JPH04174693A - 封入球式遊技機 - Google Patents

封入球式遊技機

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JPH04174693A
JPH04174693A JP29982390A JP29982390A JPH04174693A JP H04174693 A JPH04174693 A JP H04174693A JP 29982390 A JP29982390 A JP 29982390A JP 29982390 A JP29982390 A JP 29982390A JP H04174693 A JPH04174693 A JP H04174693A
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balls
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、金額データ等を記憶した遊技カードにより遊
技を行わせるカード式遊技システムに使用する精算機に
関し、特に、遊技カードに配憶された持玉数データ読み
取り、この持玉数を記憶した景品カードを発行して、景
品と交換するか、換金レートにより換算して現金で払い
出しを受けるかを、遊技者が選択可能な精算様に関する
〈従来の技術〉 従来のカード式遊技システムに使用する精算機は、遊技
カードに記憶された持玉数データを読み取って、この持
玉数を景品カードやレシートに記憶している。そして、
遊技者は持玉数を記憶した景品カードやレシートを景品
交換カウンター等に持参して、景品と交換していた。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、上記した精算機は、遊技カードに記憶した持玉
数に相当する金額の景品と交換できるのみでる。そして
、景品交換所は遊技店内に設置されている場合がほとん
どであり、スペース等の制約から景品の種類に制限があ
る。
したがって、景品交換所に希望の景品がない場合であっ
ても、限られた種類の景品の中から景品を選択しなけれ
ばならず、遊技者に不評を呈していた。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記に鑑み提案され、遊技の結果獲得した持玉
を、遊技者の選択によって、景品と交換するか現金と交
換するかを指示できるようにしたもので、遊技カードの
挿入返却口を有し、内部に取り込んだ遊技カードの真偽
を鑑定するとともに、遊技カードに記憶された持玉数デ
ータを読み取るカード鑑定装置と、カード鑑定装置で読
み取った持玉数を表示する持玉数表示器と、カード鑑定
装置で読み取った持玉数を予め定めた換金レートにより
換算し、換算した金額を表示する換金額表示器と、遊技
者の操作により、カード鑑定装置で読み取った持玉数を
、この持玉数に相当する景品と交換することを指示する
ための景品払出ボタンと、遊技者の操作により、カード
鑑定装置で読み取った持玉数を、この持玉数に相当する
現金と交換することを指示するための現金払出ボタンと
、景品払出ボタンの操作によりカード鑑定装置で読み取
った持玉数を記憶した景品カードを発行する景品カード
識別払出機と、現金払出ボタンの操作によりカード鑑定
装置で読み取った持玉数を換金レートにより換算し、換
算額を現金で払い出すための現金払出機と、からなるこ
とを特徴とする。
〈作 用〉 遊技者は、遊技が終了し、遊技により獲得した景品体を
景品等と交換しようとする場合に、持玉数データが記憶
された遊技カードを精算機に設けたカード鑑定装置の挿
入返却口に挿入する。
カード鑑定装置では、遊技カードの真偽を鑑定し、正規
カードである場合には、遊技カードに記憶された持玉数
データを読み取り、読み取った持玉数を持玉数表示器に
表示する。
また、カード鑑定装置で読み取った持玉数を予め定めた
換金レートにより換算し、換算した金額を換金額表示器
に表示する。
ここで、遊技者が、持玉数に相当する景品との交換を希
望する場合には、景品払出ボタンを操作する。
そして、景品払出ボタンの操作に基づき、景品カード識
別払出機が、カード鑑定装置で読み取った持玉数を記憶
した景品カードを発行する。
一方、遊技者が、持玉数に相当する現金との交換を希望
する場合には、現金払出ボタンを操作する。
そして、現金払出ボタンの操作に基づき、現金払出機が
、カード鑑定装置で読み取った持玉数を換金レートによ
り換算し、換算額を現金で払い出す。
〈実施例〉 以下、図面の実施例に基づき本発明を説明する。
第1図は、本発明に係るカード式遊技システムの構成を
示した概略ブロック図である。
遊技店内には、遊技カードlを発行するためのカード発
行機2と、遊技機であるパチンコ機3やスロットマシン
4と、遊技カード1を挿入することにより精算を行う精
算機5や景品レジスタ装置6とが配設されるとともに、
カード発行機2と、遊技機と、精算機5や景品レジスタ
装置6とにデータ伝送路7を介して連絡された管理装置
8とが設置されている。
データ伝送路7は、光通信装置により構成されており、
各遊技機、カード発行機2、精算機5、景品レジスタ装
置6は、各パチンコ機列の上部等に設けられた第1光中
継機9と光線により連絡し、第1光中継機9は遊技店内
の天井等に設けられた第2光中継機10と光線により連
絡し、第2光中継機10は光ファイバ11により管理装
置8と連絡している。
また、各遊技店は、遊技カード1の発行管理を統括して
いるカード発行センター12に対して玉貸売上データを
報告することにより、貸与を受けて発行した遊技カード
1と玉貸売上との精算を行う。本実施例では、精算を銀
行等の金融機関を介して行うようにしているが、カード
発行センター12が直接に精算を行ってもよい。また、
玉貸売上データ等の連絡は、電話回線等を介して管理装
置8とカード発行センター12が直接にデータの交換を
行ってもよい。
なお、本実施例では遊技機としてパチンコ機3とスロッ
トマシン4を示しであるが、以下の説明においては、パ
チンコ機3について説明する。
作用等はスロットマシン4においても同様である。
第2図(A)(B)に示す遊技カードlは、紙やプラス
チックからなる薄板上のカードで、表面に磁気データ記
憶部13と、セキュリティ記憶部14と、発行表示部1
5と、広告表示部16と、金額表示部17と、カード表
示部18を設けである。
磁気データ記憶部13には、カードナンバーと、金額デ
ータと、持玉数データと、セキュリティデータとが記憶
される。カードナンバーは、店コードと、日付と、使用
したパチンコ機ナンバーと、書き込みナンバーとからな
り、パチンコ機3において当該遊技カード1を最初に使
用した時に書き込まれる。金額データは、当該遊技カー
ド1の有効金額であり、カード製造時に記憶される。持
玉数データは、パチンコ機3で獲得した賞品球数であり
、パチンコ機3において更新される。セキュリティデー
タは、カード製造時にセキュリティ記憶部14に記憶さ
せたデータと同一のデータが記憶され、遊技カード発行
時やパチンコ機3での遊技カード使用時に両データが比
較され、両データが不一致の場合には不適正カードとし
て摘発することができる。
セキュリティ記憶部14には、上記したセキュリティデ
ータが、外部からは読み取り不可能な状態で記憶されて
いる。このセキュリティデータは、遊技カードlの発行
年月日と有効金額データからなり、光学的方法や、磁気
的方法で隠匿して記憶しである。したがって、カード発
行時にセキュリティデータと磁気データ記憶部13の金
額データを比較すれば、未使用カードがどうかを判定で
きる。
発行表示部15には、カード発行機2で発行したことを
示すパンチ穴穿孔やマーキングが施される。パンチ穴穿
孔やマーキングの位置は、あらが′じめ記憶した表示位
置データに基づき演算処理され、決定される。なお、表
示位置データは、遊技店が営業終了時にカード発行セン
ター12から受は取るようにしてもよい。
この発行表示部15の表示は、カード種別や発行年月日
を判別するとともに、遊技カードlの偽造を防止したり
、二重発行を防止したり、盗難カードを摘発することに
用いられる。
広告表示部16には、遊技店の広告等が表示される。ま
た、他の会社等の広告に利用し、広告収入を得ることも
できる。
金額表示部17には、当該遊技カード1の製造時におけ
る有効金額が表示される。
カード表示部18には、カードの名称が表示され、例え
ば「パチンコカード」等の表示が行われる。
また、遊技カード1の裏面には、データ表示部19と、
取扱説明部20と、発行管理番号表示部21とが設けで
