JPH04190251A - 作像カートリッジを備えた作像装置 - Google Patents

作像カートリッジを備えた作像装置

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Publication number
JPH04190251A
JPH04190251A JP2319600A JP31960090A JPH04190251A JP H04190251 A JPH04190251 A JP H04190251A JP 2319600 A JP2319600 A JP 2319600A JP 31960090 A JP31960090 A JP 31960090A JP H04190251 A JPH04190251 A JP H04190251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
sheet
cartridge
roller
holding frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP2319600A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hasegawa
博史 長谷川
Hitoshi Sekino
仁志 関野
Katsuyuki Hatama
克之 泰間
Akihito Ikegawa
池側 彰仁
Kazuyoshi Hara
和義 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE69116652T priority patent/DE69116652T2/de
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Priority to US07/795,011 priority patent/US5343223A/en
Publication of JPH04190251A publication Critical patent/JPH04190251A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、作像装置、特に電子写真複写方式によりシー
ト上にトナー画像を形成する作像装置に関する。
従来の技術 従来、レーザビームプリンタや電子写真複写機等の作像
装置の分野において、感光体を収納する作像カートリッ
ジには、感光体とシート搬送路を挾んで対向する転写手
段をも収納した方が、感光体表面がカートリッジのハウ
ジングから露出することはなく、感光体がハウジングに
よって保護されるため、好ましい(例えば、米国特許第
4.786゜938号明細書参照)。
しかし、転写手段として転写ローラを採用した場合、前
述の如く作像カートリッジ内に転写ローラを収納すると
、以下の不都合が生じる。即ち、転写ローラは感光体に
常時圧接状態で保持されるため、紙詰まりが発生し、シ
ートが転写ローラと感光体との間に挟着されると共に装
置本体側に設置された搬送ローラ対にも挟着きれている
場合、紙詰まり処理のために作像カートリッジを作像動
作位置から移動きせると、シートが破れるとか、感光体
に擦り傷が付くおそれがある。
明の目的、構成、作用 そこで、本発明の目的は、転写ローラを作像カートリッ
ジ内へ収納した形態であっても、作像カートリッジを作
像動作位置から移動きせるとき、シートを破損したり感
光体を損傷することのない作像装置を提供することにあ
る。
以上の目的を達成するため、本発明に係る作像装置は、
感光体の周囲に現像装置、転写ローラ、クリーナを一体
的に配置し、これらをハウジングに収納した作像カート
リッジと;この作像カートリッジを着脱可能に保持する
と共に、転写ローラ以降又は以前のシート搬送手段を一
体的に保持し、前記作像カートリッジの作像動作位置と
着脱動作位置との間で移動可能な保持フレームとを備え
ている。
即ち、転写ローラ以降又は以前のシート搬送手段が保持
フレームに一体的に取り付けられ、作像カートリッジと
一体的に作像動作位置と着脱動作位置との間で移動可能
である。従って、シートが感光体と転写ローラとの間及
びシート搬送手段に挾まれている状態で、作像カートリ
ッジを着脱動作位置へ移動させても、シートが破損した
り感光体に擦り傷が発生することはない。
また、本発明に係る作像装置は、装置本体に取り付けら
れたシート搬送手段を、保持フレームが着脱動作位置へ
移動する動作に連動して開放する開放手段を備えている
。これによって、前記作像カートリッジが移動する際、
保持フレームには取り付けられていないシート搬送手段
