JPH04179515A - 繊維強化プラスチックの成型方法 - Google Patents

繊維強化プラスチックの成型方法

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JPH04179515A
JPH04179515A JP2307979A JP30797990A JPH04179515A JP H04179515 A JPH04179515 A JP H04179515A JP 2307979 A JP2307979 A JP 2307979A JP 30797990 A JP30797990 A JP 30797990A JP H04179515 A JPH04179515 A JP H04179515A
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core mold
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mandrel
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガラス繊維、炭素繊維などの繊維により強化
したプラスチック製品を成型する方法に関し、特に外型
と芯型を用いて中空構造の繊維強化プラスチツク製品を
成型する方法に関する。
〔従来の技術〕
複数の型を用いて製品の厚さを規制する成型方法には、
プリフォームマツチドダイ法、コールドプレス法ルジン
インジエクション法、シートモールデイング法などがあ
る。
本発明はこのうち、成型温度、成型圧力が低くても良い
コールドプレス法、レジンインジェクション法に特に適
した成型方法である。以下の説明では本発明をレジンイ
ンジェクション法に例をとって説明するが。
その適用は成型法の名前により決められるべきものでは
なく、成型条件が明細書記載の条件を満たせば他の成型
法にも通用可能であることは言うまでもない。
レジンインジェクンヨン法は繊維強化プラスチック(以
下、FRPという)製品の成型方法の一種で、その特徴
は1保温性の優れた樹脂型を用い、樹脂の反応熱を利用
し、低圧で成型することにあり、設備が他の機械成型に
比較して安価であるので、多品種少量或いは中量生産の
大型FRP成型品やインサートのある成型品の製造に適
している。
その成型法の概要は、まず雄型(芯型)と雌型(外型)
の間の空隙の所定の位置に補強用繊維からなるクロス、
マットプリフォームなどを置き2型を閉め。
エポキシ樹脂、常温硬化不飽和ポリエステル樹脂等の液
状樹脂を樹脂圧入口から注入し、該樹脂が硬化した後、
型から取り出し製品とするものである。
このように成型するのであるが、雄型の脱型の困難なも
の1例えば配管用管継手、環状パイプなどを製造する時
は、柔軟性の無いFRPの雄型を使ってこれらの中空製
品を作ることは困難であり、その解決策として種々の方
法が考えられている。
代表的な例として、FRPの芯型の代わりに発泡硬質ウ
レタン樹脂の芯型を使い、補強用繊維層をその上に被せ
、雌型中に入れて樹脂を注入し、硬化後発泡硬質ウレタ
ン樹脂の芯型は除去せずそのまま成型体中に埋め込んで
しまう方法、及び、特公昭64−2048号公報に開示
しであるように芯型としてゴム状弾性体の中空体(ゴム
芯型)を使い、そのゴム芯型の内部に加圧流体を供給し
中空部を一定の圧に保持し、その状態で外型とゴム芯型
との間の空隙に液状樹脂を注入し。
補強用繊維層と樹脂とを一体化し、硬化させた後に。
ゴム芯型の中空部内の圧力を常圧若しくは負圧として成
型品から除去する方法がある。
発泡硬質ウレタン樹脂の芯型を用いた場合、軽く。
硬いので補強用の繊維材料をその回りに固定する作業が
楽であり、また、芯型を成型体中に残したままで良いの
