JPH04187969A - 解凍機の解凍制御装置と解凍機能付冷蔵庫の解凍制御装置 - Google Patents
解凍機の解凍制御装置と解凍機能付冷蔵庫の解凍制御装置Info
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- JPH04187969A JPH04187969A JP31909090A JP31909090A JPH04187969A JP H04187969 A JPH04187969 A JP H04187969A JP 31909090 A JP31909090 A JP 31909090A JP 31909090 A JP31909090 A JP 31909090A JP H04187969 A JPH04187969 A JP H04187969A
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- heater
- food
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- thawing
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2700/00—Means for sensing or measuring; Sensors therefor
- F25D2700/16—Sensors measuring the temperature of products
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D31/00—Other cooling or freezing apparatus
- F25D31/005—Combined cooling and heating devices
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は冷凍食品などを短時間で適温まで解凍するため
に経験則を基にした解凍の制御ルールと、それを構成す
るファジィ変数のメンバーシップ関数とによって、冷凍
食品の厚さを推論し、さらに送風装置およびヒータの最
適な操作量とを推論して、その結果を出力するようにし
た解凍機の解凍制御装置と解凍機能付冷蔵庫の解凍制御
装置に関するものである。
に経験則を基にした解凍の制御ルールと、それを構成す
るファジィ変数のメンバーシップ関数とによって、冷凍
食品の厚さを推論し、さらに送風装置およびヒータの最
適な操作量とを推論して、その結果を出力するようにし
た解凍機の解凍制御装置と解凍機能付冷蔵庫の解凍制御
装置に関するものである。
従来の技術
近年、冷凍食品の使用頻度が非常に高くなっている。冷
凍食品を調理するには解凍する必要があるが、現在一般
家庭用あるいは業務用の解凍機としては、ヒータを使用
したもの、誘電加熱を使用したもの等がある。
凍食品を調理するには解凍する必要があるが、現在一般
家庭用あるいは業務用の解凍機としては、ヒータを使用
したもの、誘電加熱を使用したもの等がある。
また、冷蔵庫(冷凍冷蔵庫も含む)は食品などの貯蔵を
基本機能とするものであるが、近年では更に付加機能を
持たせたものが現われ始めた。その付加機能の一つが解
凍である。この解凍は必要に応じて食品を適温になるま
で解凍するもので、例えば「急なお客さんで冷凍魚を大
至急解凍したい」や「肉を早く解凍して料理したい」な
どの時に利用でき、また冷凍食料品などを生に近い状態
にまでスピード解凍ができるなどの利点がある。
基本機能とするものであるが、近年では更に付加機能を
持たせたものが現われ始めた。その付加機能の一つが解
凍である。この解凍は必要に応じて食品を適温になるま
で解凍するもので、例えば「急なお客さんで冷凍魚を大
至急解凍したい」や「肉を早く解凍して料理したい」な
どの時に利用でき、また冷凍食料品などを生に近い状態
にまでスピード解凍ができるなどの利点がある。
従来の冷蔵庫などの解凍制御装置では、例えば松下電器
産業株式会社のNR−F40VP1 <平成2年3月発
売)のようなものがある。これは、解凍を開始する前に
、あらかじめ食品の厚さを厚め、薄め、普通の3種類が
ら、また食品の種別を肉、魚、加工食品の3種類から、
それぞれユーザーが選択するスイッチを備えている。そ
して、解凍の制御は、これら2種類の選択結果により、
あらかじめ決められた通電率に従ってヒータが制御され
るものであった。例えば、薄めの時には、通電率は80
〜100%、厚めの時には、30〜80%である。これ
は、食品が厚い時は、食品の中心温度が上昇するまで時
間がかかるので、表面のみ温度が上がらないように低い
通電率で徐々に加熱する必要があるからである。
産業株式会社のNR−F40VP1 <平成2年3月発
売)のようなものがある。これは、解凍を開始する前に
、あらかじめ食品の厚さを厚め、薄め、普通の3種類が
ら、また食品の種別を肉、魚、加工食品の3種類から、
それぞれユーザーが選択するスイッチを備えている。そ
して、解凍の制御は、これら2種類の選択結果により、
あらかじめ決められた通電率に従ってヒータが制御され
るものであった。例えば、薄めの時には、通電率は80
〜100%、厚めの時には、30〜80%である。これ
は、食品が厚い時は、食品の中心温度が上昇するまで時
間がかかるので、表面のみ温度が上がらないように低い
通電率で徐々に加熱する必要があるからである。
発明が解決しようとする課題
しかしこのような構成では、解凍前に必ず解凍食品の厚
さ設定用スイッチを操作する必要があり、操作が煩雑で
ある。また、厚さはユーザーが百分量で選択しており、
必ずしも正確な設定にならないおそれがある。また、設
定が3種類しがないため、それぞれの食品の厚さに合っ
たきめ細かな解凍が不可能であるなどの課題があった。
さ設定用スイッチを操作する必要があり、操作が煩雑で
ある。また、厚さはユーザーが百分量で選択しており、
必ずしも正確な設定にならないおそれがある。また、設
定が3種類しがないため、それぞれの食品の厚さに合っ
たきめ細かな解凍が不可能であるなどの課題があった。
さらにまた、解凍中は常に一定のヒータ能力で解凍して
いるため、例えば目標とする表面温度で解凍動作を中止
したとしてもその余韻で更に解凍が進み目標とする温度
より高い温度となってしまう(一般に言うオーバーシュ
ートの状態となる)。
いるため、例えば目標とする表面温度で解凍動作を中止
したとしてもその余韻で更に解凍が進み目標とする温度
より高い温度となってしまう(一般に言うオーバーシュ
ートの状態となる)。
しかも解凍終了後は一般の温度制御しかしないために、
−度上昇した温度はなかなかもとの温度には戻らない。
−度上昇した温度はなかなかもとの温度には戻らない。
この場合、食品が煮えるなどの最悪状態は避けられるが
、やはり過熱を生じ、なおかつその高温状態がしばらく
続くために、食品が腐敗しやすくなり品質の劣化の恐れ
は十分にある。
、やはり過熱を生じ、なおかつその高温状態がしばらく
続くために、食品が腐敗しやすくなり品質の劣化の恐れ
は十分にある。
また食品としては最適な温度より高くなっているために
、その食品の持つ風味や味を損ねることとなる。またこ
れを防止するには例えば、目標とする表面温度を低めに
設定するなどが考えられるが、この場合は逆に加熱不足
が生じ、表面のみ解凍され中身が解凍されていないとい
う解凍不足のために同じくその食品の持つ風味や味を損
ねることとなるという課題があった。
、その食品の持つ風味や味を損ねることとなる。またこ
れを防止するには例えば、目標とする表面温度を低めに
設定するなどが考えられるが、この場合は逆に加熱不足
が生じ、表面のみ解凍され中身が解凍されていないとい
う解凍不足のために同じくその食品の持つ風味や味を損
ねることとなるという課題があった。
本発明は上記課題を解消するために、食品の厚さを自動
的に判定し厚さに応じた適切な電力でヒータを操作して
食品を解凍することができるとともに、解凍が過剰にな
って品質が劣化したり解凍不足となって食品の持つ風味
や味を損ねることのない、解凍機の解凍制御装置と解凍
機能付冷蔵庫の解凍制御装置とを提供することを目的と
する。
的に判定し厚さに応じた適切な電力でヒータを操作して
食品を解凍することができるとともに、解凍が過剰にな
って品質が劣化したり解凍不足となって食品の持つ風味
や味を損ねることのない、解凍機の解凍制御装置と解凍
機能付冷蔵庫の解凍制御装置とを提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段
上記目的を達成するために本発明の解凍機の解凍制御装
置は、解凍室と、前記解凍室に入れられた食品を上面か
ら加熱する上面ヒータと、前記解凍室に入れられた前記
食品を下面から加熱する下面ヒータと、この下面ヒータ
から一定距離以上隔たり前記食品の下面に当接する下面
温度セシサと、前記下面温度センサの出力から前記食品
の下面温度を検出する下面温度検出手段と、前記下面温
度検出手段の出力の変化率を出力する下面温度変化率出
力手段と、前記下面温度変化率出力手段の出力の情報に
対し前記食品の厚さを求めるための経験則に基づく制御
ルールを記憶する第1のメモリ装置と、前記下面温度変
化率出力手段の出力の情報と前記第1のメモリ装置から
取り出された制御ルールとに基づいてファジィ論理演算
を行ない、前記食品の厚さを判定する第1のファジィ推
論手段と、前記第1のファジィ推論手段により判定した
前記食品の厚さに対し、前記上面ヒータと前記下面ヒー
タとの操作量を求めるための経験則に基づく制御ルール
を記憶する第2のメモリ装置と、前記第2のメモリ装置
から取り出された制御ルールに基づいてファジィ論理演
算を行ない、前記上面ヒータと前記下面ヒータとの加熱
開始時の操作量を演算する第2のファジィ推論手段と、
前記下面温度検出手段の出力と前記下面温度変化率出力
手段の出力の情報に対し前記上面ヒータと前記下面ヒー
タとの加熱開始後の操作量を求めるための経験則に基づ
く制御ルールを記憶する第3のメモリ装置と、前記下面
