JPH04185698A - 小型プリンタ装置の摺動部材表面構造 - Google Patents

小型プリンタ装置の摺動部材表面構造

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JPH04185698A
JPH04185698A JP31544790A JP31544790A JPH04185698A JP H04185698 A JPH04185698 A JP H04185698A JP 31544790 A JP31544790 A JP 31544790A JP 31544790 A JP31544790 A JP 31544790A JP H04185698 A JPH04185698 A JP H04185698A
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JP
Japan
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sliding member
silicon dioxide
printing
film
wear
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Application number
JP31544790A
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English (en)
Inventor
Chihiro Fujimori
藤森 千広
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機構部に摺動部材として、板ばねを持つ小型
プリンタ装置の摺動部材表面構造に関する。
〔従来技術〕
従来の機構部に摺動部材として、板ばねを持つ小型プリ
ンタ装置は、摺動部材表面にグリースや固体潤滑皮膜の
塗布を行なって潤滑性を向上させていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の小型プリンタ装置機構部の摺動部材の板ばねは、
使用時間が経過すると共に、印字紙より発生する紙粉が
、鎖板ばね表面に入りこみ、紙粉の中の白土(紙の製造
工程で含有させる材料)に含まれる二酸化珪素や酸化ア
ルミニウムによって、摺動部材の板ばねが著しく摩耗す
るという課題を有していた。
本発明は、この様な課題を解決するもので、その目的と
するところは、板ばね表面の摩耗を抑制し、長時間印字
を続けることが出来る小型プリンタ装置を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上述の欠点を解決し、機構部に摺動部材として
、板ばねを持つ小型プリンタ装置において、該プリンタ
装置の摺動部材表面に、二酸化珪素を含有する固体潤滑
皮膜を付加したことを特徴とする小型プリンタ装置の摺
動部材表面構造。
〔作用〕
本発明によると、摺動部材の板ばねの表面に塗布される
固体潤滑被膜は、該被膜に分散配合された二酸化珪素粒
子により、前記の板ばねを小型プリンタ装置に組み込み
作動させた場合、印字紙から発生する紙粉が、固体潤滑
皮膜の表面に付着しても、該固体潤滑皮膜自体の潤滑性
および、紙粉の中の二酸化珪素粒子と前記固体潤滑皮膜
の中に配合した二酸化珪素粒子とが同硬度であることに
より、摺動による摩耗を著しく抑制することができる。
また、印字時間の経過と共に、増加発生する紙粉は、固
体潤滑皮膜の表面にも付着するが、該固体潤滑皮膜が紙
粉に含まれる二酸化珪素粒子より軟らかいために、紙粉
中の二酸化珪素粒子を取り込む包埋効果によって、摩耗
により失われる二酸化珪素粒子を補填することになる。
C実施例) 以下に図にしたがって本発明の原理および実施例につい
て説明する。
第1図は本発明の原理を示す説明図であって、摺動部材
の板ばね1の表面には四弗化エチレン系または二硫化モ
リブデン系の固体潤滑皮j!4を塗布する。該皮膜の中
には二酸化珪素粒子5を分散配合してあり、この構造の
摺動部材の板ばね1を小型プリンタ装置に組人込み作動
させた場合、印字紙から発生する紙粉3が固体潤滑皮膜
4の表面に付着しても、該固体潤滑皮膜自体の潤滑性お
よび、紙粉3の中の二酸化珪素粒子と固体潤滑皮膜4の
