JPH04183632A - 自動車用換気装置 - Google Patents
自動車用換気装置Info
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- JPH04183632A JPH04183632A JP30910290A JP30910290A JPH04183632A JP H04183632 A JPH04183632 A JP H04183632A JP 30910290 A JP30910290 A JP 30910290A JP 30910290 A JP30910290 A JP 30910290A JP H04183632 A JPH04183632 A JP H04183632A
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- vent duct
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野)
本発明は、形状の自由度と耐屈曲性に優れ、スクラップ
の再生利用が可能な、自動車用換気装置に関する。
の再生利用が可能な、自動車用換気装置に関する。
〔従来技術]
第3図に示すごとく、自動車用換気装置はベントダクト
本体8と、該ベントダクト本体8の開口部80に対して
開閉可能に取り付けられたフラップ7とよりなる。この
自動車用換気装置は、車室内の空気3をその風圧により
車外へ排出するものである。
本体8と、該ベントダクト本体8の開口部80に対して
開閉可能に取り付けられたフラップ7とよりなる。この
自動車用換気装置は、車室内の空気3をその風圧により
車外へ排出するものである。
また、上記ベントダクト本体8は、第3図に示すごとく
、フラ・ンブ受は部81とダクト部82とよりなる。そ
して、該ベントダクト本体8は複雑な形状を有しており
、車体の振動や衝撃に充分耐え得る物性が要求される。
、フラ・ンブ受は部81とダクト部82とよりなる。そ
して、該ベントダクト本体8は複雑な形状を有しており
、車体の振動や衝撃に充分耐え得る物性が要求される。
そのため、このベントダクト本体8は、比較的成形性及
び耐久性に優れたポリプロピレン樹脂等により構成され
ている。
び耐久性に優れたポリプロピレン樹脂等により構成され
ている。
一方、上記フラップ7は、上記フラップ受は部81に開
閉可能に取り付けたヒンジ部71を有し。
閉可能に取り付けたヒンジ部71を有し。
車内側6の空気3の風圧と、車外側5の空気との微小な
気圧差によりその自重で開閉するよう構成されている。
気圧差によりその自重で開閉するよう構成されている。
そして、上記ヒンジ部71は、上記ベントダクト本体8
の開口部80に対して9ビス72により開閉可能に取り
付けられている。そして、該フラップ7は、上記ベント
ダクト本体8に密着するシール性、開閉時の屈曲に耐え
得るための耐屈曲性、開閉応答性を有する必要がある。
の開口部80に対して9ビス72により開閉可能に取り
付けられている。そして、該フラップ7は、上記ベント
ダクト本体8に密着するシール性、開閉時の屈曲に耐え
得るための耐屈曲性、開閉応答性を有する必要がある。
それ故、該フラップ7は、従来、しなやかさ等のベンデ
ィング特性、耐屈曲性、開閉応答性に優れた。
ィング特性、耐屈曲性、開閉応答性に優れた。
例えばクロロプレンゴム(CR)などの弾性ゴム体によ
り構成されている。
り構成されている。
しかし、上記フラップ7の厚さが薄く自重が小さい場合
には、該フラップ7がベントダクト本体8に対し密着性
が悪くなり、シール性、開閉応答性が低下する。そのた
め、車外の微小な砂埃等が車内側6に逆流入する不具合
がある。
には、該フラップ7がベントダクト本体8に対し密着性
が悪くなり、シール性、開閉応答性が低下する。そのた
め、車外の微小な砂埃等が車内側6に逆流入する不具合
がある。
そこで3本出願人は、上記問題を解決するために1種々
の検討を行い、まず、フラップ7を、CR,NBR等の
ゴム弾性体にストロンチウムフェライト、バリウムフェ
ライト等のハードフェライトを含有させた磁性ゴムシー
トにより構成した。
の検討を行い、まず、フラップ7を、CR,NBR等の
ゴム弾性体にストロンチウムフェライト、バリウムフェ
ライト等のハードフェライトを含有させた磁性ゴムシー
トにより構成した。
一方、ベントダクト本体8については、鉄片等の金属片
9を両面テープ等で貼着したもので構成した。また、ベ
ントダクト本体は、ニッケルフェライト、マンガンフェ
ライト等のソフトフェライトを含有した磁性プラスチッ
クにより構成した。