温度検出手段の出力と前記下面温度変化率出力手段の出
力の情報と前記第3のメモリ装置から取り出された制御
ルールとに基づいてファジィ論理演算を行ない、前記上
面ヒータと前記下面ヒータとの加熱開始後の操作量を演
算する第3のファジィ推論手段とを備えたことを特徴と
している。
置は、解凍室と、前記解凍室に入れられた食品を上面か
ら加熱する上面ヒータと、前記解凍室に入れられた前記
食品を下面から加熱する下面ヒータと、この下面ヒータ
から一定距離以上隔たり前記食品の下面に当接する下面
温度セシサと、前記下面温度センサの出力から前記食品
の下面温度を検出する下面温度検出手段と、前記下面温
度検出手段の出力の変化率を出力する下面温度変化率出
力手段と、前記下面温度変化率出力手段の出力の情報に
対し前記食品の厚さを求めるための経験則に基づく制御
ルールを記憶する第1のメモリ装置と、前記下面温度変
化率出力手段の出力の情報と前記第1のメモリ装置から
取り出された制御ルールとに基づいてファジィ論理演算
を行ない、前記食品の厚さを判定する第1のファジィ推
論手段と、前記第1のファジィ推論手段により判定した
前記食品の厚さに対し、前記上面ヒータと前記下面ヒー
タとの操作量を求めるための経験則に基づく制御ルール
を記憶する第2のメモリ装置と、前記第2のメモリ装置
から取り出された制御ルールに基づいてファジィ論理演
算を行ない、前記上面ヒータと前記下面ヒータとの加熱
開始時の操作量を演算する第2のファジィ推論手段と、
前記下面温度検出手段の出力と前記下面温度変化率出力
手段の出力の情報に対し前記上面ヒータと前記下面ヒー
タとの加熱開始後の操作量を求めるための経験則に基づ
く制御ルールを記憶する第3のメモリ装置と、前記下面
温度検出手段の出力と前記下面温度変化率出力手段の出
力の情報と前記第3のメモリ装置から取り出された制御
ルールとに基づいてファジィ論理演算を行ない、前記上
面ヒータと前記下面ヒータとの加熱開始後の操作量を演
算する第3のファジィ推論手段とを備えたことを特徴と
している。
また、上記目的を達成するために本発明の解凍機能付冷
蔵庫の解凍制御装置は、冷蔵庫内に設けられた解凍室と
、前記解凍室に低温の空気を送る送風装置と、前記解凍
室に入れられた食品を上面から加熱する上面ヒータと、
前記解凍室に入れられた前記食品を下面から加熱する下
面ヒータと、この下面ヒータから一定距離以上隔たり前
記食品の下面に当接する下面温度センサと、前記下面温
度センサの出力から前記食品の下面温度を検出する下面
温度検出手段と、前記下面温度検出手段の出力の変化率
を出力する下面温度変化率出力手段と、前記下面温度変
化率出力手段の出力の情報に対し前記食品の厚さを求め
るための経験則に基づく制御ルールを記憶する第1のメ
モリ装置と、前記下面温度変化率出力手段の出力の情報
と前記第1のメモリ装置から取り出された制御ルールと
に基づいてファジィ論理演算を行ない、前記食品の厚さ
を判定する第1のファジィ推論手段と、前記第1のファ
ジィ推論手段により判定した前記食品の厚さに対し、前
記上面ヒータと前記下面ヒータとの操作量を求めるため
の経験則に基づく制御ルールを記憶する第2のメモリ装
置と、前記第2のメモリ装置から取り出された制御ルー
ルに基づいてファジィ論理演算を行ない、前記上面ヒー
タと前記下面ヒータとの加熱開始時の操作量を演算する
第2のファジィ推論手段と、前記下面温度検出手段の出
力と前記下面温度変化率出力手段の出力の情報に対し前
記送風装置と前記上面ヒータと前記下面ヒータとの加熱
開始後の操作量を求めるための経験則に基づく制御ルー
ルを記憶する第3のメモリ装置と、前記下面温度検出手
段の出力と前記下面温度変化率出力手段の出力の情報と
前記第3のメモリ装置から取り呂された制御ルールとに
基づいてファジィ論理演算を行ない、前記送風装置と前
記上面ヒータと前記下面ヒータとの加熱開始後の操作量
を演算する第3のファジィ推論手段と、前記解凍室の温
度を検出する室内温度検出手段と、前記室内温度検出手
段から得られた情報より前記送風装置を制御する送風装
置制御手段とを備えたことを特徴としている。
蔵庫の解凍制御装置は、冷蔵庫内に設けられた解凍室と
、前記解凍室に低温の空気を送る送風装置と、前記解凍
室に入れられた食品を上面から加熱する上面ヒータと、
前記解凍室に入れられた前記食品を下面から加熱する下
面ヒータと、この下面ヒータから一定距離以上隔たり前
記食品の下面に当接する下面温度センサと、前記下面温
度センサの出力から前記食品の下面温度を検出する下面
温度検出手段と、前記下面温度検出手段の出力の変化率
を出力する下面温度変化率出力手段と、前記下面温度変
化率出力手段の出力の情報に対し前記食品の厚さを求め
るための経験則に基づく制御ルールを記憶する第1のメ
モリ装置と、前記下面温度変化率出力手段の出力の情報
と前記第1のメモリ装置から取り出された制御ルールと
に基づいてファジィ論理演算を行ない、前記食品の厚さ
を判定する第1のファジィ推論手段と、前記第1のファ
ジィ推論手段により判定した前記食品の厚さに対し、前
記上面ヒータと前記下面ヒータとの操作量を求めるため
の経験則に基づく制御ルールを記憶する第2のメモリ装
置と、前記第2のメモリ装置から取り出された制御ルー
ルに基づいてファジィ論理演算を行ない、前記上面ヒー
タと前記下面ヒータとの加熱開始時の操作量を演算する
第2のファジィ推論手段と、前記下面温度検出手段の出
力と前記下面温度変化率出力手段の出力の情報に対し前
記送風装置と前記上面ヒータと前記下面ヒータとの加熱
開始後の操作量を求めるための経験則に基づく制御ルー
ルを記憶する第3のメモリ装置と、前記下面温度検出手
段の出力と前記下面温度変化率出力手段の出力の情報と
前記第3のメモリ装置から取り呂された制御ルールとに
基づいてファジィ論理演算を行ない、前記送風装置と前
記上面ヒータと前記下面ヒータとの加熱開始後の操作量
を演算する第3のファジィ推論手段と、前記解凍室の温
度を検出する室内温度検出手段と、前記室内温度検出手
段から得られた情報より前記送風装置を制御する送風装
置制御手段とを備えたことを特徴としている。
作用
本発明の解凍機の解凍制御装置は上記した構成により、
下面ヒータから一定距離隔てて食品の下面に当接するよ
うに設けた下面温度センサの圧力から下面温度検出手段
により食品の下面温度を検出し、これを基に上面ヒータ
の連続通電時の下面温度の変化率を下面温度変化率出力
手段によって検出し、この結果から第1のメモリ装置か
ら取り出された経験則に基づく制御ルールにより演算し
て食品の厚さを判定する。次に、この食品の厚さの判定
結果から第2のメモリ装置から取り高された経験則に基
づく制御ルールにより演算して上面ヒータと下面ヒータ
との加熱開始時の操作量を決定する。さらに、下面温度
検出手段の出力と下面温度変化率出力手段の出力とから
第3のメモリ装置から取り出された経験則に基づく制御
ルールにより演算して上面ヒータと下面ヒータとの加熱
開始後の操作量を決定するので、解凍している食品の状
態、例えば解凍し始めた頃や解凍終了直前などでその時
に応じた最適な加熱をヒータで行なうので常に最適な加
熱能力で食品を解凍することができ、熱の加え過ぎや加
熱不足を避けることができる。
下面ヒータから一定距離隔てて食品の下面に当接するよ
うに設けた下面温度センサの圧力から下面温度検出手段
により食品の下面温度を検出し、これを基に上面ヒータ
の連続通電時の下面温度の変化率を下面温度変化率出力
手段によって検出し、この結果から第1のメモリ装置か
ら取り出された経験則に基づく制御ルールにより演算し
て食品の厚さを判定する。次に、この食品の厚さの判定
結果から第2のメモリ装置から取り高された経験則に基
づく制御ルールにより演算して上面ヒータと下面ヒータ
との加熱開始時の操作量を決定する。さらに、下面温度
検出手段の出力と下面温度変化率出力手段の出力とから
第3のメモリ装置から取り出された経験則に基づく制御
ルールにより演算して上面ヒータと下面ヒータとの加熱
開始後の操作量を決定するので、解凍している食品の状
態、例えば解凍し始めた頃や解凍終了直前などでその時
に応じた最適な加熱をヒータで行なうので常に最適な加
熱能力で食品を解凍することができ、熱の加え過ぎや加
熱不足を避けることができる。
また、本発明の解凍機能付冷蔵庫の解凍制御装置は上記
した構成により、下面ヒータから一定距離隔てて食品の
下面に当接するように設けた下面温度センサの出力から
下面温度検出手段により食品の下面温度を検出し、これ
を基に上面ヒータの連続通電時の下面温度の変化率を下
面温度変化率出力手段によって検出し、この結果から第
1のメモリ装置から取り出された経験則に基づく制御ル
ールにより演算して食品の厚さを判定する。次に、この
食品の厚さの判定結果から第2のメモリ装置から取り出
された経験則に基づく制御ルールにより演算して上面ヒ
ータと下面ヒータとの加熱開始時の操作量を決定する。
した構成により、下面ヒータから一定距離隔てて食品の
下面に当接するように設けた下面温度センサの出力から
下面温度検出手段により食品の下面温度を検出し、これ
を基に上面ヒータの連続通電時の下面温度の変化率を下
面温度変化率出力手段によって検出し、この結果から第
1のメモリ装置から取り出された経験則に基づく制御ル
ールにより演算して食品の厚さを判定する。次に、この
食品の厚さの判定結果から第2のメモリ装置から取り出
された経験則に基づく制御ルールにより演算して上面ヒ
ータと下面ヒータとの加熱開始時の操作量を決定する。
さらに、下面温度検出手段の出力と下面温度変化率出力
手段の出力とから第3のメモリ装置から取り出された経
験則に基づく制御ルールにより演算して上面ヒータと下
面ヒータと送風装置との加熱開始後の操作量を決定する
ので、解凍している食品の状態、例えば解凍し始めた頃
や解凍終了直前などで、その時に応じた最適な加熱をヒ
ータで、また表面の冷却を送風装置で行なうので、常に
最適な加熱能力で食品を解凍することができ、熱の加え
過ぎや加熱不足や表面温度のみの上昇を避けることがで
きる。また、解凍終了後は、室内温度検出手段からの情
