JPH0418078A - オキサゾリドン誘導体からなる単量体、重合体および活性水素化合物吸着剤 - Google Patents

オキサゾリドン誘導体からなる単量体、重合体および活性水素化合物吸着剤

Info

Publication number
JPH0418078A
JPH0418078A JP11977290A JP11977290A JPH0418078A JP H0418078 A JPH0418078 A JP H0418078A JP 11977290 A JP11977290 A JP 11977290A JP 11977290 A JP11977290 A JP 11977290A JP H0418078 A JPH0418078 A JP H0418078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
oxazolidone
styrene
oxazolidonyl
monomer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11977290A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2872749B2 (ja
Inventor
Ichiro Atobe
跡辺 一朗
Takeshi Endo
剛 遠藤
Toshikazu Takada
十志和 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Tobacco Inc filed Critical Japan Tobacco Inc
Priority to JP11977290A priority Critical patent/JP2872749B2/ja
Publication of JPH0418078A publication Critical patent/JPH0418078A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2872749B2 publication Critical patent/JP2872749B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、新規なオキサゾリドン誘導体の単量体(モ
ノマー)および該重合体をその構成要素として含む重合
体(ポリマー)ならびに該化合物からなる活性水素化合
物吸着剤に関するものである。
本発明物質は活性水素化合物と強い相互作用を示し、例
えばフェノール、ヒノキチオール等の坑菌性用を有する
物質あるいはβ−ナフトール等の防腐剤を吸着、担持さ
せて使用する利用方法が考えられ、吸着剤として有用で
ある。
〔従来の技術〕
現在までに、オキサゾリドン構造を持ち活性水素化合物
と相互作用を持つ高分子化合物としてポリ(3−ビニル
−2−オキサゾリドン)(米国特許2,872,321
号)、ポリ(3−ビニル−5−エチル−2−オキサゾリ
ドン)(米国特許2゜872.321号)、ポリ(4−
(3−オキサゾリドニルメチル))スチレン(米国特許
3,226.372号)、ポリ(3−オキサゾリドニル
メチル)エチレンイミン(マクロモレキュラー ケミ 
−112巻、  49頁1 968  (Makrom
of、Chem、、112. 49(I968))が知
られている。しかし、これらの高分子化合物の活性水素
化合物に対する吸着能は、たとえばフェノールを例にと
ると、その吸着量はオキサゾリドン環ユニット当り30
〜50mo 1%とあまり高 く はない。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明の目的は、前述のオキサゾリドン構造を持つ吸
着剤よりも活性水素化合物に対して一層吸着性能の優れ
た新規な吸着剤を提供することであ る。
Cr1題を解決するための手段) 発明者は、主鎖とオキサゾリドン環が直接結合したポリ
(3−ビニル−2−オキサゾリドン)、ポリ(3−ビニ
ル−5−エチル−2−オキサゾリドン)、主鎖とオキサ
ゾリドン環の間に短いスペーサーを持つポリ(4−(3
−オキサゾリドニルメチル))スチレン、ポリ(3−オ
キサゾリドニルメチル)エチレンイミンでは、主鎖によ
