JPH04182389A - ダイヤモンドの合成方法 - Google Patents

ダイヤモンドの合成方法

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JPH04182389A
JPH04182389A JP30377990A JP30377990A JPH04182389A JP H04182389 A JPH04182389 A JP H04182389A JP 30377990 A JP30377990 A JP 30377990A JP 30377990 A JP30377990 A JP 30377990A JP H04182389 A JPH04182389 A JP H04182389A
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JP
Japan
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magnetic field
diamond
substrate
reaction chamber
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP30377990A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Sakamoto
幸弘 坂本
Takeshi Miura
毅 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04182389A publication Critical patent/JPH04182389A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ダイヤモンドの合成方法に関し、特に、ミラ
ー磁場を形成した状態で且つ紫外光を基板に照射しつつ
合成することにより、成膜を均一にすると共に、成膜速
度を向上させるための新規な改良に関する。
[従来の技術] 従来、用いられていたこの種のダイヤモンドのぎ成力法
としては種々あるが、その中て代表的なものに−)いて
述ハ\ると、例えば、特開昭63−1.07899号公
報に開示されている薄膜形成方法を挙げることかできる
すなわち、前述の従来方法においては、減圧状態に保持
されたプラズマ発生室及び、反応室内に炭化水素気体を
含む薄膜形成気体を導入し、該気体に対して外部より磁
界及びマイクロ波電力を加え、その相互作用により10
0Paから1O−2Paという幅広い圧力範囲においで
、高密度のプラズマを発生せしめ前記高密度プラズマに
より薄膜形成用気体中の励起されたイオン種、活性種等
により、あらかしめ加熱されて反応室内に保持されてい
た基板表面上にダイヤモンド状薄膜又はダイヤモンド薄
膜を形成するようにした方法である。
[発明が解決しようとする課題] 従来のダイヤモンドの合成方法は、以上のように構成さ
れていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、基板に対しては、何らの補助的処理を加える
ことなくプラズマ励起のみでダイヤモンドのき成を行っ
ていたため、例えば、4インチ基板を用いて合成した場
き、5時間で0.5μ厚しか得られず、この合成時間の
短縮を行うことが不可能てあった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされた
もので、特に、ミラー磁場を形成した状態且つ紫外光を
基板に照射し−)つ合成することにより、成膜を均一に
すると共に、成膜速度を向上させるようにしたダイヤモ
ンドの合成方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明によるダイヤモンドの合成方法は、反応室内に少
なくとも含炭素化合物ガスを供給し、プラズマCVD法
により、基板表面にダイヤモンドを合成するようにした
ダイヤモンドの合成方法においで、反応室の外周位置に
設けられた複数の磁場発生手段からの磁場によるミラー
磁場が形成された状態で、且つ、前記基板に紫外光を照
射し−)つダイヤモンドの6成を行うようにした方法で
ある。
[作 用] 本発明によるダイヤモンドの合成方法においては、反応
室内に少なくとも含炭素化り物カスを供給し、ミラー磁
場によってプラズマ励起した状!序においで、反応室に
取付りられた光源から発12jシた紫外光を基板に照射
することにより、この紫外光によってプラズマ中の分子
、原子等がより活性化され、又、基板の表面か清浄化さ
れ、粒子が基板」二で動ける距離が大きくなり、基板上
の空いている空隙にプラズマ密度か入−〕でいくため、
均一なダイヤモンド膜が迅速に形成される。
また、ミラー磁場により磁場分布がきれいになり、プラ
ズマ密度の均一化、膜厚の均一化が行われる。
[実施例] 以下、図面と共に本発明によるダイヤモンドのな成力法
の好適な実施例に−)いて詳細に説明する。
第1図は本発明によるダイヤモンドの6成方法を適用す
るダイヤモンド合成装置を示す概略構成図である。
図において符号1で示されるものは密閉状態に構成され