報により送風装置制御手段で送風装置を制御して冷気を
導入することにより、食品10℃〜−3℃の状態で保存
することができる。
手段の出力とから第3のメモリ装置から取り出された経
験則に基づく制御ルールにより演算して上面ヒータと下
面ヒータと送風装置との加熱開始後の操作量を決定する
ので、解凍している食品の状態、例えば解凍し始めた頃
や解凍終了直前などで、その時に応じた最適な加熱をヒ
ータで、また表面の冷却を送風装置で行なうので、常に
最適な加熱能力で食品を解凍することができ、熱の加え
過ぎや加熱不足や表面温度のみの上昇を避けることがで
きる。また、解凍終了後は、室内温度検出手段からの情
報により送風装置制御手段で送風装置を制御して冷気を
導入することにより、食品10℃〜−3℃の状態で保存
することができる。
実施例
以下本発明の解凍機能付冷蔵庫の解凍制御装置の一実施
例について図面を参照しながら説明する。
例について図面を参照しながら説明する。
まず本発明の概略構成について第2図を用いて説明する
。第2図は本発明の解凍機能付冷蔵庫の断面図である。
。第2図は本発明の解凍機能付冷蔵庫の断面図である。
第2図において、1は冷蔵庫本体で、外箱2と内箱3と
両者の空隙に形成されたウレタン発泡断熱材4により構
成され、前面開口部に3つのドア5.6.7が配設され
ている。ドア5.6.7はそれぞれ冷蔵庫本体1の冷凍
室8、冷蔵室9、野菜室10の開口部に対応して配設さ
れている。冷凍室8の底板11と冷蔵室9の天板12に
囲まれた区画壁内には蒸発器13とその背後に庫内ファ
ン14を有している。また、冷凍室8、冷蔵室9の背部
には、蒸発器13からの冷却空気を各室に導入するため
の通風路15.16が形成されている。17は圧縮機で
ある。18は冷蔵室9の下部に設けた解凍室である。解
凍室18は壁19で冷蔵室9と仕切られており、その開
口部にはドア20が配設されている。また解凍室18の
背面には蒸発器13からの冷気を解凍室18に導入する
ための通風路21が形成されている。
両者の空隙に形成されたウレタン発泡断熱材4により構
成され、前面開口部に3つのドア5.6.7が配設され
ている。ドア5.6.7はそれぞれ冷蔵庫本体1の冷凍
室8、冷蔵室9、野菜室10の開口部に対応して配設さ
れている。冷凍室8の底板11と冷蔵室9の天板12に
囲まれた区画壁内には蒸発器13とその背後に庫内ファ
ン14を有している。また、冷凍室8、冷蔵室9の背部
には、蒸発器13からの冷却空気を各室に導入するため
の通風路15.16が形成されている。17は圧縮機で
ある。18は冷蔵室9の下部に設けた解凍室である。解
凍室18は壁19で冷蔵室9と仕切られており、その開
口部にはドア20が配設されている。また解凍室18の
背面には蒸発器13からの冷気を解凍室18に導入する
ための通風路21が形成されている。
このように構成された解凍機能付冷蔵庫において、その
解凍制御装置の構成について第1図を用いてさらに詳し
く説明する。第1図は本発明の解凍機能付冷蔵庫の解凍
制御装置のブロック図である。第1図において、22は
通風路21からの冷気を導入または遮断するための送風
装置で、ここではダンパを使用している。ここで言う冷
気には、通風路21と送風装置22とを介して供給され
る第1の冷気と、壁19の天面後部に設けた通風孔23
を介して供給される第2の冷気とがあり、第1の冷気は
一18℃程度の冷気であり、第2の冷気は5℃程度の冷
気である。24は食品25の下面温度を検出するための
下面温度センサである。
解凍制御装置の構成について第1図を用いてさらに詳し
く説明する。第1図は本発明の解凍機能付冷蔵庫の解凍
制御装置のブロック図である。第1図において、22は
通風路21からの冷気を導入または遮断するための送風
装置で、ここではダンパを使用している。ここで言う冷
気には、通風路21と送風装置22とを介して供給され
る第1の冷気と、壁19の天面後部に設けた通風孔23
を介して供給される第2の冷気とがあり、第1の冷気は
一18℃程度の冷気であり、第2の冷気は5℃程度の冷
気である。24は食品25の下面温度を検出するための
下面温度センサである。
26(a)は食品25を上面から加熱するための上面ヒ
ータ、26(b)は食品25を下面から加熱するための
下面ヒータである。27は解凍室18の温度を検出する
ための解凍室温度センサである。28は下面温度センサ
24の出力から食品25の下面の表面温度Tを検出する
下面温度検出手段である。29は下面温度検出手段29
の出力を微分し食品25の下面温度の温度変化率ΔT(
即ちΔT=(T(t+Δt )−T (t ) )/T
(1)、ここでtは時間を、Δtは時間変化を表わす。
ータ、26(b)は食品25を下面から加熱するための
下面ヒータである。27は解凍室18の温度を検出する
ための解凍室温度センサである。28は下面温度センサ
24の出力から食品25の下面の表面温度Tを検出する
下面温度検出手段である。29は下面温度検出手段29
の出力を微分し食品25の下面温度の温度変化率ΔT(
即ちΔT=(T(t+Δt )−T (t ) )/T
(1)、ここでtは時間を、Δtは時間変化を表わす。
)を演算する下面温度変化率出力手段である。また30
はマイクロプロセッサで、第1のファジィ推論手段31
と第1の制御ルールを記憶する第1のメモリ装置32と
第2のファジィ推論手段33と第2の制御ルールを記憶
する第2のメモリ装置34と第3のファジィ推論手段3
5と第3の制御ルールを記憶する第3のメモリ装置36
とから構成されている。37は、第3のファジィ推論手
段35で得た操作量の指示に従って、送風装置22を制
御する送風装置制御手段である。38は、第2のファジ
ィ推論手段33および第3のファジィ推論手段35で得
た操作量の指示に従って、上面ヒータ26(a)と下面
ヒータ26(b)との熱量(以降は通電率とする)を制
御するヒータ制御手段である。39は解凍室温度センサ
27の出力から室内18の温度Cを検出する室内温度@
呂手段で、解凍終了後は、この室内温度検出手段39よ
り得られた情報より決められた解凍室温度になるように
前記送風装置制御手段37により送風装置22を制御す
る。
はマイクロプロセッサで、第1のファジィ推論手段31
と第1の制御ルールを記憶する第1のメモリ装置32と
第2のファジィ推論手段33と第2の制御ルールを記憶
する第2のメモリ装置34と第3のファジィ推論手段3
5と第3の制御ルールを記憶する第3のメモリ装置36
とから構成されている。37は、第3のファジィ推論手
段35で得た操作量の指示に従って、送風装置22を制
御する送風装置制御手段である。38は、第2のファジ
ィ推論手段33および第3のファジィ推論手段35で得
た操作量の指示に従って、上面ヒータ26(a)と下面
ヒータ26(b)との熱量(以降は通電率とする)を制
御するヒータ制御手段である。39は解凍室温度センサ
27の出力から室内18の温度Cを検出する室内温度@
呂手段で、解凍終了後は、この室内温度検出手段39よ
り得られた情報より決められた解凍室温度になるように
前記送風装置制御手段37により送風装置22を制御す
る。
以上のように構成された解凍機能付冷蔵庫の解凍制御装
置について以下第1図〜第10図を用いてその動作を説
明する。
置について以下第1図〜第10図を用いてその動作を説
明する。
第3図は、本実施例の解凍動作のヒータ動作の一例を示
すタイミングチャートである。解凍動作は、第3図のタ
イミングチャートに示すように、解凍開始から所定時間
は上面ヒータ26(a)のみを通電する第1の制御期間
と、下面ヒータ26(b)のみを通電する第2の制御期
間と、上面ヒータ26(a)と下面ヒータ26(b)と
の両方を通電して解凍を進めていく第3の制御期間とか
らなる。
すタイミングチャートである。解凍動作は、第3図のタ
イミングチャートに示すように、解凍開始から所定時間
は上面ヒータ26(a)のみを通電する第1の制御期間
と、下面ヒータ26(b)のみを通電する第2の制御期
間と、上面ヒータ26(a)と下面ヒータ26(b)と
の両方を通電して解凍を進めていく第3の制御期間とか
らなる。
第1の制御期間↑は、下面温度センサ24の出力から食
品25の下面温度Tを検出し、さらに下面温度変化率高
力手段29で下面温度検出手段28の出力を微分し食品
25の下面温度の温度変化率ΔT(即ちΔT=(T(t
+Δt)−T(t))/T(t)、ここでtは時間を、
Δtは時間変化を表わす。)を演算する。以上のように
演算された下面温度の変化率ΔTは第1のファジィ推論
手段31に人力される。第1のメモリ装置32は第1の
ファジィ推論手段31で実行されるファジィ推論に必要
な制御ルールを格納している。食品25の厚さを求める
ファジィ推論は、下記のような制御ルールを基にして実
行される。
品25の下面温度Tを検出し、さらに下面温度変化率高
力手段29で下面温度検出手段28の出力を微分し食品
25の下面温度の温度変化率ΔT(即ちΔT=(T(t
+Δt)−T(t))/T(t)、ここでtは時間を、
Δtは時間変化を表わす。)を演算する。以上のように
演算された下面温度の変化率ΔTは第1のファジィ推論
手段31に人力される。第1のメモリ装置32は第1の
ファジィ推論手段31で実行されるファジィ推論に必要
な制御ルールを格納している。食品25の厚さを求める
ファジィ推論は、下記のような制御ルールを基にして実
行される。
本実施例で採用した第1の制御ルールは次のような4ル
ールである。即ち、 ルールR11:もし温度変化率が正大 であれば、食品は薄い ルールR12:もし温度変化率が正中 であれば、食品の厚さは普通 ルールR13:もし温度変化率が王手 であれば、食品は厚い ルールR14:もし温度変化率がほぼ零であれば、食品
は非常に厚い である。前記言語ルールは、発明者が数多くの実験デー
タから得た経験則から求めた、解凍したい食品の厚さを
判定する制御ルールであり、これを表に示すと表1の通
りになる。
ールである。即ち、 ルールR11:もし温度変化率が正大 であれば、食品は薄い ルールR12:もし温度変化率が正中 であれば、食品の厚さは普通 ルールR13:もし温度変化率が王手 であれば、食品は厚い ルールR14:もし温度変化率がほぼ零であれば、食品
