JPH04177674A - 磁気記録再生システム - Google Patents

磁気記録再生システム

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JPH04177674A
JPH04177674A JP30391090A JP30391090A JPH04177674A JP H04177674 A JPH04177674 A JP H04177674A JP 30391090 A JP30391090 A JP 30391090A JP 30391090 A JP30391090 A JP 30391090A JP H04177674 A JPH04177674 A JP H04177674A
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tape
error
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vtr
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JP30391090A
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Yoichi Hirayama
洋一 平山
Yoshiyuki Okuyama
奥山 良幸
Shoji Ono
大野 昭二
Nagaharu Hamada
長晴 浜田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、放送用などとして好適な磁気記録再生システ
ムに係り、特に、素材の編集、送出時での磁気テープ上
の制御情報に関する。
[従来の技術] 放送局で複数の番組やこれにCM(コマーシャル)をV
TRから放送するまでには、番組やCMなどの素材作り
、−本化テープ作り、送出という3つの大きな作業が必
要である。ここで、−本化テープ作りとは、放送しよう
とする番組やCMをオンニア順に1本の磁気テープに編
集録画し、さらに、この磁気テープ上に送出用の制御コ
ードを記録することをいう、また、送出とは、ホストコ
ンピュータの指示に従って、−本化テープから番組やC
Mを再生して放送することをいう。
かかる−本化テープ作りと送出とを行なうためのシステ
ムには、いずれにおいても、ビデオテープレコーダ(以
下、VTRという)とインターフェース装置とが重要な
要素となる。インターフェース装置は、ホストコンピュ
ータとVTRとの間、操作パネルとVTRとの間、VT
R相互間をそれぞれ結合するためのものである。
次ニ、 −NトL、で、rvL−D 500及ヒ/I 
FI9300aのユーザズマニュア)LJの第6−1頁
〜第6−24頁に記載されている。VTRとして日立社
製のVL−D500を用い、インターフェース装置とし
てソニー社製のIF9300を用いた磁気記録再生シス
テムについて説明する。
VTRに対するインターフェース装置の機能は。
(1)  記録、再生、磁気テープをわずかずつ送るジ
ョグ、早送りや巻戻しを行なわせるシャトル、可変再生
などの基本操作、 (2)  テープコード、枠コード、ストップコード、
エンドコート、素材コード、トップキュー、エンドキュ
ーなどの送出用制御コードの記録、再生、検出、 (3)通信プロトコル信号の送受信、 (4)以上の(1) 、 (2) 、 (3)を用いた
VTRの自動制御である。
VTRは、記録再生中にエラーが発生すると。
エラーメツセージをユーザに送る機能を備えている。エ
ラーはその重要度に応じてレベル分けされ、即表示して
数秒で消える5yntaxレベルと、磁気テープにダメ
ージを与えない程度のworningレベルと、磁気テ
ープやVTRにダメージを与えるworstレベルとが
ある。VTRには10個のバッファが設けられ、記録再
生中にworstレベルのエラーが発生すると、その発
生時間とエラーメツセージとが対となって最初のバッフ
ァに登録されるにの登録があるが、これまでに登録され
た発生時間とエラーメツセージとの対は夫々次のバッフ
ァに移され、最後の10番目のバッファに登録されてい
るかかる対は失なわれる。したがって、最大10個のか
かる対が登録されることになり、第1番目のバッファに
最新の対が、第10番目のバッファに最も古い対が夫々
登録され、新たにすorstエラーが発生すると、最も
古い対がこの新たな−orstエラーに対する対に登録
更新される。
以上のような磁気記録再生システムにおいて、−本化テ
ープの作成に際しては、1本の磁気テープに、編集によ
り、所望素材の映像信号や音声信号を登録するとともに
、LTC(磁気テープの長手方向に固定ヘッドによって
