JP2637701B2 - 食品の醗酵機能付き冷蔵庫 - Google Patents

食品の醗酵機能付き冷蔵庫

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JP2637701B2
JP2637701B2 JP25645494A JP25645494A JP2637701B2 JP 2637701 B2 JP2637701 B2 JP 2637701B2 JP 25645494 A JP25645494 A JP 25645494A JP 25645494 A JP25645494 A JP 25645494A JP 2637701 B2 JP2637701 B2 JP 2637701B2
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    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/12Arrangements of compartments additional to cooling compartments; Combinations of refrigerators with other equipment, e.g. stove
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品を醗酵させる機能
を備えた冷蔵庫に関し、特に、醗酵食品が収納される容
器に発熱体を内蔵させた冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】近年になって、醗酵食品(醗酵食品の代
表的な例としては、キムチのような漬物を挙げることが
できる。よく知られているように、キムチは韓国の固有
な食品にて、大根や白菜等を塩に漬けてから、とうがら
し、ねぎ、にんにく等のいろいろな調味料を添加して作
られる。キムチの熟成速度は、周囲の温度や熟成時間に
比例する。以下には、キムチのような漬物を醗酵食品の
例を挙げて説明を進行する)を醗酵させた後に貯蔵させ
る機能を備えた冷蔵庫が多様に開発されている。
【0003】従来の醗酵機能付き冷蔵庫の構成例として
は、漬物が収納される容器(以下、醗酵容器と称する)
が入れられる醗酵/貯蔵室の壁面上に発熱体を設置した
例(第1の従来例)や、醗酵/貯蔵室の壁の内部に発熱
体を設置した例(第2の従来例)や、醗酵/貯蔵室の空
間に発熱体を設置し、その後方には送風ファンを設置し
た例(第3の従来例)等が提案されている。
【0004】このような従来の冷蔵庫において、醗酵機
能が遂行される時は、発熱体に電源を断続的に供給し
て、発生した熱気で醗酵容器を所定時間の間、所定温度
に維持させることにより、内部の漬物を適正な状態に醗
酵させるようにしている。また、醗酵が完了すると、発
熱体への電源供給を中断させると共に、醗酵/貯蔵室内
に冷気を供給して漬物を低温で貯蔵させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1の従来例
においては、醗酵機能を遂行する時に発熱体より発生し
た熱が他の室に伝達されるのを防止するために、醗酵/
貯蔵室と隣接した他の室との間に通常厚い断熱体を配設
している。このため、冷蔵庫の有効内容積が減少してし
まうという問題点があった。さらに、醗酵容器に熱が均
等に伝達されず漬物が均等に熟成できないという問題点
があった。
【0006】第2の従来例においては、前記第1の従来
例において説明した問題点に加えて、発熱体の断線時に
修理が不可能であるとの問題点があった。
【0007】第3の従来例においては、送風ファンによ
って熱気を強制循環させるので、漬物が均等に熟成しな
いという問題点は或る程度解消するが、送風ファンの設
置に伴って空間の過多占有で醗酵専用冷蔵庫以外には事
実上適用が制限されるという問題点があった。
【0008】本発明は前述した問題点を解決するために
なされたものであって、本発明の目的は、醗酵容器の壁
の内部に発熱体を設置することにより、冷蔵庫の有効内
容積を大きくすることができるように成した醗酵機能付
き冷蔵庫を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、醗酵容器の壁の内部
に発熱体を設置することにより、醗酵機能の遂行中にも
隣接した他の室の温度上昇を最小化することができるよ
うに成した醗酵機能付き冷蔵庫を提供することにある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、醗酵容器の壁
の内部に発熱体を設置することにより、発熱体の断線等
に因る故障時に醗酵容器自体を交替することにより、故
