JPH04186581A - カセットハーフの結合方法 - Google Patents

カセットハーフの結合方法

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JPH04186581A
JPH04186581A JP31649590A JP31649590A JPH04186581A JP H04186581 A JPH04186581 A JP H04186581A JP 31649590 A JP31649590 A JP 31649590A JP 31649590 A JP31649590 A JP 31649590A JP H04186581 A JPH04186581 A JP H04186581A
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boss
horn
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Naoki Yoshinari
吉成 尚喜
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばマイクロカセットの製造に用いて有効
なカセットハーフの結合方法に関する。
〔発明の概要〕
本発明はカセットハーフの結合方法に関し、下ハーフに
植立されるボスの先端を上ハーフに設けられる孔より突
出させ、この先端部を横振動の超音波にて超音波溶融さ
せて、上下ハーフ間をカシメ結合するものであって、カ
セット匣体の損傷や、収納される磁気テープの損傷を招
くことなく、容易に良好なカセットハーフの結合を行え
るようにするものである。
〔従来の技術〕
例えばマイクロカセットの製a(こおいてカセ。
上ハーフの結合を行う場合には、従来は下ハーフに植立
されるボスに対して、上ハーフに設けられる孔を介して
、所謂タッピンネジをねし込むことによって結合するよ
うにされている。
しかしながら通常このようなネジは、1個のカセットに
対して4本捏度設けられており、タッピンネジを4本も
ねし込むことは、製造工程が増加し大量生産に不適当で
あると共に、製造コストが増大するなどの問題があった
[発明が解決しようとする課題] これに対して、カセット匣体を形成する樹脂を超音波溶
融させて、上下ハーフの結合を行うことが検討されてい
る。
すなわち第4図において、下ハーフ(41)の従来タッ
ピンネジのねし込まれていたボス(42)に対して、上
ハーフ(43)の孔に代えてボス(42)の先端を保持
するリブ(44)が設けられ、このリブ(44)内に超
音波溶融される突起部(45)が設けられる。そしてこ
の上ハーフ(43)の上側から、ボス(42)に対向す
る位置に超音波ホーン(51)を対接させ、このホーン
(51)にて縦振動の超音波を発生させることによって
、上述の突起部(45)が超音波溶融され、ボス(42
)の先端とリブ(44)が溶着され、上下ハーフ(41
) (43)が結合される。
ところがこの方法の実施に当たって、例えば4点ホーン
を用いて4箇所に同時に縦振動の超音波を発生させ、4
0kHzの振動で0.10秒の溶着を行ったところ、カ
セット匣体の前歯ビンに根本クランク等の損傷を生じる
問題が発生した。また同じく40kHzの振動で0.2
0秒の溶着を行ったところ、カセット匣体の前歯ビンに
傾斜クランク等の損傷を生した。また40kHzの振動
で0.30秒の溶着を行ったところ、カセット匣体の前
歯ビンに傾斜クラック等の損傷を発生すると共に、収納
される磁気テープのエツジ部に所謂ワカメ状の損傷を生
じた。
さらに40kl(zの振動で0.50秒の溶着を行った
ところ、カセット匣体の前歯ビンに傾斜クラック等の損
傷を発生し、収納される磁気テープのエツジ部に所謂ワ
カメ状の損傷を生じると共に、誤消去防止ツメにも傾斜
クラック等の損傷を発生した。
すなわち従来の縦振動の超音波を用いた超音波溶融によ
る溶着では、カセット匣体の損傷や、収納される磁気テ
ープの損傷を招く等、良好なカセットハーフの結合を行
うことができないものであった。
この出願はこのような点に鑑みてなされたもので、簡単
な構成で容易に良好なカセットハーフの結合を行うこと
ができるようにするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、下ハーフ(11)に植立されるボス(12)
の先端(突起部(13) )を上ハーフ(14)に設け
られる孔(15)より突出させると共に、この突出され
た先端部を横振動の超音波(超音波ホーン(21))に
て超音波溶融させて、この溶融によって上記上下ハーフ
間をカシメ結合するようにしたカセットハーフの結合方
法である。
〔作用] これによれば、下ハーフに植立されるボスの先端が上ハ
ーフに設けられる孔より突出され、この先端部が横振動
の超音波にて超音波溶融されて、上下ハーフ間がカシメ
結合されるので、カセット匣体の損傷や、収納される磁
気テープの損傷を招くことなく、容易に良好なカセット
ハーフの結合を行うことができる。
〔実施例] 第1図において、下ハーフ(1工)の従来タッピンネジ
のねじ込まれていたボス(12)の先端に超音波溶融さ
れる突起部(13)が設けられる。この突起部(13)
