JPH04186509A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH04186509A
JPH04186509A JP31391090A JP31391090A JPH04186509A JP H04186509 A JPH04186509 A JP H04186509A JP 31391090 A JP31391090 A JP 31391090A JP 31391090 A JP31391090 A JP 31391090A JP H04186509 A JPH04186509 A JP H04186509A
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JP
Japan
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magnetic
core
recording
thin
magnetic flux
Prior art date
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Pending
Application number
JP31391090A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Nakamoto
一広 中本
Masanori Tanabe
田辺 正則
Hiroshi Fukui
宏 福井
Tadayuki Iwakura
忠幸 岩倉
Makoto Saito
真 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、薄膜磁気ヘッドを搭載した磁気ディスク装置
に係り、特に、高密度記録に対応すべく、高保磁力媒体
に充分記録再生可能で、かつ急峻な記録磁界を発生する
薄膜磁気ヘットを有した磁気ディスク装置に関する。
〔従来の技術〕
従来からあるフェライトコア等を用いたバルク型磁気ヘ
ッドでは、コア材の飽和磁束密度が低いため、強い磁界
を発生させようとしても、磁気ギャップ付近の磁気飽和
により、充分な記録磁界が得られない。これに対しフェ
ライトの長所を活かしつつ、磁気ギャップ付近の磁気飽
和を避けるものとして、フェライトコアの磁気ギャップ
対向面に飽和磁束密度の高い金属磁性膜を形成したMI
Gヘッドがある。電子情報通信学会技術研究報告MR8
8−32によれば、トレーリング側ギャップ対向面に高
飽和磁束密度の金属膜を堆積した、MIGヘッドでは、
単に強い磁界が発生するだけでなく、急峻な記録磁界が
得られることが示されている。
ところで薄膜磁気ヘッドでは、通常は上部磁性体コアを
、記録を決定するトレーリング側とじて用いており、こ
れまでの保磁力の小さい媒体に対しては、磁性体コアの
厚さが比較的薄くても充分な記録再生ができている。こ
れは、上部磁性体コアの先端部付近の斜面部、または、
下部磁性体コアの先端部付近が上部磁性体コア先端より
磁気飽和しているためである。この上部磁性体コア先端
が磁気飽和しなければ、記録磁界は急峻のまま保たれる
ので、起磁力増加による再生出力の低下は起こらない。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、高記録密度化に伴い媒体の高保磁力化が進み
、これらの媒体に充分記録再生を行うには、ヘッドのコ
アを厚くする必要がある。こうなると前記上部磁性体斜
面部や下部磁性体での磁気飽和は起こりにくくなり、そ
の結果上部磁性コア先端部で磁気飽和を起こす。従って
起磁力の増加に伴って記録磁界の急峻性が損われ、再生
出力の低下が起こる。また、この再生出力低下現象は記
録密度が高くなる程顕著になり1本来高記録密度での記
録再生特性に優れている薄膜磁気ヘッドの特長を阻害す
ることになる。
本発明の目的は、記録を決定するトレーリング側コアの
先端部の磁気飽和を、リーディング側とトレーリング側
のコアの飽和磁束密度の違いの効果によって抑制し、起
磁力の増加に伴う再生出力の低下を充分小さく押さえる
ことによって記@密度特性を良くし、かつ高保磁力媒体
に対して充分な記録再生能力を持った薄膜ヘッドを提供
し、高密度記録に適した磁気ディスク装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的のうち起磁力増加に伴う再生出力低下を充分小
さく抑えるために、磁束を発生させるコイルと、発生し
た磁束を集めるための薄膜磁性体からなる一対のコアと
、記録媒体に記録するための磁束をもれさせるための磁
気ギャップを持った薄膜磁気ヘッドにおいて、トレーリ
ング側のコアの飽和磁束密度をリーディング側のコアの
飽和磁束密度に比べて高くしたものである。
また、目的のうち高保磁力媒体に充分に記録再生をする
ためには、コア材料の飽和磁束密度は高い方が望ましい
。従って、薄膜磁気ヘッドで、リーディング側のコアの
飽和磁束密度は、従来の薄膜ヘッドと同等かそれ以上の
ものが良い。
さらに基板と、その上に薄膜磁性体によって形成される
下部磁性体コアと、その上に、順次、形成される非磁性
絶縁層及び薄膜導体コイル、及び記録媒体に対向する側
に磁気ギャップを持ち、反対側で下部磁性体コアと磁気
的に短絡するように上部磁性体コアが薄膜磁性体によっ
て積層形成される薄膜磁気ヘッドにおいて、起磁力増加
に伴う再生出力低下を充分小さく抑えるため、上部磁性
体コアの飽和磁束密度を、下部磁性体コアの飽和磁束密
度に比べて高くしたものである。
また、高保磁力媒体に充分記録再生するためには、積層
形成される薄膜磁気ヘッドにおいて、下部磁性体の飽和
磁束密度は、従来の薄膜ヘッドと同等かそれ以上のもの
が良い。
〔作用〕
上記技術手段は、記録の決定されるトレーリング側の磁
界勾配の鈍化が、起磁力増加による再生高力低下を引き
起こしていることに着目して見出したものである。
トレーリング側のコアの飽和磁束密度をリーディング側