障原因を容易に除去することができるように成した醗酵
機能付き冷蔵庫を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の醗酵機能付き冷蔵庫は、醗酵容器が収
納される醗酵/貯蔵室を備えて、醗酵食品を醗酵又は貯
蔵することができるよにした冷蔵庫であって、前記醗酵
容器の壁に内蔵され、醗酵容器を加熱するための発熱手
段と、前記醗酵容器に設けられ、前記発熱手段と電気的
に連結された接続部材と、前記醗酵/貯蔵室に設けら
れ、前記接続部材と接続され、前記発熱手段に電源を供
給するための被接続部材とから構成される。
【0012】前記した構成において、醗酵容器の壁内部
の適所に醗酵容器の温度を感知するための感温手段を設
置して、感温手段からの温度情報を主制御回路に伝達す
るための接続及び被接続部材を各々醗酵容器及び醗酵/
貯蔵室に設ければ、醗酵機能遂行時、より正確な温度制
御が可能となる。
【0013】また、醗酵容器の内壁のまわりに中空部を
設ければ、発熱手段からの熱気を醗酵容器の内壁に均等
に伝達せしめることができるので、食品を均一に醗酵さ
せることができる。前記した感温手段は、前記中空部に
設置するのが好ましい。
【0014】接続部材は、醗酵容器の側壁面あるいは底
面から突出するように設置することができ、被接続部材
は、前記した接続部材の設置位置と関連して各々醗酵/
貯蔵室の側壁あるいは底部の対応する位置において、前
記側壁面あるいは底壁より陥没させて設置することかで
きる。
【0015】前記被接続部材が設置される陥没部の開口
には、蓋を設置するのが好ましい。これによって、醗酵
/貯蔵室内の湿気によって被接続部材が短絡したり、又
は、漏電が発生するのを防止することができる。
【0016】接続部材及び被接続部材を各々醗酵容器及
び醗酵/貯蔵室の側壁に設置する時、醗酵容器の底面に
は滑走用脚を設け、醗酵/貯蔵室の底部には、前記滑走
用脚を案内する凹溝を設ければ、前記接続部材を被接続
部材に容易に接続せしめることができる。
【0017】さらに、接続部材は、前記醗酵容器の壁よ
り出納自在となるように構成することもでき、これによ
って醗酵容器の保管及び美観を良く成すことができる。
【0018】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本発明の好ま
しい実施例を詳細に説明する。図1は、本発明の第1実
施例に基づく食品の醗酵機能を備えた冷蔵庫の断面構成
図である。図1に図示したように、醗酵機能付き冷蔵庫
は、製氷や食品を0℃以下の低温で保管するための冷凍
室10と、食品を0℃近くの温度下において保管するた
めの冷蔵室20と、漬物等の醗酵食品を収納する醗酵容
器50が入れられる醗酵/貯蔵室30とを一般的に設け
ており、さらに、野菜や果物等の食品を新鮮に維持させ
るための野菜室40を選択的に設けている。
【0019】図面において、参照符号60及び70は冷
却サイクルの一部を成す圧縮機及び熱交換器をそれぞれ
示し、参照符号80は冷気を各々の区画室10乃至40
に強制的に循環させるための送風ファンを示し、参照符
号31は醗酵/貯蔵室30内への冷気の流入を許容又は
遮断するダンパーを示す。
【0020】図2は、図1に図示した醗酵/貯蔵室30
の構造を示した斜視図である。図2に図示したように、
醗酵/貯蔵室30の後壁上段には、冷気の流入を許容又
は遮断するダンパー31が設置される。なお、ダンパー
31の設置位置は、本発明の作用に支障がない限り、適
切に変更させることができる。
【0021】醗酵/貯蔵室30の後壁下段には、陥没部
32が形成されており、その中には、電源に電気的に連
結されている端子33と、温度情報受信回路に電気的に
連結されている端子34が突出されている。なお、電源
用端子33を外側に置いて、温度情報受信用端子34
は、電源用端子33の間に設置するのが好ましい。この
ようにすることによって、電源用端子33より温度感知
用端子34への電波干渉を減らすことができる。
【0022】陥没部32の開口には開閉可能な蓋35が
設置されており、醗酵/貯蔵室30内部に湿気を遮断し
て、電源端子33が短絡したり、漏電が起こるのを防止
する役割を成す。醗酵/貯蔵室30の底部には、一対の
案内凹溝36が形成されている。
【0023】図3は、本発明に基づく醗酵容器50の内
部構造を概略的に示した断面図である。図3に図示した
ように、醗酵容器50の壁内部には、外側に偏って醗酵
容器50を加熱するためのヒータ51が配設され、壁の
中央部分には、内壁58とヒータ51を分離するための
隔壁57が配設される。従って、醗酵容器50の壁内部
には、内壁58と隔壁57によって限定される中空部5
5が形成され、この中空部55はヒータ51において発
