JPH0417761A - 空冷エンジンのガスシール装置 - Google Patents

空冷エンジンのガスシール装置

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Publication number
JPH0417761A
JPH0417761A JP11834390A JP11834390A JPH0417761A JP H0417761 A JPH0417761 A JP H0417761A JP 11834390 A JP11834390 A JP 11834390A JP 11834390 A JP11834390 A JP 11834390A JP H0417761 A JPH0417761 A JP H0417761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
cylinder head
hole
push rod
bore
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11834390A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Handa
半田 哲生
Teruyoshi Kugimoto
釘本 照義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Diesel Engine Co Ltd filed Critical Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Priority to JP11834390A priority Critical patent/JPH0417761A/ja
Publication of JPH0417761A publication Critical patent/JPH0417761A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は空冷エンジンにおいて、シリンダブロックと、
シリンダヘッドとの間のガスシール装置に関する。
(ロ)従来技術 従来から液体ガスケットの塗布に当たって、シール溝を
設ける技術は、実開昭57−144654号公報や特開
昭59−103077号公報において公知とされている
が、シリンダブロックやシリンダヘッドにシール溝を設
けて、液体ガス炉・7トバノキンにより燃焼室の密封を
行う技術は無かったのである。
(ハ)発明が解決すべき課題 従来は、シリンダブロックとシリンダヘッドの間のシー
ルを、アスベストにより構成したガスケットパツキンを
介装して密封していたのである。
しかし近年はアスベスト粉塵による公害が問題となるよ
うになり、アスヘストガスケットパッキンに代わる無害
のシール機構が求められているのである。
また従来は第9図に示す如く、吸気・排気バルブ2をシ
リンダ孔20と平行して配置して、シリンダヘッド5に
は点火プラグ1oのみを配置したサイトバルブ機構の空
冷エンジンが多かったのである。
しかし、該サイドバルブ機構の場合には、燃焼室がピス
トンの上部から吸気・排気バルブの上部まで広く構成す
る必要があり、燃焼性が悪く、また燃料混合気も、吸気
・排気バルブ2からシリンダ孔20の方へは直接に吸入
することが出来ず、−旦シリンダヘッド5に吹きつけて
からシリンダ孔20に至るというU字型の経路を取るの
で、これによっても燃焼性が劣るという不具合いがあっ
たのである。
しかし該平行バルブ機構の場合には、シリンダブロック
4とシリンダヘッド5との間のガスケットパツキン13
がシリンダ孔20とプソシュロンド孔17の外側のみに
介装されているので、シリンダヘッド5の部分の熱、特
に吸気・排気バルブ2が帯びる熱はシリンダブロック4
の側に逃がして冷却することが出来るので、バルブやバ
ルブシートやガイドの部分に熱を帯びないので、これら
の変形が無く、シール性が向上するという効果があった
のである。
しかし、前述のような燃焼性能の低下という不具合いが
あるので、より燃焼性能の良い、第10図のようなオー
バーへソドバルプ機構の採用が望まれているのである。
しかし、該オーバーヘットバルブ機構の場合には、シリ
ンダヘッド5の部分に吸気・排気バルブ2が支持されて
おり、シリンダブロック4とシリンダヘット5の間はガ
スケットパツキン13によりシールされているので、シ
リンダヘッド5に溜まった熱がシリンダブロック4の側
に移動し難く、シリンダヘッド5が高温となると、バル
ブ・シート・ガイドの部分の全てか高温となり、変形か
発生し、密封性能に影響を及ぼすのである。
この不具合いを解消する為には、吸気・排気バルブ2の
材質を高温に耐える高級なものとセざるを得す、コスト
か上昇していたのである。
本発明は、オーバーヘットバルブ機構でありながら、か
つシリンダヘッド5からシリンダブロック4の方へ熱が
移動し易いように、両者の間を液体ガスケット7による
密封に改造したものである。
これにより、アスヘストガスケソトパソキンやメタルガ
スケットの使用を省略できるので、公害防止ともなるし
、コストの低下ともなるのである。
従来から、二部材の密封装置として液体ガスケ、7トを
使用することは行われていたのである。例えば空冷エン
ジンの場合にも、シリンダブロックとその側蓋との間の
密封部において液体ガスケットによる密封が行われてい
たのである。
しかし、この場合は一部のみであり、孔の全周を液体ガ
スケットにより密閉することは行われていなかったので
ある。
当然のことながら、シリンダブロックとシリンダヘッド
