JP2014166764A - 制振材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】振動体1が振動すると、高摩擦制振層5の高摩擦ゴム層がすべり振動して、この振動体1の表面1aとこの高摩擦磁性制振層3の接触面3aとの間のすべり摩擦によって振動エネルギーの一部が熱エネルギーに変換されて、摩擦損失による制振効果が発揮される。また、振動体1が振動すると磁性制振層6の磁性ゴム層の磁気吸引力とこの磁性ゴム層の摩擦抵抗力とによってこの振動体1の振動に追従して、この磁性制振層6がせん断ひずみ変形する。このため、磁性制振層6の内部のせん断ひずみ変形によって振動エネルギーの一部が熱エネルギーに変換されて、内部損失による制振効果が発揮される。
【選択図】図5
Description
なお、この発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、この実施形態に限定するものではない。
請求項1の発明は、図5に示すように、振動体(1)の表面(1a)に吸着してこの振動体の振動を抑える制振材であって、前記振動体の表面と接触する界面の摩擦損失によって、この振動体の振動を抑える高摩擦制振層(5)と、前記高摩擦制振層に積層されて、前記振動体の振動に伴うひずみ変形による内部損失によって、この振動体の振動を抑える磁性制振層(6)と、前記振動体の振動に追従して前記高摩擦制振層がひずみ変形するように、前記磁性制振層に積層されてこの磁性制振層を拘束する拘束層(4)とを備える制振材(2)である。
以下、図面を参照して、この発明の第1実施形態について詳しく説明する。
図1に示す振動体1は、制振材2によって振動が抑えられる制振対象物である。振動体1は、例えば、鉄道車両の車輪が転がり接触するレール、又は鉄道車両が走行する橋梁などの鋼製振動体である。振動体1は、制振材2が着脱自在に装着される表面(振動面)1aを備えている。
磁性粒子(例えば、ストロンチウム−フェライト粉(Sr-Fe2O3)などのハードフェライト粉)と母材(例えば、未硬化のシリコーンゴム)とを混合し、これらの混合物を拘束層4に接触させた状態で超伝導コイルの磁場内に配置する。次に、等間隔に並べた多数の釘状(剣山状)又は円盤状の磁性体(軟鉄)を混合物の真下に配置し、磁性体の真上で磁性粒子を配向させて混合物内で磁性粒子を局在化させた状態でこの混合物を加熱する。その結果、混合物を加硫してこの混合物が硬化し高摩擦磁性制振層3が製造されるとともに、この高摩擦磁性制振層3と拘束層4とが加硫接着して制振材2が製造される。
図1に示すように、制振材2の高摩擦磁性制振層3には拘束層4に近い側に磁性が局在しており、振動体1の表面1aと接触する側の高摩擦磁性制振層3の接触面3aの摩擦係数が高い。このため、図2に示すように振動体1が振動すると、高摩擦磁性制振層3の磁性ゴム層の磁気吸引力とこの磁性ゴム層の摩擦抵抗力とによってこの振動体1の振動に追従して、この高摩擦磁性制振層3がせん断ひずみ変形する。このため、高摩擦磁性制振層3の内部のせん断ひずみ変形によって振動エネルギーの一部が熱エネルギーに変換されて、内部損失による制振効果が発揮される。また、高摩擦磁性制振層3の接触面3aと振動体1の表面1aとが非接着状態であり完全に固定されていないため、振動体1が振動するとこの高摩擦磁性制振層3がすべり振動して、この振動体1の表面1aとこの高摩擦磁性制振層3の接触面3aとの間のすべり摩擦によって振動エネルギーの一部が熱エネルギーに変換されて、摩擦損失による制振効果が発揮される。
(1) この第1実施形態では、振動体1の表面1aと接触する界面の摩擦損失と、この振動体1の振動に伴うひずみ変形による内部損失によって、この振動体1の振動をこの高摩擦磁性制振層3が抑える。また、この第1実施形態では、振動体1の振動に追従して高摩擦磁性制振層3がひずみ変形するように、この高摩擦磁性制振層3に拘束層4が積層されてこの高摩擦磁性制振層3をこの拘束層4が拘束する。このため、振動体1の表面1aと高摩擦磁性制振層3の接触面3aとの間の摩擦係数を大きくして摩擦抵抗力を向上させることができ、摩擦損失による制振性能を維持しつつ内部損失による制振性能を向上させることができる。その結果、図3に示すように、室温(ピーク温度)における制振性能を従来の接着型制振材の制振性能に近づけることができるとともに、室温以外の温度領域における制振性能を従来の磁性制振材の制振性能に近づけることができる。
