JPH04171386A - 蛇腹ホースの製造方法 - Google Patents

蛇腹ホースの製造方法

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JPH04171386A
JPH04171386A JP2296289A JP29628990A JPH04171386A JP H04171386 A JPH04171386 A JP H04171386A JP 2296289 A JP2296289 A JP 2296289A JP 29628990 A JP29628990 A JP 29628990A JP H04171386 A JPH04171386 A JP H04171386A
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bellows
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molding
copolymer
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Shusuke Hayashi
秀典 林
Masatoshi Sugimoto
杉本 正俊
Shinichi Saito
真一 斉藤
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、エアクリーナホース等の耐負圧性と柔軟性と
を必要とする高分子弾性体材料からなる蛇腹ホースに関
する。
〈従来の技術とその課題〉 従来のエアクリーナホース等の蛇腹ホースでは、軽量化
、柔軟性、及び耐負圧性を必要としている。
しかし、柔軟性と耐負圧性とは相反するものである。す
なわち、例えば、肉厚を薄くして、柔軟性を向上させれ
ば、薄肉となることから、負圧に対して変形し易くなっ
てしまう、また、肉厚を厚くして、耐負圧性を向上させ
れば、厚内となるため、柔軟性が低下するとともに、軽
量化の妨げとなる。
本発明は、上記の課題に鑑みて、柔軟性と耐負圧性を共
に満足させることができる高分子弾性体材料からなる蛇
腹ホースを提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 本発明に係る蛇腹ホースは、高分子弾性体材料で形成さ
れてなる蛇腹ホースにおいて、蛇腹部の山部が、磁性材
料を含む高分子弾性体材料からなって、他部より高剛性
に形成されている、 ことを特徴とする特 また、本発明に係る蛇腹ホースは、上記蛇腹ホースにお
いて、蛇腹部の山部を形成する高分子弾性材料が他部と
同種材料である、ことを特徴とする。
〈発明の作用・効果〉 本発明の蛇腹ホースでは、蛇腹部の山部が他部より高剛
性であるため、耐負圧性に対して十分な性能を発揮する
ことができる。
一方、蛇腹部の山部以外の他部が、その山部より低い剛
性となって、柔軟性に対して、十分な性能を維持するこ
とができる。
そしてまた、本発明の蛇腹ホースでは、肉厚を変更しな
くとも良いことから、軽量化を妨げることが無い。
そしてさらに、山部が磁性材料を含む高分子弾性体材料
から構成されており、予め山部を形成した後に、その山
部に磁力を有するように着磁させ、その着磁した山部を
、他部を成形する成形金型に対して、吸着させてセット
することができ、成形時の山部のセットを容易に行なう
ことができるため、蛇腹ホースの生産性を向上させるこ
とができる。
したがって、本発明の蛇腹ホースでは、柔軟性と耐負圧
性とを共に満足させることができ、さらに、他部を成形
する際に、予め成形しておいた山部を着磁させれば、成
形金型へのセットが容易となって、蛇腹ホースの生産性
を向上させることができる。
また、本発明の蛇腹ホースにおいて、高剛性の蛇腹部の
山部を、蛇腹部の他部の高分子弾性体材料と同種材料で
形成する場合には、溶融接着若しくは加硫接着が可能と
なるため、別途、接着剤を塗布する必要が無くなり、−
層、生産性を向上させることができる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示す実施例の蛇腹ホース1は、ゴム若しくは熱
可塑性エラストマー(TPE)からなる高分子弾性体材
料から、射出成形やトランスファー成形等により、蛇腹
部2を備えて形成されている。
