JPH04187914A - 真空解凍機 - Google Patents
真空解凍機Info
- Publication number
- JPH04187914A JPH04187914A JP31869090A JP31869090A JPH04187914A JP H04187914 A JPH04187914 A JP H04187914A JP 31869090 A JP31869090 A JP 31869090A JP 31869090 A JP31869090 A JP 31869090A JP H04187914 A JPH04187914 A JP H04187914A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thawing
- vacuum
- frozen body
- microwaves
- steam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010257 thawing Methods 0.000 title claims abstract description 28
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 28
- 238000009833 condensation Methods 0.000 claims description 3
- 230000005494 condensation Effects 0.000 claims description 3
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000005855 radiation Effects 0.000 abstract 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 230000002087 whitening effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
本発明は、減圧状態にてマイクロ波と水蒸気の潜熱とを
利用して凍結体を解凍する真空解凍機に関するものであ
る。
利用して凍結体を解凍する真空解凍機に関するものであ
る。
［従来技術］
従来、例えば食料品などの凍結体の解凍には、真空下に
おける水蒸気の低温面への凝縮に伴う凝縮潜熱によって
解凍したり、電子レンジに凍結体を入れマイクロ波を照
射して急速に解凍する方法、或いは、空気中に放置した
り、水中に浸漬したり、冷蔵庫内で解凍したりする方法
か用いられていた。
おける水蒸気の低温面への凝縮に伴う凝縮潜熱によって
解凍したり、電子レンジに凍結体を入れマイクロ波を照
射して急速に解凍する方法、或いは、空気中に放置した
り、水中に浸漬したり、冷蔵庫内で解凍したりする方法
か用いられていた。
［発明が解決しようとする課題］
しかしながら、急速解凍が可能と考えられるマイクロ波
解凍においては、マククロ波の吸収性が水と氷とで大差
があるため、凍結体が部分加熱され、白化や部分的に解
凍ムラが生じたり、表面が乾燥してしまうという問題が
あった。また、他の解凍方法においても、解凍に長時間
を要し、ドリップの発生等による品質の劣化が生じる問
題があった。
解凍においては、マククロ波の吸収性が水と氷とで大差
があるため、凍結体が部分加熱され、白化や部分的に解
凍ムラが生じたり、表面が乾燥してしまうという問題が
あった。また、他の解凍方法においても、解凍に長時間
を要し、ドリップの発生等による品質の劣化が生じる問
題があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、真空解凍とマイクロ波解凍を併用することに
より、真空下の低温での解凍を可能とし、凍結体に部分
的な加熱が生じることなく、均一で、しかも表面乾燥も
なくマイクロ波による急速な解凍が可能な真空解凍機を
提供することを目的としている。
のであり、真空解凍とマイクロ波解凍を併用することに
より、真空下の低温での解凍を可能とし、凍結体に部分
的な加熱が生じることなく、均一で、しかも表面乾燥も
なくマイクロ波による急速な解凍が可能な真空解凍機を
提供することを目的としている。
［課題を解決するための手段］
この目的を達成するために本発明の真空解凍機は、凍結
体を入れた気密容器内の空気を例えば真空ポンプ等にて
排除して所定の減圧状態とし、水蒸気の発生を該容器内
に供給された水に対しマイクロ波を照射することにより
行うとともに、凍結体の解凍に必要な熱の供給として、
マイクロ波の照射と水蒸気の潜熱との両方を利用するよ
うにしている。
体を入れた気密容器内の空気を例えば真空ポンプ等にて
排除して所定の減圧状態とし、水蒸気の発生を該容器内
に供給された水に対しマイクロ波を照射することにより
行うとともに、凍結体の解凍に必要な熱の供給として、
マイクロ波の照射と水蒸気の潜熱との両方を利用するよ
うにしている。
［作用コ
上記の構成を有する本発明において、気密容器内に供給
された水は、該容器内が所定の真空度まで減圧された状
態でマイクロ波が照射されるために、その真空度におけ
る飽和水蒸気圧に対応した温度に達すると沸騰し、低温
の水蒸気を発生する。
された水は、該容器内が所定の真空度まで減圧された状
態でマイクロ波が照射されるために、その真空度におけ
る飽和水蒸気圧に対応した温度に達すると沸騰し、低温
の水蒸気を発生する。
そして、マイクロ波の照射を受けて加熱する凍結体の温
度も、上記温度以上に加熱されることがないため、該容
器内の凍結体は低温で急速に解凍される。そのため、マ
イクロ波による部分加熱もなく、また低温水蒸気により
表面の乾燥も防止され、品質のよい解凍か行える。
度も、上記温度以上に加熱されることがないため、該容
器内の凍結体は低温で急速に解凍される。そのため、マ
イクロ波による部分加熱もなく、また低温水蒸気により
表面の乾燥も防止され、品質のよい解凍か行える。
［実施例］
以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
気密容器１内に凍結体２を置き、トレイ３に蒸気発生用
の水を供給し、該容器１の蓋（ドア）を閉じる。次に、
排気弁４を開放し、開放弁５を閉鎖した状態にて、真空