で芯型を取り除く必要がなく1作業性が良い等の利点が
ある。
ところが、この方法には次のような問題があった。
すなわち、近年、高強度の補強繊維が数多く開発され。
FRP層の肉厚を薄くシ、繊維含有率をあげることによ
り強度をだし2構造物全体を軽くすることが行われるよ
うになってきたが1 このためには、芯型と外型との間
の空隙の厚さを薄くシ、シかもそこに入れなくてはなら
ない補強用繊維の量を多くしなければならず。
その結果、外型と芯型との間に補強用繊維層を取付ける
作業が極めて困難となった。すなわち、第12図に示す
ように、芯型30の周囲に補強用繊維N31を取付け、
それを外型の下型32内に入れ1次いで上型33をかふ
せるが、その際、補強用繊維層31は芯型30外周に取
付けただけの状態では嵩張り5外型と芯型との間隙より
も厚くなっているので、上型33を閉しる際に補強用繊
維が上型33と下型32との合わせ面に挟まれやすくな
り、それを防くには芯型上に繊維を密着して取付けなく
てはならず、その作業が大変手間のかかるものとなって
いた。しかも、注意して型締めを行っても、依然として
上型33と下型32との合わせ面に補強用繊維が挾み込
まれてしまい、その部分は成型体のハリとなるので脱型
後切断除去するため、補強用繊維が切断され、補強効果
が低下する。また、型の中に占める繊維の体積量が大き
いので、型内に注入される樹脂の流動抵抗が大きくなり
、まんべんなく行き渡り難いという問題も発生した。
また8発泡硬質うレタン樹脂による芯型を作るための型
が必要であること2発泡が発熱反応によるので内部応力
が残留しており1時間の経過につれてフオームは収縮し
1寸法績度にばらつきが起こり、歪みにより型が変形す
るので大型なもの、長いもの1複雑な形状をしている物
を作るとき問題となること5発泡硬質ウレタン樹脂の原
料が高価であるという以前からの欠点も解決されていな
い。
特公昭64−2048号公報に開示のゴム芯型を使用す
る方法は、高価なウレタン樹脂を使用しないでよいこと
、芯型が弾性体であるので変形させることにより成型体
中から除去でき、繰り返し使用可能であること等の利点
を有している。しかしながら、この方法で使用するゴム
芯型も外力を加えると変形可能ではあるが、力が除かれ
るともとの形状に復元するので、このゴム芯型の周囲に
補強用繊維層を取付け、下型内に入れ、上型をかぶせや
すくするため手で押して内方へ変形させておいても1手
を離して上型を閉しる際には元の形状に戻ってしまい、
第12図で説明したように。
補強用繊維が外型の合わせ面よりはみ出し易く、やはり
発泡硬質ウレタン樹脂の芯型を用いた場合と同様に芯型
及び補強用繊維層を外型にセットする作業が困難である
という問題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、
繊維強化プラスチ、り製品の部材の厚さを外型と芯型に
よって規制する成型方法において2発泡硬質ウレタン樹
脂の芯型や中空弾性体の芯型を用いないで。
経済的にかつ効率的に、肉厚の薄い軽量な且つ繊維素打
率の高い繊維強化プラスチツク成型体を作ることの可能
な成型方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、外型とプラスチックフィルムで形成された中
空構造の芯型との間に補強用繊維層を配置し、前記芯型
内に流体圧を作用させて該芯型の変形を修正し。
次いで前記外型と芯型との間に樹脂を注入し、樹脂を硬
化させて成型体を形成し5その後、外型を除去し。
中空の芯型を成型体中に放置したまま製品とすることを
特徴とする繊維強化プラスチックの成型方法を要旨とす
る。
ここで、外型と芯型との間に補強用繊維層を配置するに
は、まず芯型の周囲に補強用繊維層を取付け、その後、
