JPH04193189A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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Publication number
JPH04193189A
JPH04193189A JP2321077A JP32107790A JPH04193189A JP H04193189 A JPH04193189 A JP H04193189A JP 2321077 A JP2321077 A JP 2321077A JP 32107790 A JP32107790 A JP 32107790A JP H04193189 A JPH04193189 A JP H04193189A
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JP
Japan
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auxiliary
variable
winning
state
special
Prior art date
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Pending
Application number
JP2321077A
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English (en)
Inventor
Kichihei Niiyama
新山 吉平
Koji Ito
伊東 広司
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、遊技者にとって不利な第1状態と遊技者にと
って有利な第2状態とに変換可能な変動入賞装置を備え
、該変動入賞装置を第2状態に変換することて別遊技を
行うパチンコ機に関するものである。
〈従来の技術〉 1つの特別入賞口と2つの一般入賞口を並設し3球が特
別入賞口に入ると遊技者に有利な状態で遊技を行えるよ
うにしたパチンコ機の変動入賞装置は従来公知である。
〈発明か解決しようとする問題点) 上記した3つの入賞口を並設した変動入賞装置ヲ備えた
パチンコ機においては、特別入賞口への入賞に伴なって
補助遊技か開始され、該補助遊技中に変動入賞装置へ入
賞した入賞球が上記した特別入賞口へ入賞すると、更に
遊技者にとって有利な特別遊技が開始される。
しかし、補助遊技が開始されて変動入賞装置か第2状態
に変換されても、補助遊技中の変動入賞装置内へ入賞す
る球は少数であり、更に変動入賞装置へ入賞した入賞球
が特別入賞口に入る確率は一層低いものとなるため、補
助遊技から特別遊技に移行てきるか否かは遊技者の運に
負うところか大きく、遊技者か遊技上の興逐を十分に味
わえなえずに遊技か終了する場合も多々ある。
しかしなから、特別入賞口の幅を一般入賞口の幅よりも
大きく設定する等して、特別入賞口に球が入る確率−を
−律に高めてしまうと、遊技者にとっては大変有利とな
るか、特別遊技の発生頻度が高まることによって賞球排
出量か増大し、遊技店の撰失が大きくなることて利益バ
ランスか崩れ、遊技店の運営か成り立たなくなる。
一方、特定のパチンコ機にのみ釘調整を施すことで、補
助遊技の発生頻度を変えたり、補助遊技中に変動入賞装
置へ球が入賞し易くすることも可能となるが、釘調整に
は熟練した作業者か長時間を要するために、調整作業か
微妙で効率か悪いと共に、必ずしも随意の釘調整を行え
るとは限らない。
そこで、釘調整等の複雑な作業を施すことなく、特別遊
技の権利発生率を簡便に調整可能なパチンコ機の開発か
望まれていた。
〈問題点を解決するための手段) 本発明は上記に鑑み提案されたもので、前面に遊技部(
3)を形成した遊技盤(6)と、上記遊技盤に設けられ
た特定入賞口(例えば第1、第2特定入賞ロアa、7b
)に入賞した入賞球を検出して、特定入賞検出信号を発
生する特定入賞検出信号発生手段(例えば第1.第2特
定入賞球検出器8a、8b)と、 上記遊技盤に設けられて、遊技者にとって不利な第1状
態と遊技者にとって有利な第2状態とに変換可能な変動
入賞装置(6)と、 上記特定入賞検出信号発生手1段が発した特定入賞検出
信号にもとづいて、上記変動入賞装置を所定の条件に基
づいて第1状態から第2状態に変換する変動入賞装置駆
動制御手段(例えば可動部材駆動制御手段82)と、 上記遊技盤に設けられた補助特定入賞口(9)に入賞し
た入賞球を検出して、補助特定入賞検出信号を発生する
補助特定入賞検出信号発生手段(例えば補助特定入賞検
出器10)と。
上記変動入賞装置内に設けられた特別入賞口(25)を
、遊技者にとって不利な第1状態と遊技者にとって有利
な第2状態とに変換可能な補助変動装置(例えば第1.
第2区画部材21゜22)と。
上記補助特定入賞検出信号発生手段が発した補助特定入
賞検出信号にもとづく所定条件が満たされると、上記補
助変動装置を所定の条件に基づいて第1状態から第2状
態に変換する補助変動装置駆動制御手段(95)と。
上記変動入賞装置内の特別入賞口へ球が入賞することに
もとづいて、上記変動入賞装置駆動制御手段による変動
入賞装置の変換動作を所定条件に基づいて制御する特別
遊技制御手段(84)と。
を備えるものとした。
〈作用〉 特定入賞口へ球が入賞することに伴って特定入賞検出信
号発生手段か特定入賞検出信号を発することにより、変
動入賞装置駆動制御手段か変動入賞装置を遊技者にとっ
て有利な第2状態に変換させ、補助遊技か開始される。
補助特定入賞口へ球が入賞することに伴って補助特定入
賞検出信号発生手段が補助特定入賞検出信号を発するこ
とに基づく所定条件か満たされると、変動入賞装置内の
特別入賞口に設けた補助変動装置か遊技者にとって有利
な第2状態に変換される。
また、特定入賞検出信号に基づいて変動入賞装置か第2
状態に変換される補助遊技中に、変動入賞装置内の特別
入賞口へ球が入賞すると、特別遊技制御手段の制御に基
づく特別遊技が開始される。
したかって、補助遊技中に補助変動装置か第2状態に変
換されると、比較的高い確率で特別遊技か発生する。