中に配合した二酸化珪素粒子5とが同硬度であることに
より、摺動による摩耗を著しく抑制することができる。
第2図は、本発明による第1の実施例を示すものであっ
て、小型プリンタ装置の活字輪選択型の印字機構部を示
す。すなわち、印字指令が入ると活字輪軸14が矢印A
方向に回転する。活字輪軸14の溝20が活字と同期す
るタイミングに合わせてトリガーマグネット18に通電
する。するとトリガー吸引板17はトリガーマグネット
18に吸引され、トリガー吸引板17と係合している摺
動部材の板ばねのトリガーばね10も矢印B方向に移動
し、活字輪重15との係合を外す。
一方、活字輪重15は活字軸承固定軸19を中心として
、活字輪重ばね21の力により矢印C方向に回転し、活
字軸軸14の溝20と係合して、活字軸軸14と一緒に
矢印入方向に回転する。活字輪13も同時に回転し、印
字指令により、トリガーマグネット18の通電が遮断さ
れ、図示しないモーターと活字輪軸14および活字輪1
3が停止する。
印字の力めに必要なインクは、図示しないインクロール
によって、活字表面全体に供給されており、活字輪13
が回転を中止するとクランク軸11を中心に駆動された
印字ローラー12が矢印り方向に作動し、印字ローラー
12と活字輪13の整列された活字の間に挟まれた印字
紙22を押圧して印字が行われる。第3図は、本発明の
第2図の第1の実施例の摺動部材の板ばねであるトリガ
ーばね10の斜視図である。このような機構で、摺動部
材の板ばねであるトリガーばね10は、活字輪重15と
常に摺動状態になっており、発生する紙粉が印字時間の
増加とともにト1/ガーばねl○の活字軸重15と摺動
する箇所に入り込む。もっとも摩耗する部分は、活字輪
重と摺動するA−A′部分である。
そこで、トリガーばね10の活字輪重15と摺動するA
−A =部分を含む表面4に、二酸化珪素粒子を分散配
合した四弗化エチレン系または二硫化モリブデン系の固
体潤滑被膜を塗布した構造を用いることにより、本実施
例では、二酸化珪素の粒径5〜10μmで、固体潤滑皮
膜への含有量が重量比で5〜50%。該固体潤滑皮膜の
厚さが50〜100μmの範囲で、紙粉の混入状態での
摺動部材の板ばねであるトリガーばね10の耐摩耗性が
、摩耗量の従来比で50〜100%向上するという効果
が確認されている。
第4図は、本発明の第2の実施例であって、小型プリン
タ装置のシリアルタイプヘッドを示す。
コイル35に通電することにより、鉄芯34を励磁し、
作動板39に固定されたプランジャー36を吸引する。
この時、作動板39の回転中心は、ビン37に咬合した
作動板39と作動板ばね40の支点41であり、作動′
!fi39の先端部がワイヤービン38の先端部を打撃
する。?イヤー33はワイヤーピン38に固定されてお
り、インクリボン32と印字紙31を介してプラテン3
0を打撃し、印字する。
このような機構で、摺動部材の作動板ばね40は作動板
39と支点41で常に摺動状態となっており、発生する
紙粉が印字時間の増加とともに作動板ばね40と作動板
39の支点41の箇所に入り込む。そこで、摺動部材の
板ばねである作動板ばね40の作動板39と摩擦する表
面に、二酸化珪素粒子を分散配合した四弗化エチレン系
または二硫化モリブデン系の固体潤滑皮膜を塗布した構
造を用いることにより、著しく摩耗を減少させることが
できる。
ま方、作動板39に該構造を用いても作動板39と作動
板ばね40の摩耗を抑制し、同様の効果が得られること
が確認されている。
第5図は、本発明の第3の実施例を示すものであって、
小型プリンタ装置のシャトルタイプヘッドを示す。コイ
ル57に通電することにより、鉄芯59を励磁し、印字
板52に固定された吸引鉄芯58を吸引する。さらに印
字板52に固定された印字ピン55が作動し、インクリ
ボン54と印字紙51を介して、プラテン53を打撃し
印字する。
このような機構で、摺動部材の板ばねである印字板ばね
50は印字板52と作用点60で常に摺動状態となって
おり、発生する紙粉が印字時間の増加とともに作用点6
00箇所に入り込む。そこで、摺動部材の板ばねである
印字板ばね50の印字板52と摩擦する表面に、二酸化
珪素粒子を分散配合した四弗化エチレン系または二硫化
モリブデン系の固体潤滑皮膜を塗布した構造を用いるこ