は非常に厚い である。前記言語ルールは、発明者が数多くの実験デー
タから得た経験則から求めた、解凍したい食品の厚さを
判定する制御ルールであり、これを表に示すと表1の通
りになる。
表1
表1は実施例に使用する食品の厚さを判定する制御ルー
ルの関係を示している。 表1は横方向に温度変化率△
Tの強度によって4段階(PB=正大、PM=正中、p
s=正小王手0=はぼ零)に分けて配置し、上記区分さ
れた温度変化率△Tの強度に対する食品の厚さFを設定
している。ここで表1においては食品の厚さ(F)に応
じて4a#(TN=薄い、M:普通、TH=厚い、VT
=非常に厚い)に分けている。即ち前記制御ルールR1
i (i=1.2,3.4)は表1における升目(Rl
i )で示されている。
ルの関係を示している。 表1は横方向に温度変化率△
Tの強度によって4段階(PB=正大、PM=正中、p
s=正小王手0=はぼ零)に分けて配置し、上記区分さ
れた温度変化率△Tの強度に対する食品の厚さFを設定
している。ここで表1においては食品の厚さ(F)に応
じて4a#(TN=薄い、M:普通、TH=厚い、VT
=非常に厚い)に分けている。即ち前記制御ルールR1
i (i=1.2,3.4)は表1における升目(Rl
i )で示されている。
また前記言語ルールは第1図の第1のメモリ装置32の
内に記憶する場合に下記のようなルールで記憶されてい
る。ここで使用した制御ルール数は4個である。
内に記憶する場合に下記のようなルールで記憶されてい
る。ここで使用した制御ルール数は4個である。
ルールR11:IF△T is PB THEN
F=TN ルールR12:IF△T is PM THEN
F=M ルールR13:IF△T is PS THEN
F=TH ルールR14:IF△T is ZOTHENF=
VT つぎに、第1のファジィ推論手段31では予め第1のメ
モリ装置32に記憶されている前記制御ルールを取り出
してファジィ推論によって食品の厚さを算出する。前記
制御ルールR11、ルールR12・・・ルールFL14
のルールは温度変化率△Tに対する食品25の厚さを段
階的に決めているので、きめ細かな制御1ltr:行な
う場合には、前記制御ルールの前件部(IF部)をどの
程度満たしているかの度合いを算出して、その度合いに
応じた食品の厚さ25を判定する必要がある。そのため
、本実施例では前記度合いを算出するのにファジィ変数
のメンバシップ関数を利用している。
F=TN ルールR12:IF△T is PM THEN
F=M ルールR13:IF△T is PS THEN
F=TH ルールR14:IF△T is ZOTHENF=
VT つぎに、第1のファジィ推論手段31では予め第1のメ
モリ装置32に記憶されている前記制御ルールを取り出
してファジィ推論によって食品の厚さを算出する。前記
制御ルールR11、ルールR12・・・ルールFL14
のルールは温度変化率△Tに対する食品25の厚さを段
階的に決めているので、きめ細かな制御1ltr:行な
う場合には、前記制御ルールの前件部(IF部)をどの
程度満たしているかの度合いを算出して、その度合いに
応じた食品の厚さ25を判定する必要がある。そのため
、本実施例では前記度合いを算出するのにファジィ変数
のメンバシップ関数を利用している。
第4図は温度変化率△Tに対するファジィ変数PB、P
M、PS%ZOのメンバシップ間数μPB(△T)、μ
PM(△T)、μps(△T)、μZO(八T)を示し
たものである。
M、PS%ZOのメンバシップ間数μPB(△T)、μ
PM(△T)、μps(△T)、μZO(八T)を示し
たものである。
第1のファジィ推論手段31で実行するファジィ推論は
前記制御ルールR11、ルールR12・・・ルールR1
4と第4図のメンバシップ関数とを用いて食品の厚さの
演算を行なう。以下第5図をもとに第1の推論の手順を
説明する。
前記制御ルールR11、ルールR12・・・ルールR1
4と第4図のメンバシップ関数とを用いて食品の厚さの
演算を行なう。以下第5図をもとに第1の推論の手順を
説明する。
第5図(a)は第1の推論手Mを示す流れ図である。5
TEPIでは下面温度検出手段28、下面温度変化率出
力手段29で温度変化率△Toを算出する。5TEP2
で第1のファジィ推論手段31によって温度変化率△T
oに対するファジィ変数のメンバシップ関数を用いて、
前記温度変化率△TOにおけるメンバシップ値の算出を
行なう。
TEPIでは下面温度検出手段28、下面温度変化率出
力手段29で温度変化率△Toを算出する。5TEP2
で第1のファジィ推論手段31によって温度変化率△T
oに対するファジィ変数のメンバシップ関数を用いて、
前記温度変化率△TOにおけるメンバシップ値の算出を
行なう。
5TEP3で、得られたメンバシップ値が前記4個の各
ルールの前件部にどの程度の度合いで所属しているかを
算出する。例えば、第5図(b)に示すように、温度変
化率△Tが△T1であれば、第1の制御ルールR13と
R14とに50%ずつ所属している。
ルールの前件部にどの程度の度合いで所属しているかを
算出する。例えば、第5図(b)に示すように、温度変
化率△Tが△T1であれば、第1の制御ルールR13と
R14とに50%ずつ所属している。
次に、第2の制御では、第3図のタイミングチャートに
示したように、上面が加熱された分に相当する熱量を、
下面ヒニタ26(b)で食品25の下面に加える。
示したように、上面が加熱された分に相当する熱量を、
下面ヒニタ26(b)で食品25の下面に加える。
第3の制御期間は、最初に、第1の制御で算出された食
品25の厚さから、下記のような第2の制御ルールを基
にして得られたヒータ通電率で、上面ヒータ26(a)
および下面ヒータ26(b)の加熱を開始する。
品25の厚さから、下記のような第2の制御ルールを基
にして得られたヒータ通電率で、上面ヒータ26(a)
および下面ヒータ26(b)の加熱を開始する。
本実施例で採用した第2の制御ルールは、次のような4
ルールである。即ち、 ルールR21:もし食品の厚さは薄い であれば、ヒータ通電率は高くせよ ルールR22:もし食品の厚さは普通 であれば、ヒータ通電率は中にせよ ルールR23:もし食品の厚さは厚い であれば、ヒータ通電率は低くせよ ルールR24:もし食品の厚さは非常に厚いであれば、
ヒータ通電率は非常に低くせよである。前記言語ルール
は、発明者が数多くの実験データから得た経験則から求
めた、急速に解凍したい食品の厚さに最適なヒータの制
御に対する制御ルールであり、これを食品の厚さの関係
で表に示すと表2の通りになる。
ルールである。即ち、 ルールR21:もし食品の厚さは薄い であれば、ヒータ通電率は高くせよ ルールR22:もし食品の厚さは普通 であれば、ヒータ通電率は中にせよ ルールR23:もし食品の厚さは厚い であれば、ヒータ通電率は低くせよ ルールR24:もし食品の厚さは非常に厚いであれば、
ヒータ通電率は非常に低くせよである。前記言語ルール
は、発明者が数多くの実験データから得た経験則から求
めた、急速に解凍したい食品の厚さに最適なヒータの制
御に対する制御ルールであり、これを食品の厚さの関係
で表に示すと表2の通りになる。
(以下余白)
表2
表2は実施例に使用する上面ヒータ26(a)、下面ヒ
ータ26(b)に対する制御ルールの関係を示している
。
ータ26(b)に対する制御ルールの関係を示している
。
表2は横方向に食品の厚さ(F)によって4段階(TN
=薄い、M=普通、TH=厚い、VT=非常に厚い)に
分けて配置し、上記区分された食品の厚さFに対するヒ
ータの通電率を設定している。ここで表2においてはヒ
ータの通電率(HR)に応じて4段階(PB=高、PM
=中、ps=低、VL=非常に低)に分けている。即ち
前記制御ルールR2i (i=1.2,3,4)は表2
における升目(R21)で示されている0本発明の発明
者は表2にしたがってヒータの通電率を制御した時、最
適な解凍制御が開始できることを実験的に確認している
。
=薄い、M=普通、TH=厚い、VT=非常に厚い)に
分けて配置し、上記区分された食品の厚さFに対するヒ
ータの通電率を設定している。ここで表2においてはヒ
ータの通電率(HR)に応じて4段階(PB=高、PM
=中、ps=低、VL=非常に低)に分けている。即ち
前記制御ルールR2i (i=1.2,3,4)は表2
における升目(R21)で示されている0本発明の発明
者は表2にしたがってヒータの通電率を制御した時、最
適な解凍制御が開始できることを実験的に確認している
。
また前記言語ルールは第1図の第2のメモリ装置34の
内に記憶する場合に下記のようなルール則で記憶されて
いる0本発明で使用した第2の制御ルールの数は4個で
ある。
内に記憶する場合に下記のようなルール則で記憶されて
いる0本発明で使用した第2の制御ルールの数は4個で
ある。
ルールR21:IF F is TN THE
NHR=PB ルールR22:IF F is M THEN
HR=PM ルールR23:IF F is THTHENH
R=PS ルールR24:IF F is VT THE
NHR=VL 第6図は食品25の厚さFに対するファジィ変数TN、
M、TH,VTのメンバシップ間数μTN(F)、μM
(F)、ttTH(F )、ttVT(F)を示したも
のである。
NHR=PB ルールR22:IF F is M THEN
HR=PM ルールR23:IF F is THTHENH
R=PS ルールR24:IF F is VT THE
NHR=VL 第6図は食品25の厚さFに対するファジィ変数TN、
M、TH,VTのメンバシップ間数μTN(F)、μM
(F)、ttTH(F )、ttVT(F)を示したも
のである。
第2のファジィ推論手段33で実行するファジィ推論は
前記制御ルールR21、ルールR22・・・ルールR2
4と第6図のメンバシップ関数とを用いてヒータ通電率
の演算を行なう。以下第7図をもとに第2の推論の手順
を説明する。
前記制御ルールR21、ルールR22・・・ルールR2