ある。
データ表示部19には、店名、日付、残玉数、残金等の
データが印字される。印字は、遊技カード1を発行する
際にはカード発行機2においてなされ、その後パチンコ
m3でカードを使用する毎にパチンコ機3において行わ
れる。
取扱説明部20には、遊技カード1の取扱方法等が印字
されている。
発行管理番号表示部21には、各遊技カード1に重複し
ない番号が表示される。この発行管理番号により盗難カ
ードの摘発が行えるとともに、この番号を利用して抽選
等を行うようにすれば、遊技者が使用済カードを店内に
捨てることがなくなり、遊技店の美化に貢献できる。
上記したようにデータ表示部19には、残玉数等のデー
タが印字されるが、データ表示部19の口字領域が満杯
になった場合には、継続カード22が発行される。
この継続カード22の構成は、遊技カード1と同様であ
るので詳細な説明は省略する。
継続カード22には、データ表示部19が満杯になった
遊技カード1の遊技終了時における金額データと、持玉
数データと、カードナンバーとが引き継いで記憶される
この金額データと、持玉数データと、カードナンバーと
は磁気データ記憶部13に記憶さる。
カードナンバーは、店コードと、日付と、使用したパチ
ンコ機ナンバーと、書き込みナンバーとからなり、パチ
ンコ機3において引き継ぎ前の遊技カードlを最初に使
用した時に書き込まれたデータである。金額データは、
引き継ぎ前の遊技カード1における遊技終了時の有効金
額である。持玉数データは、パチンコ機3で獲得した賞
品球数である。
また、後に詳述するように、継続カードの金額プロテク
トを解除する際に施す発行表示部15の表示により、継
続カードであることが表示される。
第3図は、本発明における遊技カードlの処理のフロー
チャートである。
遊技店で使用される遊技カード1の態様は、未使用の遊
技カードIAと、他の遊技店で購入した遊技カードIB
と、既に使用されて、管理装置8にカードナンバーが登
録されている遊技カードIcと、既に使用されているが
、管理装置8にカードナンバーが登録されていない遊技
カードIDとがある。
これらの遊技カード1をパチンコ機3に挿入すると、先
ず、カードナンバーの有無が判断される。遊技カードI
A及び遊技カードIBは未だ当該遊技店において使用さ
れていないので、カードナンバーは記憶されていない、
そこで、遊技カードIA及びIBは、そのまま遊技に供
される。
カードナンバーがg己憧されている遊技カードIC及び
遊技カードIDは、登録確認領域の未登録認識コードフ
ラグの有無が判断される。遊技カードICは既に管理装
置8に登録されているので、管理装置8の管理ファイル
において照会を行い、該当データが存在し確認が終了し
た場合には、遊技カードICにより遊技を行わせる。−
方、′該当データが存在しない場合には、遊技カードI
Cは不適性カードとしてパチンコ機外に排出される。遊
技カードlDは、未だ管理装置8に登録されていないの
で、そのまま遊技に供される。
遊技が終了すると、管理装置8に金額データ、持玉数デ
ータ、カードナンバーが送信される。同時に、カードナ
ンバーを有しない遊技カードIA及び遊技カードIBに
は、カードナンバーが割り付けられる。
送信された金額データ等が、管理装置8により受は付け
られると、管理装置8はパチンコ機3に対して登録確定
の返信儒号を送信する。パチンコ機3が、この返傷信号
を受信しない場合には、遊技カードlの登録確認領域に
未登録であることを示す未登録認識コードフラグをセッ
トする。
遊技終了時には、パチンコ機3においてデータ表示部1
9に、店名、日付、残玉数、残金等のデータが印字され
るが、データ表示部19が満杯になった場合には、管理
装置8から継続カード22の発行許可を受け、継続カー
ド22を発行する。
未登録認識コードフラグがセットされている遊技カード
l及び継続カード22は、その後、管理装置8において
登録が完了すると、未登録認識コードフラグがリセット
される。
第4図に遊技カード1を発行するカード発行機2を示す
このカード発行機2は、箱状であって開閉可能な前面部
23を設け、前面部23のほぼ中程にカード発行口24
・・・を左右に並設し、カード発行口24・・・の下部
にはそれぞれ購入を希望する遊技カードlを指定するた
めのカード金額指定スイッチ25・・・を設け、右側の
カード金額指定スイッチ25の下部には投入紙幣の金額
を表示する金額表示器26を設け、金額表示器26の下
部には紙幣挿入口27を開設し、紙幣挿入口27の左下
方に紙幣払$028を開設しである。また、前面部23
の上部には遊技カード1が発行可能であることを示す発
行中表示器29と、遊技カードlの発行を中止している
ことを示す発行中止表示器3゜と、第1光中継機9を介
して管理装置8とのデータ交換を行うための光送受信装
置31と、カード発行機毎の特定番号を表示した発行機
台番号銘板32とが設けである。
そして、カード発行機2の内部には、前面部23を閉じ
たときにカード発行口24・・・に連通する位置に各々
カード発行装置33を、紙幣挿入口27に連通ずる位置
に受は入れ紙幣の真偽を識別するための紙幣識別機34
を、紙幣払出028に連通する位置に釣り銭を払い出す
ための紙幣払出機35を各々配置しである。また、カー
ド発行装置列の左側には遊技カード1に関する処理の制
御を行なうメイン制御装置36を設け、このメイン制御
装置36の上部にカード発行機2の伝送アドレスを定義
するための台番号設定スイッチ37と、販売中止状態を
回復させるためのりスタートスイッチ38を設け、紙幣
払出機35の左側には遊技カード1のリードライトに関
する以外の処理を制御するローカル制御装置39を設け
、ローカル制御装置39の上部にはローカル制御装置3
9が制御する機器の状態を表示するローカルモニタ表示
器40を設け、紙幣払出機35の左側には電源供給装置
41を設けである。また、前面部23のカード発行口2
4・・・の上部には、各カード発行装置33内に貯蔵さ
れた遊技カード1の残量を示すためのカード残数表示器
42を設けである。
上記した紙幣識別機34は、遊技者が紙幣挿入口27か
ら挿入した紙幣を取り入れて該紙幣の真偽を判別すると
ともに、紙幣の種類を判別してローカル制御装置39に
信号を送り、不適当な紙幣と判断した場合には遊技者に
返却する。一方、紙幣識別機34が適当な紙幣と判断す
るととともに、その紙幣の種類を判別すると、ローカル
制御装置39からの信号により金額表示器26に当該紙
幣の金額を表示する0例えば、紙幣挿入口27に1万円
札を挿入するとr 10.000円」、5千円札の場合
はr 5.000円」、千円札の場合はr 1.000
円」と表示する。この状態で遊技者がカード金額指定ス
イッチ25を操作することにより遊技に供する所望の金
額を選択すると、カード発行機2は選択された金額に対
応するカード発行装置33を作動して遊技カード1を発
行する。
第5図にカード発行装置33を示す。
このカード発行装置33は、遊技カード1を貯留するカ
ードタンク43の下部に横向きU字状のカード搬送路4
4を設け、カード搬送路44の奥に向って、カードタン
ク43から遊技カード1を一枚ずつ取り出すための取出
装置45と、発行する遊技カードlの真偽を鑑定するた
めの鑑定装置46と、遊技カード1を使用可能状態とす
るために金額プロテクトを解除するための金額プロテク
ト解除装置47とを設け、カード搬送路44の屈曲部に
遊技カード1を反転して搬送する転送装置48を設け、
転送装置48からカード排出口49に向って適正カード
と不適正カードの搬送路を切り替える切替装置50、適
正カードをカード排出口49に導出する導出装置51を
設けである。切替装置50にはカード搬送路44から分
岐した不適正カード搬送路52を設け、不適正カード搬
送路52に連通ずる位置に没収タンク53が設けである
。また、カードタンク43の下部にはカードタンク43
内の遊技カード1の有無を検出する第1カードセンサ5
4が、没収タンク53には没収タンク53内の遊技カー
ド収納量を検出する第2カードセンサ55が、転送装置
48の下部にはメイン制御装置36からの発行指令に基
づいて遊技カードlの発行を制御する発行制御装置56
が設けである。カード発行装置33の前面には、カード
搬送路44の出口にカード排出口49が開設してあり、
カード排出口49とカードタンク43の間には、カード
タンク43の遊技カードなし情報や没収タンク53の不
適正カード満杯情報を表示するモニタ表示器57を設け
である。
上記したカード発行装置33は、メイン制御装置36か
らのカード発行指令を受けると、カードタンク43から
