JPH04191296A - フローティングクレーンの揺動影響除去装置 - Google Patents

フローティングクレーンの揺動影響除去装置

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JPH04191296A
JPH04191296A JP32454090A JP32454090A JPH04191296A JP H04191296 A JPH04191296 A JP H04191296A JP 32454090 A JP32454090 A JP 32454090A JP 32454090 A JP32454090 A JP 32454090A JP H04191296 A JPH04191296 A JP H04191296A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はフローティングクレーンの揺動影響除去方法及
び装置に関するものである。
[従来の技術] 第3図及び第4図によりフローティングクレーンの一例
の構造を説明すると、該フローティングクレーンは、水
上に浮ぶ台船l上に設けた旋回体2に、ブーム3の基端
部を該ブーム3が上下方向に傾動し得るように枢着せし
め、前記旋回体2に設けたウィンチドラム4から繰り出
したワイヤロープ5を、ブーム3の先端部に支承したシ
ーブ6から垂下させたうえ、その垂下したワイヤロープ
5をフックブロック7のシーブ8に巻掛け、更に、ワイ
ヤロープ5の繰り出し側端部をブーム3の先端部に係止
している。
ウィンチドラム4には、減速装置9を介して油圧モータ
lOが連結され、該油圧モータIOには、方向切換弁1
1を介して油圧ポンプ(図示せず)か、また、前記方向
切換弁11には、遠隔操作弁12を介してパイロットポ
ンプ(図示せず)が接続されている。
上述したフローティングクレーンでは、運転者が旋回体
2内に設けられた操作レバー13をある一方向へ傾動さ
せると、遠隔操作弁I2か中立位置から一方の圧油供給
位置に切換えられ、前記パイロットポンプか吐出する作
動/d′114の油圧か遠隔操作弁12を介して方向切
換弁11へ付与されることにより、方向切換弁11か中
立位置から一方の圧油供給位置に切換えられて、前記油
圧ポンプか吐出する作動油I5か油圧モータ10に供給
され、ウィンチドラム4かある一方向に回動してワイヤ
ロープ5が繰り出され、フックブロック7が下降する。
また、運転者か前記操作レバー13を他方向へ傾動させ
ると、遠隔操作弁12、方向切換弁11か他方の圧油供
給位置に切換えられ、油圧ポンプが吐出する作動油L5
が油圧モータ10に供給され、ウィンチトラム4が他方
向に回動してワイヤロープ5か巻き取られ、フックブロ
ック7か上昇する。
このように、上述したフローティングクレーンにおいて
は、運転者か操作レバー13を傾動させることによりフ
ックブロック7を昇降させ、橋脚等構造物の基礎部を構
成するブロック等の揚重作業を行っている。
また、フローティングクレーンは、フックブロック7に
替えて、ワイヤロープ5にパケット(図示せず)を取付
け、該パケットにより水底の掘削する浚渫作業に用いら
れることもある。
[発明が解決しようとする課If] ところが、フローティングクレーンは、水上に浮んだ状
態で使用されるので、波浪により上下方向に揺動する。
このため、フローティングクレーンを用いて前述したブ
ロックを水底に積重ねる作業を行う際に、フローティン
グクレーンが上下方向に大きく揺動すると、ワイヤロー
プ5によってブーム3より吊下げられたブロックが水底
に対して上下方向に移動し、ブロックの位置決めが困難
になり、また、水中においてブロックの位置決め作業を
補助する潜水作業員がブロックと水底の間、あるいはブ
ロック間に挟まれる危険か生じる。
更に、フローティングクレーンにより浚渫作業を行う際
には、フローティングクーンの上下方向の揺動により、
パケットも上下方向に移動してパケットの位置か安定し
ないため、パケットの上下方向の移動を勘案して水底を
余分に掘削しており、効率良く浚渫作業か行われている
とはいえない。
更にまた、フローティングクレーンの上下方向の揺動に
合わせて、フローティングクレーンが上昇した際には、
ワイヤロープ5か繰り出され、またフローティングクレ
ーンか下降した際にはワイヤロープ5か巻き取られるよ
うに、運転者か操作レバー13を傾動させることも考え
られるか、長時間にわたる作業中、運転者かフローティ
ングクレーンの揺動に合わせて確実に操作レバー13を
傾動させることは不可能である。
本発明は上述した問題点を解決するもので、フローティ
