JP2017166763A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】食材を所定の温度で安定させて、短時間加熱できる加熱調理器を提供すること。【解決手段】本体1内に設けた加熱室2と、マイクロ波を発生させるマグネトロン14と、マグネトロン14で発生させたマイクロ波を加熱室2内に放射する放射口16と、加熱室2内を減圧する減圧装置9と、加熱室2を密閉する蓋11と、マグネトロン14および減圧装置9を制御する制御装置17と、を備え、加熱室2は、内部に、水を貯める貯水部8と、食材4を載置する載置台3と、を具備し、放射口16は、加熱室壁に隣接して設けるとともに載置台3よりも貯水部8に近い位置に設置され、制御装置17は、食材4を加熱時に、減圧装置9およびマグネトロン14を制御して貯水部8内の水を加熱し、蒸気を発生させて食材4を加熱する。【選択図】図1

Description

本発明は、減圧状態でマイクロ波加熱をすることで、食材を所定の温度で上手く加熱できる加熱調理器に関するものである。
従来、減圧状態でマイクロ波加熱をすることで、解凍性能を向上させる電子レンジ等の加熱調理器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−246881号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明のように所定の減圧状態にすれば、水の沸騰温度が所定の温度に低下するため、その状態で食材をマイクロ波で加熱すれば、所定の温度で簡単に食材を加熱できるという訳ではなかった。例えば、根菜野菜の芋や人参等を75℃で加熱しようと思って、水の沸騰温度が約75℃になる減圧状態(約0.38気圧)を作ってマイクロ波加熱しても、実際、食材は100℃位まで温度上昇してしまい、上手く所定の温度(例えば、75℃)で加熱できなかった。
これは、根菜野菜等のように水分が表面に出にくい食材は、たとえ減圧状態にして水の沸騰温度を下げるようにしても、食材表面には水分が殆ど無く、結果として、所定の温度で加熱することができないからと思われる。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、どんな食材についても所定の減圧状態で生じる水の沸騰温度と同じ温度で、食材を安定して加熱することができる加熱調理器を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、調理器本体内に設けた加熱室と、前記マイクロ波を発生させるマイクロ波発生装置と、前記マイクロ波発生装置で発生させたマイクロ波を前記加熱室内に放射する放射口と、前記加熱室内を減圧する減圧装置と、前記加熱室を密閉する蓋と、前記マイクロ波発生装置および前記減圧装置を制御する制御装置と、を備え、前記加熱室は、内部に、水を貯める貯水部と、食材を載置する載置台と、を具備し、前記放射口は、前記加熱室壁に隣接して設けるとともに前記載置台よりも前記貯水部に近い位置に設置され、前記制御装置は、前記食材を加熱時に、前記減圧装置および前記マイクロ波発生装置を制御して前記貯水部内の水を加熱し、蒸気を発生させて前記食材を加熱する構成としたものである。
これによって、マイクロ波発生装置から発生したマイクロ波は、放射口から出ることになるが、放射口は載置台よりも貯水部に近い位置に配置されているため、まず、マイクロ波は貯水部の水を加熱することになり、次に、この貯水部の水で吸収されずに残ったマイクロ波が食材の加熱に作用することになる。したがって、マイクロ波加熱の大半は、貯水部の水の加熱をすることになり、水温が素早く上昇し、短時間で沸騰することになる。この時、減圧装置により、加熱室の内圧を所定の値まで減圧していると、貯水部の水の沸騰温度は減圧値に対応した値になり、所定の温度の蒸気発生させ、加熱室内をこの蒸気で充
満し、食材を所定の温度で安定して加熱することができる。更に、食材の表面には水蒸気による結露水も付着し、貯水部の水で吸収されずに残ったマイクロ波が作用しても、結露水が所定の温度で沸騰するため、食材は所定の温度で安定して加熱される。したがって、単に蒸気だけで加熱するよりもマイクロ波加熱が加わる分、加熱スピードが速くなる。
