JP2007075521A - 売上管理システムおよび売上管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】第三者機関による遊技店の売上管理を適正に行いつつ、回収機材の流動性を向上させることを課題とする。
【解決手段】発行依頼元端末10は、プリペイドカード管理T/C30で記憶管理される売上情報を削除するための削除要求用パスワードの発行依頼を中央管理装置20に行い、中央管理装置20は、発行依頼元端末10から削除要求用パスワードの発行依頼を受け付けた場合に、該発行依頼を行う依頼元が所定の条件(例えば、削除権限保有要件や売上情報登録要件など)を満たすならば、削除要求用パスワードを発行依頼元端末10に発行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、遊技店の売上情報を記憶管理する管理装置と、管理装置によって記憶管理される売上情報を統括管理する中央管理装置とからなる売上管理システムおよび売上管理方法に関する。
従来より、パチンコ遊技やスロット遊技などの遊技を提供する遊技システムにおいては、遊技者は、パチンコ台やスロット台などの遊技機ごとに配設されたパチンコ玉貸出機やメダル貸出機などの遊技媒体貸出機からパチンコ玉やメダルなどの遊技媒体を借り、この遊技媒体を遊技機に投出して遊技をおこなっていた。
かかる遊技システムの遊技媒体貸出システムとしては、投入された貨幣の価値に基づいて遊技媒体を貸し出すものが一般的であったが、最近では、投入されたカードの価値(例えば、貨幣の金額または金額に相当する価値を示す価値データ)に基づいて遊技媒体を貸し出すものも登場している(例えば、特許文献1参照。)。
この遊技媒体貸出システムを導入する遊技店では、カード管理会社、いわゆる第三者機関からリースされた管理装置(すなわち、ターミナルコントローラ(T/C)や集計用コンピュータなどの装置)で、カード発行機によるカードの売上情報とカード処理ユニットによるカードの利用情報を収集することによって売上情報を管理している。
そして、この管理装置で管理される売上情報は、遊技店の閉店後に第三者機関に送信され、この売上情報を受信した第三者機関では、かかる売上情報を遊技店ごとに統括管理している。
ここで、かかる第三者機関では、管理装置のメンテナンス業を行う代理業者並びに遊技店の管理者に売上情報の削除権限を付与しないというリース形態と、売上情報の削除権限を付与するというリース形態との相反する2つのリース形態のいずれかを選択し、該選択したリース形態で管理装置を遊技店に提供している。
特開2003−10525号公報
しかしながら、上記した従来技術では、代理業者および遊技店の管理者に売上情報の削除権限を付与しなければ、メンテナンスや解約に伴って回収される回収機材の流動性を著しく損なうという問題が生じることとなり、また、代理業者および遊技店の管理者に売上情報の削除権限を付与すれば、第三者機関による遊技店の売上管理を適正に行うことができないという問題が生じる。
例えば、前者の場合であれば、代理業者は、遊技店に設置された管理装置をメンテナンスや解約などで回収した際に、第三者機関まで、あるいは第三者機関が直接管理する製造メーカまで管理装置を送り届けて、内部データ(売上情報)の削除を依頼しなければならない。つまり、代理業者では、データの初期化を行うことができないので、新たな需要者(遊技店)に回収機を供給することができず、予め余分なシステム機材を準備して提供する必要があり、回収機材の流動性を著しく損なう。さらに、システム機材を予め多数準備する必要があるので、膨大な設備投資費用も必要となる。
一方、後者の場合であれば、固定パスワードによる照合など簡易な認証処理を行い、売上情報の削除を許可するので、遊技店側による脱法行為を目的とする不正行為(例えば、脱税を目的とするデータ改竄など)を看過することとなり、第三者機関による遊技店の売上管理を適正に行うことができない。さらに、かかる認証処理に用いられるパスワードが遊技店外に漏洩した場合には、外部の第三者によって売上情報が改竄されてしまうおそれもある。
そこで、本発明は、上述した従来技術による課題(問題点)を解消するためになされたものであり、第三者機関による遊技店の売上管理を適正に行いつつ、回収機材の流動性を向上させることができる売上管理システムおよび売上管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1の発明に係る売上管理システムは、遊技店の売上情報を記憶管理する管理装置と、前記管理装置によって記憶管理される売上情報を統括管理する中央管理装置とからなる売上管理システムであって、前記管理装置で記憶管理される売上情報を削除するための削除要求用の認証情報の発行依頼を行う発行依頼手段と、前記発行依頼手段から削除要求用の認証情報の発行依頼を受け付けた場合に、該発行依頼を行う依頼元が所定の条件を満たすならば、前記削除要求用の認証情報を発行する発行処理手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明に係る売上管理システムは、上記の発明において、前記削除要求の対象となる売上情報が前記中央管理装置に登録されているか否かを判定する登録可否判定手段を、さらに備え、前記発行処理手段は、前記登録可否判定手段によって削除要求の対象となる売上情報が前記中央管理装置に登録されていると判定された場合に、前記削除要求用の認証情報を発行することを特徴とする。
また、請求項3の発明に係る売上管理システムは、上記の発明において、前記発行処理手段は、前記登録可否判定手段によって削除要求の対象となる売上情報が前記中央管理装置に登録されていないと判定された場合であっても、前記発行依頼手段から、前記発行依頼とともに削除要求の対象となる売上情報を受け付けたならば、前記削除要求用の認証情報を発行することを特徴とする。
また、請求項4の発明に係る売上管理システムは、上記の発明において、前記発行処理手段は、前記削除要求用の認証情報の発行依頼を行う依頼元の削除権限のレベルに応じて、前記削除要求の対象となる売上情報の登録または通知のいずれを条件とするかを選択することを特徴とする。
