JPH041804Y2 - - Google Patents

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JPH041804Y2
JPH041804Y2 JP1983106239U JP10623983U JPH041804Y2 JP H041804 Y2 JPH041804 Y2 JP H041804Y2 JP 1983106239 U JP1983106239 U JP 1983106239U JP 10623983 U JP10623983 U JP 10623983U JP H041804 Y2 JPH041804 Y2 JP H041804Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は魚釣用リールのハンドル折畳み装置に
関する。
(従来の技術) 一般に、スピニングリールにおけるハンドルの
ハンドルレバーは、包装、携帯等のためハンドル
軸に対し折畳み可能に構成されている。
従来、この折畳み装置として、特開昭55−
58040号公報と、特開昭57−125631号公報とに記
載されているものが提案されている。
前者の特開昭55−58040号公報のものは、第6,
7図に示す如くリールボデイに回転自在に支持す
るハンドル軸の一端に、該ハンドル軸Aの軸方向
外方に突出する第1結合片Bを設けて、この第1
結合片Bに、相対向する一対の第1及び第2係合
面C,Dをもつ凹状係合部を設けると共に、ハン
ドルレバーEに、前記第1結合片Bに嵌合するホ
ーク状の第2結合片Fを設けて、該ハンドルレバ
ーEを前記ハンドル軸Aに折畳み可能に枢支し、
かつ前記ハンドルレバーEに、前記第2結合片F
間に保持孔Hを介して進入し、前記第1及び第2
係合面C,Dと係合可能としたカムレバーGを摺
動可能に支持し、このカムレバーGの操作により
前記ハンドルレバーEを前記ハンドル軸Aに対し
結合又は折畳むごとく構成したのである。
所が、この前者のものは、前記第1結合片Bに
設ける第1及び第2係合面C,Dの傾斜角を同じ
に設定しているため、カムレバーGの前記各係合
面C,Dとの係合部に作用する各分力は、それぞ
れ同じ大きさになる。
従つて各係合面側の分力が互いに打ち消すこと
になり分力による押圧力の増大がないし、しかも
前記第1及び第2係合面C,Dの傾斜角が同じに
なつているから、前記カムレバーGには回転モー
メントが全く作用しないのである。従つて、前記
カムレバーGを前記保持孔Hに押圧できないの
で、ハンドルレバーEの回転操作時、該ハンドル
レバーEがガタ付き易いばかりか、前記カムレバ
ーGが係合離脱方向に移動し易いことにより、前
記カムレバーGが前記係合面C,Dと係合する位
置から徐々に係合離脱方向に移動して、前記係合
面との係合が外れ、前記ハンドルレバーEが自然
に折畳み方向に倒れる危険性が高かつたのであ
る。
又、後者の特開昭57−125631号公報のものは、
前者の前記問題を解消する目的で考案されたもの
で、第8,9図に示す如く前記ハンドル軸Aの第
1結合片Bに設ける第1及び第2係合面C,Dの
うち、第2係合面Dを切断して、ハンドルレバー
Eの結合時、前記カムレバーGの先端部一側面を
前記第1係合面Cと係合させると共に、カムレバ
ーGの先端部他側面を前記ハンドルレバーの保持
孔H一側面と係合させて、前記ハンドル軸Aとカ
ムレバーGとハンドルレバーEとを一体化し、ハ
ンドルレバーEのガタ付きをなくするように構成
している。
所が、この後者の場合は、ハンドルレバーEの
回動操作時、前記カムレバーGに、該カムレバー
Gの揺動方向と直交する方向の抉りが生じるた
め、前記カムレバーGのハンドルレバーEへの枢
支部にガタができ、耐久性が低下する問題があ
る。
本考案は以上の点に鑑みて考案したもので、目
的はカムレバーのハンドル軸側係合面との係合状
態をハンドルレバーのガタ付きがない良好な状態
に維持できると共に、カムレバーがハンドルレバ
ーの保持孔から抜け出ないようにするものであ
る。
しかして、本考案の構成は、リールボデイに回
転自由に支持するハンドル軸の一端に、該ハンド
ル軸の軸方向外方に突出する第1結合片を設ける