以下では、図1に示す部分と同一の部分については同一の番号を付して詳細な説明を省略する。
図4に示す制振材2は、図1に示す高摩擦磁性制振層3及び拘束層4が互い違いに2層積層されており、下層の高摩擦磁性制振層3と上層の高摩擦磁性制振層3との間に発生する磁気吸引力によって、下層の拘束層4の表面と上層の高摩擦磁性制振層3の接触面3aとが密着している。制振材2は、振動体1の振動に追従して振動し、下層の高摩擦磁性制振層3と振動体1との間の摩擦損失と、上層の高摩擦磁性制振層3と下層の拘束層4との界面における摩擦損失とによって振動体1の振動を抑えるとともに、上層及び下層の高摩擦磁性制振層3のせん断ひずみによる内部損失によってこの振動体1の振動を抑える。この第2実施形態には、第1実施形態の効果に加えて、高摩擦磁性制振層3及び拘束層4が複数積層されているため、第1実施形態に比べてより一層制振性能を向上させることができる。
図5に示す制振材2は、拘束層4と、高摩擦制振層5と、磁性制振層6と、接着剤層7,8などを備えている。拘束層4は、磁性制振層6に積層されて、振動体1の振動に追従してこの磁性制振層6がひずみ変形するように、この磁性制振層6を拘束する部分である。高摩擦制振層5は、振動体1の表面1aと接触する界面の摩擦損失によって、この振動体1の振動を抑える部分である。高摩擦制振層5は、振動体1の表面1aと接触する接触面5aと、磁性制振層6の接合面6aに接合される接合面5bとを備えている。高摩擦制振層5は、高摩擦係数を有する非磁性の高摩擦ゴム層である。このような高摩擦ゴム層は、母材及び配合剤に必要に応じて繊維又は粘着材が配合されており、数1に示すすべり量Lが減少せず摩擦損失による制振効果が減少しない範囲内で、必要に応じて数〜数百μm程度の凹凸を接触面5aに付与することも可能である。高摩擦ゴム層の摩擦係数は、1未満であると磁性制振層6のひずみ変形による内部損失による制振効果が期待できず、50を超えると振動体1の表面1aと接触面5aとの間の摩擦損失による制振効果が期待できないため、1〜50であることが好ましい。
磁性粒子(例えば、ストロンチウム−フェライト粉(Sr-Fe2O3)などのハードフェライト粉)が母材(例えば、ニトリルゴム)中に略均等に分散するように磁性粒子と母材とを混合してこの混合物を加熱し、混合物を加硫してこの混合物が硬化される。次に、拘束層4の接合面4aと接合する側とは反対側の混合物の表面に着磁ヨークを密着させて、コンデンサ着磁器によってS極及びN極が交互に並ぶように着磁処理すると、この混合物の平面上に着磁パターンが縞状に形成された磁性制振層6が形成される。また、母材(例えば、ブチルゴム又はノルボルネンゴム)と配合剤とを混合してこの混合物を加熱し、混合物を加硫してこの混合物が硬化される。次に、高摩擦制振層5の接合面5bと磁性制振層6の接合面6aとの間に接着剤を塗布してこれらを接着剤層7によって接合するとともに、拘束層4の接合面4aと磁性制振層6の接合面6bとの間に接着剤を塗布してこれらを接着剤層8によって接合し制振材2が製造される。
(1) この第3実施形態では、振動体1の表面1aと接触する界面の摩擦損失によって、この振動体1の振動を高摩擦制振層5が抑える。またこの第3実施形態では、振動体1の振動に伴うひずみ変形による内部損失によって、高摩擦制振層5に積層されてこの振動体1の振動を磁性制振層6が抑える。さらに、この第3実施形態では、振動体1の振動に追従して磁性制振層6がひずみ変形するように、この磁性制振層6に積層されてこの磁性制振層6を拘束層4が拘束する。このため、振動体1の表面1aと高摩擦制振層5の接触面5aとの間の摩擦係数を大きくして摩擦抵抗力を向上させることができ、摩擦損失による制振性能を維持しつつ内部損失による制振性能を向上させることができる。その結果、図3に示すように、室温(ピーク温度)における制振性能を従来の接着型制振材の制振性能に近づけることができるとともに、室温以外の温度領域における制振性能を従来の磁性制振材の制振性能に近づけることができる。