によるシートの挟着が解除きれ、シートの破損、感光体
の傷発生が回避されることとなる。
実施例 以下、本発明の一実施例について添付図面を参照して説
明する。
[全体構成] 本実施例は、レーザビームによって画像を感光体上に書
き込み、書き込まれた潜像をトナー像とした後シート上
に転写する小型のレーザビームプリンタとして構成され
ている。
このプリンタは、第1図に示すように、概略、プリンタ
本体フレーム1内にシート収容部50、レーザビーム走
査光学系ユニット100、作像カートリッジ150を収
容したものである。オペレータによる操作部は第1図中
左側表面に設けられており、以下第1図中左側を正面側
、右側を奥側と称する。
作像カートリッジ150内には感光体ドラム1601帯
電ブラシ171、現像装置172、転写ローラ180、
クリーニングブレード185が一体的に収納されている
。感光体ドラム160は矢印a方向に回転駆動きれ、そ
の表面は、まず帯電ブラシ171により所定の電位に帯
電され、次に、ハウジング151に形成されたスリット
152から入射されるレーザビームによって静電潜像が
形成される。この静電潜像は現像装置172の現像スリ
ーブ173を通過することによりトナーにて現像される
一方、シートはシート収容部50のトレイ55上に最大
50枚程度の枚数が積層されており、給紙ローラ61の
矢印す方向への回転に基づいてピンチローラ70とに挾
まれて第1図中左側め上方に送り出きれ、ハウジング1
51のシートガイドスリット153から感光体ドラム1
60と転写ローラ180のニップ部へ搬送される。シー
トはここでトナー画像を転写され、シートガイドスリッ
ト154から熱定着装置200へ送り込まれ、排出ロー
ラ211から本体フレーム1の上面へフェースダウンで
、あるいは第1図ウニ点鎖線で示すように略直立きせた
トレイ220の正面側へフェースアップで排出される。
転写後、感光体ドラム160は矢印a方向への回転を続
け、残留トナーはクリーニングブレード185によって
ドラム表面から掻き取られ、ハウジング151の上部に
設けた廃棄トナー室186へ収納される。
[シート収容部コ シート収容部50は、シートを積層状態で保持するトレ
イ55と以下に詳述する光学系ユニット100のハウジ
ング101の底面とでシート収容室51として構成され
ている。
トレイ55は正面側(第1図中左方)に伸び出すことが
でき、その長きはシートサイズによって調整される。シ
ートは全てのサイズにわたって縦置き(シート長辺を給
紙方向と平行にセットする)ときれ、各サイズのシート
のセット状態は第4図に示すとおりである。トレイ55
の最大延長長さは第4図に示すリーガルサイズのシート
を保持する場合であり、本体フレーム1から外部に突出
してシートの後端部を保持する。また、トレイ55上に
は幅方向にスライド自在な一対の幅規制板59が設置き
れ、種々のサイズのシートを幅方向に規制可能となって
いる。
一方、本体フレーム1の正面側は第1図中傾斜部分がシ
ート挿入用の開口10とされ、この開口10はカバー1
1によって覆われている。カバー11はピン12を支点
として上下方向に回動自在であり、シート補給時には第
5図中(I)の角度まで持ち上げられる。また、カバー
11は長いサイズのシート(例えばA4サイズ、リーガ
ルサイズ)をプリントする際、シートの後端が開口10
に位置するか、開口10から外部に突出するため、第1
図又は第5図中(I[)の角度に開口10を開放した状
態でセットされる。
カバー11を(I)又は(I[)の角度で保持するため
、第5図に示す如く、本体フレーム1には板ばね13が
固定され、カバー11の基部には突起14a、 14b
を有するカム14が取り付けられている。カバー11は
、カム14が板ばね13に圧接した状態で回動自在であ
り、上方に回動して突起14bが板ばね13を乗り越え
ると、(I)の角度で保持される。カバー11は、きら
に上方に回動することにより、突起14aが板ばね13
を乗り越えると、(I)の角度で保持される。
また、カバー11はアクリル樹脂等の透明な材料から形
成きれている。これはカバー11が開口10を覆ってい
る場合でも収容室51内のシートの残量を直ちに確認可
能とするためである。
ところで、シート収容室51は、下面がトレイ55によ
って、上面が光学系ユニット100のハウジング101
の底面によって構成きれ、全体的に前記開口10から本
体フレーム1の奥側(給紙部側)に向かって傾斜してい
る。きらに、収容室51は奥側に向かって先細り形状と
きれている。シートはカバー11によって開放された開
口10からトレイ55上に挿入される。このとき、オペ
レータは本体フレーム1の正面側に位置したままで、シ