生する熱気を平衡状態に成した後に醗酵容器50の内壁
58に均等に伝達させ、漬物が均等に熟成するように成
す役割を果たす。
【0024】中空部55の内部には、醗酵容器50の温
度を感知するための感温素子52、例えば、サーミスタ
ーが設置される。醗酵容器50の底面には、醗酵/貯蔵
室30内の案内凹溝36に沿って滑走する一対の滑走用
脚56が形成される。図示はされていないが、醗酵容器
50の外壁には、ヒータ51や感温素子52と電気的に
連結された端子等が突出形成されており、醗酵/貯蔵室
30内の端子33,34と1対1に接続可能となるよう
に配設されている。
【0025】図4(A)及び(B)は、それぞれ本発明
の第1実施例に従って接続部材と被接続部材との接続前
後の状態を概略的に示した図である。図4(A)及び
(B)に図示したように、醗酵/貯蔵室30の陥没部3
2内に突出している端子等33は、ピン形状に形成され
ており、醗酵容器50に配設された端子等53の内部に
は、端子等33と接続される接続ホール53aが形成さ
れている。なお、蓋35は、陥没部32の1側壁に枢支
されており、平常時には閉鎖状態になり、圧力の印加時
に開放状態になるよう弾力的に支持される。
【0026】前記した構成を有する実施例において、使
用者が熟成させるべき漬物を醗酵容器50内に入れ、蓋
(図示省略)を閉めた状態において、滑走用脚56を醗
酵/貯蔵室30の底に形成された凹溝36に合わせた後
に、醗酵容器50を押すと、端子53等が陥没部32の
蓋35を押し開いて端子等33に接続されるようにな
る。
【0027】図5は、本発明に基づく醗酵機能付き冷蔵
庫の電気的な制御回路図である。図5に図示されたよう
に、本発明に基づく冷蔵庫の制御回路は、所定の入力信
号を所定のプログラムによって処理して制御された信号
を出力するマイクロプロセッサー100と、マイクロプ
ロセッサー100から出力される信号を反転させるドラ
イバー集積回路ICを介して熟成用ヒータ51に電源を
供給又は遮断するリレーRY1 と、前記リレーRY1
よってオン/オフ駆動する熟成用ヒータ51と、醗酵容
器50の温度を感知してマイクロプロセッサー100に
入力させる感温素子52と、醗酵/貯蔵室30の室内温
度を感知する室内温度感知部120と、マイクロプロセ
ッサー100の制御信号によって醗酵/貯蔵室30に冷
気を供給又は遮断するダンパー駆動部110とから構成
される。
【0028】図6及び図7は、本発明に基づく醗酵機能
付き冷蔵庫の醗酵/貯蔵室方法を示したフローチャート
であって、以下に図6及び図7を参照して、本発明に基
づく冷蔵庫の動作を詳細に説明する。
【0029】先ず、冷蔵庫に電源を印加して、一般的な
冷凍及び冷蔵機能を遂行している状態において、漬物を
熟成させるために、醗酵容器50の滑走用脚56を醗酵
/貯蔵室30の案内凹溝36に挿入して押し込むと、端
子53等が醗酵/貯蔵室30の壁に形成された陥没部3
2の蓋35を押し開いて端子等33と接続され、電源及
びマイクロプロセッサー100に電気的に連結されるよ
うになる。
【0030】このように接続が成された状態において、
使用者が機能選択部(図示省略)を通じて、醗酵機能を
選択すると、マイクロプロセッサー100は、段階22
0に移行して、ダンパー31が閉められているかを判断
する。
【0031】この時、ダンパー31が開いている場合に
は、マイクロプロセッサー100は、ダンパー駆動部1
10を制御してダンパー31を閉め、一方、ダンパー3
1が閉じている場合には、段階230に移行して、ヒー
タ51をオンさせる。即ち、マイクロプロセッサー10
0は、端子OUTを通じて駆動信号を出力し、この駆動
信号はドライバーICを経由して、リレーRY1 を駆動
させてヒータ51に電源ACを供給するようになる。
【0032】ヒータ51に電源ACが供給され、醗酵容
器50が加熱され始めれば、段階240において、熟成
時間をカウントし、段階250において、カウントされ
た熟成時間を熟成完了時間と比較して熟成が完了したか
否かを判断する。
【0033】段階250において熟成完了時間がまだ経
過していない場合には、段階260に移行して、感温素
子52より提供された温度情報に基づいて醗酵容器50
の温度を基準温度と比較する。
【0034】段階260における比較の結果、醗酵容器
50の温度が基準熟成温度以上であれば、段階280に
移行して、ヒータ51をオフさせる。醗酵容器50の温
度が基準温度未満であれば、段階270に移行して、ヒ
ータ51をオンさせる。
【0035】前述した段階210乃至280を繰り返し
遂行して、醗酵容器50の温度を基準熟成温度にて維持
させる中に、段階250において熟成完了時間が経過さ
れたと判断されれば、段階290以下のような貯蔵機能
を遂行する。