その補強用繊維層を取付けた芯型を外型内にセットする
ことが好ましい。
また、前記芯型を伸びやすいプラスチックフィルムで構
成し、外型と芯型間に樹脂を圧入した後、該芯型に樹脂
注入時よりも高い流体圧を作用させ、その状態で樹脂を
硬化させることが好ましい。
〔作用〕
本発明は上記したように2プラス千ツクフイルムからな
る中空構造の芯型を使用するので1芯型を容易に変形さ
せることができ且つ変形させた後、力を抜いても変形し
た状態に保つことができる。このため、この芯型及びそ
の外側に位置する補強用繊維層を外型内に取付ける際に
は、芯型を変形させることによって、補強用繊維が外型
の外にはみださないように容易に外型内に取付けること
ができ、また、外型を閉じる際に補強用繊維が外型の合
わせ面にはさみ付けられることもない。かくして、芯型
及び補強用繊維層の外型に対するセット作業が極めて容
易となる。
芯型及び補強用繊維層を外型内にセットした後、その芯
型に流体圧を作用させることにより、芯型が膨らんで、
芯型の取付時の変形が修正され、芯型として必要な形状
となる。この後、樹脂の注入、硬化を行うことにより、
所望形状の繊維強化樹脂成型体が形成される。芯型はこ
の成型体内にそのまま残す。このため。
除去作業が不要であり、成型工程を簡略化できる。また
、その芯型はプラスチックフィルム製であるので安価で
あり、成型体内に残してもさほどコストアップとはなら
ない。
以上の成型方法における補強用繊維層の取付方法として
、まず芯型の周囲に補強用繊維層を取付け1次いでそれ
を外型内にセットする方法を用いると、補強用繊維とし
て連Vt繊維材を使用することが可能であり。
補強効果の高いFRP製品を得ることができる。
樹脂の注入時及び硬化時において、芯型内には圧力を作
用させてもさせなくてもよいが、その圧力を作用させる
と芯型の大きさを変えることができる。そこで。
樹脂注入時には芯型内の圧力を低く或いは無しとしてお
くと、樹脂注入が容易となり空隙のすみずみにまで行き
渡らせることができ、注入後芯型の圧力を高めると外型
と芯型の間隙を小さくでき、肉厚の薄い、繊維含有率の
高い軽量なFRP製品を得ることができる。
その際、芯型として伸びやすいフィルムを用いると。
芯型内の圧力増加に応じて芯型を確実に膨張させること
ができ、好ましい。
〔実施例〕
以下、第10図、第11図に示す形状の成型体を本発明
方法によって成型する場合を例にとって1本発明を更に
詳細に説明する。
第1O図、第11図に示す成型体lは5例えばハンドル
として使用されるもので、全体がほぼ一定の肉厚となっ
た中空構造の繊維強化樹脂成型体であり、内面にプラス
チックフィルム4を有している。
第1図はこの成型品1の成型に使用する芯型3を示す概
略斜視図、第2図はそのn−n矢視断面図である。
この芯型3はプラスチックフィルム4で形成された中空
構造のものであり、その一端に流体供給口5が取付けら
れている。このような芯型3は、1枚或いは複数枚のプ
ラスチックフィルム4を流体漏れのないようムこ接合し
て袋状とし、かつ不要部分を取り除くことにより、容易
に作ることができる。芯型3を形成する袋状物の形状は
、その中に流体1例えば空気を入れで膨らませた時に、
所定形状の芯型となるように定められる。
ただし、芯型3を単独で膨らませた時の形状は、必ずし
も成型体Iの内面形状に一致した形状とする必要はなく
、その円周長さが成型体lの内周長さにほぼ等しくなっ
ておればよい。なぜなら、このプラスチックフィルム4
で構成される芯型3は、後述するように補強用繊維層と
ともに外型内にセットしその位置で流体圧を作用させて
膨らませた時、その外型内面に補強用繊維層を介して沿
った形状に変形しうるからである。
芯型3を形成する袋状物を作成するに際し2プラス千ツ