と共に、ハンドルレバーに、前記第1結合片に嵌
合するホーク状の第2結合片を設けて、該ハンド
ルレバーを前記ハンドル軸に折畳み可能に枢支
し、かつ、前記ハンドルレバーに前記第2結合片
間に保持孔を介して進入退出可能とした先端部と
操作部とをもつカムレバーを枢支し、このカムレ
バーの操作により前記ハンドルレバーを前記ハン
ドル軸に対し結合又は折畳むごとくしたハンドル
折畳み装置において、前記第1結合片に、相対向
する一対の第1及び第2係合面をもつ凹状係合部
を設けて、前記カムレバーの前記第2結合片内へ
の進入時、該カムレバーの先端部と係合するごと
く成す一方、前記各係合面を、前記カムレバーの
進入側に向つて幅広状に傾斜させ、かつ、これら
各係合面のうち、前記ハンドルレバーの折畳み側
と反対側に位置する第2係合面の傾斜角を、折畳
み側に位置する第1係合面の傾斜角より大きくす
ると共に、前記カムレバーの先端部に、前記第1
及び第2係合面と係合する係合部と、前記保持孔
に嵌合する嵌合部とを設け、かつ、前記第2係合
面と係合する前記カムレバーの係合部先端に、前
記第2係合面の方向に突出する抜止め突起を設け
たのであつて、斯く構成することにより、前記カ
ムレバーの第2係合面との係合部に作用する分力
が、カムレバーの第1係合面との係合部に作用す
る分力よりも大きくなり、この大きな分力により
前記カムレバーを前記第1係合面に強く押圧し
て、カムレバーの第1係合面に強く押圧して、カ
ムレバーの第1係合面との接触面圧を大きくでき
るので、前記カムレバーの前記各係合面との係合
状態を良好に維持することができると共に、前記
カムレバーに、回転モーメントが作用するように
して、前記ハンドルレバーのガタ付きをなくし、
前記カムレバーに抉りが作用しないようにし、更
に、魚の掛つた釣糸を強く巻き取る前記ハンドル
レバーの回動操作時、前記ハンドル軸から前記カ
ムレバーの先端部に、第4図反時計方向に作用す
る反力により、前記カムレバー先端部が前記保持
孔から抜け出ようとするが、前記反力により前記
カムレバーの先端部が抉られ、前記カムレバーの
抜け出し方向に対する傾斜角が大きい前記第2係
合面に強く押し付けられることになり、前記カム
レバーの係合部先端に設けた前記抜止め突起が、
前記第2係合面側の前記第1結合片に引つ掛かる
ようにして、前記ハンドルレバーの前記保持孔か
らの抜け出しを防止できるようにしたのである。
(実施例) 以下本考案装置の一実施例を図面に基づいて説
明する。
図示した折畳み装置は、リールボデイに回転自
由に支持するハンドル軸1の一端に、該ハンドル
軸1の軸方向外方に突出する第1結合片11を設
けると共に、先端にグリツプ部2aをもつハンド
ルレバー2の基端部に、前記第1結合片11に嵌
合するホーク状の第2結合片21を設けて、該ハ
ンドルレバー2の第2結合片21先端部を、第1
レバー軸3を介して前記ハンドル軸1の第1結合
片11に折畳み可能に枢支し、かつ、前記ハンド
ルレバー2の基部に、該ハンドルレバー2の折畳
み方向と直交する保持孔22を設けて、該保持孔
22内に、前記第2結合片21間に進入退出可能
とした先端部4aと操作部4bとをもつカムレバ
ー4を前記第1レバー軸3と直交する第2レバー
軸5を介して枢支し、このカムレバー4の揺動操
作により前記ハンドルレバー2を前記ハンドル軸
1に対し結合又は折畳むごとく構成している。
この考案は以上の如く構成する折畳み装置にお
いて、前記第1結合片11に、相対向する一対の
第1及び第2係合面12a,12bをもつ凹状係
合部12を設けて、前記カムレバー4の前記第2
結合片21内への進入時、該カムレバー4の先端
部4aと係合するごとく成す一方、前記各係合面
12a,12bを、前記カムレバー4の進入側に
向つて幅広状に傾斜させ、かつ、これら各係合面
12a,12bのうち、前記ハンドルレバー2の
折畳み側と反対側に位置する第2係合面12bの
傾斜角θ2を、折畳み側に位置する第1係合面12
aの傾斜角θ1より大きくすると共に、前記カムレ
バー4の先端部4aに、前記第1及び第2係合面
12a,12bと係合する係合カム面41a,4
1bをもつ係合部41と、前記保持孔22に嵌合
する嵌合部43とを設け、かつ、前記第2係合面