取出装置45により遊技カード1を一枚ずつ取り出して
カード搬送路44上へ導き、鑑定装置46へ搬送する。
鑑定装置46では、発行する遊技カード1の磁気データ
、セキュリティデータ、発行表示、カード種別データ、
カードサイズ等を読取り、適正カードであるかどうかを
鑑定する。適正カードの条件は、遊技カード1の有効金
額を表わす金額データと遊技カードlの発行金額を表わ
すカード種別データとが等しいこと、磁気データ記憶部
13のセキュリティデータとセキュリティ記憶部14の
セキュリティデータとが等しいこと、発行表示部15に
既発行を示す発行穴がないこと、カードサイズが正規寸
法であること、遊技者が選択指定した金額とカード種別
データとが等しいことなどである。鑑定装置46により
適正と鑑定された遊技カード1は、金額プロテクト解除
装置47により金額プロテクトを解除され使用可能な状
態となる。この金額プロテクトは遊技カード1の盗難を
防止するためのもので、正規に発行されたカードのみが
金額プロテクトを解除される。金額プロテクトの解除方
法は、セキュリティ記憶部14に隠匿して記憶された発
行年月日データを利用して、X座標およびX座標を演算
し、演算した発行表示部15の座標位置にパンチ穴を穿
孔したり、マーキングを施したりする。なお、遊技店が
営業終了時にカード発行センター12から表示位置デー
タを受は取り、この表示位置データを利用して座標位置
を決定するようにしてもよい。カード発行装置33の奥
に向かって搬送されていた遊技カード1は、転送装置4
8により搬送方向を変えられ、カード発行装置33の前
面に向かって搬送される。遊技カード1が切替装置50
に達すると、鑑定装置46の鑑定結果により、適正カー
ドは導出装置51へ、不適正カードは没収タンク53へ
搬送される。そして、適正カードは導出装置51により
カード排出口49へ排出される。カードタンク43に遊
技カード1が無(なったことを第1カードセンサ54が
検出したり、没収タンク53が不適正カードで満杯にな
ったことを第2カードセンサ55が検出すると、モニタ
表示器57にこれらを表示する。
上記したカード発行機2の制御装置は第6図に示すよう
に、遊技カード1に関する制御を行なうメイン制御装置
36と、これ以外の制御を行なうローカル制御装置39
とからなり、量制御装置は電気的に接続されている。制
御装置を二つに分けたのは、遊技カード1の偽造、改変
等を防止するためである。すなわち、メイン制御装置3
6はカード発行センター12の責任において製造し、そ
の仕様は遊技店やカード発行機メーカーには秘密となっ
ているので、遊技カードlの偽造や改変を防止できるの
である。また、ローカル制御装置39は、カード発行様
メーカーがメイン制御装置36のインターフェイス信号
に合わせて製造する。
メイン制御装置36には、カード発行機2のカード発行
装置33、台番号設定スイッチ37、リスタートスイッ
チ38、光送受信装置31が電気的に接続されてこれら
を制御している。
また、各発行装置内には発行制御装置56が設けられ、
取出装置45、鑑定装置46、転送装置48、切替装置
50、導出装置51、モニタ表示器57、第1カードセ
ンサ54、第2カードセンサ55と電気的に連絡してい
る。
ローカル制御装置39には、紙幣識別機34、紙幣払出
様35、カード金額指定スイッチ25、発行中表示器2
9、発行中止表示器30、ローカルモニタ表示器40、
金額表示器26が電気的に接続され、これらを制御して
いる。
また、メイン制御装置36と、ローカル制御装置39と
の間では各種の信号が授受される。メイン制御装置36
からローカル制御装置39へは、遊技カードlの発行準
備が調ったことを知らせるレディ信号、適正カードの発
行が終了したことを知らせる発行完了信号が送信され、
ローカル制御装置39からメイン制御装置36へは、遊
技カード1の発行を指令する発行指令信号、発行すべき
遊技カード金額を指定する金額指定信号、ローカル制御
装置39で異常が発生したことを知らせるアラーム信号
、異常要因を知らせるモニタ信号、紙幣識別機34で受
は入れた金額を知らせる受入金額信号、紙幣払出機35
から払い出した金額を知らせる払出金額信号が送信され
る。
第7図、第8図に遊技機であるパチンコ機3を示す。第
7図はパチンコ機3を前面から見た状態、第8図はパチ
ンコ機3を裏面から見た状態である。
このパチンコ機3は、いわゆる封入球式パチンコ機で、
額縁状の前面枠58の表面に操作パネル部59、発射操
作部60、単発スイッチ61、遊技状態表示部62を有
し、前面枠58の窓部63を後方から塞ぐようにして遊
技盤64が設けである。
操作パネル部59には、球の購入を連続して自動的に行
うための自動購入スイッチ65、球の購入を1回毎に指
示する購入スイッチ66、食事等で遊技を一時的に中断
するための中断スイッチ67、遊技の終了を指示するた
めの終了スイッチ68、遊技カード1を挿入するための
カード挿入口69、遊技カード1の受は付けの可否や遊
技が中断中であることを示す遊技表示器70、カードの
残金額を示す金額表示器71、持玉数を示す持玉数表示
器72が配設しである。
パチンコ遊技を行う場合に、遊技者が自動購入スイッチ
65をオンにした後、購入スイッチ66をオンにすると
、遊技に供する持玉数がrOJになる毎に自動的に一定
数、例えば200円に相当する50発の玉数が追加供給
される。そして、残金額が上記した一定数に相当する金
額に満たな(なった場合に、自動購入スイッチ65がオ
フになる。また、自動購入スイッチ65をオフにしたま
ま購入スイッチ66をオンにすると、−回のスイッチ操
作毎に一定数、例えば200円に相当する50発の玉数
が追加供給される。
中断スイッチ67を操作し遊技を中断する際に、場所取
り等のために故意に長時間中断スイッチ67をオンにす
ることを防止するため、一定時間、例えば30分以上経
過した時に遊技店側で中断スイッチ67を強制的にオフ
とする。中断スイッチ67をオフにするには、管理装置
8からの信号により操作したり、後述する光リモコン装
置73により操作する。
終了スイッチ68を操作すると、遊技が終了するが、こ
の時、現在の持玉数、残余の金額、カードナンバー等が
遊技カード1に記憶されるとともに、管理装置8に登録
情報を送信する。
遊技状態表示部62には、役物の大当り動作に対応して
遊技者に大当りを知らせるための大当り表示器74、役
物の賞球動作に対応して遊技者に賞球な知らせるための
賞球表示器75、遊技の終了を遊技者に知らせるための
完了表示器76が配設しである。
前面枠58の上部には、第1光中継機9を介して管理装
置8とのデータ交換を行うための光送受信装置77が設
けである。
前面枠58の内側には、前面枠58や金枠78を開放す
るための枠間装置79が設けてあり、また、前面枠58
や金枠78の開閉を検出する枠間検出スイッチ80が設
けである。
枠間装置79を操作したり、前記した中断スイッチ67
をオフにするには、光リモコン装置73を利用する。こ
の光リモコン装置73は、箱状の本体の表面に操作スイ
ッチ81を設けるとともに、−側面に光送信部82を設
けである。そして、操作スイッチ81を操作すると、光
送信部82から発信した光信号が、前面枠58の上部に
設けられた光送受信装置77により受信され、金枠78
の開放、前面枠58の開放、中断スイッチ67の解除、
役物動作の確率設定等が行われる。
パチンコ機3の内部には、カード挿入口69に連通ずる
位置に継続カード発行装置83が設けられ、発射操作部
60には発射装置84が接続されている。また、発射装
置84には、発射装置84の制御を行う発射制御装置8
5が電気的に接続しである。
このパチンコ機3は封入球式であるため、内部に封入し
たパチンコ球は循環して使用される。発射準備部86に
集合したパチンコ球は、発射球センサ87によりカウン
トされた後、球抜き装置を兼ねた球送り装置88により
発射装置84に1個宛て送られ、遊技盤64内に発射さ
れる。そして、遊技盤64内に発射されたパチンコ球は
、入賞口に入賞してセーフ球となるか、アウト口に入す
アウド球となる。セーフ球は、セーフ球流下路89を流
下してメインセーフセンサ90により検出され、アウト
球は、アウト球流下路91を流下して、回収法センサ9
2により検出される。また、ファール球となったパチン
コ球は、ファール球流下路93を流下し、ファール球セ
ンサ94に検出された後、発射球準備部86に戻る。ま
た、発射球準備部8Bの上流側には球磨き装置95が設
けられ、回収されたパチンコ球を磨いている。
裏機構盤に設けられたセンターケース96内には役物制
御装置97が設置され、本体制御装置98とAC24V