クフイルムの接合には、熱融着、接着側による接着等公
知の接合技術を利用できるが、熱融着が簡便で且つ確実
な接合が可能であるので、好ましい。熱融着には、公知
の例えば高周波融着機、ヒートシール用器具、プラスチ
ックフィルム製袋機など適当なものを使用できる。なお
、芯型3の形状は第1図に示すものに限らず、第3図に
示すように変形可能である。第3図の芯型3は、適当な
位置に切れ目6を形成している以外は第1図のものと同
様である。
芯型に使用するプラスチックフィルムの材質は、熱融着
可能なものが好ましく5例えば、ポリエチレン。
ポリエステル、ポリアミド、塩ビなどのフィルムを用い
ることが好ましい。
フィルムの厚さは次のように定められる。すなわち。
外型内にセットする際に容易に変形させることができる
が、内部に空気等を入れて膨らませた時には元の形状に
戻ったり、外型の内面に沿った形状に変形でき。
しかも、成型作業に耐え流体もれを起こさないような強
度を有するように定められ、具体的には、フィルムの材
質によっても異なるが1通常、10μm〜75μm程度
に定められる。
フィルム4は2軸延伸フイルム等の伸びにくい材料を用
いてもよいが、無延伸フィルム21軸延伸フイルムなど
の伸びやすいものを用いることが好ましい。このような
伸びやすいフィルムを用いた芯型は、内部に高い流体圧
を作用させることにより、芯型の外形を容易に且つ均一
に大きくでき、このため外型と芯型との間に樹脂を注入
した後、芯型の外形を大きくすることにより、外型との
間の間隙を薄<シ、肉厚の薄い、繊維含有率の高い成型
体を得ることが可能となる。また。
その際1軸延伸フイルムを用いると、伸び方向を特定で
きるので、伸びの必要な方向のみを伸びさせることがで
き好ましい。
流体供給口5は、フィルム4で形成された袋状物の口に
挿入される矩形部とそれに接続された管状部からなって
おり、その矩形部の外周にフィルム4が流体漏れのない
ように1針金、糸、接着など公知の方法により接続され
ている。
第4図は成型品1の製造に使用する外型lOを示す概略
断面図、第5図はその外型10を構成する下型の平面図
、第6図は第4図のVl−Vl矢視断面図である。
この外型10としては、公知のレジンインジェクション
用のものを使用でき、この例では上型11と下型12と
からなる二つ割構造のものが使用されている。なお1本
発明に使用する外型は必ずしも二つ割構造に限るもので
はなく、成型品の形状に応して適宜変更可能である。
外型10は、芯型3を収容し且つ樹脂を充填するための
キャビティ13及び流体供給口5を貫通させる凹み14
を備えており、かつ上型11と下型12の合わせ面の一
方(図面では下型12の合わせ面)にはキャビティ13
に沿って厚さ1〜10m程度の耐薬品性のあるゴム状弾
性体15が配置され、他方にはそのゴム状弾性体15に
圧着可能な突起16が形成されている。
また、芯型3の流体供給口5を通すための凹み14には
、流体供給口の周囲からの樹脂流出防止用に耐薬品性の
あるゴム状弾性体17が円周方向に配置されている。な
おこのゴム状弾性体17は外型10に取付ける代わりに
、流体供給口5の外周に取付けてもよく、或いは双方に
設けてもよい。
上型11には樹脂注入口18が形成されている。樹脂注
入口18は1個に限らず複数個設けても良いし。
また1上型11に設ける場合に限らず、下型12に設け
たり、双方に設けるようにしてもよい。外型10には必
要に応し、適当な場所に空気排出口(図示せず)が形成
され、また、型加熱用のヒーター(図示せず)も内蔵さ
れている。
次に1以上に述べた芯型3及び外型10を用いた本発明
方法による成型方法を説明する。
まず、外型10と芯型3との間に補強用繊維層を配置す
る。補強用繊維としては、ガラス繊維、炭素繊維などか
らできたストランド、チョツプドストランドマット編組
