JPH04192151A - 磁気テープ装置へのテープ自動装填装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （概要） この発明は、たとえばコンピュータシステムの外部記憶
装置である磁気テープ装置にテープ自動装填装置を組合
せ、マガジンをテープ自動装填装置にセットし、このマ
ガジンに複数個収納した所望のカートリッジテープを自
動的に磁気テープ装置に装填してリード／ライトを行う
ことができる磁気テープ装置の自動装填方式に関し、カ
ートリッジテープを磁気テープ装置に装填する際に、地
震などで振動が磁気テープ装置およびテープ自動装填装
置に加わっても、カートリッジテープがマガジン側に逆
戻りしないで、磁気テープ装置に確実に装填できるよう
にすることを目的とし、 マガジンに複数個収納した所望のカートリッジテープを
、テープ自動装填装置を介して自動的に磁気テープ装置
に装填してリード／ライトを行うことができるようにし
た磁気テープ装置の自動装填方式において、カートリッ
ジテープの後端を押してこれを磁気テープ装置に押し込
んで装填するテープ自動装填装置に備えた装填アームを
、カートリッジテープが完全に磁気テープ装置に装填し
終えるまで、カートリッジテープの後端で一時待機し、
完全に装填し終えると元の位置に復帰するようにしたこ
とを特徴とするものである。

〔産業上の利用分野〕

この発明は、たとえばコンピュータシステムの外部記憶
装置である磁気テープ装置にテープ自動装填装置を組合
せ、マガジンをテープ自動装填装置にセットし、このマ
ガジンに複数個収納した所望のカートリッジテープを自
動的に磁気テープ装置に装填してリード／ライトを行う
ことができる磁気テープ装置の自動装填方式に関するも
ので、さらに詳しく言うと、マガジンに収納されたカー
トリッジテープを磁気テープ装置に装填する際に、地震
などで振動が磁気テープ装置およびテープ自動装填装置
に加わっても、カートリッジテープがマガジン側に逆戻
りしないで、磁気テープ装置に確実に装填できるように
したものである。

〔従来の技術〕

近年、コンピュータシステムの処理データの増大に伴い
、磁気テープ装置に対する記憶容量の大容量化と、カー
トリッジテープの交換の自動化が要求されている。この
ため、磁気テープ装置とテープ自動装填装置とを組み合
わせた装置が提供されている。

第２図は磁気テープ装置とテープ自動装填装置とを組合
わせた斜視図であり、１は磁気テープ装置、２はテープ
自動装填装置、３はこのテープ自動装填装置Ｆ２にセッ
トしたマガジンで、このマガジン３に複数個のカートリ
ッジテープ４がその先端部を露出した状態で収納されて
いる。

第３図は磁気テープ装置１とテープ自動装填装置２のカ
バーを外した斜視図であり、１ａは磁気テープ装置１の
カバー、１ｂは磁気テープ装置ｌの制御回路などが組み
込まれたプリント基板、１ｃはカートリッジテープ４の
装填口部である。

２ａはテープ自動装填装置２のカバー、２ｂはフロント
パネルで、各種の操作スイッチや表示部が設けられてい
る。２Ｃはマガジン３の昇降部材で、図示しない制御モ
ータで正逆転されるピニオンなどで構成されており、こ
のピニオンが第４図に示すマガジン３に設けたうツク３
ａに噛合してマガジン３を昇降させるようにしている。

２ｄはマガジン３の昇降ガイドローラで、これが第４図
に示すマガジン３の前端３ｂに当接してマガジン３を昇
降させるようにしている。２ｅはマガジン３に収納され
たカートリッジテープの収納有無センサー、２ｆはカー
トリッジテープの装填アーム、２ｇは第５図および第６
図に示すように、左右対向位置に設けたフィーダ部材で
、マガジン３から露出したカートリッジテープ４の先端
部を挟持してマガジン３から引き出して、磁気テープ装
置１のカートリッジテープの装填口部１ｃに供給（フィ
ーダ）する、このフィーダ部材２ｇは、下端部が支軸２
ｇ＋によって揺動可能に立設された柱体２ｇ！の上端部
に設けた一対のプーリ２　ｇ　ｓ　＋２ｇｚにベルト２
ｇａが掛けられて形成されており、このように形成され
たフィーダ部材２ｇが互いに対向して配設され、そのう
ちの一方のフィーダ部材２ｇのベル）２ｇ４が、モータ
２ｇｓで回転されるプーリ２ｇ、′に掛けられている。

２ｈはフィーダ部材２ｇ、２ｇのベルト２ｇａ、２ｇａ
で挟持されたカートリッジテープ４が、磁気テープ装置
１とマガジン３との間にあるかないかを認識するための
アンフィードセンサーであり、このアンフィードセンサ
ー２ｈの上をカートリッジテープ４が通過するとときに
、このカートリッジテープ４がアンフィードセンサー２
ｈを押動して、カートリッジテープ４が磁気テープ装置
１とマガジン３との間にあることを認識するようになっ
ている。前記フィーダ部材２ｇ、２ｇは矢印Ａで示すよ
うに互いに内側に回動してフィーダ部材２ｇ。

