JPH04193536A - インキ装置 - Google Patents

インキ装置

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JPH04193536A
JPH04193536A JP2322395A JP32239590A JPH04193536A JP H04193536 A JPH04193536 A JP H04193536A JP 2322395 A JP2322395 A JP 2322395A JP 32239590 A JP32239590 A JP 32239590A JP H04193536 A JPH04193536 A JP H04193536A
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roller
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Manabu Fukuda
学 福田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F31/00Inking arrangements or devices
    • B41F31/20Ink-removing or collecting devices

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  • Rotary Presses (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は印刷物を作る印刷機械に用いられるインキ装
置に係り、特に印刷インキを版に供給するインキ装置に
関する。
(従来の技術) 印刷機械に用いられるインキ装置(InkingArr
angement)は、インキつぼに貯められた印刷イ
ンクをインキ出しローラからインキローラ列を介してイ
ンキ着けローラに移し、このインキ着けローラから版胴
等の版に印刷インキを練って供給するようになっている
従来のインキ装置は、第3図に示すように構成され、イ
ンキつぼ1に貯められた印刷インキをインキ出しローラ
2により取り出し、多数のインキローラを組み合せたイ
ンキローラ列3に案内している。インキローラ列3は、
取り出された印刷インキを適量移送させるインキ移しロ
ーラ4と、印刷インキの濃度変化を最小限に保ち、この
流動性を確保する練りローラ5と、一定の幅で軸方向に
往復して印刷インキをむらなく配分する往復ローラ6と
、印刷インキを最後に版胴7等の版の画線部に転着させ
るインキ着けローラ8とを組み合せたもので、インキロ
ーラ列3は、印刷インキの練りや転移性を考えて、金ロ
ーラとゴムローラとか交互に配置され、印刷インキの濃
度を一定にするための重要な役割を果している。
枚葉紙印刷機や巻取紙印刷機等の印刷機械では、版胴な
どの版を組み込んだインキ装置をセットし、このインキ
装置にて印刷インキを練って版胴に着け、インキが着け
られた版胴に印刷用紙を送って、この紙に印圧を加え、
印刷するようになっている。
(発明が解決しようとする課題) 従来のインキ装置では、インキ移しローラ4からインキ
着けローラ8に至るまで数多(のインキローラを組み合
せ、このインキローラ列3にて印刷インキを練ってなら
し、版胴7に付着させる印刷インキの濃度が一定になる
ようにしている。
しかし、従来のインキ装置では、印刷インキはインキロ
ーラ列3を下段側に次々に転着していくが、−度の転着
て下段側のインキローラにインキを完全に移すことは困
難であり、下段側インキローラに移されなかった印刷イ
ンキはインキローラのローラ面にそのまま残されること
がある。特に、版胴7に印刷インキを着けるインキ着け
ローラに残留インキが残ると、この残留インキが版胴7
に印刷インキの濃度むらとなって表われ、印刷むらやイ
ンキ汚れが発生するおそれがあった。
この発明は上述した事情を考慮してなされたもので、イ
ンキ着けローラに印刷インキが濃度むらとなって残留す
るのを未然にしかも有効的に防止し、印刷むらやインキ
汚れを発生させるのを防止したインキ装置を提供するこ
とを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明に係るインキ装置は、上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載したように、インキ出しローラ
によりインキつぼから導出された印刷インキをインキロ
ーラ列を介してインキ着けローラに移し、このインキ着
けローラから版の画線部に印刷インキを着けるインキ装
置において、前記インキ着けローラにこのインキ着けロ
ーラの頂部よりローラ回転方向側で鋭角に外接するドク
タ装置を設け、このドクタ装置で残留インキを掻き取り
