JPH04180611A - 電子機器における電源トランスの取付構造 - Google Patents

電子機器における電源トランスの取付構造

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JPH04180611A
JPH04180611A JP2310437A JP31043790A JPH04180611A JP H04180611 A JPH04180611 A JP H04180611A JP 2310437 A JP2310437 A JP 2310437A JP 31043790 A JP31043790 A JP 31043790A JP H04180611 A JPH04180611 A JP H04180611A
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JP
Japan
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transformer
case
temperature
heat
main body
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Pending
Application number
JP2310437A
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English (en)
Inventor
Nobutaka Inoue
井上 信敬
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Maspro Denkoh Corp
Original Assignee
Maspro Denkoh Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明紘共同受信機器その他の電□子機器における電
源トランスの取付構造に関する。
〔従来の技術〕
合成樹脂製のケースに電源トランスを乗載させ、その乗
載状態を固定具によりm建している。
【発明が解決しようとする一厘〕
この従来の電子機器における電源トランスの取付構造で
は、電源トランスの1次巻線あるいは2次巻線のレアシ
ョートその他の原因によって電源トランスが発熱すると
、その熱がケースに伝わってケースが昇温し、耐熱湯度
を越えると溶融してしまう問題点があった。そこで電源
トランスの過熱防止の為に電源トランスに温度ヒユーズ
を具備させることが行なわれる。この場合、電源トラン
スはその調造工程中においてワニスを含浸させその後加
熱乾燥が行なわれる為、上記温度ヒユーズはその加熱に
耐えるよう例えば100℃を越える動作温度のものが用
いられる。すると上記のような電源トランスの発熱が生
じてもケースが溶融せぬようにする為には、ケースを上
記温度ヒユーズの動作温度以上の耐熱温度の材料で形成
せねばならず、材料コストが高くなって製品価格の上昇
を招く間厘点があった。
本履発明は上記従来技術の間原点(技術的課題)を解決
する為になされたもので、ケースにおける受部と電源ト
ランスにおける取付部材との間にトランス支持用のセパ
レータを介在させて、電源トランスをその本体がケース
から浮いた状態で支持することにより、トランスが発熱
してもケースが過度に昇温せぬようにして、ケースを耐
熱温度の低い安価な材料で形成することを可能ならしめ
、もって製品価格な安価にできるようにした電子機器に
おける電源トランスの取付構造を提供することを目的と
している。
【課題を琳決する為の手段〕
上記目的を達成する為に、本願発明における電子機器に
おける電源トランスの取付構造は、トランス取付用の受
部を備えている合成樹脂製のケースに対し、取付部材を
備える電源トランスを、上記受部に対し上記取付部材を
乗載させると共に。
その取付部材を押え部材により押え付けることによって
取付けてある電子機器における電源トランスの取付構造
において、上記受部と取付部材との間には、上記電源ト
ランスにおける本体とケースとの間に本体からケースへ
の熱伝達を妨げる為の空間ができるよう、熱伝達の阻止
材料で形成されたトランス支持用のセパレータを介在さ
せたものである。
〔作用〕
電源トランスが昇温した場合、電源トランスの本体から
ケースへの熱伝達は両者間の空間によって妨げられる。
また取付部材から受部への熱伝達はセパレータにより妨
げられる。その結果、ケースの過昇温が防止される。
〔実施例〕
以下本願の実施例を示す図面について説明する、 jl
lfllにおいて、1はケースで、相互に対向状に合着
させた11要素1aとIl!2要素1bとから構成しで
ある。上記ケース1は安価で成形が容易な合成樹脂材料
例えばABSで形成される。ABSの熱的特性即ち熱に
より変形する温度(耐熱温度とも呼ぶ)は77〜99℃
である。2,2は上記I11要I*11に備えられたト