ングクレーンの上下揺動による影響を除去して安定した
状態で作業を行えるようにすることを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明のフローティングク
レーンの揺動影響除去方法においては、フローティング
クレーンのブームより垂下させたワイヤロープに物品を
吊り下げて作業を行うときに、フローティングクレーン
か上下に揺動することによってブームに作用する上下方
向の加速度を検出し、該加速度からブームの上下方向の
変位量を求め、前記変位量を相殺するようにワイヤロー
プを繰り出しあるいは巻き取ることによりフローティン
グクレーンの上下揺動による物品変位を抑制する。
また、上記目的を達成するために、本発明のフローティ
ングクレーンの揺動影響除去装置においては、回動可能
に支持された操作レバーの回動角に基づき速度信号を出
力する回動角検出センサと、ブームに作用する上下方向
の加速度を検出する加速度検出センサと、該加速度検出
センサか出力する加速度検出信号を変位予測信号に変換
する演算装置と、該演算装置が出力する変位予測信号及
び前記回動角検出センサが出力する速度信号から指令信
号を演算するコントローラと、該コントローラか出力す
る指令信号に比例して中立位置から圧油供給位置に所定
の開度で切換えられ、且つ荷役作業用ウィンチドラムを
駆動する作動油を供給する方向切換弁へパイロット圧を
付与して該方向切換弁を中立位置から圧油供給位置に所
定の開度で切換える電磁比例弁とを備える。
[作   用] 本発明のフローティングクレーンの揺動影響除去方法に
おいては、ワイヤロープの繰り出し側端部に物品を吊り
下げて作業を行うときに、フローティングクレーンか上
下に揺動することによってブームに作用する上下方向の
加速度を検出せしめ、ブームの上下方向の変位量を前記
加速度より求め、フローティングクレーンか上方へ揺動
した際には前記変位量を相殺するようにワイヤロープを
繰り出させ、また、フローティングクレーンか下方へ揺
動した際には、前記変位量を相殺するようにワイヤロー
プを巻き取らせてフローティングクレーンの上下揺動に
よる物品の変位を抑制させる。
本発明のフローティングクレーンの揺動影響除去装置に
おいては、フローティングクレーンが上下に揺動してい
ないときに、操作レバーを回動させると、回動角検出セ
ンサか速度検出信号を出力し、コントローラは速度信号
により指令信号を出力し、該指令信号により電磁比例弁
が圧油供給位置に所定の開度で切換えられ、更に電磁比
例弁か所定の開度で切換えられることにより方向切換弁
が圧油供給位置に所定の開度で切換えられ、油圧モータ
に作動油か供給されてウィンチドラムが回動し、操作レ
バーの回動角に対応してワイヤロープが繰り出しあるい
は巻き取られる。
操作レバーを回動させない状態で、フローティングクレ
ーンか上下に揺動すると、加速度検出センサが加速度検
出信号を出力し、コントローラは、演算装置か加速度検
出信号を変換した変位予測信号により指令信号を出力し
、該指令信号により電磁比例弁が圧油供給位置に所定の
開度て切換えられ、更に、方向切換弁か圧油供給位置に
所定の開度て切換えられ、油圧モータに作動油が供給さ
れてウィンチドラムが回動し、フローティングクレーン
の変位量を相殺するように物品を吊り下げるワイヤロー
プを繰り出しあるいは巻き取られる。
フローティングクレーンか上下に揺動しているときに、
操作レバーを回動させると、コントローラに速度検出信
号、変位予測信号が入力され、コントローラは速度信号
、変位予測信号により指令信号を出力し、該指令信号に
より電磁比例弁が圧油供給位置に所定の開度て切換えら
れ、更に、方向切換弁か圧油供給位置に所定の開度て切
換えられ、油圧モータに作動油に供給されてウィンチド
ラムが回動し、操作レバーの回動角に対応して、フロー
ティングクレーンの上下揺動に左右されることなくワイ
ヤロープが水底の固定物に対して相対的に繰り出しある
いは巻き取られる。
[実 施 例] 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明のフローティングクレーンの揺動影響除
去装置の一例を第3図に示すフローティングクレーンに
適用した例を示し、図中第3図及び第4図と同一の符号
を付した部分は同一物を表わしている。
第3図に示す旋回体2に設けたウィンチトラ、ム4を駆
動する油圧モータlOに、油圧ポンプ(図示せず)に連
通ずる方向切換弁11を接続し、該方向切換弁11に、
パイロットポンプ(図示せず)に連通ずる電磁比例弁2
6を接続する。
電磁比例弁26は、指令信号25か付与された際に、中