記録されるタイムコード)やVITC(映像信号の垂直
ブランキング期間に挿入されて回転ヘッドにより記録さ
れるタイムコード)といったタイムコードも記録され。
これらLCT、VITCに設けられているユーザスピッ
ト(UB)が送出用の制御コードに使用される。
このようにして−本化テープが完成すると、次の操作が
可能となる。
(1)VTRの基本操作の場合には、ホストコンピュー
タからインターフェース装置に操作コマンドが送られ、
インターフェース装置、VTR間の通信方式(ここでは
、EIA  R5422に準拠)に合致した操作コマン
ドに変換されてVTRに送られる。VTRはこの操作コ
マンドが表わす基本操作に従う動作を行なう。
(2)  オンエアスタンバイ状態にする場合には、キ
ューアップすべき目的素材の番組名などのID(インデ
ックス)情報が埋め込まれたコマンドがホストコンピュ
ータからインターフェース装置に送られ、通信方式に合
ったコマンドに変換されてVTRに送られる。VTRは
一本化テープの再生を開始し、各素材のID(素材コー
ド)とコマンド上のIDとを照合し、これらが一致する
と、その素材の開始位置にキューアップしてオンエアス
タンバイ状態となる。
ところで、ビデオカメラなどからの映像信号や音声信号
を記録して得られる素材テープを作成する際、素材テー
プの性質や素材テープへの記録時での機器の不工合など
によって素材テープに記録信号が良好なレベルで記録さ
れていない部分があつたり、また、−本化テープを作成
する際にはダビングが繰り返し行なわれるので、−本化
テープに記録信号が劣化した部分が生じたりなどして、
−本化テープにエラーが生ずるような場合がある。
通常、一体化テープを作成するに際しては、事前に各素
材テープに対し、また、−本化テープに対しては、送出
前にそれぞれエラーのチエツクが行なわれる。かかるチ
エツクは素材テープ、−本化テープそれぞれを実際に再
生することによって行なわれ、−本化テープに対しては
、上記のように、VTRに設けられるバッファにエラー
発生時間とエラーメツセージとが対となって登録される
[発明が解決しようとする課迎コ ところで、−本化テープに対して上記のようなエラー情
報がバッファに登録されても、これが永久に登録されて
いるのではなく、不要となれば登録が抹消される。この
ために、この−本化テープのエラーチエツクが再び必要
となるときには、再度こめ一本化テープを再生してみな
ければならない。したがって、−本化テープに対して一
度エラーチェックがなされてエラー情報が得られると、
このエラー情報を再利用できれば、エラーチエツクのた
めの手間が大幅に省けることになる。
また、−本化テープは1本だけではなく、複数本作成し
、複数の放送局で同一素材の放送ができるようにする場
合もある。このような場合、各−本化テープ毎に上記の
ようなエラーチエツクをするようにしてもよいが、ある
−本化テープに対してエラーチエツクが行なわれると、
そのチエツク結果を他の同じ一本化テープに利用できる
ようにすれば、送出前の事前チエツクがより簡単なもの
となる。
本発明の目的は、この点に着目し、エラー情報を有効に
活用することができるようにした磁気記録再生システム
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、記録時に記録エ
ラーが生ずると、エラー情報を発生する手段と、該エラ
ー情報を記録する手段とを磁気記録再生装置に設ける。
[作用] 記録時に生ずるエラーはエラー情報として磁気テープに
記録される。このために、素材の記録がなされた磁気テ
ープのエラーチエツクは、これに記録されているエラー
情報を再生することによって行なうことができ、−度得
られてエラー情報はいつでも利用することができる。
また、同じ内容の一本化テープを複数個得る場合には、
作成された一本化テープからのダビングによってなされ
るが、このとき、エラー情報も同じに複製される一本化
テープにダビングされるから、やはり各−本化テープに
ついてのエラーチエツクのために、以前に得られたエラ
ー情報を利用することができる。
[実施例] 以下、本発明による磁気記録再生システムの一実施例を
図面によって説明する。
第1図はこの実施例での一本化テープの作成に際しての
ブロック図であって、1はホストコンピュータ、2はマ
スタビデオファイル、3,4はイ’) ター 7 x 
−ス装置、5,6はVTR17,8はモニタ、9,10
はシリアルコマンド伝送路、11゜12はパラレル伝送
路、1’3.14はコマンド伝送路、15〜20は信号
伝送路である。
同図において、VTR5,6にはそれぞれ素材テープが
セットされる。
まず、ホストコンピュータ1は、パラレル伝送路11.