ライン99を介して電気的に連絡している。役物制御装
置97は役物に関する制御を行う制卸装置で、本体制御
装置98は遊技者とのインターフェイス部材に対する制
御指令、継続カード発行装置83に対する制御指令、パ
チンコ球の発射数や賞球数等の遊技に関わる制御、管理
装置8とのデータ交信等の制御を行う制御装置である。
第9図にパチンコ機3内に設置された継続カード発行装
置83を示す。
この継続カード発行装置83は、挿入された遊技カード
1のデータの読み込み及び書き込みを行うとともに、遊
技カード1のデータ表示部19が満杯になった場合に継
続カード22の発行を行うための装置であり、継続カー
ド22を貯留する継続カードタンク100の下部に横向
きU字状のカード搬送路101を設け、カード搬送路1
01の奥に向って、継続カードタンク100から継続カ
ード22を一枚ずつ取り出すための取出装置102と、
発行する継続カード22の真偽を鑑定するための第1鑑
定装置103と、継続カード22を使用可能状態とする
ために金額プロテクトを解除するための金額プロテクト
解除装置104とを設け、カード搬送路101の屈曲部
に継続カード22を反転して搬送する転送装置105を
設けてあり、カード搬送路101は、転送装置105か
らカード挿排出口106に向って連続している。
転送装置105からカード挿排出口106に向って、帰
零カードを転送装置105の下部に設けた第1没収タン
ク107に取り込むための第1切替装置108と、遊技
カード1に対するカードリーダライタである第2鑑定装
置109と、適正継続カード22および適正遊技カード
1と、不適正継続カード22および不適性遊技カード1
の搬送路を切り替える第2切替装置110と、遊技カー
ド1を取り込むとともに、遊技終了時に遊技カード1ま
たは適正継続カード22をカード挿排出口106に導出
する導出入装置111を設けである。
第2切替装置110にはカード搬送路101から分岐し
た不適正継続カード搬送路112を設け、不適正継続カ
ード搬送路112に連通ずる位置に第2没収タンク11
3が設けである。また、継続カードタンク100の下部
には継続カードタンク100内の継続カード22の有無
を検出する第1カードセンサ114が、第2没収タンク
113には第2没収タンク113内の継続カード収納量
を検出する第2カードセンサ115が、第1没収タンク
107には第1没収タンク107内の遊技カード収納量
を検出する第3カードセンサ116が設けである。また
、第1没収タンク107と第2没収タンク113との間
には、本体制御装置からの発行指令に基づいて継続カー
ド22や遊技カード1の発行を制御する発行制御装置1
17を設けである。
継続カード発行装置83の前面には、カード搬送路10
1の出口にカード挿排出口106が開設してあり、カー
ド挿排出口106と継続カードタンク100の間には、
継続カードタンク100の継続カードなし情報や、第1
没収タンク107または第2没収タンク113のカード
満杯情報を表示するモニタ表示器118を設けである。
上記した継続カード発行装置83は、遊技者が遊技カー
ド1をカード挿排出口106へ挿入すると、導出入装置
111により遊技カード1を取り込み、第2鑑定装置1
09により遊技カード1が適正なカードかどうかを鑑定
するとともに、遊技カード1に対するリードライトを行
う。この遊技カード1に対するリードライトは、先ず、
遊技カード1の磁気データ、セキュリティデータ、カー
ドサイズ、発行表示部15に記憶されたデータを読み取
る。そして、適正な遊技カード1と鑑定された場合には
、配憶された金額データおよび持玉数データの範囲内で
遊技を行わせ、遊技終了時に金額データおよび持玉数デ
ータを書き換える。一方、不適正な遊技カード1と鑑定
された場合には、第2切替装置110により第2没収タ
ンク113内へ没収される。また、金額データおよび持
玉数データがともに無くなった場合には、第1切替装置
108により第1没収タンク107へ没収される。
また、遊技カード1のデータ表示部19が満杯になった
場合には、管理装置8から継続カード22の発行許可を
受け、継続カード22を発行する。管理装置8から継続
カード22の発行許可を受け、発行制御装置56からの
カード発行指令を受けると、継続カードタンク100か
ら取出装置102により継続カード22を一枚取り出し
てカード搬送路101上へ導き、第1鑑定装置103へ
搬送する。第1鑑定装置103では、発行する継続カー
ド22の磁気データ、セキュリティデータ、カードサイ
ズ等を読取り、適正カードであるかどうかを鑑定する。
適正カードの条件は、磁気データ記憶部13のセキュリ
ティデータとセキュリティ記憶部14のセキュリティデ
ータとが等しいこと、発行表示部15に発行表示がなさ
れていないこと、カードサイズが正規寸法であることな
どである。第1鑑定装置103により適正と鑑定された
継続カード22は、金額プロテクト解除装置104によ
り金額プロテクトを解除され使用可能な状態となる。こ
の金額プロテクトは遊技カード1の場合と同様に継続カ
ード22の盗難を防止するためのもので、正規に発行さ
れたカードのみが金額プロテクトを解除される。金額プ
ロテクトの解除方法は、セキュリティ記憶部14に隠匿
して配憶された発行年月日データを利用してX座標及び
Y座標を演算し、演算した発行表示部15の座標位置に
パンチ穴を穿孔したり、マーキングを施したりする。な
お、遊技店が営業終了時にカード発行センター12から
表示位置データを受は取り、この表示位置データを利用
して座標位置を決定するようにしてもよい、この発行表
示部15の表示は、カードが継続カード22であること
を表したり、継続カード22の発行年月日を判別すると
ともに、継続カード22の偽造を防止したり、二重発行
を防止したり、盗難カードを摘発することに用いられる
。継続カード発行装置83の奥に向かって搬送されてい
た継続カード22は、転送装置105により搬送方向を
変えられ、継続カード発行装置83の前面に向かって搬
送される。継続カード22が第2切替装置110に達す
ると、第1鑑定装置103の鑑定結果により、適正カー
ドは導出入装置111へ、不適正カードは第2没収タン
ク113へ搬送される。そして、適正カードは導出入装
置111によりカード挿排出口106へ排出される。継
続カードタンク100に継続カード22が無(なったこ
とを第1カードセンサ114が検出したり、第1没収タ
ンク107が帰零カードで満杯になったことを第3カー
ドセンサ116が検出したり、第2没収タンク113が
不適性カードで満杯になったことを第2カードセンサ1
15が検出すると、モニタ表示器118にこれらを表示
する。
第10図に示す精算機5は、遊技カードlまたは継続カ
ード22に配憶された持玉数に応じて相当金額を記憶し
た景品カード119を発行したり、相当金額を現金で払
い出すための装置である。
この精算機5は、箱状であって、前面に開閉可能な扉部
120を設け、扉部120の中段部にカード挿入返却口
121を開設するとともに、遊技カード1等に記憶され
た当該遊技店における持玉数に相当する金額を景品に交
換することを指示するための景品払出ボタン122と、
持玉数に相当する金額を現金に交換することを指示する
ための現金払出ボタン123と、持玉数を当該遊技店に
おける交換レートで換算した金額を表示する換金額表示
器124と、持玉数を表示する持玉数表示器125と、
遊技カードまたは継続カード22に記憶された残額を表
示するプリペイド残額表示器126と、各表示器に表示
された金額を確認した後、精算を指示するための確認ボ
タン127とが設けである。なお、精算機5において認
識する持玉数は、当該遊技店における持玉数であり、他
店において記憶された持玉数データが存在したとしても
、そのデータは無視される。したがって、他店において
獲得した持玉により精算を行うことによる当該遊技店の
損失を防止することができる。また、他の姉妹店におい
て配憶された持玉数は認識するようにして、遊技者の便
宜を図ることもできる。
扉部120の下段部には、景品カード119の払い出し
を行うための景品カード払出口128と、現金を払い出
すための現金払出口129を開設しである。
そして、精算機5の内部には、カード挿入返却口121
に連通ずる位置にカード鑑定装置130を、景品カード
払出口128に連通ずる位置に景品カード識別払出機1
31を、現金払出口129に連通ずる位置に現金識別払
出機132を設けるとともに、扉の開閉の検出を行う扉
開閉検出スイッチ133と、現金識別払出機132の現
金なし情報や、景品カード識別払出機131の景品カー