この第4実施形態では、図5に示す高摩擦制振層5が粘着性を有する非磁性の発泡ゴム層である。このような発泡ゴム層は、例えば、高摩擦ゴム層と同様にウレタン又はシリコンなどの母材及びシリカなどの配合剤に必要に応じて繊維又は粘着材を配合して形成されているが、母材として天然ゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、アクリルゴム又はエチレンプロピレンゴムなどが好ましい。発泡ゴム層は、数1に示すすべり量Lが減少せず摩擦損失による制振効果が減少しない範囲内で、必要に応じて数〜数百μm程度の凹凸を接触面5aに付与することも可能である。発泡ゴム層の摩擦係数は、1未満であると磁性制振層6のひずみ変形による内部損失による制振効果が期待できず、50を超えると振動体1の表面1aと接触面5aとの間の摩擦損失による制振効果が期待できないため、1〜50であることが好ましい。発泡ゴム層は、発泡率が5%を下回ると摩擦係数が低下し、50%を超えると摩擦係数が高くなりすぎて摩擦損失による制振効果が失われるため、5〜50%であることが好ましい。
この第3実施形態では、高摩擦制振層5が発泡ゴム層である。このため、振動体1の表面1aと高摩擦制振層5の接触面5aとの界面の摩擦損失によって振動体1の振動を抑えることができるとともに、磁性制振層6のひずみ変形による内部損失によってこの振動体1の振動を抑えることができる。
この第5実施形態では、図5に示す高摩擦制振層5が高摩擦係数を有する非磁性の高摩擦フィルム層であり、高摩擦ゴム層と同様に、ウレタン又はシリコンなどの母材及びシリカなどの配合剤に必要に応じて繊維又は粘着材を配合して、プレス加工又は射出成形加工などによってシート状に形成されている。このような高摩擦フィルム層は、例えば、シリコーン又はポリウレタンのゴム又は樹脂、気泡を含む発泡ゴム成形体、飽和炭化水素である化合物を配合剤として含まない硫黄により架橋される天然ゴムを用いた発泡ゴム成形体、ゴム又は熱可塑性エラストマーにポリアミド系熱可塑性樹脂を分散含有する固体ゴム、天然ゴムなどの基材ポリマーとグラスファイバーなどの短繊維とを含む固体ゴム、基材ポリマー中に天然ゴム及びポリイソプレンを含有する固体ゴム、ポリイソプレン、ポリブタジエン及びシリカを含有する固体ゴムなどである。高摩擦フィルム層の膜厚は、0.001mmを下回るとシート状に形成することが困難であり、2mm又は3mmを超えると施工性が低下するため、0.001〜2,3mm程度が好ましく、0.01〜1mmが特に好ましい。
この第5実施形態では、高摩擦制振層5が高摩擦フィルム層である。このため、制振材2の表面層に高摩擦性を付与することができ、高摩擦制振層5の摩擦損失による制振効果と磁性制振層6の内部損失による制振効果とによって、振動体1の振動を抑えることができる。
図6に示す制振材2は、図5に示す拘束層4、高摩擦制振層5及び磁性制振層6が互い違いに2層積層されており、下層の磁性制振層6と上層の磁性制振層6との間に発生する磁気吸引力によって、下層の拘束層4の表面と上層の高摩擦制振層5の接触面5aとが密着している。制振材2は、振動体1の振動に追従して振動し、下層の高摩擦制振層5と振動体1との界面における摩擦損失と、上層の高摩擦制振層5と下層の拘束層4との界面における摩擦損失とによって振動体1の振動を抑えるとともに、下層及び上層の磁性制振層6のせん断ひずみによる内部損失によってこの振動体1の振動を抑える。この第6実施形態には、第3実施形態〜第5実施形態の効果に加えて、拘束層4、高摩擦制振層5及び磁性制振層6が複数積層されているため、第3実施形態〜第5実施形態に比べてより一層制振性能を向上させることができる。
図7(A)に示す制振材2は、高摩擦磁性制振層3と拘束層4などを備えており、振動体1の高摩擦層9の表面9aとこの高摩擦磁性制振層3が接触する。図7(B)に示す制振材2は、高摩擦制振層5と、磁性制振層6と、拘束層4などを備えており、振動体1の高摩擦層9の表面9aとこの高摩擦制振層5が接触する。高摩擦層9は、高摩擦係数を有する非磁性の高摩擦塗料層である。高摩擦層9は、振動体1の表面1aに形成されており、制振材2の高摩擦磁性制振層3の接触面3a又は高摩擦制振層5の接触面5aと接触する平滑な表面9aなどを備えている。高摩擦層9は、振動体1の表面1aに高摩擦塗料を塗布して所定の膜厚で形成されている。このような高摩擦塗料は、例えば、エポキシ樹脂とポリアミド樹脂との架橋反応によって塗膜を形成する高摩擦有機ジンクペイントなどである。高摩擦塗料の摩擦係数は、1未満であるとこの高摩擦磁性制振層3又は磁性制振層6のひずみ変形による内部損失による制振効果が期待できず、50を超えると高摩擦磁性制振層3の接触面3a又は高摩擦制振層5の接触面5aと高摩擦層9の表面9aとの間の摩擦損失による制振効果が期待できないため、1〜50であることが好ましい。高摩擦塗料層の膜厚は、0.001mmを下回ると塗膜が弱くなって十分な摩擦抵抗を付与することが困難であり、2mm又は3mmを超えると施工性が低下するため、0.001〜2,3mm程度が好ましく、0.01〜1mmが特に好ましい。