12を介して、このホストコンピュータ1がシリアルコ
マンド伝送路9,10を介して送るコマンドの通信方式
を知らせるプロトコル信号をインターフェース装置f3
.4に送り、これらインターフェース装置3,4がホス
トコンピュータ1からのコマンドが受信できるようにす
る。しかる後、ホストコンピュータ1はシリアルコマン
ド伝送路9を介して再生コマンドをインターフェース装
置3に送る。インターフェース装[3は受信した再生コ
マンドをコマンド伝送路13で伝送可能なたとえばEI
A  R5422規格に準拠したコマンドに変換し、コ
マンド伝送路13を介してVTR5に送る。
この再生コマンドによってVTR5は再生モードとなり
1番組あるいはCMなどの素材が素材テープから再生さ
れる。この素材は、信号伝送路15、インターフェース
装置3および信号伝送路17を介してホストコンピュー
タ1に供給され、ホストコンピュータ1で制御されるマ
スタビデオファイル2に登録される。
このとき、モニタ7で再生される素材のモニタがなされ
ており、素材の再生が終ると、操作者の指示によってホ
ストコンピュータ1からストップコマンドが、上記のよ
うにして、シリアルコマンド伝送路9.インターフェー
ス族[3、コマンド伝送路13を介してVTR5に送ら
れる。これにより、VTR5は再生を終る。
このようにして、VTR5にセットされている素材テー
プの各素材がマスタビデオファイル2に登録されると、
次に、ホストコンピュータ1は。
上記と同様にして、シリアルコマンド伝送路10、イン
ターフェース装置14およびコマンド伝送路14を介し
てVTR6に再生コマンドを送り、これを再生モードす
る。これにセットされている素材テープから再生される
素材は、信号伝送路16.インターフェース装置4およ
び信号伝送路18を介し、ホストコンピュータ1に供給
され、マスクビデオファイル2に登録される。そして、
VTR6にセットされている素材テープの各素月がマス
タビデオファイル2に’1llikされると、ホストコ
ンピュータ1からVTR6にストップコマンドが送られ
、VTR6は再生を終る。
なお、VTR5,6にセットされている素材テープから
素材を上記のように再生するに際しては、VTR5,6
を上記のように再生モードとし、モニタ7.8で再生画
面をモニタしながら各素材の頭出しを行なう。
以上のように、各素材テープの素材がマスクビデオファ
イル2に登録されると、次のようにして一本化テープが
作成される。
まず、VTR5,6のいずれか一方、ここでは、VTR
5に磁気テープがセットされる。また、マスクビデオフ
ァイルに登録されている素材のうち、必要とする素材を
決定する。
しかる後、ホストコンピュータ1は、シリアルコマンl
”伝送JI9、インターフェース回路3、コマンド伝送
路13を介してVTR5に記録コマンドを送り、VTR
5を記録モードとし、これと同時に、マスタビデオファ
イル2から必要な素材を所定の順序で読み出し、信号伝
送路19を介してVTR5に送る。これにより、VTR
5にセットされている磁気テープにこれら必要な素材が
記録される。
かかる素材の記録中、磁気テープには、送出の際に必要
なテープコード、枠コード、ストップコード、素材コー
ド、エンド枠コード、エンドコードなどのコードやトッ
プキュートーン(TopCu e  To n e)や
エンドキュートーンなどのキュートーン信号が記録され
る。これらコードやキュートーンを記録するに際しては
、ホストコンピュータ1はVTR5の記録を監視してお
り、必要なときにこれらコードやキュートークの記録コ
マンドを、上記コマンドと同様にして、VTR5に送る
また、VTR5で上記のように素材が記録された後、コ
ードやキュートーン信号を記録するようにすることもで
きる。すなわち、磁気テープに素材を記録するときには
、上記のLTCやVITCのタイムコードも同時に記録
されるが、ホストコンピュータ1はこのタイムコードに
よって磁気テープ上の各素材の記録位置を把握しており
、これによって各コードやキュートーンの記録位置を指
定できる。
そこで、ホストコンピュータ1は、所定のコマンドを送
ってインサート編集をVTR5に指示し、VTR5から
コマンドの形式で磁気テープ上のタイムコードを取り込
み、コードやキュートーンに対して指定されるタイムコ
ードとの一致をみる。
両者が一致すると、ホストコンピュータ1はコードやキ
ュートーンの記録コマンドをVTR5に送り、磁気テー
