JPH0419069Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0419069Y2
JPH0419069Y2 JP1986110390U JP11039086U JPH0419069Y2 JP H0419069 Y2 JPH0419069 Y2 JP H0419069Y2 JP 1986110390 U JP1986110390 U JP 1986110390U JP 11039086 U JP11039086 U JP 11039086U JP H0419069 Y2 JPH0419069 Y2 JP H0419069Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
water gate
sun gear
opening
scale plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986110390U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6318539U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986110390U priority Critical patent/JPH0419069Y2/ja
Publication of JPS6318539U publication Critical patent/JPS6318539U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0419069Y2 publication Critical patent/JPH0419069Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Barrages (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は水門に設けられた水門開閉機用開度計
に関するものである。
(従来の技術) 従来、水門の開度を水門開閉機の操作部の付近
で知るためには、第2図のような水門開閉機にお
いて、歯車7の個所にウオーム歯車装置を接続
し、これによつて減速し、ウオームホイールの回
転角を目盛と指針によつて読取るものが使われて
いた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、ウオーム歯車装置は一般に部品加工精
度、組立精度が必要でコスト高となり、また既存
の開度計のついていないピンジヤツキ式の水門開
閉機に、ウオーム歯車式の開度計を取付けること
は不可能なことである。
本考案は既存の水門開閉機に、容易に水門開閉
機用の開度計を取付け得るようにしたものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の問題点を解決するための手段と
して、水門開閉機のラツク扛上用ピニオンを有す
る歯車軸の一端同軸上に太陽歯車を固着し、該太
陽歯車と、該太陽歯車の回りに位置するように固
着した内歯歯車との間に、両歯車に噛合う遊星歯
車を介装させ、前記太陽歯車軸の中心軸に対して
目盛盤を回転自在に取付け、該目盛盤には該遊星
歯車を回転自在に装着し、該目盛盤の周面に目盛
を設けた構成としたものである。
(作用) 本考案は上記のような構成からなるものである
から、既存の歯車軸の一端部附近に、容易に開度
計を取付けることができるものである。
(実施例) 以下本考案の実施例を図について説明する。第
1図は第2図の水門開閉機駆動用歯車装置におけ
る水門開閉機用開度計の部分を拡大して示したも
のである。
第2図において水門開閉機1はそのほとんどが
ケーシング2で覆われている。ケーシング2に水
平に取付けられた駆動軸3の一端は、ケーシング
2の外部に突出し、駆動軸3の突出部3aに捲上
げハンドル結合部4が形成されている。駆動軸3
には歯車5が取付けられ、歯車5は駆動軸3に対
し平行に設けられた歯車軸6の上の歯車7と噛合
つている。歯車軸6にはピニオン8が取付けられ
ており、ピニオン8は水門扉(図示せず)に連結
されたラツク9に係合している。水門を開くとき
は、駆動軸3を手動または動力を使つて所定方向
に回動することにより、歯車5,7を介して、ラ
ツク9を扛上させる。水門を閉じるときは、図示
していないバンドブレーキを緩めることにより、
遠心ブレーキ10を働かせながら、水門扉の自重
を利用してラツク9を降下させる。
既存の水門開閉装置1の歯車軸6の一端は、第
1図に示すように軸受11によつて支持され、ケ
ーシング2附近に迄延出している。一般に軸受1
1の部分は一つの覆い(図示せず)によつて覆わ
れているが、これを取除き、歯車軸6の先端面に
ねじ孔を穿設し、ボルト12をこれにねじこむこ
とによつて太陽歯車13とブツシユ14を、歯車
軸6と同軸線上に固着し、ブツシユ14の回りに
は、ブツシユ14の肩部と太陽歯車13の上面と
の間で保持されたキヤツプ状の目盛盤15を回転
自在に取付ける。目盛盤15の周側面には、第4
図に示すように目盛16が施されている。
一方、装置1のケーシング2には軸受11を取
囲むようにして環状のフレーム17を固設し、フ
レーム17には、太陽歯車13に対向する位置
に、内歯歯車18を固着する。太陽歯車13と内
歯歯車18に同時に噛合うように遊星歯車19が
目盛盤15の裏側に、回転自在に取付けられてい
る。目盛盤15は、遊星歯車19の公転と共に回
動する。この回動に伴つて目盛盤15はその外縁
部の内側で内歯歯車18の外周面と摺動し、かつ
環状のフレーム17との対向面で摺動する。
目盛盤15の周側面上の目盛16はフレーム1
7の周側面上にタツプねじ20aで固定した指針
板20を基準として読みとるものである。
捲上げハンドルを回すことにより、ハンドル結
合部4が回転して、駆動軸3が回転される。これ
によつて歯車機構を介して歯車軸6が回転される
と、内歯歯車18、遊星歯車19、太陽歯車13
を介して目盛盤15が回転される。太陽歯車13
の歯数をS1、内歯歯車18の歯数をS2とすれば遊
星歯車19の公転すなわち目盛盤15の回転は、
太陽歯車13の回転のS1/S1+S2に減速される
(第3図参照)。よつて、ラツク9とピニオン8の
歯数との関連において、水門の全閉から全開まで
の間の歯車軸6の複数の回転に対し、円盤15が
1回転弱の回転をするよう設定し、水門の開度と
それに対応する目盛盤15の回転位置を求め、目
盛盤15の周上にそれに対応する目盛り16を刻
印してあるから、目盛16の回転を指斜20でよ
みとり、水門開閉を確認することができる。ま
た、据付時の目盛16のゼロ調整を行うには、太
陽歯車13の取付ボルト12を緩めることによ
り、歯車軸6と太陽歯車13は自由となる。そし
て、水門の全閉時の、指針20に対する目盛16
をゼロ目盛に合せ、ボルト12を締めて調整が完
了する。
(考案の効果) 本考案は上記のような構成からなるものである
から、水門開閉機の開度計を、既存の水門開閉機
に容易に取付けることができ、また水門開閉の表
示を、部品点数が少く、組立取付が容易な機構に
よつて行うことができるので従来の水門開閉機の
操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部の拡大断面図、
第2図は水門開閉機駆動用歯車装置全体の断面
図、第3図は遊星歯車装置の構成を示す説明図、
第4図は目盛盤と指針の側面図である。 6……歯車軸、8……ピニオン、13……太陽
歯車、15……目盛盤、17……フレーム、18
……内歯歯車、19……遊星歯車。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 水門開閉機の、ラツク扛上用のピニオンを有
    する歯車軸の一端、同一軸線上に太陽歯車を固
    着し、該太陽歯車と、該太陽歯車の回りに位置
    するように固設した内歯歯車との間に、両歯車
    に噛合う遊星歯車を介装させ、前記太陽歯車軸
    の中心軸に対し目盛盤を回転自在に取付け、該
    目盛盤には該遊星歯車を回転自在に装着し、該
    目盛板の周面には目盛を取付けたことを特徴と
    する水門開閉機用開度計。 (2) 前記内歯歯車18はフレーム17を介して装
    置のケーシングに取付けることを特徴とする、
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の水門開閉
    機用開度計。
JP1986110390U 1986-07-18 1986-07-18 Expired JPH0419069Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986110390U JPH0419069Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986110390U JPH0419069Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6318539U JPS6318539U (ja) 1988-02-06
JPH0419069Y2 true JPH0419069Y2 (ja) 1992-04-28

