JPH04191550A - パワーステアリング用動力伝達装置 - Google Patents

パワーステアリング用動力伝達装置

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JPH04191550A
JPH04191550A JP2323496A JP32349690A JPH04191550A JP H04191550 A JPH04191550 A JP H04191550A JP 2323496 A JP2323496 A JP 2323496A JP 32349690 A JP32349690 A JP 32349690A JP H04191550 A JPH04191550 A JP H04191550A
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JP
Japan
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motor
steering
power transmission
output shaft
transmission device
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Application number
JP2323496A
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English (en)
Inventor
Akira Chikamori
章 近森
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、電動のパワーステアリング装置においてモー
タの動力をステアリング機構部に伝達する動力伝達装置
に関する。
〈従来の技術〉 近年、自動車の操舵力をモータに、1り捕う、j−うに
した電動パワーステアリング装置が実用化されている。
この電動パワーステアリング装置は、油圧式のパワース
テアリング装置に比べ、特性変更が容易で、走行状態に
適合した特性の実現が可能という利点を有しているが、
操舵補助に充分なトルクを有する小型のモータが得難い
ところから、モータとステアリング機構部との間には、
減速機を含む動力伝達装置が設けられている。
この動力伝達装置においては、モータの駆動軸と、ステ
アリング機構部への出力軸とを同軸的に構成できて全体
を小型化しうるため、遊星機構式の減速機が用いられて
いる。
従来のこの種の動力伝達装置の構造を第2図に示す。
同図において、20はステアリング機構部であって、そ
のハウジング21の内部には、」二部軸22と、下部軸
23と、ピニオン24と、ラック25と、ヘベルキア2
6とが設置すられている。」二部+11行22は、図外
のステアリングハンドルに結合されるもので、1ヘーノ
ヨンバー27により下部軸23と同軸に連結されている
。ピニオン24は、下部軸23に形成されてラック25
に噛合しており、ラック25は、図外の操向車輪に連係
している。
ベベルギア26は、後述の動力伝達装置28からの動力
を受動ずろためのもので、下部軸23に取り付1−+ら
れでいろ。
動力伝達装置28(J、モータ29の動力をステアリン
グ機構部20に伝達するもので、30はそのハウジング
であり、内部には、電磁クラッチ31と、遊星機構式(
この例では遊星ローラ式)の減速機32とか設()られ
でいろ。
電磁クラッチ3Iは、駆動コイル31aと、アーマヂ、
ア31bと、摩擦板31cとからなり、摩擦板31cが
モータ29の駆動軸29aに取りイー」けられている。
減速機32は、固定輪32aと、その内側の太陽軸32
bと、固定輪32aおよび太陽軸321]に圧接中ろ複
数の遊星[ノーラ32cと、遊星〔ノーラ32cの公転
に伴い回転するギヤリア32(lとからなり、太陽軸3
2bに前記電磁クラッチ3Iのアーマチコア31bが固
着されている3、そして、キャリア32dに(」出力軸
33が直結され、この出力軸33に、ステアリング機構
部20のへベルギア26に噛合する小べl\ルギア34
が設(Jられでいる。
上記の装置において、ステアリングハンドルの操舵力を
補う形で、モータ29の動力が動力伝達装置28を介し
てステアリング機構部20の下部軸23に伝達される。
ここで、モータ29が故障したような場合、モータ29
とド部輔23とか伝動状態のよよであると、下部軸23
が[フックされてしまい、スラーアリツクハンドルの操
作を自由に行えなくなるのであるか、」1記の装置ては
、モータ29の回転が停止−3= すると、電磁クラッチ31が切られて、モータ29とス
テアリング機構部20との伝動が遮断され、これによっ
て、モータ29の回転停止にかかわらず、下部軸23や
」二部軸22が回転可能となり、ステアリンクハンドル
を自由に操作しうる。
〈発明が解決しようきする課題〉 この、にうに、従来の動力伝達装置28では、モータ2
9が故障した場合、電磁クラッチ31により、フェイル
セイフとなるのであるが、その電磁クラッチ31よりも
出力側、例えば、減速機32において焼きイ」きや異物
の噛み込み等により回転停止が生じたような場合、従来
の構成では対処することができず、下部軸23がロック
されてしまうことになり、ステアリングハンドルの自由
な操作は行えなくなる。
本発明は、」一連の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、減速機の回転停止1ユに対しては、ステアリング機
構部への動力伝達か遮断されるようにして、ステアリン
クハンドルの操作を可能にし、安全性を高めることを課
題とする。
〈課題を解決するだめの手段〉 本発明(」、」−記の課題を達成するために、モータの
動力を遊星機構式減速機を介してステアリンク機構部に
伝達する動力伝達装置において、次のような構成をとる
本発明の第一の動力伝達装置は、減速機の出力側にトル
クリミッタを設Cjたごとに特徴を有オろ。
本発明の第二の動力伝達装置は、減速機の出力側に、ス
テアリンク機構部への動力伝達を断接セろクラッチ手段
を設(jたごとに特徴を有・1−ろ、。
〈作用〉 第一の動力伝達装置では、何らかの理由てモータもしく
は遊星機構式減速機が回転しなくなると、トルクリミッ
タが動作してモータもしくは遊星機構式減速機とステア
リング機構部とを切り離4−8一方、第二の動力伝達装