〈実施例〉 以下本発明を図面の実施例にもとづいて説明する。
パチンコ機の遊技g11の表面には、第1図て示すよう
に、ガイトレール2て囲んだ遊技部3を形成し、該遊技
部3内に無数の障害釘を植設するとともに、風車4・・
・や入賞具5・・・を配設し、また遊技部3内のほぼ中
央に本発明に係る変動入賞装置6を配設し、該変動入賞
装置6の下方に第1特定入賞ロアa、7a、第2特定入
賞ロアbを並設してあり、第1特定入賞ロアaに入った
球が流下する流路には第1特定入賞検出器8aを、第2
特定入賞ロアbに入った球が流下する流路には第2特定
入賞検出器8bを、各々特定入賞検出信号発生手段とし
て設けである。さらに、遊技部3内の適所(図面の実施
例においては変動入賞装置6の左右両側部)に補助特定
入賞口9.9を配設し、該補助特定入賞口9へ入賞した
球が流下する流路には補助特定入賞検出信号発生手段と
しての補助特定入賞検出器10.10を設けである。
変動入賞装置6は、遊技盤lの表面に取付ける基板11
のほぼ中央に開口部12を開設し、該開口部12の上方
の基板11表面に横長な箱状の鎧部13を突設するとと
もに、該鎧部13の上面に天入賞口14を形成し、開口
部12の左右には、直立状に起立して球の流入を阻止す
る第1状態と上端を外側に倒して球を受は入れる第2状
態とに変換可能な一対の可動片15.15を支軸16゜
16により回動可能に支承するとともに、各可動片15
の下方に阻止壁17を設け、開口部12の下縁には両組
止壁17.17の下端部分を連結するようにして前面装
飾板18を設ける。
そして、基板11(7)It側に設けた凹室19の底面
20の下側に前後方向に長尺な板状の第1区画部材21
と第2区画部材22を球径よりも僅かに離隔した状態で
配するとともに、この第1区画部材21と第2区画部材
22の長さの途中を夫々軸23.23により凹室19の
底面20の下面に揺動可能に軸着し1両阻止壁17.1
7の下端部分の間に上記第1区画部材21と第2区画部
材22の各先端部分を臨ませることにより一方の阻止壁
17の下端部分と第1区画部材21の先端部分との間に
第1一般入賞口24を、第1区画部材21の先端部分と
第2区画部材22の先端部分との間に特別入賞口25(
所謂V入賞口)を、第2区画部材22の先端部分と他方
の阻止壁17の下端部分との間に第2一般入賞口26を
形成し、特別入賞口25に入った球が流下する流路に特
別入賞検出器27特別入賞検出器27を、第1一般入賞
口24と第2一般入賞口26に入った球と特別入賞口2
5に入って特別入賞検出器27に作用した球が流下する
流路に入賞個数検出器28を設ける。
なお、第1区画部材21の先端及び第2区画部材22の
先端には夫々小装飾板2?、29を取付け、この小装飾
板29.29を前面装飾板18の切欠部内に臨ませであ
る。したかって、第1区画部材21と第2区画部材22
が揺動すると、先端の小装飾板29.29か切欠部内を
互いに異なる左右方向に移動して近づいたり離隔したり
する。
また、基板11の裏側には前記したように底面20か開
口部12に向って僅かに下り傾斜した凹室19を形成し
、該凹室19内の正面壁部に支持軸30.30により人
形31を上下動可能に設けるとともに、該人形31の前
方には凹室19の奥に向って僅かに下り傾斜した棚状の
球宴内板32を設け、基板11の左右に形成した窓部3
3.33の裏側には半円筒状の装飾部材34゜34を回
動可能に設ける。そして、凹室19の裏側には、前記し
た可動片15を駆動する可動片駆動機構と、第1区画部
材21と第2区画部材22を駆動することによって、特
別入賞口25を遊技者にとって不利な第1状態と遊技者
にとって有利な第2状態とに変換する補助変動装置とし
て機能する区画部材駆動機構と1人形31を駆動する人
形駆動機構と、凹室19内に上方から垂れる変動表示部
材としての垂幕35を駆動する変動表示部材駆動機構と
を設ける。
可動片駆動機構は、第3図及び第4図に示すように、凹
室19の裏側に設けた駆動源取付板36に電気的駆動源
として2つの第1ソレノイド37.37を取付け、各第
1ソレノイド37のプランジャ38に連結杆39を固定
するとともに該連結杆39にスプリング40の一端を接
続して付勢し、一端に可動片15を取付けた支軸16の
他端にクランク状の回動杆41を固定し、該回動杆41
のどン42を上記した連結杆39の孔43内に遊嵌して
なる。したかって、各第1ソレノイド37か消磁した状
態においては、スプリング40の付勢により各可動片1
5が直立して凹室19内に球が入ることを阻止する。即
ち、遊技部3内を流下する球を凹室19内に導入しない
第1状態となる。この様に、各可動片15は、第1状態
においては、鎧部13の左右から下方に突出した部分、
及び阻止壁17と連なって阻止部材としても機能する。
一方、各第1ソレノイド37.37か励磁すると、スプ
リング40の付勢に抗してプランジャ38が上昇して回
動杆41、支軸16及び可動片15をほぼ90度回動す
る。この様にして各可動片15か上端を外側に倒す方向
に回動すると、遊技部3内を流下してきた球を可動片1
5上に受は止めて球宴内板32に案内する状態、即ち球
を受は入れ易い第2状態に変換する。第2状態において
各可動片15により受は止められた球は、法案内板32
上を凹室19の奥に向って転動した後、球宴内板32の
傾斜下端と凹室19の正面壁との間の間隙を通って凹室
19の底面20上に落下し、底面20の下り傾斜により
開口部12に向って転動し、第1乃至第3人賞口24,
25.26の何れかに入る。この様に、各可動片15は
、第2状態においては、球を凹室19内に導入する球導
入手段として機能する。
そして、各第1ソレノイド37が消磁すると、スプリン
グ40の付勢によりプランジャ38が下降して支軸16
を戻り回動するので、可動片15が戻り回動して球を受
は入れ易い横倒し状の第2状態から球を受は入れない直
立状の第1状態に復帰する。
図面に示す区画部材駆動機構は、第1区画部材21と第
2区画部材22を駆動するたけてなく基板1.1の左右
に設けた装飾部材34.34をも駆動するもので、凹室
19の裏側に設けたベース板44に電気的駆動源として
減速機付モータ45を取付けるとともに該モータ45の