ートをトレイ55の傾斜に沿って下方にスライドきせる
ことでトレイ55上にセットでき、しかも、挿入される
シートの先端部が先細り形状ときれている収容室51の
上下面で案内されるため、シートの補給作業が容易であ
る。
また、光学系ユニット100のハウジング101の底面
は、第20図に示すように、両側に窪み102゜102
を有する。この窪み102は、収容室51に葉書等小型
サイズのシートを収容した場合、これらを取り出す際に
収容室51内に手を入れるスペースとなり、シートの取
出し作業が容易となる。
[給紙機構] 給紙機構60は、前記シート収容室51のシート挿入方
向先端部分に設置され、第6図に示す如く、給紙ローラ
61とカム65、押上げ棒66、シートさばき用パッド
67、ピンチローラ70とで構成されている。また、前
記トレイ55の先端部分にはシート押上げ板56が連結
されており、この押上げ板56はビン57を介してトレ
イ55に対して上下方向に回動自在であり、かつ、押上
げ棒66と一体的に構成きれている。カム65は給紙ロ
ーラ61と同軸に固定され、円弧部65aと曲面部65
bとで構成されている。押上げ棒66は図示しないばね
部材によって常時上方に付勢され、その先端はカム65
の外周面(円弧部65a、曲面部65b)に当接する。
カム65はシート1枚の給紙につき給紙ローラ61と一
体的に矢印す方向に1回転する。給紙開始時においてカ
ム65は第6図の位置(角変位0°)にあり、押上げ棒
66の先端は曲面部65bに対向しており、上方への移
動が許容された状態にある。これによって、押上げ板5
6も略水平状態に持ち上げられ、押上げ板56に積載き
れたシートの先端が給紙ローラ61に圧接している。こ
の状態で給紙ローラ61及びカム65が矢印す方向に回
転駆動されると、最上層のシートが給紙ローラ61の回
転に同期して送り出され始め、押上げ棒66は曲面部6
5bの形状に沿って下降する。カム65が72度変位し
たとき、第8図(b)に示すように、押上げ棒66は位
置Aまで下降し、これに連動して押上げ板56が下方へ
回動し、シートと給紙ローラ61との接触が解除される
。このとき、送り出きれたシートの先端部は給紙ローラ
61とピンチローラ70とに挾み込まれ、給紙ローラ6
1の回転により第1図右斜め方向へ作像カートリッジ1
50のシートガイドスリット153へ向かって搬送され
る。給紙ローラ61は給紙時において1回転し、1回転
するとシートの先端部は感光体ドラム160と転写ロー
ラ180に挾み込まれる。
従って、給紙ローラ61の回転停止以後、シートは感光
体ドラム160の回転に基づいて搬送される。
一方、シートさばき用パッド67は、給紙ローラ61に
対して、図示しないばね部材によって、ピンチローラ7
0の直前で接触可能に設置層れている。
このパッド67は押上げ板56が上方に位置し、シート
が給紙ローラ61に接触しているときに(角変位0〜9
0度)、給紙ローラ61に接触し、シートが二重送りさ
れることを防止する。また、カム65によって押上げ棒
66が押し下げられて押上げ板56が下方に移動すると
(角変位90〜351度)、押上げ板56がパッド保持
部材68の受は部69を押し下げ、パッド67は給紙ロ
ーラ61に対する接触を解除される。
前記受は部69はトレイ55上に挿入きれたシート先端
の位置規制も行なう。
以上の構成からなる給紙機構60において、シートは給
紙されると直進することなく直ちに給紙ローラ61の周
囲に沿って上方に送り出される。従って、シート搬送経
路が短くなり、プリンタが全体的に小型化されることに
なる。
[作像カートリッジ] 作像カートリッジ150は、第9図に示すように、ハウ
ジング151内に感光体ドラム160、帯電ブラシ17
1、現像装置172、転写ローラ180、クリーニング
ブレード185が収納きれている。現像装置172は現
像スリーブ173を有し、トナーは隔壁155で仕切ら
れたトナータンク174に充填されており、羽根部材1
75の矢印C方向への回転に基づいて窓部155aを通
じて現像スリーブ173へ供給される。
ハウジング151にはレーザビーム入射用スリット15
2、シートガイドスリット153.154が形成され、
上部はクリーニングブレード185で感光体ドラム16
0の表面から掻き取られた廃棄トナーのタンク186と
きれている。この作像カートリッジ150は、第3図に
示すように、本体フレーム1に支軸20を介して上下方
向に回動自在に設置きれた保持フレーム21に着脱可能
である。保持フレーム21には、第11図、第12図に
示すように、ホルダ25が固定きれ、作像カートリッジ
150はこのホルダ25に挿入した状態で保持される。
作像カートリッジ150は感光体の寿命ないしはトナー