12bと係合する前記カムレバー4の係合部先端
部に、該係合カム面41bと直交する方向に突出
する、即ち前記第2係合面12bの方向に突出す
る抜止め突起42を設けたのである。
以上の構成において、前記カムレバー4は、ベ
ルクランク状に形成して、その中間屈曲部を前記
ハンドルレバー2に枢支し、一端側の操作部4b
を前記ハンドルレバー2の内側面より外方に突出
させると共に、前記操作部4bとハンドルレバー
2の内側面との間に、前記カムレバー4を前記第
1及び第2係合面12a,12bと係合する方向
に付勢するばね6を介装し、このばね6の力によ
り前記カムレバー4の係合カム面41a,41b
を前記第1及び第2係合面12a,12bに押圧
している。尚、前記ばね6は必ずしも必要でな
い。
又、前記係合カム面41a,41bは、前記第
1及び第2係合面12a,12bと同じ傾斜角の
傾斜面とするのである。
又、前記第1係合面12aの傾斜角θ1は、5度
以下、好ましくは3度以下とし、また第2係合面
12bの傾斜角θ2は、9度程度以下とするもので
ある。この第1及び第2係合面12a,12bの
傾斜角を異ならせて、θ1<θ2とする理由は、カム
レバー4を前記第1及び第2係合面12a,12
bとの係合方向にFの力で押圧したとき、カムレ
バー4の第2係合面12bとの係合部に作用する
分力FBを、カムレバー4の第1係合面12aと
の係合部に作用する分力FAよりも大きくでき、
この大きな分力FBにより前記カムレバー4を前
記第1係合面12aに強く押圧して、カムレバー
4の第1係合面12aとの接触面圧を大きくし、
前記カムレバー4の前記第1及び第2係合面12
a,12bとの係合状態、ひいてはハンドルレバ
ー2のハンドル軸1との結合状態を良好に維持で
きるようにし、更に、前記カムレバー4に、第4
図時計方向の回転モーメントMを作用させて、こ
のモーメントMにより前記カムレバー4の嵌合部
43をハンドルレバー2の保持孔22に押圧でき
るようにするためである。
又、前記第2係合面12bと係合する前記カム
レバー4の係合部先端に、前記第2係合面12b
の方向に突出する抜止め突起42を設けた理由
は、ハンドルレバー2の第4図時計方向の回動操
作時、前記カムレバー4が、反時計方向に作用す
る反力により万一係合離脱方向に揺動することが
あつても、前記反力により前記カムレバー4の先
端部に抉りが生じ、前記カムレバー4の抜け出し
方向に対する傾斜角が大きい前記第2係合面12
bに強く押し付けられることになり、前記カムレ
バー4の係合部41先端に設けた前記抜止め突起
42が、前記第2係合面12b側の前記第1結合
片11に引つ掛かつて、前記ハンドルレバー2が
前記保持孔22から抜け出ることのないようにす
るためである。
従つて、前記ハンドルレバー2の回動操作時前
記カムレバー4の先端部の前記保持孔22から抜
け出るのを防止できるのである。
本考案は以上の如く構成するもので、第1〜4
図に示す如くハンドル軸1に結合したハンドルレ
バー2を折畳む場合は、カムレバー4を第1,2
図反時計方向に揺動操作して、係合カム面41
a,41bの第1及び第2係合面12a,12b
との係合を解除し、前記ハンドルレバー2を、第
1レバー軸3を中心に第3図時計方向に揺動させ
て、第3図鎖線に示す如く折畳むのである。この
ハンドルレバー2を折畳んだとき、前記カムレバ
ー4の先端部4a端縁が第1結合片11の一側面
に当接して、前記カムレバー4を係合解除位置に
停止させている。
また、この折畳んだハンドルレバー2をハンド
ル軸1に結合する場合は、第3図鎖線に示すハン
ドルレバー2を第3図反時計方向に揺動操作する
のであつて、このハンドルレバー2の揺動によ
り、前記カムレバー4の先端部4a端縁と第1結
合片11の一側面との係合位置が変わつて、ばね
6により付勢されるカムレバー4の係合部41が
凹状係合部12に嵌り込んで、前記係合部41の
係合カム面41a,41bが第1及び第2係合面
12a,12bと係合し、この係合により前記ハ
ンドルレバー2がハンドル軸1に結合される。
しかして、このハンドルレバー2の結合時、カ
ムレバー4の第2係合面12bとの係合部に作用
する分力FBが、カムレバー4の第1係合面12
aとの係合部に作用する分力FAよりも大きいた