4と第6図のメンバシップ関数とを用いてヒータ通電率
の演算を行なう。以下第7図をもとに第2の推論の手順
を説明する。
第7図(a)は第2の推論手順を示す流れ図である。5
TEPI 1では、第1の制御期間で求めた第1の制御
ルールの前件部(IF部)に対する所属度合いから、食
品の厚さFにおけるメンバシップ値の算出を行なう、5
TEP12で、得られたメンバシップ値が前記4個の各
ルールの前件部にどの程度の度合いで所属しているかを
算出する。
TEPI 1では、第1の制御期間で求めた第1の制御
ルールの前件部(IF部)に対する所属度合いから、食
品の厚さFにおけるメンバシップ値の算出を行なう、5
TEP12で、得られたメンバシップ値が前記4個の各
ルールの前件部にどの程度の度合いで所属しているかを
算出する。
さらに、5TEP13で、各ルールの所属度を基に、第
7図(b)に示したヒータ通!¥:=に対するファジィ
変数PB、PM、PS、VLのメンバシップ関数、cz
PB (HR)、μPM(HR)、μPs(HR)、μ
VL(HR)がらヒータ通電率を算出して、食品25の
加熱を開始する。
7図(b)に示したヒータ通!¥:=に対するファジィ
変数PB、PM、PS、VLのメンバシップ関数、cz
PB (HR)、μPM(HR)、μPs(HR)、μ
VL(HR)がらヒータ通電率を算出して、食品25の
加熱を開始する。
上記のようにして加熱を開始した第3の制御は、次に、
下面温度Tと下面温度変化率ΔTとが、第3のファジィ
推論手段35に入力される。第3のメモリ装置36は第
3のファジィ推論手段35で実行されるファジィ推論に
必要な第3の制御ルールを格納している。送風装置22
と上面ヒータ26(a)および下面ヒータ26(b)と
の操作量を求める第3のファジィ推論は、下記のような
制御ルールを基にして実行される。
下面温度Tと下面温度変化率ΔTとが、第3のファジィ
推論手段35に入力される。第3のメモリ装置36は第
3のファジィ推論手段35で実行されるファジィ推論に
必要な第3の制御ルールを格納している。送風装置22
と上面ヒータ26(a)および下面ヒータ26(b)と
の操作量を求める第3のファジィ推論は、下記のような
制御ルールを基にして実行される。
本実施例で採用した第3の制御ルールは、次のような9
ルールである。例えば、 ルールR31:もし温度が高く、温度変化率が正大であ
れば、送風装置を強く(全開) しかつヒータ通電率を非常に低にせ よ ルールR32:もし温度が低く、温度変化率が正大であ
れば、送風装置を中(半開) にしかつヒータ通電率は中にせよ 等である。前記言語ルールは、発明者が数多くの実験デ
ータから得た経験則から求めた、急速に解凍したい食品
に最適な送風装置及びヒータの制御に対する制御ルール
であり、これを温度と温度変化率の間係で表に示すと表
3の通りになる。
ルールである。例えば、 ルールR31:もし温度が高く、温度変化率が正大であ
れば、送風装置を強く(全開) しかつヒータ通電率を非常に低にせ よ ルールR32:もし温度が低く、温度変化率が正大であ
れば、送風装置を中(半開) にしかつヒータ通電率は中にせよ 等である。前記言語ルールは、発明者が数多くの実験デ
ータから得た経験則から求めた、急速に解凍したい食品
に最適な送風装置及びヒータの制御に対する制御ルール
であり、これを温度と温度変化率の間係で表に示すと表
3の通りになる。
(以下余白)
表3(a)
表3(b)
表3(a)は実施例に使用する上面ヒータ26(a)、
下面ヒータ26(b)に対する制御ルールの関係を示し
、表3(b)は実施例に使用する送風装置22に対する
制御ルールの関係を示している。
下面ヒータ26(b)に対する制御ルールの関係を示し
、表3(b)は実施例に使用する送風装置22に対する
制御ルールの関係を示している。
表3は横方向に温度Tを強度によって3段階(LT=低
温、20=適温、HT=高温)に分け、縦方向に温度変
化率△Tの強度によって3段階(NB=負大、20=は
ぼ零、PB=正大)に分けて配置し、上記区分された温
度T、温度変化率△Tとのおのおの交わった位置にはそ
の温度T、温度変化率△Tの強度に対するヒータの通電
率(HR)を表3(a)に設定し、送風装置の操作量(
DF”)を表3(b)に設定している。ここで表8(a
)においてはヒータの通電率(HR)を強度に応じて4
段階(S=高、M=中、W=低、■=非常に低)に分け
ており、かつ表3(b)においては送風装置の操作量(
DF’)を強度に応じて3段階(Y=弱、N=中、T=
強)に分けている。即ち前記制御ルールR3i (i=
1,2,3゜4)は表3における升目(R3i)で示さ
れている。本発明の発明者は表3にしたがってヒータの
通電率、送風装置の操作量を制御した時、最適な解凍制
御が実現できることを実験的に確認している。
温、20=適温、HT=高温)に分け、縦方向に温度変
化率△Tの強度によって3段階(NB=負大、20=は
ぼ零、PB=正大)に分けて配置し、上記区分された温
度T、温度変化率△Tとのおのおの交わった位置にはそ
の温度T、温度変化率△Tの強度に対するヒータの通電
率(HR)を表3(a)に設定し、送風装置の操作量(
DF”)を表3(b)に設定している。ここで表8(a
)においてはヒータの通電率(HR)を強度に応じて4
段階(S=高、M=中、W=低、■=非常に低)に分け
ており、かつ表3(b)においては送風装置の操作量(
DF’)を強度に応じて3段階(Y=弱、N=中、T=
強)に分けている。即ち前記制御ルールR3i (i=
1,2,3゜4)は表3における升目(R3i)で示さ
れている。本発明の発明者は表3にしたがってヒータの
通電率、送風装置の操作量を制御した時、最適な解凍制
御が実現できることを実験的に確認している。
また前記言語ルールは第1図の第3のメモリ装置36の
内に記憶する場合に下記のようなルール則で記憶されて
いる。本発明で使用した第3の制御ルールの数は9個で
ある。
内に記憶する場合に下記のようなルール則で記憶されて
いる。本発明で使用した第3の制御ルールの数は9個で
ある。
ルールR31:IF T ts HT and
△T is PB THEN HR=V and DF=T ルールR32:IF T Is LT and
△T is PB THEN HR=M and DF=N つぎに第3のファジィ推論手段35では予め第3のメモ
リ装置36に記憶されている前記制御ルールを取り出し
てファジィ推論によって上面ヒータ26(a)、下面ヒ
ータ26(b)の操作量である通電率および送風装置2
2の操作量を算出し、送風装置制御手段37およびヒー
タ制御手段88に出力する。送風装置制御手段37は決
められた操作量に応じて送風装置22の能力を制御し、
ヒータ制御手段38は決められた操作量に応じて上面ヒ
ータ26(a)、下面ヒータ26(b)の通電を制御す
る。
△T is PB THEN HR=V and DF=T ルールR32:IF T Is LT and
△T is PB THEN HR=M and DF=N つぎに第3のファジィ推論手段35では予め第3のメモ
リ装置36に記憶されている前記制御ルールを取り出し
てファジィ推論によって上面ヒータ26(a)、下面ヒ
ータ26(b)の操作量である通電率および送風装置2
2の操作量を算出し、送風装置制御手段37およびヒー
タ制御手段88に出力する。送風装置制御手段37は決
められた操作量に応じて送風装置22の能力を制御し、
ヒータ制御手段38は決められた操作量に応じて上面ヒ
ータ26(a)、下面ヒータ26(b)の通電を制御す
る。
前記制御ルールR31、ルールFt32・・・ルールR
39のルールは温度T、温度変化率△Tに対する送風装
置22の能力および上面ヒータ26(a)、下面ヒータ
26(b)の通電率を段階的に決めているので、きめ細
かな制御を行なう場合には、前記制御ルールの前件部(
IF部)をどの程度溝たしているかの度合いを算出して
、その度合いに応じた送風装置22の能力および上面ヒ
ータ26(a)、下面ヒータ26(b)の通電率を決定
する必要がある。そのため、本実施例では前記度合いを
算出するのにファジィ変数のメンバシップ間数を利用し
ている。
39のルールは温度T、温度変化率△Tに対する送風装
置22の能力および上面ヒータ26(a)、下面ヒータ
26(b)の通電率を段階的に決めているので、きめ細
かな制御を行なう場合には、前記制御ルールの前件部(
IF部)をどの程度溝たしているかの度合いを算出して
、その度合いに応じた送風装置22の能力および上面ヒ
ータ26(a)、下面ヒータ26(b)の通電率を決定
する必要がある。そのため、本実施例では前記度合いを
算出するのにファジィ変数のメンバシップ間数を利用し
ている。
第8図(a)は温度Tに対するファジィ変数LT、MT
、HTのメンバシップ間数μLT(T)、μMT(T)
、μHT(T)を示したものであり、第8図(b)は温
度変化率△Tに対するファジィ変数PB、ZO%NBの
メンバシップ関数μPB(△T)、μZO(△T)、μ
NB(△T)を示したものである。
、HTのメンバシップ間数μLT(T)、μMT(T)
、μHT(T)を示したものであり、第8図(b)は温
度変化率△Tに対するファジィ変数PB、ZO%NBの
メンバシップ関数μPB(△T)、μZO(△T)、μ
NB(△T)を示したものである。
第3のファジィ推論手段35で実行するファジィ推論は
前記制御ルールR31、ルールR32・・・ルールR3
9と第8図(a)、第8図(b)のメンバシップ関数と
を用いてファジィ論理演算を行なって操作量の演算を行
なう。推論形式としては合成法にmax−min法、−
点化法に高さ法を用いた。以下第9図をもとに推論の手
順を説明する。
前記制御ルールR31、ルールR32・・・ルールR3
9と第8図(a)、第8図(b)のメンバシップ関数と
を用いてファジィ論理演算を行なって操作量の演算を行
なう。推論形式としては合成法にmax−min法、−
点化法に高さ法を用いた。以下第9図をもとに推論の手
順を説明する。
第9図は第3の推論手順を示す流れ図である。
5TEP31では下面温度検出手段28、下面温度変化
率出力手段29で下面温度Toと下面温度変化率△To