の使い切りによって新しいものと交換される。交換は、
保持フレーム21を第3図に示す状態にまで持ち上げて
、作像カートリッジ150をホルダ25に着脱すること
により行なわれる0作像カートリッジ150はハウジン
グ151の上面に設けた突起155がホルダ25の突片
26に当接することにより、保持フレーム21に対する
挿入位置を位置決めされ、かつ、保持フレーム21の天
井板22の裏面に設けた板ばね23にてホルダ25に圧
接保持される(第3図参照)。
この着脱動作位置から保持フレーム21を下方へ回動さ
せると、作像カートリッジ150が本体フレーム1内に
セットされる。即ち、作像カートリッジ150は、ハウ
ジング151の両側に突出、した感光体ドラム160の
支軸161が、第3図に示すように、本体フレーム1に
固定したフレーム30の溝部31に当接し、かつ、ハウ
ジング151の下面に形成した凹部155が光学系ユニ
ット100のハウジング101に形成した凸部103に
当接することにより、本体フレーム1内での作像動作位
置を決められる。
作像カートリッジ150が作像動作位置にセットきれた
とき、最も正確に位置決めされなければならないのは、
感光体ドラム160である。本実施例では作像動作位置
での位置決めを感光体ドラム160の支軸161にて行
なうようにしたため、感光体ドラム160の位置決め精
度が向上する。また、ハウジング151は光学系ユニッ
ト100のハウジング101の凸部103によって光学
系ユニット100のレーザビーム出射窓部105に近い
箇所でも位置決めされる。これによってレーザビーム出
射窓部105に対してレーザビーム入射用スリット15
2が正確に位置決めされる。
次に、ハウジング151の形状について説明する。
ハウジング151は、第10図、第11図に示されてい
る用に、装着方向先端部151aが装着方向Xに凸とな
るようななだらかな曲面形状とされ、後端部151bも
離脱方向(矢印Xとは逆方向)に凸となるようななだら
かな曲面形状ときれている。また、先端部151aと後
端部151bとの連続部151cはなだらかな平面形状
ときれている。具体的には、先端部151a及び後端部
151bは装着方向Xに直交する軸を中心とした略円筒
形状とされている。
ハウジング151の外形を以上の如き形状としたのは、
オペレータが作像カートリッジ150を交換する際、ハ
ウジング151の外形がたまご形に見えることから、角
張った取り扱いの難しそうなイメージよりも、丸みをお
びたやわらかで、取り扱いやすいイメージをいだかせる
ことにある。また、作像カートリッジ150を交換する
際、オペレータは手でハウジング151の後端部151
bを把持することとなるが、この場合にも後端部151
bが曲面形状である方が手のひらになじみやすい。さら
に、作像カートリッジ150を梱包する際においても、
ハウジング151が曲面形状であるために梱包を破くこ
とがない。
実際上、ハウジング151の後端部151bは、高き寸
法が約2〜8cmであること、即ち、オペレータが手で
後端部151bを把持しやすい寸法とされていることが
好ましい。ハウジング151を手で把持した際の滑りを
防止するには、第10図に示すように、後端部151b
の表面に多数の凹凸部151dを幅方向に延設すればよ
い。
さらに、第9図に示すように、感光体ドラム160はハ
ウジング151の先端部151aの略中心部に配置され
、現像装置172、転写ローラ180、クリーニングブ
レード185もハウジング151の奥側に配置きれてい
る。これらの部分はトナー粉煙が発生しやすく、トナー
粉煙はレーザビーム入射用スリット152を通じて、光
学系ユニット100を汚したり、外部に漏れる。感光体
ドラム160をハウジング151内の光学系ユニット1
00より離れた位置に配置すれば、スリット152が長
くなり、その分トナー粉煙による光学系ユニット100
の汚れを防止することができる。また、作像カートリッ
ジ150内のレーザビームの光路を長く確保できるため
、作像カートリッジ150内部の感光体ドラム160を
外光より保護するシャッタを設ける必要がなくなる。
[シート搬送経路コ 本実施例において、シート搬送経路は、第1図に示すよ
うに、シート収容部50と給紙機構60と縦搬送路80
と、排紙手段210とで構成されている。
縦搬送路80は、本体フレーム1の奥側に位置し、給紙
ローラ61とピンチローラ70、シートガイドスリット
153,154 、感光体ドラム160と転写ローラ1
80、定着装置200にて構成されている。
排紙手段210は排出ローラ211、送出しローラ21
2、トレイ220を主たる構成要素としている。
トレイ220は、第13図、第15図に示すように、保
持フレーム21に設けた排紙方向切換えブロック25に