(1) この第7実施形態では、振動体1の高摩擦層9の表面9aと高摩擦磁性制振層3又は高摩擦制振層5が接触する。このため、高摩擦磁性制振層3の接触面3a又は高摩擦制振層5の接触面5aと高摩擦塗料層の表面との間の摩擦抵抗力がより一層大きくなって、これらの界面の摩擦損失によって振動体1の振動をより一層抑えることができるとともに、高摩擦磁性制振層3又は磁性制振層6のひずみ変形による内部損失によって振動体1の振動をより一層抑えることができる。
この第8実施形態では、図7に示す高摩擦層9が高摩擦係数を有する非磁性の高摩擦フィルム層であり、図5に示す接着剤層7,8と同様の接着剤層10によって振動体1の表面1aにこの高摩擦フィルム層が接着されている。図8(A)に示す制振材2は、高摩擦磁性制振層3と拘束層4などを備えており、振動体1の高摩擦フィルム層の表面とこの高摩擦磁性制振層3が接触する。図8(B)に示す制振材2は、高摩擦制振層5と、磁性制振層6と、拘束層4などを備えており、振動体1の高摩擦フィルム層の表面とこの高摩擦制振層5が接触する。高摩擦フィルム層は、図5に示す制振材2の高摩擦制振層5の高摩擦フィルム層と同様の材質であり、膜厚及び摩擦係数も同様である。この第8実施形態には、第7実施形態と同様の効果がある。
この発明は、以上説明した実施形態に限定するものではなく、以下に記載するように種々の変形又は変更が可能であり、これらもこの発明の範囲内である。
この実施形態では、高摩擦磁性制振層3、高摩擦制振層5及び磁性制振層6がゴム層である場合を例に挙げて説明したが、これらを合成樹脂層によって形成することもできる。また、この実施形態では、室温において制振性能が向上する場合を例に挙げて説明したが、室温以外の任意の温度領域において制振性能が向上するように可塑剤などを配合することもできる。
1a 表面
2 制振材
3 高摩擦磁性制振層
3a 接触面
3b 接合面
4 拘束層
4a 接合面
5 高摩擦制振層
5a 接触面
5b 接合面
6 磁性制振層
6a,6b 接合面
7,8 接着剤層
9 高摩擦層
9a 表面
10 接着剤層
Claims (11)
- 振動体の表面に吸着してこの振動体の振動を抑える制振材であって、
前記振動体の表面と接触する界面の摩擦損失によって、この振動体の振動を抑える高摩擦制振層と、
前記高摩擦制振層に積層されて、前記振動体の振動に伴うひずみ変形による内部損失によって、この振動体の振動を抑える磁性制振層と、
前記振動体の振動に追従して前記高摩擦制振層がひずみ変形するように、前記磁性制振層に積層されてこの磁性制振層を拘束する拘束層と、
を備える制振材。 - 請求項1に記載の制振材において、
前記磁性制振層は、磁性ゴム層であること、
を特徴とする制振材。 - 請求項1又は請求項2に記載の制振材において、
前記高摩擦制振層は、高摩擦ゴム層であること、
を特徴とする制振材。 - 請求項1又は請求項2に記載の制振材において、
前記高摩擦制振層は、発泡ゴム層であること、
を特徴とする制振材。 - 請求項1又は請求項2に記載の制振材において、
前記高摩擦制振層は、高摩擦フィルム層であること、
を特徴とする制振材。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の制振材において、
前記高摩擦制振層、前記磁性制振層及び前記拘束層が複数積層されていること、
を特徴とする制振材。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の制振材において、
前記高摩擦制振層は、粘着材が配合されていること、
を特徴とする制振材。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の制振材において、
前記高摩擦制振層は、前記振動体の高摩擦層の表面と接触すること、
を特徴とする制振材。 - 請求項8に記載の制振材において、
前記高摩擦制振層は、前記振動体の高摩擦塗料層の表面と接触すること、
を特徴とする制振材。 - 請求項8に記載の制振材において、
前記高摩擦制振層は、前記振動体の高摩擦フィルム層の表面と接触すること、
を特徴とする制振材。 - 請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の制振材において、
前記拘束層は、鋼板であること、
を特徴とする制振材。
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