立位置から一方あるいは他方の圧油供給位置に指令信号
25に比例した開度で切換えられ、パイロットポンプか
吐出する作動油14の油圧か前記方向切換弁11に付与
されるようになっている。
方向切換弁11は、電磁比例弁26か一方の圧油供給位
置に所定の開度て切換えられると、パイロットポンプか
吐出する作動油14の油圧により中立位置から一方の圧
油供給位置に作動油14の油圧に比例した開度て切換え
られ、また、電磁比例弁26か他方の圧油供給位置に所
定の開度て切換えられると、パイロットポンプか吐出す
る作動油14の油圧により中立位置から他方の圧油供給
位置に作動油14の油圧により比例した開度て切換えら
れるようになっている。
油圧モータ10は、方向切換弁11か一方の圧油供給位
置に所定の開度て切換えられると、油圧ポンプか吐出す
る作動油15によりウィンチトラム4を回動させてワイ
ヤローブ5を繰り出し、また、方向切換弁itが他方の
圧油供給位置に所定の開度て切換えられると、油圧ポン
プが吐出する作動油15によりウィンチドラム4を回動
させてワイヤロープ5を巻き取るようになっている。
第3図に示す旋回体2内に傾動可能に設けた操作レバー
13に、該操作レノ・−13の傾動角を検出する傾動角
検出センサ16を設け、該傾動角検出センサ16が操作
レノ・−の傾動角に比例して出力する速度信号17をコ
ントローラ18へ導くようにする。
コントローラ18は、前記速度信号17を積分してウィ
ンチトラム4が回転すべき回転角を表わす回転角指令信
号に変換するようになっている。
ウィンチトラム4に、該ウィンチドラム4の回動角を検
出する回転角検出センサ19を設け、該回転角検出セン
サ19か出力する回転角検出信号20を前記コントロー
ラ18へ導くようにする。
ブーム3に、該ブーム3の垂直方向上向き及び下向きの
加速度を検出する加速度検出センサ21を設け、該加速
度検出センサ21か出力する加速度検出信号22を演算
装置23へ導くようにし、該演算装置23か加速検出信
号22を時間に対して2回積分し、且つブーム3に設け
た角度検出器29か検出したブーム3の角度検出信号3
0により補正演算した変位予測信号24を前記コントロ
ーラ18へ導くようにする。
すなわち、演算装置23は、加速度検出信号22を時間
に対して2回積分したXOを下記式のように演算する。
Xo cosθ−X+ ここてθはブーム3の角度を、また、Xlは変位予測信
号を表わしている。
コントローラ18が速度信号17より演算した回転角指
令信号と変位予測信号24とを加算し、その加算値から
回転角検出信号20を減算したうえ増幅した指令信号2
5を前記電磁比例弁26へ導くようにする。
以下、第1図に示すフローティングクレーンの揺動影響
除去装置の作動を説明する。
フローティングクレーンか揺動していない状態、すなわ
ち、コントローラ18に変位予測信号24か人力されて
いない状態において、運転者か操作レバー13を中立位
置から一方側へ傾動させると、傾動角検出センサ16か
出力する速度信号17かコントローラ18へ入力され、
該コントローラ18か指令信号25を出力し、電磁比例
弁26か中立位置から一方の圧油供給位置に所定の開度
て切換えられ、更に、パイロットポンプか吐出する作動
油I4の油圧によって方向切換弁IIが中立位置から一
方の圧油供給位置に所定の開度で切換えられ、油圧ポン
プか吐出する作動油15が油圧モータlOに供給され、
ワイヤロープ5を繰り出すようにウィンチトラム4か回
動し、フックブロック7か下降するとともに、回転角検
出センサ19から回転角検出信号2oがコントローラ1
8ヘフイートバツクされる。
一方、運転者が操作レバー13を中立位置から他方側へ
傾動させると、速度信号17かコントローラ18へ入力
され、該コントローラ18が指令信号25を出力し、電
磁比例弁26、方向切換弁11が中立位置から他方の圧
油供給位置に所定の開度て切換えられ、油圧ポンプか吐
出する作動油15か油圧モータ10に供給され、ワイヤ
ロープ5を巻き取るようにウィンチトラム4が回動し、
フックブロック7か上昇するとともに回転角検出センサ
19から回転角検出信号2oがコントローラ18ヘフイ
ートバツクされる。
このように、フローティングクレーンが揺動していない
状態においては、運転者が操作レバー13を傾動させた
ときにたけウィンチドラム4か回動してワイヤロープ5
か繰り出し、あるいは巻き取られ、フックブロック7か
昇降する。
また、操作レバー13が中立状態に位置しているときに
、フローティングクレーンか揺動して加速度検出センサ
21か上向きの加速度を検出すると、加速度検出信号2