支軸221を支点として回動自在に取り付けられている
。ブロック25内には排紙形態をフェースダウン排紙と
フェースアップ排紙とに切り換える切換え爪30が設置
きれている。切換え爪30はピン31を支点として回動
自在ときれ、ブロック25の表面に設けたカバー32の
一端にレバー34を介して連結きれている。カバー32
はピン33を支点として回動自在であり、オペレータに
よって開閉可能である。カバー32がブロック25の開
口26を閉鎖しているとき、切換え爪30はシートガイ
ド面27と同一面上に位置し、排出ローラ211から搬
送されてくるシートを表面30gによって案内する(第
14図参照)、このとき、シートは画像面を下方に向け
て(フェースダウン)送出しローラ212を介して保持
フレーム21の排出口24から本体フレーム1の上面に
排出される。また、前記トレイ220は、第1図ウニ点
鎖線で示すように、上方に回動され、ブロック25の上
方に略直立した状態にセット可能である。従って、シー
トはフェースダウン排紙の場合、前記保持フレーム21
の天井板22上及び本体フレーム1の天井板2上に排出
される。長サイズのシートに対しては前記カバー11を
(1)の角度にセットすることにより、シート受は台と
して機能させることができる。
一方、フェースアップ排紙を行なうには、第15図に一
点鎖線で示されているように、トレイ220を若干奥側
に傾斜させた略直立状態とし、カバー32を開ける。こ
れにて、切換え爪30がフェースダウン排紙通路に突出
し、排出ローラ211から搬送されてくるシートを裏面
30bによって案内する。このとき、シートは画像面を
正面側に向けて(フェースアップ)トレイ220上に排
出される。
なお、図示きれていないが、ブロック25内にはシート
をトレイ220へ排出するためのローラ対が設置される
必要がある。また、カバー32の開閉動作をトレイ22
0の開閉動作に連動させてもよい。
この場合にはフェースダウン排紙時、シートは本体フレ
ーム1の上面を覆っているトレイ220上に排出される
こととなる。
一方、本レーザビームプリンタをフェースダウン排紙の
みで構成する場合には、前記排紙方向切換えブロック2
5に代えて、第16図、第17図に示すように、シート
ガイドブロック40を保持フレーム21上に取り付ける
。この場合、シートは、排出ローラ211によって搬送
力を付与され、ガイド面41にガイドされてその進路を
正面側に変更され、画像面を下方に向けた状態(フェー
スダウン)で天井板22,2上に排出される。
以上説明したように、本実施例においては、シート搬送
経路が本体フレーム1の内面に略沿った状態で構成され
ているため、プリンタ全体がコンパクトとなる。特に、
フェースダウン排紙においてシートは正面側、即ち、オ
ペレータに近付く方向に排出され、オペレータが排出さ
れたシートを取り出すのに好都合である。また、前記作
像カートリッジ150には給紙機構60、縦搬送路80
、排紙手段210によって囲まれ、本体フレーム1の内
部スペースが有効に利用きれている。きらに、定着装置
200は縦搬送路80の上部であって本体フレーム1の
奥側に配置されている。従って、定着装置200かもの
放熱性が良好となり、以下に説明する紙詰まり処理やメ
ンテナンスの際、オペレータが不用意に定着装置に触れ
る危険性が少なくなる。
きらに、フェースアップ排紙にあっては、シートはトレ
イ220上に画像面をオペレータの位置する正面に向け
て排出されるため、オペレータにとって排出されたシー
トの画像をプリンタ操作時の姿勢のまま直ちに確認でき
る。しかも、トレイ220は本体フレーム1の上方に略
直立した状態で設置されるため、トレイ設置用の床スペ
ースが不要となる。
[シート搬送路の開放コ 前記作像カートリッジ150は本体フレーム1に対する
着脱のため、保持フレーム21と共に上方へ回動可能と
きれている(第3図参照)0作像カートリッジ150は
、さらに略直立状態まで回動することができる(第2図
参照)、この状態でシートが紙詰まりを生じた場合の処
理や本体内部のメンテナンスが行なわれる。
ところで、作像カートリッジ150が本実施例の如く上
方に回動してシート搬送路を開放可能とされており、か
つ感光体ドラム160に転写ローラ180が常時圧接し
た構成であると、シートが感光体ドラム160と転写ロ
ーラ180との間に挾まれると共に他の搬送手段にも挾
まれている場合、作像カートリッジ150を上方ムロ動
きせて搬送路を開放すると、シートを破損するか、感光
体に擦り傷が付くおそれを有する。転写部よりも下流側
のシート搬送手段、即ち、定着装置200 、排出ロー
ラ211は作像カートリッジ150と一体的に保持フレ