9を両面テープ等で貼着したもので構成した。また、ベ
ントダクト本体は、ニッケルフェライト、マンガンフェ
ライト等のソフトフェライトを含有した磁性プラスチッ
クにより構成した。
(解決しようとする課題〕
しかしながら、上記技術には1次の問題点がある。
即ち、上記フラップ7は、CR,NBR等のゴム弾性体
を主体としている。しかし、CR基以外ゴム弾性体は、
一般に耐屈曲性に乏しいため、ヒンジ部71において、
屈曲による破断を生し昌い。
を主体としている。しかし、CR基以外ゴム弾性体は、
一般に耐屈曲性に乏しいため、ヒンジ部71において、
屈曲による破断を生し昌い。
また、フラップ7は、その開閉時における伸縮変形に対
する復元性、特に低温時における復元性に優れない、そ
のため、上記フラップ7はベントダクト本体との密着性
に優れず、開閉応答性、シール性が低下し、信転性が低
くなる。
する復元性、特に低温時における復元性に優れない、そ
のため、上記フラップ7はベントダクト本体との密着性
に優れず、開閉応答性、シール性が低下し、信転性が低
くなる。
そして、フラップ7がゴム弾性体により構成されている
ため、その製造時に1次のような問題がある。
ため、その製造時に1次のような問題がある。
即ち、上記ゴム弾性体は、一般に下記の工程を経て製造
されるため、製造工程が煩雑となり、高価となる。その
主な要因としては、原料の混練(素ねり)、成形、加硫
の各工程などである。
されるため、製造工程が煩雑となり、高価となる。その
主な要因としては、原料の混練(素ねり)、成形、加硫
の各工程などである。
また、ゴム弾性体のスクラップは再生利用が可能でない
場合がある。
場合がある。
また、上記成形は、押出成形2型成形、ロール成形等に
より、平板状に形成したゴム練生地に熱可塑性を与える
工程である。そのため、得られる製品の形状は平板形状
に限られ、製品の形状の自由度が小さくなる。
より、平板状に形成したゴム練生地に熱可塑性を与える
工程である。そのため、得られる製品の形状は平板形状
に限られ、製品の形状の自由度が小さくなる。
一方、上記加硫は1作業が煩雑であり、長時間を要する
。
。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので
、形状の自由度と耐屈曲性に優れ、スクラップの再生利
用が可能な、自動車用換気装置を提供しようとするもの
である。
、形状の自由度と耐屈曲性に優れ、スクラップの再生利
用が可能な、自動車用換気装置を提供しようとするもの
である。
本発明は、ベントダクト本体と、該ベントダクト本体の
開口部に対して開閉可能に取り付けられたフラップとよ
りなる自動車用換気装置において。
開口部に対して開閉可能に取り付けられたフラップとよ
りなる自動車用換気装置において。
上記フラップは、ハードフェライトを含有する磁性熱可
塑性エラストマーよりなることを特徴とする自動車用換
気装置にある。
塑性エラストマーよりなることを特徴とする自動車用換
気装置にある。
本発明において最も注目すべきことは、上記フラップは
ハードフェライトを含有する磁性プラスチックよりなる
ことである。
ハードフェライトを含有する磁性プラスチックよりなる
ことである。
上記ハードフェライトは、ストロンチウムフェライト、
バリウムフェライトの1種又は2種を用いることが好ま
しい、これにより、上記フラップは、多極着磁(ピンチ
jII磁)効果による大きな磁束密度を有することにな
り、優れた磁性を有することになる。また、上記ハード
フェライトは5粒径が0.1μm〜50μmであること
が好ましい。
バリウムフェライトの1種又は2種を用いることが好ま
しい、これにより、上記フラップは、多極着磁(ピンチ
jII磁)効果による大きな磁束密度を有することにな
り、優れた磁性を有することになる。また、上記ハード
フェライトは5粒径が0.1μm〜50μmであること
が好ましい。
また、上記フラップは全体中にハードフェライトが10
〜90重量%含有されていることが好ましい、ハードフ
ェライトが90重量%を越えると。
〜90重量%含有されていることが好ましい、ハードフ
ェライトが90重量%を越えると。
成形性が悪くなるおそれがある。一方、ハードフェライ
トが10重量%未満では、磁性について満足する磁性熱
可塑性エラストマーを得ることができない。
トが10重量%未満では、磁性について満足する磁性熱
可塑性エラストマーを得ることができない。
また、上記熱可塑性エラストマーとしては、スチレン・
エチレン・ブタジェン・スチレン(SEBS)、スチレ
ン・ブチレン・スチレン(SBS)、スチレン・イソプ
レン・スチレン(SIS)などのスチレン系エラストマ