スリーブ、テープ、布などFRPの製造に使用すること
のできるものを適宜使用可能である。
これらのものは取り扱いやすいよう、予め酢酸ビニル樹
脂、エポキシ樹脂などのエマルジョンを含浸し、乾燥し
ておいてもよい。補強用繊維層を配置する動作は。
芯型3に補強用繊維層を取付け、それを外型1o内にセ
ットする方法で行ってもよいし、或いは、外型l。
の下型12に補強用繊維を配置し、その上に芯型3を乗
せ、更に芯型の上に補強用繊維を配置し、上型11を閉
しる方法によって行ってもよい。
まず、その前者の方法を説明する。芯型3内に流体供給
口5がら空気等の流体を入れ、′fL体圧を作用させて
芯型3を膨らませる。これにより、プラスチックフィル
ム4によって形成されている芯型3が、流体圧を作用さ
せない状態では例えば偏平な形状であっても。
所定形状に膨らみ、且つその形状を保つ保形性が与えら
れる。なお、芯型3が強度の大きいプラスチックフィル
ムで形成され、流体圧を作用させない状態でも芯型とし
て必要な形状を保っている場合には、流体圧を作用させ
る必要はない。
芯型3を所定形状に膨らませ、保形性を与えた後。
その周囲に補強用繊維からなる編組スリーブ1テープ、
布などを設計に従って積層し、補強用繊維層を形成し。
必要であれば糸などによって巻き締め、或いは接着剤な
どによって仮止めする。なお、補強用繊維層の形成に編
組スリーブを用いる場合には、その編組スリーブを芯型
の一端から差し込む必要があるので、芯型の全体に編組
スリーブを差し込むことができるよう、第3図に示す切
れ目6を備えた芯型3を用いる。
次に、第7図に示すように9周囲に補強用繊維層20を
取付けた芯型3を下型12のキャビティ13内に入れ、
芯型3に作用させていた流体圧を除去し、補強用繊維1
i20及び芯型3を変形させて、上型11を閉しる際に
補強用繊維1120が上型11と下型12との合わせ面
の間にはさみ込まれないような形に整え、その後、上型
11を閉して型締めする。これにより、補強用繊維を上
型11と下型12との合わせ面にはさみ込むことなく、
芯型3及び補強用繊維層20を外型lO内にセットでき
る。なお5型の形状により、このような操作が必要ない
場合には、補強用繊維層を取付けた芯型を外型のキャビ
ティに入れ、そのまま型締めすればよい。
外型10と芯型3との間に補強用繊維層を配置する別の
方法では、まず下型12に補強用繊維層を形成する補強
用繊維材を単独或いは組み合わせて配置し、その上に芯
型3を置き、その芯型3に流体圧を作用させて所定の形
状に膨らませた後、その周囲に補強用繊維材を取付け2
次いで芯型3の流体圧を除去し、第7図に示すように変
形させて上型11を閉し、型締めする。
これにより、補強用繊維を上型11と下型12との合わ
せ面にはさみ込むことなく5芯型3及び補強用繊維層2
0を外型10内にセットできる。
外型10を型締めしだ後5再び芯型3に流体圧を作用さ
せて第8図に示すように芯型3を膨らませ、芯型3及び
補強用繊維層20の変形を修正し、かつ芯型3を、外型
lOの内面に適当な間隙を開けて沿った形状となるよう
に変形させる。この際、芯型3の外周には均一に補強用
繊維層20が取付けられているので、芯型3と外型10
内面との間隙は均一となっている。次いで、第9図にお
いて、樹脂注入口I8から成型樹脂。
例えば、エポキシ樹脂、常温硬化型不飽和ポリエステル
樹脂などの液状の樹脂22を、外型10と芯型3との間
の空隙に注入し、補強用繊維層20と一体化し硬化させ
る。
この樹脂注入及び硬化時、芯型3内には常時流体圧を作
用させた状態としてもよいし2或いは流体供給口5を閉
して内部に流体を封入した状態としてもよいし。
更には、芯型3が強度を持っている場合には流体圧を解
除した状態としてもよい、芯型3内に流体圧を作用させ