本発明は、水分が表面に出にくい食材においても、所定の減圧状態とマイクロ波加熱を用いることで、食材を所定の温度で安定して加熱することができ、また、食材の加熱スピードも速くなる加熱調理器を提供することができる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の全体構成の断面を示すブロック図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の食材の温度上昇を示す特性図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の全体構成の断面を示すブロック図 本発明の実施の形態2における加熱容器の容器蓋を外した状態を示す平面図 (a)本発明の実施の形態2における加熱調理器の操作部の初期状態における液晶画面表示を示す模式図(b)本発明の実施の形態2における加熱調理器の操作部の減圧レンジキーを押した状態における液晶画面を示す模式図 本発明の実施の形態3における加熱調理器の加熱容器の正面断面図 本発明の実施の形態3における加熱容器の容器蓋を外した状態を示す平面図
第1の発明は、調理器本体内に設けた加熱室と、前記マイクロ波を発生させるマイクロ波発生装置と、前記マイクロ波発生装置で発生させたマイクロ波を前記加熱室内に放射する放射口と、前記加熱室内を減圧する減圧装置と、前記加熱室を密閉する蓋と、前記マイクロ波発生装置および前記減圧装置を制御する制御装置と、を備え、前記加熱室は、内部に、水を貯める貯水部と、食材を載置する載置台と、を具備し、前記放射口は、前記加熱室壁に隣接して設けるとともに前記載置台よりも前記貯水部に近い位置に設置され、前記制御装置は、前記食材を加熱時に、前記減圧装置および前記マイクロ波発生装置を制御して前記貯水部内の水を加熱し、蒸気を発生させて前記食材を加熱する構成とすることにより、放射口から出たマイクロ波は、載置台よりも近い貯水部の水を加熱し、貯水部の水温を素早く上昇させる。この時、加熱室の内圧を所定の値まで減圧していると、貯水部の水の沸騰温度は減圧値に対応した値になり、所定の温度の蒸気を発生させ、加熱室内をこの蒸気で充満し、食材を所定の温度で安定して加熱することができる。更に、貯水部の水で吸収されずに残ったマイクロ波は、食材を加熱することになり、食材の加熱スピードを速くすることができる。
第2の発明は、調理器本体内に設けた加熱室と、前記マイクロ波を発生させるマイクロ波発生装置と、前記マイクロ波発生装置で発生させたマイクロ波を前記加熱室内に放射する放射口と、前記加熱室内に収容する加熱容器と、前記加熱容器内または/および前記加熱室内を減圧する減圧装置と、前記加熱容器内または/および前記加熱室内を密閉する蓋と、前記マイクロ波発生装置および前記減圧装置を制御する制御装置と、を備え、前記加熱容器内には、水を貯めておく貯水部と、食材を載置する載置台と、を具備し、前記放射口は、前記加熱室壁に隣接して設けるとともに前記載置台よりも前記貯水部に近い位置に設置され、前記制御装置は、前記食材を加熱時に、前記減圧装置および前記マイクロ波発生装置を制御して前記貯水部内の水を加熱し、蒸気を発生させて前記食材を加熱する構成とすることにより、放射口から出たマイクロ波は、載置台よりも近い貯水部の水を加熱し、貯水部の水温を素早く上昇させる。この時、加熱容器の内圧を所定の値まで減圧してい
ると、貯水部の水の沸騰温度は減圧値に対応した値になり、所定の温度の蒸気を発生させ、加熱容器内をこの蒸気で充満し、食材を所定の温度で安定して加熱することができる。更に、貯水部の水で吸収されずに残ったマイクロ波は、食材を加熱することになり、食材の加熱スピードを速くすることができる。
また、食材は加熱容器内の載置台に載せているので、加熱容器を加熱室から取り出して台所等に置いて、食材の出し入れ等をすることができ、使い勝手が大幅に向上する。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記載置台は前記食材を置く載置面を具備し、前記載置面は貫通する開口孔を設け、前記貯水部から発生する蒸気を前記開口孔から通過させ、前記食材を加熱する構成とすることにより、食材に貯水部から発生する蒸気が直接当たり、食材を加熱するスピードが向上する。