ー、ウレタン系(PU)、プラスチックラバー系(PR
)、塩化ビニル系(PVC)等の熱可塑性エラストマー
を用いる。このうち、特に、上記スチレン・エチレン・
ブタジェン・スチレンエラストマーを使用することか好
ましい、このものは、高強度、高弾性で、成形性、耐久
性に優れているからである。
エチレン・ブタジェン・スチレン(SEBS)、スチレ
ン・ブチレン・スチレン(SBS)、スチレン・イソプ
レン・スチレン(SIS)などのスチレン系エラストマ
ー、ウレタン系(PU)、プラスチックラバー系(PR
)、塩化ビニル系(PVC)等の熱可塑性エラストマー
を用いる。このうち、特に、上記スチレン・エチレン・
ブタジェン・スチレンエラストマーを使用することか好
ましい、このものは、高強度、高弾性で、成形性、耐久
性に優れているからである。
また、上記熱可塑性エラストマーにハードフェライトを
含有させたとき、メルトインデックスは好ましくは5以
上であり、更には10以上であることがより好ましい、
また1表面硬度は、、ll5K6301で30〜70度
であることが好ましい。
含有させたとき、メルトインデックスは好ましくは5以
上であり、更には10以上であることがより好ましい、
また1表面硬度は、、ll5K6301で30〜70度
であることが好ましい。
また、磁気特性としての最大エネルギー積が0゜1〜2
.0 (BH)ma x (MGOe)であることが好
ましい。
.0 (BH)ma x (MGOe)であることが好
ましい。
一方、ベントダクト本体は、金属片をフラップ受は部に
、貼着した態様、ソフトフェライトを含有させた磁性プ
ラスチックにより構成した態様がある。
、貼着した態様、ソフトフェライトを含有させた磁性プ
ラスチックにより構成した態様がある。
本発明においては、上記フラップが磁性を有するため、
常時はベントダクト本体の磁性体と密着しており、該ヘ
ントダクト本体の開口部は閉止されている。しかし、車
内の気圧が車外より高くなったときには、上記フラップ
が開き、上記開口部が開放状態となる。
常時はベントダクト本体の磁性体と密着しており、該ヘ
ントダクト本体の開口部は閉止されている。しかし、車
内の気圧が車外より高くなったときには、上記フラップ
が開き、上記開口部が開放状態となる。
また、上記フラップは、ハードフェライトを含有する磁
性熱可塑性エラストマーよりなる。そのため、上記フラ
ップを製造するに当たっては、従来のゴムシートからな
るフラップの製造時のごとく、原料の混練、加硫処理等
の工程を必要としない、その結果、フラップの生産性が
向上し、フラップを比較的安価に得ることができる。ま
た、上記ハードフェライトは、大方性結晶構造を存する
ため、上記フラップは多極着磁(ピッチ着磁)により大
きな磁束密度を有することになる。
性熱可塑性エラストマーよりなる。そのため、上記フラ
ップを製造するに当たっては、従来のゴムシートからな
るフラップの製造時のごとく、原料の混練、加硫処理等
の工程を必要としない、その結果、フラップの生産性が
向上し、フラップを比較的安価に得ることができる。ま
た、上記ハードフェライトは、大方性結晶構造を存する
ため、上記フラップは多極着磁(ピッチ着磁)により大
きな磁束密度を有することになる。
また、上記フラップは、熱可塑性エラストマーにより構
成されているため、ゴム弾性体と同様に。
成されているため、ゴム弾性体と同様に。
高強度、高弾性、伸縮変形復元性9柔軟性、耐結晶性に
優れる。そのため、フラップは、しなやかさ等のベンデ
ィング特性を有し、開閉応答性に優れる。また、かかる
フラップは、ヒンジ部において優れた耐屈曲性を有し、
屈曲破断を生じることがなく、耐屈曲性に優れる。
優れる。そのため、フラップは、しなやかさ等のベンデ
ィング特性を有し、開閉応答性に優れる。また、かかる
フラップは、ヒンジ部において優れた耐屈曲性を有し、
屈曲破断を生じることがなく、耐屈曲性に優れる。
また、上記熱可塑性エラストマーは、優れた熱可塑性を
有するため、スクラップを熱熔融し再利用することがで
きる。
有するため、スクラップを熱熔融し再利用することがで
きる。
また、上記熱可塑性エラストマーは、従来のゴム弾性体
のごとく、その成形方法が平板状に形成する型成形等に
限定されることがないため、自動車用換気装置の形状の
自由度が高くなる。
のごとく、その成形方法が平板状に形成する型成形等に
限定されることがないため、自動車用換気装置の形状の
自由度が高くなる。
また、上記スチレン・エチレン・ブタジェン・スチレン
等のポリオレフィン系樹脂は、その分枝中にゴムブロッ
ク等を有するため、常温下でゴム弾性を有する。また、