る場合、その圧力は樹脂注入時及び硬化時を通して常時
一定でもよいが、樹脂注入時には芯型3内の圧力を低く
するか或いは無しとし、樹脂注入完了後、芯型3内の圧
力を高めることが好ましい。樹脂注入時に芯型3内の圧
力を低(するか或いは無しとすると、外型10と芯型3
の間が広くなり樹脂の注入が容易となり、樹脂の行き渡
らないところができにくい。また。
樹脂注入後、芯型3内の圧力を高めると、芯型3の外形
が大きくなり、外型10と芯型3との間隙が小さくなる
。このため、−旦この間隙に注入された樹脂が押し出さ
れ、成型体の厚みが薄くなり、樹脂成型体中の繊維含有
率が増加して軽くて強いFRPを得ることができる。こ
の際、芯型3を構成するフィルム4として。
1軸延伸フイルム等の伸びやすいものを使用すると。
芯型3内の圧力増加による外形の増大が顕著に且つ均一
に生じるので、好ましい、芯型3に加える圧力としては
1通常0.1〜lkr/−程度が使用されるが、外型1
0を補強するか或いは金型等の剛性の大きいものを用い
ると、圧力を更に上げることができ、更に成型体の肉厚
を薄くして、繊維含有率を増加させることができる。
外型10内に注入する樹脂の圧力は、芯型3内の圧力、
芯型3の強度、樹脂の粘度などを考慮し、型内の学院の
隅々にまで樹脂が行き渡るように設定されるが。
通常0.5〜1.5ktr/−程度とすることが多い。
外型10と芯型3との間に樹脂を注入し硬化させた後、
外型10を外して成型品を取り出す。その成型品には、
芯型3のフィルム4が内部に接着した状態で残っている
が、そのフィルム4は極めて軽量であり。
製品重量に対して微小量であるので、流体供給口5の部
分のみを切断して除去し、フィルム4は取り除かずにそ
のまま残しておく。以上のようにして第1O図に示す形
状の成型品1が製造される。
上記の操作において、芯型3内に供給する流体としては
、空気、水、オイル等などがあり、必要に応し温度調節
したものを用いるが、圧縮空気が取り扱いに便利である
次に1本発明の具体的な実施例を説明する。
実施例1 第10図に示す成型品1 (寸法A=25m、B=60
m、C= 150m、D=80m)を製造すべく、第3
図に示す形状の芯型3及び第4図、第5図に示す外型1
0を準備した。外型10に形成したキャビティ13は、
成型品1の外形と同等の形状1寸法のものである。また
、この外型10の上型11.下型12は共に型加熱用の
ヒータを内蔵しており、型の表面温度は双方ともに45
度に調節されている。
芯型3はプラスチックフィルム4によって構成されるが
、そのフィルム4としては、厚み31.75μmの一軸
延伸ポリアミドフィルム(商品名CAPRANE R−
20、A11ied Chemical Corp、製
)を用い、その延伸方向が中空部分の長平方向になるよ
うに配置した。芯型3の外形寸法は、この芯型3をフィ
ルム4がほとんど伸びない程度に膨らませて外型10の
キャビティ13内に入れたとき、外型との間に3fiの
間隙が生じるように設定した。
この芯型3に0.2kg/ciの空気圧を作用させて膨
らませ、その周囲に炭素繊維Mii組スリスリーブ層積
層した。その炭素繊m編組スリーブの仕様は次の通りで
ある。
商品名  トレカブレード T−6962(東し■製) 40鶴幅の時の糸角度210度 重さ          :400g/IOm使用糸 
      :T300〜6000打ち込み本数   
 :96本 繊維集束本数    :300本 次に、炭素繊維編組スリーブを取付けた芯型3を。
内部の空気圧を解除した後、下型I2のキャビティ13
内に入れ、その炭素繊維編組スリーブが上型11と下型
12との合わせ面の間にはさみ込まれないようにするた
め、やや内側に入り込むように変形させ(第7同参照)
、その後、上型11を閉し、型締めした。芯型3を外型