また、請求項5の発明に係る売上管理システムは、上記の発明において、前記売上情報の削除要求とともに入力を受け付けた削除要求用の認証情報と照合するための削除許可用の認証情報および前記削除要求用の認証情報を更新する認証情報更新手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項6の発明に係る売上管理システムは、上記の発明において、前記売上情報の削除要求とともに入力を受け付けた削除要求用の認証情報と照合するための削除許可用の認証情報を更新する第一の認証情報更新手段と、前記発行処理手段によって発行される削除要求用の認証情報を更新する第二の認証情報更新手段との双方で用いる認証情報生成ロジックを同一ロジックで構成することを特徴とする。
また、請求項7の発明に係る売上管理システムは、上記の発明において、前記発行処理手段によって削除要求用の認証情報が発行された場合に、該発行依頼を行った依頼元に係る情報を履歴として蓄積する履歴蓄積手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項8の発明に係る売上管理方法は、遊技店の売上情報を記憶管理する管理装置と、前記管理装置によって記憶管理される売上情報を統括管理する中央管理装置とからなる売上管理システムに用いられる売上管理方法であって、前記管理装置で記憶管理される売上情報を削除するための削除要求用の認証情報の発行依頼を行う発行依頼工程と、前記発行依頼工程から削除要求用の認証情報の発行依頼を受け付けた場合に、該発行依頼を行う依頼元が所定の条件を満たすならば、前記削除要求用の認証情報を発行する発行処理工程とを含んだことを特徴とする。
また、請求項9の発明に係る売上管理方法は、上記の発明において、前記削除要求の対象となる売上情報が前記中央管理装置に登録されているか否かを判定する登録可否判定工程を、さらに含み、前記発行処理工程は、前記登録可否判定工程によって削除要求の対象となる売上情報が前記中央管理装置に登録されていると判定された場合に、前記削除要求用の認証情報を発行することを特徴とする。
本発明によれば、管理装置で記憶管理される売上情報を削除するための削除要求用の認証情報の発行依頼を行い、削除要求用の認証情報の発行依頼を受け付けた場合に、該発行依頼を行う依頼元が所定の条件を満たすならば、削除要求用の認証情報を発行することとしたので、メンテナンスや解約に伴って回収された回収機の削除依頼行為(第三者機関への管理装置の返却)を不要化することでき、第三者機関による遊技店の売上管理を適正に行いつつ、回収機材の流動性を向上させることが可能な売上管理システムおよび売上管理方法が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、削除要求の対象となる売上情報が中央管理装置に登録されているか否かを判定し、削除要求の対象となる売上情報が中央管理装置に登録されていると判定した場合に、削除要求用の認証情報を発行することとしたので、遊技店の売上情報の削除前登録を担保することができ、売上情報の原本性を完全に保障することが可能な売上管理システムおよび売上管理方法が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、削除要求の対象となる売上情報が中央管理装置に登録されていないと判定された場合であっても、発行依頼とともに削除要求の対象となる売上情報を受け付けたならば、削除要求用の認証情報を発行することとしたので、削除要求の対象となる売上情報の登録を担保しつつ、削除要求用の認証情報を迅速に発行することが可能な売上管理システムが得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、削除要求用の認証情報の発行依頼を行う依頼元の削除権限のレベルに応じて、削除要求の対象となる売上情報の登録または通知のいずれを条件とするかを選択することとしたので、発行依頼元の特性に応じて柔軟な削除権限を付与することが可能な売上管理システムが得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、売上情報の削除要求とともに入力を受け付けた削除要求用の認証情報と照合するための削除許可用の認証情報および削除要求用の認証情報を更新することとしたので、削除要求用の認証情報の漏洩措置および継続使用防止措置をとることができ、売上情報の改竄などの不正行為を効果的に防止することが可能な売上管理システムが得られるという効果が得られる。
また、本発明によれば、売上情報の削除要求とともに入力を受け付けた削除要求用の認証情報と照合するための削除許可用の認証情報を更新する認証情報生成ロジックと、削除要求用の認証情報を更新する認証情報生成ロジックとを同一ロジックで構成することで、削除要求用の認証情報の発行元と、管理装置(プリペイドカード管理T/C30)との通信が途絶している場合でも、削除要求用の認証情報の漏洩措置および継続使用防止措置をとることができ、売上情報の改竄などの不正行為を効果的に防止することが可能な売上管理システムが得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、削除要求用の認証情報が発行された場合に、該発行依頼を行った依頼元に係る情報を履歴として蓄積することとしたので、売上情報の改竄などの不正行為が行われた場合でも、不正行為が行われた原因および不正者を容易に特定することが可能な売上管理システムが得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る売上管理システム(売上管理方法)の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係る売上管理システムを実施例1として説明した後に、本発明に含まれる他の実施例を実施例2として説明する。
以下の実施例1では、実施例1に係る売上管理システムの概要および特徴、システムを構成する各装置(発行依頼元端末、中央管理装置、プリペイドカード管理T/C)の構成および処理の流れを順に説明する。
[概要および特徴(実施例1)]
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係る売上管理システムの概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る売上管理システムの概要および特徴を説明するための概念図である。同図に示すように、実施例1に係る売上管理システム1は、遊技店の売上情報が記憶管理されたプリペイドカード管理T/C30から収集した各遊技店の売上情報を統括管理するものである。