ポンプ６を作動させることにより気密容器１内を所定の
真空度、例えば、およそ５〜１０Ｔｏｒｒに減圧する。
の水を供給し、該容器１の蓋（ドア）を閉じる。次に、
排気弁４を開放し、開放弁５を閉鎖した状態にて、真空
ポンプ６を作動させることにより気密容器１内を所定の
真空度、例えば、およそ５〜１０Ｔｏｒｒに減圧する。
気密容器１が所定の真空度に達した後、排気弁４を閉じ
、マイクロ波発生器（例えばマグネトロン７）を作動し
て該容器１内にマイクロ波を供給し、トレイ３の水を加
熱して、解凍に必要な水蒸気を発生させるとともに、マ
イクロ波により、凍結体２を内部より直接加熱する。
、マイクロ波発生器（例えばマグネトロン７）を作動し
て該容器１内にマイクロ波を供給し、トレイ３の水を加
熱して、解凍に必要な水蒸気を発生させるとともに、マ
イクロ波により、凍結体２を内部より直接加熱する。
気密容器１内で発生した水蒸気は、凍結体２の表面より
凝縮し、そのときの潜熱によっても解凍体２に熱供給が
行われる。このとき凍結体２の表面温度は、気密容器１
内の所定の真空度に対応した飽和蒸気温度以上とはなら
ないため、凍結体２が部分加熱されることもな、また凍
結体２の表面は常に水蒸気と接しているため乾燥せず、
品質の安定した解凍が行える。
凝縮し、そのときの潜熱によっても解凍体２に熱供給が
行われる。このとき凍結体２の表面温度は、気密容器１
内の所定の真空度に対応した飽和蒸気温度以上とはなら
ないため、凍結体２が部分加熱されることもな、また凍
結体２の表面は常に水蒸気と接しているため乾燥せず、
品質の安定した解凍が行える。
解凍の終了は、凍結体２の種類、大きさ等により予め解
凍時間を設定しておくことにより、自動的に終了するが
、例えば、解凍状況を検知するためのセンサ等を用いて
自動的に終了するようにしてもよい。解凍後は、排気弁
４及び開放弁５をともに開放し、気密容器１内を常圧に
戻してから、蓋（ドア）を開いて凍結体２を取り出す。
凍時間を設定しておくことにより、自動的に終了するが
、例えば、解凍状況を検知するためのセンサ等を用いて
自動的に終了するようにしてもよい。解凍後は、排気弁
４及び開放弁５をともに開放し、気密容器１内を常圧に
戻してから、蓋（ドア）を開いて凍結体２を取り出す。
尚、トレイ３への水の供給は、気密容器１に接続した給
水管等を介して適宜行ってもよいし、或いはトレイ３を
適宜着脱できる構成にて、必要がある程度トレイ３を出
入れして水を供給するようにしてもよい。
水管等を介して適宜行ってもよいし、或いはトレイ３を
適宜着脱できる構成にて、必要がある程度トレイ３を出
入れして水を供給するようにしてもよい。
［発明の効果〕
以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、凍結体を入れた気密容器を所定の真空度に減圧した状
態にて、水蒸気の発生を該容器内の水に対するマイクロ
波の照射にて、行なうとともに、凍結体の解凍に必要な
熱の供給をマイクロ波の照射と水蒸気の潜熱との両方を
用いて行い、真空下での低温で解凍することとしたため
、解凍品に部分加熱や、乾燥が生じることもなく、急速
にしかも品質の安定した解凍が行える効果かある。
、凍結体を入れた気密容器を所定の真空度に減圧した状
態にて、水蒸気の発生を該容器内の水に対するマイクロ
波の照射にて、行なうとともに、凍結体の解凍に必要な
熱の供給をマイクロ波の照射と水蒸気の潜熱との両方を
用いて行い、真空下での低温で解凍することとしたため
、解凍品に部分加熱や、乾燥が生じることもなく、急速
にしかも品質の安定した解凍が行える効果かある。
図面は本発明を具体化した一実施例を示す真空解凍機の
概略図である。 図中、１は気密容器、２は凍結体、３はトレイ、４は排
気弁、５は開放弁、６は真空ポンプ、７はマクネトロン
である。
概略図である。 図中、１は気密容器、２は凍結体、３はトレイ、４は排
気弁、５は開放弁、６は真空ポンプ、７はマクネトロン
である。
Claims (1)
- １、凍結体（２）を気密容器（１）内に入れ、該容器（
１）内の空気を排除して所定の減圧状態とし、水蒸気の
凝縮潜熱を利用して解凍を行う真空解凍機において、水
蒸気の発生を該容器（１）内に供給された水に対しマイ
クロ波を照射することにより行うとともに、凍結体（２
）の解凍に必要な熱の供給を、マイクロ波の照射と水蒸
気の潜熱との両方を用いて行うことを特徴とする真空解
凍機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31869090A JPH04187914A (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 真空解凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31869090A JPH04187914A (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 真空解凍機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04187914A true JPH04187914A (ja) | 1992-07-06 |
Family
ID=18101928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31869090A Pending JPH04187914A (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 真空解凍機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04187914A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2321837A (en) * | 1997-01-30 | 1998-08-05 | Stoves Plc | Microwave oven defrosting: Susceptor action of condensate |
| EP1372358A1 (en) * | 2002-06-14 | 2003-12-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High frequency heating apparatus with steam generation function |
