JPH0419071Y2 - - Google Patents

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JPH0419071Y2
JPH0419071Y2 JP13660886U JP13660886U JPH0419071Y2 JP H0419071 Y2 JPH0419071 Y2 JP H0419071Y2 JP 13660886 U JP13660886 U JP 13660886U JP 13660886 U JP13660886 U JP 13660886U JP H0419071 Y2 JPH0419071 Y2 JP H0419071Y2
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door body
counterweight
door
rod
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は複数の扉体を積み重ねて水流を止め
るようにした角落しゲートの昇降装置に係る。
〔従来の技術〕
従来例えば実公昭57−36676号公報には、第8
図に示すように、ビームaの中央部を回転させ、
ピンbを回動可能にして各扉体c側面のフツクd
に係脱可能にしたものが記載され、また実開昭58
−85626号公報には、第9図に示すように、ビー
ムaの左右にばねeによる付勢で回転可能にした
一対の係止ピンfを有するアームgを設け、扉体
h上のフツクiに係脱可能にしたものが記載され
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで前記従来技術のうち、前者すなわち実
公昭57−36676号公報に記載のものでは、戸溝の
ほかに、ビーム専用の案内溝が必要となり、戸当
り部の工事が煩雑になり、扉体の吊下げ時に、扉
体が傾くなどで、戸溝に引掛る場合など、係止ピ
ンがフツクから外れ、扉体が落下する恐れがあつ
た。また後者すなわち実開昭58−85626号公報に
記載のものでは、一つのアームに2種のばねと、
それらの圧縮手段等を要する複雑な機構を有し、
耐久性、確実性について不安があり、かつ、吊下
げ時、はね付勢アームが外れようとするので、上
述の例と同様、扉体を落下させる危険があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
ここにおいてこの考案は、扉体(ゲート)の上
面に一対のフツクを設け、これらフツクの開口部
を吊持ち時のみ閉鎖可能な外れ止め手段を扉体ご
とに構成し、各扉体と同一の戸溝にて両端がロー
ラで案内される水平なアームを昇降手段にて吊持
ちさせ、このビームに左右一対の作動軸をビーム
長手方向と直交して枢支し、この作動軸にアーム
を介して係止ピンを固定すると共に、この作動軸
に回転可能に軸支されたカウンタウエイトを、所
望角度に変更可能に固定して成る角落しゲートの
昇降装置を提案するものである。
〔実施例〕
先ず第1図ないし第3図において、1は扉体
(ゲート)であつて、この扉体1の上面に一対の
フツク2,2を対称に設け、これらフツク2(以
下便宜上、一方のフツク及びその付帯機構のみに
ついて説明する)の開口部3を閉鎖しうる外れ止
め片4は扉体1の下端5から下方へ突出して上下
に摺動可能に支承される昇降ロツド6と連動して
前記開口部3を開閉すべく揺動するのであつて、
すなわちその連動系は前記昇降ロツド6の上部に
ピン7をもつて一方の腕端を連結された双腕槓桿
8の他方の腕端にピン9で連結された昇降ロツド
10の上端に前記外れ止め片4をピン11を介し
て回転可能に支承させ、前記昇降ロツド6の下端
が押し上げられた際すなわち水路面上や下方の扉
体1上に置かれた際に、前記外れ止め片4は下降
して前記開口部3を開放し、また昇降ロツド6の
下端の押圧が外されると、再び外れ止め片4は開
口部3を閉鎖するようになつている。なお、4′
は前記外れ止め片4の先端が、フツク2から離間
するのを防ぐストツパである。一方、前記扉体1
が支承されているのと同一の戸溝12によつて両
端がローラ13で案内される水平なビーム14
を、図示しないウインチ等の適宜昇降手段の末端
部分としてのロープ15によつて吊持ちさせ、こ
のビーム14の左右一対の作動軸16をビーム1
4の長手方向と直交してブラケツト17を枢支
し、この作動軸16にアーム18を介して前記フ
ツク2に係止すべき係止ピン19を固定すると共
に、この作動軸16に回転可能に軸支されたカウ
ンタウエイト20を前記作動軸16に対して所望
角度に変更可能に固定するのである。すなわち第
4図のように前記作動軸16に固定した筒片21
の端面に形成した噛合歯22と噛合する噛合歯2
3を、作動軸16に嵌合するカウンタウエイト2
0のボス部24の端面に形成し、このボス部24
を回動してカウンタウエイト20が適宜角度位置
を占めたところで、前記噛合歯22と23を噛合
わせ、次いで前記作動軸16の末端に形成したね
じ部26にねじ込まれるハンドル体25を締め付
けて作動軸16に対するカウンタウエイト20を
所望角度に保持させるのである。この場合、吊下
げ、吊上げ時におけるアーム18の位置を表示す
べく、前記ボス部24には指示針28を取り付け
てある。なお図において、27は前記ハンドル体
25等の脱落防止のためのナツト、29及び30
はオイルレスブツシユで、Wは水圧の方向であ
る。
上述の構成において扉体1を吊上げるに当つ
て、フツク2の開口部3は開放しているので、係
止ピン19は容易にフツク2の傾斜面2′に沿つ
て第5図に点線で示すように下降し、開口部3か
らフツク2内に入り込んで係合させることがで
き、図示しない昇降手段を介して前記ロープ15
でビーム15を吊り上げると、扉体1が持ち上げ
られるにつれて、前記昇降ロツド6の下端が開放
