JPH0418672A - 画像ファイルアクセス方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、特に表示画面には一度に表示できない大画面
の画像情報を扱うコンピュータシステムにおける画像フ
ァイルアクセス方式に関する。

（従来の技術） 従来、コンピュータシステムにおいて、画像ファイルを
例えば光デイスク装置等のファイル装置に格納し、デー
タ処理に応じて必要な画像ファイルをアクセスし、表示
画面に表示する方式がある。ファイルは、通常ではディ
レクトリ、リストによるツリー構造形式で、１次元的に
管理されている。

ところで、表示画面のサイズより大きい大画面の画像情
報をファイルして、必要に応じてアクセスする場合には
、−度に表示できないため、その一部を選択して取り出
すことになる。このような大画面の画像情報を扱うシス
テムでは、画像情報を複数の単位画像に分割し、各単位
画像とその配置に対応するファイル名が割り当てられる
。このファイル名により各単位画像をアクセスし、例え
ば現在表示中の単位画像に隣接する単位画像を新たに表
示する場合には、その新たな単位画像をフアイル名に基
づいてアクセスすることになる。

（発明が解決しようとする課題） 従来の１次元的に管理する画像ファイル方式では、大画
面の画像情報を扱う場合には、画像情報を複数の単位画
像に分割し、ファイル名により各単位画像をアクセスす
ることになる。このような方式では、例えば現在表示中
の単位画像に隣接する単位画像をアクセスする場合には
、ファイル名に基づいて該当する単位画像を探索してア
クセスすることになる。このため、大画面の画像情報の
全体をアクセスして表示する際に、その処理時間は多大
となる。

本発明の目的は、大画面の画像情報を複数の単位画像に
分割してファイルするシステムにおいて、その画像情報
の一部をアクセスする際のアクセス速度を高速化し、結
果的に大画面の画像情報の全体をアクセスする処理効率
を高めることができる画像ファイルアクセス方式を提供
することにある。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段と作用） 本発明は、２次元の大画面の画像情報を所定サイズの複
数の画像ピース（単位画像）に分割してファイルする画
像ファイルアクセス、方式において、各画像ピースを行
列構成に配置した際に、同一行または同一列の前記各画
像ピースを配置順にそれぞれ格納する複数のファイル手
段及び大画面の画像情報の所定の指定部分を表示する際
に、その表示エリアに対応する行列位置の各画像ピース
をそれぞれ複数のファイル手段から順次アクセスするア
クセス手段とを備えた方式である。

このような構成により、隣接する画像ピースをアクセス
する際に、共通のファイル手段からアクセスする確率を
高くし、結果的に画像ファイルのアクセス速度を高速化
することが可能となる。

（実施例） 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は同実施例に係わる画像ファイルアクセス方式を
説明するための概念図である。本方式では、第１図に示
すように、表示画面のサイズより大きい大画面の画像情
報１０が所定サイズの複数の画像ピース１１に分割され
る。各画像ピース１１は一度のアクセス単位に対応する
単位画像であり、画像情報ＩＯに対応した行列（ｉ、ｊ
）構成で配置されている。画像情報１０は光デイスク装
置２０に格納される。光デイスク装置２０は複数の光デ
ィスク２０ａ〜２０ｄを有し、それぞれ各画像ピース１
１毎に格納する。即ち、画像ピース１１中で、へ画像は
光ディスク２０ａに格納され、８画像は光ディスク２０
ｂに格納され、Ｃ画像は光ディスク２０ｃに格納され、
０画像は光ディスク２０ｄに格納される。

光デイスク装置２０は、第２図に示すように、ファイル
アクセス制御装置２１によりアクセスされる。

ファイルアクセス制御装置２１は、画像情報１０の２次
元配列位置（行列構成）に対応するテーブル２２を有し
、このテーブル２２の情報に基づいて同一行または同一
列の各画像ピース１１を配置順に、光ディスク２０ａ〜
２０ｄのそれぞれに格納する。ファイルアクセス制御装
置２１は、画像情報ＩＯの表示位置に対応する各画像ピ
ース１１を光デイスク装置２０からアクセスし、表示装
置２３に転送する。表示装置２３は所定のサイズの画面
（第３図の３０）を有する。