プにコードやキュートーンを記録させる。
以上のように、必要な素材やコード、キュート−ンが記
録されて、−本化テープが完成する。
なお、テープコードは磁気テープに記録される素材の内
容などを表わすインデックスであり、磁気テープの始端
部に記録される。
一本化テープには、各素材が1回の放送単位で枠組みさ
れている。この枠は1つの素材からなる場合もあるし、
複数の素材からなる場合もある。
各粋の先頭部には、枠コードとこれに続くストップコー
ドとが記録され、各枠の終端には、枠エンドコードが記
録されている。各枠内では、各素材の先頭部に素材コー
ドが記録される。後述する送出は枠単位で行なわれるが
、送出しようとする枠の頭出しは枠コードのサーチによ
ってなされ、この枠コードに続くストップコードの検出
で磁気テープが停止する。各ストップコードに同期して
トップキュートーン信号が記録されており、頭出ししよ
うとする枠のストップコードが再生されると、これと同
時にトップキュートーン信号も再生され、これによって
音声が発生して頭出しが完了したことを操作者に知らせ
る。
磁気テープの終端部にはエンドコードとエンドキュート
ン信号とが同期して記録されており、エンドコードが再
生されると磁気テープが停止し、これと同時にエンドキ
ュートーン信号が再生されてテープエンドであることを
音声で知らせる。
このように一体化テープを作成するに過程で記録にエラ
ーが生ずると、その時点でエラー情報が一本化テープに
記録される。ここで、エラーとは。
VTRの機構系や回路などの動作の不工合によって記録
時に生ずる色信号の位相ずれや信号のレベル低下、ノイ
ズの混入、テープ走行の変動などのエラーであって、記
録ができないというエラー以外のものをいう。かかるエ
ラーはVTR5,6自体が検出できる。
いま、VTR5を用いて一本化テープを作成するために
、マスクビデオファイル2から素材を読み出して記録し
ているとき、何らかのエラーが発生すると、VTR5は
これを検知してその種類を検出し、また、エラー発生を
表わすコマンド(以下、エラー発生コマンドという)を
生成する。このエラー発生コマンドはコマンド伝送路1
3、インターフェース装置3.シリアルコマンド伝送路
9を介してホストコンピュータ1に供給され、ホストコ
ンピュータ1にエラーが発生したことを知らせる。
ホストコンピュータ1は、エラー発生コマンドによって
エラーが発生したことを検知すると、エラー情報記録コ
マンドを生成し、シリアルコマンド伝送路9、インター
フェース装置3、コマンド伝送路13を介してVTR5
に送り、VTR5にエラー情報の記録を指定する。そこ
で、VTR5は、この指定に従って、上記の検出したエ
ラーの種類を表わすエラー情報を一本化テープに記録す
る。
以上のように、−本化テープの作成過程で、記録エラー
発生とともにエラー情報の記録が行なわれる。これによ
り、エラー情報からエラーの種類を知ることができ、ま
た、素材とともに記録されるタイムコードにより、エラ
ーの発生時点を知ることができる。さらに、素材テープ
に記録のエラーがあると、−本化テープの作成に際して
このエラーも検出されるから、素材テープでのエラーも
エラー情報として一本化テープに記録されることになる
第2図は第1図におけるインターフェース装置3とVT
R5とでのコマンドの流れ図であって、31は外部コマ
ンド送受信手段、32はコマンド生成手段、33はコマ
ンド解読手段、34は外部コマンド送受信手段、35は
コマンド解読手段、36はコマンド生成手段、51はコ
マンド生成手段、52は外部コマンド送受信手段、53
はコマンド解読手段、54はエラー情報記録手段、55
は記録手段、56はエラー情報再生手段であり、第1図
に対応する部分には同一符号をつけている。
第2図において、VTR5でエラーが発生すると、コマ
ンド生成手段51により、コマンド伝送路13の通信方
式に準拠したフォーマットの上記エラー発生コマンドが
生成され、外部コマンド送受信手段52とコマンド伝送
路13を介してインターフェース装W3に送られる。こ
のインターフエース装!i3では、このエラー発生コマ
ンドが外部コマンド送受信手段34で受信され、コマン
ド解読手段33で解読された後、コマンド生成手段32
によってシリアルコマンド伝送路9の通信方式に準拠し
たフォーマットのエラー発生コマンドに変換される。こ
のエラー発生コマンドは外部コマンド送受信手段31か