め、この大きな分力FBにより前記カムレバー4
を前記第1係合面12aに強く押圧して、カムレ
バー4の第1係合面12aとの接触面圧を大きく
できるので、前記カムレバー4の前記第1及び第
2係合面12a,12bとの係合状態、ひいては
ハンドルレバー2のハンドル軸1との結合状態を
良好に維持できるのである。しかも、前記第2係
合面12bの傾斜角θ2が第1係合面12aの傾斜
角θ1よりも大きいから、前記カムレバー4に、第
4図時計方向の回転モーメントMを作用させるこ
とができ、このモーメントMにより前記カムレバ
ー4の嵌合部43をハンドルレバー2の保持孔2
2に押圧できるので、前記ハンドルレバー2のガ
タ付きも防止できるのであり、また、前記カムレ
バー4は、第1結合片11の第1及び第2係合面
12a,12bと係合するから、カムレバー4の
抉りもなくすることができ、耐久性を向上できる
のである。
更に、魚の掛つた釣糸を強く巻き取る前記ハン
ドルレバー2の回動操作時、前記ハンドル軸1か
ら前記カムレバー4の係合部41に、第4図反時
計方向に作用する反力により、前記カムレバー4
先端部が前記保持孔22から抜け出ようとする
が、前記反力により前記カムレバー4の先端部に
抉りが生じ、前記カムレバー4の抜け出し方向に
対する傾斜角が大きい前記第2係合面12bに強
く押し付けられることになり、前記カムレバー4
の係合部41先端に設けた前記抜止め突起42
が、前記第2係合面12b側の前記第1結合片1
1に引つ掛かるから、前記ハンドルレバー2は前
記保持孔22から抜け出ることはない。従つて、
前記ハンドルレバー2の回動操作時前記カムレバ
ー4の先端部4aの前記保持孔22からの抜けを
防止できるのである。
尚、以上説明した実施例では、カムレバー4
を、ハンドルレバー2の基端部内側に設けたが、
その他基端部外側に設けてもよい。
しかし図示した如く内側に設けることにより、
前記カムレバー4が他物と当接して係合離脱方向
に自然に揺動する危険性を小さくできる利点があ
る。
以上の如く本考案は、リールボデイに回転自由
に支持するハンドル軸の一端に、該ハンドル軸の
軸方向外方に突出する第1結合片を設けると共
に、ハンドルレバーに、前記第1結合片に嵌合す
るホーク状の第2結合片を設けて、該ハンドルレ
バーを前記ハンドル軸に折畳み可能に枢支し、か
つ、前記ハンドルレバーに前記第2結合片間に保
持孔を介して進入退出可能とした先端部と操作部
とをもつカムレバーを枢支し、このカムレバーの
操作により前記ハンドルレバーを前記ハンドル軸
に対し結合又は折畳むごとくしたハンドル折畳み
装置において、前記第1結合片に、相対向する一
対の第1及び第2係合面をもつ凹状係合部を設け
て、前記カムレバーの前記第2結合片内への進入
時、該カムレバーの先端部と係合するごとく成す
一方、前記各係合面を、前記カムレバーの進入側
に向つて幅広状に傾斜させ、かつ、これら各係合
面のうち、前記ハンドルレバーの折畳み側と反対
側に位置する第2係合面の傾斜角を、折畳み側に
位置する第1係合面の傾斜角より大きくすると共
に、前記カムレバーの先端部に、前記第1及び第
2係合面と係合する係合部と、前記保持孔に嵌合
する嵌合部とを設け、かつ、前記第2係合面と係
合する前記カムレバーの係合部先端に、前記第2
係合面の方向に突出する抜止め突起を設けたか
ら、前記カムレバーの第2係合面との係合部に作
用する分力を、カムレバーの第1係合面との係合
部に作用する分力よりも大きくでき、この大きな
分力により前記カムレバーを前記第1係合面に強
く押圧して、カムレバーの前記第1及び第2係合
面との係合状態、ひいてはハンドルレバーのハン
ドル軸との結合状態を良好に維持することができ
ると共に、前記第2係合面の傾斜角が第1係合面
の傾斜角よりも大きいから、前記カムレバーに、
回転モーメントを作用させることができ、この回
転モーメントにより前記カムレバーの嵌合部をハ
ンドルレバーの保持孔に押圧できるので、前記ハ
ンドルレバーのガタ付きも防止でき、また、前記
カムレバーは、第1結合片の第1及び第2係合面
と係合するから、カムレバーの抉りもなくするこ
とができ、耐久性も向上できながら、しかも、魚