第4の発明は、第1または第2の発明において、前記載置台は前記食材を置く載置面を具備し、前記載置面は蒸気を通過させない構成とし、前記載置面の周囲に開口孔を具備した蒸気連通面または/および前記載置面の周囲に隙間(前記載置台の外周と前記加熱室または前記加熱容器の内壁との隙間)を設け、前記貯水部から発生する蒸気を前記開口孔または/および前記隙間から通過させ、前記食材を加熱する構成とすることにより、貯水部の水が加熱され、沸騰した際にお湯が跳ねることになるが、食材を置く載置面には孔が無いので、跳ねたお湯が孔を介して直接食材にかかることが抑制され、加熱後の食材の仕上がりを向上させることができる。
第5の発明は、第1または第2の発明において、前記載置台は中央に凹部を有した形状とし、前記凹部は蒸気を通過させない構成とするとともに前記食材を置く載置面を形成し、前記凹部を形成する垂直壁の外側に開口孔を具備した蒸気連通面または/および前記凹部を形成する前記垂直壁の外側に隙間(前記載置台の外周と前記加熱室または前記加熱容器の内壁との隙間)を設け、前記貯水部から発生する蒸気を前記開口孔または/および前記隙間から通過させ、前記食材を加熱する構成とすることにより、食材より高い位置まで貯水部の水位を上げることができ、貯水部の水が載置台を介して食材を囲むことになり、貯水部の水が高温になった際に、貯水部の熱が載置台を介して食材に伝導し易くなる。したがって、貯水部の水が沸騰し発生する蒸気で食材を加熱することに加えて、貯水部から載置台を介しての熱伝導が加わり、食材の加熱スピードが速くなる。
また、貯水部の水の量を増やすことができ、マイクロ波に対する貯水部の吸収が良くなり、貯水部の水の昇温スピードが向上する。
第6の発明は、第1から第5のいずれかの発明において、前記制御装置は、前記食材の種類や仕上がり状態に応じて前記加熱容器内または/および前記加熱室内の圧力を設定することにより、使用者が各食材の加熱に対して、簡単に最適な温度で加熱でき、食材の加熱の仕上がりを向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の全体構成の断面を示すブロック図、図2は、実施の形態1における加熱調理器の食材の温度上昇を示す特性図である。
図1において、1は本体(調理器本体)であり、本体1内には、例えばポリフェニレンサルファイド樹脂等の耐熱樹脂で形成した加熱室2を設けている。加熱室2内には、例え
ば、ポリフェニレンサルファイド樹脂等の耐熱樹脂で形成した、載置台3を備えている。載置台3には、食材4を置く載置面5を設け、載置面5には複数の開口孔6を具備し、載置面5は、載置台足7にて支えられている。更に、加熱室2内の下部には、水を蓄える貯水部8を設けている。
9は減圧装置であり、例えば、ダイアフラム型の真空ポンプを使って構成し、減圧チューブ10を介して、加熱室2に連結し、加熱室2内の圧力を大気圧より下げるようにしている。加熱室2の上部開口には、例えば、ステンレス鋼板等を用いた加熱室2の蓋11を設け、加熱室2の上部開口に加熱室2の蓋11が嵌合することで、加熱室2を密閉している。
図1には記載していないが、加熱室2の上部開口周縁と加熱室2の蓋11との間に、例えば、シリコン製のパッキンゴム等を介在させると、加熱室2の密閉性を向上できる。また、加熱室2の外周には、例えば、ステンレス鋼板製の加熱室外枠12を設けている。13はマイクロ波を発生させるマイクロ波発生装置で、マイクロ波の発振器としては、例えば、マグネトロン14を用いている。マグネトロン14で発生したマイクロ波を、加熱室2へ導く鋼板製の導波管15を具備している。導波管15の先端の放射口16は、加熱室2の壁に隣接して設けるとともに、放射口16は載置台3よりも、貯水部8に近い位置に設けている。17は制御装置で、減圧装置9やマイクロ波発生装置13や操作部(図示せず)と、電気的に接続している。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
載置台3の載置面5に食材4(例えば、薩摩芋)を置き、加熱室2の貯水部8には所定の水量(例えば、約150g)を入れ、加熱室の蓋11を閉め、操作部から加熱温度を例えば75℃、マイクロ波の出力を300W、時間を10分に設定し、スタートキー(図示せず)を押す。加熱を開始すると、まず、制御装置17が、減圧装置9を駆動し、加熱室2内の圧力を設定した加熱温度と一致する、水の沸騰温度になるよう減圧する。
