JPH04191649A - 感湿素子 - Google Patents

感湿素子

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JPH04191649A
JPH04191649A JP2323687A JP32368790A JPH04191649A JP H04191649 A JPH04191649 A JP H04191649A JP 2323687 A JP2323687 A JP 2323687A JP 32368790 A JP32368790 A JP 32368790A JP H04191649 A JPH04191649 A JP H04191649A
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Riyouichi Makimoto
牧元 良一
Tomohiro Tsuruta
智広 鶴田
Shigefumi Akagi
重文 赤木
Takehiko Yoneda
米田 毅彦
Hiromitsu Tagi
多木 宏光
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空調用や調理用等の湿度制御用のセンサー等
に使用される感湿素子に関するものである。
従来の技術 従来この種の感湿素子として、例えば当用願人による特
開昭63−229701がある。
以下、従来の感湿素子について説明する。感湿材として
ポリアクリル酸ソーダか用いられ、前記ポリアクリル酸
ソーダは金属酸化物からなる多孔質体の孔の中に保持さ
れ、前記多孔質体は多孔質電極間に挟着された構成であ
る。
以上のように構成された従来の感湿素子について、以下
その動作を説明する。
前記感湿材か接触している水分を吸うと感湿材の電気抵
抗か変化し、前記電極に流れる電流か変化するようにな
っている。この感湿素子では多孔質体が多孔質電極間に
挟着されているため、感湿材に付着した水分の急激な温
度変化による膨張、収縮が生じても感湿材に亀裂や剥離
等が生じず長期間安定した特性を得ることができるよう
になっている。
発明が解決しようとする課題 しかしなから上記従来の構成では、相対湿度30%RH
以下における電気抵抗かIMΩ以上、lO%RH以下で
はIOMΩ以上と過大になるため、これを回路部品とし
て使用した場合に、流れる電流が極めて小さくなるため
使用に際し実質的な制約を生じる。また、相対湿度の変
化に対する電気抵抗の変化が過大であるため、これを比
較抵抗を用いて分電圧を出力として取り出す場合、相対
湿度に対する出力電圧変化の度合い、すなわち湿度感度
が特定の中湿度域に集中してしまい、逆に低湿度域及び
高湿度域における感度が小さくなってしまう。このため
高湿度域および低湿度域における分解能がなくなり高精
度の湿度検知が不可能となるという問題があった。
課題を解決するための手段 本発明は感湿材として従来用いられているポリアクリル
酸ソーダの代わりにポリアミン系感湿材を用いるように
したものである。
作用 上記構成により、30%RH以下の低湿度域における電
気抵抗を抑え、相対湿度変化に対する電気抵抗の変化を
小さくできるため、広い湿度範囲において高精度の湿度
検知が可能となる。
実施例 実験例1 第1図は本発明の一実施例における感湿素子の側面図、
第2図はその正面図である。■は平均重合度2000の
アルキルアミンエピクロルヒドリンの付加重合物の4級
塩を用いたポリアミン系感湿材、2は前記感湿材1を孔
に保持するMgCr204−Ti1t系混合物を130
0℃、2時間空気中で焼成して得られた気孔率35%の
MgCr204−Tilt多結晶体からなる多孔質体、
3は前記多孔質体2を挟着するR u Otペーストを
スクリーン印刷し、800℃、10分間焼き付けを行い
形成した多孔質電極、4はリード線、5は前記多孔質電
極3と前記リード線4を接着するRuO2とガラスから
なる無機導電性接着材である。
以上のように構成された本実施例の感湿素子について、
以下感湿材の保持方法について説明する。
ポリアミン系感湿材lを多孔質体2の孔に保持するため
には平均重合度2000のアルキルアミンエピクロルヒ
ドリンの付加重合物の4級塩を導電率20s/cmの水
溶液にして、多孔質体2に多孔質電極3が取り付けられ
たものをその水溶液に所定時間浸漬し、150°C,1
時間乾燥する。
第3図は上記のように構成された感湿素子の特性を示す
グラフであり、横軸を気体の相対湿度、縦軸を孔にポリ
アミン系感湿材1を保持している多孔質体2の電気抵抗
を表している。図かられかるように、前記感湿素子は相
対湿度lO%RHから90%RH湿度範囲において約3
桁の電気抵抗の変化を促えることができる。
第4図は感湿素子の電気抵抗の変化を電圧出力として取
り出すための回路であり、6は感湿素子、7はIOKΩ
の比較抵抗、8は前記感湿素子6及び比較抵抗7に直列
に接続されているAct■の電源であり、9は感湿素子
6の両端部から出力電圧を取り出す端子である。
第5図は実験例1における感湿素子を第4図の回路に適
用した際の出力電圧を示すグラフであり、横軸は気体の
相対湿度、縦軸は端子9間の電圧である。図かられかる