されることにより、この昇降ロツド6が下降しこ
れと連動する双腕槓桿8を介して昇降ロツド10
が上昇するので、前記外れ止め片4がフツク2の
開口部3を閉鎖し、すなわち扉体1の吊持ち時に
おいて、フツク2の開口部3が自動的に閉鎖され
るのである。なお第6図a,bは扉体1の吊下げ
時の各部の動きを示し、同図aは扉体1の吊下げ
状態を示し、扉体1を格納場所から戸溝12に沿
つて下降させる場合であり、同図bは、扉体1を
水路面上又は下方の扉体1上に置いた状態を示
し、前記昇降ロツド6の上昇により、昇降ロツド
10と外れ止め片4が下降すると共に、あらかじ
め左方に持ち上げて作動軸16にセツトされたカ
ウンタウエイト20は、扉体1の荷重が無くなる
と同時に、その自重で下方へ回動することによ
り、自動的に係止ピン19がフツク2より外れる
のである。
逆に、扉体1を戸溝12から吊上げるには、指
示針28が左上を向くよう、カウンタウエイト2
0を下端位置にして、作動軸16にセツトしてお
けば、係止ピン19は、自動的に係合される。
なお前記外れ止め片4を回転可能に昇降ロツド
10に支承させたのは、格納条件によつて扉体1
の下方の昇降ロツド10が作用しない場合に、フ
ツク2に係止ピンを係合させるためである。
第7図に示す実施例は、外れ止め手段の他の実
施例を示すもので、扉体1の下端面5から下方へ
突出する下端部31を有し、中間部をピン32に
よつて扉体1に枢支される桿体33の上部にスプ
リング34による弾性力を付与してこの桿体33
の上端部を外れ止め片34として前記開口部3を
閉鎖するのである。その作用しついては前実施例
と同様であるから説明は省略する。
〔考案の効果〕
この考案によれば、次の効果がえられる。すな
わち、 係止ピンはカウンタウエイトによつて回転可
能に付勢され、フツクとの係脱が行なわれるた
め、係脱作動が確実かつ正確である。
カウンタウエイトの回動機構も、その作動軸
への軸支部を締め付け等で固定するのみで、極
めて簡単で、操作も容易である。
扉体の吊持ち時、特に吊下げ時に、扉体が引
掛かる等のトラブルがあつても、係止ピンが扉
体のフツクから外れず、扉体の落下が防止でき
安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は考案の角落しゲートの昇降装置の一実
施例の要部の一部断面で示した正面図、第2図は
一部を断面で示したその側面図、第3図は扉体の
正面図、第4図は吊持ちビームの作動部分の分解
斜視図、第5図及び第6図a,bは吊上げ作業
時、吊下げ作業時のフツク周辺の状況を示す説明
図、第7図は扉体の他の実施例の略図で、第8図
及び第9図は従来例の要部正面図である。 なお図において、1……扉体(ゲート)、2…
…フツク、3……開口部、4……外れ止め片、1
3……ローラ、14……ビーム、16……作動
軸、18……アーム、19……係止ピン、20…
…カウンタウエイト、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 扉体の上面に一対のフツクを設け、これらフ
    ツクの開口部を吊持ち時のみ閉鎖可能な外れ止
    め手段を扉体ごとに構成し、各扉体と同一のの
    戸溝にて両端がローラで案内される水平なビー
    ムを昇降手段にて吊持ちさせ、このビームに左
    右一対の作動軸をビーム長手方向と直交して枢
    支し、この作動軸にアームを介して係止ピンを
    固定すると共に、この作動軸に回転可能に軸支
    されたカウンタウエイトを、所望角度に変更可
    能に固定して成る角落しゲートの昇降装置。 (2) 前記カウンタウエイトの角度変更が作動軸に
    設けた噛合歯とカウンタウエイトと一体のボス
    部の噛合歯との噛合いによつてカウンタウエイ
    トを所望角度に変更可能としてなる実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の角落しゲートの昇降
    装置。 (3) 前記外れ止め手段が前記扉体の下端面から下
    方へ突出する下端部を有する下方の昇降ロツド
    と、このロツドの上端がその一端に枢着され中
    間部を扉体に枢支される双腕槓桿と、この槓桿
    の他端に枢着され前記フツクの開口部を閉鎖す
    る上方の昇降ロツドからなる実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の角落しゲートの昇降装置。
JP13660886U 1986-09-08 1986-09-08 Expired JPH0419071Y2 (ja)

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JP13660886U JPH0419071Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13660886U JPH0419071Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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Publication Number Publication Date
JPS6345838U JPS6345838U (ja) 1988-03-28
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JP13660886U Expired JPH0419071Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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