具体的には、加熱温度を75℃にする場合は、水の沸騰温度が75℃になる減圧状態(約0.38気圧)まで、加熱室2内の圧力を下げる。次に、制御装置17は、マイクロ波発生装置13であるマグネトロン14を駆動し、操作部から設定した条件で、加熱室2内をマイクロ波加熱することになる。このマイクロ波加熱中も減圧装置9近傍に設けられた圧力センサ(図示せず)で、加熱室2内の圧力を検知し、制御装置17へ検知信号を出力する。制御装置17は、減圧装置9を駆動して、加熱室2内の圧力を維持している。なお、加熱終了時は、減圧装置9近傍に設けられた弁(図示せず)を開くことで、加熱室2内の圧力を大気圧に戻し、蓋11を簡単に開けれるようにしている。
マイクロ波発生装置13から発生したマイクロ波は、放射口16から加熱室2内に入ることになるが、大半のマイクロ波は、放射口16に近い貯水部8の水に作用し、水を加熱する。これにより、水は沸騰することになるが、予め、加熱室2の圧力を水の沸騰温度が約75℃になる減圧状態(約0.38気圧)まで下げているので、75℃で沸騰し、75℃の蒸気が発生する。発生した蒸気は、開口孔6を介して加熱室2内に充満し、食材4を75℃の蒸気で加熱することになる。
食材4が75℃の蒸気で加熱される際に、一部の蒸気は、食材4の表面で結露し、食材4の表面を水で濡らすことになる。一方、貯水部8の水の加熱時に漏れたマイクロ波は、直接食材4を加熱することになるが、上述した食材4の表面に結露した水を主に加熱し、75℃が上限温度となる沸騰温度まで昇温し、食材4を安定して加熱する。また、このマイクロ波の加熱作用で、加熱スピードも速くなる。
したがって、本実施の形態においては、図2の実線で示すように、食材4を所定の温度(例えば、75℃)で、安定して、早く加熱することができる。
ところが、貯水部8に水を入れずに、加熱室2の圧力を水の沸騰温度が約75℃になる減圧状態(約0.38気圧)まで下げて加熱しても、図2の点線で示すように、食材4の温度は100℃近くまで上昇し、狙った温度に安定しない。これは、食材4に薩摩芋等、表面に水分が出にくい食材を用いると、減圧によって沸騰温度が低下する効果を発揮するための水が不足しているため、結果として、100℃近くまで、食材4の温度が上昇してしまうことになるからである。
本実施の形態のように、食材4を安定した所定の低温で加熱することができると、食材4に野菜を使った場合には、次のような色々な効果を生み出すことができる。1)ビタミン類を破壊しない温度で、野菜を安定して加熱することができる。2)酵素が最も働く温度に設定し、例えば、約65〜75℃の温度で、酵素によりデンプンを糖分に変換し、薩摩芋等をより甘くなるように、加熱することができる。3)煮崩れしない温度(約80℃)で、食材4を加熱することができる。
また、肉や魚も低温(約60〜65℃)で加熱すると、タンパク質が硬く凝固しないため、柔らかい肉質を保った美味しい調理ができる。この際も、本実施の形態を用いることにより、上述した食材4への加熱と同様に、所定の温度で、安定して加熱することができる。
さらに、貯水部8に溜める水の量で、食材4の加熱状態を変えることができる。即ち、溜める水量を少なくすると、食材4を直接マイクロ波で加熱する分が増える。また、溜める水量を多くすると、食材4を蒸気によって加熱する分が増える。これにより、食材4の加熱後の仕上がりを、制御することができる。発明者が検討した結果、食材4表面に水分が多いもの(例えば、切ったトマト等)は、貯水部8に溜める水は少ない方が良く、蒸した食感を増したい芋類は、貯水部8に溜める水を多くすると仕上がりが良かった。
また、食材4を置く載置面5には、複数の開口孔6を具備しているので、貯水部8で発生した蒸気が直接食材4に当たることになり、食材4を加熱するスピードが速くなる。
さらに、本実施の形態では、加熱室2を樹脂で形成しており、簡単に貯水部8を構成できた。一方、加熱室2に放射口16からマイクロ波を放射した際、加熱室2が樹脂製のため、加熱室2の外側に漏れる恐れがあるが、加熱室2の外周にあるステンレス鋼板製の加熱室外枠12で、マイクロ波の漏れを止めることができる。
なお、本実施の形態では、加熱室2からのマイクロ波の漏れを加熱室外枠12で止める構成にしたが、本体1の外郭を金属製で形成してマイクロ波漏れを無くしても良い。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における加熱調理器の全体構成の断面を示すブロック図、図4は、実施の形態2における加熱容器の容器蓋を外した状態を示す平面図、図5(a)は、実施の形態2における加熱調理器の操作部の初期状態における液晶画面表示を示す模式図、図5(b)は、実施の形態2における加熱調理器の操作部の減圧レンジキーを押した状態における液晶画面を示す模式図である。
