JPH0419074Y2 - - Google Patents
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- JPH0419074Y2 JPH0419074Y2 JP1984041228U JP4122884U JPH0419074Y2 JP H0419074 Y2 JPH0419074 Y2 JP H0419074Y2 JP 1984041228 U JP1984041228 U JP 1984041228U JP 4122884 U JP4122884 U JP 4122884U JP H0419074 Y2 JPH0419074 Y2 JP H0419074Y2
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Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、透水性土木シートに関する。
第1図は透水性土木シートの使用例であつて雨
水浸透装置を示している。図において、1は開削
溝、2は浸透管、3は浸透管2の周囲に配設され
た礫層等からなる浸透層、4は透水性土木シー
ト、5は整土もしくは埋め戻し土砂である。透水
性土木シート4は浸透層3周囲の整土もしくは埋
め戻し土砂5が該浸透層3内に侵入して浸透能力
の低下を招くのを防止し、雨水浸透装置が長期に
機能を果たすようになす。
水浸透装置を示している。図において、1は開削
溝、2は浸透管、3は浸透管2の周囲に配設され
た礫層等からなる浸透層、4は透水性土木シー
ト、5は整土もしくは埋め戻し土砂である。透水
性土木シート4は浸透層3周囲の整土もしくは埋
め戻し土砂5が該浸透層3内に侵入して浸透能力
の低下を招くのを防止し、雨水浸透装置が長期に
機能を果たすようになす。
従来の透水性土木シート4の中で、例えば長短
合成繊維等をシート状になした不織布単体からな
る透水性土木シート4では強度的に弱くて破裂が
生じやすく、破裂部分から土砂類が浸透層3に侵
入したり、透水性土木シート4自身に土砂や泥、
土壌中の微生物等による目詰まり現象を発生させ
るということが多かつた。
合成繊維等をシート状になした不織布単体からな
る透水性土木シート4では強度的に弱くて破裂が
生じやすく、破裂部分から土砂類が浸透層3に侵
入したり、透水性土木シート4自身に土砂や泥、
土壌中の微生物等による目詰まり現象を発生させ
るということが多かつた。
又、合成繊維の解繊糸の織布からなるような、
透水性土木シート4では浸透層3の外から加わる
土砂圧などで空隙が徐々に大きく開いてしまい、
浸透層3に土砂類が侵入して雨水浸透装置の機能
を損ねることがあつた。
透水性土木シート4では浸透層3の外から加わる
土砂圧などで空隙が徐々に大きく開いてしまい、
浸透層3に土砂類が侵入して雨水浸透装置の機能
を損ねることがあつた。
本考案は、上記した従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、並列した多数の糸、糸状体あるいは
繊維状化したウエブ等の布状体の経材と、該経材
に交叉して、並列した多数の糸、糸状体あるいは
繊維状化したウエブ等の布状体の緯材とより積層
接着した経緯積層布の、少なくとも一面に透水係
数が1×10-1から1×10-3cm/秒の範囲にあつ
て、透水性、吸水性に優れているセルローズ系不
織布が積層されてなる透水性土木シートであり、
経緯積層布の格子目を通して透水作用を行わせる
ことができ、又、経緯積層布はセルローズ系不織
布に補強されていることにより、施工時や埋め込
み後の土砂圧等が加わつても破裂することが少な
く、破裂する場合でも一部の経糸と緯糸の接合部
が剥がれたり、一部の経糸と緯糸が切れたりする
のみでその影響が他に及ぶことがないという効果
を発揮する。
れたもので、並列した多数の糸、糸状体あるいは
繊維状化したウエブ等の布状体の経材と、該経材
に交叉して、並列した多数の糸、糸状体あるいは
繊維状化したウエブ等の布状体の緯材とより積層
接着した経緯積層布の、少なくとも一面に透水係
数が1×10-1から1×10-3cm/秒の範囲にあつ
て、透水性、吸水性に優れているセルローズ系不
織布が積層されてなる透水性土木シートであり、
経緯積層布の格子目を通して透水作用を行わせる
ことができ、又、経緯積層布はセルローズ系不織
布に補強されていることにより、施工時や埋め込
み後の土砂圧等が加わつても破裂することが少な
く、破裂する場合でも一部の経糸と緯糸の接合部
が剥がれたり、一部の経糸と緯糸が切れたりする
のみでその影響が他に及ぶことがないという効果
を発揮する。
更に、セルローズ系不織布は、土中での腐敗に
より、次第に消滅するので不織布の目詰まり現象
を防ぐことができるという利点がある。施工時の
破裂防止と、長期の透水性保持を実現する透水性
土木シートを提供するものである。
より、次第に消滅するので不織布の目詰まり現象
を防ぐことができるという利点がある。施工時の
破裂防止と、長期の透水性保持を実現する透水性
土木シートを提供するものである。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
第2図及び第3図において、6はセルローズ系
不織布で、透水係数が1×10-1から1×10-3cm/
秒(JIS A1218)のものである。
不織布で、透水係数が1×10-1から1×10-3cm/
秒(JIS A1218)のものである。
経緯積層布7は、多数の並列する糸、糸状体あ
るいは繊維状化したウエブ等の布状体の経材7A
と、該経材に交叉して、並列した多数の糸、糸状
体あるいは繊維状化したウエブ等の布状体の緯材
7Bが積層接着されたものであり、7Cは経材7
Aと緯材7Bが作る格子目である。経緯積層布7
の一面にはセルローズ系不織布6が、接着あるい
はニードルパンチにより貼り合わされ透水性土木
シート4を構成する。
るいは繊維状化したウエブ等の布状体の経材7A
と、該経材に交叉して、並列した多数の糸、糸状
体あるいは繊維状化したウエブ等の布状体の緯材
7Bが積層接着されたものであり、7Cは経材7
Aと緯材7Bが作る格子目である。経緯積層布7