ここで、実施例1に係る売上管理システム1では、発行依頼元端末10がプリペイドカード管理T/C30で記憶管理される売上情報を削除するための削除要求用パスワードの発行を依頼し、中央管理装置20が発行依頼元端末10から削除要求用パスワードの発行依頼を受け付けた場合に、該発行依頼を行う依頼元、すなわち代理業者または遊技店の管理者が所定の条件を満たすならば、削除要求用パスワードを発行する点に主たる特徴があり、かかる一連の処理によって、第三者機関による遊技店の売上管理を適正に行いつつ、回収機材の流動性を向上させることができるようにしている。
この主たる特徴を具体的に説明すると、発行依頼元端末10は、代理業者または遊技店の管理者から、削除権限保有者それぞれに予め付与された「削除権限保有者ID」およびその削除権限保有者の本人認証を行うための「パスワード」を受け付けるとともに、削除要求の対象となる売上情報を特定するための情報、すなわち削除要求の対象となる店舗や期間を受け付け、受け付けたこれらの情報を含む削除要求用パスワードの発行依頼を中央管理装置20に行う。
一方、中央管理装置20は、発行依頼元端末10から削除要求用パスワードの発行依頼を受け付けた場合に、この発行依頼に含まれる「削除権限保有者ID」と「パスワード」が正当なものであるか否かを照合する削除権限可否判定を行い、削除権限を有する者からの発行依頼であることを確認したならば、削除要求の対象となる売上情報が中央管理装置20に登録されているか否かを判定する登録可否判定をさらに行う。
そして、中央管理装置20は、削除要求用パスワードの発行依頼を行う依頼元がこれらの条件(すなわち、削除権限を有すること、並びに削除要求の対象となる売上情報を登録していること)を満たすならば、削除要求用パスワードを発行依頼元端末10に発行する。その後、プリペイドカード管理T/C30は、売上情報の削除要求とともに、削除権限保有者(代理業者や遊技店の管理者)から削除要求用パスワードが入力されたならば、「削除要求用パスワード」と「削除許可用パスワード」の照合を行い、両者が一致すれば、売上情報の削除を許容する。
このように、発行依頼元が発行元にアクセスすることで始めて削除要求用パスワードの発行を受けることができるように構成したのは、売上情報の削除行為に第三者機関へのアクセスを必須とするためであり、このようにシステムを構成することで、売上情報の改竄行為を抑制することができる。また、万一、売上情報の改竄行為が行われた場合であってもアクセスログから不正者を容易に特定することができる。
さらに、外部の第三者に秘匿された第三者機関から削除要求用パスワードを発行し、併せて削除権限を有する者にしか削除要求用パスワードを発行しないよう構成したので、外部の第三者による売上情報の改竄行為を効果的に防止することができる。
加えて、削除要求の対象となる売上情報が第三者機関に登録されている場合のみ、削除要求用パスワードを発行するよう構成したので、遊技店の売上情報の削除前登録を担保することができ、売上情報の原本性を完全に保障することができる。
また、代理業者は、メンテナンスや解約に伴って回収した回収機(プリペイドカード管理T/C)に記憶された売上情報の削除を第三者機関を介して行う必要がなくなり、また、遊技店の管理者は、管理装置(プリペイドカード管理T/C)が貯玉システムなどの他のシステムと協働している場合にプリペイドカードシステムを解約しても、管理装置に記憶された売上情報の削除を第三者機関に依頼する必要がなくなる。
したがって、実施例1に係る売上管理システム1によれば、遊技店の売上情報の改竄行為を抑制するとともに、メンテナンスや解約に伴って回収された回収機の削除依頼行為(第三者機関への管理装置の返却)を不要化することでき、第三者機関による遊技店の売上管理を適正に行いつつ、回収機材の流動性を向上させることが可能になる。
[売上管理システムの構成]
続いて、実施例1に係る売上管理システムの各装置(発行依頼元端末、中央管理装置、プリペイドカード管理T/C)の構成を説明する。図2は、実施例1に係る売上管理システムのシステム構成を示すシステム構成図である。同図に示すように、この売上管理システム1は、削除要求用パスワードの発行依頼を行う発行依頼元端末10と、遊技店の売上情報を記憶管理するプリペイドカード管理T/C30と、複数のプリペイドカード管理T/C30から収集した各遊技店の売上情報を統括管理する中央管理装置とを備え、このうち、発行依頼元端末10と中央管理装置20が公衆回線網3を介して相互に通信可能に接続されて構成される。
[発行依頼元端末の構成]
このうち、発行依頼元端末10の構成を最初に説明する。この発行依頼元端末10は、パーソナルコンピュータ(PC)などの情報処理装置であり、図2に示すように、入力部11と、出力部12と、ドライブ13と、通信制御IF部14と、制御部15とを備える。
入力部11は、各種の情報を入力するキーボード、マウスおよびトラックボールなどの指示入力手段であり、例えば、削除権限保有者それぞれに付与された「削除権限保有者ID」や、その削除権限保有者の本人認証を行うための「パスワード」、削除要求の対象となる売上情報を特定するための情報、すなわち削除要求の対象となる「店舗」や「期間」などの入力を受け付ける。また、出力部12は、各種の情報を出力するモニタなどの出力表示手段であり、例えば、中央管理装置20から削除要求用パスワードが発行された場合に、その削除要求用パスワードを画面表示する。
ドライブ13は、記録媒体に記録された情報を読み取る情報読取装置であり、例えば、CD−ROM5に記録された情報を読み取り、該読み取った情報を発行依頼部15aに出力する。なお、本実施例1では、このCD−ROM5には、削除要求の対象となる売上情報が記録されていることとする。また、通信制御IF部14は、各種装置(例えば、中央管理装置20)との間で各種通信の制御を行う処理部である。
制御部15は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、発行依頼部15aを備える。