る立体障害を受は活性水素化合物との相互作用が阻害さ
れ、そのために吸着能が弱められることに着目した。そ
こで主鎖による立体障害を極力受けないように、主鎖と
オキサゾリドン環の間にスペーサーのような機能を果た
す、例えばベンジルエチルエーテル、ペンジルヘキンル
エーテル基を導入した化学構造のオキサゾリドン誘導体
を合成し、それらの吸着性能を評価した結果、前記一般
式(I)および (II)で表されるオキサゾリドン誘
導体の単量体および該単量体をその構成部分に含む重合
体が、その目的に適合することを見いだし、本発明をな
すに至った。
すなわち、本発明は次式(I)および(II)で表され
るオキサゾリドン誘導体の単量体および該単量体をその
構成要素として含む重合体ならびに該化合物からなる活
性水素化合物の吸着剤である。
ここで(I)、 (II)式共、式中nは1〜20の範
囲の整数を表す。
(II) 以下に、本発明による新規オキサゾリドン誘導体の単量
体の製造方法を製造例に基づいて述べる。
く単量体の製造方法〉 ■ p−(2−(3−オキサゾリドニル)エトキシメチ
ル)スチレンの合成((I)式においてn=2) ジメチルホルムアミド(DMF)中、反応湿度15〜2
5℃でオキサゾリドンに水素化ナトリウムを加えてナト
リウム塩とし、次いで反応温度を15〜25℃に保ち、
2−(2−ブロモエトキン)ピランを加えてエーテル型
のオキサゾリドンとし、次いでメタノール中 60℃付
近でp−)ルエンスルホン酸を用いて3− (2−(ヒ
ドロキシエチル)−2−オキサゾリドンとした。次いで
D M F中、反応温度15〜25゛Cで水素化ナトリ
ウムを加えてナトリウム塩とし、反r5温度を15〜2
5℃に保ちなからp−り四ロメチルスチレンを加えてp
−(2−(3−オキサゾリドニル)エトキンメチル)ス
チレンを得た。合成経路は下式の通りである。
このようにして合成した粗合成物をカラムクロマトグラ
フィーにより精製した(カラム: ワコーゲルC300
(商品名)AcOEt:  n−hexane=1: 
 1.Rf=0. 2)次に、p−(2−(3−オキサ
ゾリドニル)エトキンメチル)スチレンのスペクトルデ
ータを示す。
IH−NMRスペクトル  δ/CDC1a’ニア、5
2〜7.16(曹、    4H,ph)6.74 (
dd、   lHl  J−X= 17)1□  Jb
−= IIHzl  )IK)5.75 (dd、  
 IH,J=b= 2H,、J−−= 17)1−、 
  H−)5.25 (dd、   IL   J−b
= 2Hz、   Jb、= 17)1z、   Hb
)4.50 (s、   2H,ph −CH2−0−
)4.42−4.14(t、   2H,−C−0−C
H2−)3.78〜3.38  (m、    6M、
    −0−CH2−C)It  −N  −CH2
)■ p−(6−(3−オキサゾリドニル)ヘキソキシ
メチル)スチレンの合成((I)式においてn=6) ■で用いた2−(2−ブロモエト十/)ピランの代わり
に2−(6−ブロモヘキソキノ)ビラ/を用いる以外は
同様な操作により、p−(6−(3−オキサゾリドニル
)ヘキソキノメチル)スチレンを得ることができる。
合成した粗合成化合物をカラムクロマトグラフィーによ
り精製した(カラム; ワコーゲルC300(商品名)
AcOEt:  n−hexane=1:1、  Rf
 = 0. 33 )。
次に、この単量体のスペクトルデータを示す。
’H−NMRスペクトル  δ/ CD Cl z ニ
ア、40〜7.12(鵬、    4H,ph)6.6
4(dd、  II(、J、、=17H−,Jbx=l
IH−、H−)5.85(dd、IHlJ−b=2Hz
lJmx=17Hz、)Is)5.15 (dd、  
lH,J−h = 2H工、  Jb−= IIH−、
Hb)4.43 (s、  2)1.  ph −CH
2−0−)4.36〜4.09 (t、  2N、  
 CO−CH2−)3.60− 3.08  (m、 
   6H,ph−CH2o  −CH2゜CH2N−
CH2) 1.85〜1.12(■、8H,−CH2−X  4 
)■ p−(I2−(3−オキサゾリドニル)ドデコキ
シメチル)スチレンの合成((■)式においてn=12
) ■で用いた2−(2−ブロモエトキン)ピランの代わり
に2−(I2−プロモドデコキノ)ピランを用いる以外