のコアの飽和磁束密度に比べて高くすることによって、
コイルで励磁したときにリーディング側のコアがトレー
リング側のコアよりもはやく磁気飽和を起こして、起磁
力の増加に対して流れる磁束量の増加が制御され、記録
を決定しているトレーリング側のコアの磁気飽和が抑制
できるそのため起磁力増加に伴う再生出力の低下が充分
小さくできて、記録密度特性が良好になる。
また、リーディング側のコアの飽和磁束密度を従来のN
iFe系合金と同等以上とし、トレーリング側のコアの
飽和磁束密度をリーディング側より高くすることによっ
て、従来の薄膜磁気ヘッドより大きな記録磁界が発生で
きる。そのため高保磁力媒体でも充分な記録再生が可能
である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を述べる。
〈実施例1〉 第1図は、本発明の一実施例である薄膜磁気ヘット先端
部の断面図である。同図において1は飽和磁束密度が1
.3 テスラ程度のCo系合金からなる上部磁性体コア
である。また、2は飽和磁束密度が1.0テスラ程度の
NiFe系合金からなる下部磁性体コアである。さらに
、3は上部磁気コアと下部磁気コアの間に充填されるホ
トレジスト等の有機材料からなる非磁性!!、縁層であ
り、4はこの薄膜磁気ヘッドを励磁するためのCu等の
導体からなるコイルである。5は、上部磁性体コア1及
び下部磁性体コア2の各々先端部の間につくられた磁気
ギャップで、アルミナ等のセラミック材料からなってい
る。
第2図は薄膜磁気ヘッドと媒体との対向部付近における
磁束分布の概略を示したものである。
本実施例は従来の薄膜磁気ヘッドと同様に上部磁性体コ
ア1をトレーリング側のコアとする。この状態でコイル
4を励磁し、コア1及び2で集められた磁束を磁気ギャ
ップ5からもらして媒体6に信号を記録する。本発明で
は、コイル4によって励磁する際の起磁力を増加させた
時にも、トレーリング側のコア1は磁気飽和が抑えられ
る。そのため、同図に示すように、トレーリング側の記
録磁界勾配は急峻さを保ち続ける。
第3図に従来の薄膜ヘッドとの性能の違いの一例を示す
。磁界の最大値の増加に対し、従来ヘッドは磁界勾配が
急速に低下する。ところが本発明からなる薄膜ヘッドで
は、はとんど低下しないので、従来ヘッドに比べてより
急峻な磁界勾配が得られることがわかる。これにより、
起磁力増加に伴う再生出力の低下が抑制でき、高S/N
比が得られる。また急峻な記録磁界が得られるため、高
記録密度の磁気ディスク装置にも対応できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、コイルで励磁したときリーディング側
コアが、トレーリング側コアより先に磁気飽和を起こす
ので、トレーリング側の記録磁界勾配が急峻のままほぼ
一定に保たれ、起磁力増加による再生出力の低下量が出
力最大値の10%以下に軽減できる。これによって磁気
ディスク装置としてS/N比が向上する。また、急峻な
記録磁界で記録するため、高密度記録に適した磁気ディ
スク装置となる。
また、本発明によれば、ヘッド先端に効率よく記録磁界
を発生させ得るため、保磁力1 koe以上の記録媒体
にも充分記録再生可能であり、高密度記録に適した磁気
ディスク装置となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の薄膜磁気ヘッドの媒体対
向部近傍での断面図、第2図は、薄膜磁気ヘッドの媒体
対向部近傍での断面図と磁束線図、第3図は、薄膜磁気
ヘッド及び従来の薄膜磁気ヘッドの、記録磁界勾配と最
大磁界値との関係を示す説明図である。 1・・・上部磁性体コア、2・・・下部磁性体コア、3
・・・非磁性絶縁層、4・・導体コイル、5・・・磁気
ギャップ、6・・・記録媒体。 第1図 と 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁束を発生させるコイルと、発生した磁束を集める
    ための薄膜磁性体からなる一対のコアと、記録媒体に記
    録するための磁束をもれさせるための磁気ギャップを持
    った、長手記録に用いられる薄膜磁気ヘッドを搭載した
    磁気ディスク装置において、前記薄膜磁気ヘッドの媒体
    走行方向に対してトレーリング側のコアの飽和磁束密度
    が、リーディング側のコアの飽和磁束密度に比べて高い
    ことを特徴とする薄膜磁気ヘッドをもつことを特徴とす
    る磁気ディスク装置。 2、基板と、その上に薄膜磁性体によって形成される下
    部磁性体コアと、その上に順次形成される非磁性絶縁層
    及び薄膜導体コイル、及び記録媒体に対向する側に磁気
    ギャップを持ち、反対側で前記下部磁性体コアと磁気的
    に短絡するように上部磁性体コアが薄膜磁性体によって
    積層形成される薄膜磁気ヘッドを搭載した磁気ディスク
    装置において、前記薄膜磁気ヘッドを構成する前記上部
    磁性体コアの飽和磁束密度が、前記下部磁性体コアの飽
    和磁束密度に比べて高い薄膜磁気ヘッドを有することを
    特徴とする磁気ディスク装置。 3、請求項1において、前記薄膜磁気ヘッドの前記トレ
    ーリング側のコアをCo系合金によって、また前記リー
    ディング側コアをNiFe系合金によって構成した薄膜
    磁気ヘッドをもつ磁気ディスク装置。 4、請求項2において、前記薄膜磁気ヘッドを構成する
    上部磁性体コアがCo系合金によって、また前記下部磁
    性体コアをNiFe系合金によって、それぞれ、構成し
    た薄膜磁気ヘッドをもつ磁気ディスク装置。
JP31391090A 1990-11-21 1990-11-21 磁気ディスク装置 Pending JPH04186509A (ja)

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