この発行依頼部15aは、中央管理装置20に対して、プリペイドカード管理T/C30で記憶管理される売上情報を削除するための削除要求用パスワードの発行依頼を行う処理部である。具体的には、入力部11で受け付けた削除権限保有者ID「mnD654」、ログインパスワード「****」、削除要求の対象となる店舗「遊技店A」や期間「全データ」並びにドライブ13で読み取られた削除要求の対象となる売上情報(図6参照)を含む「削除要求用パスワード」の発行依頼を中央管理装置20に行う。
なお、以下では、代理業者「佐藤」が4月1日付けでリース契約(例えば、2003/3/1から2005/3/31までのリース契約)が解約されたプリペイドカード管理T/C30のデータ初期化を目的として削除要求用パスワードの発行依頼を行う例を例示しながら説明する。
[中央管理装置の構成]
次に、中央管理措置の構成を説明する。図2に示すように、この中央管理装置20は、入力部21と、出力部22と、通信制御IF部23と、店舗売上管理DB24と、削除権限管理DB25と、発行履歴DB26とを備える。
このうち、入力部21は、各種の情報を入力するキーボード、マウスおよびトラックボールなどの指示入力手段であり、例えば、店舗売上管理DB24、削除権限管理DB25および発行履歴DB26に記憶された情報の閲覧要求や編集要求の入力を受け付ける。
出力部22は、各種の情報を出力するモニタなどの出力表示手段であり、例えば、店舗売上管理DB24、削除権限管理DB25および発行履歴DB26に記憶された情報を入力部21からの入力に応じて画面表示する。また、通信制御IF部23は、各種装置(例えば、発行依頼元端末10)との間で各種通信の制御を行う処理部である。
店舗売上管理DB24は、複数の遊技店の売上情報を記憶するデータベースであり、具体的には、遊技店ごとに、日計の売上情報、すなわちカード発行額、カード更新額、カード利用額(本日発行分)、カード利用額(更新分)、カード精算額、未使用残高(本日発行)、未使用残高(総額)および本日失効額などを対応付けて記憶している。
例えば、図3−1の如く遊技店Aの例で言えば、日付「2003/3/1」に、カード発行額「19,863,000円」、カード更新額「0円」、カード利用額(本日発行分)「17,352,000円」、カード利用額(更新分)「0円」、カード精算額「2,309,000円」、未使用残高(本日発行)「202,000円」、未使用残高(総額)「162,000円」および本日失効額「40,000円」を、・・・、「2005/3/30」に、カード発行額「35,269,000円」、カード更新額「0円」、カード利用額(本日発行分)「33,584,000円」、カード利用額(更新分)「0円」、カード精算額「1,685,000円」、未使用残高(本日発行)「0円」、未使用残高(総額)「0円」および本日失効額「0円」を対応付けて記憶している。
削除権限管理DB25は、削除権限保有者の削除権限を記憶管理するデータベースであり、削除権限保有者ごとに、削除権限を対応付けて記憶している。例えば、図4に示すように、削除権限保有者「鈴木」に、削除権限保有者ID「xyz123」、権限レベル「2」、権限範囲「遊技店A〜C」を、削除権限保有者「佐藤」に、削除権限保有者ID「mnD654」、権限レベル「2」、権限範囲「遊技店A〜D」を、削除権限保有者「田中」に、削除権限保有者ID「3p1tr2」、権限レベル「1」、権限範囲「遊技店A」を対応付けて記憶している。なお、この権限レベルは、第三者機関からの信頼度をもとに設定されるものであり、高い信頼関係が構築されている代理業者には、遊技店の管理者の権限レベル(例えば、「1」)よりも高い権限レベル(例えば、「2」)が設定されることとなる。
発行履歴DB26は、発行処理部27dによって削除要求用パスワードが発行された場合に、該発行依頼を行った依頼元に係る情報を履歴として蓄積するデータベースであり、具体的には、削除権限保有者IDに、発行日時、削除要求の対象となる売上情報などの備考を対応付けて記憶している。例えば、図5−1に示すように、削除権限保有者ID「xyz123」に、発行日時「2005/3/15 21:00」、備考「遊技店C(3/14のデータ)」を対応付けて記憶している。
制御部27は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、登録処理部27aと、削除権限可否判定部27bと、登録可否判定部27cと、発行処理部27dと、認証情報更新部27eとを備える。
このうち、登録処理部27aは、遊技店の売上情報を店舗売上管理DB24に登録する処理部である。具体的には、プリペイドカード管理T/C30から受け付けた遊技店の売上情報や、発行依頼部15aから削除要求用パスワードの発行依頼とともに受け付けた売上情報を店舗売上管理DB24に登録する。
削除権限可否判定部27bは、発行依頼部15aから削除要求用パスワードの発行依頼とともに受け付けた「削除権限保有者ID」および「パスワード」をもとに、当該発行依頼が削除権限を有する者から行われたものであるか否かを判定する処理部である。
より詳細には、発行依頼部15aから削除要求用パスワードの発行依頼とともに受け付けた「削除権限保有者ID」が削除権限管理DB25に登録されているか否かを照査し、該当する削除権限保有者IDが存在する場合には、当該中央管理装置20へのログインパスワードを照合する。さらに、パスワードが一致した場合には、削除要求の対象となる店舗が権限範囲であるか否かを判定し、さらに、当該削除権限保有者IDに対応する「権限レベル」を特定する。なお、当然のことながら、削除権限保有者ID、ログインパスワードまたは権限範囲のうちいずれか一つでも不当なものがあれば、当該発行依頼は棄却されることとなる。
例えば、発行依頼部15aから遊技店Aに対する削除要求用パスワードの発行依頼を受け付けた場合には、発行依頼とともに受け付けた削除権限保有者ID「mnD654」が削除権限管理DB25に登録されているのを確認し、当該中央管理装置20へのパスワード「****」が正当なものであることを確認した後に、削除要求の対象となる店舗「遊技店A」が権限範囲「遊技店A〜C」内であることを確認し、さらに、当該削除権限保有者IDに対応する権限レベル「2」を特定する。