ドなし情報等を表示するためのモニタ表示器134と、
精算機5における制(財)を行う精算機制御装置135
とが設けである。カード鑑定装置130は、遊技カード
1または継続カード22に記憶された磁気データ、セキ
ュリティデータ、カードサイズ、発行表示部15の各デ
ータを読み取り、各データが正規であり、かつ持玉数デ
ータが当該店における当日のデータであり、管理装置8
におけるチエツクも正常であった場合に精算を行わせる
装置である。現金識別払出機132は、現金の真偽を鑑
定し、換金額に基づいて現金を払い出すための装置であ
る。景品カード識別払出機131は、持玉数を記憶させ
た景品カード119を発行する装置である。
扉部120の上段部には、精算中表吊器136、精算中
止表示器137、呼出しスイッチ138、精算機台番号
銘板139、光送受信機140が設けである。精算中表
吊器136は、遊技カード1を受は入れて、現金または
景品カード119の払い出しが可能な状態を示すための
表示器で、精算を行うための最低限必要な条件は、管理
装置8からシステム初期設定、または解除を受信したこ
と、現金識別払出機132に現金があること、景品カー
ド識別払出機131に景品カード119があることであ
る。精算中止表示器137は、現金または景品カード1
19の払い出しが不可能な状態を示すための表示器で、
精算を中止させるための条件は、管理装置8から払出中
止指令を受信したこと、現金識別払出411132に現
金がないこと、景品カード識別払出機131に景品カー
ド119がないことである。呼出しスイッチ138は、
精算機5が不具合な場合に遊技店員を呼び出すためのラ
ンプを有するスイッチで、スイッチオンの状態でランプ
を点灯または点滅させ、遊技店員の注意を喚起する。光
送受信機140は、管理装置8へ伝送するデータ伝送路
7の一部を構成する機器で、光データの送信部及び受信
部からなり、精算機制御装置135の制御により動作す
る。精算機台番号銘板139は、精算機5が複数設置さ
れている場合に、各精算l1I5を特定するための番号
を表示した銘板である。
景品カード識別払出機131により発行する景品カード
119は第11図に示すように、紙やプラスチックから
なる薄板状のカードで、表面に磁気データ記憶部141
を有している。この磁気データ記憶部141には、カー
ドナンバーと1.持玉数と、セキュリティデータとが記
憶される。
カードナンバーとセキュリティデータは、カード発行セ
ンター12により決定されたデータが遊技店の営業終了
時におけるデータ伝送時に、カード発行センター12か
ら遊技店に向けて送信され、遊技店は受信したデータを
管理装置8で記憶して翌日の営業において使用する。そ
して、営業開始時のシステム初期設定において、管理装
置8より精算機5及び景品レジスタ装置6にカードナン
バーの割り付は情報とセキュリティデータとを送信する
。また、持玉数は、管理装置8で遊技カード毎のファイ
ルに記憶するとともに、当該遊技カード1にも記憶しで
あるデータである。
遊技者は、景品カード119を景品交換カウンタへ持参
し、景品レジスタ装置6に景品カード119を挿入して
、磁気データ記憶部141に記憶したデータを読み出し
て、持玉数に相当する金額の範囲内で景品と交換する。
この時、景品レジスタ装置6と管理装置8との通信が正
常に行われ−ていると、カードナンバーとセキュリティ
データとを、管理装置8及び景品レジスタ装置6の双方
で確認し、正規カードであれば、景品の交換を行う。一
方、景品レジスタ装置6と管理装置8との通信がダウン
している場合には、景品レジスタ装置6において、カー
ドナンバーを当日の割り付は値から論理チャックすると
ともに、セキュリティデータの確認を行い、正規カード
であれば、景品の交換を行う。このように、何らかの原
因で景品レジスタ装置6と管理装置8との通信がダウン
している場合においても、景品の交換を行うことができ
る。
第12図に管理装置8の概略ブロック図を示す。
管理装置8は、中央処理装置142と、メインメモリ1
43とを有し、インターフェイスを介して周辺機器と連
絡している。周辺機器としては、カード発行センター1
2とのデータ通信において信号の変復調を行うためのモ
デム144、各種データをプリントするためのミニプリ
ンタ145とジャーナルプリンタ146、管理装置8へ
の指令入力装置であるキーボード(またはマウス)14
7、パチンコ機3の台番号に対応して各パチンコ機3の
状態等を表示する台表示パネル148、各種データのデ
イスプレィ装置であるCRT149、店内放送を行うた
めの自動放送装置150、データ伝送路の一部である光
中継機10、記憶装置であるハードディスクドライブ1
51とフロッピーディスクドライブ152、停電に伴う
データ喪失を回避するための無停電電源装置153等が
接続されている。中央処理装置142は、管理装置8内
の各制御装置を統括的に管理するための装置であり、各
装置間のデータの受は渡しや、装置内で発生するアクシ
ョンに係る履行判断処理を行う。メインメモリ143は
、各パチンコtjlB毎の売り上げデータ、各カード発
行機2毎の売り上げデータ、総売り上げデータ等をファ
イルとして記憶するとともに、中央処理装置142の処
理プログラムが記憶されている。ハードディスクドライ
ブには、営業終了時に当日の売り上げデータを記憶する
とともに、中央処理装置142の処理プログラムやシス
テムで使用する固有データを記憶する。
また、管理装置8は、光ケーブル154を介してデータ
加工ターミナル155と連絡している。
このデータ加工ターミナル155は、パチンコ店の営業
分析を行うための装置であり、管理装置8からパチンコ
機データを受取り、営業用ファイルを作成するとともに
、データを分析するための装置であり、インターフェイ
スを介して周辺機器と連絡している。周辺機器としては
、系列店とのデータ通信において信号の変復調を行うた
めのモデム156、データ加工ターミナル155への指
令入力装置であるキーボード(またはマウス)157、
各種データのデイスプレィ装置であるCRT158、各
種データをプリントするためのラインプリンタ159と
X−Yブロック160、記憶装置である補助記憶装置1
61とハードディスクドライブ162とフロッピーディ
スクドライブ163等が接続されている。補助MP、憶
装置161には営業用ファイルが記憶される。
管理装置8は、カード発行機2、パチンコ機3、精算機
5、景品レジスタ装置6とデータ伝送路7を介して連絡
し、各種のデータの授受を行うとともに各装置を管理し
ている。また、データの授受は、カード発行センターエ
2および系列遊技店との間でも行われる。管理装置8に
おける各装置の管理は、パチンコ球の貸し出しレート、
各遊技店固有の店コード、時刻合わせ、パチンコ遊技に
おける特別遊技の確率設定、端末機の稼動の停止及び解
除、カード発行機2における売上げの収集と集計と表示
、パチンコ機3における玉貸し売上の収集と集計と表示
、精算機5における精算額または換金額の収集と集計と
表示、および景品カード119のナンバーと精算額また
は換金額の登録、景品レジスタ装置6における精算額の
収集と集計と表示、遊技棲全台のモニタ表示、遊技デー
タの時系列収集(例えば、1分間隔で行う)、記憶した
データのバックアップ、遊技カードlの来歴の記憶、遊
技カードlのナンバー、持玉数と金額、遊技の中断経過
時間の監視、営業データ(台ナンバー、売上げ、割数等
)の印字、店内放送の自動放送等である。
上記したように、管理装置8とパチンコ機3等の機器と
の間ではデータ伝送路7を介してデータや動作指令の授
受が行われる。
管理装置8からカード発行機2へは、データ伝送路7の
回線テスト、設定値の送信と変更、システム初期設定、
カード発行の禁止と解除等のデータや指令が送信される
。一方、カード発行機2から管理装置8へは、カード売
上げ金額とカード種別、カード発行機2のカードナンバ
ー、モニタ情報としてカード残数と紙幣づまり情報と紙
幣引き抜き情報と投入紙幣タンク満杯情報とカードづま
り情報、係員の呼出し、受は入れ金額、払い出し金額等
のデータや指令が送信される。
管理装置8からパチンコ機3へは、回線テスト、システ
ム初期設定、玉貸しレート、時刻、遊技店コード、遊技
の中断と中断解除、打ち止めと打ち止め解除、遊技の禁
止と解除、大当り遊技の発生確率の設定、継続カード2
2の発行情報等のデータや指令が送信される。一方、パ
チンコ機3から管理装置8へは、パチンコ機3の台ナン
バー、売り上げ金額、遊技の中断、カードエラー、出玉
数、回収玉数、故障や不正行為の発生、枠の開放、稼動