つつ均し、ローラ面をクリーニングする一方、前記イン
キローラ列の最終段側インキローラをインキ着けローラ
にドクタ装置よりローラ回転方向側で外接させたもので
ある。
また、上述した課題を解決するために、この発明のイン
キ装置は請求項2に記載したように、インキ着けローラ
はインキローラ列の最終段側インキローラに外接される
駆動ゴムローラであり、ドクタ装置は、インキ着けロー
ラの頂部よりローラ回転方向側に鋭角に外接するドクタ
ブレードと、7このドクタブレードよりローラ反回転方
向側に対向して設けられたインキ逆流止めブレードとを
備え、上記ドクタブレードとインキ逆流止めブレードと
の間にインキ溜りを形成したものである。
さらに、この発明のインキ装置は請求項3に記載したよ
うに、インキ出しローラによりインキつぼから導8され
た印刷インキをインキローラ列を介してインキ着けロー
ラに移し、このインキ着けローラから版の画線部に印刷
インキを着けるインキ装置において、前記インキローラ
列を途中から均し側インキローラ列と仕上げ側インキロ
ーラ列とに分岐し、均し側インキローラ列の最終段側イ
ンキローラを均しインキ着けローラに外接させる一方、
仕上げ側インキローラ列の最終段側インキローラを仕上
げインキ着けローラに外接させ、前記均しインキ着けロ
ーラおよび仕上げインキ着けローラに、インキ着けロー
ラの頂部よりローラ回転方向側で鋭角に外接するドクタ
装置をそれぞれ設け、上記ドクタ装置で残留インキを掻
き取りつつ均し、ローラ面をクリーニングさせたもので
ある。
(作用) このインキ装置は、版胴等の版に印刷インキを着けるイ
ンキ着けローラに、このインキ着けローラの頂部よりロ
ーラ回転方向側で鋭角に外接するドクタ装置を設け、こ
のドクタ装置で残留インキを掻き取りつつ均し、ローラ
面を均しかつクリーニングさせたので、インキ着けロー
ラのローラ面に濃度むらが発生するのを未然に防止でき
、残留インキの濃度むらによる悪影響を防止し、印刷む
らや汚れのない綺麗な印刷を施すことができる。
また、このドクタ装置は、インキ着けローラのローラ頂
部よりローラ回転方向側で鋭角に外接するドクタブレー
ドを備え、このドクタブレードでインキ着けローラのロ
ーラ面に付着した印刷インキを掻き取りつつ均すので、
インキ着けローラはドクタ装置のローラ回転方向側でイ
ンキの濃度むらの発生を効果的に防止でき、さらに、イ
ンキローラ列から供給されるインキ量が少量の場合、イ
ンキ着けローラのローラ面のインキが乾く不都合が考え
られるが、このインキ装置では、ドクタブレードで掻き
取られた印刷インキは、ドクタブレードとインキの逆流
止めブレードとの間のインキ溜りに貯溜されるので、ロ
ーラ面のインキの乾きも効果的に防止できる。
(実施例) 以下、この発明に係るインキ装置の一実施例について添
付図面を参照して説明する。
このインキ装置10は、枚葉紙印刷機や巻取紙印刷機等
の印刷機械に用いられる。インキ装置10は第1図に示
すように構成され、インキつぼ11に貯溜された印刷イ
ンキを練って版胴12等の版に転着させるものである。
インキっぽ11に貯溜された印刷インキはインキ出しロ
ーラ13により取り出され、多数のインキローラを組み
合せたインキ練りローラとしてのインキローラ列14に
案内される。このインキローラ列14は印刷インキのタ
ック値(粘着力)を考慮し、さらにインキの練りや転移
性を考慮してゴムローラと金属製金ローラとが交互に配
置される。ゴムローラは鉄芯(コア)に合成ゴムや天然
ゴム等を被覆したものであり、合成ゴムには主としてネ
オプレン、チオコールや耐油性に優れたニトリルゴム等
が用いられる。
前記インキローラ列14は、インキ出しローラ13から
取り出された印刷インキを適量移送するゴムローラ製の
インキ移しローラ15と、このインキ移しローラ15か
らの印刷インキを練り、インキの流動性を保つ練りロー
ラ16.17と、印刷インキをローラの軸方向に所要幅
だけ往復移動させてならす往復ローラ18と、印刷イン
キを版としての版胴12に移すゴムローラ製のインキ着
けローラ19とを有する。練りローラ16.17には金
属製の金ローラ16と中間ゴムローラ17とがある。ゴ
ムローラの硬度は、例えば転勤ゴムローラである練りゴ
ムローラ17で30度〜40度程度、駆動ゴムローラで
あるインキ着けローラ19で25度〜30度である。
また、往復ローラ18は複数個が列状に配置される。往
復ローラ18は印刷インキをローラ軸方向にならす駆動
式金ローラであり、この金ローラは一定のストロークで
軸方向に往復動せしめられる。なお、符号20は金ロー
ラ製のライダローラである。
また、インキ着けローラ19には、インキ転着後(ある
いは転着前)のローラ面を滑らかにし、濃度むらやロー
ラ面の乾きを防止するためローラ21を設けるとよい。
このローラ21はインキをならすための往復ローラであ
ってもよい。
