JP3275526B2 - 副室式エンジンにおける燃焼室構造 - Google Patents

副室式エンジンにおける燃焼室構造

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JP3275526B2 JP07782894A JP7782894A JP3275526B2 JP 3275526 B2 JP3275526 B2 JP 3275526B2 JP 07782894 A JP07782894 A JP 07782894A JP 7782894 A JP7782894 A JP 7782894A JP 3275526 B2 JP3275526 B2 JP 3275526B2
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  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シリンダヘッドに形
成されたキャビティにヘッドライナと副室構造体を配置
した副室式エンジンにおける燃焼室構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遮熱副室式エンジンでは、副室の
回りの構造は、副室の周囲に低熱伝導材を配置し、副室
と主室を構成するヘッドライナとの間或いは副室のノズ
ル孔を通じて筒内のガス、副室内のガスが外部へ漏洩す
るのを防止するため、多数のシール部材が配置されてい
る。
【0003】上記のような遮熱副室式エンジンとして、
図2に示すようなものが開示されている。該遮熱副室式
エンジンは、シリンダブロック25にガスケット27を
介して固定されたシリンダヘッド4、シリンダブロック
25に形成した孔部に取り付けられたシリンダ35を構
成するシリンダライナ26、シリンダヘッド4に形成し
たキャビティ6内に配置された主室1を構成するヘッド
ライナ5、及び該ヘッドライナ5に形成した取付孔29
に嵌合された副室2を構成する副室構造体3を具備して
いる。シリンダヘッド4には吸気ポート21が形成され
ている。ヘッドライナ5は、耐熱性で高強度のセラミッ
クスによってライナ上部13とヘッド下面部12とが一
体構造に構成されたものである。
【0004】副室構造体3には、副室2と主室1とを連
通する連絡孔22が形成されると共に、副室2に燃料を
噴霧する燃料噴射ノズル10の噴口を副室2に開口する
ためノズル孔19が形成されている。ヘッドライナ5に
は、吸気ポート21と主室1とを連通するポート36が
形成されている。該ポート36には、吸気バルブ20が
配置され、吸気バルブ20の作動によって吸気ポート2
1と主室1とが開閉される。なお、排気ポート及び該排
気ポートを開閉する排気バルブは、図示されていない
が、吸気ポート21、ポート36及び吸気バルブ20と
同様に、シリンダヘッド4及びヘッドライナ5に構成す
ることができる。
【0005】シリンダヘッド4に形成されたキャビティ
6は、副室構造体3が配置されるシリンダ中央の小径部
28とヘッドライナ5が配置される大径部23とから構
成されている。キャビティの大径部23には、Si3
4 等のセラミックスで作製されたヘッド下面部12と該
ヘッド下面部12に一体構造に構成されたライナ上部1
3から成るヘッドライナ5が、位置決めリング18によ
って位置決めして配置されている。ライナ上部13の外
周面39と大径部23の壁面との間には、遮熱空気層1
4が形成されている。ヘッドライナ5のヘッド下面部1
2の上面37とキャビティ6の大径部23の上壁面38
との間には、シールガスケット16が介在している。ヘ
ッドライナ5のヘッド下面部12の中央には、取付孔2
9が形成され、取付孔29にはSi3 4 等のセラミッ
クスで作製された副室2を形成する副室構造体3が配置
され、副室構造体3の上部はシリンダヘッド4に形成さ
れたキャビティ6内に突出している。そして、副室構造
体3は、ヘッドライナ5のシリンダ35の中央に位置設
定されている。キャビティ6の小径部28には遮熱部材
33を介して副室構造体3が配置されている。
【0006】また、副室構造体3には、副室2に燃料を
噴射する燃料噴射ノズル10を配置するノズル孔19及
び副室2と主室1を連通する連絡孔22が形成されてい
る。連絡孔22は、副室中心部からシリンダ周辺方向に
傾斜して複数個形成されている。図示していないが、副
室2に始動補助としてグロープラグを配置する場合には
プラグ孔を副室構造体3に形成し、該プラグ孔にグロー
プラグを配置する。
【0007】副室式エンジンにおける燃焼室構造におい
て、キャビティ6に面する副室構造体3の外周面は遮熱
部材33で囲んで覆われている。遮熱部材33の外周面
とシリンダヘッド4のキャビティ壁面との間には、支持
スリーブ30が介在されている。また、副室構造体3の
上面34とキャビティ6の小径部28の上壁面8との間