登録可否判定部27cは、発行依頼部15aから削除要求用パスワードの発行依頼とともに受け付けた削除要求の対象となる売上情報が店舗売上管理DB24に登録されているか否かを判定する処理部である。具体的には、発行依頼部15aから発行依頼とともに受け付けた削除要求の対象となる期間について売上情報が店舗売上管理DB24に登録されているか否かを判定する。
例えば、上記した例を踏襲して説明すると、削除要求の対象となる期間は「全ての期間」であることから、店舗売上管理DB24を参照して、契約期間(例えば、2003/3/1〜2005/3/31)内すべての売上情報が登録されているかを照査し、図3−1のように、2005/3/31の売上情報が欠落している場合には、削除要求の対象となる売上情報が登録されていないと判定し、図3−2に示すように、すべての売上情報が登録されている場合には、削除要求の対象となる売上情報が登録されていると判定する。
発行処理部27dは、発行依頼部15aから削除要求用パスワードの発行依頼を受け付けた場合に、該発行依頼を行う依頼元が所定の条件を満たすならば、削除要求用パスワードを発行する処理部である。具体的には、削除権限可否判定部27bによって発行依頼元に削除権限があると判定され、かつ登録可否判定部27cによって削除要求の対象となる売上情報が店舗売上管理DB24に登録されていると判定された場合に、削除要求用パスワードを発行依頼元端末10に発行する。
より詳細には、削除権限可否判定部27bによって削除権限保有者ID「mnD654」が削除権限管理DB25に登録されているのを確認し、当該中央管理装置20へのパスワード「****」が正当なものであることを確認した後に、削除要求の対象となる店舗「遊技店A」が権限範囲「遊技店A〜C」内であることを確認され、なおかつ登録可否判定部27cによって契約期間(例えば、2003/3/1〜2005/3/31)内すべての売上情報が店舗売上管理DB24に登録されていると確認されたならば、削除要求用パスワード「Gl012ry」を発行依頼部15aに発行する。
また、発行処理部27dは、登録可否判定部27cによって削除要求の対象となる売上情報が店舗売上管理DB24に登録されていないと判定された場合であっても、発行依頼部15aから、発行依頼とともに削除要求の対象となる売上情報を受け付けたならば、削除要求用パスワードを発行する。
より詳細には、登録可否判定部27cによって契約期間(例えば、2003/3/1〜2005/3/31)内すべての売上情報が店舗売上管理DB24に登録されていると確認されなくとも、発行依頼元が「代理業者」、すなわち削除権限の権限レベルが「2」であり、発行依頼部15aから削除要求用パスワードの発行依頼とともに受け付けた売上情報が欠落部分すべての売上情報(本例では、2005/3/31の売上情報)を補完可能である旨が確認されたならば、欠落部分すべての売上情報の登録を登録処理部27aに指示し、登録処理部27aから登録完了通知を受け付けた後に、削除要求用パスワード「Gl012ry」を発行する。なお、発行依頼元が「遊技店の管理者」、すなわち削除権限の権限レベルが「1」である場合には、プリペイドカード管理T/C30経由での売上情報登録後に、再発行依頼を行うように要請する。
このように、削除要求の対象となる売上情報が中央管理装置に登録されていないと判定された場合であっても、発行依頼とともに削除要求の対象となる売上情報を受け付けたならば、削除要求用の認証情報を発行することで、削除要求の対象となる売上情報の登録を担保しつつ、削除要求用の認証情報を迅速に発行することが可能になる。
さらに、削除要求用の認証情報の発行依頼を行う依頼元の削除権限のレベルに応じて、削除要求の対象となる売上情報の登録または通知のいずれを条件とするかを選択することで、発行依頼元の特性に応じて柔軟な削除権限を付与することが可能になる。
また、発行処理部27dは、削除要求用パスワードを発行した場合に、該発行依頼を行った依頼元に係る情報を発行履歴DB26に登録する。具体的には、発行依頼部15aに削除要求用パスワード「Gl012ry」を発行した後に、削除権限保有者ID「mnD654」、発行日時「2005/4/1 14:00」および削除要求の対象となる売上情報などの備考「遊技店A(全データ)」を発行履歴DB26に登録する(図3−1および図3−2参照)。
このように、削除要求用の認証情報を発行した場合に、該発行依頼を行った依頼元に係る情報を履歴として蓄積することで、売上情報の改竄などの不正行為が行われた場合でも、不正行為が行われた原因および不正者を容易に特定することが可能になる。
認証情報更新部27eは、発行処理部27dによって発行される削除要求用パスワードを更新する処理部である。具体的には、パスワードの更新タイミングを日付変更時間「午前0:00」とし、当該日付を因数としたパスワード生成ロジックで削除要求用パスワードを更新する。なお、本実施例1では、この認証情報更新部27eで用いられるパスワード生成ロジックは、認証情報更新部35bと同一ロジックで構成されることとする。
また、削除要求用パスワードをより動的な認証情報とし、パスワード漏洩時のセキュリティをより向上させるために、発行処理部27dによって削除要求用パスワードが発行された場合にも、当該日付に所定の係数を加算したものを因数として削除要求用パスワードを随時更新するようにしても良い。
[プリペイドカード管理T/Cの構成]
次に、プリペイドカード管理T/Cの構成を説明する。図2に示すように、プリペイドカード管理T/C30は、入力部31と、出力部32と、通信制御IF部33と、売上管理DB34と、制御部35とを備える。
このうち、入力部31は、各種の情報を入力するキーボード、マウスおよびトラックボールなどの指示入力手段であり、例えば、売上管理DB34の閲覧要求や削除要求(編集要求)の入力を受け付ける。出力部32は、各種の情報を出力するモニタなどの出力表示手段であり、例えば、売上管理DB34に記憶された情報を入力部21からの入力に応じて画面表示する。また、通信制御IF部33は、各種装置(例えば、会員管理T/C40)との間で各種通信の制御を行う処理部である。