10にセットするのに要する時間は約1分であり、かつ
上型11と下型12との合わせ面に補強用繊維がはさみ
込まれることは無かった。
その後、芯型3に再び空気圧を作用させ、内部の圧力を
0.3kg/−に保ちながら、樹脂注入口18から。
1、0 kg /−の圧力でエポキシ樹脂(油化シェル
エポキシ社製、エピコート802)を注入し、その状態
で樹脂を硬化させた。硬化後、その成型品を外型10か
ら取り出し、流体供給口5を切断除去し、第10図の成
型品1を得た。
その成型品1の肉厚、繊維含有率を測定した結果を第1
表に示す。
上記と同様の成型操作を、樹脂注入及び硬化時の芯型3
内の圧力のみを0.4. 0.6kg/catに代えて
行い。
成型品を得た。この成型品の肉厚、繊維含有率を測定し
た結果も第1表に示す。
第1表より明らかなように1芯型3内の圧力を上げるこ
とにより、成型品の肉厚を薄くシ、繊維含有率を高める
ことができた。
実施例2 実施例1と同様にして、炭素繊維w1組スリーブを取付
けた芯型3を外型10内にセットした。次いで、芯型3
に0.31g/−の空気圧を作用させた状態で、樹脂注
入口18から、1.0kg/−の圧力でエポキシ樹脂(
油化ソエルエポキン社製、エピコート802)を計算所
要量より多めに注入し、その後、芯型3の内部圧力を0
.6kg/aJに上げ、その状態で樹脂を硬化させ。
成型品を得た。この成型品の肉厚、繊維含有率を測定し
た結果も第1表に示す。
実施例2でも、実施例1において0.6kg/cdの圧
力で成型したものと同じ肉厚、繊維含有率の成型品を得
ることができた。しかも、実施例2では実施例1におけ
る最初から0.6kg/CIAの圧力をかけた場合に比
べて樹脂の注入時間が短く、樹脂のまわりが良いという
利点が得られた。
比較例 発泡硬質ウレタン樹脂で芯型を作った。この時の芯型の
寸法としては、外型10に入れた時外型との間に3鶴の
クリアランスが生じるように定めた。この芯型の表面に
実施例1と同しトレカブレードを6枚重ねて取付けた。
この時、そのトレカブレードによる繊維層の厚さはその
ままの状態では4〜5fiとなっているので、これを手
で押えながら、下型11のキャビティ13内に入れ、更
に、それを押えながら上型12をかぶせた。この操作は
極めて面倒であるので、セントに長時間(約1時間)か
かった。しかも、上型11と下型12との合わせ面に補
強用の繊維がはさみ込まれていた。
次に、実施例1と同じエポキシ樹脂を同じ条件で注入し
、内部に発泡硬質ウレタン樹脂を埋め込んだ成型品を得
た。その成型品の肉厚と繊維含有率を第1表に示す。
比較例で得た成型品では、上型11と下型12との合わ
せ面に挟まっていた補強用の繊維がパリとなって残るの
で、製品とする際これを切断するが、パリの切断によっ
て補強用繊維が切断されてしまい、この部分の補強効果
が低下するという欠点が生した。
表  1 〔発明の効果〕 本発明はプラスチックフィルムによって芯型を作ったの
で、特公昭64−2048号公報に示したようなゴム状
弾性体からなる芯型のような復元性がなく、内部に圧力
をかけない時には容易に変形しかつ変形した状態に保て
るので、芯型の周囲の補強用繊維層を、外型を構成する
複数の割り型(例えば上型と下型)の合わせ目に挾み込
むことがないように小さく整形することができ、外型と
補強用繊維層と芯型とのセントが簡単となり、かつ補強
用繊維を外型の合わせ面間にはさみ込むということがな
い。また、芯型を成型体から取り外す必要がないので、
硬化後の脱型作業が簡単となり、しかも、ゴム状弾性体
からなる芯型を用いた場合には厚いゴム芯型を取り出す
ために大きい口を必要とするが本発明ではこの必要がな
く、流体供給口は極めて小さいもの(例えば直径1〜2
鶴程度)で良いので。