情報、時刻、係員の呼出し、カードナンバーと持玉数と
金額からなるカード情報、大当り発生データ、継続カー
ド発行許可願等のデータや指令が送信される。
管理装置8から精算機5へは、回線テスト、システム初
期設定、精算の禁止と解除、精算レート、時刻、遊技店
コード、遊技カード情報、景品カードナンバーの割り付
は情報等のデータや指令が送信される。一方、精算機5
から管理装置8へは、精算額(玉数)、精算機ナンバー
、景品カードナンバー、時刻、遊技カード情報、換金額
等のデータや指令が送信される。
管理装置8から景品レジスタ装置6へは、回線テスト、
システム初期設定、景品の交換禁止と禁止解除、時刻、
景品カード情報等のデータや指令が送信される。一方、
景品レジスタ装置6から管理装置8へは、景品交換額、
景品カード情報、景品レジスタ装置ナンバー、時刻等の
データや指令が送信される。
上記したデータ等は管理装置8においてファイルとして
管理される。このファイルの概要を第13図から第17
図に示す。
第13図は管理ファイルで、遊技カード1を管理装置8
で管理するためのファイルであり、カードの来歴を記録
するとともに当日分のデータを他の記録媒体に保存して
、遊技カード1のカードナンバー照会やカードナンバー
登録時に使用する。
この管理ファイルは、カードナンバー、金額、持玉数、
時刻、カード種別、帰零、景品カードナンバー、精算額
、換金額、精算済等のデータから構成されている。
第14図は営業ファイルで、遊技店の営業分析のための
ファイルであり、データ加工ターミナル155の補助記
憶装置161に記憶され、データ加工ターミナル155
における営業分析に使用される。この営業ファイルは、
台番号毎に一定間隔で採取した、出玉数、アウト玉数、
大当りの開始等の特賞データ、継続カード22の発行等
のデータから構成されている。本実施例では、経営情報
をより詳細なものとするために、データの採取間隔は1
分間としている。また、管理装置8にデータを送信する
際に送信ミスも考えられるので、データには時刻も付加
している。
第15図はパチンコ機売上ファイルで、パチンコ機3に
おいてパチンコ球が購入される毎に送信されるデータを
記憶するとともに、パチンコ機3における異常発生時の
データを記憶している。このパチンコ機売上ファイルは
、各パチンコ接待の各購入時単位の売り上げ、購入時刻
、カード種別、購入金額のデータから構成されるととも
に、モニタ情報記憶領域を有する。パチンコ機3から送
信される売り上げ送信データは、台番号、カード種別、
購入金額、時刻等のデータからなる。また、モニタ情報
は、パチンコ機3で異常が発生した時と、異常回復処理
がなされた時にパチンコ機3から送信されて(るデータ
で、台番号と、モニタ情報としてパチンコ機3の異常の
有無、通信異常の有無、カードリーグの異常の有無、カ
ードの異常の有無と、時刻等からなる。
第16図はカード発行機売上ファイルで、カード発行1
!I2において遊技カード1が発行される毎に送信され
るデータを記憶するとともに、カード発行機2における
異常発生時のデータを記憶している。この発行機売り上
げファイルは、各カード発行機2毎の総売上、各金額毎
の発行カード枚数、没収カード枚数、受入金額合計、払
出金額合計のデータから構成されるとともに、モニタ情
報記憶領域を有する。カード発行機2から送信される売
り上げ送信データは、台番号、カード種別、紙幣識別機
34への受入金額、紙幣払出機35からの払出金額、没
収カード枚数、時刻等のデータからなる。また、モニタ
情報は、カード発行機2で異常が発生した時と、異常回
復処理がなされた時にカード発行機2から送信されてく
るデータで、台番号と、モニタ情報として通信異常の有
無、カード発行装置33毎の異常の有無、蓄積紙幣の有
無、ローカル制御装置39の異常の有無と、時刻等から
なる。
第17図はカード発行センター送信用ファイルで、遊技
店からカード発行センター12に送信するためのデータ
から構成されている。このカード発行センター送信用フ
ァイルは、パチンコ機売上ファイルに対応するパチンコ
機売上合計、購入回数合計、各カード種別毎の利用回数
と、発行機売り上げファイルに対応するカード発行機売
り上げ合計、カード発行枚数合計、各カード種別毎の発
行枚数合計と、パチンコ機売上合計からカード発行機売
り上げ合計を差し引いた売り上げ演算値と、データ伝送
路または電話回線上でのデータの改ざん防止のために利
用する暗号コードと、年月日情報と、玉貸しレートと、
ワーキング領域からなる。このカード発行センター送信
用ファイルが遊技店からカード発行センター12へ送信
されることにより、遊技カード1の代金の精算が行われ
る。また、より詳細な情報をカード発行センター12へ
送信する必要がある場合には、パチンコ機売上ファイル
やカード発行機売り上げファイルのデータを付加して送
信しても良い。
第18図から第27図により各機器における処理を説明
する。
第18図から第20図は立ち上げ処理を示すフローチャ
ートである。
管理装置8において電源が投入されると、記憶した各フ
ァイルをクリアし、設定変更が必要な場合には暗証番号
を確認して変更処理を行う。そして開店指令が出される
と、回線テストを行い、回線に異常がある場合には異常
が発生した端末を表示し、再回線テストを行った後、異
常が回復されなければ異常端末動作停止処理を行い、異
常端末の使用を停止する。そして、システム初期設定値
を各端末へ送信して、各端末からの応答を待ち、応答を
受けると営業をスタートする。応答が無ければ再度シス
テム初期設定値を強制送信し、それでも応答がない場合
には異常端末動作停止処理を行い、異常端末の使用を停
止する。
カード発行機2での立ち上げ処理をメイン制御装置36
とローカル制御装置39に分けて説明する。
メイン制御装置36において電源が投入されると、停電
復旧記憶の有無を調べ、停電復旧の記憶がある場合には
停電時に退避したデータを退避メモリから読み込む。一
方、通常立ち上げの場合には、RAMをクリアし、シス
テム設定値を読み込み、I10ボートを初期化し、台番
号を読み込む。そして、ローカル制御装置39の状態を
確認し、ローカル異常が発生している場合には異常状態
を管理装置8へ送信し、遊技カード10発行停止処理を
行う。一方、ローカル制御装置39が正常である場合に
は営業をスタートする。また、メイン制御装置36では
、管理装置8からの指令を割込みにより処理している。
この割込み処理を説明する。カード発行禁止指令を受信
すると遊技カード1の発行禁止処理を行い、カード発行
禁止解除指令を受信すると遊技カードlの発行禁止解除
処理を行い、回線テスト指令を受信すると回線テスト処
理を行い、システム初期設定指令を受信するとシステム
初期設定処理を行い、売上情報指令を受信すると売上情
報処理を行い、開店指令を受信すると開店初期化処理を
行い、閉店指令を受信すると閉店初期化処理を行う。
ローカル制御装置39において電源が投入されると、メ
イン制御装置36が立ち上がっているかどうかを確認し
、停電復旧記憶の有無を調べ、停電復旧の記憶がある場
合には停電時に退避したデータを退避メモリから読み込
む。一方、通常立ち上げの場合には、RAMをクリアし
、システム設定値を読み込み、I10ポートを初期化し
、工10ボートをチエツクし、払出紙幣が有るかどうか
を確認し、遊技カードlの残量を確認する。
ここで、異常が発生している場合には異常情報をメイン
制御装置36へ送信して、機能停止処理を行い、I10
ボートのチエツクのステップへ戻る。一方、すべての機
能が正常である場合には、営業をスタートする。
パチンコ機3において電源が投入されると、停電復旧記
憶の有無を調べ、停電復1日の記憶がある場合には停電
時に退避したデータを退避メモリから読み込むや一方、
通常立ち上げの場合には、テスト遊技を行い、管理装置
8からの開店指令を待つ。テスト遊技とは、パチンコ機
3が管理装置8より開店指令を受信するまでの間に行う
パチンコ機3での遊技であり、遊技店での閉店後におけ
る釘調整や、パチンコ機単独での動作チエツク等に利用
される。この場合、挿入された遊技カード1の金額や持
玉数等のデータの更新は行われず、また、管理装置8へ
の登録も行われない。このテスト遊技における遊技デー
タは、開店指令信号を受信するとクリアされる。そして
、開店指令信号を受信すると、RAMをクリアし、シス
テム設定値を読み込み、I10ボートを初期化し、台番
号を読み込み、I10ポートをチエツクし、継続カード
22の残数な確認する。ここで、異常が発生している場
合には異常情報を管理装置8へ送信して、遊技停止処理