そして、蛇腹部2の山部4は、円環状のリング部材5が
埋設されて、山部4以外の他部3より剛性を高くしてい
る。
他部3の材料としては、ブタジェン・アクリロニトリル
共重合体(NBR)、スチレン・ブタジェンゴム共重合
体(SBR)、ブチルゴム(IIR)、エチレン・プロ
ピレン共重合体(EPM)、エチレン・プロピレン・ジ
エン共重合体(EPDM)、クロロブじンゴム(CR)
等のゴム材料が例示できる。
さらに、他部3の材料としては、スチレン系(SBC)
、オレフィン系(TPO)、塩化ビニル系(TPVC)
、ウレタン系(TPU)、ポリアミド系(TPAE) 
、ポリエステル系(TPEE)、若シくハ、前記(7)
SBC−TPO・TPVC・TPU−TPAE−TPE
E等に既述のNBR・5BR−I IR−EPM−EP
DM−CR等のゴム材料のブレンド物、等のTPEが例
示できるまた、リング部材5は、外径寸法を山部4の外
径と一致させ、内径寸法を山部4の内径より大きくし、
別途、射出成形・トランスファー成形等で成形しておく
なお、内径寸法を山部4の内径より大きくする理由は、
他部3を成形する場合に、その成形材料を他の山部4等
に流通させることができるようにするためである。
そして、リング部材5の材料は、他部3を成形する際に
、リング部材5に別途接着剤を塗布する必要が無く、溶
融接着若しくは加硫接着が可能となるように、他部3と
同種材料が望ましい。
そのため、他部3をゴム材料で形成する場合には、リン
グ部材5の材料として、他部3を形成する材料に磁性材
料(フェライト)を加えたものを利用する。なお、さら
に山部゛4の剛性を高めたい場合には、所望により、カ
ーボンブラックその他の無機充填剤や硫黄を増量させた
り、補強繊維を加えたりしても良い。
また、他部3をTPEで形成する場合には、リング部材
5の材料として、既述のゴム材料の場合と同様に、他部
3を形成する材料に磁性材料を加えたものを利用する。
なお、さらに山部4の剛性を高めたい場合には、所望に
より、無機充填剤を増量させたり、補強繊維を加えたり
しても良い。
そして、その磁性材料の配合量は、例えば、他部3をC
Rから形成する場合、リング部材5は、CR100重量
部に対して磁性材料粉を250〜1000重量部(望ま
しくは300〜600重量部)とし、さらに、可塑剤の
配合量を磁性材料粉に対応して、重量比で1/35〜1
/lOとする、この場合、磁性材料粉が250重量部未
満では、着磁させても、リング部材5を成形金型6にセ
ットする際の吸着力が小さくなって、金型6に対して位
置決めを十分果せなくなるためである。ちなみに、必要
な吸着力、すなわち、必要な磁気特性のエネルギー積は
、250GOe(ガウス・エルステッド)以上であり、
磁性材料が250重量部未満であると、その値未満とな
ってしまう、また、磁性材料粉が1000重量部を越え
ると剛性が高くなり過ぎて、ホースとしての機能である
伸びの性質を損なうため、好ましくないからである。
なお、磁性材料としては、六方晶体の結晶構造を持ち、
異方性磁石に適しているストロンチウムフェライト、バ
リウムフェライト等を挙げることができる。また、可塑
剤としては、メチルアセチルシルレート、トリフェニル
ホスフェート、等のエステル系可塑剤及び植物油、鉱物
油等を使用するまた、成形したリング材5に対して所定
の接着剤を塗布して他部3を成形する場合には、リング
部材5は、他部3と同種材料でなくとも良いことから、
リング部材5の材料として、ABS樹脂やポリアセター
ル等の硬質合成樹脂材料に磁性材料をブレンドしたもの
を利用しても良い。
つぎに、実施例の蛇腹ホースlの製造について説明する
と、別途成形しておいたリング部材5を、他部3を成形
する成形金型6にセットする(第2図参照)。
なお、リング部材5は、予め着磁器により着磁させてお
く、この着磁の態様は、NS着磁(一般着磁)・ピッチ
着磁(多極着磁)のいずれでも良いが、ピッチ着磁が大
きな磁束密度を表面方向に得られるため、望ましい、ま
た、着磁範囲は、リング部材5の外周面全面でも良いが
、所要部位のみでも良い。
また、成形金型6は、鉄等の磁性体からなる割型7・8
を備えている。また、構成している各部がスライドして
縮径可能となるアルミニウム等の非磁性体からなる中子
9を備えている。そして、各リング部材5を中子9に外
