JPH04194261A - 壁パネル取付け構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、内装材または外装材としての壁パネルを壁下
地に取付ける場合の壁パネル取付は構造に関するもので
ある。

［従来の技術］ 従来、壁面に高級な感じに仕上げるために、天然大理石
や人造大理石、セラミック材等の！！機資質系板を壁パ
ネルとして用いるようにし、この壁パネルで壁面を形成
することが行われている。そして、これらの複数枚の壁
パネルを壁下地に並べて取付けることで壁面の施工を行
うようにしている。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、上記のような無機質系の壁パネルは端部の加工
や釘打ち等が難しいため、取付けの際の施工が難しいと
いう問題がある。そこで、本発明の発明者は壁下地に引
掛は金具を取付け、引掛は金具に壁パネルの背面部に設
けた引掛は片を引掛けることで引掛は式で取付けること
を考えな。しかしながら、この引掛は方式では、地震等
により壁パネルが上方に浮くと引掛は片が引掛は部から
はずれるというおそれがある。

本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発明したもので
あって、その目的とするところは、引掛は方式により簡
単に壁パネルを取付けることができ、しかも地震等の場
合でも壁パネルの浮き上がりを確実に防止することが可
能となる壁パネル取付は構造を提供するにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明の壁パネル取付は構造は、壁下地１の表面側に引
掛は金具２を上下に多段に取付け、引掛は金具２に下引
掛は部３と下引掛は部４とを突設し、壁パネル５の背面
部の上部と下部とにそれぞれ引掛は片６を設け、引掛は
金具２の下引掛は部３に下段の壁パネル５の上部の引掛
は片６を引掛けると共に該引掛は片６と下引掛は部４と
の間に浮き上がり防止部材７を介在させて取付け、上段
の壁パネル５の下部の引掛は片６を下引掛は部４に引掛
けて成るものであって、このような構成を採用すること
で、上記した従来例の問題点を解決して本発明の目的を
達成できたものである。　　［作用］ 壁下地１に取付けな引掛は金具２の下引掛は部３に下段
の壁パネル５の上部の引掛は片６を引掛け、上段の壁パ
ネル５の下部の引掛は片６を下引掛は部４に引掛けるこ
とで、引掛は方式により壁パネル５を取付けることがで
きるようになった。

そして、下引掛は部３に引掛けた引掛は片６と下引掛は
部４との間に浮き上がり防止部材７を介在させて取付け
ることで、地震等の場合に壁パネル５が浮き上がろうと
しても浮き上がり防止部材７が下引掛は部４に当たって
壁パネル５の浮き上がりが防止されることになる。

［実施例］ 以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述する
。

壁パネル５は壁パネル本体８と壁パネル本体８の背面部
の端部に固着された枠体つとで構成してあり、壁パネル
本体８は天然大理石のような石材や人造大理石、セラミ
ック材等の無機質系の板であり、枠体９は金属製である
。枠体９は第４図に示すように取付は片１０と、取付は
片１０の一端から前方に突出した目地底片１１と、取付
は片１０の略中間部分から背方に突出した略Ｔ字状の引
掛は片６と、取付は片１０の他端部付近から背方に突出
した略し字状のＬ字状片１２とから構成してあり、枠体
９の取付は片１０を接着剤等により壁パネル本体８の背
面端部に固着しである。このようにして壁パネル５の背
面部の上部と下部とにそれぞれ引掛は片６が突出して設
けである。Ｔ字状をした引掛は片６は外側引掛は片６ａ
と内側引掛は片６ｂとで構成してあり、内側引掛は片６
ｂが外側引掛は片６ａよりも長くなっている。すなわち
第１図においてＬｌ＞Ｌ２という関係になっている。上
下のＬ字状片１２間には断熱材１３が配設され、断熱材
１３の端部がＬ字状片１２にはめ込んである。

壁下地１はパネル１ａにより構成してあり、表面側には
引掛は金具２を上下に多段に一定のピッチで固着具１４
により固着しである（第３図参照）。パネル１ａよりな
る壁下地１は、壁の構造材である間柱等に固着されるも
のである。引掛は金具２は第２図に示すように板状の固
定片１５の前面の下部と上部とにそれぞれ略し字状をし
た下引掛は部３と下引掛は部４とが突設しである。ここ
で、下引掛は部３の上方への突出長さＬ３、下引掛は部
の上方への突出長さＬ＜の関係は、Ｌ、＞　Ｌ、となっ
ている。下引掛は部４のやや下方にはＶ字状その他の形
状をした溝条１６が長手方向の全長にわたり設けてあり
、この溝条１６を目印にして引掛は金具２を切断可能で
ある。