を行い、I10ボートのチエツクのステップへ戻る。一
方、すべての機能が正常である場合には、営業をスター
トする。また、パチンコ機3では、管理装置8からの指
令を割込みにより処理している。この割込み処理を説明
する。打ち止め指令を受信すると打ち止め処理を行い、
遊技の中断指令を受信すると中断処理を行い、遊技の禁
止指令を受信すると禁止処理を行い、遊技の禁止解除指
令を受信すると解除処理を行い、玉貸し情報指令を受信
すると玉貸し情報処理を行い、カード情報指令を受信す
るとカード情報処理を行い、回線テスト指令を受信する
と回線テストを行い、システム初期設定指令を受信する
とシステム初期設定処理を行い、開店指令を受信すると
開店初期化処理を行い、閉店指令を受信すると閉店初期
化処理を行う。
精算機5において電源が投入されると、停電復旧記憶の
有無を調べ、停電復旧の記憶がある場合には停電時に退
避したデータを退避メモリから読み込む。一方、通常立
ち上げの場合には、RAMをクリアし、システム設定値
を読み込み、I10ボートを初期化し、台番号を読み込
み、I10ポートをチエツクし、景品カード119の残
数を確認し、返金の残高を確認する。ここで、異常が発
生している場合には異常情報を管理装置8へ送信して、
精算停止処理を行い、I10ボートのチエツクのステッ
プへ戻る。一方、すべての機能が正常である場合には、
営業をスタートする。また、精算機5では、管理装置8
からの指令°を割込みにより処理している。この割込み
処理を説明する。遊技カード情報を受信すると遊技カー
ド情報処理を行い、景品カード情報を受信すると景品カ
ード情報処理を行い、精算禁止指令を受信すると精算禁
止処理を行い、精算禁止解除指令を受信する禁止解除処
理を行い、換金情報指令を受信すると換金情報処理を行
い、回線テスト指令を受信すると回線テストを行い、シ
ステム初期設定指令を受信するとシステム初期設定処理
を行い、開店指令を受信すると開店初期化処理を行い、
閉店指令を受信すると閉店初期化処理を行う。
第21図から第23図は立ち下げ処理を示すフローチャ
ートである。
管理装置8において閉店が指示されると、各端末へ閉店
指令信号を送信する。送信確認が正常ならば、各端末か
ら未登録データを受信し、未登録データの受信が完了す
るとシステム設定値を記憶装置へ退避し、カード発行セ
ンター12に対する売り上げデータの転送指令を待つ。
カード発行センター12から売り上げデータの転送指令
を受信すると、売り上げデータの転送処理を開始し、転
送処理が終了すると、カード発行センター12から次の
営業日のシステム初期設定値を受信して確認信号を送信
する。そして、各端末へ次の営業日のシステム初期設定
値を送信して、応答があれば電源をオフにして処理を終
了する。
カード発行センター12では、遊技店に対して売り上げ
データの送信指令を送信し、遊技店から売り上げデータ
を受信し、受信が終了すると次の営業日におけるシステ
ム初期設定値を送信した後、終了指令を送信して処理を
終了する。この終了処理は各遊技店に対して行われる。
カード発行機2における閉店処理を、メイン制御装置3
6とローカル制御装置39とに分けて説明する。
メイン制御装置36では、管理装置8からの閉店指令信
号を受信すると、閉店指令信号を受信した旨の確認信号
を管理装置8へ送信した後、未登録データを管理装置8
へ送信する。未登録データの送信が終了すると、次の営
業日のシステム初期設定値を管理装置8より受信し、シ
ステム初期設定値の受信が終了すると確認信号を管理装
置8へ送信して、システム設定値を記憶装置へ退避して
、電源をオフにして処理を終了する。
ローカル制御装置39における閉店処理では、ローカル
電源オフ指令を受信すると、電源をオフにして処理を終
了する。
パチンコ機3における閉店処理では、管理装置8からの
閉店指令信号を受信すると、閉店指令信号を受信した旨
の確認信号を管理装置8へ送信した後、未登録データを
管理装置8へ送信する。未登録データの送信が終了する
と、次の営業日のシステム初期設定値を管理装置8より
受信し、システム初期設定値の受信が終了すると確認信
号を管理装置8へ送信して、システム設定値を記憶装置
へ退避して、電源をオフにして処理を終了する。
精算機5における閉店処理では、管理装置8からの閉店
指令信号を受信すると、閉店指令信号を受信した旨の確
認信号を管理装置8へ送信した後、未登録データを管理
装置8へ送信する。未登録データの送信が終了すると、
次の営業日のシステム初期設定値を管理装置8より受信
し、システム初期設定値の受信が終了すると確認信号を
管理装置8へ送信して、システム設定値を記憶装置へ退
避して、電源をオフにして処理を終了する。
第24図に基づきパチンコ機3における遊技の処理を説
明する。
パチンコ機3のカード挿入口69に遊技カード1が挿入
されると、先ずカード確認処理が行われる。カード確認
処理では、第2鑑定装置109により遊技カード1の鑑
定が行われる。遊技カード1の鑑定結果が正常でない場
合には、再度遊技カードlの鑑定を行い、再鑑定結果が
正常ならば処理を続行する。一方、再鑑定結果も異常で
ある場合には、管理装置8へ遊技カード1の鑑定におい
て異常が発生した旨を知らせ、遊技カード1を第2没収
タンク113内へ没収して、パチンコ機3の動作を停止
する。パチンコ機3の動作は、遊技店員等によるリセッ
トスイッチの操作により再開される。カード鑑定におい
て異常が発見されないと、遊技カード1に記憶したデー
タを読み込み、パチンコ機3が遊技中断中であれば、遊
技中断が指示された遊技カード1であるがどうかを判断
し、該当カードであれば処理を続行し、他の遊技カード
1であれば遊技カードlを返却する。そして、未登録認
識コードの有無を確認し、未登録認識コードが無ければ
遊技カードlの内容な持玉数表示器72等に表示し、カ
ードナンバーを確認する。カードナンバーがある場合に
は、管理装置8ヘカードナンバー情報を送信し、該当す
るカードナンバーが存在し、管理装置8において確認が
とれると、購入処理へ移行する。一方、管理装置8にお
いて、確認が取れない場合には遊技カード1を返却する
購入処理は、遊技カード1に未登録認識コードがある場
合、カードナンバーがない場合、カードナンバーが管理
装置8により確認された場合に行われる。購入スイッチ
66が押されると購入処理を行い、自動購入スイッチ6
5が押されると自動購入処理を行う、そして、中断スイ
ッチ67、終了スイッチ68を確認し、両スイッチがオ
フの場合に、持玉数の確認と金額の確認処理が行われる
。持玉数または金額が「0」でない場合には購入処理の
初期へ戻る。一方、持玉数および金額が「0」の場合に
は、カードナンバー、持玉数、金額の各データを管理装
置8へ送信し、管理装置8からの応答があると、遊技カ
ード1を第1没収タンク内107へ没収する。
購入処理において中断スイッチ67が押されると、中断
処理として、中断カードのナンバーを記憶するとともに
、カードナンバーを管理装置8へ送信して、遊技カード
1を返却する。この場合、一定の時間、当該パチンコ機
3での他の遊技カード保持者による遊技は中断される。
すなわち、食事等の休憩の場合に、中断スイッチ67を
押すことにより、一定時間、当該パチンコ機3を確保す
ることができる。
また、購入処理において終了スイッチ68が押されると
、カードナンバー、持玉数、金額の各データが管理装置
8へ送信され、管理装置8からの応答があると、持玉数
および金額を確認して、持玉数または金額に残高がある
と遊技カード1を返却し、持玉数および金額ともに残高
が無い場合には、遊技カード1を第1没収タンク107
内へ没収する。また、管理装置8からの応答が無い場合
には、未登録認識コードフラグをセットしてカードを返
却する。
第25図に基づきカード発行機2におけるカード発行処
理を説明する。
紙幣挿入口27に紙幣が挿入されると、挿入紙幣処理と
して、挿入された紙幣の金額以下のカード金額指定スイ
ッチ25をすべて点灯させる0例えば、5000円紙幣
が挿入された場合は、rsooo円J  r3000円
J  rlo00円」の各カード金額指定スイッチ25
が点灯する。そして、カード金額指定スイッチ25が押
され、指定したスイッチが挿入搭れた金額以内でなけれ
ば、カード金額指定スイッチ25を再度指定させる。
指定したスイッチが挿入された金額以内であれば、釣り
銭の有無を確認し、釣り銭があれば、釣り銭処理として
釣り銭を払い出す。そして、指定された金額の遊技カー
ド1をカードタンク43から取り出し、鑑定装置46に
より鑑定して適正カードであれば、金額プロテクト解除