は同様な操作により、I)−(I2−(3−オキサゾリ
ドニル)ドデコキノメチル)スチレンを得ることができ
る。
合成した粗合成化合物をカラムクロマトグラフィーによ
り精製した(カラム: ワコーゲルC300(商品名)
AcOEt:  n−hexane=1:キ、Rf=0
. 3)。
この単量体のスペクトルデータを示す。
IH−NMRスペクトル  δ/ CD Cl s ニ
ア、45〜7.14(飄、    4H,ph)6.6
8(dd、IH1Jar=17Hz、Jbx=]lHt
、)l−)5.68 (dd、   IH,J−b :
 2H工、   J、、= 1711z、   H,)
5.18 (dd、   E、  J−b= 2H2,
Jb−= ll82.   Ha)4.45 (S、 
  2H,ph −CH20−)440〜4.13 (
t、  2H,−C−0−CH2)370〜3.12 
 (m、   6H,ph −1j12−  o  −
C)12゜−CH2−N   CH2−) 1.90〜113(膳、20H,CH2−X  1 0
  )次に、本発明のオキサゾリドン誘導体の重合体の
製造方法について述べる。
本発明のオキサゾリドン誘導体の重合体は、前記一般式
(n)で表される部分をその構成要素として有していれ
ばよい。この重合体は、一般式(I)で表される一8i
または二種の単量体を重合することにより、あるいは該
単量体と共重合体を形成するビニル化合物の単量体とを
重合することにより得られる。共重合体を形成するビニ
ル化合物としては、アクロレイン類(例えば、2−メチ
ルアクロレイン)、アクリルアミド類(例えば、N、 
 N−ジメチルアクリルアミド、N−メチロイルアクリ
ルアミド)、アクリル酸、アクリル酸エステル類(例え
ば、アクリル酸−2−アセトキシエチル、アクリル酸ベ
ンノル、アクリル酸ブチル、アクリル酸−2−クロロエ
チル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル)、アクリ
ロニトリル、アクリロイルクロライド、9−ビニルアン
トラセン、1.3−フタジエン、 クロトン酸、  ク
ロトンアルデヒド、エチレン類(例えば、ブロモエチレ
ン、クロロエチレン、 1. 1−+3クロロエチレン
、1゜2−ジクロロエチレン)、 ■−ビニルイミタソ
ール、マレイン酸、マレイン酸エステル類(例えば、マ
レイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチル)、メタクリル
アミド、メタクリル酸、メタクリル酸エステル類(例え
ば、メタクリル酸ベンジル、メタクリル酸ブチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸メチル、メタクリル@−
2−ヒドロ牛ジエチル、メタクリル酸イソブチル、メタ
クリル酸イソプロピル、メタクリル酸オクチル)、 メ
タクリルニトリル、N−ビニルオキサゾリドン、 N−
ビニルピロリドン、 1−プロペン、2−ビニルピリジ
ン、 4−ビニルピリジン、 N−ビニルピリジン、ス
チレン類(例えば、p−ブロモスチレン、m−ブロモス
チレン、O−ブロモスチレン、p−クロロスチレン、m
−クロロスチレン、0−クロロスチレン、p−シアノス
チレン、m−ノアノスチレン、 0−シアノスチレン、
2.5−ジクロロスチレン、p−ヒドロキシスチレ/、
m−ヒドロキノスチレン、0−ヒドロキシスチレン、 
p−メトキシスチレン、m−メトキンスチレン、O−メ
トキンスチレン、p−ニトロスチレン、m−ニトロスチ
レン、0−ニトロスチレン)、ビニルエステル類、ビニ
ルエーテル類(例えば、メチルビニルエーテル、ブチル
ビニルエーテル、メトキシエチルビニルエーテル、クロ
ロエチルビニルエーテル、ヒドロキンエチルビニルエー
テル)およびジビニルベンゼン等が挙げられる。これら
の単量体の中で、共重合性、重合体の物性の見地からス
チレン、p−メトキンスチレン、m−ヒドロキノスチレ
ン、ジビニルベンゼン等が好適である。
本発明の単独重合体および共重合体の合成には公知のラ
ジカル重合の方法を用いればよい。例えば、反応温度2
0〜160°C1好ましくは50〜100 ’Cで適当
な重合溶媒の存在下または非存在下に、重合すべき単1
体Iこ対して0,1〜5m。