図3において、18は本体(調理器本体)で、本体18内には内部に被加熱物である食材22を入れて加熱するための加熱室19を具備し、加熱室19の前面には、加熱室19
を閉じる扉構成の蓋(図示せず)を有している。加熱室19は、例えば、ステンレス鋼板等を用いている。加熱室19内には、例えば、ポリプロピレン樹脂等で形成した、平面断面が丸形状の加熱容器20を収容している。また、加熱容器20内には、例えば、ポリプロピレン樹脂等で形成した載置台21を備えている。載置台21には、食材22を置く載置面23と、載置面23の外周に蒸気連通面24とを設け、蒸気連通面24には開口孔25を具備している。そして、載置面23と蒸気連通面24とは、載置台足26にて支えられている。
更に、加熱容器20の底には、水を蓄える貯水部27を設けている。28は減圧装置であり、例えば、ダイアフラム型の真空ポンプを使って構成し、本体内減圧チューブ29、中継管30、加熱室内減圧チューブ31を介して、容器蓋32の取付け部33に連結している。容器蓋32は、例えば、ポリプロピレン樹脂等で形成されており、加熱容器20の上に置くことで、加熱容器20内を密閉している。
図3には記載していないが、加熱容器20と加熱容器20の蓋との間に、例えば、シリコン製のパッキンゴム等を介在させると、加熱容器20の密閉性が向上する。加熱容器20は、容器蓋32により密閉し、減圧装置28により加熱容器20内を減圧することができる。34はマイクロ波を発生させるマイクロ波発生装置で、マイクロ波の発振器としては、例えば、マグネトロン35を用い、発生したマイクロ波を導く、鋼板製の導波管36を具備している。導波管36の先端の放射口37は、加熱室19壁に隣接して設けるとともに、放射口37は載置台21よりも貯水部27に近い位置に設けている。38はマイクロ波を透過できる材料で形成した底板で、例えば、結晶化ガラス等で形成されており、加熱室19の底面近傍に設けられ、加熱容器20を支えている。39は制御装置で、減圧装置28やマイクロ波発生装置34や図5に示す操作部40と、電気的に接続している。
次に、操作部40を説明する。図5(a)において、操作部40の初期の液晶画面41で、本実施の形態では、通常レンジ加熱、減圧レンジ加熱、グリル加熱、オーブン加熱の4つの加熱機能を有し、液晶画面41には、通常レンジキー42、減圧レンジキー43、グリルキー44、オーブンキー45を表示している。
例えば、通常レンジキー42を押すと、液晶画面41は詳細な設定画面(図示せず)を表示し、加熱条件を設定した後にスタートキー(図示せず)を押すと、制御装置39がマイクロ波発生装置34を駆動し、加熱室19に置かれた温めたい食材22(例えば、ご飯等)をマイクロ波加熱することができる。
また、グリルキー44を押すと、液晶画面41は詳細な設定画面(図示せず)を表示し、加熱条件を設定した後にスタートキー(図示せず)を押すと、加熱室19内のヒータ(図示せず)が動作し、加熱室19内に置かれた食材22(例えば、魚等)をグリル加熱(輻射加熱)することができる。
また、オーブンキー45を押すと、液晶画面41は詳細な設定画面(図示せず)を表示し、加熱条件を設定した後にスタートキー(図示せず)を押すと、加熱室19内の熱風を出すヒータ(図示せず)と強制対流ファン(図示せず)が動作し、加熱室19内に置かれた食材22(例えば、肉等)をオーブン加熱することができる。
そして、減圧レンジキー43を押すと、液晶画面41は、図5(b)のような液晶画面41を表示する。食材22を加熱する温度設定に関しては、温度設定値を上げる上昇キー46aと下げる下降キー46bとの操作で、任意に設定することができる。マイクロ波の出力設定に関しては、出力値を上げる上昇キー47aと下げる下降キー47bとの操作で、任意に設定することができる。加熱時間の設定に関しては、時間を長くする上昇キー4
8aと時間を短くする下降キー48bとの操作で、任意に設定することができる。また、スタートキー49を押すとマイクロ波加熱を開始する。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