出力軸46にカム47を取付け、第1区画部材21及び
第2区画部材22の後端に各々突設した駆動ビン48゜
48を上記カム47の略楕円形の溝49内に出力軸46
を中心として約180度位相を変えた位置に遊嵌してな
る。また、上記したカム47には停止位置検出器として
第1フオトセンサ50を臨設し、カム47の外周面に突
設した突片51により上記J$17オトセンサ50を作
動させるようにしである。
上記のように構成した区画部材駆動機構においては、カ
ム47は常には溝49の短径部分を縦方向に、長径部分
を横方向に向けて停止する。この状態では、第1区画部
材21と第2区画部材22の各駆動ビン48が溝49の
長径部分に嵌合しているので、第1区画部材21の先端
部分と第2区画部材22の先端部分とか最も近付き、こ
のため特別入賞口25の幅が最小となるとともに、第1
一般入賞口24と第2一般入賞口26の幅か最大となる
。なお、特別入賞口25は、幅か最小であっても球径よ
りも僅かに幅広てあり、球を充分に入賞し得る。
そして、モータ45の作動によりカム47が回動すると
、第1区画部材21の駆動ビン48と第2区画部材22
の駆動ビン48が嵌合する溝49か移動し、再駆動ビン
48.48か満49の短径部分に相対的に移行しながら
嵌合する。したかって、再駆動ピン48.48の間隔か
縮小され、これにより第1区画部材21と第2区画部材
22が軸23.23を中心にして夫々異なる方向に回動
し、第1区画部材21の先端部分と第2区画部材22の
先端部分との間隔が次第に拡大され、カム47かほぼ9
0度回動したときに上記間隔、即ち特別入賞口25の幅
か最大になり、これに伴なって第1一般入賞口24と第
2一般入賞口26の幅か縮小されて最小となる。そして
、カム47か更に回動すると第1区画部材21の先端部
分と第2区画部材22の先端部分との間隔か次第に縮小
され、即ち特別入賞口25の幅か次第に縮小され、これ
に伴って第1一般入賞口24と第2一般入賞口26の幅
か次第に拡大される。
この様にしてカム47かほぼ180度回動すると、特別
入賞口25の幅か最小となるとともに第1一般入賞口2
4と第2一般入賞口26の幅か最大となり、はぼ270
度回動すると、特別入賞口25の幅か最大になるととも
に第1一般入賞口24と第2一般入賞口26の幅か最小
となり、はぼ360度回動すると第1一般入賞口24、
特別入賞口25及び第2一般入賞口26の幅か夫々初期
状態に復帰する。したかって、カム47か回動すると特
別入賞口25の幅か次第に拡大するとともに第1一般入
賞口24と第2一般入賞口26の幅が次第に縮小し、こ
れにより凹室19の底面20上を流下してきた球が特別
入賞口25にきわめて入り易く、即ち入賞の確率か高ま
るとともに第1一般入賞口24と第2一般入賞口26に
入り難く、即ち入賞の確率か低下する。そして、特別入
賞口25に入賞する確率は、カム47か90度、270
度回動したときに最高となり、このときに第1一般入賞
口24と第2一般入賞口26に入賞する確率か最低とな
る。
また、区画部材駆動機構には前装飾部材34゜34を駆
動するために、カム47よりも僅か上方のベース板44
に支持ビンを52.52突設し、ベース板44前面に沿
って設けた横長な連動部材53の長孔54,54内に上
記支持ビン52゜52を遊嵌し、カム47の外周面に突
設した爪片55か出接する連動部材53のほぼ中央に受
ピン56を突設するとともに、該受ピン56の基端鉤部
にスプリング57の一端を接続して連動部材53を一方
に付勢し、連動部材53の左右端部から前方に突出した
各連動杆58の先端を装飾部材34の腕部59の孔内に
遊嵌する。したかって、モータ45の作動によりカム4
7が回動すると、カム47と一体的に回動する爪片55
か受ビン56に当接し、該受ビン56をスプリング57
の付勢に抗して第5図左側に押圧する。受ピン56か押
圧されて連動部材53か第5図左側に移動すると、連動
杆58か腕部59を回動するのて、これにより装置I/
1部材34か軸60を中心にして緩やかに回動する。そ
して、更にカム47か回動して連動部材53を充分に移
動すると、爪片55か受ビン56から外れるのて、連動
部材53がスプリング57の付勢により第5図右側に戻
り移動し、これにより装飾部材34か軸60を中心にし
て戻り回動する。
上記の様に、区画部材駆動機構のモータ45の作動によ
りカム47か回動すると、 W41.第2区画部材21
.22が移動して特別入賞口25の幅を変化させるとと
もに、連動部材53か左右に往復移動して前装飾部材3
4.34を往復回動する。
なお、区画部材駆動機構は、特別入賞口25を構成する
第1区画部材21と第2区画部材22を移動して各入賞
口24,25.26の有効幅を変更することがてきれば
カム47の駆動に限らすどのような構成てもよく、例え
ばリンク機構を介してソレノイドで駆動するようにして
もよい。
人形駆動機構は、第4図に示すように、ベース板44の
裏側に電気的駆動源として第2ソレノイド61を設ける
とともに、ベース板44に貫通させた状態て長さの途中
を軸62により揺動杆63を揺動可能に軸着し、該揺動
杆63の一端を上記第2ソレノイド61のプランジャに
臨ませ、人形31から後向きに突出した支軸30の先端
を揺動杆63の他端二叉部に係合してなる。したかって
、第2ソレノイド61を間歇的に励磁すると、プランジ
ャか上下に往復運動して揺動杆63を往復揺動し、この
揺動杆63の揺動により人形31か上下動する。この様
に、第2ソレノイド61の駆動により人形31を上下動
可能にすると、遊技において遊技状態か変換されたとき
に人形3工を上下動させることによって遊技者にその旨
を可視表示することかてきるばかりでなく、装飾効果も
高めることかてきる。
また、図面の実施例では、凹室19内に垂幕35を垂ら
すことによっても遊技者に遊技状態の変換を知らせるこ
とかてきるようにしである。この垂幕35を駆動する変
動表示部材駆動機構は、凹室19の上面に長尺な下板6
4とこの下板64よりも短尺な上板65とを有し、上板
65から外れた下板64上にガイド溝66を形成したガ
イド部材67を前後方向に設け、上記ガイド溝66内に
スライド板68を前後方向に移動可能に設けるとともに