には、低熱伝導材からなる遮熱部材17が配置されてい
る。更に、支持スリーブ30の上面とキャビティ6の壁
面との間には、シールリング31が配置されている。該
シールリング31は、副室2から副室構造体3と燃料噴
射ノズル10との隙間を通じて副室構造体3の外部へガ
スが漏洩するのを防止している。また、支持スリーブ3
0の下面とヘッドライナ5の上面との間にはシールリン
グ32が配置されている。該シールリング32は、主室
1からヘッドライナ5と副室構造体3との隙間を通じて
ヘッドライナ5の外部へガスが漏洩するのを防止してい
る。副室構造体3の上面とキャビティ6の下面8との間
には、複数個の遮熱部材17が介在されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
遮熱副室式エンジンでは、図2に示すように、副室2を
構成する副室構造体3の回りの構造は、副室構造体3の
周囲に低熱伝導材を配置し、副室構造体3とヘッドライ
ナ5との間、或いは副室構造体3に形成したノズル孔1
9と燃料噴射ノズル10との間からのガスの漏洩を防止
するため、シールリング31,32及び支持スリーブ3
0によってシール構造に構成されている。該シール構造
は、副室2から吸気ポート21までの間隔が短いため、
有効な遮熱構造を構成することができない。また、副室
2付近の温度が高くなるため、副室構造体3の周囲に配
置されたシールリング31,32の耐久性が悪化する。
特に、連絡孔22付近の副室構造体3の外周に配置され
ているシールリング32は、高温領域に位置するので、
耐久性が悪化するという問題がある。
【0009】ところで、本出願人は、ヘッドライナに副
室構造体を配置した副室式エンジンにおける副室遮熱構
造を開発し、先に出願した(特願平5−183214号
参照)。該副室遮熱構造は、副室構造体からシリンダヘ
ッドへの熱流束を可及的に絞り込んだものである。副室
構造体を囲む遮熱構造体とキャビティとの間に遮熱空気
層を形成して互いに非接触状態に配置し、遮熱構造体と
キャビティ壁面との間に遮熱プレートを配置する。遮熱
構造体のシール反力を支持するキャビティ壁面と遮熱構
造体に接触する遮熱プレートの接触部を遮熱プレートの
熱流束を最小にするためノズル孔の回りの最内周と最外
周に形成したものである。
【0010】この発明の目的は、上記の課題を解決する
ことであり、副室を構成する副室構造体の外周面をヘッ
ドライナで囲み、高温領域での隙間を無くし、シリンダ
ヘッドとヘッドライナとの間に設けるシールリングを副
室の上方の低温領域に配置し、シールリングの耐久性を
向上させると共に、ヘッドライナの外周に密閉状態の遮
熱空気層を形成し、副室からシリンダヘッドへの熱放散
を可及的に最小限に低減し、副室から吸気ポートへの熱
流を阻止して燃焼室への吸入空気の充填効率をアップす
る副室式エンジンにおける燃焼室構造を提供することで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、次のように構成されている。即ち、この
発明は、シリンダヘッドに形成した大径部と小径部から
成るキャビティ内に配置され且つ主室を構成するライナ
上部とヘッド下面部を一体構造に構成したヘッドライ
ナ、及び該ヘッドライナに形成した孔部に嵌合され且つ
前記主室へ連通する連絡孔を形成した副室を構成する副
室構造体を具備し、前記ヘッドライナの前記孔部の周縁
に沿って上方へ突出した前記ヘッドライナに一体構造の
筒部が前記小径部に配置され、前記筒部によって前記副
室構造体の外周が囲まれ、前記筒部の上面と前記小径部
の壁面との間にシール部材が配置され、前記副室構造体
の上面と前記小径部の壁面との間に低熱伝導材から成る
遮熱部材が配置されていることを特徴とする副室式エン
ジンにおける燃焼室構造に関する。
【0012】また、この副室式エンジンにおける燃焼室
構造において、前記筒部は前記ヘッドライナと一体構造
にセラミックスで作製されている。セラミックスとして
は、Si3 4 等の耐熱性で高温高強度のセラミックス
を選定することが好ましい。そして、前記筒部内に配置
した前記副室構造体は前記ヘッドライナのシリンダ中央
に位置設定されている。また、前記シール部材は中空リ
ングで構成されている。副室の遮熱度をアップするた
め、前記キャビティの前記大径部には遮熱空気層を介し
て前記ヘッドライナが配置され、前記キャビティの前記
小径部には遮熱空気層を介して前記筒部が配置されてい
る。また、前記シリンダヘッドに形成された吸気ポート
と前記副室との間には前記遮熱空気層が位置している。
前記副室構造体には、前記副室に燃料を噴霧する燃料噴
射ノズルを配置するノズル孔が形成されている。
【0013】
【作用】この発明による副室式エンジンにおける燃焼室
構造は、上記のように構成され、次のように作用する。
即ち、この副室式エンジンにおける燃焼室構造は、ヘッ
