JPH0418233A

JPH0418233A - 包装方法及び装置

Info

Publication number: JPH0418233A
Application number: JP11999890A
Authority: JP
Inventors: Hisaya Suzuki; 鈴木　久彌
Original assignee: Toshiba Seiki Co Ltd
Current assignee: Toshiba Mechatronics Co Ltd
Priority date: 1990-05-11
Filing date: 1990-05-11
Publication date: 1992-01-22
Anticipated expiration: 2014-02-24
Also published as: JP2860344B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、封筒等の包装、縄掛けによる梱包等により、
カタログ、書籍等の各種包装物を連続的に包装する、包
装方法及び装置に関する。

（従来の技術）従来の包装方法として、包装体を連続的に作製するに際
し、各包装体が他の包装体にも組入れられる共通物（例
えば商品カタログ）と、当該包装体に特別に組入れられ
る非共通物（例えば個人情報紙又は宛名用紙）とを包装
して構成されるものがある。

この時、従来の包装方法にあっては、各包装体の作製時
に、包装物搬送コンベア等にまず非共通物を供給し、そ
れに続いて共通物を供給し、その後、それら非共通物と
共通物の組を包装部にて包装することとしている。

（発明が解決しようとする課題）然しながら、従来技術では、まず非共通物を供給し、そ
れに続いて共通物を供給することとしているため、以下
の問題点がある。即ち、非共通物の供給後に、共通物の
供給ミスが発生した場合、既に供給済みであって然も限
定的で貴重な存在である非共通物を不良包装体から回収
する必要があり、又、回収した非共通物を組入れるべき
包装体をライン外の手作業にて包装する必要がある。こ
のことは、作業能率を低下させたり、非共通物に損傷を
与え、包装ラインの生産性を阻害する原因となって妥当
てない。

本発明は、共通物と非共通物の組合わせからなる各包装
体を連続的に作製するに際し、共通物の供給ミス発生時
に、限定的て貴重な存在である非共通物を不良包装体か
ら回収したり、手作業にて再包装することなく、包装ラ
インの生産性を向上することを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）請求項１に記載の本発明は、包装体を連続的に作製する
に際し、各包装体が他の包装体にも組入れられる共通物
と、当該包装体に特別に組入れられる非共通物とを包装
して構成される包装方法において、各包装体の作製時に
、共通物を供給した後、非共通物を供給するものとし、
共通物の供給段階て供給ミス発生の有無を検出し、当該
共通物の供給ミス発生の検出時に、非共通物の供給動作
を停止するようにしたものである。

請求項２に記載の本発明は、前記非共通物の供給動作を
停止した後、当該非共通物の供給停止により包装された
不良包装体を系外に排出するようにしだものである。

請求項３に記載の本発明は、共通物供給部と非共通物供
給部と包装部とを有し、包装部にて包装体を連続的に作
製するに際し、各包装体が共通物供給部から供給され他
の包装体にも組入れられる共通物と、非共通物供給部か
ら供給され当該包装体に特別に組入れられる非共通物と
を包装して構成される包装装置において、共通物供給部
の下流側に非共通物供給部を配置するとともに、共通物
供給部に共通物の供給ミス発生の有無を検出する共通物
供給ミス検出装置を設け、かつ共通物供給ミス検出装置
の検出結果に基づき、当該共通物の供給ミス発生の検出
時に、非共通物供給部による非共通物の供給動作を停止
する制御装置を設けたものである。

請求項４に記載の本発明は、前記包装部の下流側に配置
され、前記非共通物の供給動作を停止した後、当該非共
通物の供給停止により包装された不良包装体を系外に排
出する不良包装体排出装置を設けたものである。

（作用）請求項１．３に記載の本発明によれば、個人情報紙又は
宛名用紙等の非共通物を、商品カタログ等の共通物の供
給後に供給し、前段の共通物の供給がミスした場合には
、後段の非共通物の供給を停止することになる。このた
め、共通物と非共通物の組合わせからなる各包装体を連
続的に作製するに際し、共通物の供給ミス発生時に、限
定的で貴重な存在である非共通物を不良包装体から回収
したり、手作業にて再包装することなく、包装ラインの
生産性を向上することができる。

請求項１．３に記載の本発明において、非共通物の供給
停止タイミング以後、既に供給済みの共通物のみが包装
部に送り込まれる場合には、包装部は不良包装体を作製
することとなる。この時、請求項２．４に記載の本発明
によれば、この不良包装体を系外に能率的に排出し、包
装ラインの生産性を向上する。

（実施例）第１図は本発明の一実施例に係る包装装置を示す模式図
である。

包装装置１ｏは、第１図に示す如く、例えば内面熱接着
剤被覆連続包装フィルム等の包装媒体１１を素材として
筒状の包装を製造する包装部１２と、この包装部１２に
包装物１３（共通物１３Ａと非共通物１３Ｂ）を供給す
る包装物供給部１４とから構成される装体１５を製造す
る。