ーム21に取り付けられているため、前述したおそれは
生じない、一方、転写部よりも上流側にあってはシート
が給紙ローラ61とピンチローラ70との間に挾み込ま
れて紙詰まりを生じた場合の対策が必要となる。そのた
め、本実施例ではピンチローラ70にレバー71を設け
、支軸72を支点として回動自在とした0作像カートリ
ッジ150が作像動作位置(第1図参照)にあるとき、
ハウジング151の先端部151aの下面がレバー71
の先端に当接することにより、ピンチローラ70は時計
回り方向に付勢きれて給紙ローラ61に当接する。一方
、作像カートリッジ150が上方に持ち上げられるとレ
バー71はフリーとなり、ピンチローラ70は自重でレ
バー71と共に反時計回り方向に回動し、給紙ローラ6
1から離れる。以上の動作によって紙詰まりを生じたシ
ートが給紙ローラ61とピンチローラ70との挟着を解
除され、シートの破損、感光体の損傷が未然に防止され
る。
[光学系ユニットコ 光学系ユニット100は、第18図、第19図に示すよ
うに、ハウジング101内に半導体レーザとフリメータ
レンズとからなる光源ユニット110、折り返しミラー
111、ポリゴンミラー112、折り返しミラー113
、トロイダルミラー114及び走査開始位置検出用セン
サ115を収容したものである。
レーザビームは画像情報に基づいて変調きれて光源ユニ
ット110から放射され、折り返しミラー111を介し
てポリゴンミラー112で一平面上に等角速度で走査き
れ、きらに折り返しミラー113を介してトロイダルミ
ラー114からハウジング101の窓部105を通じて
前記作像カートリッジ150のスリット152へ入射し
、感光体ドラム160上に結像する。
窓部105にはガラス106が貼り付けられ、また第1
図に示すようにシャッタ120が設置きれている。シャ
ッタ120はピン122を支点として回動自在であり、
レバ一部121がハウジング101の外方に突出してい
る。作像カートリッジ150が作像位置にセットされて
いるとき、レバ一部121には保持フレーム21の図示
しない突部が当接し、シャッタ120が窓部105を開
放する。一方、保持フレーム21が作像カートリッジ1
50と共に持ち上げられると、レバ一部121への規制
が解除され、シャッタ120は自重で第1図中時計回り
方向に回動し、窓部105を閉じる。
前記ポリゴンミラー112はハウジング101の底面で
あって両側の窪み102の間に位置する平面部103(
第20図参照)に設置されている。ポリゴンミラー11
2等の光学部品は取付けの位置精度が要求されるため、
ハウジング101の平面部に取り付けられる。従って、
シート収容部50内へ手を入れるために設けられる窪み
102は光学部品が取り付けられていない部分に形成さ
れる。
本実施例において、レーザビームは光学系ユニット10
0から本体フレーム1内の奥側に向かって出射される。
従って、オペレータにとっては安全であり、また本レー
ザビームプリンタには保持フレーム21が持ち上げられ
る際には図示しないセンサが作動し、光源ユニット11
0からのレーザビームの放射を停止きせる安全回路が組
み込まれている。従って、前記シャッタ120は万が−
の場合の安全対策である。さらに、実施例では、作像カ
ートリッジ150のハウジング151の後端部151b
の表面であってスリット152の周囲を黒く着色した。
もし、レーザビームが放射されている状態で作像カート
リッジ150を持ち上げた場合、光路を横切るハウジン
グ151の表面によってレーザビームがオペレータ側に
反射するおそれがある。従って、レーザビームが反射す
る可能性のあるハウジング151の表面を非反射面とす
ることにより、レーザビームがオペレータを照射する危
険性が回避される。また、ハウジング151の該当表面
にサンドブラスト処理等を施して乱反射面としてもよい
さらに、光学系ユニット100は光路の一部、即ち、折
り返しミラー113の部分が作像カートリッジ150と
シート収容部50との間に配置きれている。
このような配電によって、本体フレーム1内のスペース
が有効に活用され、プリンタ全体をコンパクト化できる
なお、前記実施例においては、転写ローラ180以降の
シート搬送手段を作像カートリッジ150と共に保持フ
レーム21に保持する形態を示しているが、転写ローラ
180以前のシート搬送路を作像カートリッジ150と
共に保持フレーム21に保持するようにして、転写ロー
ラ180以降のシート搬送手段を本体フレーム1に保持
するようにしてもよい。
この場合、保持フレーム21を着脱動作位置に移動きせ
る動作に連動して、本体フレーム1に取り付けられてい
る転写ローラ180以降のシート搬送手段を開放する必
要がある。