ドライナの孔部の周縁に沿って上方へ突出した筒部が前
記ヘッドライナに一体構造に構成され、該筒部がシリン
ダヘッドに形成したキャビティの小径部に配置され、副
室を構成する副室構造体の外周が前記筒部によって囲ま
れているので、前記ヘッドライナと前記筒部との間には
隙間が無い構造となり、ガスシールのため、前記副室の
連絡孔近傍の高温領域にシールリングを配置する必要が
ない。また、シールリングは比較的に低温領域即ち副室
構造体の上方の前記筒部の上面と前記小径部の上壁面と
の間に配置するのみであり、副室構造体の外壁面と前記
ヘッドライナとのシール性を向上でき、シールリングの
耐久性を向上できる。
【0014】また、前記キャビティの前記大径部には遮
熱空気層を介して前記ヘッドライナが配置されているの
で、前記遮熱空気層は前記シリンダヘッドに形成された
吸気ポートと前記副室との間に位置し、前記副室で発生
する熱は前記吸気ポートへは流れず、前記吸気ポート内
を燃焼ガスで加熱する影響を低減でき、主室への吸入空
気の充填効率をアップできる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明による副室
式エンジンにおける燃焼室構造の実施例を説明する。図
1はこの発明による副室式エンジンにおける燃焼室構造
の一実施例を示す断面図である。図1に示す副室式エン
ジンは、図2に示す副室式エンジンと比較して、ヘッド
ライナの構造、シールリングの配置位置及びシリンダヘ
ッドと筒部との間の構造が相違する以外は、同一の構造
であるので、ここでは同一の部品には同一の符号を付
し、重複する説明を省略する。
【0016】この副室式エンジンにおける燃焼室構造
は、特に、ヘッドライナ5におけるヘッド下面部12の
中央位置に孔部29を形成し、孔部29の縁部周囲に沿
って上方へ突出して延びる筒部15を形成する。ヘッド
ライナ5と筒部15とは、Si3 4 等の同一のセラミ
ックスで一体構造に構成されている。従って、筒部15
の内壁面9と孔部29の内壁面とは連続した孔壁面を形
成する。ヘッドライナ5はシリンダヘッド4に形成した
キャビティ6の大径部23に配置され、筒部15はシリ
ンダヘッド4に形成したキャビティ6の小径部28に配
置されている。
【0017】副室構造体3は筒部15の内壁面9と取付
孔29の内壁面とで形成される孔部に配置され、副室構
造体3の外周面は筒部15で囲まれた状態に配置されて
いる。また、副室構造体3の上面34とキャビティ6即
ち小径部28の上壁面8との間には、低熱伝導材からな
る遮熱部材17が介在されている。筒部15の上面40
と小径部28の上壁面8との間には、中空リング等のシ
ールリング7が配置されている。従って、シールリング
7は、副室構造体3に形成された連絡孔22から遠く離
れた低温領域に配置された状態になり、シールリング7
の熱影響を低減し、耐久性を向上できる。
【0018】この副室式エンジンにおける燃焼室構造に
おいて、キャビティ6の大径部23には遮熱空気層14
を介してヘッドライナ5が配置され、特に、キャビティ
6の小径部28と筒部15の外周面24との間には遮熱
空気層11が形成されている。そして、シリンダヘッド
4に形成された吸気ポート21と副室2との間には、遮
熱空気層11が位置していることになる。従って、副室
2内の燃焼ガスによる熱エネルギーは、遮熱空気層11
の存在によって遮熱度がアップし、吸気ポート21への
熱影響を低減でき、吸入空気の熱膨張が発生せず、吸入
空気の充填効率即ち吸気効率を向上できる。
【0019】この副室式エンジンにおける燃焼室構造に
ついて、有限要素法FEMによる熱流計算を行った結
果、吸気ポート21付近の壁温は、66℃低下すること
が分かった。そして、吸気ポート21内における吸気温
度の上昇は、9.1℃低下することが分かった。上記熱
流計算についての条件は、エンジン回転数が4500r
pmであり、燃料供給量Ff(=重量/時間・リットル
・回転数)は、 Ff=2.3g/hr・l・rpmであった。
【0020】
【発明の効果】この発明による副室式エンジンにおける
燃焼室構造は、上記のように構成されており、次のよう
な効果を有する。この副室式エンジンにおける燃焼室構
造は、シリンダヘッドに形成されたキャビティに配置さ
れたヘッドライナにおけるヘッド下面部には孔部が形成
され、該孔部の周縁に沿って上方へ突出した筒部が前記
ヘッドライナに一体構造に形成されているので、シリン
ダヘッドに形成したキャビティの壁面と筒部との間に遮
熱空気層を形成でき、遮熱度をアップできると共に、前
記ヘッド下面部と前記筒部との境界には隙間がない。従
って、ヘッドライナと筒部との境界からの燃焼ガスの漏
洩は発生しない。
【0021】そして、ヘッドライナの孔部壁面と副室構
造体の外周面との間に存在する隙間は、前記筒部の上面
とキャビティの小径部の上壁面との間を通じてのみ、前