、排気手段1Aを介して真空状態に保持された反応室て
あり、この反応室1には、少なくとも含炭素化合物ガス
2を供給するなめのガス供給管2Δが設けられていると
共に、複数のマイクロ波発振機3からのマイクロ波3a
を供給するためのマイクロ波供給管4が形成されている
前記反応室1の外周位置には、反応室1内に磁場5aを
発生させるための励磁コイルからなる磁場発生手段5が
設けられ、この反応室1の一端1aに取1寸けられた光
源6には電源7が接続されている。
前記光源6は、紫外光6aを発射するための例えば重水
素ランプ、水銀ランプおよびキセノンランプ等から構成
され、この紫外光6aは、前記反応室1の他端61〕側
に位置して配設された試料台8に取付けられた基板9の
表面9aに照射されるように構成されている。また、前
記マイクロ波発振機3および磁場発生手段5は、第2図
に示されるように反応室1の外周位置に複数個配設され
、各磁場発生手段5からの磁場5aにより反応室1.内
では各磁場がぶつかり合ってミラー磁場が形成されてい
る。
従っで、前述のダイヤモンドき成装置を用い、前記ミラ
ー磁場が形成された状態下で、且つ、光源6からの紫外
光6aを基板9の表面9aに照射し′)つ、少なくとも
含炭素化合物ガス2を供給することにより、基板9の表
面9aが紫外光6aによって清浄化されつつ、反応室1
内でプラズマ励起により基板9の表面9aにダイヤモン
ド膜(図示せず)が生成される。
この場き、基板9の表面9aに紫外光6aを照射させる
ことによりプラズマ中の分子、原子等がより活性化され
、又、表面9aか清浄化され、粒子か基板9」二で動け
る距離が大となり、粒子が空いている空隙に入り込むた
め均一なダイヤモンド膜を迅速に得ることができる。ま
た、ミラー磁場内発生により磁場分布がきれいな状態と
なり、膜厚の均一化、プラズマ密度の均一化がなされる
次に、本出願人が実際に行った実験例について述へる。
実験例 メタンガス  50 secM 酸素ガス   15 secM マイクロ)支出力1.2 KW(2,45Cllz)磁
場強度   875ガウス 基板温度   600〜800°C 光 源    150W(重水素ランプ)光源の波長 
 115旧n〜400ntn (ピークは200 n 
+l+)真空度    lXl0−’Torr 前述の条件においで、5時間で1μ(基板の寸法は4イ
ンチ径、材質はシリコン)となり、従来の紫外光を用い
ない方法に比へると、2倍の成膜速度を得ることかでき
な。
[発明の効果コ 本発明によるダイヤモンドの合成方法は、以上のように
構成されているので、次のような効果を得ることができ
る。
すなわち、ミラー磁場を形成した状態下で、且つ、紫外
光によってプラスマ中の分子、原子等をより活性化し、
又、基板の表面を清浄化し−〕−)ダイヤモンドの成膜
を行うため、粒子のf]着が迅速化され、均一な膜を従
来の倍の速度て成膜することかてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるタイヤモ〉斗のh成力法を適用す
るダイヤモンド作成装置を示す概略措成図である。12
の1τ實75 yrf 却し牝沫田7゛ネh。 jは反応室、2は含炭素fヒh!I勿カス、5は磁場発
生手段、6a?i紫外光、9(す基板、9aはに面であ
る。 =8− ロー1 0−■

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 反応室(1)内に少なくとも含炭素化会物ガス(2)を
    供給し、プラズマCVD法により、基板(9)表面(9
    a)にダイヤモンドを合成するようにしたダイヤモンド
    の合成方法において、 前記反応室(1)の外周位置に設けられた複数の磁場発
    生手段(5)からの磁場によるミラー磁場が形成された
    状態で、且つ、前記基板(9)に紫外光(6a)を照射
    しつつダイヤモンドの合成を行うようにしたことを特徴
    とするダイヤモンドの合成方法。
JP30377990A 1990-11-13 1990-11-13 ダイヤモンドの合成方法 Pending JPH04182389A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010069715A (ko) * 2001-04-30 2001-07-25 조육형 플라스틱 필름의 연속 표면 개질장치

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JPS59174507A (ja) * 1983-03-18 1984-10-03 Yoshitoshi Nanba 超硬質カ−ボン膜の製法及びその装置
JPS60180999A (ja) * 1984-02-24 1985-09-14 Nec Corp ダイヤモンドの合成方法
JPS6435799A (en) * 1987-07-31 1989-02-06 Toshiba Corp Semiconductor integrated circuit

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