強度的に欠陥の少ない製品とすることができる。
更に1本発明は保形性を調節できるプラスチックフィル
ムの芯型を使用するので1発泡硬質ウレタン樹脂の芯型
とは異なり、外形を変形させて外型に入り易いように整
形でき、型へのセット時間がかからず、また。
補強用繊維が外型の合わせ目に挟まりにくい。
また、芯型内部の圧力を変えることにより、芯型の外形
を調整できるので、樹脂注入後に、芯型内部の圧力を高
めることにより、芯型と外型との間の間隙を小さくシ、
その部分の注入樹脂を追い出すことができ。
肉厚の薄い、繊維含有率の高い、軽量、高強度の成型品
を得ることができる。
本発明の芯型はプラスチックフィルムを使用し、芯型成
型に型を使用しないので、芯型の形状の変更が容易であ
り、経済的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法に用いる芯型の1例を示す概略斜視
図、第2図はその■−■矢視断面図、第3図は本発明方
法に用いる芯型の変形例を示す概略斜視図、第4図は本
発明方法に使用する外型の概略断面図、第5図はその外
型の一部を構成する下型の概略平面図、第6図は第4図
のrV−IV矢視断面図5第7図は下型内に。 補強用繊維層を取付けた芯型を収容する状態を示す第6
図と同一部分の概略断面図、第8図はその芯型を膨らま
せた状態を示す第7図と同一部分の概略断面図。 第9図は外型内に補強用繊維層及び芯型をセントし。 樹脂を注入する状態を示す概略断面図、第101mは本
発明方法によって成型した成型体の1例を示す概略斜視
図、第11図はそのXI−X+矢視断面図、第12劇は
従来技術において補強用繊維層を取付けた芯型を外型内
に収容する状態を示す概略断面図である。 1−成型体、3−芯型、4・−プラスチックフィルム。 5−流体供給0.10−外型、11−上型、12−下型
、13−キャビティ。14−9凹み、15− ゴム状弾
性体、16−突起、17−ゴム状弾性体、18−樹脂注
入0.20−補強用繊維層、22−樹脂。 代理人 弁理士 乗 松 恭 三 ぜ fI 3−・・に・尤 り外ヤ 11上型 12下型 13−キイビテイ 4・−ブラ又デフ′174ルム 10\      [)−9)ヤ オ8図 オ9図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外型とプラスチックフィルムで形成された中空構
    造の芯型との間に補強用繊維層を配置し、前記芯型内に
    流体圧を作用させて該芯型の変形を修正し、次いで前記
    外型と芯型との間に樹脂を注入し、樹脂を硬化させて成
    型体を形成し、その後、外型を除去し、中空の芯型を成
    型体中に放置したまま製品とすることを特徴とする繊維
    強化プラスチックの成型方法。
  2. (2)プラスチックフィルムで形成された中空構造の芯
    型の周囲に補強用繊維層を取付け、その補強用繊維層を
    有する芯型を、外型内の所定位置にセットし、該芯型内
    に流体圧を作用させて芯型の変形を修正し、次いで外型
    と芯型の間に樹脂を注入し、樹脂を硬化させて成型体を
    形成し、その後、外型を除去し、中空の芯型を成型体中
    に放置したまま製品とすることを特徴とする繊維強化プ
    ラスチックの成型方法。
  3. (3)請求項1又は2記載の繊維強化プラスチックの成
    型方法において、前記芯型を伸びやすいプラスチックフ
    ィルムで構成し、外型と芯型間に樹脂を注入した後、該
    芯型に樹脂注入時よりも高い流体圧を作用させ、その状
    態で樹脂を硬化させることを特徴とする繊維強化プラス
    チックの成型方法。
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