載置台21の載置面23に食材22(例えば、薩摩芋)を置き、加熱容器20の貯水部27には所定の水量(例えば、約150g)を入れ、容器蓋32を閉める。次に、図5(a)に示すように、操作部40の液晶画面41の減圧レンジキー43を押すと、図5(b)のような画面を表示し、食材22を加熱する温度(例えば、75℃)、加熱するマイクロ波の出力(例えば、300W)、加熱する時間(例えば、10分)を設定し、スタートキー49を押すとマイクロ波加熱が開始する。
加熱が開始されると、まず、制御装置39が、減圧装置28を駆動し、加熱容器20内の圧力を、設定した加熱温度と一致する水の沸騰温度になるよう減圧する。具体的には、加熱温度を75℃にする場合は、水の沸騰温度が75℃になる減圧状態(約0.38気圧)まで、加熱容器20内の圧力を下げる。
次に、制御装置39は、マイクロ波発生装置34を駆動し、上記のように操作部40にて設定した条件で、加熱容器20内をマイクロ波加熱することになる。このマイクロ波加熱中も、減圧装置28近傍に設けられた圧力センサ(図示せず)で、加熱容器20内の圧力を検知し制御装置39へ検知信号を出力する。制御装置39は、減圧装置28を駆動して、加熱容器20内の圧力を維持している。なお、加熱終了時は、減圧装置28近傍に設けられた弁(図示せず)を開くことで、加熱容器20内の圧力を大気圧に戻し、容器蓋32を簡単に開けられるようにしている。
マイクロ波発生装置34から発生したマイクロ波は、放射口37から底板38を透過して、加熱容器20内に放射される。予め、加熱容器20の圧力は、水の沸騰温度が約75℃になる減圧状態(約0.38気圧)まで下げられているので、75℃で沸騰し、75℃の蒸気を発生させる。発生した蒸気は、開口孔25を通過して、加熱容器20内に充満し、食材22を75℃の蒸気で加熱することになる。
食材22が75℃の蒸気で加熱される際に、一部の蒸気は、食材22の表面で結露し、食材22の表面を水で濡らすことになる。一方、貯水部27の水の加熱時に、水を透過したマイクロ波は、直接食材22を加熱することになるが、上述した食材22の表面に結露した水を主に加熱し、75℃が上限温度となる沸騰温度まで昇温して、食材22を安定して加熱する。また、このマイクロ波の加熱作用で、食材22を加熱するスピードも速くなる。
さらに、本実施の形態においては、食材22を置く載置台21の載置面23には、載置面23を貫通する開口孔を設けず、蒸気が載置面23を通過させない構成としている。載置面23の外周には、開口孔25を具備した蒸気連通面24を設けており、たとえ貯水部27の水が沸騰して開口孔25から飛び出しても、沸騰した水が直接食材22に当たることを抑制できる。したがって、食材22に対して必要以上に沸騰水がかかることは無くなり、この作用で食味が変わることが無い。
また、通常レンジ加熱、減圧レンジ加熱、グリル加熱、オーブン加熱の4つの加熱機能を、同じ加熱室19において使うことができて便利であり、減圧レンジ加熱の際は、加熱容器20に食材22を入れて使うことができるので、食材22の出し入れ等は、加熱室19から加熱容器22を取り出して、台所等に置いて使用することができ、使い勝手が良くなっている。また、その加熱容器20ごと冷蔵庫等に保存でき、非常に便利である。
なお、本実施の形態では、食材22を入れた加熱容器20を容器蓋32で密閉し、加熱室19内に加熱容器20を置いた状態で、本体内減圧チューブ29、中継管30、加熱室内減圧チューブ31を介して、減圧装置28を駆動し、加熱容器20内の減圧を行ったが、本体18の外で、別の減圧装置もしくは本体18内の減圧装置28を用いて、食材22を入れた加熱容器20を容器蓋32で密閉したものを、予め、所定の値まで減圧した状態で、加熱室19内に加熱容器20を置いて、マイクロ波加熱しても良い。
また、本実施の形態では、加熱容器20の中を所定の値まで減圧したが、加熱容器20を置く加熱室19内を扉構成の蓋で密閉し、本体内減圧チューブ29、中継管30を介して、減圧装置28にて、加熱室19内を減圧しても良い。そのような構成の場合には、加熱容器20は、容器蓋32での密閉が必要なくなる。
さらに、本実施の形態では、食材22の加熱条件である温度設定、マイクロ波の出力設定、加熱時間の設定を使用者が直接入れる操作方法にしたが、食材22の種類や味や硬さ等の仕上がり状態を設定するとその状態を実現する温度、マイクロ波の出力、加熱時間を自動設定して、加熱をするような操作方法にしても良い。