| WO2010133356A1 (en) * | 2009-05-20 | 2010-11-25 | Cfs Slagelse A/S | Process for defrosting of frozen crushed meat |
| JP2012223118A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-15 | Tlv Co Ltd | 解凍装置 |
| WO2016139244A1 (fr) * | 2015-03-04 | 2016-09-09 | Lutetia | Procede de decongelation |
| JP2017166763A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 加熱調理器 |
-
1990
- 1990-11-22 JP JP31869090A patent/JPH04187914A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2321837A (en) * | 1997-01-30 | 1998-08-05 | Stoves Plc | Microwave oven defrosting: Susceptor action of condensate |
| EP1372358A1 (en) * | 2002-06-14 | 2003-12-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High frequency heating apparatus with steam generation function |
| US7105786B2 (en) | 2002-06-14 | 2006-09-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High frequency heating apparatus |
| WO2010133356A1 (en) * | 2009-05-20 | 2010-11-25 | Cfs Slagelse A/S | Process for defrosting of frozen crushed meat |
| JP2012223118A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-15 | Tlv Co Ltd | 解凍装置 |
| WO2016139244A1 (fr) * | 2015-03-04 | 2016-09-09 | Lutetia | Procede de decongelation |
| FR3033231A1 (fr) * | 2015-03-04 | 2016-09-09 | Lutetia | Procede de decongelation |
| EP3264914B1 (fr) | 2015-03-04 | 2019-07-31 | Lutetia | Procede de decongelation |
| EP3593645A1 (fr) * | 2015-03-04 | 2020-01-15 | Lutetia | Procédé de décongélation |
| JP2017166763A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 加熱調理器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3536129A (en) | Method for thawing frozen water-bearing substances utilizing microwave energy | |
| JPH059915B2 (ja) | ||
| JPS6098939A (ja) | 生肉に復元可能な乾燥肉の製造装置 | |
| EP0856704A4 (en) | MICROWAVE HEATING DEVICE | |
| JP2012528293A (ja) | 原料乾燥のための方法および装置 | |
| JP3662530B2 (ja) | 真空マイクロ波解凍方法、及び真空マイクロ波解凍機 | |
| US2859534A (en) | Methods and apparatus for radio frequency freeze-drying | |
| JPH04187914A (ja) | 真空解凍機 | |
| JPH05103649A (ja) | 凍結体の真空解凍方法及びその装置 | |
| JP2001194067A (ja) | マイクロ波乾燥装置の運転方法 | |
| JPH0975048A (ja) | 食品乾燥装置 | |
| US3640001A (en) | Tobacco smoking pipe conditioning apparatus | |
| JP4338168B2 (ja) | 冷凍食品の解凍方法及びこの解凍方法に用いられる解凍装置 | |
| JP2007195513A (ja) | うすもの食品の加熱・乾燥方法及び装置 | |
| KR101194017B1 (ko) | 냉동수산물의 해동건조장치 및 이를 이용한 해동 및 건조방법 | |
| JP2001227747A (ja) | 加熱調理装置 | |
| RU2728169C1 (ru) | Способ и аппарат СВЧ-вакуумной сушки пищевого продукта | |
| JPH0638724A (ja) | 凍結体の真空解凍装置 | |
| KR950003630Y1 (ko) | 진공건조장치 | |
| JPH05215340A (ja) | 電子レンジおよびその加熱容器 | |
| JPS5985277A (ja) | 食料品等の乾燥方法 | |
| JP2988121B2 (ja) | 乾燥処理装置 | |
| TWI684423B (zh) | 一種蒸煮裝置與蒸煮方法 | |
| JPH0434713Y2 (ja) | ||
| JPS6248791B2 (ja) |