しかして、壁パネル５の取付けに当たっては、まず、壁
パネル５の背面上部に設けた引掛は片６のうち長い方の
下向きの内側引掛は片６ｂを上段の引掛は金具２の下引
掛は部３に少し引掛け、続いて壁パネル５の背面下部に
設けた引掛は片６のうち短い方の下向きの外側引掛は片
６ａを下段の引掛は金具２の下引掛は部４に引掛けると
共に上記壁パネル５の背面上部の下向きの内側引掛は片
６ｂを完全に下引掛は部３に引掛けるものである。そし
て、Ｌｌ＞Ｌ２、Ｌｌ＞Ｌ４としておくことで、引掛け
に当たってまず上の下向きの内側引掛は片６ｂを少し引
掛けた状態で下の下向きの外側引掛は片６ａを引掛ける
ことができ、順序よく上から確実に引掛けることができ
るのである。また、上の引掛は片６及び下の引掛は片６
のいずれも略Ｔ字状として内側引掛は片６ｂと外側引掛
は片６ａとを設けたのは壁パネル５を上下逆にして使用
した場合にも対応できるようにするためである。

このようにして壁パネル５を壁下地１の前面側に引掛は
方式により引掛けて取付けるものであるが、下段の壁パ
ネル５を取付けた後、第１図に示すように下段の壁パネ
ル５の背面上部の引掛は片６（第１図の実施例では外側
引掛は片６ａ）と上引掛は部４との間に浮き上がり防止
部材７を介在させて両面粘着テープ１７により取付ける
ものである。このように浮き上がり防止部材７を取付け
ると地震等の際に壁パネル５に浮き上がり力が作用して
も浮き上がり防止部材７が引掛は金具２の上引掛は部４
に当たることで壁パネル５の浮き上がりを確実に防止す
ることができるものである。浮き上がり防止部材７の取
付けが終わると、上段の壁パネル５を上記と同様にして
取付けるものであり、この場合、上段の壁パネル５の下
部の引掛は片６は引掛は金具２の上引掛は部４に引掛け
られるものである。そして、上下段の壁パネル５の端面
間には防水スポンジ１８が介在され、また、コーキング
材１９が充填されるものである。

ところで、最上段の壁パネル５や窓枠やドア枠の下枠の
下側に位置する壁パネル５の上部の取付は部分において
は、引掛は金具２の上部の上引掛は部４は必要がなく、
むしろ収まり上邪魔になるので、上引掛は部４のやや下
方の溝条１６部分で切断して第６図のようにして使用す
るものである。そして、この溝条１６部分で切断して除
去した部分である切断除去片２ａを浮き上がり防止部材
７として利用することも可能である。この場合、第６図
のように切断除去片２ａを上下逆にして下部を外側引掛
は片６ａに挿入することで切断除去片２ａを壁パネル５
の背面上部の引掛は片６と上引掛は部４との間に介在さ
せることができるものであり、この場合、少なくとも第
６図のＡ＞Ｂの関係であれば、壁パネル５に浮き上がり
力が生じても切断除去片２ａが上引掛は部４に当たって
壁パネル５がそれ以上浮き上がって外れるのが防止され
るものである。また、浮き上がり防止部材７は上記した
各実施例のもの以外の形状のものであってもよいのはも
ちろんである。

［発明の効果］ 本発明にあっては、叙述のように壁下地に取付けた引掛
は金具の下引掛は部に下段の壁パネルの上部の引掛は片
を引掛け、上段の壁パネルの下部の引掛は片を上引掛は
部に引掛けるので、引掛は方式により壁パネルを取付け
ることができて施工が簡略化されるものであり、しかも
このように引掛は方式により壁パネルを取付けるように
したにもかかわらず、下引掛は部に引掛けた引掛は片と
上引掛は部との間に浮き上がり防止部材を介在させて取
付けるので、地震等の場合に壁パネルが浮き上がろうと
しても浮き上がり防止部材が上引掛は部に当たって壁パ
ネルの浮き上がりを防止することができて安全性が向上
するという利点がある

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図は同上に用
いる引掛は金具の側面図、′第３図は同上の引掛は金具
を取付けた壁下地の正面図、第４図は同上の枠体の側面
図、第５図は同上の浮き上がり防止部材の一実施例の断
面図、第６図は本発明の他の実施例の断面図であって、
１は壁下地、２は引掛は金具、３は下引掛は部、４は上
引掛は部、５は壁パネル、６は引掛は片、７は浮き上が
り防止部材である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）壁下地の表面側に引掛け金具を上下に多段に取付
   け、引掛け金具に下引掛け部と上引掛け部とを突設し、
   壁パネルの背面部の上部と下部とにそれぞれ引掛け片を
   設け、引掛け金具の下引掛け部に下段の壁パネルの上部
   の引掛け片を引掛けると共に該引掛け片と上引掛け部と
   の間に浮き上がり防止部材を介在させて取付け、上段の
   壁パネルの下部の引掛け片を上引掛け部に引掛けて成る
   壁パネル取付け構造。