装させるとともに、割型7・8の一方の所定のセット位
置にセットする。
この時、リング部材5が磁力を有しているため、割型7
・8の型面の所定位置にずれること無く的確に吸着され
て、セット作業が容易となる。また、中子9が非磁性体
のため、セット途中でリング部材5が中子9側に吸着す
ることも無い。
そして、型締め後、キャビティ(図符号省略)内に成形
材料を注入して他部3を成形する。なお、成形時には、
成形材料の熱により、リング部材5の磁力が低下するが
、型締め時に割型7・8の型面にリング部材5の外周面
が挟持されることとなるため、成形材料の注入圧でリン
グ部材5が移動する虞れは無い。
その後、型開きさせるとともに、中子9を縮径させて、
離型させれば、所定の蛇腹ホースlを得ることができる
そして、このように製造した蛇腹ホースlでは、蛇腹部
2の山部4にリング部材5が埋設されて、その山部4が
他部3より高剛性となるため、耐負圧性に対して十分な
性能を発揮することができる。
一方、蛇腹部2の山部4以外の他部3が、その山部4よ
り低い剛性となって、柔軟性に対して、十分な性能を維
持することができる。
そしてまた、この蛇腹ホースlでは、肉厚を変更しなく
とも良いことから、軽量化を妨げることが無い。
さらに、山部4を形成するリング部材5が磁性材料を含
む高分子弾性体材料から構成されており、予めリング部
材5を形成した後に、そのリング部材5に磁力を有する
ように着磁させ、その着磁したリング部材5を、他部3
を成形する成形金型6に対して、吸着させてセットする
ことができ、成形時のリング部材5のセットを容易に行
なうことができるため、蛇腹ホースの生産性を向上させ
ることができ、既述の発明の作用・効果で述べたと同様
な効果を奏する。
なお、実施例では、リング部材5として完全な円環状の
ものを例示したが、他部3の成形時に成形材料が容易に
他の部位に流れれば良いため、第3図に示すリング部材
51のような、外周に凹部51aを設けたものや、第4
図に示すリング部材52のような、内周に凹部52aを
設けたものや、さらに、第5図に示すリング部材53の
ような、貫通孔53aを設けたもの等を利用することが
できる。
また、リング部材5は、一体物でなくとも、周方向に二
分割若しくは三分割等の複数に分割されていても良い、
そして、このように分割したリング部部材5では、割型
7や割型8へのセットが一層容易になる。
さらに、実施例では、他部3の形成に射出若しくはトラ
ンスファー成形を利用する場合を例示したが、他部3を
ブロー成形を利用して形成しても良く、その場合には、
成形金型6のような中子9が不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の蛇腹ホースの部分断面図、第2図は同
実施例の蛇腹ホースの成形中の断面図、 第3図は他の実施例のリング部材を示す図、第4図はさ
らに他の実施例のリング部材を示す図、 第5図はさらに他の実施例のリング部材を示す図である
。 1・・・蛇腹ホース、 2・・・蛇腹部、 3・・・他部、 4・・・山部、 5・・・リング部材。 特  許  出  願  人 豊田合成株式会社 第  2  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高分子弾性体材料で形成されてなる蛇腹ホースにお
    いて、 蛇腹部の山部が、磁性材料を含む高分子弾性体材料から
    なつて、他部より高剛性に形成されている、 ことを特徴とする蛇腹ホース。 2、請求項1において、蛇腹部の山部を形成する高分子
    弾性体材料が他部と同種材料である、ことを特徴とする
    蛇腹ホース。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3049324A1 (fr) * 2016-03-25 2017-09-29 Peugeot Citroen Automobiles Sa Soufflet d’etancheite et fourchette d’actionnement comprenant des aimants pour un procede de validation d’une boite de vitesses
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