ランス取付用の受部で、柱状に形成してあり、ボスとも
呼ばれる、この受部2にはトランスを止付ける為の止材
孔3が形成しである。止材孔3は、後から述べるねじ神
17としてタッピングねじを用いる場合は、単なる真直
ぐの孔に形成されるが上記ねじ棒としてビスを用いる場
合はねじ孔に形成される。
次に5は電源トランスを示す、6はトランス5における
本体で m知の如く鉄心7、コイル8゜鉄心7の周囲を
覆うスチール製の枠体9等から構成しである。尚コイル
8内においてはトランス5の過熱による焼損を防止する
為に、1次審線と2次審線との間に温度ヒユーズ、或い
は軟鋼纏にナイロン12を主体とするポリアミド系のフ
ェスを被膜したもの(商品名サーメルト鋼線)が入れら
れている。上’E温度ヒユーズの動作温度は例えば12
6℃±2℃であるが他の動作温度のものもある。
10はトランス5における取付部材で、上記枠体9の一
部を切り起こして本体6から突出する状態に構成されて
いる。この取付部材10には第3図に示されるように透
孔11が形成しである。
次に12は受llI2と取付部材lOの間に介在させた
トランス支持用のセパレータで、第31i1に明示され
るようにねじ欅褌通用の透孔13を有する。該セバレー
月2は熱伝達の阻止材料即ち熱の伝達性の比較的低い材
料で、かつ上記トランス5内に入れられている温度ヒユ
ーズ或いはナイロン被膜鋼線よりも高い耐熱性−を有す
る材料で形成される。その材料としては例えばポリエチ
レンテレフタレート(耐熱温度は140℃)、ポリフェ
ニレンサルファイド(220〜240℃)、或いはセラ
ミックス(800〜900℃)が用いられる。セパレー
タの高さは、取付部材10から受部2への熱伝達を妨げ
、かつケース1のjll要素1aとトランス5の本体6
との間に熱伝達を妨げる為の空間18が出来るに充分な
高さに形成される。14は押え部材で、j13aiの如
くねじ棒挿通用の透孔15が形成しである。又下面即ち
取付部材10と対向する側の面からは、  112図の
如く上記透孔11内に嵌まり込むようにした環状の突’
811116を突設させである。突部16の高さは取付
部材10の厚みより小さくしである。上記押え部材14
も上記セパレータ12と同様の材料で形成される。  
17は押え付は用のねし棒で1例えばタッピングねじが
用いられる。
上記構成のものにおけるトランスの取付は次のように行
う、第3図に示す如き状態から受部2に対しセパレータ
12を介してトランス5の取付部材10を乗載させる6
次に取付部材10の上に押え部材14を乗せ、その突部
16壺透孔11に嵌合させる1次に12図の如くねじ棒
17における軸部17aを押え部材14の透孔15、セ
パレータ12の透孔13を通して受11112の止材孔
3内にねじ込み、締付ける。これによりねじ棒17の顕
部17bにより押さえられた押え部材14が取付部材1
0をセパレータ12を介して受部2に押さえ付け、トラ
ンス5は固定状態となる上記構成のものにおいては、電
子機器の通常の動作状態では電源トランス5の温度(表
面温度)は周囲温度が25℃の状態において例えば50
℃程度である。しかし電源トランス5において1次響線
或いは2次響線のレアシ目−トその他の事故が生じたり
すると本体6は上記の温度以上−に発熱し。
ケース1の耐熱温度を越える場合がある。こ、の場合そ
の温度が温度ヒユーズの動作温度に達しないと、温度と
ニーズは溶剛せず上記発熱状層が継続する。しかしこの
場合、電源トランス5の本体6とケース1におけるjI
11要素1aとの間には空間18がある為、本体6から
第1要素1aへの熱伝達はその空間18によって大きく
妨げられる。従って11要素1aの温度がそれの耐熱温
度以上に上昇することは防止され、11要素1aの溶融
が防止される。
又上記本体6の発熱は取付部材10にも伝わる。しかし
取付部材10はセパレータ12によって受部2とは離反
され、しかもセパレータ12は前述のような材料で形成
しである為、取付部材10の熱が受部2に伝わりそれが
溶融したりすることが防止される、この場合、押え部材
14の突部16が透孔11内に嵌まり込んでねじ欅17
の軸部17aと取付部材lOとを隔てている為、取付部
材10からねじ棒17を通して受部2に熱伝達が起こる
ことも防止され、上記受11+12の溶融が確実に防止
される。更に上記の場合、押え部材14も前述のような
材料で形成されている為、その溶融も防止される1以上
のようにして電源トランス5が過昇温しても耐熱温度の
低いケース1の溶融が防止される。
次に第4.5alは本願の異なる実施例を示すもので、
ケース1eにおける11要素lagと12要素lbeと
を合着させることにより電源トランス5cの固定が図ら
れるようにしである構造において、電源トランス5eか
らケースleへの熱伝達を断つようにした構造の例を示
すものである。Wにおいて、21、22は連結片で、連
結用のねじ棒23を連結片21の先鏑郁に備えられた透
