | 1992-07-14 |
Family
ID=18185730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32625590A Pending JPH04194659A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 湿度センサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04194659A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002039983A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-02-06 | Denso Corp | 湿度センサ |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP32625590A patent/JPH04194659A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002039983A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-02-06 | Denso Corp | 湿度センサ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU754052B2 (en) | Improvements in or relating to gas sensors | |
AU2001285148B2 (en) | Catalytic sensor | |
AU2001285148A1 (en) | Catalytic sensor | |
Nitta et al. | Multifunctional ceramic sensors: Humidity-gas sensor and temperature-humidity sensor | |
JP2811976B2 (ja) | 酸化物半導体ガスセンサ | |
JPH04194659A (ja) | 湿度センサー | |
JP2815125B2 (ja) | 接触燃焼式ガス検知素子 | |
EP0086415B1 (en) | Humidity sensitive device | |
GB2177215A (en) | Gas sensors and methods of their fabrication | |
JPH0510910A (ja) | 湿度センサ | |
JPH01158340A (ja) | 湿度センサ | |
JPH08152363A (ja) | 高周波検出素子とそれを用いた高周波加熱装置 | |
JPS5826641B2 (ja) | 温度・湿度検出素子 | |
JPH07107523B2 (ja) | ガス検出器の製造方法 | |
JPS5832154A (ja) | 湿度検知装置 | |
JP3074968B2 (ja) | 湿度センサ | |
JPS5925361B2 (ja) | センサおよび温度・湿度検出装置 | |
JPH053973Y2 (ja) | ||
JPH07176407A (ja) | プルアップ抵抗内蔵型サーミスタ | |
JP3669807B2 (ja) | 一酸化炭素検出センサー | |
JPS58166248A (ja) | 感温感湿素子 | |
JPH01158339A (ja) | 湿度センサ | |
JPH0447658Y2 (ja) | ||
JPS5811082B2 (ja) | 温度湿度検出素子 | |
JPH053974Y2 (ja) |