一方、インキローラ列14の最終段側インキローラ、例
えば最終段往復ローラ18にスクレーパ装置22が必要
に応じて設けられる。スクレーパ装置22は対をなすゴ
ム製あるいはプラスチック、セラミック、金属製スクレ
ーパロール23.23を有し、このスクレーパロール2
3.23は往復ローラ18に、インキ着けローラ19の
下流側で外接せしめられ、往復ローラ18に残留する印
刷インキを掻き取り、そのローラ面をクリーニングして
いる。
スクレーパ装置22のスクレーパローラ23゜23で掻
き取られた印刷インキはフォロワローラ24に移されて
回収され、再利用に供されるようになっている。スクレ
ーパローラ23.23はインキの掻き取り効率を向上さ
せるために往復ローラ18とは回転速度を相対的に異に
したり、また往復ローラ18の回転方向と同方向に相対
的速度差を有して回動するようになっている。
また、インキ着けローラ19のローラ頂部側にローラ面
に付着した印刷インキを掻き取り、〇−ラ幅方向に均す
ドクタ装置25が設けられる。ドクタ装置25はインキ
着けローラ19のローラ頂部からローラ回転方向側で角
度θの鋭角に自由端側か外接するドクタブレード26を
有し、このドクタブレード26で、版胴12に転着後の
残された印刷インキを掻き取り、幅方向に均すようにな
っている。ドクタブレード26はゴム製、プラスチック
製、セラミック製あるいは金属製の片持梁状ブレードの
先端部をインキ着けローラ19のローラ面に押圧接触さ
せてローラ面に付着した印刷インキを掻き取りかつ均す
ようになっている。インキ着けローラ19は、ドクタブ
レード26が接触しても、スムーズに駆動されるように
駆動式ゴムローラとなっている。
ドクタ装置25のドクタブレード26で掻き取られたイ
ンキはドクタブレード26とインキ逆流止めブレード2
7との間のインキ溜り28に貯溜される。インキ逆流止
めブレード27は例えばインキ着けローラ19の頂部に
ドクタブレード26に対向してこのドクタブレード26
よりローラ反回転方向側にローラ面から所定の微小間隙
をおいて設けられる。インキ溜り28に溜えられた残留
インキは図示しない回収タンクあるいはインキつぼ11
に回収されて再利用に供される。
次に、インキ装置の作用を説明する。
インキつぼ11に貯溜された印刷インキは金ローラ製の
インキaしローラ13により取り出され、インキ移しロ
ーラ15からインキローラ列14を順々に案内される。
インキローラ列14では複数の練りローラ16.17や
往復ローラ18の共働作用により印刷インキが練られ、
ならされてインキ濃度が一様化される。
この印刷インキはインキローラ列14を下段側に順々に
案内されて往復ローラ18からインキ着けローラ19に
移され、このインキ着けローラ19から版胴12等の版
に練って着けられる。版胴12に着けられる印刷インキ
はインキローラ列14により一様に練られ、インキむら
のない状態で付着される。
そして、版胴12の版面に印刷用紙を送り、この紙に印
圧を加えることにより、印刷が施される。
この場合、このインキ装置10はインキローラ列14の
最終段側インキローラ、例えば往復ローラ18にスクレ
ーパ装置22を設け、このスクレーパ装置22で往復ロ
ーラ18のローラ面に残留する印刷インキを掻き取り、
ローラ面をクリーニングしている。このため、往復ロー
ラ18に残留した印刷インキによる悪影響を防止でき、
インキむらやインキ汚れのない綺麗な印刷が得られる。
また、このインキ装置10はインキ着けローラ・19の
ローラ頂部にドクタ装置25を設け、このドクタ装置2
5のドクタブレード26で、版胴12に転着後、インキ
着けローラ19のローラ面に残留したインキを掻き取り
かつローラ幅方向に均し、残留インキによる濃度むらが
生じるのを防止している。
また、ドクタブレード26で掻き取られたインキは、こ
のドクタブレード26とインキ逆流止めブレード27と
の間のインキ溜り28に貯溜され、図示しない回収タン
ク等に回収され、再利用に供される。一方、インキ溜り
28に貯溜されたインキはインキの流動性によりドクタ
ブレード26で均されて、ローラ幅方向に一様化され、
インキ濃度むらやインキ乾きのない状態のローラ面を形
成できる。このインキ着けローラ19のローラ面にイン
キローラ列14で練られ、−様化されたインキがインキ
ローラ列14の最終段側インキローラ18から転着され
るので、インキ着けローラ19は版胴12への転着前の
ローラ面は均されて濃度むらのない一様かつ均一濃度の
インキが付着したローラ面となる。このため、版胴12
の版面により印刷される印刷用紙には、インキむらやイ
ンキ汚れのない綺麗な印刷を施すことができる。
次にインキ装置の他の実施例を$2図を参照して説明す
る。
第2図に示されたタンキ装置30はインキローラ列の配
列構造を第1図に示すインキ装置10と基本的に異にし
、第1図のインキ装置10と同じ部材には同一符号を付
して説明を省略する。
第2図のインキ装置30はインキローラ列31を途中か
ら均し側インキローラ側32と仕上げ側インキロニラ列
33とにセパレートさせ、均し側インキローラ列32の
最終段側インキローラ34であるゴムローラを均しイン
キ着けローラ35に外接させる一方、仕上げ側インキロ
ーラ列33の最終段側インキローラ36であるゴムロー
ラを仕上げインキ着けローラ37に外接させ、各インキ
ローラ列32,33で練られたインキが均しインキ着け
ローラ35および仕上げインキ着けローラ37から版胴
12に転着させるようにしたものである。仕上げインキ
着けローラ37と均しインキ着けローラ35は共に駆動
ゴムローラで形成され、各インキ着けローラ37.35
のスムーズな回転を保証すると共に、版胴12にその回
転方向に離間して外接している。
均しインキ着けローラ35および仕上げインキ着けロー
ラ37には、ドクタ装置25がそれぞれ設けられている
。このドクタ装置25は第1図に示すものと同様にドク
タブレード26とインキ逆流止めブレード27とを備え
ており、ドクタブレード26とインキ逆流止めブレード
27との間にインキ溜り28が形成される。
一方、仕上げインキ着けローラ37には、ドクタ装置2
5のローラ回転方向側に回収インキローラ列40の回収
インキローラ41が回動自在に外接している。この回収
インキローラ41は、往復駆動する金ローラで形成され
、この回収インキローラ41にて回収されたインキは、
回収インキローラ列40を通って供給側インキローラ列
31のインキ移しローラ15あるいはインキローラ列の
途中段インキゴムローラに回収されるようになっている
回収インキローラ列40は回収インキローラ41および
回収練りローラ16.17を組み合せて構成される。こ
のうち練りローラ16は駆動式金ローラであり、練りロ
ーラ17は転動式ゴムローラである。回収インキローラ
41で回収されたイテンキは回収インキローラ列40を
通って回収され、供給側インキローラ31に再び供給さ
れるようになっている。
このインキ装置30においては、版胴12にインキを転
着させた後、均しインキ着けローラ35に残留したイン
キはドクタ装置25で掻き落されつつ均されて一様化さ
れた後、−様化された均しインキ着けローラ35のロー
ラ面に均しインキローラ列32で練られたインキが最終
段側インキゴムローラ34からスムーズに転着され、こ
の転着されたインキは続いて版胴12に転着される。
また、このインキ装置30は均しインキ着けローラ35
より版胴12の回転方向側に仕上げインキ着けローラ3
7が設けられている。仕上げインキ着けローラ37も版
胴12にインキを転着させる一方、この仕上げインキ着
けローラ37に残留したインキは、ドクタ装置25で掻
き落され、かつ均されて一様化される一方、回収インキ
ローラ41にて回収される。このように仕上げインキ着
けローラ37のローラ面はドクタ装置25および回収イ
ンキローラ41にてクリーニングされ、インキ濃度むら
の解消が行なわれる。この濃度むらのない一様な仕上げ
インキ着けローラ37のローラ面に仕上げインキローラ
列33で練られたインキが最終段側インキローラ36か
ら一様に転着されるので、仕上げインキ着けローラ37
のローラ面はインキむらやインキ汚れのない綺麗なロー
ラ面となる。この結果、版胴12に転着されるインキは
インキ濃度むらのない一様なものとなる。
なお、この発明の詳細な説明においては、インキローラ
列は第1図にはシングルインキローラ列を第2図にはダ
ブルインキローラ列を備えた例をそれぞれ示したが、こ
れらのインキローラ列に限定されず種々のインキローラ
の組み合せが考えられる。
また、スクレーパ装置は、インキローラのローラ面に付
着した残留インキをスクレーパローラとスクレーパドク
タを併用して段階(多段階)的に残留インキを取り除く
ようにしてもよい。この場合、センサやコンピュータを
使用して印刷濃度調整が行なわれる。そして、上記セン
サやコンピュータをスクレーパ装置に連係させ、このス
クレーパ装置でスクレーパローラやスクレーパドクタの
いずれを作動させるか選択させるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上に述べたようにこの発明に係るインキ装置において
は、版胴等の版に印刷インキを付着させるオンキ着けロ
ーラに、このローラ頂部よりローラ回転方向側で鋭角に
外接するドクタ装置を設け、このドクタ装置で版に転着
後の残留インキを掻き取りつつ均し、ローラ面を均して
一様化させたので、インキ着けローラのローラ面にイン
キの乾きや濃度むらが発生するのを防止して、残留イン
キの濃度むらによる悪影響を防止し、印刷むらや汚れの
ない綺麗な印刷を施すことができる。
また、ドクタ装置はインキ着けローラのローラ頂部より
ローラ回転方向側で鋭角に外接するドクタブレードとこ
のドクタブレードに対向するインキ逆流止めブレードと
の間にインキ溜りを形成したので、インキ着けローラの
ローラ面のインキの乾きを効果的に防止する一方、イン
キ着けローラは駆動式ゴムローラで安定的かつスムーズ
に回転せしめられるので、インキの濃度むらを有効的に
防止できる。
さらに、インキローラ列を均し側インキローラ列と仕上
げ側インキローラ列とに分け、均し側インキローラ列の
最終段側インキローラを均しインキ着けローラに外接さ
せると共に仕上げ側インキローラ列の最終段側インキロ
ーラを仕上げインキ着けローラに外接させ、両インキ着
けローラにより版胴等の版にインキを転着させるように
したので、版に転着されるインキは一様で均一化される
一方、前記両インキ着けローラにドクタ装置を設け、こ
のドクタ装置で、インキ転着後に両インキ着けローラに
残されるインキを掻き取りつつ均して一様化されるので
、インキ逆流止めむらやインキ汚れのないローラ面を構
成てき、結果的に印刷むらや印刷汚れのない印刷を保証
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るインキ装置の一実施例を示す図
、第2図はこの発明に係るインキ装置の他の実施例を示
す図、第3図は従来のインキ装置を示す図である。 10.30・・・インキ装置、11・・・インキつぼ、
12・・・版胴(版)、13・・・インキ出しローラ、
14.31・・・インキローラ列、15・・・インキ移
しローラ、16. 17・・・練りローラ、18・・・
往復ローラ、19・・・インキ着けローラ、22・・・
スクレーパ装置、25・・・ドクタ装置、26・・・ド
クタブレード、27・・・インキ逆流止めブレード、2
8・・・インキ溜り、32・・・均し側インキローラ列
、33・・・仕上げ側インキローラ列、34.36・・
・最終段側インキローラゴム、35・・・均しインキ着
けローラ、37・・・仕上げインキ着けローラ、40・
・・回収インキ着けローラ列、41・・・回収インキロ
ーラ。 特許呂願人 福  1)  学 出願人代理人  波 多 野   久 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、インキ出しローラによりインキつぼから導出された
    印刷インキをインキローラ列を介してインキ着けローラ
    に移し、このインキ着けローラから版の画線部に印刷イ
    ンキを着けるインキ装置において、前記インキ着けロー
    ラにこのインキ着けローラの頂部よりローラ回転方向側
    で鋭角に外接するドクタ装置を設け、このドクタ装置で
    残留インキを掻き取りつつ均し、ローラ面をクリーニン
    グする一方、前記インキローラ列の最終段側インキロー
    ラをインキ着けローラにドクタ装置よりローラ回転方向
    側で外接させたことを特徴とするインキ装置。 2、インキ着けローラはインキローラ列の最終段側イン
    キローラに外接される駆動ゴムローラであり、ドクタ装
    置は、インキ着けローラの頂部よりローラ回転方向側に
    鋭角に外接するドクタブレードと、このドクタブレード
    よりローラ反回転方向側に対向して設けられたインキ逆
    流止めブレードとを備え、上記ドクタブレードとインキ
    逆流止めブレードとの間にインキ溜りを形成した請求項
    1記載のインキ装置。 3、インキ出しローラによりインキつぼから導出された
    印刷インキをインキローラ列を介してインキ着けローラ
    に移し、このインキ着けローラから版の画線部に印刷イ
    ンキを着けるインキ装置において、前記インキローラ列
    を途中から均し側インキローラ列と仕上げ側インキロー
    ラ列とに分岐し、均し側インキローラ列の最終段側イン
    キローラを均しインキ着けローラに外接させる一方、仕
    上げ側インキローラ列の最終段側インキローラを仕上げ
    インキ着けローラに外接させ、前記均しインキ着けロー
    ラおよび仕上げインキ着けローラに、インキ着けローラ
    の頂部よりローラ回転方向側で鋭角に外接するドクタ装
    置をそれぞれ設け、上記ドクタ装置で残留インキを掻き
    取りつつ均し、ローラ面をクリーニングしたことを特徴
    とするインキ装置。
JP2322395A 1990-11-28 1990-11-28 インキ装置 Pending JPH04193536A (ja)

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US5293819A (en) * 1992-02-20 1994-03-15 Manabu Fukuda Inking arrangement
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