ように、相対湿度に対する電圧変化は全湿度域において
緩やかに変化し、高湿度域及び低湿度域においても十分
な感度を存している。
実験例2 多孔質体2としてBa+−x 5rxTie、系混合物
を1200℃4時間空気中で焼成して得た気孔率が25
%のBa+−x Sr、TiO2系多結晶体を用い、実
験例1と同様にして平均重合度2000のアルキルアミ
ンエピクロルヒドリンの付加重合物の4級塩を多孔質体
2の孔中に保持した感湿素子を得、これを用いて気体の
相対湿度に対する電気抵抗の依存性を確認した。その結
果を第6図に示す。第6図は横軸を気体の相対湿度、縦
軸をポリアミン系感湿材を保持している多孔質体2の電
気抵抗を示している。第6図かられかるように、実験例
1に比へて感湿特性は全湿度域でわずかに上昇している
ものの実験例1と同様の相対湿度10%RHから90%
RHの湿度範囲内において約3桁の電気抵抗の変化を示
す。
実験例3 多孔質体2として1300″C12時間、焼成した気孔
率30%のAl2O,多孔結晶体を用い、実験例1と同
様にして平均重合度2000のアルキルアミンエピクロ
ルヒドリンの付加重合物の4級塩を多孔質体2の孔中に
保持した感湿素子を得、これを用いて気体の相対湿度に
対する電気抵抗の依存性を確認した。その結果を第7図
に示す。第7図は横軸を気体の相対湿度、縦軸をポリア
ミン系感湿材を保持している多孔質体2の電気抵抗を示
している。第7図かられかるように、感湿特性は実験例
1とほぼ同様であり良好な湿度応答を示している。
比較例 多孔質体として実験例1と同様にM z Cr to 
4−T i Ox系結晶体を用い、これに平均重合度2
000のポリアクリル酸ソーダを実験例1と同様の方法
で保持した感湿素子を得た。
第8図は本比較例における感湿素子の特性を示すグラフ
てあり、横軸は相対湿度、縦軸を孔にポリアクリル酸ソ
ーダを保持している多孔質体の電気抵抗である。図から
れかるように、比較例では、電気抵抗の変化は相対湿度
10%RHから90%RHの間で約5桁の変化を示し、
30%RH以下の相対湿度で電気抵抗はIMΩ以上、■
O%RH以下の相対湿度でIOMΩ以上であった。
第9図は本比較例における感湿素子を第4図の回路に適
用した際の出力電圧を示すグラフであり、横軸は気体の
相対湿度、縦軸は端子9間(第4図参照)の電圧である
。図かられかるように、相対湿度に対する電圧変化は実
験例1に比し30%〜70%RHで大きく、30%RH
以下及び70%RH以上おいては極端に小さくなってい
る。すなわち、電圧変化の小さい湿度域では高精度の湿
度検知が困難であることがわかる。
発明の効果 本発明は、感湿素子に多数の孔を有する多孔質体を備え
、前記多孔質体の孔にポリアミン系感湿材を保持した構
造により、低湿度域においても電気抵抗か低く抑えられ
るため回路上における使用に問題は発生しない。更に相
対湿度の変化に対する電気抵抗の変化を小さく抑えるこ
とができるため、回路上で比較抵抗を用いて分電圧を湿
度出力として取り出す場合、広い湿度範囲において電圧
変化か得られ、高精度の湿度検知を可能とした。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における感湿素子の側面図、
第2図はその正面図、第3図は実験例1における感湿素
子の特性を示すグラフ、第4図は実験例1における感湿
素子の電気抵抗変化を電圧出力として取り出すための回
路、第5図は実験例1における感湿素子を第4図の回路
に適用した際の出力電圧を示すグラフ、第6図は実験例
2における感湿素子の特性を示すグラフ、第7図は実験
例3における感湿素子の特性を示すグラフ、第8図は本
比較例における感湿素子の特性を示すグラフであり、第
9図は比較例における感湿素子を第4図の回路に適用し
た際の出力電圧を示すグラフである。 】・・・感湿材     2・・・多孔質体3・・・多
孔質電極   4・・・リード線5・・・接着材   
  6・・−感湿素子7・・・比較抵抗    8・・
・ACIVの電源9・・・端子 代理人の氏名 弁理士 小蝦治 明 ほか2名第1図 第3図 抵抗(Ω) 10′ 10°  q゛ 第2図 ・件Nエ    1 第4図 第5図 AC電圧(V) 相対湿度(RH(4)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1対の電極と、 前記電極間に配設される多孔質体とを有する感湿素子で
    あって、 多孔質体の孔中にポリアミン系重合物が保持されている
    ことを特徴とする感湿素子。
  2. (2)多孔質体が無機物からなることを特徴とする請求
    項1記載の感湿素子。
  3. (3)多孔質体が金属酸化物系セラミックスであること
    を特徴とする請求項1記載の感湿素子。
  4. (4)多孔質体がMgCr_2O_4−TiO_2系多
    結晶体であることを特徴とする請求項1記載の感湿素子
  5. (5)ポリアミン系感湿材がアルキルアミンエピクロル
    ヒドリン付加重合物の4級塩であることを特徴とする請
    求項1乃至4の内いずれか1項に記載された感湿素子。
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