【0036】段階290においては、室内温度感知部1
20を通じて醗酵/貯蔵室30の内部温度の入力を受
け、これを基準温度と比較する。段階290における比
較の結果、醗酵/貯蔵室30の内部温度が基準貯蔵温度
以下であれば、段階300に移行してダンパー駆動部1
10を制御してダンパー31を閉鎖することにより、醗
酵/貯蔵室30内に流入される冷気を遮断させる。冷気
の流入が遮断され、醗酵/貯蔵室30の内部温度が基準
貯蔵温度以上になれば、段階320に移行して、ダンパ
ー31を開放させる。
【0037】前述した段階290乃至320を繰り返し
遂行することにより、醗酵/貯蔵室30内の温度が、基
準貯蔵温度に維持され、貯蔵機能が遂行される。なお、
段階210において、醗酵機能が選択されていないと判
断した場合には、直ちに段階290に移行して、貯蔵機
能を遂行する。これは、醗酵/貯蔵室30が一般的な冷
蔵室としても転用され得ることを意味する。
【0038】図8(A)及び(B)は、各々本発明の第
2実施例に従って接続部材と被接続部材との接続前後の
状態を概略的に示した図である。図8(A)に図示した
ように、本発明の第2実施例に基づく醗酵容器50にお
いては、端子53が端子33と分離している時は、端子
53は醗酵容器50の壁内部に収納され得る構造となっ
ている。
【0039】これを更に詳細に説明すれば、醗酵容器5
0の壁内部には、横に端子収納部501が形成されてお
り、端子収納部501内には、端子53及び弾性部材5
02が収容されている。また、端子収納部501に隣接
した醗酵容器50の壁内部には、横に陥没部505が形
成され、陥没部505内には端子出入許容部材506
と、弾性部材508が収納されている。端子出入許容部
材506は筒体にて形成されており、その上側面は所定
部分開放されている。この開放部分の下部には、前記筒
体を対角線に横切る案内片507が設けられている。
【0040】端子収納部501と陥没部505の上側面
とは、垂直に貫通孔が形成されており、前記貫通孔に
は、ストッパー504が挿入されている。このストッパ
ー504は端子出入許容部材506の前後進時、案内片
507によって上下に移動可能に支持されている。
【0041】端子53がストッパー504によって制止
され、端子収納部501内に収納されている時、即ち、
醗酵容器50が分離されている時、端子出入許容部材5
06は、醗酵容器50の外壁面から外に所定の長さだけ
突出している。
【0042】このような分離状態において、醗酵容器5
0の滑走用脚56を醗酵/貯蔵室30の凹溝36に合わ
せて押し込むと、醗酵容器50が醗酵/貯蔵室30の側
壁に突き当たって、突出されていた端子出入許容部材5
06が後退する。
【0043】端子出入許容部材506が後退すれば、ス
トッパー504が下に移動して、端子53に対する制止
が解かれ、弾性部材502による弾性力によって端子5
3が突出して、図8(B)に図示されたように、端子3
3に接続される。
【0044】一方、醗酵容器50を分離させる時には、
接続を解いた後に端子53及び端子出入許容部材506
を同時に押した状態において、端子出入許容部材506
を先に放せば、案内片507の移動によってストッパー
504が上向けに移動し、図8(A)に図示されたよう
に、端子53等が端子収納部501の外に突出するのを
制止する。
【0045】図9(A)及び(B)は、本発明の第3実
施例に基づく接続部材と被接続部材との接続前後の状態
を示した図である。図9(A)及び(B)に示した実施
例においては、接続部材、即ち、端子53が醗酵容器5
0の底面に突出設置され、醗酵/貯蔵室30の底部に
は、陥没部32′が設けられており、陥没部32′の底
には、被接続部材である端子33′が突出設置されてい
る。
【0046】陥没部32′の開口には、開閉可能な蓋3
5′が設けられており、醗酵容器50が分離されている
場合には、陥没部32′の開口は閉鎖状態になる。前記
した構成を有する第3実施例において、使用者が醗酵容
器50の端子53′を、醗酵/貯蔵室30の蓋35′の
上に整列させた後、手を放すと、醗酵容器50自体の重
さによって蓋35′を押し開いて、端子53′が端子3
3′に接続される。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の醗酵機能
付き冷蔵庫によれば、醗酵容器の壁の内部に発熱体を設
置しているので、醗酵機能遂行時、隣接した他の室の温
度上昇最小化することができ、またこれに伴って室を仕
切る断熱体の厚さを減らすことができ、従って、冷蔵庫
の有効内容積を大きく成すことができる。また、故障の
際、醗酵容器自体を新しいものに交換することにより、