２ｇのベルト２ｇａ、２ｇｍでカートリッジテープ４を
挟持して、磁気テープ装置１のカートリッジテープの装
填口部ＩＣに供給し、供給が終わるとこのフィーダ部材
２ｇ、２ｇは矢印Ｂで示すように互いに外側に回動して
カートリッジテープ４を放すようになっており、２１は
前記のように前記フィーダ部材２ｇ、２ｇを回動させる
ための回動機構で、この回動機構２１に一端部が連結さ
れた連結杆２ｊの他端部が、キャッチャ−モータ２にの
回転軸に取り付けた円板２ｆ！、の偏心位置に連結され
ている。

前記のような磁気テープ装置１およびテープ自動装填装
置２において、テープ自動装填装置２にマガジン３をセ
ットし、このマガジン３に収納されたカートリッジテー
プ４を磁気テープ装置１に装填する場合には、第７図に
示すように、まず、ステップ■において、カートリッジ
テープ４を収納したマガジン３をテープ自動装填装置２
にセットする。

つぎに、ステップ■において、テープ自動装填装置２の
フィーダ部材２ｇ、２ｇによってカートリッジテープ４
の先端部を挟持する。

つぎに、ステップ■において、フィーダ部材２ｇ、２ｇ
によってカートリッジテープ４を送り出して、その大部
分を磁気テープ装置ｌに装填する。

つぎに、ステ・ンブ■において、フィーダ部材２ｇ、２
ｇがカートリッジテープ４を放す。

つぎに、ステップ■において、装填アーム２ｆがカート
リッジテープ４の後端４ａを押動して、このカートリッ
ジテープ４を磁気テープ装置１に全部押し込む。　　　
　一 つぎに、ステップ■において、前記ステップ■でこのカ
ートリッジテープ４を磁気テープ装置１に全部押し込む
と、直ちに装填アーム２ｆが元の位置に復帰する。

〔発明が解決しようとする課題） 前記従来例の動作説明において、ステップ■において説
明したように、装填アーム２ｆがカートリッジテープ４
の後端４ａを押動して、このカートリッジテープ４を磁
気テープ装置１に全部押し込んで、直ちに装填アーム２
ｆが元の位置に復帰すると、この磁気テープ装置１に全
部押し込まれたカートリッジテープ４は、まだリード／
ライトが可能な状態に完全に装填されておらず、磁気テ
ープ装置１のカートリッジテープの装填口部に数秒間病
るので、その間に地震などによって振動が加わると、カ
ートリッジテープ４がマガジン３側に逆戻りして、磁気
テープ装置に装填できなくなる、と言った問題があった
。

この発明は、このような従来の課題を解消するために行
ったものであって、カートリッジテープを磁気テープ装
置に装填する際に、地震などで振動が磁気テープ装置お
よびテープ自動装填装置に加わっても、カートリッジテ
ープがマガジン側に逆戻りして、磁気テープ装置に装填
できなくなることがないようにすることを目的とするも
のである。

（課題を解決するための手段） この発明は、前記のような課題を解決するため、マガジ
ン３に複数個収納した所望のカートリッジテープ４を、
テープ自動装填装置２を介して自動的に磁気テープ装置
１に装填してリード／ライトを行うことができるように
した磁気テープ装置の自動装填方式において、カートリ
・ンジテープ４の後０ｉ４ａを押してこれを磁気テープ
装置１に押し込んで装填するテープ自動装填装置２に備
えた装填アーム２ｆを、カートリッジテープ４が完全に
磁気テープ装置ｌに装填し終えるまで、カートリ・ンジ
テーブ４の後端４ａで一時待機し、完全に装填し終える
と元の位置に復帰するようにしたことを特徴とする磁気
テープ装置の自動装填方式としたものである。

［作用］ この発明のような磁気テープ装置の自動装填方式にする
と、装填アーム２ｆがカートリッジテープ４の後端４ａ
を押動して、このカートリッジテープ４を磁気テープ装
置１に全部押し込んでも、直ちに装填アーム２ｆが元の
位置に復帰しないで、リード／ライトが可能な状態に完
全に装填されるまで、テープ自動装填装置２に備えた装
填アーム２ｆがカートリッジテープ４の後端４ａで一時
待機しているので、その間に地震などによって振動が加
わっても、カートリッジテープ４がマガジン３側に逆戻
りして、磁気テープ装置に装填できなくなる、と言った
問題がなくなる。