の掛つた釣糸を強く巻き取る前記ハンドルレバー
の回動操作時、前記ハンドル軸から前記カムレバ
ーの先端部に第4図反時計方向に作用する反力に
より、前記カムレバー先端部が前記保持孔から抜
け出ようとするが、前記反力により前記カムレバ
ーの先端部に抉りが生じ、前記カムレバーの抜け
出し方向に対する傾斜角が大きい前記第2係合面
に強く押し付けられることになり、この結果、前
記保持孔から抜け出ようとするとき、前記カムレ
バーの係合部先端に設けた前記抜止め突起が、前
記第2係合面側の前記第1結合片に引つ掛かるこ
とになり、従つて、前記ハンドルレバーの回動操
作時前記カムレバーの先端部が前記ハンドルレバ
ーの保持孔から抜け出るのを有効に防止できるの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す正面図、
第2図は一部省略縦断正面図、第3図は側面図、
第4図は第3図−線拡大断面図、第5図は分
解斜視図、第6図乃至第9図は従来例を示す説明
図である。 1……ハンドル軸、11……第1結合片、12
……凹状係合部、12a……第1係合面、12b
……第2係合面、2……ハンドルレバー、21…
…第2結合片、22……保持孔、4……カムレバ
ー、4a……先端部、4b……操作部、41a,
41b……係合カム面、41……係合部、42…
…抜止め突起、43……嵌合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リールボデイに回転自由に支持するハンドル軸
    の一端に、該ハンドル軸の軸方向外方に突出する
    第1結合片を設けると共に、ハンドルレバーに、
    前記第1結合片に嵌合するホーク状の第2結合片
    を設けて、該ハンドルレバーを前記ハンドル軸に
    折畳み可能に枢支し、かつ、前記ハンドルレバー
    に前記第2結合片間に保持孔を介して進入退出可
    能とした先端部と操作部とをもつカムレバーを枢
    支し、このカムレバーの操作により前記ハンドル
    レバーを前記ハンドル軸に対し結合又は折畳むご
    とくしたハンドル折畳み装置において、前記第1
    結合片に、相対向する一対の第1及び第2係合面
    をもつ凹状係合部を設けて、前記カムレバーの前
    記第2結合片内への進入時、該カムレバーの先端
    部と係合するごとく成す一方、前記各係合面を、
    前記カムレバーの進入側に向つて幅広状に傾斜さ
    せ、かつ、これら各係合面のうち、前記ハンドル
    レバーの折畳み側と反対側に位置する第2係合面
    の傾斜角を、折畳み側に位置する第1係合面の傾
    斜角より大きくすると共に、前記カムレバーの先
    端部に、前記第1及び第2係合面と係合する係合
    部と、前記保持孔に嵌合する嵌合部とを設け、か
    つ、前記第2係合面と係合する前記カムレバーの
    係合部先端に、前記第2係合面の方向に突出する
    抜止め突起を設けたことを特徴とする魚釣用リー
    ルのハンドル折畳み装置。
JP10623983U 1983-07-07 1983-07-07 魚釣用リ−ルのハンドル折畳み装置 Granted JPS6012972U (ja)

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JPS6012972U JPS6012972U (ja) 1985-01-29
JPH041804Y2 true JPH041804Y2 (ja) 1992-01-22

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JPS5558040A (en) * 1978-10-23 1980-04-30 Mitchell Sa Fishing reel float for remote throwing
JPS57125631A (en) * 1981-01-27 1982-08-05 Daiwa Seiko Co Handle folding apparatus of fishing reel

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