高温域では優れた可塑性を有する。そのため、成形が容
易となり形状の自由度が高くなる。また、上記のごとく
熱可塑性エラストマーは熱可塑性を有しているため、そ
のスクラップを溶融することにより、再生利用が可能で
ある。
等のポリオレフィン系樹脂は、その分枝中にゴムブロッ
ク等を有するため、常温下でゴム弾性を有する。また、
高温域では優れた可塑性を有する。そのため、成形が容
易となり形状の自由度が高くなる。また、上記のごとく
熱可塑性エラストマーは熱可塑性を有しているため、そ
のスクラップを溶融することにより、再生利用が可能で
ある。
以上のごとく1本発明によれば、形状設計自由度と信頼
性に優れ、スクラップの再生利用が可能な、自動車用換
気装置を提供することができる。
性に優れ、スクラップの再生利用が可能な、自動車用換
気装置を提供することができる。
第1実施例
本発明の実施例にかかる自動車用換気装置につき、第1
図を用いて説明する。
図を用いて説明する。
即ち1本例の自動車用換気装置は、ベントダクト本体8
と、該ベントダクト本体8の開口部80に対して開閉可
能に取り付けられたフラップlとよりなる。また、該フ
ラップ1は、ビス72により上記ベントダクト本体のフ
ラップ受は部81に取り付けるためのヒンジ部12を有
する。
と、該ベントダクト本体8の開口部80に対して開閉可
能に取り付けられたフラップlとよりなる。また、該フ
ラップ1は、ビス72により上記ベントダクト本体のフ
ラップ受は部81に取り付けるためのヒンジ部12を有
する。
上記フラップ1は、ストロンチウムフェライト等のハー
ドフェライトを含有する磁性熱可塑性エラストマーより
なる。また、上記ベントダクト本体8は、ニッケルフェ
ライト等のソフトフェライトを含有するプラスチックよ
りなる。そのため。
ドフェライトを含有する磁性熱可塑性エラストマーより
なる。また、上記ベントダクト本体8は、ニッケルフェ
ライト等のソフトフェライトを含有するプラスチックよ
りなる。そのため。
上記フラップ1は、磁性を有し、上記ベントダクト本体
8に対して常時は密着接合している。なお。
8に対して常時は密着接合している。なお。
上記フラップ1は、厚さ0.5閣、縦56am、横73
閣の大きさを有する。
閣の大きさを有する。
なお、上記ベントダクト本体8としては、ポリプロピレ
ン樹脂コポリマー40重量%と、ニッケルフェライト6
0重量%とよりなる磁性プラスチックにより構成した。
ン樹脂コポリマー40重量%と、ニッケルフェライト6
0重量%とよりなる磁性プラスチックにより構成した。
次に3作用効果につき説明する。
本例においては、ベントダクト本体8及びフラップ1が
磁性を有するため、常時両者は密着しており、ベントダ
クト本体8の開口部80は閉止されている。しかし、車
両の気圧が車外より高くなった時には、上記フラップ1
が開き、上記開口部80が開放状態となる。
磁性を有するため、常時両者は密着しており、ベントダ
クト本体8の開口部80は閉止されている。しかし、車
両の気圧が車外より高くなった時には、上記フラップ1
が開き、上記開口部80が開放状態となる。
また、上記フラップ1は、ハードフェライトを含有する
磁性熱可塑性エラストマーよりなる。そのため、上記フ
ラップ1を製造するに当たっては。
磁性熱可塑性エラストマーよりなる。そのため、上記フ
ラップ1を製造するに当たっては。
従来のゴムシートからなるフラップの製造時のごとく、
原料の混練、加硫処理等の工程を必要としない、その結
果、フラップ1の生産性が向上し。
原料の混練、加硫処理等の工程を必要としない、その結
果、フラップ1の生産性が向上し。
フラップ1を比較的安価に得ることができる。また、上
記ハードフェライトは、大方晶構造を有するため、上記
フラップ1は多極着磁(ピンチ着磁)により大きな磁束
密度を有することになる。
記ハードフェライトは、大方晶構造を有するため、上記
フラップ1は多極着磁(ピンチ着磁)により大きな磁束
密度を有することになる。
また、上記熱可塑性エラストマーは、スチレン・エチレ
ン・ブタジェン・スチレンのポリオレフィン系樹脂でそ
の分子中にゴムブロック等を有する共重合体であるため
、常温でゴム弾性を有する。
ン・ブタジェン・スチレンのポリオレフィン系樹脂でそ
の分子中にゴムブロック等を有する共重合体であるため
、常温でゴム弾性を有する。
また、高温域では優れた可塑性を有するため、成形が容
易となり形状の自由度が高くなる。また2上記熱可塑性
エラストマーは、熱可塑性を有するため、そのスクラッ
プを熔融することにより、再生利用が可能となる。
易となり形状の自由度が高くなる。また2上記熱可塑性