との間の、それも燃焼室の密封装置として液体ガスケッ
トを用いることは行われていなかったのである。
本発明は、初めてシリンダブロックとシリンダヘッドと
の間に液体ガスケットを介装して、液体ガスケットのみ
により燃焼室のシールを行ったものである。
また該液体ガスケットの塗布部分にシール溝を穿設した
ものである。
(ニ)課題を解決する手段 本発明の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該課
題を解決する手段を説明する。
空冷エンジンのシリンダブロックとシリンダヘットの間
のカスシール部を、液体ガスケット7の塗布密着により
シールすると共に、該液体ガスケアドアの塗布部分の、
シリンダブロックまたはシリンダヘッドに、シリンダ孔
とブツシュロット孔の周囲を囲んだシール塗布溝を穿設
したものである。
(ホ)実施例 本発明の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如く
であり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明す
る。
第1図はシリンダブロック4の側にシール溝8・9゛を
穿設した実施例の斜視図、第2図はオーバーヘットバル
ブ機構の空冷エンジンのシリンダへ・ノド5の側にシリ
ンダ孔シールa8とプンシュロソト孔シールa9を穿設
し、液体ガスケット7を封入した実施例の側面断面図、
第3図はシリンダヘッド5の密着面に穿設されたシリン
ダ孔シール溝8とプノシュロンド孔シール溝9を示す図
面、第4Mはシリンダ孔シール溝8の位置を示す側面断
面図、第5図はシリンダ孔20とプ・ツシュロyF孔1
7の周囲を前方後円型の一体型シール溝18を穿設した
シリンダヘッド5の底面図、第6図はシリンダ孔20と
ブツシュロッド孔17の両方を、四角の一体型シール溝
18により囲んだ実施例のシリンダヘッド5の底面図、
第7図は鋳物により構成したシリンダヘッド5に鋳抜き
によりシリンダ孔シール溝8を構成し、密着面を切削加
工する状態の側面断面図、第8図はシリンダ孔シール溝
8に液体ガスケット7を塗布し、シリンダへ・7ド5と
シリンダブロック4を密着締結する状態の側面断面図、
第9図は従来のサイドバルブ型エンジンの燃焼室にガス
ケットパツキン13を介装したものの側面断面図、第1
0図はオーバーヘッドバルブ機構においてガスケットパ
ツキン13を介装した従来のシール機構の側面断面図、
第11図はガスケットパツキン13の平面図である。
第1図においては、シリンダヘッド5の側部にガスケッ
トパツキン13を図示しているが、これは、従来の技術
においてシリンダへノド5とシリンダブロック4の間に
介装していたガスケットパツキン13を併置して図示し
たものである。
本発明の如く、シリンダブロック4の側にシリンダ孔シ
ール溝8゛ とブツシュロッド孔シール溝9”を穿設し
、該シール溝内に液体ガスケット7を塗布して、シリン
ダブロック4とシリンダヘット5をヘッドボルトにより
締結すると、ガスケットパツキン13は必要無くなるの
である。
第1図においては、オーバーヘッドバルブ機構の場合に
おけるシリンダヘッド5を示している。
第2図は燃焼室部分の側面断面図であり、該実施例にお
いては、シリンダブロック4の側にではなくて、シリン
ダヘッド5の側にシリンダ孔シール溝8とブツシュロッ
ド孔シール溝9が穿設されており、該部分に液体ガスケ
ット7が塗布して密着固定されている。
シリンダ孔シール溝8は内部にピストン1とコンロノド
14とシリンダライナ6が配置されたシリンダ孔20の
周囲を囲むように、円形のシリンダ孔シール溝8とされ
ている。
また、プッシュロソF孔17内にはブツシュロッド21
が通過しており、シリンダヘッド5の上部のロッカー7
−ム11を介して、吸気・排気バルブ2を押圧している
吸気・排気バルブ2は、シリンダヘッド5に構成された
バルブシート22に密着している。
該バルブシート22と吸気・排気バルブ2とにバルブガ
イド23の部分が高温となると変形したり、煤が溜まっ
たりして燃焼性能の低下を来すのである。故に言亥ハル
フ゛ガイド23とハルフ゛シート22と吸気・排気バル
ブ2の部分は出来るだけ低温に保つことが必要なのであ
る。
本発明においては、従来の如くガスケットパツキン13
を介装しないので、シリンダヘッド5とシリンダブロッ
ク40間の断熱部分が無くなり、シリンダヘッド5の高
温がシリンダブロック4に放熱されて、冷却ファンの風
により冷却されるのである。
故に、バルブシート22とバルブガイド23と吸気・排
気バルブ2は低温化するので、高級な耐熱性の材質を使
用する必要が無くなるのである。
第4図に示す如くシリンダ孔シールa8は、シリンダラ
イナ6の外形から距離aだけ離れた位置の円周上に穿設
されているのである。
第3図の場合には、シリンダ孔20のシリンダ孔シール
溝8と、ブツシュロッド孔17のブツシュロッド孔シー
ル溝9と別にシール溝を穿設しているか、第5図・第6
図の一体型シール溝18と19は、シリンダ孔20とブ
ツシュロッド孔17の周囲を一体的に囲むシール溝に構
成しているのである。
この場合には、形状が複雑であり機械加工によりシール
溝を構成することが出来ないので、第7図に示す如く、
シリンダへノド5の下面に鋳抜きによりシール溝を穿設
し、密着面の方を機械加工で平面化することにより、シ
ール溝を構成するのである。
このように構成したシリンダ孔シール溝8やブツシュロ
ッド孔シール溝9に、第8図に示す如く、チューブ24
に入った液体ガスケット7を塗布して、そのままシリン
