JPH0417955Y2 - - Google Patents

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JPH0417955Y2
JPH0417955Y2 JP1987058963U JP5896387U JPH0417955Y2 JP H0417955 Y2 JPH0417955 Y2 JP H0417955Y2 JP 1987058963 U JP1987058963 U JP 1987058963U JP 5896387 U JP5896387 U JP 5896387U JP H0417955 Y2 JPH0417955 Y2 JP H0417955Y2
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tape
drum
chopsticks
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、箸や、硬筆具及び毛筆具などの筆記
具を、短期間のうちに正しく持ち得るように練習
するのに供される箸並びに筆記具の矯正練習具に
関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、鉛筆などの筆記具を正しく持つために
は、筆記具の先端部の方から、中指先、人差指
先、及び親指先を順に位置させ、これら3本の指
先にて保持することが正しい持ち方とされてい
る。例えば、筆記具として鉛筆を使用する場合、
人差指先を鉛筆の削り部よりも若干後方に位置さ
せると共に、中指を人差指の側部に接触させ、中
指の第1関節を若干内側に曲げる。さらに、親指
先は人差指先よりも後方に位置させ、人差指と親
指との指先間隔、及び親指と中指との指先間隔を
ほぼ等しくすると共に、鉛筆軸を人差指の第2関
節と第3関節との中間辺りに配して鉛筆を持つ
と、紙面に対する鉛筆の角度は自ずから50〜60°
に設定され、これによつて鉛筆を正しく持つこと
ができる。
一方、鉛筆等の悪い持ち方をする人の共通点
は、人差指を反らして親指先よりも後方に人差指
先を位置させ、人差指の第2関節を鋭角に曲げた
状態で力を込めて筆記している。従つて、鉛筆軸
は自ずと親指と人差指との付け根辺りに位置し、
鉛筆軸の角度は紙面に対して約30°位になつてし
まう。このような持ち方にて筆記すると、鉛筆軸
全体が前後運動をしてしまい、鉛筆の筆先は、大
人の場合でも約2cm程度しか動かない。よつて、
鉛筆先を自由自在に動かすことができず、自ずと
力を入れて書いてしまうことになるので、いくら
筆記練習をしても正しく上手な文字が書けないば
かりでなく、手首が堅くなつて手を痛めたり、短
時間のうちに肩凝りや疲労を招来する。また、上
記の持ち方では筆先が見えないため、自然と筆記
姿勢が崩れ、脊髄や目に悪影響を及ぼすことにな
る。
また、箸の悪い持ち方の典型例は、一方の箸と
他方の箸とが接触したり、或いは、両者の間隔が
狭過ぎるものである。このような悪い持ち方を矯
正する場合、指導者が手本を示したり、或いはい
くら口頭で説明しても、悪い癖は直ぐには矯正さ
れず、再び元の悪い持ち方になつてしまう。この
ような問題点を解決するためには、学習者は矯正
練習具により正しい持ち方をなし、この状態で今
まで使用されていない筋肉を働かせて自由自在に
箸を操作し得るように練習する必要がある。
そこで、例えば特開昭54−10034号公報に、上
記のような練習を行うための矯正具が開示されて
いる。その矯正具は、可撓性素材から成る帯状ル
ープ体と、このループ体の一部周域を外周面に沿
わせる内側環体と、スリツト状の切欠部を有する
概形C字状で前記内側環体の外周に嵌合して内側
環体とで前記ループ体の一部周域を挟着固定する
外側環体とから成つている。
上記の内側環体と外側環体とで帯状ループ体の
一部周域を挟着している部分は、人差指と中指と
の間の手のひら側に保持されて抜け止め部を構成
する一方、上記の両環体で挟着されず外側環体の
切欠部より外側にはみ出した帯状ループ体の他の
周域部分は、人差指と中指の付け根部間より手の
甲側に引き出され、さらに、人差指の第3関節付