売上管理DB34は、当該遊技店の売上情報を記憶管理するデータベースであり、具体的には、日付ごとに、日計の売上情報を対応付けて記憶している。例えば、図6に示すように、日付「2003/3/1」に、カード発行額「19,863,000円」、カード更新額「0円」、カード利用額(本日発行分)「17,352,000円」、カード利用額(更新分)「0円」、カード精算額「2,309,000円」、未使用残高(本日発行)「202,000円」、未使用残高(総額)「162,000円」および本日失効額「40,000円」を、・・・、「2005/3/31」に、カード発行額「17,568,000円」、カード更新額「0円」、カード利用額(本日発行分)「17,229,000円」、カード利用額(更新分)「0円」、カード精算額「339,000円」、未使用残高(本日発行)「0円」、未使用残高(総額)「0円」および本日失効額「0円」を対応付けて記憶している。なお、売上管理DB34は、プリペイドカードの識別情報ごとに残金額を対応付けて記憶するレコードも有する(図示せず)。
制御部35は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に関連するものとしては、削除用認証情報照合部35aと、認証情報更新部35bとを備える。
このうち、削除用認証情報照合部35aは、削除要求用パスワードと削除許可用パスワードの照合を行う処理部である。具体的には、売上管理DB34を閲覧中に売上情報の削除要求(編集要求)とともに、削除権限保有者(代理業者や遊技店の管理者)から削除要求用パスワードが入力されたならば、削除要求用パスワード「Gl012ry」が削除許可用パスワードと一致することが確認された後に、当該削除要求を受け付けた売上情報の削除を許容する。
認証情報更新部35bは、売上情報の削除要求とともに入力を受け付けた削除要求用パスワードと照合するための削除許可用パスワードを更新する処理部である。具体的には、パスワードの更新タイミングを日付変更時間「午前0:00」とし、当該日付を因数としたパスワード生成ロジックで削除要求用パスワードを更新する。なお、本実施例1では、この認証情報更新部35bで用いられるパスワード生成ロジックは、認証情報更新部27eと同一ロジックで構成されることとする。
また、認証情報更新部35bは、発行処理部27dによって削除要求用パスワードが発行され、認証情報更新部27eによって削除要求用パスワードが新たなパスワードに更新された際に、削除許可用パスワードについても新たなパスワードに更新するために、削除用認証情報照合部35aによって売上情報の削除が許容された時点で、当該日付に所定の係数を加算したものを因数として削除許可用パスワードを更新する。
このように、売上情報の削除要求とともに入力を受け付けた削除要求用の認証情報と照合するための削除許可用の認証情報を更新する認証情報生成ロジックと、削除要求用の認証情報を更新する認証情報生成ロジックとを同一ロジックで構成することで、削除要求用の認証情報の発行元と、管理装置(プリペイドカード管理T/C30)との通信が途絶している場合でも、削除用認証情報(削除要求用パスワードおよび削除許可用パスワード)を動的に更新することができるようにしている。このため、削除要求用の認証情報の漏洩措置および継続使用防止措置をとることができ、売上情報の改竄などの不正行為を効果的に防止することが可能になる。
[各種処理の手順]
次に、実施例1に係る売上管理システムの各種処理の手順を説明する。なお、ここでは、削除要求用パスワードの発行依頼を行う(1)発行依頼処理を説明し、削除要求用パスワードを発行する(2)発行処理を説明した後に、削除用認証情報を照合する(3)削除用認証情報照合処理を説明する。
(1)発行依頼処理
図7は、実施例1に係る発行依頼処理の手順を示すフローチャートである。この発行依頼処理は、入力部11を介して削除要求用パスワードの発行要求を受け付けた場合に開始されることとなる。
同図に示すように、発行依頼元端末10は、入力部11を介して削除権限保有者ID「mnD654」、ログインパスワード「****」並びに削除要求の対象となる店舗「遊技店A」や期間「全データ」を受け付け(ステップS701肯定)、ドライブ13によってCD−ROM5から読み取られた削除要求の対象となる売上情報(図6参照)が入力されたならば(ステップS702肯定)、これらの情報を含む「削除要求用パスワード」の発行依頼を中央管理装置20に行う(ステップS703)。
(2)発行処理
図8は、実施例1に係る発行処理の手順を示すフローチャートである。この発行処理は、発行依頼部15aから削除要求用パスワードの発行依頼を受け付けた場合に開始されることとなる。
同図に示すように、削除権限可否判定部27bは、発行依頼部15aから削除要求用パスワードの発行依頼を受け付けたならば(ステップS801肯定)、この発行依頼とともに受け付けた「削除権限保有者ID」および「パスワード」をもとに、当該発行依頼が削除権限を有する者から行われたものであるか否かを判定する(ステップS802)。
具体的には、削除権限保有者IDが削除権限管理DB25に登録されているのを確認し、当該中央管理装置20へのパスワードが正当なものであることを確認し、削除要求の対象となる店舗が権限範囲内であることを確認する。
そして、削除権限可否判定部27bによって削除権限を有する者からの発行依頼ではないと判定された場合(ステップS802否定)には、発行処理部27dは、削除権限保有者ID、ログインパスワードまたは権限範囲のうちいずれか一つ或いは複数の瑕疵があることから削除要求用パスワードの発行が不可能である旨を発行依頼部15aに返信し(ステップS803)、この返信を受信した発行依頼元端末10では、削除要求用パスワードの発行が不可能である旨を出力部12に表示する。
一方、削除権限可否判定部27bによって削除権限を有する者からの発行依頼であると判定された場合(ステップS802肯定)には、登録可否判定部27cは、発行依頼部15aから削除要求用パスワードの発行依頼とともに受け付けた削除要求の対象となる売上情報が店舗売上管理DB24に登録されているか否かを判定する(ステップS804)。
ここで、発行処理部27dは、削除権限可否判定部27bによって発行依頼元に削除権限があると判定され、かつ登録可否判定部27cによって削除要求の対象となる売上情報が店舗売上管理DB24に登録されていると判定された場合(ステップS802肯定かつステップS804肯定)には、削除要求用パスワードを発行依頼元端末10に発行する(ステップS805)。