エラストマーは、熱可塑性を有するため、そのスクラッ
プを熔融することにより、再生利用が可能となる。
また、上記熱可塑性エラストマーが上記スチレン・エチ
レン・ブタジェン・スチレンであるため。
レン・ブタジェン・スチレンであるため。
ゴム弾性体と同様に、高強度、高弾性、伸縮変形復元性
、柔軟性、耐結晶性に優れる。そのため。
、柔軟性、耐結晶性に優れる。そのため。
熱可塑性エラストマーよりなるフラップ1は、しなやか
さ等のベンディング特性を有し、開閉応答性に優れる。
さ等のベンディング特性を有し、開閉応答性に優れる。
また、かかるフラップ1は、ヒンジ部において優れた耐
屈曲性を有し、屈曲破断を生じることがな(信転性に優
れる。
屈曲性を有し、屈曲破断を生じることがな(信転性に優
れる。
また、上記熱可塑性エラストマーは、従来のゴム弾性体
のごとく、その成形方法が平板状に成形する型成形等に
限定されることがないため、自動車用換気装置の形状の
自由度が高くなる。
のごとく、その成形方法が平板状に成形する型成形等に
限定されることがないため、自動車用換気装置の形状の
自由度が高くなる。
以上のごとく9本例によれば、形状の自由度と耐屈曲性
に優れ、スクラップの再生利用が可能な自動車用換気装
置を得ることができる。
に優れ、スクラップの再生利用が可能な自動車用換気装
置を得ることができる。
第2実施例
本例にかかる自動車用換気装置は、第2図に示すごとく
、上記第1実施例におけるベントダクト本体8に磁性体
としての金属片9を貼着したものである。その他の構成
は、上記第1実施例と同様である。
、上記第1実施例におけるベントダクト本体8に磁性体
としての金属片9を貼着したものである。その他の構成
は、上記第1実施例と同様である。
即ち、上記ベントダクト本体8は、ポリプロピレン樹脂
により構成し、そのフラップ受は部81に凹状溝811
を形成し、この凹状溝811内に上記金属片9を貼着し
たものである。これにより。
により構成し、そのフラップ受は部81に凹状溝811
を形成し、この凹状溝811内に上記金属片9を貼着し
たものである。これにより。
フラップ1がその磁性により金属片9に密着し。
フラップ受は部81を閉止することになる。
そのため1本例の自動車用換気装置においては。
上記第1実施例と同様の作用効果を有する。
第3実施例
本発明のフラップにかかる試料1〜3と、比較例につき
、それらの配合とそれぞれの物性を測定した結果を表に
示す。
、それらの配合とそれぞれの物性を測定した結果を表に
示す。
各側において、硬さの測定法はJISK〜6301引張
り強さH□の測定法はJISK6301゜伸びEヨの測
定法はJISK6301.磁気特性の測定法は日本電磁
側蓋社製B−Hカーブドレッサーを使用した。
り強さH□の測定法はJISK6301゜伸びEヨの測
定法はJISK6301.磁気特性の測定法は日本電磁
側蓋社製B−Hカーブドレッサーを使用した。
また1表中、5EBSは、スチレン・エチレン・ブタジ
ェン・スチレンよりなる熱可塑性エラストマーである。
ェン・スチレンよりなる熱可塑性エラストマーである。
次に、測定結果について説明する。
まず、硬さに関しては1表より知られるごとく。
ハードフェライトを混入しても所望の硬度(30〜70
)が得られる。
)が得られる。
次に、引張り強さに関しては、実用上問題となる程の低
下はみられない、一方、伸びに関しては1実用上問題と
なる程の低下はみられない。
下はみられない、一方、伸びに関しては1実用上問題と
なる程の低下はみられない。
−表一
圧縮永久歪に関しては、ハードフェライトを混入しても
大きな変化はみられず実用上問題は生しない。
大きな変化はみられず実用上問題は生しない。
また、磁気特性としての最大エネルギー積に関しては、
ハードフェライト量10〜90重量%の水準の中でダク
トベント用として必要な吸着力に応じ磁力を得ることが
できる。
ハードフェライト量10〜90重量%の水準の中でダク
トベント用として必要な吸着力に応じ磁力を得ることが
できる。
第1図は本発明の第1実施例にかかる自動車用換気装置
の要部断面図を示し、第2回は第2実施例にかかる自動
車用換気装置の要部断面口、第3図は従来の自動車用換
気装置の要部断面図である。 181.フラップ。 12、、、 ヒンジ部。 310.空気。 519.車外側。 616.車内側。 810.ベントダクト本体。 eo、、、開口部。 81、、、フラップ受は部。 出願大豊田合成株式会社 代理人 弁理士 高 橋 祥 泰 第1図 牟ネト 第2図
の要部断面図を示し、第2回は第2実施例にかかる自動
車用換気装置の要部断面口、第3図は従来の自動車用換