を算出する。5TEP32で第3のファジィ推論手段3
5によって下面温度Toと下面温度変化率△Toに対す
るファジィ変数のメンバシップ間数を用いて、前記下面
温度Toと下面温度変化率△Toにおけるメンバーシッ
プ値の算出を行なう。5TEP33で、得られたメンバ
ーシップ値が前記9個の各ルールの前件部にどの程度の
度合いで所属するかを合成法で算出する(第9図におい
ては下面温度に対するファジィ変数をA、下面温度変化
率に対するファジィ変数をBで示している)。
率出力手段29で下面温度Toと下面温度変化率△To
を算出する。5TEP32で第3のファジィ推論手段3
5によって下面温度Toと下面温度変化率△Toに対す
るファジィ変数のメンバシップ間数を用いて、前記下面
温度Toと下面温度変化率△Toにおけるメンバーシッ
プ値の算出を行なう。5TEP33で、得られたメンバ
ーシップ値が前記9個の各ルールの前件部にどの程度の
度合いで所属するかを合成法で算出する(第9図におい
ては下面温度に対するファジィ変数をA、下面温度変化
率に対するファジィ変数をBで示している)。
ルールR31:
h 1=μHT (T o )/′1μPB (△To
)=MINlμHT(To)。
)=MINlμHT(To)。
μPB(△TO)l−−(1)
ルールR32:
h2=μLT(To)/1μPB(△To)=MINl
μLT(To)。
μLT(To)。
μPB(△To)t−−(2)
上記(1)式は、前記TOが前記下面温度Tに対する領
域HTに入り、かつ前記△TOが前記下面温度変化率△
Tに対する領域PBに入るという命題は、TOがHTに
入る割合と八TOがPBに入る割合のうち小さい値とし
ての割合で成立すること、故にルールR31の場合の前
件部はhlの割合で成立することを表わしている。同様
に上記(2)式であるルールR32の場合、前件部はh
2の割合で成立することを表わしている。5TEP34
で制御ルールの実行部のメンバシップ関数によって、下
面温度Toと下面温度変化率△T。
域HTに入り、かつ前記△TOが前記下面温度変化率△
Tに対する領域PBに入るという命題は、TOがHTに
入る割合と八TOがPBに入る割合のうち小さい値とし
ての割合で成立すること、故にルールR31の場合の前
件部はhlの割合で成立することを表わしている。同様
に上記(2)式であるルールR32の場合、前件部はh
2の割合で成立することを表わしている。5TEP34
で制御ルールの実行部のメンバシップ関数によって、下
面温度Toと下面温度変化率△T。
における上面ヒータ26(a)および下面ヒータ26(
b)及び送風装置22の操作量を下記のようにして求め
る。上面ヒータ26(a)と下面ヒータ26 (b )
の操作量Fo及び送風装置22の操作量Hoを求めるた
めには、結論部での定数はhl、h2・・・h9による
加重平均として与えられるから Fo−(V xhl+Mxh2+−・−xh9)/(
hl+h2+・・・・+h9) Ho=(Y xhl+Nxh2+・ ・ ・xh9
)/(hl+h2+・・・・十h9) の−点化法の1つである高さ法により上面ヒータ26(
a)と下面ヒータ26(b)の操作量F。
b)及び送風装置22の操作量を下記のようにして求め
る。上面ヒータ26(a)と下面ヒータ26 (b )
の操作量Fo及び送風装置22の操作量Hoを求めるた
めには、結論部での定数はhl、h2・・・h9による
加重平均として与えられるから Fo−(V xhl+Mxh2+−・−xh9)/(
hl+h2+・・・・+h9) Ho=(Y xhl+Nxh2+・ ・ ・xh9
)/(hl+h2+・・・・十h9) の−点化法の1つである高さ法により上面ヒータ26(
a)と下面ヒータ26(b)の操作量F。
及び送風装置22の操作量HOが求められ、ヒータ制御
手段38及び送風装置制御手段37に出力される。
手段38及び送風装置制御手段37に出力される。
次に本実施例を適用した時の解凍動作の一例について第
10図を用いて説明する。第10図は本実施例の解凍動
作の一例を示すタイミングチャートである。第10図(
a)は、食品25が厚いとき、第10図(b)は、食品
25が薄いときの上面ヒータ26(a)と下面ヒータ2
6(b)および送風装置22の操作量を表わしている。
10図を用いて説明する。第10図は本実施例の解凍動
作の一例を示すタイミングチャートである。第10図(
a)は、食品25が厚いとき、第10図(b)は、食品
25が薄いときの上面ヒータ26(a)と下面ヒータ2
6(b)および送風装置22の操作量を表わしている。
食品25が厚い時は、食品の表面のみ解凍されないよう
に徐々に解凍していき、温度が上昇してくると、さらに
通電率が低下する。また、食品25が薄い時は、通電率
を上げてすばやく解凍するが、やはり温度が上昇してく
ると通電率を下げて、第10図(C)(後述する)に示
すようにオーバーシュートせずに目標温度に到達する。
に徐々に解凍していき、温度が上昇してくると、さらに
通電率が低下する。また、食品25が薄い時は、通電率
を上げてすばやく解凍するが、やはり温度が上昇してく
ると通電率を下げて、第10図(C)(後述する)に示
すようにオーバーシュートせずに目標温度に到達する。
また、送風装置22も、温度上昇に応じて最適に操作す
るとともに、解凍終了後は、室内温度検出手段39から
の信号により食品25を−1〜−3℃で保存している。
るとともに、解凍終了後は、室内温度検出手段39から
の信号により食品25を−1〜−3℃で保存している。
第10図(c)は、第10図(a)、第10図(b)に
て解凍した時の、食品25の下面及び中心温度の推移を
表わしている。図中で、実線は食品が薄い場合、破線は
食品が厚い場合を表わす。
て解凍した時の、食品25の下面及び中心温度の推移を
表わしている。図中で、実線は食品が薄い場合、破線は
食品が厚い場合を表わす。
上記実施例の構成によれば、制御パラメータとして食品
25の下面温度および下面温度の変化率を使用している
ため急速に解凍したい食品に対してきめ細かい制御が可
能である。また、制御ルールが人間の経験則から成り立
っているため、解凍制御装置に対して最適な上面ヒータ
26 (a )と下面ヒータ26(b)の熱量および送
風装置22の操作量で制御ができる。そのため常に最適
な解凍能力で食品を解凍できるので、いち早く目標とす
る温度に到達できると共に、熱の加え過ぎや加熱不足を
防ぐことができ、食品の品質の劣化を防ぐことができる
。また通風孔23と送風装置22とを設けることにより
、万が御粘を加えすぎた場合や、温度の高い食品が入れ
られた場合においても冷蔵室9の冷気を循環させること
ができるため、熱の加えすぎに対してもいち早く目標温
度に達することができるとともに解凍終了後は、最適な
温度で保存することができる。また食品25の厚さを検
出して自動的に制#七行なうので、厚さ設定スイッチ等
を設ける必要がないので、人為的なミスによる加熱不足
または加熱し過ぎなどが発生することはなく、操作を簡
単にすることができ、スイッチの設定によるよりも、き
め細かな解凍制御が実現できる。
25の下面温度および下面温度の変化率を使用している
ため急速に解凍したい食品に対してきめ細かい制御が可
能である。また、制御ルールが人間の経験則から成り立
っているため、解凍制御装置に対して最適な上面ヒータ
26 (a )と下面ヒータ26(b)の熱量および送
風装置22の操作量で制御ができる。そのため常に最適
な解凍能力で食品を解凍できるので、いち早く目標とす
る温度に到達できると共に、熱の加え過ぎや加熱不足を
防ぐことができ、食品の品質の劣化を防ぐことができる
。また通風孔23と送風装置22とを設けることにより
、万が御粘を加えすぎた場合や、温度の高い食品が入れ
られた場合においても冷蔵室9の冷気を循環させること
ができるため、熱の加えすぎに対してもいち早く目標温
度に達することができるとともに解凍終了後は、最適な
温度で保存することができる。また食品25の厚さを検
出して自動的に制#七行なうので、厚さ設定スイッチ等
を設ける必要がないので、人為的なミスによる加熱不足
または加熱し過ぎなどが発生することはなく、操作を簡
単にすることができ、スイッチの設定によるよりも、き
め細かな解凍制御が実現できる。
尚実施例では解凍の仕上がりを検出するために、温度セ
ンサを用いて相関のとれる食品25の下面温度で検出し
たが、これに限定するものではなく、例えば解凍室18
の雰囲気温度や冷気の戻りダクトの温度など食品の中心
温度と相関のとれる情報 。
ンサを用いて相関のとれる食品25の下面温度で検出し
たが、これに限定するものではなく、例えば解凍室18
の雰囲気温度や冷気の戻りダクトの温度など食品の中心
温度と相関のとれる情報 。
を用いてもよい。
また、本実施例では、送風装置22としてダンパを使用
したが、ファンを用いてもよいし、その両方を用いても
よい。
したが、ファンを用いてもよいし、その両方を用いても
よい。
また、上面ヒータ26(a)と下面ヒータ26(b)(
熱量)、送風装置22(風量)を段階的に制御している
がリニアに制衝しても同等の効果が得られるのは、本発
明から容易に類推できる。
熱量)、送風装置22(風量)を段階的に制御している
がリニアに制衝しても同等の効果が得られるのは、本発
明から容易に類推できる。
発明の効果
以上、実施例から明らかなように本発明の解凍機の解凍
制御装置は、解凍室と、前記解凍室に入れられた食品を
上面から加熱する上面ヒータと、前記解凍室に入れられ
た前記食品を下面から加熱する下面ヒータと、この下面
ヒータから一定距離以上隔たり前記食品の下面に当接す
る下面温度センサと、前記下面温度センサの出力から前
記食品の下面温度を検出する下面温度検出手段と、前記
下面温度検出手段の出力の変化率を出力する下面温度変
化率出力手段と前記下面温度変化率出力手段の出力の情
報に対し前記食品の厚さを求めるための経験則に基づく
制御ルールを記憶する第1のメモリ装置と、前記下面温
度変化率出力手段の出力の情報と前記第1のメモリ装置
から取り出された制御ルールとに基づいてファジィ論理