らシリアルコマンド伝送路9を介してホストコンピュー
タ1(第1図)に送られる。
なお、エラー発生コマンドにエラー情報やその発生時間
情報を含ませることもできる。これによると、ホストコ
ンピュータ1にエラー情報や発生時間を登録しておくこ
とができる。
ホストコンピュータ1がシリアルコマンド伝送路9を介
してインターフェース装置3にコマンドを送る場合には
、インターフェース装置3において、このコマンドは外
部コマンド送受信手段31で受信され、コマンド解読手
段35で解読された後、コマンド生成手段36によって
コマンド伝送路13の通信方式に準拠したフォーマット
のコマンドに変換され、外部コマンド送受信手段34か
らコマンド伝送路13を介してVTR5に送られる。
VTR5においては、このコマンドが外部コマンド送受
信手段52で受信され、コマンド解読手段53で解読さ
れる。この解読結果から、VTR5はこのコマンドの指
示に従う動作を行なう。−本化テープの作成に際して、
上記のようにVTR5に素材テープがセットされている
とき、送られてきたコマンドが再生コマンドであるとき
には、VTR5はこの素材テープから素材を再生する。
また、上記のようにマスクビデオファイル2の素材を記
録させる場合には、送られてきたコマンドは記録コマン
ドである。
VTR5に送られてきたコマンドが上記のエラー発生コ
マンドに対するエラー情報記録コマンドであるときには
、コマンド解読手段53によるこのコマンドの解読結果
によってエラー情報記録手段54が動作し、上記の発生
したエラーの種類を表わすエラー情報が一本化テープ上
に記録される。
以上のようにして、−本化テープの作成に際し。
記録エラーが発生すると、これに対するエラー情報が一
本化テープに自動的に記録される。
以上説明したようにエラー情報も記録された一本化テー
プが得られるが、第1図、第2図において、得られた一
本化テープのエラーチエツクもできる。
この場合には、ホストコンピュータ1からシリアルコマ
ンド伝送路9を介してインターフェース装置3にエラー
情報再生コマンドが送られ、第2図で説明したように処
理された後、VTR5に送られる。VTR5では、この
コマンドがコマンド解読手段53で解読され、その解読
結果によってエラー再生手段56が動作する。これによ
り、−本化テープから各エラー情報とそのときのタイム
コードとが再生され、符号などの処理がなされて文字信
号に変換された後、信号伝送路15、インターフェース
装置3、信号伝送路17を介してモニタ7に供給される
。したがって、モニタ7には、エラーの種類とその発生
時間が文字によって表示される。
なお、以上は、エラーが発生すると、これにホストコン
ピュータ1が検知し、このホストコンピュータ1からの
記録指令を待ってエラー情報が一本化テープに記録され
るものであったが、ホストコンピュータ1からのエラー
情報記録コマンドを不要とし、記録モードにあるときエ
ラーが発生すると、VTR5内で処理してエラー情報を
記録できるようにすることもできる。
この場合、第2図において、−本化テープの作成のため
にホストコンピュータ1から記録コマンドが送られてく
ると、VTR5では、この記録コマンドがコマンド解読
手段53で解読されて素材などの記録手段55が動作し
、素材の記録モードとなる。これとともに、エラー記録
手段54が動作可能となる。素材の記録中エラーが発生
すると、コマンド生成手段51は、この場合、エラー情
報記録コマンドを生成し、外部コマンド送受信手段52
に送る。ここで、外部コマンド送受信手段52はこのコ
マンドを外部コマンドとして受信し、コマント解読手段
53に送る。コマンド解読手段53がこのエラー情報記
録コマンドを解読すると、エラー記録手段54が動作し
て一本化テープにエラー情報が記録される。
また、上記説明では、ホストコンピュータ1からのエラ
ー情報再生コマンドにより、作成された一本化テープに
記録されたエラー情報のチエツクが行なわれるようにし
たが、−本化テープに記録されている素材のチエツクの
ために再生モードとしたとき、自動的にエラー情報のチ
エツクも行なわれるようにすることもできる。
この場合、−本化テープの素材のチエツクのために、ホ
ストコンピュータ1からシリアルコマンド伝送路9、イ
ンターフェース装置3、コマンド伝送路13を介してV
T’R5に再生コマンドが送られてきて、コマンド解読