1%のラジカル重合開始剤を用いて行う。重合溶媒とし
ては、 トルエン、ベンゼン、メチルエチルケトン、ア
セトン、クロロホルム、ツメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキンド、水等から適宜選択して用いればよい、
M合間始剤としてはアゾビスイソブチロニトリル、過酸
化ベンゾイル、ジー1−ブチルパーオキサイド等が挙げ
られる。
重合に際しては、重合開始剤、開始剤濃度、重合溶媒、
モノマー濃度、重合温度、重合時間等を所望の目的物が
得られるように適宜選択すればよい。
次に、本発明による新規オキサゾリドン誘導体の重合体
の製造方法を製造例に基づいてさらに詳しく述べる。
く重合体の製造例〉 ■ p−(2−(3−オキサゾリドニル)エトキジメチ
ル)スチレンの重合体の合成。
p−(2−(3−オキサゾリドニル)エトキノメチル)
スチレンの単量体0.2gに重合開始剤としてアゾビス
イソブチロニトリル(AIBN)0、 0013g(I
mo1%)を加え、 さらに溶媒としてベンゼン0.6
32+rを加えたものを重金管に入れてから脱気封管し
、温度60℃のオイルバス中で24時間反応させて重合
を行った。重合終了後開封し、ジメチルホルムアミド3
mlを加えて溶解し、四塩化炭素150m1に再沈澱さ
せた。沈澱物を濾別後、減圧乾燥し、下記重合体0.1
9gを得ることができる。。
繰り返し単位 (CH2)2 ■ ■ p−(6−(3−オキサゾリドニル)ヘキソキンメ
チル)スチレンの重合体の合成。
■で用いたp−(2−(3−オキサゾリドニル)エトキ
シメチル)スチレン単量体の代わりにp−(6−(3−
オキサゾリドニル)ヘキソキンメチル)スチレンの単量
体0.2gにAIBNo、0011f(Imo1%)、
溶媒としてベンゼア1゜032gを用いる以外は■と同
様な操作により、下記重合体0.12gを得ることがで
きる。
繰り返し単位 ■ p−(I2−(3−オキサゾリドニル)ドデコキノ
メチル)スチレンの重合体の合成。
■で用いたり−(2−(3−オキサゾリドニル)エトキ
シメチル)スチレン単量体の代わりにp−(I2−(3
−オキサゾリドニル)ドデコキシメチル)スチレンの単
量体0.2gにAIBNo。
00085g (Imo 1%)、溶媒としてベンゼン
0.807gを用いる以外は■と同様な操作により、下
記重合体0.11gを得ることができる。
繰り返し単位 ■ p−(2−(3−オキサゾリドニル)エトキノメチ
ル)スチレンとジビニルベンゼンの重合体の合成。
p−(2−(3−オキサゾリドニル)エトキンメチル)
スチレン2.5gに重合開始剤としてアゾビスイソブチ
ロニトリル(AIBN)Ol 0166g (Imo 
1%)を加え、 これにジビニルベンゼン1.32g(
I00mo1%)を加え、さらに溶媒としてベンゼン7
.90gを加えたものを重合管に入れて脱気封管し、温
度60℃のオイルパス中で24時間重合を行った。得ら
れた重合体は、ソックスレイ抽出器によりクロロホルム
、n−ヘキサン溶媒を用いて洗浄し、減圧乾燥した後、
粉砕して115〜200メツンユに粒径を揃えた重合体
0.6gを得た。
縁り返し単位      モル比 (x:  y) (CH2)2 ■ p−(6−(3−オキサゾリドニル)ヘキソキシメ
チル)スチレンとジビニルベンゼンの重合体の合成。
p−(6−(3−オキサゾリドニル)へ牛ツキジメチル
)スチレン2,5gにAIBNO,0135g (Im
o 1%)、ジビニルベンゼン1.07g(I00mo
1%)を加え、さらに溶媒としてベンゼン6.44gを
加えたものを合成原料として用い、以下■記載の方法と
全く同様に操作を行い、重合体1.0gを得た。
繰り返し単位      モル比 (x:  y) (CH2)6 ■ p−(2−(3−オキサゾリドニル)ニドキシメチ
ル)スチレンとスチレンの重合体の合成。
p−(2−(3−オキサゾリドニル)エトキンメチル)
スチレン0.373gとスチレン0.127gにAIB
No、  005g(Imo1%)を加え、さらにfi
i媒としてベンゼン0.717gを加えたものを重合管
に入れてから脱気封管し、温度60°Cのオイルバス中
で24時間重合を行った。
重合終了後開封し、ジエチルエーテル150m1に再沈
澱させた。沈澱物は濾過後減圧乾燥し、下記重合体0.