が上ハーフ(14)の孔(15)から突出される。さら
にこの孔(15)の周囲の上ハーフ(14)の上面側は
所定のテーパ状の凹部(16)にされると共に、下面側
には突起部(13)を保持するリブ(17)が設けられ
る。そしてこの上ハーフ(13)の孔(15)から突出
される突起部(13)に超音波ホーン(21)を対接さ
せ、このホーン(21)にて横振動の超音波を発生させ
ることによって、突起部(13)が超音波溶融され、こ
の溶融された樹脂がテーパ状の凹部(16)に溜まって
固化されることによって、上下ハーフ(11)(1,4
)がカシメ結合される。
すなわち第2図Aは溶着前の構成を示し、下ハーフ(1
1)のボス(12)の先端に突起部(13)が設けられ
、この突起部(13)が上ハーフ(14)の孔(15)
から突出されている。そして同図Bは溶着後の構成を示
し、横振動の超音波で超音波溶融された突起部(13)
は、この溶融された樹脂(18)がテーパ状の凹部(1
6)に溜まって固化されることによって、上下ハーフ(
11) (14)がカシメ結合されている。なおこの固
化された樹脂(18)の上面は、上ハーフ(14)の上
側のラベル面(19)に対して0.30〜0.70mm
程度の凹部となるように突起部(13)の太き、さ、凹
部(16)の形状等が調整される。
また第3図は超音波ホーン(21)にて超音波溶融を行
う際の構成を示し、超音波ホーン(21)に設けられた
例えば4点振動部(22)が、それぞれカセット匣体の
突起部(13)に対接され、この超音波ホーン(21)
の全体が例えば矢印aに示すように前後に振動されるこ
とによって、横振動の超音波が突起部(13)に与えら
れる。
こうして上述の方法によれば、下ハーフ(11)に植立
されるボス(12)の先端(突起部(13) )が上ハ
ーフ(14)に設けられる孔(15)より突出され、こ
の先端部が横振動の超音波(超音波ホーン(21))に
て超音波溶融されて、上下ハーフ間がカシメ結合される
ので、カセット匣体の損傷や、収納される磁気テープの
損傷を招くことなく、容易に良好なカセットハーフの結
合を行うことができるものである。
なおこの方法の実施に当たって、例えば4点ホーンを用
いて4箇所に同時に横振動の超音波を発生させ、20k
Hzの振動で0.20秒、0.40秒、0.80秒の溶
着を行ったところ、いずれの場合もカセット匣体及び収
納される磁気テープへの損傷は認められなかった。
(発明の効果〕 この発明によれば、下ハーフに植立されるボスの先端が
上ハーフに設けられる孔より突出され、この先端部が横
振動の超音波にて超音波溶融されて、上下ハーフ間がカ
シメ結合されるので、カセット匣体の損傷や、収納され
る磁気テープの損傷を招くことなく、容易に良好なカセ
ントノ飄−フの結合を行うことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカセ・ノトノ\−フの結合方法の
一例の説明のための線図、第2図、第3図は具体例の装
置の構成回、第4図は従来の方法の説明のための線図で
ある。 (11)は下ハーフ、(12)はボス、(13)は突起
部、(14)は上ハーフ、(15)は孔、(16)は凹
部、(17)はリブ、(21)は超音波ホーンである。 寅方帆府ツの精A口 第1図 第2図 言先亀弓 已] 第3図 第4図 手続補正書 平成 3年 1月18日 特許庁長官  植 松   敏   殿1、事件の表示 東成 2年 特 許 願 第316495号2、発明の
名称 カセットハーフの結合方法 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住 所 東京部品用区北品用6丁目7番35号名称(2
18日ニー株式会社 代表取締役 大 賀 典 雄 4、代理人 6、補正により増加する請求項の数 (1)明細書中、第3頁7行及び7〜8行にそれぞれ「
ホーン(51)、とあるを「ホーン振動部(51)。 と訂正する。 (2)同、第6頁3行「上ハーフ(13)Jとあるを「
上ハーフ(14) Jと訂正する。 (3)同、同頁4行及び5行にそれぞれロホーン(21
)jとあるを「ホーン振動部(22) Jと訂正する。 (4)同、第8頁19行r (21)は超音波ホーン」
とあるをr (21)は超音波ホーン、(22)はホー
ン振動部」と訂正する。 (5)図面中、第1図及び第4図を別紙の通り補正する
。 以上 1″″         へ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下ハーフに植立されるボスの先端を上ハーフに設けられ
    る孔より突出させると共に、 この突出された先端部を横振動の超音波にて超音波溶融
    させて、 この溶融によって上記上下ハーフ間をカシメ結合するよ
    うにしたカセットハーフの結合方法。
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JP2009236021A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Honda Motor Co Ltd 燃料ポンプ取付構造
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