置では、何らかの理lIIでモータもしくは遊星機構式
減速機が回転しなくなると、クラッチ手段か動作してモ
ータもしくは遊星機構式減速機とステアリング機構部と
を切り離す。
このような場合、いずれも、出力軸は、ステアリング機
構部の上部軸や下部軸に追随して回転するから、これで
、ステアリングハンドルは支障なく操作できる。つまり
、モータ及び減速機によるステアリング操作力の補助は
なくなるけれども、操作者の力によってのみステアリン
グ操作がなされる。
〈実施例〉 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明の一実施例に係る動力伝達装置の断面図
である。
この実施例の動力伝達装置は、ハウジング1の内部に、
遊星ローラ式減速機2と、トルクリミッタ3と、出力軸
4とを設けたもので、従来装置と同様に、モータ5の回
転力を図外のステアリング機構部の下部軸に伝達するよ
うになっている。
減速機2は、固定輪2aと、その内側に同心に設けられ
た太陽軸2hと、固定輪2aと太陽軸2bとの間に圧接
状に設けられた複数の遊星ローラ2c、・・・と、遊星
ローラ2cの公転に伴い回転するキャリア2dとからな
る。この例では、減速機2とモータ5との間の電磁クラ
ッチは省略されており、減速機2の入力軸である太陽軸
2bにモータ5の駆動軸5aが同軸に直結されている。
トルクリミッタ3は、遠近自在の一対の係合フランジ3
a 、3b間に多数のボール3c、・・・を保持したも
ので、各係合フランジ3a 、3bの対向面には周方向
に多数のボール嵌入用凹部があり、両係合フランジ3a
 、3bの四部にボール3cが嵌入することで、両係合
フランジ3a 、3bが互いに回転方向に係合して回転
を伝達するようになっている。このトルクリミッタ3は
、減速機2の出力側の部材であるキャリア2dと、この
キャリア2dの中心孔に挿入された出力軸4との間に介
装されている。そして、両係合フランジ3a 、3bの
うち、キャリア2 (l側の係合フランツ3aは、摩擦
板6を介してキャリア2dの端面に押圧されている。他
方の出力側の係合フランジ3hは、出力軸4上で軸方向
にスライド可能で、その背面にばばね3dが設けられ、
このばね3dにより、キャリア2d側の係合フランジ3
aへ押し付けられている。また、出力軸4の内端とキャ
リア2dの内端面との間にも、摩擦板7が介装されてい
る。
出力軸4は、ハウジングIの外部に突出しており、その
突出端部にステアリング機構部への出力ギアである小ベ
ベルギア8が設i−1られている。
上記の構成において、モータ5の回転力は、減速機2で
減速され、減速機2のキャリア2dからトルクリミッタ
3を介して出力軸4に伝達され、出力軸4の軸端の小へ
ベルギア8からステアリング機構部に伝達される。
この場合、キャリア2dとトルクリミッタ3とは摩擦板
6を介して連動しているので、モータ5の変動トルクは
この摩擦板6で吸収され、ステアリング機構部までには
伝わらない。
ここで、何らかの理由でモータ5もしくは減速機2が回
転しなくなったときは、出力軸4も回転しなくなるが、
ステアリングハンドルを操作すると、その操作力は、ス
テアリング機構部の下部軸から小ベベルギア8を介して
出力軸4に伝わり、出力軸4が回転駆動される。
このように、出力軸4が操作力により回転させられると
、トルクリミッタ3において、出力側の係合フランジ3
bが後退しながら回転して、ボール3cによる両係合フ
ランジ3a 、3bの係合が外れ、キャリア2dと出力
軸4との動力伝達が遮断される。これで、出力軸4は、
モータ5や減速機2の回転停止にかかイっらず、ステア
リング機構部の上部軸や下部軸に追随して回転すること
になり、ステアリングハンドルは支障なく操作可能にな
る。
上記実施例では、トルクリミッタとして、ボールにより
トルクの伝達/遮断を行うタイプのものを示したが、他
の形式のトルクリミッタ、例えば、摩擦板を圧接するタ
イプのトルクリミッタも使用可能である。
さらに、上記トルクリミッタ3に代えて、例えば電磁ク
ラッチ、油・空圧クラッチや機械式クラッチなどのクラ
ッチ手段を設け、減速機2とステア=10− リング機構部との動力伝達が適宜遮断されるようにして
もよい。
また、実施例では、減速機2の入力軸にモータ駆動軸5
aを直結したが、減速機2とモータ5との間に電磁クラ
ッチを設けてもよい。
さらに、減速機2(J遊星ローラ式のものに限らず、遊
星歯車式のものも使用可能である。
〈発明の効果〉 以上述べたように、本発明によれば、モータや減速機の
回転が停止しても、トルクリミッタもしくはクラッチ手
段によってモータや減速機とステアリング機構部とを切
り離すから、モータ及び減速機によるステアリング操作
力の補助はなくなるけれども、前記故障に関係なく、ス
テアリングハンドルを自由に操作できろようになり、モ
ータばかりでなく減速機の故障に対してもフェイルセイ
フとなり、自動車運転を安全に行い得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る動力伝達装置の断面図
、第2図はステアリング機構部とともに示した従来の動
力伝達装置の断面図である。 2 減速機、2a 固定輪、2b ・太陽軸、2C・・
遊星ローラ、2h ・ギヤリア、3トルタリミソタ、イ
 ・出力軸、5 ・モータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータの動力を遊星機構式減速機を介してステア
    リング機構部に伝達する動力伝達装置であって、 減速機の出力側にトルクリミッタが設けられている、 ことを特徴とするパワーステアリング用動力伝達装置。
  2. (2)モータの動力を遊星機構式減速機を介してステア
    リング機構部に伝達する動力伝達装置であって、 減速機の出力側にステアリング機構部への動力伝達を断
    接するクラッチ手段が設けられていることを特徴とする
    パワーステアリング用動力伝達装置。
JP2323496A 1990-11-26 1990-11-26 パワーステアリング用動力伝達装置 Pending JPH04191550A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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