また、発行処理部27dは、登録可否判定部27cによって削除要求の対象となる期間についてすべての売上情報が店舗売上管理DB24に登録されていると確認されなくとも、発行依頼元の削除権限の権限レベルが「2」であり、発行依頼部15aから削除要求用パスワードの発行依頼とともに受け付けた売上情報が欠落部分すべての売上情報を補完可能である旨が確認されたならば(ステップS804否定かつステップS806肯定)、欠落部分すべての売上情報の登録を登録処理部27aに指示し、登録処理部27aから登録完了通知を受け付けた後に(ステップS807)、削除要求用パスワードを発行する(ステップS805)。なお、発行依頼元の削除権限の権限レベルが「1」である場合(ステップS804否定かつステップS806否定)には、プリペイドカード管理T/C30経由での売上情報登録後に、再発行依頼を行うように発行依頼元端末10に要請する(ステップS803)。
最後に、発行処理部27dは、削除要求用パスワードを発行した後(ステップS805終了後)に、該発行依頼を行った依頼元に係る情報を発行履歴DB26に登録し(ステップS808)、処理を終了する。
(3)削除用認証情報照合処理
図9は、本実施例1に係る削除用認証情報照合処理の手順を示すフローチャートである。この削除用認証情報照合処理は、売上管理DB34によって記憶された売上情報の削除要求(編集要求)を入力部31を介して受け付けた場合に開始されることとなる。
同図に示すように、売上管理DB34を閲覧中に売上情報の削除要求(編集要求)を受け付けた場合(ステップS901肯定)に、削除要求用パスワードが入力されなければ(ステップS902否定)、売上情報は削除禁止である旨を出力部32に表示し(ステップS903)、処理を終了する。
また、売上管理DB34を閲覧中に売上情報の削除要求(編集要求)を受け付けた場合(ステップS901肯定)に、削除要求用パスワードが入力されたならば(ステップS902肯定)、削除用認証情報照合部35aは、削除要求用パスワードと削除許可用パスワードの照合を行う(ステップS904)。
ここで、削除用認証情報照合部35aは、削除要求用パスワードが削除許可用パスワードと一致すると判定した場合(ステップS904肯定)には、当該削除要求を受け付けた売上情報を削除し(ステップS905)、処理を終了する。
一方、削除用認証情報照合部35aは、削除要求用パスワードが削除許可用パスワードと一致しないと判定した場合(ステップS904否定)には、売上情報は削除禁止である旨を出力部32に表示し(ステップS903)、処理を終了する。
上述してきたように、実施例1に係る売上管理システム1によれば、遊技店の売上情報の改竄行為を抑制するとともに、メンテナンスや解約に伴って回収された回収機の削除依頼行為(第三者機関への管理装置の返却)を不要化することでき、第三者機関による遊技店の売上管理を適正に行いつつ、回収機材の流動性を向上させることが可能になる。
また、実施例1に係る売上管理システム1によれば、削除要求の対象となる売上情報が第三者機関に登録されている場合のみ、削除要求用パスワードを発行するよう構成したので、遊技店の売上情報の削除前登録を担保することができ、売上情報の原本性を完全に保障することが可能になる。
さらに、実施例1に係る売上情報管理システム1によれば、削除要求の対象となる売上情報が中央管理装置に登録されていないと判定された場合であっても、発行依頼とともに削除要求の対象となる売上情報を受け付けたならば、削除要求用パスワードを発行するように構成したので、削除要求の対象となる売上情報の登録を担保しつつ、削除要求用の認証情報を迅速に発行することが可能になる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
例えば、実施例1では、中央管理装置20とプリペイドカード管理T/C30が通信接続されていない実施例について説明したが、両者の通信が確立されていれば、認証情報更新部27eおよび35bの2つの認証情報更新部を設けることなく、中央管理装置20やその他の外部装置に削除要求用パスワードおよび削除許可用パスワードの両方を更新する認証情報更新部を少なくとも一つ設ければ、実施例1と同様に、削除用認証情報(削除要求用パスワードおよび削除許可用パスワード)を動的に更新することができる。
また、削除権限のレベルに応じて削除可能なデータ領域を設定するようにしても良い、すなわち、売上情報以外の情報(例えば、遊技客(会員)の貯玉残高/貯メダル残高などの会員情報)のデータ削除には、固定のパスワード、遊技店の売上情報のデータ削除には、中央管理装置20から発行される削除要求用パスワードで削除許可判定をおこなうようにしても良い。
なお、実施例1では、発行依頼元端末10にパーソナルコンピュータ(PC)を適用する実施例について説明したが本発明はこれに限定されるものではなく、他の情報処理装置、例えばPDA(携帯情報端末)、PHSや携帯電話機などの装置であっても良い。
また、実施例1では、削除要求用パスワードの発行依頼元に削除要求の対象となる売上情報の「期間」を指定させ、この「期間」の指定から特定された売上情報の登録可否に応じて削除要求用パスワードの発行可否を決定する実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、「期間」入力なしに他の方法を用いて全売上情報を削除するようにしても良い。
具体的に説明すると、実施例1のように、中央管理装置20およびプリペイドカード管理T/C30が削除要求用パスワードと削除許可用パスワードを同一ロジックで生成するとした時、プリペイドカード管理T/C30では、売上情報が日ごとに登録された後に、中央管理装置20から「売上登録No,××××」を受け取り、この「売上登録No,××××」を中央管理装置20およびプリペイドカード管理T/C30の双方で保存する。
そして、この「売上登録No,××××」をパスワード生成ロジックの係数として、認証情報更新部27eおよび認証情報更新部35bは、削除要求用パスワードおよび削除許可用パスワードを生成し、削除用認証情報照合部35aは、両者の照合結果に応じて全データの削除許可または削除不許可を決定するようにしても良い。