Family

ID=30989348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986110390U Expired JPH0419069Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0419069Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6472689B2 (ja) * 2015-03-19 2019-02-20 株式会社不動テトラ 地盤改良工事又は浚渫工事における不溶性搬送物の搬送方法及びその搬送装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5294616A (en) * 1976-02-04 1977-08-09 Katsuhiko Seki Wooden composite beam

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5151547Y2 (ja) * 1972-02-21 1976-12-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5294616A (en) * 1976-02-04 1977-08-09 Katsuhiko Seki Wooden composite beam

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6318539U (ja) 1988-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN207145729U (zh) 一种电动和手动一体的阀门
JPH0419069Y2 (ja)
US4443112A (en) Planetary gear for date mechanism in a wristwatch
CN107387842A (zh) 一种电动和手动一体的阀门
US4197765A (en) Dial apparatus
CN207267158U (zh) 一种工作台旋转定位机构
US4692031A (en) Moon phase display clock
US2795413A (en) Window operator
CN206159629U (zh) 一种蝶阀用角行程双指示装置
JPH09324872A (ja) 弁開度表示装置
JP2000110963A (ja) 開度計付弁操作機
JP3088237B2 (ja) バルブ用減速機の開度表示機構
CN206420395U (zh) 防水防尘杠杆指示表
JPH0365687U (ja)
JPH04242Y2 (ja)
JP2003042336A (ja) バルブ開度計及びゲート開度計
JPH0710147Y2 (ja) バタフライ弁のモータ制御装置
CN217603485U (zh) 一种可随意调节指示的减速箱
JP3088231B2 (ja) バルブ用減速機の開度表示機構
JP3357209B2 (ja) アナログ時計ムーブメントに於けるホームポジション検出装置
JP2535400Y2 (ja) 遊星歯車式バルブ駆動装置
JPS6247111Y2 (ja)
CN207093884U (zh) 一种小型稳定电动执行器
JP2655380B2 (ja) バタフライ弁の主副弁操作装置
JPH0535259Y2 (ja)