近の親指側で輪状部を形成し、この輪状部に、例
えば筆記具の軸部を挿通させて使用される。これ
により、筆記具は、その軸部が人差指の第3関節
付近の側腹部に当てがわれた正しい持ち方が維持
される。
上記構成の矯正具においては、内側環体にさら
に帯状ループ体の幅方向に延びるスリツト状の切
欠が設けられている。この切欠を通して帯状ルー
プ体の周域の一部を内側環体の内部へと押し込ん
だ状態で組立てることによつて、外側環体からは
み出した部分の長さが上記内側環体内部への押し
込み量に応じて短くなる。これにより、幼児から
成人まで手の大きさに相違がある場合、或いは、
鉛筆や毛筆等の軸径の異なる種々の筆記具や、さ
らに箸等に合わせて、それぞれに適正な長さに調
節して使用できるようになつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記構成の矯正具において長さ
の調整を行う場合、まず、内側環体から外側環体
を外し、その後、帯状ループ体において予め見込
まれる余剰長さに相当する分を内側環体の切欠を
通して押し込み、或いは、不足長さを引き出した
後、切欠内からはみ出した帯状ループ体の一部を
内側環体の外周面に沿つて密着させた状態を保持
しながら、その外周に外側環体を嵌着させるとい
う操作を順次行うことが必要である。このように
長さ調整に当たつては、内側環体と外側環体とを
一旦分解して長さ調整を行い、その後さらに再組
立てを行うという煩雑な操作が必要となつてい
る。このため、手の大きさや軸径の異なる種々の
筆記具・箸の持ち方矯正具として使用し得る多用
途の矯正具でありながら、長さ調整が容易でない
ために、充分には活用され難いという問題を生じ
ている。
本考案は、上記従来の問題点を考慮してなされ
たものであつて、手の大きさや軸径の異なる箸・
各種筆記具等に合わせて長さ調整を行う際の操作
が容易であり、これにより、多用途の矯正練習具
としての機能の向上を図り得る箸並びに筆記具の
矯正練習具の提供を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の箸並びに筆記具の矯正練習具は、上記
の目的を達成するために、軸部を挿入し得る挿入
環を一端側の引き出し端部に形成したテープと、
矯正練習使用時に指同士の間の手のひら側に保持
されるテープ調整ストツパーとから成り、このテ
ープ調整ストツパーは、上記テープの他端側が固
定されると共にこの固定部から上記引き出し端部
側に至る部分の巻き付けを行い得る外周面を有す
るドラムと、上記テープの引き出し端部側が引き
出されるスリツト状のテープ口を有する筒状のカ
バーとから形成され、また、このカバーは、径方
向外方への変形により径方向内方に向かう弾性付
勢力の作用状態で上記ドラムの外周に嵌装される
と共に、上記ドラムとの相対回転方向に矯正練習
使用時よりも大きな力を作用させたときに、上記
弾性付勢力に抗して上記ドラムに対して相対的な
回転動作が生じることを特徴としている。
〔作用〕 上記の構成によれば、テープの一端側の挿入環
に箸や筆記具の軸部を挿通し、テープ調整ストツ
パーを人差指と中指の付け根部間の手のひら側に
位置させ、上記テープ調整ストツパーから延びる
テープを、人差指と中指の付け根部間を通して人
差指の手の甲側からこの人差指の第3関節付近の
親指側に位置させ、その端部の挿入環に、箸や筆
記具の軸部を挿通して保持することによつて、正
しい箸や筆記具の持ち方が与えられる。この矯正
練習使用時には、テープの張力がドラムとカバー
とに相対回転を生じさせる力として作用するが、
この力よりも大きな弾性付勢力で、上記のカバー
はドラムの外周に嵌装されており、したがつて、
テープ調整ストツパーから挿入環までのテープの
長さは一定に保持される。
そして、それまで例えば鉛筆用に長さの設定を
行つていた状態から、軸径の細い箸の持ち方矯正
具として使用する場合等の長さの変更は、上記の
矯正練習使用時におけるテープの張力よりも大き
な力でカバーとドラムとの間に相対回転を生じさ
せる操作によつて行うことができる。これによ
り、ドラムへのテープの巻き付き長さが変化し、