45gを得た。
繰り返し単位      モル比 (x:y) ■ p−(2−(3−オキサゾリドニル)ニドキンメチ
ル)スチレンとp−メトキンスチレンの重合体の合成。
p−(2−(3−オキサゾリドニル)エトキノメチル)
スチレンの単量体0.251gにAIBNo、  00
51f(Imo1%)、p−メトキンスチレン0.24
9g(I00mo1%)を加え、さらに溶媒としてベン
ゼン0.717gを加えたものを合成原料として用い、
以下■記載の方法と全く同様に操作を行い、下記重合体
0.443gを得た。
縁り返し単位      モル比 (x:  y) ■ p−(6−(3−オキサゾリドニル)へ牛ツキジメ
チル)スチレンとスチレンの重合体の合成。
p−(6−(3−オキサゾリドニル)へキンキンメチル
)スチレンの単量体0.342gにAIBNo、004
3+r(Imo1%)、スチレン0゜158g (I0
0mo 1%)を加え、 さらに溶媒としてベンゼン0
.675gを加えたものを合成原料として用い、以下■
記載の方法と全く同様に操作を行い、下記重合体0.4
30gを得た。
繰り返し単位      モル比 (x:  y) ■ p−(6−(3−オ牛す゛ハトニル)ヘキソキノメ
チル)スチレンとp−メトキンスチレンの重合体の合成
p−(6−(3−オキサゾリドニル)へキンキンメチル
)スチレン0.310g1l:AIBNo。
004g (Imo 1%)、 p−メトキンスチレン
0、 190g(I00mo1%)を加え、さらに溶媒
としてベンゼン0.572gを加えたものを合成原料と
して用い、以下■記載の方法と全く同様に操作を行い、
下記重合体0.456+rを得た。
繰り返し単位      モル比 (x:  y) 参考例 N−ビニルオキサゾリドンとジビニルベンゼン
の重合体の合成(注: これは公知物質であるが本発明
の重合体と吸着能を比較・対照するために行った)。
N−ビニルオキサゾリドン2.5+rにAIBNO,0
3E33g(Imo1%)、ジビニルベンゼン2. 8
8g(I00mo1%)を加え、さらに溶媒としてベン
ゼン17.3gを加えたものを合成原料として用い、以
下■記載の方法と全く同様に操作を行い、下記重合体0
.8gを得た。
繰り返し単位      モル比 (x:  y) 次に、本発明の重合体の活性水素化合物に対する吸着性
能は、公知のビニルオキサゾリドン−ノビニルベンゼン
重合体(対照)に比べて著しく増加する。以下、本発明
の重合体の吸着性能について、実施例を挙げて述べる。
〈吸着試験実施例〉 前記製造例■、■、■において製造した重合体3種の重
合体を供試試料とした。供試試料重合体のオキサゾリド
ン環ユニットに対し5倍等量になるように調整したフェ
ノール水溶液に各試料の0゜1gをそれぞれ加え25℃
で5時間撹はんして吸着平衡に到達させた後濾別した。
吸着量は各試料とも、吸着前後の溶液中のフェノール濃
度の差から算出して求めた。フェノールの定量は、紫外
・可視分光光度計(日立製作所 U−3200型自己分
光光度計)を用いて測定した。
測定結果を表−1に示した。
表−1中、組成比は各重合体の元素分析値から計算して
求めた。また、フェノール吸着量はオキサゾリドン1!