、該スライド板68の先端に垂幕35の一端を接続し、
電気的駆動源として設けたギヤートモ−タロ9の出力軸
にピニオンギア70を取付け、該ピニオンギア70を上
記スライド板68の上面のラックギア71に噛合する。
そして、スライド板68の位置を検出するための第2フ
オトセンサ72及び第3フオトセンサ73を上板65の
後端と下板64の後端に設けるとともに、第2フオトセ
ンサ72に作用する第1遮断片74をスライド板68の
途中に、第3フオトセンサ73に作用する第2遮断片7
5をスライド板68の後端に設ける。
上記したスライド板68は、常にはガイド溝66内の後
端部分に位置し、第2遮断片75か第3フオトセンサ7
3に作用した状態て停止している。この状態において、
垂幕35は、スライド板68により引き上げられてガイ
ド溝66内の前方部分に収納されている。したかって、
遊技者は垂幕35を見ることかてきない。
一方、ギヤートモ−タロ9の作動によりピニオンギア7
0か回動すると、該ピニオンギア70に噛合するラック
ギアア71かスライド板68とともに前方、即ち基板1
1の開口部12に向って移動し、このスライド板68の
移動により垂幕35か凹室19の天井面のスリット孔か
ら凹室19内に垂れ下かり、垂幕35か充分に垂れ下が
ると第1遮断片74か第2フオトセンサ72に作用する
。なお、垂幕35の先端に重錘76を止着しておくと、
垂幕35が円滑に下降する。
そして、第2フオトセンサ72か作動すると、これによ
りギヤートモ−タロ9か反転する。したかって、スライ
ド板68は後退することとなり、該スライド板68の動
作によって垂幕35は引き上げられてゆく。スライド板
68か充分に後退すると、第2遮断片75か第3フオト
センサ73に作用し、これによりギヤートモ−タロ9か
停止する。
この様に垂幕35は、ギヤートモ−タロ9の作動により
凹室19内に出没するのて、遊技状態を変換するときに
ギヤートモ−タロ9を作動すると、垂幕35か凹室19
内に垂れ下かつて遊技者にその旨を知らせることかでき
るとともに、垂幕35の出没により装飾効果を高めるこ
とかてきる。
次に、上記した構成からなる変動入賞装置6を設けたパ
チンコ機(所謂第2種)における遊技の概要について説
明する。なお、常態において、変動入賞装置6の両回動
片15.15は直立状に停止して球を受は入れない第1
状態てあり、また特別遊技の権利発生用及び継続用入賞
口(所謂V穴)として機能する特別入賞口25は最も幅
か狭い状態(遊技者にとって不利な第1状態)てある。
上記した状態で遊技部3内を流下する球が左右何れかの
第1特定入賞ロアa、7aに入賞し、第1特定入賞検出
器8a、8aがこの球を検出して制御装置77に信号を
送ると、制御装置77が変動入賞装置6の各第1ソレノ
イド37.37を所定の短時間(例えば、0.4秒間)
宛1回だけ励磁し、球が第2特定入賞ロアbに入り第2
特定入賞検出器8bがこの球を検出して制御装置77に
信号を送ると制御装置77か各第1ソレノイド37を所
定時間(例えば、0.6秒間)宛2回だけ励磁する。し
たかって、球が第1特定入賞ロアaに入ると変動入賞装
置6が0.4秒間1回たけ第2状態に、第2特定入賞ロ
アbに入ると変動入賞装置6か0,6秒間宛2回たけ第
2状態に夫々変換され、変動入賞装置6内へ球が入賞可
能な別遊技たる補助遊技が開始される。
この様にして変動入賞装置6の可動片15゜15が第1
状態から第2状態に変換したときに遊技部3内を流下し
てきた球が可動片15.15上に流下すると、この球は
法案内板32上を転動した後に凹室19の底面20上を
開口部12に向って転動し、変動入賞装置6内に設けた
各入賞口24.25.26のいずれかに入る。変動入賞
装置6内へ入賞した全入賞球が第1一般入賞口24また
は9iI、2一般入賞口26に入賞した場合、これらの
球は遊技盤1の裏側に導出され、入賞球として処理され
るのみて、補助遊技終了後に再び通常遊技状態に復帰す
る。一方、凹室19の底面20上を流下した球が運良く
特別入賞口25に入ると、特別入賞検出器27がこの球
を検出して制御装置77に特別遊技の権利か発生した旨
の信号を送る。なお、特別入賞検出器27に作用した球
も、第1.第2一般入賞口24.26へ入賞した球と同
様に、遊技盤1の裏側に導出され、入賞球として処理さ
れる。
制御装置77が特別入賞検出器27からの信号を受ける
と、第2ソレノイド61を間歇的に励磁して人形31を
上下動させるとともに、ギヤートモ−タロ9を作動して
垂幕35を凹室19内に垂らし、これにより遊技者に特
別遊技の開始を可視表示する。なお、人形31は特別遊
技か行われている間中上下動し続けるか、垂幕35は凹
室19内に垂れ下かった後に直ちに引き上げられる。
本実施例における特別遊技は、変動入賞装置6の可動片
15.15が所定時間宛所足回数(例えば0.b秒間宛
18回)だけM41状態から1!s2状態に変換される
か、変動入賞装置6内の入賞個数検出器28によって検
出された入賞個数か所定個数(例えば10個)に達する
か、最先の条件か満たされるまでを1サイクルとし、こ
のサイクル中に球が特別入賞口25に入ることを条件と
してサイクルの更新か行われ、最高16回までサイクル
の更新が可能てあり、当該サイクルに3いて可動片15
.15が第1状態から第2状態に18回目まで変換して
も球が特別入賞口25に入らなかった場合には残りサイ
クル数に拘らず当該サイクルで特別遊技か終了する。
そして、特別遊技における各サイクルにおいて、球が運
良く特別入賞口25に入って特別遊技継続の権利か発生
すると、特別入賞口25に入った球を特別入賞検出器2
7か検出して制御装置77に信号を送る。制御装置77
は、特別入賞検出器27からの信号を受けると、ギヤー
トモ−タロ9を作動して垂幕35を凹室19内に垂らし
て、遊技者に球が継続入賞口としての特別入賞口25に
入って継続の権利か発生したこと、即ちサイクルの更新
が行われることを可視表示すると共に、次サイクルの開
始に伴って通算継続回数を継続回数表示手段78によっ
て可視表示する。
また、補助特定入賞口9,9内に設けた補助特定入賞検
出信号発生手段たる補助特定入賞検出器10.10が補
助特定入賞球を検出すると、補助特定入賞検出器10.