包装部１２は、包装媒体繰り出し装置１６、製袋器１７
、縦シール装置１８、及び横シール兼切断装置１９を有
して構成される。

包装部１２の包装媒体繰り出し装置１６は、原反ロール
状の包装媒体巻き出しスプール２０から構成される装媒
体１１をくり出しローラ２１にて張力を付与する状態で
製袋器１７の側へ連続的に供給する。製袋器１７は、公
知の自動包装機て用いられているものであり、包装媒体
１１の両側を内側に折り込みながら、該包装媒体１１を
筒状に成形する。縦シール装置１８は、製袋器１７の下
流側に設置され、筒状に成形された包装媒体１１の相対
する両側縁部を熱ロールにて縦シールする。縦シール装
置１８の前後には、送りローラ１８Ａ、１８Ｂが設置さ
れている。横シール兼切断装置１９は、縦シール装置１
８の出側に設置され、包装媒体１１の移動速度と同一の
周速度で回転しながら包装媒体１１の包装物封入端部を
シール金具にて加熱接着すると同時に、この加熱接着部
の中央部をカッターにて切断し、前後の包装体を切り離
す。

包装物供給部１４は、共通物供給部１４Ａと非共通物供
給部１４Ｂとを有して構成される。共通物供給部１４Ａ
は、商品カタログ等、興なる包装体１５のそれぞれに共
通的に組入れられる共通物１３Ａを供給する。非共通物
供給部１４Ｂは、個人情報紙又は宛名用紙等、各包装体
１５の個々について特別に組入れられる非共通物１３Ｂ
を供給する。この実施例において、共通物供給部１４Ａ
は複数のマガジンから複数種類の共通物１３Ａのそれぞ
れを選択的に供給でき、非共通物供給部１４Ｂは単一の
マガジンから単一の非共通物１３Ｂを供給する。但し、
各供給部１４Ａ、１４Ｂは、それぞれ、単一マガジン又
は複数マガジンのいずれからなるものであっても良い。

各供給部１４Ａ、１４Ｂの各マガジンは、例えば、以下
の如くの包装物供給装置２２を備える。

即ち、包装物供給装置２２は、バキューム吸盤２３と、
上下一対のチャック爪２４とを有して構成されている。

そして、各マガジンに積層されている包装物１３のうち
、底部開口部の最下層に位置する包装物１３の一側縁部
を、バキューム吸盤２３にて吸着して他のマガジン内包
装物１３から分離し、この分離された包装物１３の一側
縁部をチャック爪２４により把持した後、上記バキュー
ム吸盤２３の吸着を解除し、チャック爪２４に把持され
た上記包装物１３をチャック爪２４の移動により当該マ
ガジン下方の包装物搬送コンベア２５に送り込む。

包装物搬送コンベア２５は上記包装物（共通物１３Ａと
非共通物１３Ｂ）を自らが備える送り爪２６に保持して
搬送する。包装物搬送コンベア２５の搬送端は、包装部
１２の製袋器１７に対する上流側に接続される。これに
より、各供給部１４Ａ、１４Ｂにて供給された共通物１
３Ａ、非共通物１３Ｂは、包装物搬送コンベア２５の搬
送端から、包装部１２の製袋器１７にて成形された袋状
の包装媒体１１の内部へ投入され、その後包装部１２の
縦シール装置１８、横シール兼切断装置１９を経て該包
装媒体１１の内部に封入され包装体１５となる。各包装
体１５は包装部１２の出側に位置するスタッカコンベア
２７に集積せしめられる。

この時、各供給部１４Ａ、１４Ｂは制御装置３０にて制
御される。制御装置３０は、包装物搬送コンベア２５の
送り爪２６に対し、各送り爪２６に保持させて今回の包
装体１５を構成するに必要な共通物１３Ａ、非共通物１
３Ｂの組合わせを記憶しており、それら共通物１３Ａ、
非共通物１３Ｂの組合わせを当該送り爪２６による保持
領域に成立せしめるため用いるべき各供給部１４Ａ、１
４Ｂのマガジンを選定する。但し、この実施例では、非
共通物供給部１４Ｂが単一マガジンのみにて構成されて
いるから、当該非共通物供給部１４Ｂのマガジンは常に
唯一の同一マガジンが選定され、共通物供給部１４Ａ、
の複数マガジンの一部或いは全部を今回の包装体１５に
応じて選択的に選定することとなる。そして、制御装置
３０は、当該送り爪２６による保持領域が上述の選定さ
れたマガジンの下方に達した時、当該マガジン内の共通
物１３Ａ若しくは非共通物１３Ｂを前述の包装物供給装
置２２により供給することとなる。そして、各包装体１
５は、他の包装体１５にも組入れられる共通物１３Ａと
、当該包装体１５に特別に組入れられる非共通物１３Ｂ
とを包装して構成されることとなる。

然るに、包装装置１０にあっては、共通物供給部１４Ａ
の下流側に非共通物供給部１４Ｂを配置するとともに、
共通物供給部１４Ａに共通物１３Ａの供給ミス発生の有
無を検出する共通物供給ミス検出装ｆ３１を設けである
。そして、前述の制御装ｆ３０は、共通物供給ミス検出
装置３１の検出結果に基づき、当該共通物１３Ａの供給
ミス発生の検出時に、非共通物供給部１４Ｂによる非共
通物１３Ｂの供給動作を停止する。