2に基づき演算装置23か出力する変位予測信号24か
コントローラ18へ入力され、該コントローラ18か指
令信号25を出力し、電磁比例弁26、方向切換弁11
が中立位置から一方の圧油供給位置に所定の開度て切換
えられ、油圧ポンプか吐出する作動油15が油圧モータ
lOに供給され、ワイヤロープ5を繰り出すようにウィ
ンチドラム4が回動し、フックブロック7かフローティ
ングクレーンの変位を相殺するように水底等の固定物に
対して相対的な位置を変えることなく、ブーム3に対し
て下降する。
このとき、コントローラ18へは回転角検出信号20か
フィードバックされている。
一方、フローティングクレーンか揺動して加速度検出セ
ンサ21が下向きの加速度を検出すると、変位予測信号
24がコントローラ18へ人力され、該コントローラ1
8が指令信号25を出力し、電磁比例弁26、方向切換
弁11が中立位置から他方の圧油供給位置に所定の開度
て切換えられ、油圧ポンプが吐出する作動油15か油圧
モータlOに供給され、ワイヤロープ5を巻き取るよう
にウィンチドラム4が回動し、フックブロック7がフロ
ーティングクレーンの変位を相殺するように水底等の固
定物に対して相対的な位置を変えることなくプーム3に
対して上昇する。
このとき、コントローラ18へは回転角検出信号20が
フィードバックされている。
このように、フローティングクレーンか揺動している状
態においては、運転者か操作レバー13を傾動させなく
ても、フローティングクレーンの上下揺動に合わせて、
水底等の固定物に対するフックブロック7の相対的な位
置を一定に保つことかできる。
更に、フローティングクレーンが揺動している状態にお
いて、運転者が操作レバー13を中立位置から一方側へ
傾動させると、変位予測信号24とともに、速度信号1
7かコントローラ18へ入力される。
このとき、コントローラ18は、変位予測信号24、速
度信号17より求めた回転角指令信号、回転角検出信号
20を演算増幅し、電磁比例弁2Bへ指令信号25を出
力して、フックブロック7を漸時水底等の固定物に対し
て相対的に下降させるべく電磁比例弁26、方向切換弁
11を圧油供給位置に所定の開度て切換える。
すなわち、コントローラ18は、フローティングクレー
ンか揺動により上昇する際には、速度信号17に基つく
ワイヤロープ5の繰り出し量に、フローティングクレー
ンの上昇量を加えた分たけワイヤロー15が繰り出され
るように指令信号25を出力し、また、フローティング
クレーンか揺動により下降する際には、速度信号17に
基づく繰り出し量に、フローティングクレーンの下降量
を減じた分たけワイヤロープ5が繰り出されるように指
令信号25を出力する。
上記指令信号25には、当然のことながら回転角検出セ
ンサ19からフィードバックされる回転角検出信号20
か加味されている。
一方、運転者か操作レバー13を中立位置から他方側へ
傾動させると、変位予測信号24とともに、速度信号1
7かコンローラ18へ入力される。
このとき、コントローラ18は、変位予測信号24、速
度信号17より求めた回転角指令信号、回転角検出信号
20を演算増幅し、電磁比例弁26へ指令信号25を出
力して、フックブロック7を漸時水底等の固定物に対し
て相対的に上昇させるべく電磁比例弁26、方向切換弁
11を圧油供給位置に所定の開度て切換える。
すなわち、コントローラ18は、フローティングクレー
ンが揺動により上昇する際には速度信号I7に基づくワ
イヤロープ5の巻き取り量に、フローティングクレーン
の上昇量を減した分たけワイヤロープ5か巻き取られる
ように指令信号25を出力し、また、フローティングク
レーン  ′が揺動により下降する際には、速度信号1
7に基づくワイヤロープ5の巻き取り量に、フローティ
ングクレーンの下降量を加えた分たけワイヤロープ5か
巻き取られるように指令信号25を出力する。
このように、フローティングクレーンか揺動している状
態においても、フローティングクレーンの揺動に左右さ
れることなく、フックブロック7を水底等の固定物に対
して相対的に下降あるいは上昇させることかできる。
第2図は本発明のフローティングクレーンの揺動影響除
去装置の他の例を第3図に示すフローティングクレーン
に適用した例を示し、図中、第1図と同一の符号を付し
た部分は同一物を表わしている。
本実施例のフローティングクレーンの揺動影響除去装置
は、第1図に示す装置の操作レバー13に、該操作レノ
・−13の傾動角にあわせて開度を調整し得る遠隔操作
弁12を取付け、パイロットポンプ(図示せず)か吐出
する作動油14の油圧を、遠隔操作弁12を介して方向
切換弁11へ付与し得るようにし、更に、遠隔操作弁1