10より発された補助特定入賞検出信号が制御装置77
へ入力され、該信号か入力されることに基づく所定条件
が満たされると、制御装置77は変動入賞装置6内のモ
ータ45を駆動させて、補助変動装置として機能する第
1区画部材21と第2区画部材22を移動させることに
より、特別入賞口25の幅を拡大すると同時に第1及び
第3入賞口24.26の幅を縮小して、球が特別入賞口
25に入り易いようにするとともに第1及び第3人賞r
:I24,26に球が入り難くする。即ち、第1.第2
一般入賞口24゜26に球が入る確率よりも、特別入賞
口25に球が入る確率か高い第2状態を生せしめるので
ある。なお、特別入賞口25を第2状態に保持する時間
および変換のタイミングは制御部!77か適宜に制御す
る。また、第1区画部材21と第2区画部材22を移動
させて第2状態とした場合、同時に基板11の左右に設
けである装飾部材34゜34を回動させることで、特別
入賞口25か第2状態に変換された旨を遊技者に可視表
示する。
次に、上記した遊技を制御する制御装置77の第I実施
例を第6図のブロック図に基づいて説明する。
制御装置77は、変動入賞装置6の変換動作を制御する
ことによって、補助遊技を生ぜしめたり、該補助遊技か
ら特別遊技に移行させたりする遊技を制御する変動入賞
装置制御部79と、補助特定入賞検出器10.10より
発された補助特定入賞検出信号に基づく所定条件か満た
されたか否かの判断を行うと共に、該所定条件成立によ
る変動入賞装置6内の補助変動装置(本実施例に3いて
は第1.第2区画部材21.22によって構成)を遊技
者にとって有利な第2状態に変換させる補助変動装置制
御部80とから、主要部を構成しである。なお、第6図
においては図示を省略したが、各種入賞具5・・・や変
動入賞装置6へ遊技球が入賞することに伴って賞球を排
出させるための賞球排出制御部等も設けである。また、
遊技店内の各パチンコ機を総括的に制御する中央管理装
置へ当該パチンコ機における遊技中の各種データを伝送
したり、中央管理装置より送出される制御情報を受信し
たりするためのデータ送受信制御部等を設けるように構
成する場合もある。
先ず、変動入賞装置制御部79の構成概要について詳述
する。第1特定入賞検出器8a、8aまたは第2特定入
賞検出器8bより発された特定入賞検出信号は特定入賞
制御手段81へ入力され、該特定入賞制御手段81は特
定入賞検出信号に応じた変動入賞装置変換指令を変動入
賞装置駆動制御手段として機能する可動部材駆動制御手
段82へ送出し、この変動入賞装置変換指令に応じて可
動部材駆動制御手段82か第1ソレノイド37゜37を
適宜に駆動させることで、変動入賞装置6か第2状S(
可動部材15.15か左右に回動した状態)に変換され
る補助遊技が開始される。
なお、本実施例においては、上述したように、第1特定
入賞検出器8a、8aか特定入賞球を検出した場合には
変動入賞装置6を0.4秒間だけ第2状態に変換する補
助遊技か、第2特定入賞球検出器8bが特定入賞球を検
出した場合には変動入賞装置6を0.6秒間第2状態と
する変換動作を2回行う補助遊技か夫々行われるものと
しである。また、補助遊技の開始条件たる特定入賞検出
信号を制御する特定入賞制御手段81は、補助遊技およ
び特別遊技中に第1.第2特定入賞検出器8a、8bよ
り入力された特定入賞検出信号を無効とするように構成
しても、予め定めた範囲内て記憶可能なように構成して
もよい。
上記のようにして補助遊技が開始され、変動入賞装置6
へ入賞した球は第1.第2一般入賞口24.26もしく
は特別入賞口25へ入賞する。
そして、第1.第2一般入賞口24.26へ入賞した球
は入賞個数検出器28によって検出され、該入賞数に応
じた賞球が排出される。一方、特別入賞口25へ入賞し
た入賞球を特別入賞検出器27か検出すると、該特別入
賞検出器27より発された特別入賞検出信号か継続回数
計数手段83を介して特別遊技制御手段84へ入力され
、該特別遊技制御手段84の制御による特別遊技か開始
される。
上記特別遊技制御手段84は、可動部材制御手段82へ
信号出力して、変動入賞装置6の間歇的な変換動作を制
御すると共に、装飾部材駆動制御手段85へも信号出力
するものとしてあり、該装飾部材駆動制御手段85か第
2.第37オトセンサ72.73よりの検出情報に応じ
て、第2ソレノイド6エ及びギヤートモ−タロ9を適宜
に駆動させ、人形31及び垂幕35の動作を制御する。
また、特別遊技制御手段84はサイクルの終了・更新条
件および特別遊技の終了条件を監視するために、例えば
継続回数計数手段83及び入賞個数計数手段86へ信号
出力することによって再計数手段83.86を能動化し
、当該サイクル中に入賞個数計数手段86か計数した入
賞個数か所定数(例えば10個)に達するか、特別遊技
制御手段84内蔵のタイマか30秒を計時するか、継続
回数計数手段83が特別入賞検出信号を受信するか、最
先の条件か満たされた時点て当該サイクルを終了させ、
サイクル更新継続回数か16回未満で、かつ、特別入賞
球の検出によってサイクルか終了した場合もしくは当該
サイクル終了直後のウェイトタイム中に特別入賞球が検
出された場合には。
適宜なウェイトタイムの後に次のサイクルか開始され、
上記の条件が満たされなかった場合には特別遊技が終了
する。なお、入賞個数計数手段86か計数した入賞個数
は入賞個数表示手段87へ表示出力されると共に、サイ
クルか更新される毎に入賞個数計数手段86の計数値は
帰零され、再び“1”から計数を開始するようにしであ
る。また、継続回数計数手段83の計数する継続回数は
例えば特別遊技終了後に帰零され、次回の特別遊技開始
から継続回数を改めて計数可能なようにしである。
次に、補助変動装置制御部80の構成概略について詳述
する。