とにより、著しく摩耗を減少させることができる。
また、印字板52に該構造を用いても印字板52と印字
板ばね50の摩耗を抑制し、同様の効果が得られること
が確認されている。
第6図は、第1の従来例を示すものであって、従来の小
型プリンタ装置機構部の摺動部材の板ばね1は、使用時
間が経過すると共に、印字紙より発生する紙粉3が、鎖
板ばね表面に入りこみ、グリース2の表面に吸着され、
また重力沈降や摺動によりグリース2の内部に混入し、
紙粉3の中の白土(紙の製造工程で含有させる材料)に
含まれる二酸化珪素や酸化アルミニウムによって、板ば
ね1が著しく摩耗していた。
第7図は、第2の従来例を示すものであって、従来の小
型プリンタ装置機構部の摺動部材の板ばね1は、使用時
間が経通すると共に、印字紙より発生する紙粉3が、鎖
板ばね表面に入りこみ、固体潤滑皮膜4の表面に付着し
、紙粉3の中の白土(紙の製造工程で含有させる材料)
に含まれる二酸化珪素や酸化アルミニウムによって、該
皮膜が二酸化珪素や酸化アルミニウムより柔らがいため
に摩滅して、摺動部材の板ばね1が著しく摩耗していた
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明は、二酸化珪素を含有する固体
潤滑皮膜を付加した事によって、摺動部材の板ばね表面
の耐摩耗性が著しく向上するので、耐久性が向上し、印
字紙中に白土を多く含む紙を使用した場合でも摺動部材
の板ばねの摩耗を従来より著しく減少させることができ
る。
さらに紙粉中の二酸化珪素粒子が固体潤滑皮膜に補充さ
れることにより耐摩耗性を持続させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による摺動部材表面構造の摩耗抑制の
原理を示す説明図。 第2図は、本発明の第1の実施例の断面図。 第3図は、第1の実施例の摺動部材の板ばねの斜視図。 第4図は、本発明の第2の実施例の断面図。 第5図は、本発明の第3の実施例の断面図。 第6図は、従来例の第1の説明図。 第7図は、従来例の第2の説明図。 1・・・摺動部材の板ばね 2・・・グリース 3・・・紙粉 4・・・固体潤滑皮膜 5・・・二酸化珪素粒子 10・・・トリガーハネ 11・・・クランク軸 12・・・印字ローラ 13・・・活字輪 14・・・活字輪軸 15・・・活字輪重 16・・・ねじ 17・・・トリガ吸引板 18・・・トリガマグネット 19・・・活字輪爪軸 20・・・活字輪軸の溝 21・・・活字輪重ばね 22・・・印字紙 30・・・プラテン 31・・・印字紙 32・・・インクリボン 33・・・印字ワイヤー 34・・・鉄芯 35・・・コイル 36・・・プランジャー 37・・・ピン 38・・・ワイヤーピン 39・・・作動板 40・・・作動板ばね 41・・・支点 50・・・印字板ばね 51・・・印字紙 52・・・印字板 53・・・プラテン 54・・・インクリボン 55・・・印字ピン 56・・・コイル 57・・・ダンパースペーサー 58・・・吸引鉄芯 59・・・鉄芯 第1図 第2図 第3[ン1 第4図 第5図 第7図 50°0886o3−2c B41J  3/10   109

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 機構部に摺動部材として、板ばねを持つ小型プリンタ装
    置において、該プリンタ装置の板ばね表面に二酸化珪素
    を含有する固体潤滑皮膜を付加したことを特徴とする小
    型プリンタ装置の摺動部材表面構造。
JP31544790A 1990-11-20 1990-11-20 小型プリンタ装置の摺動部材表面構造 Pending JPH04185698A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1422436A1 (fr) * 2002-11-25 2004-05-26 CSEM Centre Suisse d'Electronique et de Microtechnique SA Ressort spiral de montre et son procédé de fabrication

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