手段53で解読され、−本化テープの再生モードとなる
が、これと同時にエラー再生手段56が動作し、エラー
情報とタイムコードとが再生されて上記のようにモニタ
7で表示される。
次に、エラー情報の記録の仕方について説明する。
第3図は一本化テープのテープフォーマットを記録信号
の種類に応じて模式的に示したものである。
第3図に示すように、−本化テープには、ビデオ信号や
V I TC(Vertical Interval 
TimeCode)、音声信号、L T C(L on
gitudinal T imeCode)、キュー信
号、コントロール信号などが記録される。VITCはビ
デオ信号の歪面ブランキング期間に挿入されるタイムコ
ードであって、回転ヘッドによって記録再生され、磁気
テープが停止していてもその位置の検出を可能とする。
また、LTCは固定ヘッドで記録再生され、磁気テープ
を早送りする場合にも再生可能である。
これらVITC,LTCには、ユーザが使用可能なユー
ザズピット(Users Bit)が設けられており、
このユーザズビットをエラー情報に使用することにより
、エラー情報をVITC,LTCに付加して記録する。
たとえばNTSC方式の場合、VITCは1フレーム当
り80ビツトからなり、このうち32ビツトがユーザズ
ピットである。第3図では、1分O○秒のVITCとL
TCとにエラー情報が付加されて記録された場合を示す
エラー情報の記録フォーマットとしては種々考えられる
が、その−例を第4図に示す。
この例は、エラー情報を最大24文字(1文字は1バイ
ト)のアスキーコードとし、メツセージの形式で記録す
るものである。図示されるr3−YSTEM  ERR
ORJが12バイトのメツセージ形式で表わされるエラ
ー情報である。この場合、エラー情報は24バイトから
なるから、これを上記のVITCに付加すると、1フレ
ームに4バイト(=32ビット÷2)のユーザズビット
があるから、1つのエラー情報が最大24÷4=6フレ
一ム分のVITCに付加されることになる。
第5図はエラー情報の記録フォーマットの他の例を示す
ものである。
この例は、各エラー情報を4バイトで符号化したもので
ある。この場合には、エラー情報を上記VITCに付加
すると、1フレ一ム分のVITCに付加することができ
る。図示されるエラー情報は符号「0010」で表わさ
れるエラー情報である。
第6図は以上のように形成された一本化テープを送出に
供する場合のブロック図であって、21はホストコンピ
ュータ、22はインターフェース装置、23はVTR1
24はモニタ、25はシリアルコマンド伝送路、26は
パラレルコマンド伝送路、27はコマンド伝送路、28
は信号伝送路である。
同図において、VTR23に上記のようにして作成され
た一本化テープがセットされる。また。
ホストコンピュータ21には、送用を行なうために必要
な各種コマンドがファイルされている。
送出を行なうに際しては、まず、送出のための準備がな
される。この送出準備には、−本化テープのチエツクと
送出しようとする枠の頭出しとがある。
一本化テープのチエツクは、ホストコンビュータ21か
らシリアルコマンド伝送路25、インターフェース装置
22、コマンド伝送路27を介し、第1図で説明したの
と同様にして、VTR23にチエツクコマンドが送られ
ることにより、行なわれる。VTR23はセットされて
いる一本化テープからテープコード、枠コード、素材コ
ードなどのコードを再生し、コマンドの形式でコマンド
伝送j827を介してインターフェース族fL22に送
る。インターフェース装置i22はこのコードを解読し
、モニタ24に送って表示させる。これにより、この−
本化テープに記録されている枠や素材の内容をチエツク
することができる。
また、ホストコンピュータ21からエラー情報チエツク
コマンドを送ると、同様にして、−本化テープからエラ
ー情報とタイムコードが再生され、モニタ24にエラー
メツセージとエラー発生時間とが表示される。
このように−本化テープのチエツクが終ると、ホストコ
ンピュータ21から送出したい枠のIDCインデックス
)を挿入したコマンドをVTR23に送ることにより、
VTR23は一本化テープを走行させてコードを再生し
、再生される枠コードとIDとを照合してこれらの一致
をみる。これらが一致すると、この枠コードの直後のス
トップコードの再生で一本化テープが停止し、送出した
い枠の頭部しが完了する。