変動入賞装置6の鎧部13には、例えば「0」〜「9」
までの数字を変換表示可能な7セグメント式の可変表示
器よりなる可変表示手段88を設けてあり、補助特定入
賞検出器10.10か補助特定入賞球を検出することに
基づいて、補助変動装置制御部80は可変表示手段88
を所定時間(例えば4秒間)に渡って変換表示させ、表
示停止時における表示内容か予め定めた賞態様(例えば
「3」。
「7」)を形成した場合に、所定条件が満たされたもの
として、モータ45を駆動させて第1.第2区画部材2
1.22を左右方向に回動させ、特別入賞口25への入
賞が容易な第2状態に変換するのである。
まず、補助特定入賞検出器10.10より発された補助
特定入賞検出信号は補助特定入賞記憶手段89へ入力さ
れ、予め設定した記憶上限値を越えない範囲で補助特定
入賞信号を記憶保持する。
また、上記補助特定入賞記憶手段89の補助特定入賞記
憶に基づいて、乱数取出し手段90か乱数生成手段91
より乱数を取り込み、該乱数を可変表示制御手段92へ
供給することによって、可変表示制御手段92による可
変表示手段88の可変表示制御か開始される。
さらに、乱数取出し手段90は取り出した乱数を比較判
定手段93へも供給し、該乱数か賞態様に該当するか否
かを比較判定手段93か判定し。
賞態様に該当する場合にのみ比較判定手段93は開放時
間決定手段94へ信号出力する。すなわち、取り出した
乱数かハズレ態様であると比較判定手段93が判断した
場合には、開放時間決定手段94への信号出力は為され
ず、可変表示手段88にハズレ態様の表示(例えばrl
」、r6.等)か出力されて、再び通常遊技状態に復帰
する。
通常遊技状態および補助遊技中において、上記開放時間
決定手段94は例えば“6秒”の開放時間を決定するも
のとしてあり、この開放時間に基づく補助変動装置作動
信号を開放時間決定手段94か補助変動装置駆動制御手
段95へ送出し、該信号に応じて補助変動装置駆動制御
手段95かモータ45を適宜に駆動させ、特別入賞口2
5か拡大した状態たる第2状態を6秒間保持する。また
、特別遊技制御手段84か特別遊技制御を行っている間
は、例えば信号ライン96を介して特別遊技制御手段8
4から開放時間決定手段94へ信号入力されることによ
って、開放時間決定手段94は上記開放時間とは異った
開放時間(例えば2秒間)を決定するものとしである。
なお、特別遊技中における補助変動装置駆動制御手段9
5の制御動作は開放時間決定手段94に制御されるもの
に限らず1例えば第2信号ライン97を介して特別遊技
制御手段84から補助変動装置駆動制御手段95へ直接
制御指令が入力されるように構成し、モータ45を所定
の速度て正逆回転させることによって、特別入賞口25
を随時第1状態と第2状態とに変換させるようにしても
よい。
上記補助変動装置駆動制御手段95は、第1゜第2区画
部材21.22が通常時における第1状態にあることを
第17オトセンサ50よりの検出情報によって検知する
と共に、第1.第2区画部材21.22が第2状態に変
換されたことを第4フオトセンサ98よりの検出情報に
よって検知するように構成しである。なお、本実施例に
おける第1フオトセンサ50及び!$4フォトセンサ9
8は共に、カム47の周縁部適所に設けた突片51によ
って作用されるものとしてあり、第5図においては、第
1.第2区画部材21.22が特別入賞口25を最も狭
めた位置(第5図中に点線で示す位置)において、上記
突片51か作用し得る適所に第1フオトセンサ50を、
第1.第2区画部材21.22が特別入賞口25を最も
拡大させた位置(第5図中に実線で示す位置)において
、上記突片51か作用し得る適所に第47オトセンサ9
8を、夫々配設しである。
開放時間決定手段94より補助変動装置作動信号が入力
されることに基づく補助変動装置駆動制御手段95のモ
ータ45制御は、第7図に示すようなタイミングで行う
ものとしてあり、以下これについて説明する。補助変動
装置作動信号が入力されることに伴って、補助変動装置
駆動制御手段95はモータ45を正転させ、例えば30
回転/分の速度でカム47が正転すると、0.5秒後に
突片51が第4フオトセンサ98に作用する位置に達す
る。そして、例えば補助変動装置駆動制御手段95内蔵
のタイマによって“5秒”を計時すると、モータ45を
逆転させ、正転時と同速度でカム47を逆転させると、
 0.5秒後に突片51か第1フオトセンサ50に作用
する位置に達する。すなわち、補助変動装置駆動制御手
段95による変換動作の開始から終了までに丁度6秒を
要することとなり、この間に補助遊技か開始され、変動
入賞装置6内へ球が入賞すると、比較的高い確率で特別
遊技の権利が発生するのである。
なお、本実施例においては、上記補助特定入賞記憶手段
89が記憶する補助特定入賞球の記憶数を可視表示する
ための記憶表示手段99をパチンコ機適所に設けてあり
、該記憶表示手段99によって記憶数を遊技者に可視表
することて、可変表示手段88による変換表示可能な回
数を遊技者に認識させ、可変表示手段8に賞態様が形成
されることへの期待感を高めるのである。
上記のように構成した制御装置77を備える遊技機にお
いては、補助特定入賞口9,9へ遊技球が入賞し、該入
賞球を補助特定入賞検出器10゜10か検出することに
伴って、補助変動装置制御部80が所定条件成立の可否
を乱数生成手段91より取り出した乱数によって判断し
、該乱数が賞態様に該当して所定条件が満たされた場合
には、補助変動装置駆動制御手段95が補助変動装置を
構成する第1.第2区画部材21.22を動作させて、
遊技者にとって有利な第2状態を生ぜしめることが可能
となる。
したがって、釘調整等の複雑な作業を当該パチンコ機に
施すことなく、補助変動装置制御部80によって判定さ
