JPH04190545A - 薄型表示管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、真空容器、特に内部が真空になされた薄型表
示管に関するものである。

従来の技術 従来、薄型表示管として用いられる封着容器は、蛍光体
が形成されて表示部を構成する表容器には、主としてガ
ラスが用いられ、その背面を構成する裏容器には、ガラ
スや金属が用いられている。

以下第３図、第４図を参照して、従来の薄型表示管につ
いて説明する。第３Ｖ、第４図においてｌは箱状の表容
器で、主面に蛍光体（図示せず）が形成されている。２
は裏容器で、陰極を有する。

３は信号電極、偏向電極等よりなる面電極、４は表容器
１と裏容器２とを接合して成るガラスフリノ１−である
。第３図は、真空排気前の状態であり、第４図は、真空
排気後の状態を示したものである。

第４図に示す様に真空排気後は真空変形を起ごし、裏容
器２はソリ、表容器１も接合部であるフランジ形状部５
が裏容器２に浴う形で変形を起こした状態となっている
。

発明が解決しようとする課題 こうした状態においては、表容器１は真空変形により高
い応力が発生しており、特に長辺側中央イ・］近のフラ
ンジ形状部５では最大の引張り応力か発生し、僅かなス
リ傷、打痕といったガラスの欠陥があると、そこから破
壊してしまうことがある。

本発明は、上記問題点を解決するもので、特に表容器の
真空変形を抑え、その破壊を防止しまうとするものであ
る。

課題を解決するための手段 上記問題を解決する為に本発明の薄型表示管は、表容器
と裏容器との接着面近傍の裏容器側の一部をンＷくしだ
ものである。

作用 本発明は、裏容器側の一部を薄くすることにより、表容
器の真空変形をおさえ、表容器に発生ずる応力を軽減し
、破壊に対する安全率を向−１−させるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例の薄型表示管について、図面を
参照しながら説明する。

第１図は、真空排気後の状態を示すもので、１は箱状を
なし、内部主面に蛍光体を形成した表容器、２は陰極を
有する裏容器、３は信号電極、偏向電極等よりなる面電
極、４は表容Ｒ８１と裏容器２を接着結合するためのガ
ラスフリット、５はガラス製の表容器１のフランジ形状
部、６ａは裏容器２の周囲に設けた溝部である。

次にこの一実施例の作用について説明する。第１図にお
いて、真空変形により裏容器２は、ツルが、溝部６ａの
ところで裏容器２の剛性がおちる為、溝部６ａで屈曲し
た形で変形を起こし、接合部での変形は緩和され、表容
器１のフランジ形状部５での変形も少なく発生応力も小
さ（なり、破壊に対する安全率を向」ニさせることがで
きる。

第２図は、他の実施例を示すもので、裏容器２の周辺に
薄肉部６ｂを設けている例を示しているが、これも同様
に、裏容器２の板厚が変わる部分で屈曲し、フランツ形
状部５での変形は同様におさえられ、発生応力もおさえ
られる。

発明の効果 本発明は薄型表示管において、裏容器の周辺に剛性の弱
い部分を設けるごとにより、真空変形時に、その部分で
屈曲させ表容器の変形をおさえ、表容器に発生ずる応力
を軽減し、破壊に対する安全率を向上させるものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２Ｍは、おのおの本発明の一実施例における
薄型表示管の真空排気後の要部拡大断面図、第３図は従
来の薄型表示管の真空排気前の要部拡大断面図、第４図
は従来の薄型表示管の真空排気後の要部拡大断面図であ
る。 １　・・・表容器、２・・・・裏容器、３・・・・・・
面電極、４・・・・・・ガラスフリット、５・・・・・
・フランジ形状部、６ａ・・溝部、６ｂ・・・・・薄肉
部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 蛍光体を設けたガラス製の表容器と、陰極を設けた裏容
   器と、両容器の間に設けられた面電極を備え、前記表容
   器と裏容器とをガラスフリットにて封着してなる高真空
   度の薄型表示管において、前記表容器と裏容器との接着
   面近傍の裏容器側の一部の厚みを他の部分にくらべて薄
   くしたことを特徴とする薄型表示管。