テープの長さが変更される。このように、上記の
構成においては、テープ調整ストツパー部の分解
や再組立等の操作を必要とせずに、ドラムとカバ
ーとの間に相対回転動作を生じさせるという簡単
な操作にてテープの長さ変更を行うことができ
る。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図乃至第6図に基づい
て説明すれば、以下の通りである。
第1図に示すように、矯正練習具1は、帯状の
テープ2とテープ調整ストツパー3とから成つて
おり、このテープ調整ストツパー3は糸巻き状の
デラム4、筒状のカバー5から成つている。そし
て、ドラム4に一端部が固着されたテープ2はド
ラム4の外周に巻装され、ドラム4の外周に嵌装
されたカバー5のテープ口5aから引き出し・巻
き取り自在に構成されている。
第2図に示すように、上記ドラム4の外周両端
部に鍔部4a,4bが形成され、これら鍔部4
a,4b間の間隔は、上記テープ2の幅に対応し
た寸法を成している。このテープ2は、鍔部4
a,4b間に巻装される。又、上記一方の鍔部4
aには、外がわ端部に巻き取り溝4cが形成され
ており、ドライバーや硬貨等を用いて、前記カバ
ー5に対してドラム4を回動させ得るように構成
されている。なお、上記巻き取り溝4cに代えて
凸状の操作部を形成し、ドラム4を手操作にて回
動できるように構成してもよい。
一方、第3図に示すように、カバー5の内径
は、上記鍔部4a,4bの外径よりも僅かに小さ
く形成されると共に、カバー5のテープ口5a
は、一端部から他端部にかけて一定幅に切り欠い
てスリツト状に形成されている。これにより、テ
ープ口5aを若干拡げるだけで、ドラム4の外周
にカバー5を容易に嵌装して組み立てることがで
きる。これらカバー5とドラム4との組み合わせ
によりテープ調整ストツパー3が構成され、この
テープ調整ストツパー3は、人差指と中指の間の
付け根の手の平側に支持されてテープ2が手から
外れるのを防止する役目をなすとともに、第1図
に示すテープ引き出し部の長さである有効長さA
を調整する役目も果たしている。従つて、テープ
調整ストツパー3は上記の位置に設定するのに好
適で、かつ、指間を通過してしまうことのない大
きさに設定されている。ドラム4の鍔部4a,4
bはカバー5を内側から押し拡げた状態に嵌入さ
れており、したがつて、このカバー5は、径方向
外方への変形を僅かに生じており、この変形に伴
う径方向内方に向かう弾性付勢力の作用状態とな
つている。これにより、カバー5からドラム4が
外れるのを防止している。この場合、通常の使用
状態であれば、ドラム4がカバー5から外れる虞
れはないが、不測の事態を考慮して、カバー5の
両端面5b,5bのうちの一方、又は両方に作用
する係止部をドラム4に設け、ドラム4が外れる
のを完全に防止するような構成にしてもよい。ま
た、前記の巻き取り溝4cにドライバーや硬貨等
を用いて、上記カバー5の弾性付勢力による適切
な摩擦力の作用状態でドラム4を回転させること
ができ、これにより、テープ2の引き出し・巻き
取りが行えるようになつている。なお、ドラム4
及びカバー5を歯車式に構成してテープ2の引き
出し・巻き取りを行うようにしてもよい。
第4図に示すように、テープ2の引き出し端部
には、適切な大きさをなすリング状の挿入環2a
が形成されており、この挿入環2aには、箸や筆
記具の軸部が挿入できるようになつている。一
方、テープ2の固定がわ端部は、接着剤等にて前
記鍔部4a,4b間のドラム胴部に固着されてお
り、テープ2は上記挿入環2aの手前付近までテ
ープ口5aを通して出し入れできるようになつて
いる。なお、テープ2には、一定間隔の目盛り2
bを設けて、この目盛り2bによつてテープ2の
有効長さAを判断できるようにしてもよい。テー
プ2の材質としては、軟質ビニール、布、又はゴ
ム等が使用される。
上記の構成において、本矯正練習具1を使用す
る場合、まず、テープ2の引き出し・巻き取りを
行い、各使用者における指の大きさ、並びに箸や
筆記具の種類等に対応したテープ2の有効長さA
を調整する。そして、本矯正練習具1を硬筆に適