演算を行ない、前記食品の厚さを判定する第1のファジ
ィ推論手段と、前記第1のファジィ推論手段により判定
した前記食品の厚さに対し前記上面ヒータと前記下面ヒ
ータとの操作量を求めるための経験則に基づく制御ルー
ルを記憶する第2のメモリ装置と、前記第2のメモリ装
置から取り出された制御ルールに基づいてファジィ論理
演算を行ない、前記上面ヒータと前記下面ヒータとの加
熱開始時の操作量を演算する第2のファジィ推論手段と
、前記下面温度検出手段の出力と前記下面温度変化率出
力手段の出力の情報に対し前記上面ヒータと前記下面ヒ
ータとの加熱開始後の操作量を求めるための経験則に基
づく制御ルールを記憶する第3のメモリ装置と、前記下
面温度検出手段の出力と前記下面温度変化率出力手段の
出力の情報と前記第3のメモリ装置から取り出された制
御ルールとに基づいてファジィ論理演算を行ない、前記
上面ヒータと前記下面ヒータとの加熱開始後の操作量を
演算する第3のファジィ推論手段とを備えた構成である
から、ヒータの操作量を経験則から求めた制御ルールに
基づいて演算しているので、解凍している食品の状態、
例えば解凍し始めた頃や解凍終了直前の場合などでその
時に応じた最適な解凍を行なうことができる。また、食
品の厚さを操作者が設定する必要はなく、食品厚さに対
して常に適切な加熱能力を供給できる。従って、加熱能
力設定に際して誤操作の発生を防止でき、操作性を大幅
に改善でき、だれでも上手に解凍できる。
制御装置は、解凍室と、前記解凍室に入れられた食品を
上面から加熱する上面ヒータと、前記解凍室に入れられ
た前記食品を下面から加熱する下面ヒータと、この下面
ヒータから一定距離以上隔たり前記食品の下面に当接す
る下面温度センサと、前記下面温度センサの出力から前
記食品の下面温度を検出する下面温度検出手段と、前記
下面温度検出手段の出力の変化率を出力する下面温度変
化率出力手段と前記下面温度変化率出力手段の出力の情
報に対し前記食品の厚さを求めるための経験則に基づく
制御ルールを記憶する第1のメモリ装置と、前記下面温
度変化率出力手段の出力の情報と前記第1のメモリ装置
から取り出された制御ルールとに基づいてファジィ論理
演算を行ない、前記食品の厚さを判定する第1のファジ
ィ推論手段と、前記第1のファジィ推論手段により判定
した前記食品の厚さに対し前記上面ヒータと前記下面ヒ
ータとの操作量を求めるための経験則に基づく制御ルー
ルを記憶する第2のメモリ装置と、前記第2のメモリ装
置から取り出された制御ルールに基づいてファジィ論理
演算を行ない、前記上面ヒータと前記下面ヒータとの加
熱開始時の操作量を演算する第2のファジィ推論手段と
、前記下面温度検出手段の出力と前記下面温度変化率出
力手段の出力の情報に対し前記上面ヒータと前記下面ヒ
ータとの加熱開始後の操作量を求めるための経験則に基
づく制御ルールを記憶する第3のメモリ装置と、前記下
面温度検出手段の出力と前記下面温度変化率出力手段の
出力の情報と前記第3のメモリ装置から取り出された制
御ルールとに基づいてファジィ論理演算を行ない、前記
上面ヒータと前記下面ヒータとの加熱開始後の操作量を
演算する第3のファジィ推論手段とを備えた構成である
から、ヒータの操作量を経験則から求めた制御ルールに
基づいて演算しているので、解凍している食品の状態、
例えば解凍し始めた頃や解凍終了直前の場合などでその
時に応じた最適な解凍を行なうことができる。また、食
品の厚さを操作者が設定する必要はなく、食品厚さに対
して常に適切な加熱能力を供給できる。従って、加熱能
力設定に際して誤操作の発生を防止でき、操作性を大幅
に改善でき、だれでも上手に解凍できる。
また、本発明の解凍機能付冷蔵庫の解凍制御装置は、冷
蔵庫内に設けられた解凍室と、前記解凍室に低温の空気
を送る送風装置と、前記解凍室に入れられた食品を上面
から加熱する上面ヒータと、前記解凍室に入れられた前
記食品を下面から加熱する下面ヒータと、この下面ヒー
タから一定距離以上隔たり前記食品の下面に当接する下
面温度センサと、前記下面温度センサの出力から前記食
品の下面温度を検出する下面温度検出手段と、前記下面
温度検出手段の出力の変化率を出力する下面温度変化率
出力手段と、前記下面温度変化率出力手段の出力の情報
に対し前記食品の厚さを求めるための経験則に基づく制
御ルールを記憶する第1のメモリ装置と、前記下面温度
変化率出力手段の出力の情報と前記第1のメモリ装置か
ら取り呂された制御ルールとに基づいてフジイ論理演算
を行ない、前記食品の厚さを判定する第1のファジィ推
論手段と、前記第1のファジィ推論手段により判定した
前記食品の厚さに対し、前記上面ヒータと前記下面ヒー
タとの操作量を求めるための経験則に基づく制御ルール
を記憶する第2のメモリ装置と、前記第2のメモリ装置
から取り呂された制御ルールに基づいてファジィ論理演
算を行ない、前記上面ヒータと前記下面ヒータとの加熱
開始時の操作量を演算する第2のファジィ推論手段と、
前記下面温度検出手段の出力と前記下面温度変化率出力
手段の出力の情報に対し前記送風装置と前記上面ヒータ
と前記下面ヒータとの加熱開始後の操作量を求めるため
の経験則に基づく制御ルールを記憶する第3のメモリ装
置と、前記下面温度検出手段の出力と前記下面温度変化
率出力手段の出力の情報と前記第3のメモリ装置から取
り出されアた制御ルールとに基づいてファジィ論理演算
を行ない、前記送風装置と前記上面ヒータと前記下面ヒ
ータとの加熱開始後の操作量を演算する第3のファジィ
推論手段と、前記解凍室の温度を検出する室内温度検出
手段と、前記室内温度検出手段から得られた情報より前
記送風装置を制御する送風装置制御手段とを儂えた構成
であるから、送風装置とヒータとの操作量を経験則から
求めた制御ルールに基づいて演算しているので、解凍し
ている食品の状態、例えば解凍し始めた頃や解凍終了直
前の場合などでその時に応じた最適な解凍を行なうこと
ができる。また、食品の厚さを操作者が設定する必要は
なく、食品厚さに対して常に適切な加熱能力を供給でき
る。従って、加熱能力設定に際して誤操作の発生を防止
でき、操作性を大幅に改善でき、だれでも上手に解凍で
きる。さらにまた、解凍終了後は、微凍結状態の最適な
状態で食品を保存できる。
蔵庫内に設けられた解凍室と、前記解凍室に低温の空気
を送る送風装置と、前記解凍室に入れられた食品を上面
から加熱する上面ヒータと、前記解凍室に入れられた前
記食品を下面から加熱する下面ヒータと、この下面ヒー
タから一定距離以上隔たり前記食品の下面に当接する下
面温度センサと、前記下面温度センサの出力から前記食
品の下面温度を検出する下面温度検出手段と、前記下面
温度検出手段の出力の変化率を出力する下面温度変化率
出力手段と、前記下面温度変化率出力手段の出力の情報
に対し前記食品の厚さを求めるための経験則に基づく制
御ルールを記憶する第1のメモリ装置と、前記下面温度
変化率出力手段の出力の情報と前記第1のメモリ装置か
ら取り呂された制御ルールとに基づいてフジイ論理演算
を行ない、前記食品の厚さを判定する第1のファジィ推
論手段と、前記第1のファジィ推論手段により判定した
前記食品の厚さに対し、前記上面ヒータと前記下面ヒー
タとの操作量を求めるための経験則に基づく制御ルール
を記憶する第2のメモリ装置と、前記第2のメモリ装置
から取り呂された制御ルールに基づいてファジィ論理演
算を行ない、前記上面ヒータと前記下面ヒータとの加熱
開始時の操作量を演算する第2のファジィ推論手段と、
前記下面温度検出手段の出力と前記下面温度変化率出力
手段の出力の情報に対し前記送風装置と前記上面ヒータ
と前記下面ヒータとの加熱開始後の操作量を求めるため
の経験則に基づく制御ルールを記憶する第3のメモリ装
置と、前記下面温度検出手段の出力と前記下面温度変化
率出力手段の出力の情報と前記第3のメモリ装置から取
り出されアた制御ルールとに基づいてファジィ論理演算
を行ない、前記送風装置と前記上面ヒータと前記下面ヒ
ータとの加熱開始後の操作量を演算する第3のファジィ
推論手段と、前記解凍室の温度を検出する室内温度検出
手段と、前記室内温度検出手段から得られた情報より前
記送風装置を制御する送風装置制御手段とを儂えた構成
であるから、送風装置とヒータとの操作量を経験則から
求めた制御ルールに基づいて演算しているので、解凍し
ている食品の状態、例えば解凍し始めた頃や解凍終了直
前の場合などでその時に応じた最適な解凍を行なうこと
ができる。また、食品の厚さを操作者が設定する必要は
なく、食品厚さに対して常に適切な加熱能力を供給でき
る。従って、加熱能力設定に際して誤操作の発生を防止
でき、操作性を大幅に改善でき、だれでも上手に解凍で
きる。さらにまた、解凍終了後は、微凍結状態の最適な
状態で食品を保存できる。
第1図は本発明の一実施例の解凍機能付冷蔵庫の解凍制
御装置のブロック図、第2図は本発明の一実施例の解凍
機能付冷蔵庫の断面図、第3図は本発明の一実施例の解
凍動作のヒータ動作の一例を示すタイミングチャート、
第4図は温度変化率△Tに対するファジィ変数PB、P
M、PS、ZOのメンバシップ関数を示した特性図、第
5図(a)は第1の推論手順を示す流れ図、第5図は食
品の厚さFに対するファジィ変数VT、T)I。 M、TNのメンバシップ関数を示した特性図、第7図(
a)は第2の推論手順を示す流れ図、第7図(b)はヒ
ータ通電率HRに対するファジィ変数PB、PM、PS
、VLのメンバシップ関数を示した特性図、第8図(a
)は温度Tに対するファジィ変数LT、MT、HTのメ
ンバシップ関数を示した特性図、第8図(b)は温度変
化率△Tに対するファジィ変数PB、ZO1NBのメン
バシップ関数を示した特性図、第9図は第3の推論手順
を示す流れ図、第10図は本実施例の解凍動作の一例を
示すタイミングチャートで、第10図(a)は食品の厚
さが厚い時のヒータおよび送風装置の動作を示すタイミ
ングチャート、第10図(b)は食品の厚さが薄い時の
ヒータおよび送風装置の動作を示すタイミングチャート
、第10図(C)は食品の下面および中心温度の推移を
示すタイミングチャートである。 18・・・・・・解凍室、22・・・・・・送風装置、