の一面にはセルローズ系不織布6が、接着あるい
はニードルパンチにより貼り合わされ透水性土木
シート4を構成する。
経材7Aと緯材7Bの、平均間隔は透水性を損
なわないよう、一般的には1.0〜10.0mmとする。
経材7Aと緯材7Bは、糸、糸状体や細幅テープ
ヤーンあるいは延伸フイルム、テープ等を引き裂
いて繊維状化したウエブ、トウを拡幅したウエブ
等の細幅布状体を接着剤、例えばホツトメルト接
着剤や接着性ポリマーを用い、直交もしくは傾斜
交差させて積層接着されたものが好適に使用され
る。
なわないよう、一般的には1.0〜10.0mmとする。
経材7Aと緯材7Bは、糸、糸状体や細幅テープ
ヤーンあるいは延伸フイルム、テープ等を引き裂
いて繊維状化したウエブ、トウを拡幅したウエブ
等の細幅布状体を接着剤、例えばホツトメルト接
着剤や接着性ポリマーを用い、直交もしくは傾斜
交差させて積層接着されたものが好適に使用され
る。
この透水性土木シート4は、経緯積層布7が競
るローズ系不織布6により補強貼り合わされてい
るので、施工時のあるいは埋め込んだ後の、土砂
圧、礫層の砕石3aの剪断力や引張力が加わつて
も、破裂しにくく、たとえ格子目7Cの一つが破
裂しても、この破裂が発展・拡大することがな
い。
るローズ系不織布6により補強貼り合わされてい
るので、施工時のあるいは埋め込んだ後の、土砂
圧、礫層の砕石3aの剪断力や引張力が加わつて
も、破裂しにくく、たとえ格子目7Cの一つが破
裂しても、この破裂が発展・拡大することがな
い。
透水性土木シート4の透水性は、経緯積層布7
の格子目7Cとセルローズ系不織布6を通して達
成され、長期には、土壌中の微生物作用による腐
敗によりセルローズ系不織布6が次第に消滅し、
土砂が不織布に目詰まりを起こすことなく、経緯
積層布7が透水性を維持するものとなる。
の格子目7Cとセルローズ系不織布6を通して達
成され、長期には、土壌中の微生物作用による腐
敗によりセルローズ系不織布6が次第に消滅し、
土砂が不織布に目詰まりを起こすことなく、経緯
積層布7が透水性を維持するものとなる。
以上の如く、本考案による透水性土木シート
は、土圧などによる破裂抵抗が大きく、短期、長
期の透水性の維持に優れ、透水性土木シートとし
て極めて高い信頼性を得ることができる。
は、土圧などによる破裂抵抗が大きく、短期、長
期の透水性の維持に優れ、透水性土木シートとし
て極めて高い信頼性を得ることができる。
第1図は透水性土木シートの使用例を示す断面
図、第2図は本考案透水性土木シートの実施例の
斜視図、第3図は上記実施例の要部拡大図、第4
図は上記実施例の製造方法の一例を示す斜視図で
ある。 1……透水性土木シート、6……セルローズ系
積層布、7……経緯積層布、7A……経材、7B
……緯材、7C……格子目。
図、第2図は本考案透水性土木シートの実施例の
斜視図、第3図は上記実施例の要部拡大図、第4
図は上記実施例の製造方法の一例を示す斜視図で
ある。 1……透水性土木シート、6……セルローズ系
積層布、7……経緯積層布、7A……経材、7B
……緯材、7C……格子目。
Claims (1)
- 並列した多数の糸、糸状体あるいは繊維状化し
たウエブ等の布状体の経材と、該経材に交叉し
て、並列した多数の糸、糸状体あるいは繊維状化
したウエブ等の布状体の緯材とより積層接着した
経緯積層布の、少なくとも一面に透水係数が1×
10-1から1×10-3cm/秒の範囲にあつて、透水
性、吸水性に優れているセルローズ系不織布が積
層されてなる透水性土木シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984041228U JPS60154434U (ja) | 1984-03-22 | 1984-03-22 | 透水性土木シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984041228U JPS60154434U (ja) | 1984-03-22 | 1984-03-22 | 透水性土木シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60154434U JPS60154434U (ja) | 1985-10-15 |
JPH0419074Y2 true JPH0419074Y2 (ja) | 1992-04-28 |
Family
ID=30550856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984041228U Granted JPS60154434U (ja) | 1984-03-22 | 1984-03-22 | 透水性土木シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60154434U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023043124A (ja) * | 2021-09-15 | 2023-03-28 | 前田工繊株式会社 | 洗掘抑制方法および洗掘抑制シート |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5210021U (ja) * | 1975-07-10 | 1977-01-24 | ||
JPS5775029U (ja) * | 1980-10-27 | 1982-05-10 |
-
1984
- 1984-03-22 JP JP1984041228U patent/JPS60154434U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023043124A (ja) * | 2021-09-15 | 2023-03-28 | 前田工繊株式会社 | 洗掘抑制方法および洗掘抑制シート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60154434U (ja) | 1985-10-15 |
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