用する場合には、第5図に示すように、硬筆6を
テープ2の挿入環2aへ貫装すると共に、テープ
調整ストツパー3を人差指と中指との付け根内側
に接するように配し、人差指・中指間にてテープ
2を挾持し、硬筆6を持つ。すると、テープ2は
人差指の外表面に沿うと同時に、硬筆6の軸部は
人差指の第2関節と第3関節との中間辺りに固定
される。この結果、硬筆6は自ずと紙面に対して
50〜60°の正しい角度が保たれる。このような状
態において、人差指を反らす事ができないので、
親指、人差指、及び中指の相互位置関係により、
親指先を人差指先の後方に位置させて軽く硬筆6
を持つだけで、硬筆6は安定して保持される。使
用者は人差指の第2関節を支点として、硬筆6の
筆先を自由に前後運動させることが可能になり、
大人の場合には約6cm程度動かすことができる。
このようにすれば、人差指にいくら力を入れて
も、硬筆6の軸部は親指と人差指との付け根方向
には移動せず、常に正しい持ち方を維持すること
ができる。
また、本矯正練習具1を毛筆に適用する場合、
テープ調整ストツパー3を人差指と中指との第1
関節外側へ接するように配し、人差指・中指間に
てテープ2を挾持すると共に、挿入環2aへ親指
を挿入し、毛筆の軸部を親指と人差指との付け根
方向へ押圧しながら、親指、人差指、及び中指の
指先にて毛筆を保持する。すると、これら3本の
指の第1関節、及び人差指と中指の第2関節、は
曲がらず、使用者は強固に毛筆を保持することが
できる。このとき、上記3本の指先に力を入れて
曲げようとしても、3本の指における毛筆を保持
する部位がテープ2により締め付けられるため、
指先を曲げる事はできない。このために、指先を
曲げながら手先にて字を書く悪い癖が付かず、た
とえ幼児であつても強固に、しかも垂直に、力を
入れる事なく持つことができ、使用者は正しく腕
を使いながら字を書くことができる。
さらに、本矯正練習具1を箸に適用する場合、
第6図に示すように、上箸7aをテープ2の挿入
環2aへ貫装すると共に、テープ調整ストツパー
3を人差指と中指との付け根内側へ接するように
配し、人差指・中指間にてテープ2を挾持し、硬
筆と同様に持つ。すると、上箸7aは人差指の第
2関節と第3関節との中間辺りにて強固に保持さ
れ、親指を上箸7aから離したとしても、この上
箸7aは安定した状態に保持される。一方、下箸
7bを薬指の先部側腹上へ当接させると共に、親
指と人差指との付け根にて挾持すると、下箸7b
は薬指の先部側腹上を押圧した状態にて保持され
る。このように箸7a,7bを保持した状態に
て、人差指、及び中指の第2関節を上下に動かせ
ば、上箸7aを上手に操作することが可能とな
る。なお、親指の第1関節を曲げながら上箸7a
を上下に動かすと、下箸7bを挾持している親指
と人差指との付け根が開くため、上記のように人
差指及び中指のみを動かす方が望ましい。従つ
て、親指と上箸7aとが成す角度を約90〜110℃
にし、親指を上箸7aに当て、軽く押さえながら
人差指及び中指にて上箸7aを動かせばよい。こ
のように正しい持ち方をすれば、使用者は上箸7
aと下箸7bとの間隔を広く保ちながら、箸7
a、箸7bを安定した状態にて自由に動かすこと
ができる。
以上の説明のように、上記実施例の箸並びに筆
記具の矯正練習具は、軸部を挿入し得る挿入環を
一端側の引き出し端部に形成したテープと、この
テープの他端側が巻き付けられるドラム及びこの
ドラム外周に嵌装されるカバーから成るテープ調
整ストツパーとによつて構成されている。これに
より、簡単な構成により安価に製造できる上に、
一つの矯正練習具にて児童から大人まで、箸及び
全ての筆記具に適用できて、各々に応じた正しい
持ち方を短期間のうちに修得することができる。
特に、テープ調整ストツパー部に対する分解や再
組立等の操作を必要とせずに、ドラムとカバーと
の間に相対回転動作を生じさせるという簡単な操
作にてテープの長さ変更を行うことができるの
で、種々の筆記具・箸等の軸径の差や手の大きさ
に合わせてテープの長さ変更を行う場合の煩わし
が従来よりも低減され、一つの矯正練習具の利用
範囲が拡大することとなつて、多用途の矯正具と