24・・・・・下面温度センサ、26(a)・・・・・
・上面ヒータ、26(b)・・・・・・下面ヒータ、2
8・・・・・・下面温度検出手段、29・・・・・・下
面温度変化率出力手段、31・・・・・・第1のファジ
ィ推論手段、32・・・・・・第1のメモリ装置、33
・・・・・・第2のファジィ推論手段、34・・・・・
・第2のメモリ装置、35・・・・・・第3のファジィ
推論手段、36・・・・・・第8のメモリ装置、37・
・・・・送風装置制御手段、39・・・・・・室内温度
検出手段。 代理人の氏名 弁理士 小鍜治 明 ばか2名/θ−−
−←′X¥ 26tt+−−一上frJと一夕 第 2 区 第3図 第7の働¥a 第2の制師 ゛ 纂3のり】各
内用A”1期間 期間 第 4 国 メンバ″シップM数 温度変化率 △T 第 5 因 (/2) (bノ メンパン・ノブ関数 0 1 ΔT7 2混度女化
率 ΔT 1!16図 メンパンツブ関数 TN /’I THVT食品の厚:
sF @ 7 N (b) ヌンバシーノプM8 20 35 60 65 .9° (’/a)ヒータ通
電卒 HR 第8図 (α) メンパン・ツブ関数 IOIs 2θ (′Q)温度 (b) メンパン・・、プ関数 温度引上率 乙T 第9図
御装置のブロック図、第2図は本発明の一実施例の解凍
機能付冷蔵庫の断面図、第3図は本発明の一実施例の解
凍動作のヒータ動作の一例を示すタイミングチャート、
第4図は温度変化率△Tに対するファジィ変数PB、P
M、PS、ZOのメンバシップ関数を示した特性図、第
5図(a)は第1の推論手順を示す流れ図、第5図は食
品の厚さFに対するファジィ変数VT、T)I。 M、TNのメンバシップ関数を示した特性図、第7図(
a)は第2の推論手順を示す流れ図、第7図(b)はヒ
ータ通電率HRに対するファジィ変数PB、PM、PS
、VLのメンバシップ関数を示した特性図、第8図(a
)は温度Tに対するファジィ変数LT、MT、HTのメ
ンバシップ関数を示した特性図、第8図(b)は温度変
化率△Tに対するファジィ変数PB、ZO1NBのメン
バシップ関数を示した特性図、第9図は第3の推論手順
を示す流れ図、第10図は本実施例の解凍動作の一例を
示すタイミングチャートで、第10図(a)は食品の厚
さが厚い時のヒータおよび送風装置の動作を示すタイミ
ングチャート、第10図(b)は食品の厚さが薄い時の
ヒータおよび送風装置の動作を示すタイミングチャート
、第10図(C)は食品の下面および中心温度の推移を
示すタイミングチャートである。 18・・・・・・解凍室、22・・・・・・送風装置、
24・・・・・下面温度センサ、26(a)・・・・・
・上面ヒータ、26(b)・・・・・・下面ヒータ、2
8・・・・・・下面温度検出手段、29・・・・・・下
面温度変化率出力手段、31・・・・・・第1のファジ
ィ推論手段、32・・・・・・第1のメモリ装置、33
・・・・・・第2のファジィ推論手段、34・・・・・
・第2のメモリ装置、35・・・・・・第3のファジィ
推論手段、36・・・・・・第8のメモリ装置、37・
・・・・送風装置制御手段、39・・・・・・室内温度
検出手段。 代理人の氏名 弁理士 小鍜治 明 ばか2名/θ−−
−←′X¥ 26tt+−−一上frJと一夕 第 2 区 第3図 第7の働¥a 第2の制師 ゛ 纂3のり】各
内用A”1期間 期間 第 4 国 メンバ″シップM数 温度変化率 △T 第 5 因 (/2) (bノ メンパン・ノブ関数 0 1 ΔT7 2混度女化
率 ΔT 1!16図 メンパンツブ関数 TN /’I THVT食品の厚:
sF @ 7 N (b) ヌンバシーノプM8 20 35 60 65 .9° (’/a)ヒータ通
電卒 HR 第8図 (α) メンパン・ツブ関数 IOIs 2θ (′Q)温度 (b) メンパン・・、プ関数 温度引上率 乙T 第9図
Claims (2)
- (1)解凍室と、前記解凍室に入れられた食品を上面か
ら加熱する上面ヒータと、前記解凍室に入れられた前記
食品を下面から加熱する下面ヒータと、この下面ヒータ
から一定距離以上隔たり前記食品の下面に当接する下面
温度センサと、前記下面温度センサの出力から前記食品
の下面温度を検出する下面温度検出手段と、前記下面温
度検出手段の出力の変化率を出力する下面温度変化率出
力手段と、前記下面温度変化率出力手段の出力の情報に
対し前記食品の厚さを求めるための経験則に基づく制御
ルールを記憶する第1のメモリ装置と、前記下面温度変
化率出力手段の出力の情報と前記第1のメモリ装置から
取り出された制御ルールとに基づいてファジィ論理演算
を行ない、前記食品の厚さを判定する第1のファジィ推
論手段と、前記第1のファジィ推論手段により判定した
前記食品の厚さに対し、前記上面ヒータと前記下面ヒー
タとの操作量を求めるための経験則に基づく制御ルール
を記憶する第2のメモリ装置と、前記第2のメモリ装置
から取り出された制御ルールに基づいてファジィ論理演
算を行ない、前記上面ヒータと前記下面ヒータとの加熱
開始時の操作量を演算する第2のファジィ推論手段と、
前記下面温度検出手段の出力と前記下面温度変化率出力
手段の出力の情報に対し前記上面ヒータと前記下面ヒー
タとの加熱開始後の操作量を求めるための経験則に基づ
く制御ルールを記憶する第3のメモリ装置と、前記下面
温度検出手段の出力と前記下面温度変化率出力手段の出
力の情報と前記第3のメモリ装置から取り出された制御
ルールとに基づいてファジィ論理演算を行ない、前記上
面ヒータと前記下面ヒータとの加熱開始後の操作量を演
算する第3のファジィ推論手段とを備えたことを特徴と
する解凍機の解凍制御装置。 - (2)冷蔵庫内に設けられた解凍室と、前記解凍室に低
温の空気を送る送風装置と、前記解凍室に入れられた食
品を上面から加熱する上面ヒータと、前記解凍室に入れ
られた前記食品を下面から加熱する下面ヒータと、この
下面ヒータから一定距離以上隔たり前記食品の下面に当
接する下面温度センサと、前記下面温度センサの出力か
ら前記食品の下面温度を検出する下面温度検出手段と、
前記下面温度検出手段の出力の変化率を出力する下面温
度変化率出力手段と、前記下面温度変化率出力手段の出
力の情報に対し前記食品の厚さを求めるための経験則に
基づく制御ルールを記憶する第1のメモリ装置と、前記
下面温度変化率出力手段の出力の情報と前記第1のメモ
リ装置から取り出された制御ルールとに基づいてファジ
ィ論理演算を行ない、前記食品の厚さを判定する第1の
ファジィ推論手段と、前記第1のファジィ推論手段によ
り判定した前記食品の厚さに対し、前記上面ヒータと前
記下面ヒータとの操作量を求めるための経験則に基づく
制御ルールを記憶する第2のメモリ装置と、前記第2の
メモリ装置から取り出された制御ルールに基づいてファ
ジィ論理演算を行ない、前記上面ヒータと前記下面ヒー
タとの加熱開始時の操作量を演算する第2のファジィ推
論手段と、前記下面温度検出手段の出力と前記下面温度
変化率出力手段の出力の情報に対し前記送風装置と前記
上面ヒータと前記下面ヒータとの加熱開始後の操作量を
求めるための経験則に基づく制御ルールを記憶する第3
のメモリ装置と、前記下面温度検出手段の出力と前記下
面温度変化率出力手段の出力の情報と前記第3のメモリ
装置から取り出された制御ルールとに基づいてファジィ
論理演算を行ない、前記送風装置と前記上面ヒータと前
記下面ヒータとの加熱開始後の操作量を演算する第3の
ファジィ推論手段と、前記解凍室の温度を検出する室内
温度検出手段と、前記室内温度検出手段から得られた情
報より前記送風装置を制御する送風装置制御手段とを備
えたことを特徴とする解凍機能付冷蔵庫の解凍制御装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31909090A JPH04187969A (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 解凍機の解凍制御装置と解凍機能付冷蔵庫の解凍制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31909090A JPH04187969A (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 解凍機の解凍制御装置と解凍機能付冷蔵庫の解凍制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04187969A true JPH04187969A (ja) | 1992-07-06 |
Family
ID=18106378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31909090A Pending JPH04187969A (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 解凍機の解凍制御装置と解凍機能付冷蔵庫の解凍制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04187969A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103620326A (zh) * | 2011-04-05 | 2014-03-05 | Bsh博世和西门子家用电器有限公司 | 组合制冷器具 |
-
1990
- 1990-11-21 JP JP31909090A patent/JPH04187969A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103620326A (zh) * | 2011-04-05 | 2014-03-05 | Bsh博世和西门子家用电器有限公司 | 组合制冷器具 |
CN103620326B (zh) * | 2011-04-05 | 2016-05-04 | Bsh家用电器有限公司 | 组合制冷器具 |
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