〔実施例〕

以下、この発明を第１図に従って前記従来例と同一部に
は同一符号を付けて詳細に説明する。

この発明が従来例と相違する点は、マガジン３に複数個
収納した所望のカートリッジテープ４を、テープ自動装
填装置２を介して自動的に磁気テープ装置１に装填して
リード／ライトを行うことができるようにした磁気テー
プ装置の自動装填方式において、カートリッジテープ４
の後端４ａを押してこれを磁気テープ装置１に押し込ん
で装填するテープ自動装填装置２に備えた装填アーム２
ｆを、カートリッジテープ４が完全に磁気テープ装置１
に装填し終えるまで、カートリッジテープ４の後端４ａ
で一時待機し、完全に装填し終えると元の位置に復帰す
るようにしたことである。

さらに、テープ自動装填装置２にマガジン３をセットし
、このマガジン３に収納されたカートリッジテープ４を
磁気テープ装置ｌに装填する動作を、第１図にしたがっ
て説明すると、まず、ステップ■において、カートリッ
ジテープ４を収納したマガジン３をテープ自動装填装置
２にセットする。

つぎに、ステップ■において、テープ自動装填装置２の
フィーダ部材２ｇ、２ｇによってカートリッジテープ４
の先端部を挟持する。

つぎに、ステップ■において、フィーダ部材２ｇ、２ｇ
によってカートリッジテープ４を送り出して、その大部
分を磁気テープ装置１に装填する。このステップ■まで
は、従来の動作と同じである。

つぎに、ステップ■において、装填アーム２ｆをカート
リッジテープ４の後端４ａに移動させて来る。

つぎに、ステップ■において、フィーダ部材２ｇ、２ｇ
がカートリッジテープ４を放す。

つぎに、ステップ■において、装填アーム２ｆがカート
リッジテープ４の後端４ａを押動して、このカートリッ
ジテープ４を磁気テープ装置１に全部押し込む、そして
、カートリッジテープ４がリード／ライトが可能状態に
完全に磁気テープ装置１に装填し終えるまで、カートリ
ッジテープ４の後端４ａで一時待機する。

つぎに、ステップ■において、カートリッジテープ４が
リード／ライトが可能状態に完全に磁気テープ装置ｌに
装填し終えた後に、装填アーム２ｆが元の位置に復帰す
る。

（発明の効果〕 以上説明したように、この発明によれば、テープ自動装
填装置にセットしたマガジンに収納したカートリッジテ
ープを、磁気テープ装置に装填する時に、たとえば地震
などで振動が磁気テープ装置およびテープ自動装填装置
に加わっても、カートリッジテープが磁気テープ装置に
リード／ライトが可能状態に完全に装填されるまでの間
、カートリッジテープを磁気テープ装置に押し込むため
の装填アームが、カートリッジテープの後方で一時そこ
に待機しているので、この装填アームがカートリッジテ
ープの磁気テープ装置からマガジン側への逆戻りを防止
し、誤動作が生じないようにしているので、コンピュー
タシステムの外部記憶装置である磁気テープ装置の信転
性を向上させる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の磁気テープ装置の自動装填方式の動
作説明図、第２図は従来一般の磁気テープ装置とテープ
自動装填装置とを組合わせた斜視図、第３図は同磁気テ
ープ装置とテープ自動装填装置のカバーを外した斜視図
、第４図はマガジンの斜視図、第５図は同フィーダ部材
の正面図、第６図は第５図の左側面図、第７図は従来の
動作説明図である。 １・・・磁気テープ装置 １ａ・・・カバー １ｂ・・・プリント基板 ＩＣ・・・カートリッジテープの装填口部２・・・テー
プ自動装填装置 ２ａ・・・カバー ２ｂ・・・フロントパネル ２Ｃ・・・マガジンの具陳部材 ２ｄ・・・マガジンの昇降ガイドローラ２ｅ・・・収納
有無センサー ２ｆ・・・装填アーム ２ｇ・・・フィーダ部材 ２ｇ＋・・・支軸 ２ｇｔ・・・柱体 ２ｇｓ　・・・プーリ ２ｇ＜・・・ベルト ２ｇｓ・・・モータ ２ｈ・・・アンフィードセンサー ２１・・・回動機構 ２ｊ・・・連結杆 ２ｋ・・・キャッチャ−モータ ２７！・・・円板 ３・・・マガジン ３ａ・・・ラック ３ｂ・・・前端 ４・・・カートリッジテープ ４ａ・・・後端

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 マガジン（３）に複数個収納した所望のカートリッジテ
   ープ（４）を、テープ自動装填装置（２）を介して自動
   的に磁気テープ装置（１）に装填してリード／ライトを
   行うことができるようにした磁気テープ装置の自動装填
   方式において、 カートリッジテープ（４）の後端（４ａ）を押してこれ
   を磁気テープ装置（１）に押し込んで装填するテープ自
   動装填装置（２）に備えた装填アーム（２ｆ）を、カー
   トリッジテープ（４）が完全に磁気テープ装置（１）に
   装填し終えるまで、カートリッジテープ（４）の後端（
   ４ａ）で一時待機し、完全に装填し終えると元の位置に
   復帰するようにしたことを特徴とする磁気テープ装置の
   自動装填方式。