しての機能の向上を図り得るものとなつている。
〔考案の効果〕
本考案の箸並びに筆記具の矯正練習具は、以上
のように、軸部を挿入し得る挿入環を一端側の引
き出し端部に形成したテープと、矯正練習使用時
に指同士の間の手のひら側に保持されるテープ調
整ストツパーとから成り、このテープ調整ストツ
パーは、上記テープの他端側が固定されると共に
この固定部から上記引き出し端部側に至る部分の
巻き付けを行い得る外周面を有するドラムと、上
記テープの引き出し端部側が引き出されるスリツ
ト状のテープ口を有する筒状のカバーとから形成
され、また、このカバーは、径方向外方への変形
により径方向内方に向かう弾性付勢力の作用状態
で上記ドラムの外周に嵌装されると共に、上記ド
ラムとの相対回転方向に矯正練習使用時よりも大
きな力を作用させたときに、上記弾性付勢力に抗
して上記ドラムに対して相対的な回転動作が生じ
る構成である。
これにより、テープ調整ストツパー部の分解や
再組立等の操作を必要とせずに、ドラムとカバー
との間に相対回転動作を生じさせるという簡単な
操作にてテープの長さ変更を行うことができる。
この結果、種々の筆記具・箸等の軸径の差や手の
大きさに合わせてテープの長さ変更を行う場合の
煩わしが低減され、一つの矯正練習具の利用範囲
が拡大することとなつて、多用途の矯正具として
の機能の向上を図ることができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示すも
のであつて、第1図aは矯正練習具の正面図、同
図bは同側面図、第2図aはドラムの正面図、同
図bは同側面図、第3図aはカバーの正面図、同
図bは同側面図、第4図aはテープの側面図、同
図bは同正面図、第5図は硬筆に適用した状態を
示す斜視図、第6図は箸に適用した状態を示す斜
視図である。 1は矯正練習具、2はテープ、2aは挿入環、
3はテープ調整ストツパー、4はドラム、5はカ
バー、5aはテープ口、6は硬筆(筆記具)、7
a,7bは箸である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸部を挿入し得る挿入環を一端側の引き出し端
    部に形成したテープと、矯正練習使用時に指同士
    の間の手のひら側に保持されるテープ調整ストツ
    パーとから成り、このテープ調整ストツパーは、
    上記テープの他端側が固定されると共にこの固定
    部から上記引き出し端部側に至る部分の巻き付け
    を行い得る外周面を有するドラムと、上記テープ
    の引き出し端部側が引き出されるスリツト状のテ
    ープ口を有する筒状のカバーとから形成され、ま
    た、このカバーは、径方向外方への変形により径
    方向内方に向かう弾性付勢力の作用状態で上記ド
    ラムの外周に嵌装されると共に、上記ドラムとの
    相対回転方向に矯正練習使用時よりも大きな力を
    作用させたときに、上記弾性付勢力に抗して上記
    ドラムに対して相対的な回転動作が生じることを
    特徴とする箸及び筆記具の矯正練習具。
JP1987058963U 1987-04-17 1987-04-17 Expired JPH0417955Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5410034A (en) * 1977-06-23 1979-01-25 Takashima Itsuko Correction training tool that can rightly hold writing tool

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5410034A (en) * 1977-06-23 1979-01-25 Takashima Itsuko Correction training tool that can rightly hold writing tool

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