ダヘッド5とシリンダブロック4を密着固定することに
より、液体ガスケットパツキンが出来あがるのである。
(へ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
第1に、オーバーへノドバルブ機構の場合にも、シリン
ダへノド5の側とシリンダブロック4の側との間に断熱
境界が存在しなくなるので、シリンダヘッド5の高温が
シリンダブロック4に移動することとなり、バルブシー
ト22やバルブガイド23や吸気・排気バルブ2を低温
化することができ、該部分の変形や煤の溜まりによる燃
焼性能の低下を防くことが出来たものである。
第2に、アスベストガスケットパツキンを使用しないの
で、アスベスト公害を防止することが出来たものである
第3に、従来のごとく、アスベストやメタルガスケット
パツキンを使用しないで、使い捨ての液体ガスケットパ
ツキンを用いるので、部品点数を少なくすることが出来
たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はシリンダブロック4の側にシールa8・9゛を
穿設した実施例の斜視図、第2図はオーバーヘッドバル
ブ機構の空冷エンジンのシリンダへノド5の側にシリン
ダ孔シール溝8とブツシュロッド孔シール溝9を穿設し
、液体ガスケット7を封入した実施例の側面断面図、第
3図はシリンダヘッド5の密着面に穿設されたシリンダ
孔シールiJ!8とブツシュロッド孔シール溝9を示す
図面、第4図はシリンダ孔シール溝8の位置を示す側面
断面図、第5図はシリンダ孔20とブツシュロッド孔1
7の周囲を前方後円型の一体型シール溝18を穿設した
シリンダヘッド5の底面図、第6図はシリンダ孔20と
ブツシュロッド孔17の両方を、四角の一体型シール溝
18により囲んだ実施例のシリンダヘッド5の底面図、
第7図は鋳物により構成したシリンダヘッド5に鋳抜き
によりシリンダ孔シール溝8を構成し、密着面を切削加
工する状態の側面断面図、第8図はシリンダ孔シール溝
8に液体ガスケット7を塗布し、シリンダへノド5とシ
リンダブロック4を密着締結する状態の側面断面図、第
9図は従来のサイドバルブ型エンジンにガスケットパツ
キン13を介装したものの側面断面図、第10図はオー
バーヘッドバルブ機構においてガスケットパツキン13
を介装した従来のシール機構の側面断面図、第11図は
ガスケットパツキン13の平面図である。 ピストン 吸気・排気パルフ シリンダブロック シリンダヘッド シリンダライナ 液体ガスケット シリンダ孔シール溝 ブツシュロッド孔シール溝 出願人 ヤンマーディーゼル株式会社 代理人 弁理士 矢 野 寿 一部 第 図 第 図 第 図 第10 @ 第 図 13、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  空冷エンジンのシリンダブロックとシリンダヘッドの
    間のガスシール部を、液体ガスケットの塗布密着により
    シールすると共に、該液体ガスケット7の塗布部分の、
    シリンダブロックまたはシリンダヘッドに、シリンダ孔
    とプッシュロッド孔の周囲を囲んだシール塗布溝を穿設
    したこと特徴とする空冷エンジンのガスシール装置。
JP11834390A 1990-05-07 1990-05-07 空冷エンジンのガスシール装置 Pending JPH0417761A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11834390A JPH0417761A (ja) 1990-05-07 1990-05-07 空冷エンジンのガスシール装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11834390A JPH0417761A (ja) 1990-05-07 1990-05-07 空冷エンジンのガスシール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0417761A true JPH0417761A (ja) 1992-01-22

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ID=14734339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11834390A Pending JPH0417761A (ja) 1990-05-07 1990-05-07 空冷エンジンのガスシール装置

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JP (1) JPH0417761A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8931782B2 (en) * 2003-10-10 2015-01-13 Nissan Motor Co., Ltd. Seal structure
JP2019199813A (ja) * 2018-05-14 2019-11-21 東芝産業機器システム株式会社 シリンダヘッド、エアコンプレッサ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8931782B2 (en) * 2003-10-10 2015-01-13 Nissan Motor Co., Ltd. Seal structure
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