包装物供給ミス検出装置３１は、例えば、包装物供給装
置２２のチャック爪２４に設けた、チャック検出センサ
３３と、２枚取り検出センサ３４を有して構成される。

チャック検出センサ３３は上下のチャック爪２４に一対
の発光素子と受光素子を設けて構成され、透過光の有に
よりチャック爪間に包装物１３が無いこと、即ちチャッ
クミスを検出する。２枚取り検出センサ３４も上下のチ
ャック爪２４に一対の発光素子と受光素子を設けて構成
され、透過光量が一部レベル以下であることにより２枚
取りを検出する。

尚、包装装置１０にあっては、非共通物供給部１４Ｂに
非共通物１３Ｂの供給ミス発生の有無を検出する非共通
物供給ミス検出装置３５を設けることもできる。この時
、制御装置３０は、非共通物供給ミス検出装置３５の検
出結果に基づき、当該非共通物１３Ｂの供給ミス発生の
検出時に、例えば各供給部１４Ａ、１４Ｂ、及び包装物
搬送コンベア２５の作動を停止するとともに、この異常
発生を警報し、オペレータにて当該供給部１４Ｂの供給
ミスを修復させた後、それら各供給部１４Ａ、１４Ｂ、
及び包装物搬送コンベア２５を再作動せしめるものであ
っても良い。

又、包装装置１０にあっては、包装部１２の下流側に不
良包装体排出装置４１を設けである。不良包装体排出装
置４１は、制御装置３０により制御され、前記非共通物
１３Ｂの供給動作を停止した後、当該非共通物１３Ｂの
供給停止により包装された不良包装体が不良包装体排出
装置４１に相対する位置に到達した時、該不良包装体を
系外に排出する。不良包装体排出装置４１は、例えばエ
アブロ−装置により不良包装体をシュートに排出する。

次に、上記実施例の作用について説明する。

上記実施例によれば、個人情報紙又は宛名用紙等の非共
通物１３Ｂを、商品カタログ等の共通物１３Ａの供給後
に供給し、前段の共通物１３Ａの供給がミスした場合に
は、後段の非共通物１３Ｂの供給を停止することになる
。このため、共通物１３Ａと非共通物１３Ｂの組合わせ
からなる各包装体１５を連続的に作製するに際し、共通
物１３Ａの供給ミス発生時に、限定的で貴重な存在であ
る非共通物１３Ｂを不良包装体から回収したり、手作業
にて再包装することなく、包装ラインの生産性を向上す
ることができる。

又、本発明の実施においては、上記実施例における不良
包装体排出装置４１による如くの不良包装体排出動作を
必ずしも伴わなくとも良い。

又、本発明の実施において、包装部は、包装による包装
に限らず、縄掛けによる梱包等を行なうものであフても
良い。

［発明の効果］以上のように本発明によれば、共通物と非共通物の組合
わせからなる各包装体を連続的に作製するに際し、共通
物の供給ミス発生時に、限定的で貴重な存在である非共
通物を不良包装体から回収したり、手作業にて再包装す
ることなく、包装ラインの生産性を向上するがてきる。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明の一実施例に係る包装装置を示す模式図
である。１０・・・包装装置、１２・・・包装部、１３・・・包装物、１３Ａ・・・共通物、１３Ｂ・・・非共通物、１４・・・包装物供給部、１４Ａ・・・共通物供給部、１４Ｂ・・・非共通物供給部、１５・・・包装体、３０・・・制御装置、３１・・・共通物供給ミス検出装置、１・・・不良包装体排出装置。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）包装体を連続的に作製するに際し、各包装体が他
の包装体にも組入れられる共通物と、当該包装体に特別
に組入れられる非共通物とを包装して構成される包装方
法において、各包装体の作製時に、共通物を供給した後
、非共通物を供給するものとし、共通物の供給段階で供
給ミス発生の有無を検出し、当該共通物の供給ミス発生
の検出時に、非共通物の供給動作を停止することを特徴
とする包装方法。
（２）前記非共通物の供給動作を停止した後、当該非共
通物の供給停止により包装された不良包装体を系外に排
出する請求項１記載の包装方法。
（３）共通物供給部と非共通物供給部と包装部とを有し
、包装部にて包装体を連続的に作製するに際し、各包装
体が共通物供給部から供給され他の包装体にも組入れら
れる共通物と、非共通物供給部から供給され当該包装体
に特別に組入れられる非共通物とを包装して構成される
包装装置において、共通物供給部の下流側に非共通物供
給部を配置するとともに、共通物供給部に共通物の供給
ミス発生の有無を検出する共通物供給ミス検出装置を設
け、かつ共通物供給ミス検出装置の検出結果に基づき、
当該共通物の供給ミス発生の検出時に、非共通物供給部
による非共通物の供給動作を停止する制御装置を設けた
ことを特徴とする包装装置。
（４）前記包装部の下流側に配置され、前記非共通物の
供給動作を停止した後、当該非共通物の供給停止により
包装された不良包装体を系外に排出する不良包装体排出
装置を設けた請求項３記載の包装装置。