次に、同実施例の動作を説明する。

先ず、第４図のステップＳ１に示すように、画像情報１
０での表示位置（エリア）が指定されると、ファイルア
クセス制御装置２１はテーブル２２の情報に基づいて、
その表示位置に該当する画像ピース１１を光デイスク装
置２０からアクセスする（ステップＳ２）。表示位置は
、例えば第３図に示すように、行列位置（ｉ、ｊ）の（
２，２）、（２゜３）、（３，２）、（３，３）に相当
するエリア３０である。このエリア３０は画像ピース■
１のサイズより大きいサイズであり、表示装置２３の表
示画面に相当する。

ここで、光デイスク装置２０には、同一行または同一列
の各画像ピース１１が配置順に、光ディスク２０ａ〜２
０ｄのそれぞれにサイクリックに格納されでいる。即ぢ
、第１図に示すように、例えば画像情報１０の１行目の
各画像ピースＩＩであるＡ画像は光ディスク２０ａに格
納され、８画像は光ディスク２０ｂに格納され、Ｃ画像
は光ディスク２０ｃに格納され、０画像は光ディスク２
０ｒｌに格納されている。

同様に、１列目の各画像ピース１１であるＡ画像は光デ
ィスク２０ａに格納され、０画像は光ディスク２ｎｄに
格納され、Ｃ画像は光デ、イスク２０ｃに格納され、８
画像は光ディスク２０ｂに格納されている。

菖゛替えれば、同一行または同一列の各画像ピース１１
が配置順に、光ディスク２０ａ〜２０ｄのそれぞれにサ
イクリックに格納されて、行または列が切り替わる毎に
、その格納先が一定方向に各ディスク２０ａ〜２０ｄ毎
にサイクリックに切り替わる方式である。

ファイルアクセス制御装置２１は、光ディスク２０ａか
ら表示位置３０の（２，２）、（３，３）に相当する画
像ピース１１であるＡ画像をアクセスする（ステップＳ
３）。さらに、光ディスク２０ｄから表示位置３０の（
２，３）に相当する０画像及び光ディスク２０ｂから表
示位置３０の（３，２）に相当する８画像をアクセスす
る（ステップＳ４゜Ｓ５）。ファイルアクセス制御装置
２１は、アクセスした各画像ピース１１を表示装置２３
に出力する。

これにより、表示装置２３の画面には、表示位置として
指定された画像情報１０の一部３０が表示されることに
なる（ステップＳ６）。

このようにして、大画面の画像情報１０の指定エリアを
表示する場合に、その指定エリアに対応する各画像ピー
ス１１を光ディスク２０ａ〜２０ｄからアクセスする。

この場合、光ディスク２０ａ〜２０ｄには、同一行また
は同一列の各画像ピース１１が配置順にサイクリックに
、かつ行または列が切り替わる毎に、その格納先が一定
方向に各ディスク２０ａ〜２０ｄ毎にサイクリックに切
り替わるように格納されている。したがって、光ディス
ク２０ａ〜２０ｄからアクセスする際に、予め用意した
テーブル２２から隣接する各画像ピース１１の格納先を
容易に検索することができるため、高速にアクセスする
ことが可能となる。言替えれば、従来の１次元的に管理
する画像ファイル方式のように、隣接する単位画像をフ
ァイル名に基づいて探索してアクセスする場合と比較し
て、隣接する単位画像をテーブルを利用して直ちにアク
セスすることが可能となる。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、大画面の画像情報
を複数の単位画像に分割してファイルする方式において
、隣接する単位画像のアクセスを高速に行なうことが可
能となる。したがって、大画面の画像情報の一部をアク
セスする際のアクセス速度を高速化し、結果的に大画面
の画像情報の全体をアクセスする処理効率を高めること
ができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係わる画像ファイルアクセス
方式を説明するための概念図、第２図は同実施例のシス
テムの構成を示すブロック図、第３図は同実施例の動作
を説明するための概念図、第４図は同実施例の動作を説
明するためのフロチャートである。 １０・・・大画面の画像情報、１１・・・画像ピース、
２０・・・光デイスク装置、２１・・・ファイルアクセ
ス制御装置。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 ヘ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ２次元の大画面の画像情報を所定サイズの複数の画像ピ
   ースに分割して、各画像ピースを行列構成に配置した際
   に、同一行または同一列の前記各画像ピースを配置順に
   それぞれ格納する複数のファイル手段と、 前記大画面の画像情報の所定の指定部分を表示する際に
   、前記各画像ピースを配置順を記憶したテーブルに基づ
   いて、前記指定部分に対応する行列位置の前記各画像ピ
   ースをそれぞれ前記複数のファイル手段から順次アクセ
   スするアクセス手段とを具備したことを特徴とする画像
   ファイルアクセス方式。