また、実施の形態1、2において、マイクロ波発生装置13、34のマイクロ波の発生には、マグネトロン14、35を用いたが、半導体素子を用いても良く、要は、放射口16、37から、マイクロ波を発生するものであれば良い。
さらに、実施の形態1、2において、放射口16、37には、マイクロ波を制御するものがないが、放射されるマイクロ波の分布等を改善するアンテナを、放射口16、37近傍に設けても良い。
また、実施の形態1、2において、放射口16、37は、加熱室2、19の底面に設けたが、側面でも良く、要は、放射口16、37を載置台3、21よりも貯水部8、27に近い位置に設ければ良い。
さらに、本実施の形態1、2において、貯水部8、27で発生する蒸気は、載置台3、21の開口孔6、25を通過させて、加熱室2、19や加熱容器20内に蒸気を充満させているが、載置台3、21の外周と加熱室2、19あるいは加熱容器20の内壁との隙間を設け、その部分から貯水部8、27で発生する蒸気を通過させても良い。上述のような構成にすると、開口孔6、25を減らしたり、無くしたりすることができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3における加熱調理器の加熱容器の正面断面図、図7は、実施の形態3における加熱容器の容器蓋を外した状態を示す平面図を示したものである。
図6、図7において、22は食材、33は取付け部で、以上は実施の形態2で説明した構成と同じであり、同一符号、同一名称を付して、詳細な説明を省略する。
また、本実施の形態は、実施の形態2に対して、加熱容器50の構成が異なるだけであるので、異なったところを主に説明する。
加熱容器50の平面断面は、角形形状しており、加熱容器50内には載置台51を備えている。載置台51は中央に凹部52を設け、凹部52には、食材22を置く載置面53を形成している。凹部52の周囲の垂直壁54の高い部分に蒸気連通面55を形成し、蒸気連通面55には、開口孔56を具備している。載置台51の載置面53は、載置台足5
7にて、支えられている。蒸気連通面55の外周には、隙間58を設けている。加熱容器50の底には、水を溜める貯水部59を設けている。60は容器蓋で、加熱容器50の上部開口に取り付けることで、加熱容器50を密閉している。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
マイクロ波発生装置34から発生したマイクロ波は、放射口37から底板38を透過して、加熱容器50内に放射されることになる。予め、加熱容器50の圧力を水の沸騰温度が約75℃になる減圧状態(約0.38気圧)まで下げているので、貯水部59の水は75℃で沸騰し、75℃の蒸気を発生させる。この蒸気は、開口孔56と隙間58とを通過して、加熱容器50内に充満し、食材22を75℃の蒸気で加熱することになる。
食材22が75℃の蒸気で加熱される際に、一部の蒸気は、食材22の表面で結露し、食材22の表面を水で濡らすことになる。一方、貯水部59の水の加熱時に貯水部59の水を透過したマイクロ波は、直接食材22を加熱することになるが、上述した食材22の表面の結露した水を加熱し、75℃の沸騰まで、昇温させることになり、結果として、食材22は、加熱前に設定した75℃で、安定して加熱される。また、このマイクロ波が直接食材22に作用する加熱は、前述した75℃の蒸気による加熱に加わり、食材22を加熱するスピードを速くできる。
さらに、本実施の形態においては、食材22を置く載置面53は、載置台51の中央の凹部52に設けられており、また、載置面53には開口孔56を具備していない。凹部52の周囲の高い部分に開口孔56を具備した蒸気連通面55を形成しているので、たとえ貯水部59の水が沸騰して、開口孔56と隙間58から飛び出しても、沸騰した水が直接食材22に当たることを抑制できる。したがって、食材22に対して必要以上に沸騰水がかかることは無くなり、この作用で食味が変わることが無い。
また、食材22より高い位置まで、貯水部59の水を溜め、取り囲むことができるので、貯水部59の水が沸騰した際に、その沸騰水の熱が載置面53を介して食材22に熱伝達し、食材22の昇温を早くすることができる。さらに、貯水部59の水を載置台51の形状に合わせて、凹形状に変えることで、水の表面積を増し、水へのマイクロ波吸収量を向上させ、貯水部59の昇温を早くすることができる。