装置47において、金額プロテクトの解除情報に−基づ
きパンチ穴等を穿孔した後、管理装置8に売り上げデー
タを送信して、遊技カード1を発行する。なお、鑑定装
置46で不適性と鑑定された遊技カード1は没収タンク
53内へ没収される。
パチンコIj13における継続カード220発行処理を
第26図に基づき説明する。
パチンコ遊技処理において、終了スイッチ68が押され
ると、カード情報を管理装置8へ登録する。そして、管
理装置8との通信が正常に終了しない場合は、未登録認
識コードフラグをセットした後、遊技カード1のデータ
表示部19を調べる。データ表示部19に書き込みの余
裕がある場合には、当該遊技カード1に遊技データを書
き込み、データ表示部19に遊技データを印字して、カ
ード挿排出口106から遊技カード1を排出して遊技者
に返却する。
一方、データ表示部19に書き込みの余裕がない場合に
は、管理装置8に対して継続カード22の発行許可を申
請し、継続カード22の発行が許可されると、管理装置
8より金額プロテクトの解除情報を受けて、継続カード
タンク100より継続カード22を取り出して、第1鑑
定装置103により継続カード22の鑑定を行い、適正
な継続カード22と鑑定されると、前遊技カードlの情
報(カードナンバー、金額、持玉数)を継続カード22
に記憶するとともにデータ表示部19に遊技データの印
字を行い、金額プロテクト解除装置104により金額プ
ロテクトの解除を行った後、継続カード22を発行する
。なお、第1鑑定装置103で不適性と鑑定された場合
は、再度カードの鑑定を試み、それでも不適性の場合に
は第2没収タンク113内へ没収される。
精算機5における精算処理を第27図に基づき説明する
精算機5のカード挿入返却口121へ遊技カード1が挿
入されると、遊技カード1に記憶されたカードデータを
読み込み、挿入された遊技カード1が鑑定される。鑑定
の結果、正規カードと鑑定されると、持玉数が持玉数表
示器125に、金額の残高がプリペイド残額表示器12
6に表示される。そして、景品払出ボタン122が押さ
れると、景品カード119にカードナンバーと持玉数を
書き込み、管理装置8へ景品カード119ナンバーと、
持玉数を登録して、景品カード119を払い出す。また
、プリペイド残高がある場合には、挿入された遊技カー
ドlの持玉数データを「0」にした後、当該遊技カード
1を遊技者に返却する。
一方、現金払出ボタン123が押されると、換金額を換
金額表示器124に表示し、遊技者が確認ボタン127
を押すと、現金払出処理が行われ、現金が払い出される
。また、プリペイド残高がある場合には、挿入された遊
技カード1の持玉数データを「0」にした後、当該遊技
カード1を遊技者に返却する。
挿入カードの鑑定処理において、挿入された遊技カード
1が不適正なものと鑑定された場合は、再度、カードの
鑑定を試み、それでも不適性の場合には管理装置8へ異
常を知らせるとともに、精算5の動作を停止させる。精
算機5の動作停止は、遊技店員がリセットスイッチをオ
ンすることにより解除される。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明は、遊技者の操作により、
カード鑑定装置で読み取った持玉数を、この持玉数に相
当する現金と交換することを指示するための現金払出ボ
タンと、景品払出ボタンの操作によりカード鑑定装置で
読み取った持玉数を記憶した景品カードを発行する景品
カード識別払8機と、現金払出ボタンの操作によりカー
ド鑑定装置で読み取った持玉数を換金レートにより換算
し、換算額を現金で払い出すための現金払8機とを備え
ている。
そこで、景品交換所に希望の景品がある場合には、景品
払出ボタンを操作して、景品カード識別払出機から景品
カードの発行を受け、この景品カードを景品交換カウン
ター等に持参して希望の景品と交換することができる。
一方、景品交換所に希望の景品がない場合には、現金払
出ボタンを操作して、現金払出機より持玉数に相当する
現金の払出を受けることができる。
すなわち、遊技者の希望に応じて、獲得した景品法を景
品と交換するか現金と交換するかを選択することができ
るので、遊技者は不要の景品との交換を強要されること
がなく、不満を抱くことがない、また、遊技店では、遊
技者の希望に応じるため、多数種類の景品を景品交換所
に陳列する必要がなく、遊技店内の省スペースに貢献で
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の実施例を示すもので、第1図は本発明
のシステム概念を表した概略ブロック図、第2図(A)
は遊技カードの表面図、第2図(B)は遊技カードの裏
面図、第3図は遊技カードの処理に関するフローチャー
ト、第4図はカード発行機の正面図、第5図(A)はカ
ード゛発行装置の正面図、第5図(B)はカード発行装
置の内部を示す側面図、第6図はカード発行機の制御装
置の構成を示す概略ブロック図、第7図はパチンコ機の
正面図、第8図はパチンコ機の内部を示す背面図、第9
図(A)は継続カード発行装置の正面図、第9図(B)
は継続カード発行装置の内部を示す側面図、第10図は
精算機の正面図、第11図は景品カードの正面図、第1
2図は管理装置の概略ブロック図、第13図から第17
図は管理装置で管理するファイルの構成を示す概念図で
、第13図は管理ファイル、第14図は営業ファイル、
第15図はパチンコ棲売上ファイル、第16図は発行機
売上ファイル、第17図はカード発行センター送信用フ
ァイル、第18図から第20図は各機器における立ち上
げ処理を説明するフローチャート、第21図から第23
図は各機器における立ち下げ処理を説明するフローチャ
ート、第24図はパチンコ機における遊技処理を説明す
るフローチャート、第25図はカード発行機におけるカ
ード発行処理を説明するフローチャート、第26図はパ
チンコ機における継続カードの発行処置を説明するフロ
ーチャート、第27図は精算機における精算処理を説明
するフローチャート。 図中、1・・・遊技カード、5・・・精算機、121・
・・カード挿入返却口、122・・・景品払出ボタン、
123・・・現金払出ボタン、124・・・換金額表示
器、125・・・持玉数表示器、130・・・カード鑑
定装置、131・・・景品カード識別払出機、132・
・・現金識別払出機。 第2図 (B) 第4図 第7図 65                ″:J6第10
図 禦5図 第151 +1売り上げ送信データ 管モニタ情報送信データ 手続補正書(方刻 平成3年3月 8日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 遊技カードの挿入返却口を有し、内部に取り込んだ遊技
    カードの真偽を鑑定するとともに、遊技カードに記憶さ
    れた持玉数データを読み取るカード鑑定装置と、 カード鑑定装置で読み取つた持玉数を表示する持玉数表
    示器と、 カード鑑定装置で読み取った持玉数を予め定めた換金レ
    ートにより換算し、換算した金額を表示する換金額表示
    器と、 遊技者の操作により、カード鑑定装置で読み取った持玉
    数を、この持玉数に相当する景品と交換することを指示
    するための景品払出ボタンと、遊技者の操作により、カ
    ード鑑定装置で読み取った持玉数を、この持玉数に相当
    する現金と交換することを指示するための現金払出ボタ
    ンと、景品払出ボタンの操作によりカード鑑定装置で読
    み取った持玉数を記憶した景品カードを発行する景品カ
    ード識別払出機と、 現金払出ボタンの操作によりカード鑑定装置で読み取っ
    た持玉数を換金レートにより換算し、換算額を現金で払
    い出すための現金払出機と、からなることを特徴とする
    カード式遊技システム用精算機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06134125A (ja) * 1993-06-02 1994-05-17 Ace Denken:Kk 貸し機
JP2006146770A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Glory Ltd 電子決済端末装置及び電子決済システム
JP2007075521A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Glory Ltd 売上管理システムおよび売上管理方法

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