記筒部の外周面へのガス流れの通路が存在するが、前記
筒部の上面とキャビティの小径部の上壁面との間にはシ
ール部材が配置されているので、燃焼ガスの流れがキャ
ビティの壁面と筒部との間に形成される遮熱空気層へ流
れ込むことはない。しかも、シール部材が配置されてシ
ールするべき領域は前記筒部の上面であり、そこでは燃
焼ガスの熱エネルギーが小さく低温領域であるので、シ
ール部材が高温で破壊されることがなく、耐久性が向上
する。
【0022】また、前記キャビティの前記大径部と前記
ヘッドライナとの間には、遮熱空気層が形成されてい
る。特に、前記キャビティの前記小径部と前記筒部との
間には遮熱空気層が形成され、該遮熱空気層は前記シリ
ンダヘッドに形成された吸気ポートと前記副室との間に
位置しているので、副室内の燃焼ガスによる前記吸気ポ
ートを流れる吸入空気の受熱量が少なくなり、吸入空気
が熱膨張して体積膨張することがなく、遮熱エンジンで
ありながら、吸入空気の充填効率を向上でき、エンジン
性能、熱効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による副室式エンジンにおける燃焼室
構造の一実施例を示す断面図である。
【図2】従来の副室式エンジンにおける燃焼室構造の一
例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 主室 2 副室 3 副室構造体 4 シリンダヘッド 5 ヘッドライナ 6 キャビティ 7 シールリング 8 小径部の上壁面 9 筒部の内壁面 10 燃料噴射ノズル 11,14 遮熱空気層 12 ヘッド下面部 13 ライナ上部 15 筒部 16 遮熱ガスケット 17 遮熱部材 19 ノズル孔 20 吸気バルブ 21 吸気ポート 22 連絡孔 23 大径部 24 筒部外周面 28 小径部 29 取付孔 34 副室構造体の上面 35 シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02F 1/00 - 11/00 F02B 19/00 - 19/18

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッドに形成した大径部と小径
    部から成るキャビティ内に配置され且つ主室を構成する
    ライナ上部とヘッド下面部を一体構造に構成したヘッド
    ライナ、及び該ヘッドライナに形成した孔部に嵌合され
    且つ前記主室へ連通する連絡孔を形成した副室を構成す
    る副室構造体を具備し、前記ヘッドライナの前記孔部の
    周縁に沿って上方へ突出した前記ヘッドライナに一体構
    造の筒部が前記小径部に配置され、前記筒部によって前
    記副室構造体の外周が囲まれ、前記筒部の上面と前記小
    径部の壁面との間にシール部材が配置され、前記副室構
    造体の上面と前記小径部の壁面との間に低熱伝導材から
    成る遮熱部材が配置されていることを特徴とする副室式
    エンジンにおける燃焼室構造。
  2. 【請求項2】 前記筒部は前記ヘッドライナと一体構造
    にセラミックスで作製されていることを特徴とする請求
    項1に記載の副室式エンジンにおける燃焼室構造。
  3. 【請求項3】 前記シール部材は中空リングで構成され
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の副室式
    エンジンにおける燃焼室構造。
  4. 【請求項4】 前記筒部内に配置した前記副室構造体は
    前記ヘッドライナのシリンダ中央に位置設定されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の副室
    式エンジンにおける燃焼室構造。
  5. 【請求項5】 前記キャビティの前記大径部には遮熱空
    気層を介して前記ヘッドライナが配置され、前記キャビ
    ティの前記小径部には遮熱空気層を介して前記筒部が配
    置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の副室式エンジンにおける燃焼室構造。
  6. 【請求項6】 前記シリンダヘッドに形成された吸気ポ
    ートと前記副室との間には前記遮熱空気層が位置してい
    ることを特徴とする請求項5に記載の副室式エンジンに
    おける燃焼室構造。
  7. 【請求項7】 前記副室構造体には、前記副室に燃料を
    噴霧する燃料噴射ノズルを配置するノズル孔が形成され
    ていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    の副室式エンジンにおける燃焼室構造。
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