光肌府例玉 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、作像カ
ートリッジに感光体、転写ローラ等を収納し、この作像
カートリッジを着脱可能に保持する保持フレームに、転
写ローラ以降又は以前のシート搬送手段を一体的に設け
たため、これらのシート搬送手段は作像カートリッジと
一体的に作像装置位置と着脱動作位置との間で移動し、
たとえシートが感光体と転写ローラとの間及びシート搬
送手段に挾み込まれていても、作像カートリッジの着脱
動作位置への移動によってシートが破れたり、感光体に
傷が付くおそれはない。
あるいは、本発明によれば、作像装置本体に取り付けら
れたシート搬送手段を、前記保持フレームが着脱動作位
置へ移動する動作に連動して開放するようにしたため、
前記同様に作像カートリッジの移動によってシートが破
れたり、感光体に傷が付くおそれはない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る作像装置の一実施例であるレーザビ
ームプリンタを示す。第1図はプリンタの内部構成を示
す断面図、第2図、第3図は作像カートリッジを持ち上
げた状態を示す断面図である。第4図はシートトレイ上
でのシート載置状態を示す説明図、第5図はシート挿入
用開口のカバーを示す部分断面図である。第6図は給紙
機構の正面図、第7図は給紙ローラの角変位に対する押
上げ棒の変位を示すグラフ、第8図は給紙ローラの角変
位に対する押上げ棒の変位を示す動作説明図である。第
9図は作像カートリッジの断面図、第10図は作像カー
トリッジの斜視図、第11図は作像カートリッジとホル
ダの斜視図、第12図は作像カートリッジをホルダに装
着した状態を示す斜視図である。第13図は排紙方向切
換え部の断面図、第14図、第15図は排紙方向切換え
ブロックの拡大断面図である。第16図はシートガイド
ブロックを示す斜視図、第17図は第16図の断面図で
ある。第18図は光学系ユニットの断面図、第19図は
レーザビーム光路図、第20図は光学系ユニットの斜視
図である。 1・・・本体フレーム、21・・・保持フレーム、5o
・・・シート収容部、60・・・給紙機構、61・・・
給紙ローラ、7゜・・・ピンチローラ、71・・・レバ
ー、8o・・・縦搬送路、150・・・作像カートリッ
ジ、151・・・ハウジング、160・・・感光体ドラ
ム、172・・・現像装置、180・・・転写ローラ、
200・・・定着装置、210・・・排紙手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、感光体の周囲に現像装置、転写ローラ、クリーナを
    一体的に配置し、これらをハウジングに収納した作像カ
    ートリッジと、 前記作像カートリッジを着脱可能に保持すると共に、転
    写ローラ以降又は以前のシート搬送手段を一体的に保持
    し、前記作像カートリッジの作像動作位置と着脱動作位
    置との間で移動可能な保持フレームと、 を備えていることを特徴とする作像装置。 2、前記保持フレームに一体的に保持されているシート
    搬送手段には熱定着装置が含まれていることを特徴とす
    る請求項1記載の作像装置。 3、作像装置本体に取り付けられ、前記保持フレームに
    保持されていないシート搬送手段を、保持フレームが前
    記着脱動作位置へ移動する動作に連動して開放させる開
    放手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の作
    像装置。 4、前記保持フレームの動作に連動して開放されるシー
    ト搬送手段は、給紙ローラに圧接するピンチローラであ
    ることを特徴とする請求項3記載の作像装置。
JP2319600A 1990-11-23 1990-11-23 作像カートリッジを備えた作像装置 Pending JPH04190251A (ja)

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DE69116652T DE69116652T2 (de) 1990-11-23 1991-11-19 Bilderzeugungsgerät
EP91119746A EP0487040B1 (en) 1990-11-23 1991-11-19 Image forming apparatus
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Cited By (3)

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