気装置の要部断面図である。 181.フラップ。 12、、、 ヒンジ部。 310.空気。 519.車外側。 616.車内側。 810.ベントダクト本体。 eo、、、開口部。 81、、、フラップ受は部。 出願大豊田合成株式会社 代理人 弁理士 高 橋 祥 泰 第1図 牟ネト 第2図
Claims (5)
- (1)ベントダクト本体と、該ベントダクト本体の開口
部に対して開閉可能に取り付けられたフラップとよりな
る自動車用換気装置において、上記フラップは、ハード
フェライトを含有する磁性熱可塑性エラストマーよりな
ることを特徴とする自動車用換気装置。 - (2)第1請求項において、ハードフェライトは全体中
に10〜90重量%含有されていることを特徴とする自
動車用換気装置。 - (3)第1請求項において、ハードフェライトはストロ
ンチウムフェライト、バリウムフェライトの1種又は2
種であることを特徴とする自動車用換気装置。 - (4)第1請求項において、熱可塑性エラストマーはス
チレン・エチレン・ブタジエン・スチレン,スチレン・
ブタジエン・スチレン,スチレン・イソプレン・スチレ
ンの1種又は2種以上であることを特徴とする自動車用
換気装置。 - (5)第1請求項において、熱可塑性エラストマーはプ
ラスチックラバー系,ウレタン系,塩化ビニル系の合成
樹脂の1種又は2種以上であることを特徴とする自動車
用換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30910290A JPH04183632A (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 自動車用換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30910290A JPH04183632A (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 自動車用換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04183632A true JPH04183632A (ja) | 1992-06-30 |
Family
ID=17988914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30910290A Pending JPH04183632A (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 自動車用換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04183632A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003267040A (ja) * | 2002-03-13 | 2003-09-25 | Toyoda Gosei Co Ltd | 車両用換気装置 |
JP2006199804A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Kaneka Corp | 樹脂磁石材料 |
WO2010039758A3 (en) * | 2008-09-30 | 2010-06-10 | Trw Automotive U.S. Llc | Pressure relief valve |
-
1990
- 1990-11-14 JP JP30910290A patent/JPH04183632A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003267040A (ja) * | 2002-03-13 | 2003-09-25 | Toyoda Gosei Co Ltd | 車両用換気装置 |
JP2006199804A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Kaneka Corp | 樹脂磁石材料 |
WO2010039758A3 (en) * | 2008-09-30 | 2010-06-10 | Trw Automotive U.S. Llc | Pressure relief valve |
US9366348B2 (en) | 2008-09-30 | 2016-06-14 | Trw Automotive Us Llc | Pressure relief valve |
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