以上のように頭出しが行なわれた後、ホストコンピュー
タ21から送出コマンドがVTR23に送られると、V
TR23は一本化テープの頭出しされた枠内の素材を順
次再生し、信号伝送路28に出力してオンエアとなる。
これとともに、VTR23は一本化テープから素材コー
ドなどのコードを再生し、コマンド形式でホストコンピ
ュータ21に送り、また、VTR23やインターフェー
ス族[22の状態を表わす情報もコマンド形式でホスト
コンピュータ21に送られる。これにより、ホストコン
ピュータ21は一本化テープの再生位置やVTR23、
インターフェース装置22の状態を把握することができ
、これらに応じたコマンドをVTR23やインターフェ
ース装置22に送る。
このようにして、送出中VTR23やインターフェース
装置22がホストコンピュータ21によって制御されて
おり、−本化テープから枠エンドコードが再生されると
、ホストコンピュータ21からVTR23にストップコ
マンドが送られて送出が完了する。
なお、ホストコンピュータ21は第1図のホストコンピ
ュータ1と同じであってもよいし、また、インターフェ
ース族wL22は第1図のインターフェース装置!3ま
たは4と、VTR23は第1図のVTR5または6と、
モニタ24は第1図のモニタ7または8と夫々同じもの
であってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、−本化テープの
作成に際し、その作成時に生ずる記録エラーに対するエ
ラー情報も該−本化テープに記録されるので、該−本化
テープを使用する場合、該−本化テープから該エラー情
報を再生するだけで記録エラーの内容や発生時間をチエ
ツクすることができ、エラーチエツクの手間が大幅に短
縮できて使用に際しての準備時間を大幅に短縮できる。
また、同一の一本化テープを複数個必要とする場合には
、作成された1つの一本化テープからダビングによって
複数の一本化テープを得るものであるから、エラー情報
も同時にダビングされることになり、各−本化テープで
以前に得られたエラー情報を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明による磁気記録再生システムの
一実施例を示すものであって、第1図は一本化テープの
作成に際してのブロック図、第2図は第1図におけるイ
ンターフェース装置とVTRとでのコマンドの流れ図、
第3図は一本化テープのテープフォーマットを示す模式
図、第4図および第5図は夫々エラー情報の記録フォー
マットの具体例を示す模式図、第6図は一本化テープの
送出に際してのブロック図である。 1・・・・・・ホストコンピュータ、2・・・・・・マ
スタビデオファイル、3,4・・・・・・インターフェ
ース装置。 5.6・・・・・・VTR57,8・・・・・・モニタ
、21・・・・・・ホストコンピュータ、22・・・・
・・インターフェース装置、23・・・・VTR124
・・・・・・モニタ。 第2図 、第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記録時に発生するエラーを検出する第1の手段を備
    えた磁気記録再生装置を有する磁気記録再生システムに
    おいて、 該磁気記録再生装置に、前記第1の手段によつて検出さ
    れるエラーの内容を表わすエラー情報を生成する第2の
    手段と、該エラー情報を磁気記録媒体に記録する第3の
    手段とを設けたことを特徴とする磁気記録再生システム
    。 2、請求項1において、 前記磁気記録再生装置に、前記磁気記録媒体に記録され
    ている前記エラー情報を再生する手段を設けたことを特
    徴とする磁気記録再生システム。 3、請求項1または2において、 前記磁気記録再生装置はホストコンピュータによつて制
    御され、 該ホストコンピュータは、前記第1の手段によるエラー
    の検出を判定してエラー情報記録コマンドを発生、該エ
    ラー情報記録コマンドにより、前記第3の手段に前記エ
    ラー情報の記録動作を行なわせることを特徴とする磁気
    記録再生システム。
JP30391090A 1990-11-13 1990-11-13 磁気記録再生システム Pending JPH04177674A (ja)

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