2と方向切換弁11の連通を遮断し得るストップ弁27
と、電磁比例弁26と方向切換弁11の連通を遮断し得
るストップ弁28を設けた構成を有している。
上記構成を有するフローティングクレーンの揺動影響除
去装置においては、ストップ弁27を閉止し、ストップ
弁28を開放しておくと、前述した第1図に示す装置と
同様にウィンチドラム4か駆動され、フローティングク
レーンの上下揺動影響を除去する。
また、ストップ弁27を開放し、ストップ弁28を閉止
しておくと、操作レバー13を傾動させた際に、第4図
に示すフローティングクレーンと同様にウィンチトラム
4が駆動される。
尚、本発明のフローティングクレーンの揺動影響除去方
法及び装置は、上述の実施例にのみ限定されるものでは
なく、ワイヤロープに掘削用パケット等を吊下げること
、操作レバーを横方向へ回動可能に支持するように構成
すること、ブームの角度に関係なく加速度検出センサを
方向を一定に保つ機構を設けるようにすること、加速度
検出センサを複数箇設は各加速度検出センサの検出値か
ら鉛直方向の加速度を演算する手段を設けるようにする
ことなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種
々変更を加え得ることは勿論である。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明のフローティングクレーンの
揺動影響除去方法及び装置においては、フローティング
クレーンの上下揺動を検出して上下方向の変位量に相当
するワイヤロープを繰り出しあるいは巻き取るので、ワ
イヤロープの繰り出し側端部に物品を吊り下げた際には
、フローティングクレーンが上下に揺動しても、物品と
水底等の固定物との距離を一定に保ったり、物品を前記
固定物に対して相対的に安定した状態で昇降させること
かでき、作業の精度、効率、安全性を向上させることか
できる。
また、本発明のフローティングクレーンの揺動影響除去
装置においては、フローティングクレーンの上下方向の
変位量を相殺するように物品を吊り下げるワイヤロープ
を、自動的に縁り出しあるいは巻き取るので、作業の省
力化を図ることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概念図、第2図は本発明の
他の実施例の概念図、第3図はフローティングクレーン
の一例を示す側面図、第4図は第3図に示すフローティ
ングクレーンの操作系統を示す概念図である。 図中1は台船、3はブーム、4はウィンチトラム、5は
ワイヤロープ、lOは油圧モータ(駆動装置) 、11
は方向切換弁、13は操作レバー、15は作動油、16
は傾動角検出センサ(回動角検出センサ)、17は速度
信号、18はコントローラ、21は加速度検出センサ、
22は加速度検出信号、23は演算装置、24は変位予
測信号、25は指令信号、26は電磁比例弁を示す。 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)フローティングクレーンのブームより垂下させたワ
    イヤロープに物品を吊り下げて作業を行うときに、フロ
    ーティングクレーンが上下に揺動することによってブー
    ムに作用する上下方向の加速度を検出し、該加速度から
    ブームの上下方向の変位量を求め、前記変位量を相殺す
    るようにワイヤロープを繰り出しあるいは巻き取ること
    によりフローティングクレーンの上下揺動による物品変
    位を抑制することを特徴とするフローティングクレーン
    の揺動影響除去方法。 2)回動可能に支持された操作レバーの回動角に基づき
    速度信号を出力する回動角検出センサと、ブームに作用
    する上下方向の加速度を検出する加速度検出センサと、
    該加速度検出センサが出力する加速度検出信号を変位予
    測信号に変換する演算装置と、該演算装置が出力する変
    位予測信号及び前記回動角検出センサが出力する速度信
    号から指令信号を演算するコントローラと、該コントロ
    ーラが出力する指令信号に比例して中立位置から圧油供
    給位置に所定の開度で切換えられ、且つ荷役作業用ウイ
    ンチドラムを駆動する作動油を供給する方向切換弁へパ
    イロット圧を付与して該方向切換弁を中立位置から圧油
    供給位置に所定の開度で切換える電磁比例弁とを備えて
    なることを特徴とするフローティングクレーンの揺動影
    響除去装置。
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