また、プリペイドカード管理T/C30では、プリペイドカードシステムの稼働日数を、中央管理装置30では、売上登録を受け付けた分の売上登録日数を管理し、これら「稼働日数」、「売上登録日数」をパスワード生成ロジックの係数として、認証情報更新部27eおよび認証情報更新部35bは、削除要求用パスワードおよび削除許可用パスワードを生成し、削除用認証情報照合部35aは、両者の照合結果に応じて全データの削除許可または削除不許可を決定するようにしても良い。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
以上のように、本発明に係る売上管理システムおよび売上管理方法は、遊技店の売上情報を記憶管理する管理装置と、管理装置によって記憶管理される売上情報を統括管理する中央管理装置とからなる売上管理システムおよび売上管理方法に有用であり、特に、第三者機関による遊技店の売上管理を適正に行いつつ、回収機材の流動性を向上させることができる売上管理システムおよび売上管理方法に適している。
実施例1に係る売上管理システムの概要および特徴を説明するための概念図である。 実施例1に係る売上管理システムのシステム構成を示すシステム構成図である。 店舗売上管理DBに記憶される情報の構成例を示す図である。 店舗売上管理DBに記憶される情報の構成例を示す図である。 削除権限管理DBに記憶される情報の構成例を示す図である。 発行履歴DBに記憶される情報の構成例を示す図である。 発行履歴DBに記憶される情報の構成例を示す図である。 売上管理DBに記憶される情報の構成例を示す図である。 実施例1に係る発行依頼処理の手順を示すフローチャートである。 実施例1に係る発行処理の手順を示すフローチャートである。 実施例1に係る削除用認証情報照合処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 売上管理システム
3 公衆回線網
10 発行依頼元端末
11 入力部
12 出力部
13 ドライブ
14 通信制御IF部
15 制御部
15a 発行依頼部
20 中央管理装置
21 入力部
22 出力部
23 通信制御IF部
24 店舗売上管理DB
25 削除権限管理DB
26 発行履歴DB
27 制御部
27a 登録処理部
27b 削除権限可否判定部
27c 登録可否判定部
27d 発行処理部
27e 認証情報更新部
30 プリペイドカード管理T/C
31 入力部
32 出力部
33 通信制御IF部
34 売上管理DB
35 制御部
35a 削除用認証情報照合部
35b 認証情報更新部

Claims (9)

  1. 遊技店の売上情報を記憶管理する管理装置と、前記管理装置によって記憶管理される売上情報を統括管理する中央管理装置とからなる売上管理システムであって、
    前記管理装置で記憶管理される売上情報を削除するための削除要求用の認証情報の発行依頼を行う発行依頼手段と、
    前記発行依頼手段から削除要求用の認証情報の発行依頼を受け付けた場合に、該発行依頼を行う依頼元が所定の条件を満たすならば、前記削除要求用の認証情報を発行する発行処理手段と
    を備えたことを特徴とする売上管理システム。
  2. 前記削除要求の対象となる売上情報が前記中央管理装置に登録されているか否かを判定する登録可否判定手段を、さらに備え、
    前記発行処理手段は、前記登録可否判定手段によって削除要求の対象となる売上情報が前記中央管理装置に登録されていると判定された場合に、前記削除要求用の認証情報を発行することを特徴とする請求項1に記載の売上管理システム。
  3. 前記発行処理手段は、前記登録可否判定手段によって削除要求の対象となる売上情報が前記中央管理装置に登録されていないと判定された場合であっても、前記発行依頼手段から、前記発行依頼とともに削除要求の対象となる売上情報を受け付けたならば、前記削除要求用の認証情報を発行することを特徴とする請求項2に記載の売上管理システム。
  4. 前記発行処理手段は、前記削除要求用の認証情報の発行依頼を行う依頼元の削除権限のレベルに応じて、前記削除要求の対象となる売上情報の登録または通知のいずれを条件とするかを選択することを特徴とする請求項1、2または3に記載の売上管理システム。
  5. 前記売上情報の削除要求とともに入力を受け付けた削除要求用の認証情報と照合するための削除許可用の認証情報および前記削除要求用の認証情報を更新する認証情報更新手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の売上管理システム。
  6. 前記売上情報の削除要求とともに入力を受け付けた削除要求用の認証情報と照合するための削除許可用の認証情報を更新する第一の認証情報更新手段と、前記発行処理手段によって発行される削除要求用の認証情報を更新する第二の認証情報更新手段との双方で用いる認証情報生成ロジックを同一ロジックで構成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の売上管理システム。
  7. 前記発行処理手段によって削除要求用の認証情報が発行された場合に、該発行依頼を行った依頼元に係る情報を履歴として蓄積する履歴蓄積手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の売上管理システム。
  8. 遊技店の売上情報を記憶管理する管理装置と、前記管理装置によって記憶管理される売上情報を統括管理する中央管理装置とからなる売上管理システムに用いられる売上管理方法であって、
    前記管理装置で記憶管理される売上情報を削除するための削除要求用の認証情報の発行依頼を行う発行依頼工程と、
    前記発行依頼工程から削除要求用の認証情報の発行依頼を受け付けた場合に、該発行依頼を行う依頼元が所定の条件を満たすならば、前記削除要求用の認証情報を発行する発行処理工程と
    を含んだことを特徴とする売上管理方法。
  9. 前記削除要求の対象となる売上情報が前記中央管理装置に登録されているか否かを判定する登録可否判定工程を、さらに含み、
    前記発行処理工程は、前記登録可否判定工程によって削除要求の対象となる売上情報が前記中央管理装置に登録されていると判定された場合に、前記削除要求用の認証情報を発行することを特徴とする請求項8に記載の売上管理方法。
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