れる所定条件成立の確率(上記実施例においては乱数生
成手段91によって生成する乱数の確率や設定する賞態
様の数)を適宜に増減させることによフて、特別遊技の
権利発生率を簡便に調整することか可能となる。
しかも、変動入賞装置制御部79によって変動入賞装置
6を変換駆動させる補助遊技や特別遊技のみてなく、補
助変動装置制御部80による可変表示手段88の変換表
示および補助変動装置の変換動作も行われるのて、各遊
技が複合化することによって、遊技上の興趣を飛躍的に
高めることか可能である0例えば、補助変動装置の第2
状態変換中に補助遊技を生ぜしめれば、特別遊技の権利
を高確率で獲得できるので、補助遊技から特別遊技への
移行を偶然性に委ねるのみてなく、遊技者が自らの意志
て第1.第2特定入賞ロアa。
7bへ狙いを定めることにより、特別遊技への期待感を
高めることができる。また、補助変動装置の変換動作に
よって、視覚効果をも高めることができる。
さらに、上記実施例のように、変動入賞装置6内の特別
入賞口25への入賞率を調整するように構成すれば、同
一のパチンコ機において遊技者か!I得する賞球数の増
減は特別遊技における獲得賞球数の増減に依存すること
になるのて、当該パチンコ機におけるベース値(特別遊
技中の獲得賞球数を除いた通常遊技及び補助遊技におけ
る獲得賞球数と、遊技者か遊技に供した全遊技球数との
比て表される値であって、遊技店における営業上の収支
を概括的に掌握可能な数値)は、補助変動装置の変換動
作発生頻度を増減させて遊技者の獲得賞球数を調整した
場合てあワても変化しないのて、ベース値を有効に活用
することかできる。
なお、上記した実施例においては、前後方向に長尺な第
1区画部材21と第2区画部材22を揺動可能にするこ
とで補助変動装置を構成したが、特別入賞口25を遊技
者にとって不利な第1状態と遊技者にとって有利な第2
状態とに変換可能なものてあればどのような構成でもよ
い。例えば、第8図に示す他の変動入賞装置6aにおい
ては、特別入賞口25の開口上縁左右両側部に補助可動
部材Zoo、Zooを回動可能に設けることて、所謂チ
ューリップ式の入賞装置と同様な補助変動装置を構成し
である。この変動入賞装置6aにおいては、制御装置7
7の補助変動装置制御部80より変換指令の入力されな
い通常時は両補助可動部材100,100か鉛直方向に
立ち上かった状態(第8図中実線て示す)の第1状態を
維持する。また、補助変動装置制御部80より変換指令
か入力されると、両補助可動部材i oo。
100か左右方向に回動させられて、両補助可動部材1
00.Zooが特別入賞口25の近傍に至った入賞球を
特別入賞口25へ生じ入れる誘導部材として機能する第
2状態(第8図中破線て示す)に変換されるのである。
また、上記実施例は、1l11止部材の一部として機能
したり球道入手段として機能する可動片15を回動可能
に軸着し、この可動片15により球を凹室19内に導入
し、この球が特別入賞口25に入ることを特別遊技の権
利発生およびサイクル継続更新の要件とした所謂第21
!のパチンコ機について説明したか、これに限定される
ものてはない。
例えば、開口部12の左右を固定された壁状の阻止部材
て囲み、他に設けた入賞口から球を案内樋等の球導入集
団により凹室19内に導入し、この球が特別入賞口25
に入った場合に特別遊技の権利を発生させ、遊技盤lの
遊技部3内に設けた始動口に球が入ることを条件として
、アタッカー等の変動入賞装置を球が入り易い第2状態
に変換する所謂第3種のパチンコ機として構成してもよ
い。
さらに、上記実施例においては、補助変動装置制御部8
0か所定条件成立を判定し、可変表示手段88に賞態様
が表示されると、第1区画部材21と第2区画部材22
を移動して特別入賞口25の輻を拡大するものとしたが
、補助変動装置を第2状態に変換するタイミングはこれ
に限定されるものてはない。
例えば、第9図に示す他の制御装置77aのブロック構
成に3いては、賞態様記憶手段101を補助変動装置制
御部80aに設け、乱数取出し手段90か乱数生成手段
91から取り出した乱数を判定する比較判定手段93か
賞態様成立に基づく信号を上記賞態様記憶手段101へ
出力すると、該賞態様記憶手段101は賞態様成立を記
憶保持し、例えば変動入賞装置制御部79aの特定入賞
制御手段81から可動部材駆動制御手段82へ信号か送
出されると、該信号を検出した賞態様記憶手段101か
賞態様記憶に基づいて補助変動装置作動信号を補助変動
装置駆動制御手段95へ送出するのである。
かく構成することによって、補助変動装置(第1、第2
区画部材21.22)の変換動作を補助遊技の開始とシ
ンクロさせることがてき、この場合には極めて高い確率
て特別遊技を生ぜしめることかてきる。したかって、可
変表示手段88に賞態様が表示された場合、遊技者は補
助遊技の開始に対する期待感が高まり、遊技上の興趣を
十分に満喫することかてきる。なお、賞態様記憶手段1
01を設けて補助変動装置の変換開始タイミングと補助
遊技の開始を合わせた場合には、極めて高確率で特別遊
技の権利を獲得可能となり、多量の賞球排出か想定され
るため、遊技店の利益とのバランスを考慮する必要か生
ずるか、例えば乱数生成手段91か生成する乱数の確率
を低く抑えたり、補助特定入賞記憶手段89が記憶する
入賞記憶数が所定数に達した時点で乱数を取り出すよう
に構成することて、容易に賞球排出量の調整制御が可能
である。
また、第10区に示す他の制W装置77bにおいては、
賞態様の発生確率が比較的高い第1乱数生成手段102
と、該第1乱数よりも賞態様の発生確率が低い第2乱数
生成手段103とを補助変動装置制御部80bに設け、
通常遊技および補助遊技中と特別遊技中とて、乱数取出
し手段90が乱数を取り出すための乱数取出し手段を異
らしめるようにしである。