1ユニツト当りに吸着されるフエノ−ルのmo1分率で
示した。
表−1 試料NO!!成比2 フェノール吸着量−(x:y) 
   mo1% の            100 ■    48:52    98 ■    48:52   163 比較例   46:54    58 〔発明の効果〕 実施例から明らかなように、この発明の化合物は、活性
水素化合物に対する吸着剤として優れた効果を有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I )で示されるオキサゾリドン誘導体。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) (式中、nは1〜20の整数範囲からなる。)2、一般
    式(II)で示されるオキサゾリドン誘導体の繰り返し単
    位を構成要素として含む重合体。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (II) (式中、nは1〜20の整数範囲からなる。)3、一般
    式(II)で示されるオキサゾリドン誘導体の繰り返し単
    位を構成要素として含む重合体からなる活性水素化合物
    吸着剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (II) (式中、nは1〜20の整数範囲からなる。)
JP11977290A 1990-05-11 1990-05-11 オキサゾリドン誘導体からなる単量体、重合体および活性水素化合物吸着剤 Expired - Fee Related JP2872749B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11977290A JP2872749B2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 オキサゾリドン誘導体からなる単量体、重合体および活性水素化合物吸着剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11977290A JP2872749B2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 オキサゾリドン誘導体からなる単量体、重合体および活性水素化合物吸着剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0418078A true JPH0418078A (ja) 1992-01-22
JP2872749B2 JP2872749B2 (ja) 1999-03-24

Family

ID=14769829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11977290A Expired - Fee Related JP2872749B2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 オキサゾリドン誘導体からなる単量体、重合体および活性水素化合物吸着剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2872749B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006504850A (ja) * 2002-10-31 2006-02-09 オーバーン ユニバーシティ メチレン化ポリスチレンの殺菌性粒子
US7960022B2 (en) 2000-09-18 2011-06-14 Yupo Corporation Forgery-preventing film

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7960022B2 (en) 2000-09-18 2011-06-14 Yupo Corporation Forgery-preventing film
JP2006504850A (ja) * 2002-10-31 2006-02-09 オーバーン ユニバーシティ メチレン化ポリスチレンの殺菌性粒子
JP4652056B2 (ja) * 2002-10-31 2011-03-16 オーバーン ユニバーシティ メチレン化ポリスチレンの殺菌性粒子
US8598246B2 (en) 2002-10-31 2013-12-03 Auburn University Biocidal particles of methylated polystyrene

Also Published As

Publication number Publication date
JP2872749B2 (ja) 1999-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Dawson et al. Poly (vinylamine hydrochloride). Synthesis and utilization for the preparation of water-soluble polymeric dyes
Cacioli et al. Copolymerization of ω-unsaturated oligo (methyl methacrylate): new macromonomers
EP0964878B1 (en) Hydrolytically stable resins for use in anion-exchange chromatography
AU752860B2 (en) Process for producing high-purity vinylpyrrolidone polymer
JPS6036514A (ja) 共重合体、その製造方法およびその用途
JPH0418078A (ja) オキサゾリドン誘導体からなる単量体、重合体および活性水素化合物吸着剤
JPS60500914A (ja) 塩化されたアリルオリゴサツカリド−アクリル共重合体、この共重合体の製造方法およびス−パ−吸収剤としてのその用途
Isobe et al. Asymmetric polymerization of N-1-anthrylmaleimide with diethylzinc-chiral ligand complexes and optical resolution using the polymer
JP3755158B2 (ja) アニオン交換体
Chujo et al. Synthesis of crown ether‐terminated poly (methyl methacrylate) by radical chain transfer polymerization
JPH11322761A (ja) ボロン酸基含有単量体およびその重合体
WO2004099288A1 (en) Polyethyleneimine polymers
Oishi et al. Syntheses and polymerizations of novel chiral poly (acrylamide) macromonomers and their chiral recognition abilities
US4987210A (en) Polymerizable derivatives of 5-oxo-pyrrolidinecarboxylic acid
US4946967A (en) Polymerizable derivatives of 5-oxo-pyrrolidinecarboxylic acid
Suzaki et al. Ferrocene-containing side chain polyrotaxanes obtained by radical copolymerization of styrenes with acrylamide with a [2] rotaxane structure
JPH02199107A (ja) ピロリドン誘導体からなる単量体、重合体および活性水素化合物吸着剤
JP2752376B2 (ja) 新規なポルフイリン化合物
Tanaka et al. Asymmetric anionic polymerization of 1-phenyldibenzosuberyl acrylate affording optically active polymer with helical conformation
JP4743476B2 (ja) アクリロイルモルフォリン−二酸化イオウ共重合体およびその製造方法
Labadie et al. Polymerization of 1-(trimethylstannyl) alkyl methacrylates: a new class of organotin polymers and a novel case of degradative chain transfer to polymer
JPH03221502A (ja) シクロデキストリンポリマーの合成方法及びシクロデキストリン膜の製造方法
US5886109A (en) AZO group-containing high molecular weight compound for block copolymerization
JPH02296813A (ja) 新規水溶性マクロマー及びその製造方法
JPH02167325A (ja) マレイミド系ブロック共重合体およびその製造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees