JPH04184918A - 絶縁基体上への不純物拡散方法 - Google Patents

絶縁基体上への不純物拡散方法

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JPH04184918A
JPH04184918A JP31508290A JP31508290A JPH04184918A JP H04184918 A JPH04184918 A JP H04184918A JP 31508290 A JP31508290 A JP 31508290A JP 31508290 A JP31508290 A JP 31508290A JP H04184918 A JPH04184918 A JP H04184918A
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JP
Japan
Prior art keywords
thin film
insulating substrate
implanted
single crystal
impurities
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Pending
Application number
JP31508290A
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English (en)
Inventor
Jun Nakayama
潤 中山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Thin Film Transistor (AREA)
  • Recrystallisation Techniques (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はS OI (Silicon On In5u
lator)単結晶シリコン薄膜に高濃度拡散を行なう
方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、単結晶シリコン薄膜に形成されるMOSトランジ
スタのソース、ドレイン領域に高濃度拡散を選択的に行
うには高精度の拡散が可能なイオン注入法が用いられて
いる。
まず、第3図(a)に示す様に、絶縁基板1上に形成し
た単結晶シリコン薄膜2上に絶縁膜7を形成後、部分的
にイオン注入のマスク3を形成する。
次に、第3図(b)に示す様に、リン(P)を40ke
Vのエネルギーで5×1014(個/cm’)注入する
と、リンが注入された領域の単結晶シリコン薄膜2のリ
ンを含んだ部分(打込層)はアモルファス化された層4
になる。
次に、第3図(C)に示す様に、マスク3を除去したの
ち、900℃の窒素雰囲気中でアニールすると、打込み
層4はリンを含んだ多重結晶シリコン薄膜5になる。
一般の単結晶ウェハーを用いた半導体工程では、打込み
層を打込み条件で完全にアモルファス化して、900℃
以上の高温アニールで活性化と同時に下側の結晶層より
結晶成長させ、打込み層を単結晶化させるということが
行なわれている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記単結晶ウェハーの例を薄膜のSOI
層に通用した場合イオン注入によりアモルファス化した
シリコン薄膜領域4を900℃以上の高温でアニールす
ると、イオン注入を行なっていないシリコン薄膜2から
横方向の固相成長が生じて結晶が回復する前に、アモル
ファス化した単結晶シリコン薄膜4に多数の結晶核が生
じて多結晶シリコン薄膜5になるため、イオン注入をし
た薄膜単結晶領域のアニール後の抵抗値が大きくなる欠
点があり、TPTのソース、ドレインとして用いる場合
にはMO5特性の低下を招いていた。
また、単結晶シリコン薄膜2がイオン注入によりアモル
ファス化せずアニール後も単結晶になる様、注入する不
純物の量を少なくすると、単結晶シリコン薄膜2に含ま
れる不純物の量が少ないため、単結晶シリコン薄膜2の
抵抗が大きい欠点があった。
[課題を解決するための手段] 本発明の絶縁基体上への不純物拡散方法は、絶縁基体上
の単結晶シリコン薄膜が完全にアモルファスとなる以上
の量であって、シリコンの固溶限以下の量の不純物を、
絶縁基体上の単結晶シリコン薄膜の部分的な領域にイオ
ン注入することにより該部分的な領域を不純物を含有し
たアモルファス層とする工程;イオンの未注入領域の側
面のみがシードとなる温度で加熱することにより該側面
からの固相成長により、該アモルファス層を単結晶化し
かつ不純物を活性化する第1次熱処理工程:単結晶化し
た層に存在する微少欠陥を除去し得る温度で加熱する第
2次熱処理工程を少なくとも含むことを特徴とする。
[実施態様例] 本発明において、第1次熱処理温度は、500℃〜70
0℃が好ましく、550℃〜65−0℃が最も好ましい
、なお、熱処理時間としては、1時間〜15時間が好ま
しい。
また、第2次熱処理温度は、aOO℃〜1100℃が好
ましく、900℃〜1000℃が最も好ましい、なお、
熱処理時間としては、30分〜2時間が好ましい。
また、単結晶シリコン薄膜の部分的な領域にイオン注入
する際におけるイオン注入量は注入イオンの種類により
異なるが、注入量の下限は単結晶St薄膜2がアモルフ
ァス化する量で決まり、注入量の上限は単結晶St薄膜
2への不純物の固溶限で決まる0例えばP型不純物のI
IB+の場合、1×10′′(個/Cm2)〜1x10
′8(個/cm”)が好ましく、411By2+の場合
、lX1014(個/Cm2)〜1×1016(個/c
m”)が好ましい、N型不純物のAsの場合、3×10
14(個/Cm2)〜1×1016(個/cm’)が好
ましく、sbの場合1×1014(個/Cm2)〜7×
1014(個/Cm2)好ましく、31P0の場合lX
l0”(個/cm”)〜1x 1 () 16 (個/
cm”)が好ましい。
なお、上記イオンを注入して単結晶シリコン薄膜を完全
にアモルファス化した後、アモルファス化した層と絶縁
基体の界面にStを注入した後、アモルファス層を固相
成長により単結晶化すれば下地絶縁膜との界面に生じる
核の発生をより一層よく防止することができるのでより
好ましい。
この際におけるSiのドーズ量としては、5×1014
(個/cm” )〜5Xto”(個/cm”)が好まし
い。
なお、本発明において、絶縁基体上の単結晶シリコン薄
膜の膜厚としては、イオン注入でSi薄膜がアモルファ
ス化する膜厚以下が好ましい。
[作用] 本発明では、高濃度の不純物を注入した単結晶シリコン
薄膜の絶縁基板と単結晶シリコン薄膜の界面にシリコン
をイオン注入した後、341次熱処理(低温熱処理)と
第2次熱処理(高温熱処理)の2段階でアニールしてい
るため、高濃度の不純物のイオン注入により完全にアモ
ルファス化したシリコン薄膜が高濃度を、不純物を含ん
だ単結晶シリコン薄膜にすることができる。
[実施例] 第1図は本発明の第1の実施例を示す図である。
まず、′s1図(a)に示す様に、絶縁基板1上に形成
した厚さ500人の単結晶シリコン薄膜2と絶縁膜フを
200人形成後、部分的にイオン注入のマスク3を形成
する。
次に、第1図(b)に示す様に、リンを40keVのエ
ネルギーで5xto”(個/cm”)注入して単結晶シ
リコン薄膜2の注入領域を完全にアモルファス化し、リ
ンを含んだアモルファス層4を形成した後、アモルファ
ス層4と絶縁基板1の界面にStを50keVでlXl
0”(個/cm”)注入する。
次に、第1図(C)に示す様に、マスク3を除去した後
、600℃で10時間窒素中でアニール(第1次熱処理
)すると、イオン未注入の単結晶領域2から7μmの長
さ横方向の固相成長によりアモルファス層4はほぼ単結
晶化してリンを大部分活性化した。その後、900℃の
高温で窒素中で1時間アニール(第2次熱処理)して残
った微少欠陥を除去するとともにリンを完全活性化した
。これにより、リンを含んだ単結晶シリコン薄膜6が形
成された。
この方法で形成した高濃度拡散層は単結晶と同等の低い
抵抗値を示した。
[他の実施例] 第2図は本発明の第2の実施例を示す図である。
第2図(a)に示す様に、絶縁基板1上に形成した厚さ
500人の単結晶シリコン薄膜2をリアクティブ・イオ
ン・エツチングにより島状にした後、厚さ200人の絶
縁膜7を形成した。
次に、第2図(b)に示す様に、ゲート電極となる多結
晶シリコン薄膜8を堆積した後パターニングし、411
nF2+を40 k e V(Dエネルギーで2X10
’″(個/cm’)注入して単結晶シリコン薄膜2の注
入領域を完全にアモルファス化し、ボロンを含んだアモ
ルファス層9を形成した。その後、更に下地絶縁膜界面
での核発生を抑えるためにアモルファス層9と絶縁基板
1の界面にSiを50keVで1×10111(個/ 
c rn” )打ち込んだ。
次に、第2図(C)に示す様に、PSG膜1膜管000
0人堆積後、600℃で10時間窒素中でアニールした
ところ、ゲート電極下でチャンネル領域となるイオン未
注入の単結晶領域2から横方向に長く固相成長が生じ、
単結晶化するとともにボロンを活性化した。その後、9
00℃の窒素中で1時間アニールすることにより、残っ
た微少欠陥を除去し、ソース領域11とドレイン領域1
2を形成した。さらに電極13と14を形成してP型T
FTを形成した。
このTFTは、ウェハ上に形成したものとほぼ同等の低
い抵抗値を有するものであった。
[発明の効果] 以上説明したように、完全にアモルファスとなる以上の
不純物量をイオン注入した単結晶シリコン薄膜を低温で
アニールし、イオンの未注入領域を横方向固相成長のシ
ードにしてアモルファス化したイオン注入領域を固相成
長により単結晶化して不純物を活性化し、高温でアニー
ルして微小欠陥を除去するとアモルファス狽に核発生が
生じることなく単結晶化と不純物の活性化が行なえるの
で、高濃度の不純物を含み抵抗値の低い単結晶シリコン
薄膜が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す工程図、第2図は本発明
の他の実施例を示す工程図、第3図は従来の方法による
不純物拡散を示した図である。 (符号の説明) 1・・・絶縁基板、2.6・・・単結晶シリコン薄膜、
3・・・マスク、4,9・・・アモルファス層、5.8
・・・多結晶シリコン薄膜、7・・・絶縁膜、10・・
・PSG膜、11・・・ソース領域、12・・・ドレイ
ン領域、13.14・・・電極。 第1図 ◆ 番 番 ◆ ◆ + 番 第2図 第3[!1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)絶縁基体上の単結晶シリコン薄膜が完全にアモル
    ファスとなる以上の量であって、シリコンの固溶限以下
    の量の不純物を、絶縁基体上の単結晶シリコン薄膜の部
    分的な領域にイオン注入することにより該部分的な領域
    を不純物を含有したアモルファス層とする工程;イオン
    の未注入領域の側面のみがシードとなる温度で加熱する
    ことにより該側面からの固相成長により、該アモルファ
    ス層を単結晶化しかつ不純物を活性化する第1次熱処理
    工程;単結晶化した層に存在する微少欠陥を除去し得る
    温度で加熱する第2次熱処理工程を少なくとも含むこと
    を特徴とする絶縁基体上への不純物拡散方法。 (2)上記不純物拡散を行なうにあたり、イオン注入領
    域の単結晶シリコン薄膜と絶縁基体の界面にシリコンを
    注入することを特徴とする請求項1記載の不純物拡散方
    法。 (3)シリコンの注入量は、5×10^1^4(個/c
    m^2)〜5×10^1^5(個/cm^2)であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の絶縁基体、上への不純物
    拡散方法。(4)第1次熱処理温度は、500℃〜70
    0℃であることを特徴とする請求項1記載の絶縁基体上
    への不純物拡散方法。 (5)第2次熱処理温度は、800℃〜1100℃であ
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の絶縁基体上へ
    の不純物拡散方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5736438A (en) * 1992-10-28 1998-04-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Field effect thin-film transistor and method of manufacturing the same as well as semiconductor device provided with the same
WO2001082346A1 (fr) * 2000-04-24 2001-11-01 Beijing Normal University Procede de fabrication d'un materiau en silicium sur isolant (soi)
WO2004049412A2 (en) * 2002-11-27 2004-06-10 Canon Kabushiki Kaisha Producing method for crystalline thin film

Cited By (4)

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