故障原因を簡単に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に基づく食品の醗酵機能を
備えた冷蔵庫の断面の構成図である。
【図2】図1に図示した醗酵/貯蔵室の構造を説明する
ための図である。
【図3】図1に図示した醗酵容器の内部構造を示した断
面図である。
【図4】図4(A)及び(B)は、各々本発明の第1実
施例に従って、接続部材と被接続部材との接続前後の状
態を概略的に示した図である。
【図5】本発明に基づく食品の醗酵機能付き冷蔵庫の電
気的な制御回路図である。
【図6】本発明に基づく食品の醗酵機能付き冷蔵庫の醗
酵/貯蔵方法を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明に基づく食品の醗酵機能付き冷蔵庫の醗
酵/貯蔵方法を説明するためのフローチャートである。
【図8】図8(A)及び(B)は、各々本発明の第2実
施例に従って接続部材と被接続部材との接続前後の状態
を概略的に示した図である。
【図9】図9(A)及び(B)は、各々本発明の第3実
施例に従って接続部材と被接続部材との接続前後の状態
を概略的に示した図である。
【符号の説明】
10 冷凍室 20 冷蔵室 30 醗酵/貯蔵室 31 ダンパー 33,34 被接続部材 35 蓋 36 案内凹溝 50 醗酵容器 51 発熱手段 52 感温手段 53,54 接続部材 55 中空部 56 滑走用脚 57 隔壁 100 マイクロプロセッサー 110 ダンパー駆動部 120 室内温度感知部

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 醗酵食品が収納される醗酵容器と、 前記醗酵容器が収納され、醗酵食品を醗酵又は貯蔵する
    ための醗酵/貯蔵室と、 前記醗酵容器の壁に内蔵され、醗酵容器を加熱するため
    の発熱手段と、 前記醗酵容器に設けられ、前記発熱手段と電気的に連結
    される接続部材と、 前記醗酵/貯蔵室に設けられ、電源と電気的に連結され
    るとともに前記接続部材と接続され、前記発熱手段に電
    源を供給するための被接続部材とからなる食品の醗酵機
    能付き冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記醗酵容器には、内壁と、発熱手段を
    隔離するための隔壁と、前記隔壁と前記内壁とにより限
    定される中空部とが更に設けられたことを特徴とする請
    求項1記載の醗酵機能付き冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記中空部には、温度感知素子が設けら
    れ、前記醗酵容器及び前記醗酵/貯蔵室には、各々前記
    温度感知素子からの温度情報を電気的に収受するための
    接続部材及び被接続部材が更に設けられたことを特徴と
    する請求項2記載の醗酵機能付き冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記接続部材は、醗酵容器の側壁から突
    出可能に設置され、前記被接続部材は、前記醗酵/貯蔵
    室の側壁に横に形成された陥没部内に設置されることを
    特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記
    載の醗酵機能付き冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記醗酵容器の底面には滑走用脚が設け
    られ、前記醗酵/貯蔵室の底部には、前記滑走用脚を案
    内して前記接続部材を前記被接続部材に接続させる凹溝
    が設けられたことを特徴とする請求項4記載の醗酵機能
    付き冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記陥没部の開口には開閉可能な蓋が設
    置されことを特徴とする請求項4記載の醗酵機能付き冷
    蔵庫。
  7. 【請求項7】 前記接続部材は、醗酵容器の底壁に出納
    が自在に設置され、前記被接続部材は、前記醗酵/貯蔵
    室の底に形成された陥没部内に設置されたことを特徴と
    する請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の醗
    酵機能付き冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 前記陥没部の開口には開閉可能な蓋が設
    置されたことを特徴とする請求項7記載の醗酵機能付き
    冷蔵庫。
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