なお、本実施の形態では、貯水部59の水で発生する蒸気は、開口孔56と蒸気連通面55の外周に設けた隙間58を通過させて、加熱容器50内に蒸気を充満させているが、開口孔56を無くし、隙間58だけにしても良く、要は、凹部52を形成する垂直壁54の外側から蒸気を通過させる構成にすれば良い。
以上のように、本発明の加熱調理器は、所定の減圧状態で生じる水の沸騰温度と同じ温度で、食材を安定して加熱できるので、食品工場内の加熱工程等にも適用できる。
1、18 本体(調理器本体)
2、19 加熱室
3、21、51 載置台
4、22 食材
6、25、56 開口孔
8、27、59 貯水部
9、28 減圧装置
11 蓋
13、34 マイクロ波発生装置
16、37 放射口
17、39 制御装置
20、50 加熱容器
5、23、53 載置面
24、55 蒸気連通面
32、60 容器蓋
52 凹部
54 垂直壁
58 隙間

Claims (6)

  1. 調理器本体内に設けた加熱室と、
    マイクロ波を発生させるマイクロ波発生装置と、
    前記マイクロ波発生装置で発生させたマイクロ波を前記加熱室内に放射する放射口と、
    前記加熱室内を減圧する減圧装置と、
    前記加熱室を密閉する蓋と、
    前記マイクロ波発生装置および前記減圧装置を制御する制御装置と、を備え、
    前記加熱室は、内部に、水を貯める貯水部と、食材を載置する載置台と、を具備し、
    前記放射口は、前記加熱室壁に隣接して設けるとともに前記載置台よりも前記貯水部に近い位置に設置され、
    前記制御装置は、前記食材を加熱時に、前記減圧装置および前記マイクロ波発生装置を制御して前記貯水部内の水を加熱し、蒸気を発生させて前記食材を加熱する、加熱調理器。
  2. 調理器本体内に設けた加熱室と、
    前記マイクロ波を発生させるマイクロ波発生装置と、
    前記マイクロ波発生装置で発生させたマイクロ波を前記加熱室内に放射する放射口と、
    前記加熱室内に収容する加熱容器と、
    前記加熱容器内または/および前記加熱室内を減圧する減圧装置と、
    前記加熱容器内または/および前記加熱室内を密閉する蓋と、
    前記マイクロ波発生装置および前記減圧装置を制御する制御装置と、を備え、
    前記加熱容器内には、水を貯めておく貯水部と、食材を載置する載置台と、を具備し、
    前記放射口は、前記加熱室壁に隣接して設けるとともに前記載置台よりも前記貯水部に近い位置に設置され、
    前記制御装置は、前記食材を加熱時に、前記減圧装置および前記マイクロ波発生装置を制御して前記貯水部内の水を加熱し、蒸気を発生させて前記食材を加熱する、加熱調理器。
  3. 前記載置台は前記食材を置く載置面を具備し、前記載置面は貫通する開口孔を設け、前記貯水部から発生する蒸気を前記開口孔から通過させ、前記食材を加熱する、請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 前記載置台は前記食材を置く載置面を具備し、前記載置面は蒸気を通過させない構成とし、前記載置面の周囲に開口孔を具備した蒸気連通面または/および前記載置面の周囲に隙間(前記載置台の外周と前記加熱室または前記加熱容器の内壁との隙間)を設け、
    前記貯水部から発生する蒸気を前記開口孔または/および前記隙間から通過させ、前記食材を加熱する、請求項1または2に記載の加熱調理器。
  5. 前記載置台は中央に凹部を有した形状とし、前記凹部は蒸気を通過させない構成とするとともに前記食材を置く載置面を形成し、前記凹部を形成する垂直壁の外側に開口孔を具備した蒸気連通面または/および前記凹部を形成する前記垂直壁の外側に隙間(前記載置台の外周と前記加熱室または前記加熱容器の内壁との隙間)を設け、
    前記貯水部から発生する蒸気を前記開口孔または/および前記隙間から通過させ、前記食材を加熱する、請求項1または2に記載の加熱調理器。
  6. 前記制御装置は、前記食材の種類や仕上がり状態に応じて前記加熱容器内または/および前記加熱室内の圧力を設定する、請求項1から5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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