孔24を通して連結片22のねじ孔25に螺合させるこ
とにより、第1要素1aeとj12要素1bsとの一体
化がなされるようにしである0次にトランスの取付wa
up分において、27は嵌合孔、28は押え片で、先端
に位置決片2gを備える。30はセパレータ12aに備
えた位置決用の突部で、その先端における透孔13gの
開゛口部の肩縁はすりばち状の案内面31となっている
。押え部材14eの透孔15eは上記突部30の嵌入が
可能な犬舎さに形成しである。
上記構成のものにおける電源トランス5@の取付は次の
通りである。受部26上にセパレータ12eを介して取
付部材10eを乗せ、更に押え部材14eを被せる。こ
の状態では突部30が透孔15eに嵌まり、セパレータ
12aに対する押え部材14eの横ずれが防止される0
次にケースleのt/II2要素1beを被せ付け、位
置決片29の先部を、透孔13eを通して嵌合孔27に
嵌合させる。これにより、電源トランス5eの取付が完
了する。#3上記透孔15eと突部30との嵌め合いを
ややきつくしておき、取付部材lOeにセパレータ12
a及び押え部材14eを予め取付けた後、それらが取付
いた状態の取付部材10gを受部2eに乗載させるよう
にしてもよい。
なお、機能上前図のものと同−又は均等構成と考えられ
る部分には、前回と同一の符号にアルファベットのe電
材して重複する説明を省略した。
〔発明の効果〕
以上のように本願発明にあっては、ケース1に怠ける受
部2と電源トランス5にあける取付部材10との間に熱
伝達の阻止材料で形成されたトランス支持用のセパレー
タ12を介在させて、電源トランス5の本体6をケース
lから浮かせた構造だから、電源トランス5がケース1
の耐熱温度以上に昇温しても1本体6からケースlへの
熱伝達は両者間の空111gによって妨げられると共に
、取付部材lOから受1!+2への熱伝達も上記セパレ
ータ12により妨げられて、ケース1の過昇温が防止さ
れ、その溶融を防止できる特長がある。このことは、ケ
ース1として例えばトランス5に備えられる温度ヒユー
ズの動作温度以下の低い耐熱温度の材料が使え、材料コ
ストを安くできる有用性がある。
しかも上記のようなセパレータ12を用いたものでも、
そのセパレータ12は上記のような場所に介在させるだ
けの小さなものであるから、そのセパレータ12は僅か
な費用で足りる特長がある。このことは、電子機器の全
体としては、上記のようにケースの材料コストを大幅に
安くできることからして、製品価格の上昇を要せずして
耐熱構造化できる大きな利点がある。
【図面の簡単な説明】
alwは本■の実施例を示すもので、l[1図は電子機
器の電源トランス取納部分を示す縦断面図。 12+1はjllllにJsけ! II部分)t 大I
I、第3図は同分岬斜視図、第411は具なる実施例を
示す第1[と同様の図、1115図は14図における7
部分の拡大図。 1・・・ケース、2・・・受部、5・・・電源トランス
、6・・・本体、  10・・・取付部材、12・・・
セパレータ、18・・・空間。 第1図 第2図       第3図 1K 5 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. トランス取付用の受部を備えている合成樹脂製のケース
    に対し、取付部材を備える電源トランスを、上記受部に
    対し上記取付部材を乗載させると共に、その取付部材を
    押え部材により押え付けることによつて取付けてある電
    子機器における電源トランスの取付構造において、上記
    受部と取付部材との間には、上記電源トランスにおける
    本体とケースとの間に本体からケースへの熱伝達を妨げ
    る為の空間ができるよう、熱伝達の阻止材料で形成され
    たトランス支持用のセパレータを介在させたことを特徴
    とする電子機器における電源トランスの取付構造。
JP2310437A 1990-11-15 1990-11-15 電子機器における電源トランスの取付構造 Pending JPH04180611A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5532129B2 (ja) * 2010-12-27 2014-06-25 トヨタ自動車株式会社 リアクトル装置
CN112466619A (zh) * 2020-11-23 2021-03-09 涟源市湘源机电有限公司 一种矿用隔爆变压器

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US9159483B2 (en) 2010-12-27 2015-10-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Reactor device
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