例えば、通常遊技中3よび補助遊技中にξいて、乱数取
出し手段90は第1乱数生成手段102から乱数を取り
出すことを規制されるものとし、第2乱数生成手段10
3のみから乱数を取り出すこととなるか、変動入賞装置
制御部79bの特別遊技制御手段84による特別遊技中
においては、該特別遊技制御手段84からの信号出力に
よって、第2乱数生成手段103からの乱数取出が規制
されると共に、第1乱数生成手段102からの乱数取出
が可能となるようにする。
かくすれば、特別遊技中においては高確率て補助変動装
置が第2状態に変換されることによって、特別遊技にお
けるサイクルの継続更新を容易にすることができる。無
論、上記と逆の乱数生成手段から乱数を取り出すように
構成すれば、特別遊技の権利獲得を容易にすることかて
きる。
なお、第10図に示す実施例に3いて、補助特定入賞検
出器10より入力された補助特定入賞検出信号は、補助
変動装置制御部80bの補助特定入賞制御手段104へ
入力されるものとしてあり、該補助特定入所制御手段1
04は、可変表示制御手段92か可変表示手段88にハ
ズレ態様を表示させるか、もしくは賞態様の形成に伴っ
て補助変動装置駆動Ml1手段95が補助変動装置(モ
ータ45)の駆動制御を終了するまで、後続の補助特定
入賞検出信号を無効とするように制御する。このように
、比較的単時間に発生した補助特定入賞球を間引くこと
によって、補助変動装置の変換確率を若干抑制するよう
にしてもよい。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、変動入賞装置の特
別入賞口を第!状態とM42状態とに変換する補助変動
装置の変換確率を適宜に調整することて、補助遊技中に
変動入賞装置内の特別入賞口へ球が入賞することに伴っ
て特別遊技の権利か発生する確率を調整することが可能
となる。
したがって、釘調整等の複雑な作業を各パチンコ機毎に
施すことなく、極めて簡便に特別遊技の権利発生率を調
整し、もって遊技店と遊技者との適正な利益バランスに
基づく適量の賞球排出を可能ならしめ、遊技者の遊技上
の興趣を高め得ると共に、遊技店の所望する利益率をも
実現可能な、極めて実用的価値の大なるパチンコ機を提
供することがてきるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は遊技盤
の正面図、第2図は本発明に係る変動入賞装置の正面図
、第3図は変動入賞装置の第2状態における斜視図、第
4図は変動入賞装置を分解した状態における断面図、第
5図は区画部材駆動機構の概略斜視図、第6図は制御装
置の構成概略を示すブロック図、第7図は区画部材駆動
機構の変換動作におけるタイミングチャート、第8図は
他の実施例の変動入賞装置の斜視図、89図及び第10
図は他の制御装置の構成概略を示すブロック図である。 図中、lは遊技盤、3は遊技部、6,6aは変動入賞装
置、7aは第1特定入賞口、7bは第2#定入賞口、8
aは第1特定入賞検出器。 8bは第2特定入賞検出器、9は補助特定入賞口、10
は補助特定入賞検出器、21は第1.区画部材、22は
第2区画部材、25は第2入賞口、82は可動部材駆動
制御手段、84は特別遊技制御手段、95は補助変動装
置駆動制御手段。 100は補助可動部材である。 特許出願人 株式会社 ソ フ ィ ア第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前面に遊技部を形成した遊技盤と、 上記遊技盤に設けられた特定入賞口に入賞した入賞球を
    検出して、特定入賞検出信号を発生する特定入賞検出信
    号発生手段と、 上記遊技盤に設けられて、遊技者にとって不利な第1状
    態と遊技者にとって有利な第2状態とに変換可能な変動
    入賞装置と、 上記特定入賞検出信号発生手段が発した特定入賞検出信
    号にもとづいて、上記変動入賞装置を所定め条件に基づ
    いて第1状態から第2状態に変換する変動入賞装置駆動
    制御手段と、 上記遊技盤に設けられた補助特定入賞口に入賞した入賞
    球を検出して、補助特定入賞検出信号を発生する補助特
    定入賞検出信号発生手段と、上記変動入賞装置内に設け
    られた特別入賞口を、遊技者にとって不利な第1状態と
    遊技者にとって有利な第2状態とに変換可能な補助変動
    装置と、 上記補助特定入賞検出信号発生手段が発した補助特定入
    賞検出信号にもとづく所定条件が満たされると、上記補
    助変動装置を所定の条件に基づいて第1状態から第2状
    態に変換する補助変動装置駆動制御手段と、 上記変動入賞装置内の特別入賞口へ球が入賞することに
    もとづいて、上記変動入賞装置駆動制御手段による変動
    入賞装置の変換動作を所定条件に基づいて制御する特別
    遊技制御手段と、 を備えることを特徴とするパチンコ機。
  2. (2)補助特定入賞検出信号に基づいて、複数の識別記
    号を変換表示させた後、特定の識別記号を表示内容とし
    て継続表示する可変表示手段を備え、上記可変表示手段
    が変換表示後に継続表示する示内容が予め定めた特定の
    表示内容たる賞態様を形成することを、補助変動装置駆
    動制御手段が補助変動装置を第2状態に変換するための
    所定条件としたことを特徴とする請求項1に記載のパチ
    ンコ機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002136696A (ja) * 2000-10-30 2002-05-14 Takao:Kk 弾球遊技機

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